JP2000164158A - 偏向ヨーク、陰極線管装置及びディスプレイ装置 - Google Patents

偏向ヨーク、陰極線管装置及びディスプレイ装置

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JP2000164158A
JP2000164158A JP10339804A JP33980498A JP2000164158A JP 2000164158 A JP2000164158 A JP 2000164158A JP 10339804 A JP10339804 A JP 10339804A JP 33980498 A JP33980498 A JP 33980498A JP 2000164158 A JP2000164158 A JP 2000164158A
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JP
Japan
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deflection yoke
deflection
ray tube
horizontal
cathode ray
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JP10339804A
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English (en)
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Soichi Sakurai
宗一 桜井
Yoshihiro Obara
良浩 小原
Nobuyuki Koganezawa
信之 小金沢
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Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規部品の追加や消費電力の増加がなく、大
形化や重量増加をまねかず、極めて簡易な構成で不要輻
射磁界を低減することができる偏向ヨーク、陰極線管装
置及びディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 電子ビーム86を水平方向に偏向する水
平偏向コイル3、電子ビーム86を垂直方向に偏向する
垂直偏向コイル4、その外側を取巻くように形成された
磁性体コア2、コネクタ接続線6の結線等に用いる基板
7、等から成り、陰極線管8のネック部85に取付ける
偏向ヨーク1において、水平偏向コイル3に水平偏向電
流を供給する1対のコネクタ接続線6のうちの一方は大
略ループ形状のループ部32を有し、そして、ループ部
32は偏向ヨーク1の下部又は上部の一方に存在するよ
うにする。コネクタ接続線6のループ部は、コア2より
電子銃85側に配置された部分と、コア2より陰極線管
の表示面83側に配置された部分と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨーク、陰極
線管装置及びディスプレイ装置であり、特に、ディスプ
レイ装置等の偏向ヨークを構成する偏向コイルからの不
要輻射磁界を減衰させる機能を有する偏向ヨーク、陰極
線管装置及びディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管8は、図4に示すよう
に、表示面81を形成するパネル部83と、これに続く
漏斗状のファンネル部84と、電子銃82を内臓するネ
ック部85とで構成される。電子銃82から放出された
電子ビーム86は、ネック部84に装着された偏向ヨー
ク1により水平及び垂直方向に偏向され、表示面81上
を走査して、画像が表示される。
【0003】陰極線管(CRT)装置又はディスプレイ
装置(VDU)から周囲に放射される電磁波のレベル
は、人体への悪影響や、周辺電子機器への妨害を防止す
るために、所定値以下に低減すべきであるということが
世界中の大きな問題となっている。特に、400キロヘ
ルツ以下の低周波数帯域の漏洩磁界(以下、「不要輻射
磁界」という。)についてが問題とされ、例えばTCO
と呼ばれるガイドラインが作成されている。このガイド
ラインによれば、VDU周り50cm、CRT管面から
30cmの測定点において、5ヘルツから2キロヘルツ
までの極超低周波数磁界(ELMF)は200nT以
下、2キロヘルツから400キロヘルツまでの超低周波
数磁界(VLMF)は25nT以下となるように規格が
設けられている。
【0004】このような低周波数帯域の不要輻射磁界の
主たる発生源は偏向ヨークであるところから、不要輻射
磁界低減方法として、不要輻射磁界を打ち消す磁界を発
生させる手段を偏向ヨークに設ける方式が多数提案され
ている。このうち、垂直偏向コイルからの不要輻射磁界
については、垂直偏向コイルをサドル型にしてコアの中
に配置することで軽減させ、規格値をクリアさせてい
る。
【0005】一方、偏向ヨークの中の水平偏向コイルか
らの不要輻射磁界の防止については、陰極線管の前方へ
の不要輻射磁界を打ち消す補償コイルなどを設ける方法
がとられている。例えば特公平6−22103号公報に
記載されたような技術がある。この技術は、図5に示す
ように、偏向ヨーク7´の上下に複数個から成る一対の
各々が独立したループ状のコイル部品8´、9´を配置
している。このコイル8´、9´は水平偏向コイル2´
と接続され、Y軸に対し直交して位置している。このコ
イル8´、9´によって発生する磁界で、偏向ヨーク7
´のコアから漏れる不要輻射磁界をキャンセルせしめる
ものである。しかしながら、このような不要輻射磁界を
補償する方法では、補償のために新たな磁芯やコイル等
の部品、及び補償コイルのための電力が別途必要となる
上、コイル部品の付加のために大形化し、磁芯部品の付
加のために重量の増加をまねくという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、上記問題点を解決し、新規部品の追加や消費電
力の増加がなく、大形化や重量増加をまねかず、極めて
簡易な構成で不要輻射磁界を低減することができる偏向
ヨーク、陰極線管装置及びディスプレイ装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子ビームを
水平方向に偏向する水平偏向コイル、電子ビームを垂直
方向に偏向する垂直偏向コイル、その外側を取巻くよう
に形成された磁性体コア、コネクタ接続線の結線等に用
いる基板、等から成り、陰極線管のネック部に装着され
る偏向ヨークにおいて、前記水平偏向コイルに水平偏向
電流を供給する1対のコネクタ接続線のうちの一方は大
略ループ形状のループ部を有し、そして、該ループ部は
偏向ヨークの下部又は上部の一方に存在する偏向ヨーク
である。
【0008】また、本発明は、上記コネクタ接続線のル
ープ部は、上記コアより電子銃側に配置された部分と、
コアより陰極線管の表示面側に配置された部分と、を有
する偏向ヨークである。
【0009】そして、本発明は、上記ループ部を有する
コネクタ接続線の電位は、他方のコネクタ接続線よりも
低電位である偏向ヨークである。
【0010】更に、本発明は、電子ビームを水平方向に
偏向する水平偏向コイル、電子ビームを垂直方向に偏向
する垂直偏向コイル、その外側を取巻くように形成され
た磁性体コア、コネクタ接続線の結線等に用いる基板、
等から成り、陰極線管のネック部に装着される偏向ヨー
クにおいて、前記水平偏向コイルの1対の巻線延長部の
うちの一方は大略ループ形状のループ部を有し、そし
て、該ループ部は偏向ヨークの下部又は上部の一方に存
在する偏向ヨークである。
【0011】また、本発明は、上記巻線延長部は、上記
コアより電子銃側に配置された部分と、コアより表示面
側に配置された部分と、を有する偏向ヨークである。
【0012】そして、上記ループ部を有する巻線延長部
の電位は、他方の巻線延長部よりも低電位である偏向ヨ
ークである。
【0013】更に、本発明は、偏向ヨークと、電子ビー
ムを発生する電子銃と該電子ビームの走査によって画面
を表示する表示面とを有する陰極線管と、等から成る陰
極線管装置において、前記偏向ヨークは、上記偏向ヨー
クである陰極線管装置である。
【0014】また、偏向ヨークと、電子ビームを発生す
る電子銃と該電子ビームの走査によって画面を表示する
表示面とを有する陰極線管と、高圧回路と、ビデオ回路
と、水平偏向回路と、垂直偏向回路と、等を具備するデ
ィスプレイ装置において、前記偏向ヨークは、請求項1
〜6のいずれか1項に記載の偏向ヨークであるディスプ
レイ装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の発明の実施の形態
を説明する。本発明の偏向ヨーク、陰極線管装置及びデ
ィスプレイ装置の実施例について、図1〜図4を用いて
説明する。図1は、実施例1の偏向ヨークの説明図であ
る。図2は、実施例2の偏向ヨークの説明図である。図
3は、実施例3のディスプレイ装置の説明図である。図
4は、陰極線管の構成を示す説明図である。
【0016】実施例1を説明する。本実施例の偏向ヨー
ク1は、陰極線管装置における主要部品であり、図1に
示すように、磁性体コア2、水平偏向コイル3、垂直偏
向コイル4、セパレータ5、コネクタ接続線6、基板
7、等で構成される。磁性体コア2は、内部に水平偏向
コイル3及び垂直偏向コイル4を取付けている。水平偏
向コイル3は、上下1対のサドル型コイルからなり、巻
線延長部31を有している。垂直偏向コイル4は、左右
1対のサドル型コイルからなる。セパレータ5は、水平
偏向コイル3と垂直偏向コイル4とを電気的に絶縁す
る。コネクタ接続線6は、偏向ヨーク外部の水平偏向回
路から水平偏向コイル3にコネクタ(図示していな
い。)を介して電流を供給する。基板7は、セパレータ
5上に取付けられ、コネクタ接続線6と水平偏向コイル
の巻線延長部31、及び巻線延長部31同士を接続する
端子71を有している。なお、垂直偏向回路から垂直偏
向コイル4にコネクタを介して電流を供給するコネクタ
接続線等は、図示していない。そして、偏向ヨーク1
は、図4に示すように、陰極線管8のネック部85に装
着される。図1において、座標系として、陰極線管8の
管軸方向をZ軸として水平方向に表示しており、そし
て、表示面81の上下方向をY軸とし、表示面81の水
平方向をX軸とし上下方向に表示しており、特に、図1
は、偏向ヨーク1の下方向から見た斜視図である。
【0017】ここで、水平偏向コイル3に電流が供給さ
れる経路を順にたどって見ると、外部の供給源(図示し
ていない。)から供給される電流は、コネクタ接続線6
aを通り、基板7上の端子71aでコネクタ接続線6a
に接続された水平偏向コイルの巻線延長部31aに流
れ、水平偏向コイル3本体を通り巻線延長部31bから
出、そして、基板7上の端子71bで繋がれたコネクタ
接続線6bを通って供給源に戻ることになる。
【0018】コネクタ接続線や水平偏向コイルの巻線延
長部は、基板上の端子を介して結線されるが、従来は、
例えば特公平6−22103号公報や実公昭60−25
814号公報に開示されているように、コネクタ接続線
はすぐに束ねられてコネクタに接続され、また、巻線延
長部は効率的結線に配慮してコイルと基板の端子とをな
るべく短かく結ぶような形態に配線されるのが常であっ
た。本実施例では、これに反して、上記コネクタ接続線
や巻線延長部等を若干長くなっても以下に説明するよう
な配置形状とすることにより、極めて効果的な不要輻射
補償方法を実現し得ることを見出したものである。
【0019】実施例1において、一対のコネクタ接続線
6a、6bのうち、電位の低いコネクタ接続線6bは大
略ループ形状のループ部61bを形成し、偏向ヨーク1
の下部に配置している。このコネクタ接続線6bには水
平偏向コイル3と同期した電流が流れるため、ループ部
61bでループ電流を形成する。このループ電流の方向
を、水平偏向コイル2本体から発生する磁界の向きと逆
方向になるように調節することにより、不要輻射磁界を
相殺することが出来る。また、コネクタ接続線のループ
部61bの一部分はコア2より電子銃82側に、そし
て、別の一部分はコア2より表示面81側に配置するこ
とによって、不要輻射磁界の相殺をより効果的に行う事
が出来る。なお、図1ではコネクタ接続線のループ部6
1bの形状は略三角形であるが、多角形等であっても効
果は変わらない。
【0020】コネクタ接続線のループ部61bは偏向ヨ
ーク1の下部に配置しているが、偏向ヨーク1の上部に
配置しても良く、下部又は上部の何れか一方に配置すれ
ば良い。また、コネクタ接続線6b等を上記のような形
状に保持するためには、コネクタ接続線自体の一部を、
コア2又はセパレータ5等に突起部を設けて固定しても
良いが、粘着テープや接着剤などで固定することで、充
分な効果を得ることが出来る。
【0021】実施例2を説明する。本実施例の偏向ヨー
クは、水平偏向コイルの巻線延長部31bに大略ループ
形状のループ部32bを形成している。図2において、
図1と同様の働きをするものについては、図1と同様の
符号を付している。本実施例の偏向ヨーク1の大きな特
徴は、不要輻射磁界の相殺を行うループ電流の発生を、
水平偏向コイルの巻線延長部のループ部32bで行って
いる点である。なお、巻線延長部31とは、水平偏向コ
イル3のうちの、コネクタ接続線6又は他の水平偏向コ
イル3と接続するために、基板7上の端子71と接続す
る部分である。
【0022】水平偏向コイルの巻線延長部31bは、大
略ループ形状のループ部32bを形成し、偏向ヨーク1
の下部に配置している。このループ部32bには水平偏
向コイル3と同期したループ電流が流れる。このループ
電流の方向を、水平偏向コイル3本体から発生する磁界
の向きと逆方向になるように調節することにより、不要
輻射磁界を相殺することが出来る。ループ部32bの一
部分はコア2より電子銃82側に、そして、別の一部分
はコア2より表示面81側に配置することによって、不
要輻射磁界の相殺をより効果的に行う事が出来る。な
お、図2ではループ部32bの形状は略三角形である
が、多角形等であっても効果は変わらない。また、ルー
プ部32bは偏向ヨーク1の下部に配置しているが、偏
向ヨーク1の上部に配置しても良く、下部又は上部の何
れか一方に配置すれば良い。
【0023】実施例3を説明する。本実施例は、図3に
示すように、偏向ヨーク1等を備えたディスプレイ装置
である。このディスプレイ装置は、コア2、水平偏向コ
イル3、垂直偏向コイル4等からなる偏向ヨーク1、カ
ラー陰極線管8、ビデオ信号入力端子91、水平同期信
号の入力端子92、垂直同期信号の入力端子93、ビデ
オ回路94、水平偏向回路95、垂直偏向回路96、高
圧回路97、等を有している。偏向ヨーク1は、実施例
1又は2の偏向ヨークである。
【0024】入力端子91からはビデオ信号が入力さ
れ、ビデオ回路94で処理した後、カラー陰極線管8に
供給される。入力端子92からは水平同期信号が入力さ
れ、これが水平偏向回路95に供給されて水平偏向電流
IHが形成され、偏向ヨーク1の水平偏向コイル3に供
給される。また、この水平同期信号は高圧回路97に供
給され、陰極線管8に高圧が加わる。入力端子93から
は垂直同期信号が入力され、これが垂直偏向回路96に
供給されて垂直偏向電流IVが形成され、偏向ヨーク1
の垂直偏向コイル4に供給される。このようにして、カ
ラー陰極線管8が駆動される。このディスプレイ装置に
実施例1又は2の偏向ヨーク1を適用することができ
る。これにより、このディスプレイ装置において、不要
輻射磁界が問題となる陰極線管の表示面の前方30cm
以遠において水平偏向コイル本体が生じさせる磁界と逆
方向の磁界を発生させ、水平偏向コイルの不要輻射磁界
を打ち消すことができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、新
規部品の追加や消費電力の増加がなく、大形化や重量増
加をまねかず、極めて簡易な構成で不要輻射磁界を低減
することができる偏向ヨーク、陰極線管装置及びディス
プレイ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の偏向ヨークの説明図。
【図2】実施例2の偏向ヨークの説明図。
【図3】実施例3のディスプレイ装置の説明図。
【図4】陰極線管の構成を示す説明図。
【図5】従来の不要輻射補正方式の一例を示す偏向ヨー
クの外観説明図。
【符号の説明】
1 偏向ヨーク 2 コア 3 水平偏向コイル 31、31a、31b 巻線延長部 32、32b ループ部 4 垂直偏向コイル 5 セパレータ 6、6a、6b コネクタ接続線 7 基板 71、71a、71b 端子 8 陰極線管 81 表示部 82 電子銃 83 パネル部 84 ファンネル部 85 ネック部 86 ビーム 91、92、93 ディスプレイ装置端子部 94 ビデオ回路 95 水平偏向回路 96 垂直偏向回路 97 高圧回路
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月19日(1999.4.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】陰極線管(CRT)装置又はディスプレイ
装置(VDU)から周囲に放射される電磁波のレベル
、所定値以下に低減することが必要である。特に、4
00キロヘルツ以下の低周波数帯域の漏洩磁界(以下、
「不要輻射磁界」という。)について、例えばTCO
と呼ばれるガイドラインによりその強さが規定されてい
る。このガイドラインによれば、VDU周り50cm、
CRT管面から30cmの測定点において、5ヘルツか
ら2キロヘルツまでの極超低周波数磁界(ELMF)は
200nT以下、2キロヘルツから400キロヘルツま
での超低周波数磁界(VLMF)は25nT以下となる
ように規格が設けられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 良浩 岩手県水沢市真城字北野1番地 株式会社 日立メディアエレクトロニクス内 (72)発明者 小金沢 信之 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 Fターム(参考) 5C042 FG16 FG37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを水平方向に偏向する水平偏
    向コイル、電子ビームを垂直方向に偏向する垂直偏向コ
    イル、その外側を取巻くように形成された磁性体コア、
    コネクタ接続線の結線等に用いる基板、等から成り、陰
    極線管のネック部に装着される偏向向ヨークにおいて、 前記水平偏向コイルに水平偏向電流を供給する1対のコ
    ネクタ接続線のうちの一方は大略ループ形状のループ部
    を有し、そして、該ループ部は偏向ヨークの下部又は上
    部の一方に存在することを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の偏向ヨークにおいて、 上記コネクタ接続線のループ部は、上記コアより電子銃
    側に配置された部分と、コアより陰極線管の表示面側に
    配置された部分と、を有することを特徴とする偏向ヨー
    ク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の偏向ヨークにお
    いて、 上記ループ部を有するコネクタ接続線の電位は、他方の
    コネクタ接続線よりも低電位であることを特徴とする偏
    向ヨーク。
  4. 【請求項4】 電子ビームを水平方向に偏向する水平偏
    向コイル、電子ビームを垂直方向に偏向する垂直偏向コ
    イル、その外側を取巻くように形成された磁性体コア、
    コネクタ接続線の結線等に用いる基板、等から成り、陰
    極線管のネック部に装着される偏向ヨークにおいて、 前記水平偏向コイルの1対の巻線延長部のうちの一方は
    大略ループ形状のループ部を有し、そして、該ループ部
    は偏向ヨークの下部又は上部の一方に存在することを特
    徴とする偏向ヨーク。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の偏向ヨークにおいて、 上記巻線延長部は、上記コアより電子銃側に配置された
    部分と、コアより表示面側に配置された部分と、を有す
    ることを特徴とする偏向ヨーク。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の偏向ヨークにお
    いて、 上記ループ部を有する巻線延長部の電位は、他方の巻線
    延長部よりも低電位であることを特徴とする偏向ヨー
    ク。
  7. 【請求項7】 偏向ヨークと、電子ビームを発生する電
    子銃と該電子ビームの走査によって画面を表示する表示
    面とを有する陰極線管と、等から成る陰極線管装置にお
    いて、 前記偏向ヨークは、請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の偏向ヨークであることを特徴とする陰極線管装置。
  8. 【請求項8】 偏向ヨークと、電子ビームを発生する電
    子銃と該電子ビームの走査によって画面を表示する表示
    面とを有する陰極線管と、高圧回路と、ビデオ回路と、
    水平偏向回路と、垂直偏向回路と、等を具備するディス
    プレイ装置において、 前記偏向ヨークは、請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の偏向ヨークであることを特徴とするディスプレイ装
    置。
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