JP2000165706A - 撮像装置、撮像制御方法および記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像制御方法および記憶媒体

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JP2000165706A
JP2000165706A JP10347973A JP34797398A JP2000165706A JP 2000165706 A JP2000165706 A JP 2000165706A JP 10347973 A JP10347973 A JP 10347973A JP 34797398 A JP34797398 A JP 34797398A JP 2000165706 A JP2000165706 A JP 2000165706A
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photographing
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Teruyuki Higashiyama
輝幸 東山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メニュー画面表示期間中にシャッターチャン
スを逃すことを回避することができる撮像装置を提供す
る。 【解決手段】 表示部54にメニュー画面が表示されて
いる状態でシャッタスイッチ62が押下されてスイッチ
62aから信号SW1が出力されると、信号SW1の発
行直前にメニュー画面に従って設定された機能の項目を
無視して撮影動作を開始するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メニュー画面上で
機能に関する項目を選択して設定することが可能な撮像
装置、それに用いられる撮像制御方法および記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像を撮像してCF(コンパクトフラッ
シュ)カードなどのメモリカードからなる記録媒体に格
納するデジタルカメラなどの撮像装置としては、メニュ
ー画面上で機能に関する項目を選択して設定することが
可能なものがある。この撮像装置は、具体的には、機能
に関する項目、例えば絞り優先AEモード、シャッター
速度優先AEモード、アニュアルホワイトバランスモー
ド、長秒時露出撮影モードなどの項目を選択して設定す
るためのメニュー画面を表示するための液晶表示パネル
と、撮像された画像を取り込む撮影動作を指示する撮影
指示を発行するシャッターボタンと、液晶表示パネルへ
のメニュー画面の表示およびその解除を選択するための
メニュー選択指示を発行するメニューボタンとを備え
る。このような撮像装置においては、メニュー画面の表
示中には、シャッターボタンの押下によって発行される
撮影指示を無視し、そしてメニュー画面の表示が解除さ
れると、シャッターボタンの押下による撮影指示を受け
付けて撮影動作を実行可能に構成されている。すなわ
ち、メニュー画面の表示中には撮影動作に入ることがで
きず、メニューボタンを操作してメニュー画面の表示を
解除すれば、撮影動作を実行可能な状態にすることがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の撮像装置では、メニュー画面の表示中には撮影動作に
入ることができないから、このメニュー画面表示期間中
にシャッターチャンスがあった場合には、このシャッタ
ーチャンスを逃すことになる。
【0004】本発明の目的は、メニュー画面表示期間中
にシャッターチャンスを逃すことを回避することができ
る撮像装置、撮像制御方法および記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
撮像手段と、機能に関する項目を選択または設定するた
めのメニュー画面を表示するための表示手段と、前記撮
像手段により撮像された画像を取り込む撮影動作を指示
する撮影指示手段と、前記表示手段への前記メニュー画
面の表示を行わせるためのメニュー表示指示手段と、前
記メニュー表示手段の指示に応じて前記メニュー画面を
前記表示手段に表示するとともに、前記機能の項目を選
択または設定するための処理を行うメニュー表示設定処
理手段と、前記撮影動作を前記設定された機能の項目に
従って実行するように制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は、前記表示手段に前記メニュー画面が表示さ
れている状態で前記撮影指示手段により撮影指示が出力
されると、前記撮影動作を開始するように制御すること
を特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記制御手段は、前記メニュー画面が
表示されている状態で前記撮影指示が出力されると、該
撮影指示の出力直前に前記メニュー画面に従って設定さ
れた機能の項目を無視して前記撮影動作を開始するよう
に制御することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記制御手段は、前記メニュー画面が
表示されている状態で前記撮影指示が出力されると、該
撮影指示の出力直前に前記メニュー画面に従って設定さ
れた機能の項目を反映して前記撮影動作を開始するよう
に制御することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の撮
像装置において、前記メニュー表示設定処理手段は、前
記メニュー画面が表示されている状態で前記メニュー画
面の表示が解除されると、前記メニュー画面に従って設
定中の機能の項目を前記撮影動作に反映させるように設
定することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1つに記載の撮像装置において、前記表示手
段は、前記撮像手段により撮像された画像を表示するこ
とが可能に構成され、前記制御手段は、前記メニュー画
面の表示が解除されているときには、前記撮像手段によ
り撮像された画像を前記表示手段に表示するように制御
することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1つに記載の撮像装置において、前記表示手
段とは別体に、前記撮像手段により撮像された画像を表
示するための画像表示手段が設けられていることを特徴
とする。
【0011】請求項7記載の発明は、撮像手段と、機能
に関する項目を選択または設定するためのメニュー画面
を表示するための表示手段と、前記撮像手段により撮像
された画像を取り込む撮影動作を指示する撮影指示手段
と、前記表示手段への前記メニュー画面の表示を行わせ
るためのメニュー表示指示手段とを備える撮像装置に用
いれる撮像制御方法であって、前記メニュー表示手段の
指示に応じて前記メニュー画面を前記表示手段に表示す
るとともに、前記メニュー画面に従って前記機能の項目
を選択または設定するための設定処理を行う工程と、前
記表示手段に前記メニュー画面が表示されている状態で
前記撮影指示手段による撮影指示が出力されたか否かを
監視する工程と、前記メニュー画面が表示されている状
態で前記撮影指示が出力されると、前記撮影動作を開始
するように制御する工程とを有することを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項7記載の撮
像制御方法において、前記メニュー画面が表示されてい
る状態で前記撮影指示が出力されると、該撮影指示の出
力直前に前記メニュー画面に従って設定された機能の項
目を無視して前記撮影動作を開始するように制御するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項7記載の撮
像制御方法において、前記メニュー画面が表示されてい
る状態で前記撮影指示が出力されると、該撮影指示の出
力直前に前記メニュー画面に従って設定された機能の項
目を反映して前記撮影動作を開始するように制御するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
撮像制御方法において、前記メニュー画面が表示されて
いる状態で前記メニュー画面の表示を解除する指示が出
力されると、前記メニュー画面に従って設定中の機能の
項目を前記撮影動作に反映させるように設定することを
特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項7ないし
10のいずれか1つに記載の撮像制御方法において、前
記表示手段は、前記撮像手段により撮像された画像を表
示することが可能に構成され、前記メニュー画面の表示
を解除する指示が出力されているときには、前記撮像手
段により撮像された画像を前記表示手段に表示するよう
に制御する工程を有することを特徴とする。
【0016】請求項12記載の発明は、請求項7ないし
10のいずれか1つに記載の撮像制御方法において、前
記表示手段とは別体の画像表示手段が設けられ、前記表
示手段に前記撮像手段により撮像された画像を表示する
ように制御する工程を有することを特徴とする。
【0017】請求項13記載の発明は、撮像手段と、機
能に関する項目を選択または設定するためのメニュー画
面を表示するための表示手段と、前記撮像手段により撮
像された画像を取り込む撮影動作を指示する撮影指示手
段と、前記表示手段への前記メニュー画面の表示を行わ
せるためのメニュー表示指示手段とを備える撮像装置を
制御するためのプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記プログラムは、前記メニュー選択指示に応じて
前記メニュー画面を前記表示手段に表示し、前記メニュ
ー画面に従って前記機能の項目を選択または設定するた
めの設定処理を行うメニュー表示設定処理モジュール
と、前記撮影動作を前記設定された機能の項目に従って
実行するように制御する制御モジュールとを有し、前記
制御モジュールは、前記表示手段に前記メニュー画面が
表示されている状態で前記撮影指示手段により撮影指示
が出力されると、前記撮影動作を開始するように制御す
ることを特徴とする。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記制御モジュールは、前記メニ
ュー画面が表示されている状態で前記撮影指示が出力さ
れると、該撮影指示の出力直前に前記メニュー画面に従
って設定された機能の項目を無視して前記撮影動作を開
始するように制御することを特徴とする。
【0019】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の記憶媒体において、前記制御モジュールは、前記メニ
ュー画面が表示されている状態で前記撮影指示が出力さ
れると、該撮影指示の出力直前に前記メニュー画面に従
って設定された機能の項目を反映して前記撮影動作を開
始するように制御することを特徴とする。
【0020】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の記憶媒体において、前記メニュー表示設定処理モジュ
ールは、前記メニュー画面が表示されている状態で前記
メニュー画面の表示を解除する指示が出力されると、前
記メニュー画面に従って設定中の機能の項目を前記撮影
動作に反映させるように設定することを特徴とする。
【0021】請求項17記載の発明は、請求項13ない
し16のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
表示手段は、前記撮像手段により撮像された画像を表示
することが可能に構成され、前記制御モジュールは、前
記メニュー画面の表示を解除する指示が出力されている
ときには、前記撮像手段により撮像された画像を前記表
示手段に表示するように制御することを特徴とする。
【0022】請求項18記載の発明は、請求項13ない
し16のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
表示手段とは別体の画像表示手段が設けられ、前記制御
モジュールは、前記撮像手段により撮像された画像を画
像表示手段に表示するように制御することを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0024】(実施の第1形態)図1は本発明の撮像装
置の実施の第1形態の構成を示すブロック図である。
【0025】撮像装置100は、図1に示すように、焦
点距離可変機構および焦点合せ機構を有する光学レンズ
10、絞り機能を有するシャッター12および撮像素子
14を備える。光学レンズ10の前面には保護手段10
2が設けられ、保護手段102は光学レンズ10の前面
を覆う位置と外部に露出させる位置とに選択的に移動可
能に構成されている。撮像素子14は、その撮像面に光
学レンズ10およびシャッター12を介して結像された
光学像を電気信号に変換して出力する。撮像素子14か
ら出力された電気信号は、A/D変換器16によりデジ
タル画像信号(以下、画像データという)に変換された
後に、画像処理回路20またはメモリ制御回路22に入
力される。画像処理回路20は、A/D変換器16から
の画像データまたはメモリ制御回路22からの画像デー
タに対して所定の画像処理例えば画素補間処理、色変換
処理を施す。また、画像処理回路20においては、A/
D変換器16からの画像データに対して所定の演算処理
を施し、この演算結果を、メモリ制御回路22を介して
システム制御回路50に転送する。この演算結果は、後
述するシステム制御回路50により実行される、TTL
(スルーザレンズ)のAF(オートフォーカス)処理、
AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処
理における制御量算出に用いられる。さらに、画像処理
回路20においては、A/D変換器16からの画像デー
タに対して所定の演算処理を施してTTL方式のAWB
(オートホワイトバランス)処理を行う。
【0026】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像
表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮
・伸長回路32を制御する。タイミング発生回路18
は、メモリ制御回路22またはシステム制御回路50か
らメモリ制御回路22を介して入力された制御信号に基
づきタイミング信号を発生する。このタイミング信号
は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器2
6に供給され、これらはこのタイミング信号に基づき動
作する。また、メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6から直接入力された画像データまたは画像処理回路2
0で画像処理後の画像データをメモリ30または画像表
示メモリ24へ書き込む処理を行うとともに、メモリ3
0または画像表示メモリ24から画像データを読み出す
処理を行う。
【0027】画像表示メモリ24には、画像表示部28
に表示するための画像データが書き込まれ、この画像表
示メモリ24から画像データを読み出し、D/A変換器
26を介して画像表示部28に転送することによって、
撮影した画像が画像表示部28に表示される。ここで、
撮像した画像データを逐次画像表示部28に表示するよ
うにすることによって、この画像表示部28により電子
ファインダ機能が実現されることになる。また、画像表
示部28の表示は、システム制御回路50からの指示に
より任意にオン/オフすることが可能であり、この表示
をオフにした場合には、撮像装置100の消費電力を大
幅に低減することができる。
【0028】メモリ30は、撮像した静止画、動画像の
画像データを格納するためのメモリであり、該メモリに
は、所定枚数の静止画、所定時間の動画像を格納可能な
十分な記憶容量を有するメモリが用いられる。このよう
にメモリ30には十分な記憶容量が設けられているか
ら、複数の静止画を連続して撮影する連写撮影やパノラ
マ撮影のなど、高速かつ大量の画像データの書込みが要
求される撮影を行うことができる。また、メモリ30は
システム制御回路50の作業領域としても使用される。
【0029】圧縮・伸長回路32は、メモリ30から画
像データを取り込んで適応離散コサイン変換(ADC
T)などの圧縮伸長方式により圧縮または伸長処理を施
し、圧縮または伸長後の画像データをメモリ30に書き
込む。
【0030】メモリ30に書き込まれた画像データ(圧
縮後の画像データ)は、各I/F(インタフェース)9
0,94およびコネクタ92,96を介して接続される
記録媒体200,210に書き込まれる。各記録媒体2
00,210は、撮像装置100側のコネクト92,9
6に接続可能なコネクタ206,216と、撮像装置1
00とのI/F(インタフェース)204,214と、
画像データを保持する半導体メモリや磁気ディスクなど
から構成される記録部202,212とを有する。各記
録媒体200,210に装着の有無は、記録媒体着脱検
知手段98により検知され、この検知信号はシステム制
御回路50に入力される。各記録媒体200,210と
しては、CFカード、PCMCIAカードなどに準拠し
たメモリカードを使用することができる。なお、各記録
媒体200,210をPCMCIAカードに準拠したメ
モリカードとする場合、撮像装置100側の各I/F9
0,94およびコネクタ92,96はPCMCIAカー
ドに対応したものとなるから、記録媒体200,210
に代えてLANカード、モデムカード、USBカード、
IEEE1394カード、P1284カード、SCSI
カード、PHS用通信カードなどの通信カードを装着す
ることにより、コンピュータ、プリンタなどの周辺機器
などの外部装置との間で画像データや画像データに付属
する管理情報のやり取りが可能になる。また、本実施の
形態では、2つの記録媒体200,210を装着可能に
構成しているが、これに限定されることはなく、1つま
たは3つ以上の記録媒体を装着可能に構成してもよい。
【0031】システム制御回路50は、メモリ52に格
納されているプログラム、定数および変数データなどに
従い撮像装置100全体を制御する。このシステム制御
回路50による制御の一つには、画像処理回路20の演
算処理の結果に基づきTTLのAF(オートフォーカ
ス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理の各処理に用いられる制御信号を生成する
ものがあり、この制御により生成された各制御信号は露
光制御手段40、測距制御手段42、フラッシュ48に
供給される。露光制御手段40は、システム制御回路5
0からの制御信号に基づきシャッター12の絞り量を調
整する。測距制御手段42は、システム制御回路50か
らの制御信号に基づき被写体像を合焦させるように光学
レンズ10の焦点合せ機構を駆動する。フラッシュ48
は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有
し、システム制御回路50からの制御信号に基づき対応
する光量のフラッシュ光を発光する。
【0032】また、システム制御回路50は、ズーム制
御手段44およびバリア制御手段46を制御する。ズー
ム制御手段44はシステム制御回路50により指示され
た焦点距離を得るように光学レンズ10の焦点距離可変
機構を駆動する。バリア制御手段46は、システム制御
回路50の指示により保護手段102を駆動する。例え
ば、保護手段102は、電源オフ時には光学レンズ10
の全面を覆う位置に移動され、埃などの付着または外部
の物体との衝突による破損から光学レンズ10を保護す
る。また、保護手段102は、電源オン時には光学レン
ズ10の前面を露出させる位置に移動される。
【0033】さらに、システム制御回路50は、設定さ
れた撮影モードなどに関する情報を表示部54に表示す
るための表示制御を行う。この表示部54は、文字、画
像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを通知
可能なように、液晶表示装置(LCD)、発音素子、発
光ダイオード(LED)などで構成されている。また、
表示部54の一部は光学ファインダ104内に組み込ま
れている。表示部54のLCDに表示される内容として
は、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー
表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残
撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表
示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マ
クロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、
電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表
示、各記録媒体200,210の着脱状態表示、通信I
/F動作表示、日付・時刻表示などがある。また、光学
ファインダ104に組み込まれている表示部54の一部
が表示する内容としては、合焦表示、手ぶれ警告表示、
フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値
表示、露出補正表示などがある。
【0034】さらに、システム制御回路50は、通信手
段110を介して外部装置との間で画像データを送受す
るための制御を行う。この通信手段110は、RS23
2C、USB、IEEE1394、P1284、SCS
I、モデム、LAN、無線通信などによる通信機能を有
し、通信手段110には外部装置を接続するためのコネ
クタ(またはアンテナ)112が接続されている。
【0035】システム制御回路50に対する動作指示の
入力には、モードダイアルスイッチ60、シャッタース
イッチ62、画像表示ON/OFFスイッチ66、クイ
ックレビューON/OFFスイッチ68、操作部70が
用いられる。モードダイアルスイッチ60は、電源オ
フ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再正・消去モード、PC接
続モードなどの各機能モードの切換、設定を行うための
スイッチである。シャッタースイッチ62は、スイッチ
62aとスイッチ62bとから構成される多段スイッチ
であり、シャッタースイッチ62を所定量分押し下げる
と、スイッチ62aがオン動作し、さらにスイッチ62
を押し下げると、スイッチ62bがオン動作する。この
スイッチ62aのオン動作により、AF処理、AE処
理、AWB処理、EF処理などの開始を指示する信号S
W1が出力される。スイッチ62bのオン動作により、
撮像素子14から読み出した信号を画像データとして記
録媒体200,210に書き込むまでの撮影動作の開始
を指示するスイッチ信号SW2が出力される。ここで、
この撮影動作では、具体的には、撮像素子14から読み
出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を
介してメモリ30に書き込む露光処理、画像処理回路2
0やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メ
モリ30から画像データを読み出して圧縮・伸長回路3
2で圧縮し、圧縮後の画像データを記録媒体200,2
10に書き込む記録処理などの各処理を実行する。
【0036】画像表示ON/OFFスイッチ66は、画
像表示部28に対する画像表示のオン、オフを設定する
ためのスイッチであり、このスイッチにより、光学ファ
インダ104を用いて撮影を行う際には画像表示部28
の表示をオフすることによって、画像表示部28への電
流供給を遮断することができ、無駄な電力消費を抑える
ことができる。クイックレビューON/OFFスイッチ
68は、撮影直後にその撮影した画像を自動再生するク
イックレビュー機能を設定するためのスイッチである。
【0037】操作部70は、各種ボタンやタッチパネル
などから構成されている。具体的には、メニューボタ
ン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ペ
ージボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セル
フタイマ切換ボタン、メニュー移動+(プラス)ボタ
ン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動
+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタ
ン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間
設定ボタンなどが設けられている。ここで、例えばメニ
ューボタンが押下されると、タッチパネルにはモードに
応じた設定画面が表示され、この設定画面上で上記ボタ
ンを用いて設定する項目が選択される。
【0038】上記モードダイアルスイッチ60などで設
定された変数、操作部70の操作により設定されたモー
ド、制御変数などは、EEPROMなどからなる不揮発
性メモリ56に格納される。
【0039】システム制御回路50には、電源制御手段
80から電力が供給される。電源制御手段80は、シス
テム制御回路50からの指示に基づき電源86からの電
力を各部へ供給する。電源制御手段80と電源86と
は、互いに嵌合されたコネクタ82,84を介して接続
されている。電源86としては、アルカリ電池などの一
次電池、NiCd電池、Li電池などの二次電池、また
はACアダプタなどを使用することができる。
【0040】本実施の形態では、上述した制御に加え
て、システム制御回路50により、操作部70のメニュ
ーボタンの操作に応じてメニュー画面を表示部54に表
示し、メニュー画面に従って機能の項目を選択して設定
するための機能設定処理を行うように制御する。また、
表示部54にメニュー画面が表示されている状態でシャ
ッタースイッチ62が押下されてスイッチ62aから信
号SW1が出力されると、信号SW1の発行直前にメニ
ュー画面に従って設定された機能の項目を無視して撮影
動作を開始するように制御する。
【0041】この制御の手順について図2および図3を
参照しながら説明する。図2および図3は図1の撮像装
置における主要制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【0042】電源86の電池交換が行われて電源が投入
されると、図2に示すように、まずステップS101に
おいて不揮発性メモリ56に格納されている制御変数、
フラグなどを初期化し、続くステップS102で画像表
示部28に対する画像表示をオフ状態に初期設定する。
【0043】次いで、ステップS103に進み、モード
ダイアルスイッチ60の選択位置に基づき選択されてい
るモードを判別する。ここで、モードダイアルスイッチ
60により電源オフが選択されているときには、ステッ
プS105に進み、終了処理を実行する。この終了処理
では、各表示部の表示を終了状態に変更し、バリア制御
手段46を介して保護手段102を光学レンズ12を覆
う位置に移動させる。また、フラグや制御変数を含む必
要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ
56に格納するとともに、電源制御手段80から各部へ
の不要な電力供給を遮断するなどの処理を行う。そし
て、再度ステップS103に戻る。
【0044】モードダイアルスイッチ60によりその他
のモード(撮影モード以外のモード)が選択されている
ときには、ステップS104に進み、選択したモードに
応じた処理を実行し、そして上記ステップS103に戻
る。
【0045】モードダイヤルスイッチ60により撮影モ
ードが選択されているときには、ステップS106に進
み、電源制御手段80からの情報に基づき電池の残容量
が十分であるか、電力供給が正常に行われているかなど
の電池からの電力供給上の問題がないか否かを判定す
る。この電池の残容量が十分でないなど、電力供給上の
問題があれば、ステップS108に進み、表示部54を
用いて画像や音声により電池の残容量が十分でないなど
の旨を示す警告を発するように制御し、そして上記ステ
ップS103に戻る。この電池による電力供給上の問題
がなければ、ステップS107に進み、記録媒体着脱検
知手段98からの検知信号に基づき記録媒体が装着され
ているか、記録媒体の記録再生動作が正常に行われるか
否かを判定し、記録媒体が装着されていないまたは異常
であるときには、ステップS108に進み、表示部54
を用いて画像や音声により記録媒体が装着されていない
または異常である旨を示す警告を発するように制御す
る。そして、上記ステップS103に戻る。
【0046】これに対し、記録媒体が装着されて正常に
動作するときには、ステップS109に進み、撮影モー
ドを選択して設定するためのメニュー処理を実行する。
このメニュー処理の詳細について後述する。次いで、ス
テップS110に進み、シャッタースイッチ62のスイ
ッチ62aがオン動作しているか否かすなわち信号SW
1が出力されているか否かを判定し、信号SW1が出力
されていないときには、上記ステップS103に戻る。
信号SW1が出力されているときには、ステップS11
1に進み、画像表示部28の画像表示をオン状態に設定
する。この設定により、画像表示部28に撮像素子14
により撮像した画像が表示され、画像表示部28は電子
ファインダまたはモニタとして機能する。続くステップ
S112では、測距・測光処理を行う。この測距・測光
処理では、被写体までの距離算出を算出して被写体との
焦点合せを行うとともに、シャッター速度、絞り値を決
定する。そして図3に示すステップS113に進む。
【0047】ステップS113では、シャッタースイッ
チ62のスイッチ62aがオン動作しているか否かすな
わち信号SW1が出力されているか否かを判定し、信号
SW1が出力されていないときには、上記ステップS1
03に戻る。信号SW1が出力されているときには、ス
テップS114に進み、シャッタースイッチ62のスイ
ッチ62bがオン動作しているか否かすなわち信号SW
2が出力されているか否かを判定する。信号SW2が出
力されていないときには、再度上記ステップS113に
戻り、信号SW1が出力されているか否かを判定する。
【0048】ステップS114で信号SW2が出力され
ていると判定されたときには、ステップS115に進
み、撮影処理を行い、続くステップS116で、記録処
理を行う。この撮影処理では、撮像素子14から読み出
した信号をA/D変換器16、画像処理回路20および
メモリ制御回路22を介してメモリ30に書き込み、ま
たは撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器1
6およびメモリ制御回路22を介して直接メモリ30に
書き込む露光処理、およびメモリ30から画像データを
読み出して画像処理回路20またはメモリ制御回路22
を用いて各種処理を施す現像処理を行う。記録処理で
は、メモリ30から画像データを読み出し、必要に応じ
て圧縮・伸長回路32で圧縮した後に、記録媒体200
または記録媒体210に書き込む。そして、ステップS
117に進み、スイッチ62aのオン動作により信号S
W1が出力されているか否かを判定し、信号SW1が出
力されているときには、上記ステップS114に戻り、
信号SW1が出力されていないときには、上記ステップ
S103に戻る。
【0049】次に、上記ステップS109のメニュー処
理の詳細について図4を参照しながら説明する。図4は
図2のステップS109におけるメニュー処理の手順を
示すフローチャートである。
【0050】メニュー処理では、まずステップS201
においてメニューボタンが操作されたか否かを判定す
る。メニューボタンが操作されていなければ、本処理を
抜けて図2に示すステップS110に進む。メニューボ
タンが操作されていれば、ステップS202に進み、表
示部54に対してメニューの表示・更新を行い、続くス
テップS203で、スイッチ解析処理を行い、ユーザか
ら指示された処理内容を認識する。
【0051】次いで、ステップS204に進み、メニュ
ー表示後にメニューボタンが操作されたか否かを判定す
る。ここでメニューボタンが操作されているときには、
ステップS208に進み、表示部54をメニューの非表
示状態に設定するとともに、画像表示部28を画像表示
状態に設定し、そして本処理を抜ける。メニュー表示後
にメニューボタンが操作されていないときには、ステッ
プS205に進み、シャッタースイッチ62のスイッチ
62aがオン動作しているか否かすなわち信号SW1が
出力されているか否かを判定し、信号SW1が出力され
ているときには、ステップS208に進み、表示部54
をメニューの非表示状態に設定するとともに、画像表示
部28を画像表示オン状態に設定し、そして本処理を抜
ける。
【0052】信号SW1が出力されていないときには、
ステップS206に進み、上記ステップS203で認識
した処理内容に応じて撮影パラメータの変更があるか否
かを判定し、撮影パラメータの変更がないときには、上
記ステップS202に戻り、撮影パラメータの変更があ
るときには、ステップS207に進み、変更された撮影
パラメータに対応する内部変数、設定値を変更して設定
する設定変更処理を行い、上記ステップS202に戻
り、メニューの更新・表示を行う。
【0053】次に、メニュー処理における具体例につい
て図5ないし図8を参照しながら説明する。図5は図1
の撮像装置における撮影モードのメニュー画面例を示す
図、図6は図1の撮像装置の絞り優先AEモードにおけ
る絞り値選択画面の一例を示す図、図7は図1の撮像装
置の絞り優先AEモードにおける絞り値選択画面の他の
例を示す図、図8は図1の撮像装置における絞り優先A
Eモードが設定された場合の撮影モードのメニュー画面
例を示す図である。
【0054】メニュー処理は、ユーザが操作部70のメ
ニューボタンを操作することによって実行される。メニ
ュー画面非表示状態でメニューボタンが操作されると、
メニュー画面が表示され、メニュー画面表示状態でメニ
ューボタンが操作されると、メニュー画面非表示が設定
される。
【0055】メニュー画面非表示の状態でメニューボタ
ンが操作されると(ステップS201)、図5に示すよ
うに、メニュー画面が表示される(ステップS20
2)。このメニュー画面例では、選択可能な撮影モード
の一覧が表示され、その撮影モードの中で現在設定され
ている撮影モードが他の撮影モードと識別可能に表示さ
れている。本例においては、選択可能な撮影モードとし
て、絞り優先AEモード(「絞り」)、シャッター速度
AE優先モード(「シャッター速度」)、マニュアルホ
ワイトバランス撮影モード(「マニュアルホワイトバラ
ンス」)、長秒時露出撮影モード(「長秒時露出」)が
あり、各撮影モードに対しては、「オート」が設定され
ている。この「オート」が設定されているときには、い
わゆるプログラムAEモードが設定されることになる。
ここで、絞り優先AEモードから他のモードへ変更する
場合には、メニュー移動+ボタンまたはメニュー移動−
ボタンの操作により所望のモードを選択することができ
る。また、絞り優先AEモードが選択されている状態
で、セットボタンが押されると、図6に示すように、絞
り優先AEモードにおける絞り値の選択画面への切換が
行われ、この画面上でメニュー移動+ボタンまたはメニ
ュー移動−ボタンを操作することによって、所望の絞り
値を選択することができる。例えば、図7に示すよう
に、メニュー移動+ボタンまたはメニュー移動−ボタン
の操作により絞り優先モードにおける絞り値をF5.6
に変更することができる(ステップS203)。このよ
うに絞り優先AEモードにおける絞り値が変更されると
(ステップS206)、この変更に伴い内部変数、設定
値などの撮影パラメータを変更するための処理が行われ
(ステップS207)、そして、図8に示すように、こ
の絞り値の変更が反映されたメニューの更新・表示が行
われる(ステップS203)。すなわち、絞り優先AE
モードに対して設定された絞り値としてF5.6が表示
される。
【0056】ここで、撮影パラメータは、例えば、絞り
値、シャッター速度、ホワイトバランスゲイン、AF制
御におけるマクロ撮影のオン/オフなどがある。この撮
影パラメータの変更設定が必要であるときには、絞り値
と同様に、その変更設定内容がメニュー画面上で表示さ
れることになる。
【0057】このように、本実施の形態では、メニュー
画面が表示されている状態でシャッタースイッチ62が
押下されてスイッチ62aから信号SW1が出力される
と、信号SW1の発行直前にメニュー画面に従って設定
された機能の項目を無視して撮影動作を開始するように
制御するから、このメニュー画面表示期間中にシャッタ
ーチャンスがあった場合には、シャッタスイッチ62を
さらに押下してスイッチ62bをオン動作させることに
より、撮影を行うことができ、メニュー画面表示期間中
にシャッターチャンスを逃すことを回避することができ
る。
【0058】なお、本実施の形態では、表示部54にメ
ニュー画面を表示するように構成しているが、これに代
えて表示部54と画像表示部28とを一体的に構成した
表示パネルを設けてこの表示パネルにメニュー画面と撮
像した画像とを選択的に表示するように構成することも
可能である。この場合は、メニュー画面表示状態でシャ
ッタースイッチ62が押下されてスイッチ62aから信
号SW1が出力されると、メニュー画面を消去し、撮像
した画像を表示するような処理を行えばよい。 (実施の第2形態)次に、本発明の実施の第2形態につ
いて図9を参照しながら説明する。図9は本発明の撮像
装置における主要制御の手順を示すフローチャートであ
る。なお、本実施の形態は、上述の実施の第1形態と同
じ構成を有し、その構成についての説明は省略する。
【0059】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、メニュー画面が表示されている状態でシャッタス
イッチ62が押下されてスイッチ62aから信号SW1
が出力されると、信号SW1の発行直前にメニュー画面
に従って設定された機能の項目を反映して撮影動作を開
始するように制御する点で異なる。
【0060】本実施の形態では、上述の実施の第1形態
と同様に、メニュー処理へ移行する。このメニュー処理
では、ステップS201からステップS207までを実
施の第1形態と同様に、実行する。ここで、ステップS
205において、シャッターボタン62のスイッチ62
aがオン動作して信号SW1が出力されたと判定される
と、ステップS208に進み、表示部54をメニューの
非表示状態に設定するとともに、画像表示部28を画像
表示オン状態に設定し、続くステップS301で、撮影
パラメータの変更処理中であるか否かを判定し、撮影パ
ラメータの変更処理中でなければ、本処理を抜ける。撮
影パラメータの変更処理中であるときには、現在変更さ
れている撮影パラメータを撮影動作に反映する必要があ
ると判断してステップS302に進み、撮影パラメータ
に対応する内部変数、設定値などを変更して設定し、そ
して本処理を抜ける。
【0061】なお、ステップS204においてメニュー
画面表示後にメニューボタンが操作されたと判定される
と、同様に、上記ステップS208からの処理を実行し
て本処理を抜ける。
【0062】この処理の具体例を上述の図7に示す例を
用いて説明すると、本例においては、メニュー移動+ボ
タンまたはメニュー移動−ボタンの操作により絞り優先
モードにおける絞り値がF5.6に変更している。この
ときに、シャッターボタン62が押下されてスイッチ6
2aから信号SW1が出力されると(ステップS20
5)、撮影パラメータすなわち絞り値の変更中であると
判定され(ステップS301)、絞り値がF5.6であ
る絞り優先モードで撮影動作を行うようにその内部変数
や設定値が変更される(ステップS302)。
【0063】このように、本実施の形態では、メニュー
画面が表示されている状態でシャッタースイッチ62が
押下されてスイッチ62aから信号SW1が出力される
と、信号SW1の発行直前にメニュー画面に従って設定
された機能の項目を反映して撮影動作を開始するように
制御するから、このメニュー画面表示期間中にシャッタ
ーチャンスがあった場合には、シャッタスイッチ62を
さらに押下してスイッチ62bをオン動作させることに
より、撮影を行うことができるとともに、撮影モードに
関する設定の機会を逃すことを回避することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像装置
によれば、撮像手段と、機能に関する項目を選択して設
定するためのメニュー画面を表示するための表示手段
と、撮像手段により撮像された画像を取り込む撮影動作
を指示する撮影指示手段と、表示手段への前記メニュー
画面の表示を行わせるためのメニュー表示指示手段と、
メニュー表示手段の指示に応じてメニュー画面を前記表
示手段に表示するとともに、機能の項目を選択または設
定するための処理を行うメニュー表示設定処理手段と、
撮影動作を設定された機能の項目に従って実行するよう
に制御する制御手段とを備え、制御手段は、表示手段に
メニュー画面が表示されている状態で撮影手段により撮
影指示が出力されると、撮影動作を開始するように制御
するから、メニュー画面表示期間中にシャッターチャン
スを逃すことを回避することができる。
【0065】また、本発明の撮像装置によれば、制御手
段は、メニュー画面が表示されている状態で撮影指示が
出力されると、該撮影指示の出力直前にメニュー画面に
従って設定された機能の項目を反映して撮影動作を開始
するように制御するから、この撮影動作の開始によっ
て、撮影指示の出力直前にメニュー画面に従って設定さ
れた機能の項目が無視されることはなく、機能に関する
項目の設定の機会を逃すことを回避することができる。
【0066】本発明の撮像制御方法によれば、表示手段
にメニュー画面が表示されている状態で撮影指示手段に
より撮影指示が出力されると、撮影動作を開始するよう
に制御するから、メニュー画面表示期間中にシャッター
チャンスを逃すことを回避することができる。
【0067】また、本発明の制御方法によれば、メニュ
ー画面が表示されている状態で撮影指示が出力される
と、該撮影指示の出力直前にメニュー画面に従って設定
された機能の項目を反映して撮影動作を開始するように
制御するから、この撮影動作の開始によって、撮影指示
の出力直前にメニュー画面に従って設定された機能の項
目が無視されることはなく、機能に関する項目の設定の
機会を逃すことを回避することができる。
【0068】本発明の記憶媒体によれば、制御モジュー
ルは、表示手段にメニュー画面が表示されている状態で
撮影指示手段により撮影指示が出力されると、撮影動作
を開始するように制御するから、メニュー画面表示期間
中にシャッターチャンスを逃すことを回避することがで
きる。
【0069】また、本発明の記憶媒体によれば、制御モ
ジュールは、メニュー画面が表示されている状態で撮影
手段により撮影指示が出力されると、該撮影指示の出力
直前にメニュー画面に従って設定された機能の項目を反
映して撮影動作を開始するように制御するから、この撮
影動作の開始によって、撮影指示の発行直前にメニュー
画面に従って設定された機能の項目が無視されることは
なく、機能に関する項目の設定の機会を逃すことを回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の実施の第1形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の撮像装置における主要制御の手順を示す
フローチャートである。
【図3】図1の撮像装置における主要制御の手順を示す
フローチャートである。
【図4】図2のステップS109におけるメニュー処理
の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の撮像装置における撮影モードのメニュー
画面例を示す図である。
【図6】図1の撮像装置の絞り優先モードにおける絞り
値選択画面の一例を示す図である。
【図7】図1の撮像装置の絞り優先モードにおける絞り
値選択画面の他の例を示す図である。
【図8】図1の撮像装置に絞り優先モードが設定された
場合の撮影モードのメニュー画面例を示す図である。
【図9】本発明の撮像装置における主要制御の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 光学レンズ 12 シャッター 14 撮像素子 22 メモリ制御回路 28 画像表示部 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチ 70 操作部 100 撮像装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、機能に関する項目を選択ま
    たは設定するためのメニュー画面を表示するための表示
    手段と、前記撮像手段により撮像された画像を取り込む
    撮影動作を指示する撮影指示手段と、前記表示手段への
    前記メニュー画面の表示を行わせるためのメニュー表示
    指示手段と、前記メニュー表示手段の指示に応じて前記
    メニュー画面を前記表示手段に表示するとともに、前記
    機能の項目を選択または設定するための処理を行うメニ
    ュー表示設定処理手段と、前記撮影動作を前記設定され
    た機能の項目に従って実行するように制御する制御手段
    とを備え、前記制御手段は、前記表示手段に前記メニュ
    ー画面が表示されている状態で前記撮影指示手段により
    撮影指示が出力されると、前記撮影動作を開始するよう
    に制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記メニュー画面が表
    示されている状態で前記撮影指示が出力されると、該撮
    影指示の出力直前に前記メニュー画面に従って設定され
    た機能の項目を無視して前記撮影動作を開始するように
    制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記メニュー画面が表
    示されている状態で前記撮影指示が出力されると、該撮
    影指示の出力直前に前記メニュー画面に従って設定され
    た機能の項目を反映して前記撮影動作を開始するように
    制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記メニュー表示設定処理手段は、前記
    メニュー画面が表示されている状態で前記メニュー画面
    の表示が解除されると、前記メニュー画面に従って設定
    中の機能の項目を前記撮影動作に反映させるように設定
    することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記撮像手段により撮
    像された画像を表示することが可能に構成され、前記制
    御手段は、前記メニュー画面の表示が解除されていると
    きには、前記撮像手段により撮像された画像を前記表示
    手段に表示するように制御することを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか1つに記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段とは別体に、前記撮像手段
    により撮像された画像を表示するための画像表示手段が
    設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 撮像手段と、機能に関する項目を選択ま
    たは設定するためのメニュー画面を表示するための表示
    手段と、前記撮像手段により撮像された画像を取り込む
    撮影動作を指示する撮影指示手段と、前記表示手段への
    前記メニュー画面の表示を行わせるためのメニュー表示
    指示手段とを備える撮像装置に用いれる撮像制御方法で
    あって、前記メニュー表示手段の指示に応じて前記メニ
    ュー画面を前記表示手段に表示するとともに、前記メニ
    ュー画面に従って前記機能の項目を選択または設定する
    ための設定処理を行う工程と、前記表示手段に前記メニ
    ュー画面が表示されている状態で前記撮影指示手段によ
    る撮影指示が出力されたか否かを監視する工程と、前記
    メニュー画面が表示されている状態で前記撮影指示が出
    力されると、前記撮影動作を開始するように制御する工
    程とを有することを特徴とする撮像制御方法。
  8. 【請求項8】 前記メニュー画面が表示されている状態
    で前記撮影指示が出力されると、該撮影指示の出力直前
    に前記メニュー画面に従って設定された機能の項目を無
    視して前記撮影動作を開始するように制御することを特
    徴とする請求項7記載の撮像制御方法。
  9. 【請求項9】 前記メニュー画面が表示されている状態
    で前記撮影指示が出力されると、該撮影指示の出力直前
    に前記メニュー画面に従って設定された機能の項目を反
    映して前記撮影動作を開始するように制御することを特
    徴とする請求項7記載の撮像制御方法。
  10. 【請求項10】 前記メニュー画面が表示されている状
    態で前記メニュー画面の表示を解除する指示が出力され
    ると、前記メニュー画面に従って設定中の機能の項目を
    前記撮影動作に反映させるように設定することを特徴と
    する請求項9記載の撮像制御方法。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、前記撮像手段により
    撮像された画像を表示することが可能に構成され、前記
    メニュー画面の表示を解除する指示が出力されていると
    きには、前記撮像手段により撮像された画像を前記表示
    手段に表示するように制御する工程を有することを特徴
    とする請求項7ないし10のいずれか1つに記載の撮像
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記表示手段とは別体の画像表示手段
    が設けられ、前記表示手段に前記撮像手段により撮像さ
    れた画像を表示するように制御する工程を有することを
    特徴とする請求項7ないし10のいずれか1つに記載の
    撮像制御方法。
  13. 【請求項13】 撮像手段と、機能に関する項目を選択
    または設定するためのメニュー画面を表示するための表
    示手段と、前記撮像手段により撮像された画像を取り込
    む撮影動作を指示する撮影指示手段と、前記表示手段へ
    の前記メニュー画面の表示を行わせるためのメニュー表
    示指示手段とを備える撮像装置を制御するためのプログ
    ラムを格納した記憶媒体において、前記プログラムは、
    前記メニュー選択指示に応じて前記メニュー画面を前記
    表示手段に表示し、前記メニュー画面に従って前記機能
    の項目を選択または設定するための設定処理を行うメニ
    ュー表示設定処理モジュールと、前記撮影動作を前記設
    定された機能の項目に従って実行するように制御する制
    御モジュールとを有し、前記制御モジュールは、前記表
    示手段に前記メニュー画面が表示されている状態で前記
    撮影指示手段により撮影指示が出力されると、前記撮影
    動作を開始するように制御することを特徴とする記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】 前記制御モジュールは、前記メニュー
    画面が表示されている状態で前記撮影指示が出力される
    と、該撮影指示の出力直前に前記メニュー画面に従って
    設定された機能の項目を無視して前記撮影動作を開始す
    るように制御することを特徴とする請求項13記載の記
    憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記制御モジュールは、前記メニュー
    画面が表示されている状態で前記撮影指示が出力される
    と、該撮影指示の出力直前に前記メニュー画面に従って
    設定された機能の項目を反映して前記撮影動作を開始す
    るように制御することを特徴とする請求項13記載の記
    憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記メニュー表示設定処理モジュール
    は、前記メニュー画面が表示されている状態で前記メニ
    ュー画面の表示を解除する指示が出力されると、前記メ
    ニュー画面に従って設定中の機能の項目を前記撮影動作
    に反映させるように設定することを特徴とする請求項1
    5記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記表示手段は、前記撮像手段により
    撮像された画像を表示することが可能に構成され、前記
    制御モジュールは、前記メニュー画面の表示を解除する
    指示が出力されているときには、前記撮像手段により撮
    像された画像を前記表示手段に表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1つ
    に記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記表示手段とは別体の画像表示手段
    が設けられ、前記制御モジュールは、前記撮像手段によ
    り撮像された画像を画像表示手段に表示するように制御
    することを特徴とする請求項13ないし16のいずれか
    1つに記載の記憶媒体。
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