JP2000165294A - Cdma復調装置におけるpn同期検出装置 - Google Patents

Cdma復調装置におけるpn同期検出装置

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JP2000165294A
JP2000165294A JP33746998A JP33746998A JP2000165294A JP 2000165294 A JP2000165294 A JP 2000165294A JP 33746998 A JP33746998 A JP 33746998A JP 33746998 A JP33746998 A JP 33746998A JP 2000165294 A JP2000165294 A JP 2000165294A
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JP
Japan
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signal
data
synchronization
cdma
input
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JP33746998A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kobayashi
武史 小林
Hiroshi Itahara
弘 板原
Kazufumi Yunoki
一文 柚木
Akihiro Azuma
明洋 東
Shunsuke Kiyoo
俊輔 清尾
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Anritsu Corp
NTT Docomo Inc
Original Assignee
Anritsu Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないタップ数nで大きな入力ダイナミック
レンジを実現する。 【解決手段】 入力したCDMA信号に含まれる共通制
御用物理チャネルのデータを逆拡散部28で逆拡散するた
めのPNパターンにおける同期点を検出するCDMA復
調装置におけるPN同期検出装置25,26において、入力
したCDMA信号のパワーを測定してパワー測定値とし
て出力するパワー測定部39a,39b,40,41と、特定のPN
パターンを検出するための係数を保持し、入力されたC
DMA信号を受けて、CDMA信号の各データと係数の
各データとの相対関係をシフトさせながら、各シフト点
における相関値を順次出力していくマッチドフィルタ35
a,35bと、マッチドフィルタから順次出力される相関値
がしきい値を越えると同期検出信号を出力する比較部38
と、しきい値をパワー測定部にて測定されたパワー測定
値に応じて変更するしきい値変更部42とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信方式にCDM
A方式を採用した移動端末を試験する移動端末試験装置
に係わり、特に、この移動端末試験装置に組込まれ、試
験対象の移動端末から出力されたCDMA信号を復調す
るCDMA復調装置におけるPN同期検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS等の移動体通信
が急速に普及しつつある。特に、今後は、PHS等のよ
うなデジタル方式を採用し、さらに、チャネル数の確保
のためにCDMA(code division multiple access)
通信方式を用いた移動体通信が広く用いられるものと考
えられる。したがって、この移動体通信に用いられる各
加入者が所持する移動端末が正確に動作することの試験
を正確にかつ迅速に実施する必要がある。
【0003】図7は、CDMA通信方式を採用した移動
端末としての例えば携帯電話機の動作を試験する移動端
末試験装置の概略構成を示すブロック図である。この移
動端末試験装置は、大きく分けて、携帯電話端末等の被
試験端末1に対してCDMA試験信号aを送出するCD
MA信号発生装置2と、CDMA試験信号aを受けてこ
のCDMA試験信号aに対応したCDMA信号bを出力
す被試験端末1からのCDMA信号bを受信して復調す
るCDMA復調装置3と、復調されたデータを解析する
解析装置4とで構成されている。
【0004】CDMA信号発生装置2において、テスト
パターン発生部5から出力された各チャネルの各ベース
バンドデータI,Qは次のスペクトラム拡散部6におい
て各チャネル毎に異なるPN(擬似雑音)パターンデー
タが乗算されることによって、スペクトラム拡散され
る。
【0005】スペクトラム拡散された各チャネルのベー
スバンドデータI,Qは直交変調部7へ入力される。直
交変調部7はIF(Inter Frequency)信号を入力され
たベースバンドデータI,Qで直交変調して、出力RF
(高周波)インタフェース8へ送出する。出力RFイン
タフェース8は、直交変調部7から出力された直交変調
信号を高周波(RF)に周波数変換してCDMA試験信
号aとして、被試験端末1へ送出する。
【0006】一方、CDMA復調装置3において、入力
RF(高周波)インタフェース9は、被試験端末1から
送信された高周波のCDMA信号bを低周波(中間周波
数)に周波数変換して、次の直交復調部10へ送出す
る。直交復調部10は、入力されたCDMA信号bを元
のベースバンドデータI,Qに復調してスペクトラム逆
拡散部11へ送出する。
【0007】スペクトラム逆拡散部11は、各チャネル
毎に異なるPNパターンデータを用いて入力データに対
して、逆拡散処理を実施し、各チャネル毎のベースバン
ドデータI,Qを得て、次の復号部13へ送出する。復
号部13は入力された各チャネルのベースバンドデータ
I,Qに対してレイヤ1の各復号化処理を施して解析部
4へ送出する。解析部4は復号部13で復号された各チ
ャネルの受信データに対して、伝送エラー、ビット誤
り、シグナリング試験等の各種解析を実施する。
【0008】このCDMA通信方式における各チャネル
には、上述した音声やデータを伝送する通常の複数の個
別物理チャネルの他に、各移動端末と基地局との間で交
わされる情報を伝送するたの共通制御用物理チャネル
(RACH)が存在する。
【0009】この共通制御用物理チャネル(RACH)
の共通制御用信号は、他の通常の個別物理チャネルのよ
うに連続波ではなくて、基地局側から供給される送信タ
イミング信号に一定周期で含まれる複数の送信タイミン
グにおける任意の送信タイミングで立上がるバースト信
号である。
【0010】したがって、この共通制御用信号のベース
バンドデータI,Qをスペクトラム逆拡散部11におい
て、PNパターンデータとの相関を取って逆拡散して、
元のをベースバンドデータI,Qを得るためには、PN
パターンデータとこの逆拡散前のベースバンドデータ
I,Qに含まれるスペクトラム拡散時のPNパターンデ
ータとの間の同期を取る必要がある。なお、連続波の場
合は、CDMA信号発生装置2のスペクトラム拡散部6
から同期タイミングを直接導入すればよい。
【0011】このバースト信号において、印加するPN
パターンの同期をとるために、図7に示すように、マッ
チドフィルタ12が組込まれている。このマッチドフィ
ルタ12は、周知のように、内部に特定のPNパターン
を検出するための係数を保持し、入力されたベースバン
ドデータを受けて、このベースバンドデータの各データ
と前記係数の各データとの相対関係をシフトさせなが
ら、各シフト点における各データ相互間の相関値を順次
算出し、算出された相関値が予め設定されたしきい値を
越えると同期が取れたと判断して、同期検出信号gをス
ペクトラム逆拡散部11へ送出する。
【0012】スペクトラム逆拡散部11は、この同期検
出信号gを用いて、印加するPNパターンの同期を取る
ことによって、入力されたバースト信号のベースバンド
データをスペクトラム逆拡散して元のベースバンドデー
タに戻す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すCDMA復調装置3においてもまだ改良すべき次の
ような課題があった。すなわち、マッチドフィルタ12
においては、図8に示すように、ベースバンドデータの
各データとPNパターンの各データ(係数)とが完全に
同期した時点(同期点)において相関値は当然大きな値
となる。しかし、ベースバンドデータの各データとPN
パターンの各データ(係数)とが同期していない各時点
(シフト点)においても各相関値は一定の値を有する。
この同期していない状態の各相関値を、同期したときの
相関値に対応して、ノイズ(N)と称する。同期したと
きの相関値を信号(S)とすると、しきい値(SH)の
設定許容範囲を一定以上確保するためには、同期した時
点における相関値のS/Nを向上させる必要がある。
【0014】同期した時点における相関値のS/Nを向
上させる最も簡便な方法は、マッチドフィルタ12にお
ける相関値を算出するための互いに比較対照するデータ
数であるタップ数nを増加することである。しかし、タ
ップ数nを増加すると、マッチドフィルタ12の必要と
する記憶容量が増大するとともに、構成が複雑化して、
安価でコンパクトなハードウェアで実現するのが困難に
なる。
【0015】また、同期したときの相関値(S)及び同
期していない状態の各相関値(N)は、入力信号(CD
MA信号)のレベルに応じて大きく変化する。すなわ
ち、マッチドフィルタ12におけるタップ数nを一定値
に固定した条件においては、入力信号(CDMA信号)
のレベルが高いと、同期したときの相関値(S)及び同
期していない状態の各相関値(N)が共に高くなる。
【0016】逆に、入力信号(CDMA信号)のレベル
が低いと、同期したときの相関値(S)及び同期してい
ない状態の各相関値(N)が共に低くなる。
【0017】タップ数nが多く、同期した時点における
相関値のS/Nが高い場合においては、しきい値(S
H)の設定許容範囲が広いので、入力信号(CDMA信
号)のレベルが高い場合においても、入力信号(CDM
A信号)のレベルが低い場合においても、同期していな
い状態の各相関値(N)より高く、かつ同期したときの
相関値(S)より低いしきい値(SH)を一義的に設定
することが可能である。
【0018】しかし、タップ数nが少なく、同期した時
点における相関値のS/Nが低い場合においては、しき
い値(SH)の設定許容範囲が狭いので、入力信号(C
DMA信号)のレベルが高い場合においても、入力信号
(CDMA信号)のレベルが低い場合においても、同期
していない状態の各相関値(N)より高く、かつ同期し
たときの相関値(S)より低いしきい値(SH)を一義
的に設定することが不可能になる可能性が高くなる。
【0019】したがって、入力信号(CDMA信号)に
おける高いダイナミックレンジを確保するためには、マ
ッチドフィルタ12のタップ数nを減少できなかった。
【0020】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、しきい値を入力信号レベルに応じて変更す
ることによって、マッチドフィルタにおけるタップ数を
増加することなく、入力信号(CDMA信号)における
高いダイナミックレンジを確保でき、かつ簡単な構成
で、リアルタイムでスペクトラム逆拡散におけるPN同
期を取ることができるCDMA復調装置におけるPN同
期検出装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力したCD
MA信号に含まれる複数の個別物理チャネルと1つのバ
ースト信号からなる共通制御用物理チャネルのうちの共
通制御用物理チャネルのデータを逆拡散部で逆拡散する
ためのPNパターンにおける同期点を検出するCDMA
復調装置におけるPN同期検出装置に適用される。
【0022】そして、上記課題を解消するために、本発
明においては、入力したCDMA信号のパワーを測定し
てパワー測定値として出力するパワー測定部と、特定の
PNパターンを検出するための係数を保持し、入力され
たCDMA信号を受けて、CDMA信号の各データと係
数の各データとの相対関係をシフトさせながら、各シフ
ト点における相関値を順次出力していくマッチドフィル
タと、このマッチドフィルタから順次出力される相関値
がしきい値を越えると同期検出信号を出力する比較部
と、しきい値をパワー測定部にて測定されたパワー測定
値に応じて変更するしきい値変更部とを備えている。
【0023】このように構成されたCDMA復調装置に
おけるPN同期検出装置においては、入力されたCDM
A信号のパワーが上昇すると、同期検出信号を出力する
判断基準であるしきい値が上昇する。逆に、入力された
CDMA信号のパワーが下降するとしきい値が下がる。
【0024】前述したように、マッチドフィルタにおい
ては、タップ数が一定の場合、入力されたCDMA信号
のパワー(レベル)に応じて、同期したときの相関値
(S)及び同期していない状態の各相関値(N)が変化
するので、しきい値(SH)の設定許容範囲も連動して
移動する。
【0025】本発明においては、しきい値(SH)もC
DMA信号のパワー(レベル)に連動して変化するの
で、たとえしきい値(SH)の設定許容範囲が狭かった
としても、入力されたCDMA信号のパワー(レベル)
が変化したとしても、しきい値(SH)が設定許容範囲
から外れることはない。したがって、少ないタップ数の
マッチドフィルタで、入力信号における高いダイナミッ
クレンジを確保できる。
【0026】また、別の発明においては、上述した発明
のCDMA復調装置におけるPN同期検出装置におい
て、さらに、送信タイミングの周期が共通制御用物理チ
ャネルにおけるバースト信号の1バースト期間より短く
設定され、バースト信号の立上がりタイミングが連続す
る各送信タイミングのなかの任意の送信タイミングに割
り付けられる送信タイミング信号を取込む送信タイミン
グ信号取込手段と、送信タイミングの各発生時刻から所
定時間だけパワー測定部を稼働するパワー測定部稼働手
段と、所定時間経過後にマッチドフィルタを稼働するマ
ッチドフィルタ稼働手段と、比較部から同期検出信号が
出力されると、1バースト期間の継続期間中、パワー測
定部及びマッチドフィルタの稼働を停止させる稼働停止
手段とを付加している。
【0027】前述したように、共通制御用物理チャネル
(RACH)の共通制御用信号は、基地局側から供給さ
れる送信タイミング信号に一定周期で含まれる複数の送
信タイミングにおける任意の送信タイミングで立上がる
バースト信号である。したがって、この送信タイミング
信号を何等かの手法で送信部側から取込み、この送信タ
イミング信号の含まれる各送信タイミングの発生時刻に
同期して受信信号のパワーを測定するようにすれば、た
とえバースト信号であったとしても、このバースト信号
の先頭部分のパワーを測定することが可能である。
【0028】そして、パワー測定の後にマッチドフィル
タ及び比較器でPNパターンの同期検出が実施される。
同期検出できなかった場合は、今回の送信タイミングに
おいては、バースト信号は立ち上がらなかったと判断す
る。
【0029】このように、バースト信号が立ち上がるま
での期間においては、各送信タイミングが時刻する毎に
パワー測定を実施し、バースト信号の継続期間中はパワ
ー測定を停止している。
【0030】さらに別の発明においては、上記発明のC
DMA復調装置におけるPN同期検出装置において、逆
拡散部は、順次入力されるバースト信号の各データのう
ち同期検信号の入力以降の各データに対に対してのみ同
期検信号を用いて逆拡散を実施し、バースト信号の各デ
ータのうち同期検信号の入力以前の先頭部分のデータを
破棄するようにしている。すなわち、パワー測定部にお
けるパワー測定に要するデータはせいぜい2シンボル程
度である。
【0031】一方、バースト信号の1フレームの先頭部
分には、パイロットシンボル等の実際の有効データ以外
のデータが設定されており、同期確立後には不要のデー
タである。したがって、本願においては、同期検信号の
入力以降の各データに対に対してのみ同期検信号を用い
て逆拡散を実施し、同期検信号の入力以前の先頭部分の
データを破棄するようにしている。したがって、同期検
出期間中に入力されたデータを記憶保持しておく必要が
ないので、必要とする記憶容量を削減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係わるP
N同期検出装置が組込まれたCDMA復調装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0033】このCDMA復調装置は、2個の連続波か
らなる個別物理チャネルと1個のバースト信号からなる
共通制御用物理チャネルとの合計3チャネルが含まれる
CDMA信号cを受信して、各チャネル毎のデータ信号
を得る。被試験端末から出力された高周波のCDMA信
号cは、受信された後、周波数変換部21で中間周波数
に周波数変換され、A/D変換部22でデジタルデータ
にA/D変換される。直交復調部23は入力されたデジ
タルデータをベースバンドデータI,Qへ復調して、そ
れぞれデジタルLPF24a,24bを介して、RAC
H(共通制御用物理チャネル)検出部25へ送出する。
【0034】デジタルLPF24a,24bから出力さ
れた各ベースバンドデータI,Qは、前記RACH検出
部25へ入力されると共に、1/4デシメーション(間
引き部)27aを介して、RACH用のスペクトラム逆
拡散部28へ入力される。さらに、デジタルLPF24
a,24bから出力された各ベースバンドデータI,Q
は、別の1/4デシメーション(間引き部)27bを介
して、個別物理信号用の各スペクトラム逆拡散部29
a,29bへ入力される。
【0035】さらに、デジタルLPF24a,24bか
ら出力された各ベースバンドデータI,QはDLL(De
lay Locked Loop 同期追従制御回路)34へ入力され
る。
【0036】RACH用のスペクトラム逆拡散部28
は、PNパターン発生部30から供給されるPNパター
ンデータを用いて、入力された各ベースバンドデータ
I,Qをスペクトラム逆拡散して、元のベースバンドデ
ータIa,Qaへ戻して、積分器31aへ送出する。な
お、PNパターン発生部30から供給されるPNパター
ンデータは、RCH検出部25から出力される同期検出
信号dにて同期制御される。
【0037】積分器31aは、入力されたベースバンド
データIa,Qaをシンボル単位で積分する。個別物理
信号用の各スペクトラム逆拡散部29a,29bは、P
Nパターン発生部32から供給されるそれぞれ個別のP
Nパターンデータを用いて、入力された各ベースバンド
データI,Qをそれぞれスペクトラム逆拡散して、元の
ベースバンドデータIb,Qb、Ic,Qcへ戻して、
それぞれの積分器31b,31cへ送出する。なお、P
Nパターン発生部32から供給される各PNパターンデ
ータの位相は、例えば図7に示すCDMA信号発生装置
側のスペクトラム拡散部から出力される各チャネルに対
応した各同期信号e1 ,e2 にて同期制御される。
【0038】個別物理信号用の各積分器31b,31c
は、入力された各チャネルのベースバンドデータIb,
Qb、Ic,Qcをシンボル単位で積分する。PNパタ
ーン発生部32から各スペクトラム逆拡散部29a,2
9bへ供給される同期制御される各PNパターンデータ
はMUX(マルチプレクサ回路)33でいずれかが選択
されて前記DLL34へ入力される。
【0039】前述したように、PNパターン発生部32
から各スペクトラム逆拡散部29a,29bへ供給され
る各PNパターンデータは、CDMA信号発生装置側の
スペクトラム拡散部から出力される各チャネルに対応し
た各同期信号e1 ,e2にて同期制御される。したがっ
て、各スペクトラム逆拡散部29a,29bへ入力され
る各チャネルのベースバンドデータI,Qと完全に同期
が取れている筈である。
【0040】しかし、被試験端末におけるチップレート
(伝送速度)にジッタが発生することがある。その結
果、PNパターン発生部32から出力されるPNパター
ンデータとベースバンドデータI,Qとがずれが発生す
る場合がある。
【0041】DLL34は、そのずれを検出して、PN
パターン発生部32から各スペクトラム逆拡散部29
a,29bへ供給される同期制御されている各PNパタ
ーンデータの出力タイミングを微調整する。
【0042】次に、PN同期検出装置を構成するRAC
H検出部25及びこのRACH検出部25の動作を制御
するRACH検出制御部26の詳細説明を行う。図2
は、RACH検出部25の詳細構成を示すブロック図で
ある。入力された各ベースバンドデータI,Qは、それ
ぞれマッチドフィルタ35a,35bへ入力される。各
マッチドフィルタ35a,35bは、入力されたベース
バンドデータI,Qと内部に記憶されたPNパターンデ
ータとの間の相関値RI,RQを出力する。なお、各ベ
ースバンドデータI,Qは、多ビットの整数値を取り得
る。
【0043】図4は、マッチドフィルタ35aの概略構
成図である。入力されたベースバンドデータI,Qの各
n個のデータはそれぞれシフトレジスタ43a,43b
へ書込まれる。一方、各係数メモリ44a,44bに
は、それぞれ特定のPNパターンを検出するための係数
の各データが書込まれている。この係数のデータは、C
DMA信号に含まれる共通制御用物理信号をスペクトラ
ム拡散したときに用いたPNパターンデータと同一のP
Nパターンデータの一部である。
【0044】シフトレジスタ43a,43bの各レジス
タ43aa,43bbの各データと、係数メモリ44
a、44bの対応する各データ(内容は1又はー1)と
の積をそれぞれ乗算器47a,47bで算出して、n個
の積を3個の加算部46a,46b,46cからなる加
算器46で加算して、加算値を相関値RIとして出力す
る。
【0045】クロック信号CKが入力する毎に、シフト
レジスタ43a,43bの各レジスタ43aa,43b
bに記憶された各データが一つずつシフトしていく、し
たがって、各データがシフトされる毎に、すなわち各シ
フト点毎に、相関値RIが出力される。他方のマッチド
フィルタ35bも図4のマッチドフィルタ35aと同一
構成である。
【0046】図2において、各マッチドフィルタ35
a,35bから出力された各相関値RI,RQは、二乗
器36a,36bで二乗されて、さらに、加算器37で
加算されて新たな相関値Rとして、比較器38へ送出さ
れる。 R=(RI)2 +(RQ)2 よって、各マッチドフィルタ35a,35b、二乗器3
6a,36b及び加算器37は同期検出部を構成する。
【0047】また、入力された各ベースバンドデータ
I,Qは、直接二乗器39a,39bで二乗されて、加
算器40で加算され、さらに、累積部41で、例えば2
シンボル分の各加算が累積されて、パワー(電力)測定
値として、次の乗算部42へ送出される。 パワー測定値=Σ(I2 +Q2 ) よって、各二乗器36a,36b、加算器40及び累積
部41はパワー測定部を構成する。
【0048】しきい値変更部としての乗算部42は、測
定されたパワー測定値に対して、予め設定された係数A
を乗算して、しきい値SHとして比較器38へ送出す
る。 SH=A・Σ(I2 +Q2 ) 比較器38は、関数値Rがしきい値SHを越えると、同
期検出信号dをPNパターン発生部30及びRACH検
出制御部26へ送出する。
【0049】このように、RACH検出部26は、CD
MA信号cに含まれる共通制御用物理信号をスペクトラ
ム拡散したときに用いたPNパターンデータと記憶した
PNパターンデータが同期したタイミングで同期検出信
号dを出力する。
【0050】次に、RACH検出制御部26の動作を説
明する。このRACH検出制御部26には、基地局側か
ら供給される図3に示す送信タイミング信号hが入力さ
れる。前述したように、共通制御用物理チャネル(RA
CH)のRACH信号kは、図示するように、この基地
局側から供給される送信タイミング信号hに一定周期で
含まれる複数の送信タイミングにおける任意の送信タイ
ミングで立上がるバースト信号である。この送信タイミ
ングの周期T0 は、RACH信号kの1フレーム期間の
約1/4である。
【0051】そして、RACH検出制御部26は、図5
に示す流れ図に従って、RACH検出部25のパワー測
定動作及び同期検出動作を制御する。最初に、フレーム
中フラグ及びフレーム長カウンタのカウント値を初期化
し(S0)、次いで、送信タイミング信号hにおける一
つの送信タイミングが発生すると(S1)、現在時点が
RACH信号kにおける1バーストフレームの継続中で
あることを示すフレーム中フラグの状態を調べて、0に
解除されたままであれば(S2)、現在時点がRACH
信号kにおけるバーストフレームの継続中でないので、
パワー測定部を稼働させて、所定時間としての例えは2
シンボル分のパワー測定を実施させる(S3)。
【0052】パワー測定が終了すると、同期検出部を稼
働させて、同期検出を実行させる(S4)。同期検出信
号dが出力されないと(S5)、現在時点はまだバース
トの先頭に達していないので、S1へ戻り、次の送信タ
イミングの発生を待つ。同期検出信号dが出力される
と、現在時点がバーストの先頭に位置していると判断し
て、フレーム中フラグを1に設定する(S6)。
【0053】S2において、送信タイミングが発生した
時に、フレーム中フラグが1に設定されたままであれ
ば、現在時点がバースト期間中であるので、S7にてフ
レーム長カウンタCNを更新する(CN=CN+1)。
更新後のフレーム長カウンタCNがフレーム長である4
に達していないことを確認すると(S8)、S1へ戻
り、次の送信タイミングの発生を待つ。
【0054】更新後のフレーム長カウンタCNが1バー
ストフレーム長である4に達すると(S8)、現在時点
がバースト期間を外れたので、フレーム中フラグ0に解
除し(S9)、フレーム長カウンタCNを0にクリアす
る(S10)。このRACH検出部26の動作を図6に
示すタイムチャートを用いて説明する。RACH信号
(バースト信号)kにおけるバーストが存在しない期間
においては、送信タイミング信号hにおける周期T0
有する各送信タイミングにおいて、パワー測定i及び同
期検出jが実施される。
【0055】前述したように、RACH信号(バースト
信号)kは、必ず、送信タイミング信号hにおける送信
タイミングで立上がるので、RACH信号(バースト信
号)kの先頭部分の例えは2シンボル分(所定時間)で
パワー測定iが実施され、それに続いて、マッチドフィ
ルタ35a,35bで同期検出jが実施される。そし
て、同期検出信号dが出力されるとスペクトラム逆拡散
mが開始される。そして、RACH信号(バースト信
号)kのバースト期間中においては、パワー測定i及び
同期検出jは実施されない。さらに、バースト期間が終
了すると、パワー測定i及び同期検出jが再開される。
【0056】このように構成されたCDMA復調装置に
おけるPN同期検出装置においては、入力されたCDM
A信号cのパワー測定値Σ(I2 +Q2 )が上昇する
と、RACH検出部25が同期検出信号を出力する判断
基準であるしきい値SH=A・Σ(I2 +Q2 )が上昇
する。逆に、入力されたCDMA信号cのパワー測定値
が低下するとしきい値SHが下がる。
【0057】このように、しきい値SHもCDMA信号
のパワー(レベル)に連動して変化するので、たとえし
きい値SHの設定許容範囲が狭かったとしても、さら
に、入力されたCDMA信号のパワー(レベル)が変化
したとしても、しきい値SHが設定許容範囲から外れる
ことはない。
【0058】したがって、少ないタップ数nのマッチド
フィルタ35a、35bで、入力されるCDMA信号c
が低いレベルであっても、高いレベルであっても、確実
に、スペクトラム逆拡散に用いるPNパターンデータの
同期を取ることができる。よって、入力されるCDMA
信号cにおける高いダイナミックレンジを確保できる。
【0059】その結果、マッチドフィルタ35a、35
bのタップ数nを少なくすることによって、マッチドフ
ィルタ35a、35bの構成を簡素化できる。したがっ
て、このマッチドフィルタ35a、35bを安価でコン
パクトなハードウェアで実現する事ができる。
【0060】また、図6に示すように、同期検出信号d
が立ち上がるまでの期間においては、各送信タイミング
が発生する毎にパワー測定i及び同期検出jを実施し、
スペクトラム逆拡散mの継続期間中はパワー測定i及び
同期検出jを停止している。
【0061】よって、確実にバースト信号kの立上がり
時点で、パワー測定i及び同期検出jを実施できる。
【0062】さらに、パワー測定iに要するデータはせ
いぜい2シンボル程度である。さらに、RACH信号
(バースト信号)kの各データのうち同期検信号の入力
以前の実際のデータ解析には不必要な先頭部分のデータ
(パイロットシンボル)を破棄するようにしている。し
たがって、同期検出期間中に入力されたデータを記憶保
持しておく必要がないので、本来であれば、逆拡散部2
8の直前に必要とするメモリをさらに削減できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCDMA
復調装置におけるPN同期検出装置においては、しきい
値を入力信号レベルに応じて変更している。したがっ
て、マッチドフィルタにおけるタップ数を増加すること
なく、入力信号における高いダイナミックレンジを確保
でき、かつ簡単な構成で、リアルタイムでスペクトラム
逆拡散におけるPN同期を取ることができる。
【0064】また、バースト信号からなる共通制御用物
理信号の逆拡散におけるPN同期を取るためのパワー測
定開始のタイミングを送信タイミングに同期して間欠的
に実施している。これによって、パワー測定部及び同期
検出部における同期検出が確実に行われる。
【0065】さらに、パワー測定及び同期検出に用いる
バースト信号の先頭部分を破棄している。したがって、
同期検出期間中に入力されたデータを記憶保持しておく
必要がないので、必要とする記憶容量をさらに削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のPN同期検出装置が組込
まれたCDMA復調装置の概略構成を示すブロック図
【図2】同実施形態のPN同期検出装置の要部を示すブ
ロック図
【図3】同実施形態のPN同期検出装置に入力される送
信タイミング信号及びRACH信号(バースト信号)を
示す波形図
【図4】同実施形態のPN同期検出装置に組込まれたマ
ッチドフィルタの概略構成を示すブロック図
【図5】同実施形態のPN同期検出装置に組込まれたR
ACH検出制御部の動作を示す流れ図
【図6】同実施形態のPN同期検出装置に組込まれたR
ACH検出制御部の動作を示すタイムチャート
【図7】一般的な移動端末試験装置の概略構成を示すブ
ロック図
【図8】マッチドフィルタにおける相関値とノイズレベ
ルとしきい値との関係を説明するための図
【符号の説明】
21…周波数変換部 23…直交復調部 24a,24b…デジタルLPF 25…RACH検出部 26…RACH検出制御部 28,29a,29b…スペクトラム逆拡散部 30,32,45…PNパターン発生部 31a,31b,31c…積分器 34…DLL 35a,35b…マッチドフィルタ 36a,36b,39a,39b…2乗器 37,40,46…加算器 38…比較器 41…積算器 42…乗算器 43a,43b…シフトレジスタ 44a,44b…係数メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板原 弘 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 柚木 一文 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 東 明洋 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 清尾 俊輔 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE33 EE36 5K047 AA04 AA16 BB01 GG34 HH15 KK11 MM12 MM24 MM33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力したCDMA信号に含まれる複数の
    個別物理チャネルと1つのバースト信号からなる共通制
    御用物理チャネルのうちの共通制御用物理チャネルのデ
    ータを逆拡散部(28)で逆拡散するためのPNパターン
    における同期点を検出するCDMA復調装置におけるP
    N同期検出装置(25,26)において、 前記入力したCDMA信号のパワーを測定してパワー測
    定値として出力するパワー測定部(39a,39b,40,41)
    と、 前記同期点を検出するための係数を保存するための係数
    メモリ(44a,44b)を有し、入力されたCDMA信号を受
    けて、前記CDMA信号の各データと前記係数の各デー
    タとの相対関係をシフトさせながら、各シフト点におけ
    る相関値を順次出力していくマッチドフィルタ(35a,35
    b)と、 このマッチドフィルタから順次出力される相関値がしき
    い値を越えると、同期点を検出し同期検出信号(d)と
    して出力する比較部(38)と、 前記パワー測定部にて測定されたパワー測定値に応じて
    前記しきい値を変更するしきい値変更部(42)とを備え
    たCDMA復調装置におけるPN同期検出装置。
  2. 【請求項2】 送信タイミングの周期が前記共通制御用
    物理チャネルにおけるバースト信号の1バースト期間よ
    り短く設定され、前記バースト信号の立上がりタイミン
    グが前記連続する各送信タイミングのなかの任意の送信
    タイミングに割り付けられる送信タイミング信号(h)
    を取込む送信タイミング信号取込手段(S1)と、 前記送信タイミングの各発生時刻から所定時間だけ前記
    パワー測定部を稼働するパワー測定部稼働手段(S3)
    と、 所定時間経過後に前記マッチドフィルタを稼働するマッ
    チドフィルタ稼働手段(S4)と、 前記比較部から同期検出信号が出力されると、前記1バ
    ースト期間の継続期間中、前記パワー測定部及びマッチ
    ドフィルタの稼働を停止させる稼働停止手段(S6,S9)
    とを備えた請求項1記載のCDMA復調装置におけるP
    N同期検出装置。
  3. 【請求項3】 前記逆拡散部(28)は、順次入力される
    バースト信号の各データのうち前記同期検出信号の入力
    以降の各データに対に対してのみ前記同期検出信号を用
    いて逆拡散を実施し、前記バースト信号の各データのう
    ち前記同期検信号の入力以前の先頭部分のデータを破棄
    することを特徴とする請求項2記載のCDMA復調装置
    におけるPN同期検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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