JP2000163701A - ディスク装置及びその記録媒体 - Google Patents

ディスク装置及びその記録媒体

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JP2000163701A
JP2000163701A JP10336835A JP33683598A JP2000163701A JP 2000163701 A JP2000163701 A JP 2000163701A JP 10336835 A JP10336835 A JP 10336835A JP 33683598 A JP33683598 A JP 33683598A JP 2000163701 A JP2000163701 A JP 2000163701A
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Tadashi Hasegawa
正 長谷川
Makoto Isozaki
眞 磯崎
Tadashi Sato
正 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の所定の情報を短時間、低コストで多量
に複製でき、ユーザー個々に他の情報を記録、再生可能
な記録媒体を得る。その記録媒体に情報操作可能なディ
スク装置を得る。 【解決手段】 磁気トラック9と再生専用トラック5と
を有するディスク状の記録媒体1を着脱可能に形成さ
れ、再生専用トラック5に記録された情報を再生する再
生ヘッド部11と、磁気トラック9に情報を記録再生す
る磁気ヘッド部10と、再生ヘッド部11と磁気ヘッド
部10を位置決めするヘッド位置決め機構部16と、再
生ヘッド部11と磁気ヘッド部10とを動作可能な制御
部26とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体を着脱
可能なディスク装置に係わり、例えば、書き換え不可の
記録領域と書き換え可能な記録領域とを有する記録媒体
を用いるディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルデータを記録し、かつ大
量配布可能な記録媒体としてフレキシブルディスク(以
下、FDと称する。)がある。図5は、従来の3.5イ
ンチ型のFDを示す説明図である。図において、50は
記録媒体であり、PET樹脂などの柔軟なシートに酸化
鉄系磁気記録材料を塗布されて円形に打ち抜かれて設け
られている。なお、記録容量の大きいものは、メタル鉄
磁性粉塗膜のものもある。51は記録媒体50の磁気記
録領域であり、多数の記録トラックが同心円状に設けら
れている。52はハブ部であり、記録媒体50の中心部
に配置されて記録媒体50に固着されている。53はハ
ブ部52に設けられた中心孔、54はハブ部52に設け
られた駆動孔である。55は記録媒体50を収納するデ
ィスケット、56はディスクケット55に設けられた窓
部、57は窓部56を開閉するシャッタ、58はFDで
あり、符号50〜57を付した構成を含む。このFD5
8はプログラムの配布など、同一情報を大量に配布する
ことに用いられた実績がある。また、FD58は情報の
書き換え、部分的な追加、削除などが可能であり、配布
されたFD58に対してもユーザーが個別の情報を追加
記録することが可能である。
【0003】ところで、このような同一情報の大量配布
に用いられたFD58は、通常1.44Mバイト程度の
記録容量であり、記録容量が少ないため、今日の大量な
情報の配布用にあまり適さなくなっている。そこで、1
00Mバイト以上の記録容量を有するFDが実用化され
ている。しかし、100Mバイト以上のFDについては
1.44MバイトのFD58のような標準化が未だ成さ
れておらず、また情報の記録などに時間がかかるためコ
スト増をまねき、現時点では同一情報の大量配布用とし
ての実用性が乏しい。なお、記録容量が1.44Mバイ
トのFD58は、記録領域51に記録トラックが80個
(0〜79記録トラック)設けられ、100Mバイト以
上のFD58は、記録トラックがその10倍〜20倍、
又はそれ以上設けられている。なお、100Mバイト以
上の記録容量のFD58においては、記録媒体50上に
サーボトラック(不図示)が設けられており、そのサー
ボトラックのトラック位置情報に基づいて磁気ヘツド
(不図示)の位置決めが行われている。なお、サーボト
ラックのトラック位置情報には磁気的に設ける方式や窪
みなどの機械的に設ける方式などがある。
【0004】一方、同一情報の大量配布が可能な記録媒
体として、CD−ROMがある。図6は、従来のCD−
ROMを示す説明図である。これは、ポリカーボネート
材などの硬いプラスチック基板60をディスク状に形成
し、螺旋状のトラックに沿ってデジタルデータを所定の
変調方式に従うピット61の付け方(有無、位置、長
さ)によって基板60上に記録したものである。62は
反射膜、63は保護膜、64はCD−ROMであり符号
60〜63を付した構成を含む。ピット61は熱成形又
は熱スタンピングによって基板60上に設けられている
ものであり、同一情報を有するCD−ROMを大量に安
価に製造することができる。しかし、このCD−ROM
は数百Mバイトの記録容量を有し、大量の同一情報を記
録するには適しているがデータの書き換えをすることが
できない。
【0005】次にFD58に情報を記録又は記録された
情報を再生するディスク装置について述べる。図7は、
従来のディスク装置を示す説明図である。図において、
70は記録媒体50(図5に示す)に情報を記録又は記
録された情報を再生する磁気ヘッド、71はサーボトラ
ックのトラック位置情報を検出する光学手段であり、レ
ーザーダイオード(以下、LDと称する。)72とフォ
トデテクタ(以下、PDと称する。)73とを有する。
74はヘッド位置決め機構であり、磁気ヘッド70と光
学手段71とを搭載されて記録媒体50の半径方向に移
動可能に設けられている。75は磁気ヘッド70に接続
されたリード/ライト回路、76はリード/ライト回路
75からの再生信号を復調するデコーダー、77はデコ
ーダー76からの出力を一時的に記録する第1のバッフ
ァメモリ、78は外部装置からの信号を変調するエンコ
ーダー、79はエンコーダー78に出力する信号を一時
的に記録する第2のバッファメモリ、80は光学手段7
1に接続されたリード回路、81はリード回路からの検
出信号に含まれるサーボ信号によりヘッド位置決め機構
74を移動させるサーボ回路、82は各部を制御する制
御部、83は外部装置とのインターフェース部、84は
ディスク装置であり、符号70〜83を付した構成を含
む。
【0006】次に動作を図により説明する。なお、FD
58は、そのサーボトラックに機械的なトラック位置情
報が設けられている場合を述べる。媒体駆動モータ(不
図示)により記録媒体50が回転している際に、図8に
示すように、LD72から記録媒体50のサーボトラッ
クに照射されたレーザー光は、通光部70aを通り記録
媒体50により反射してPD73に入射する。PD73
はその反射光に基づいてトラック位置ずれを示す相対位
置情報と、記録媒体50の回転速度を示す相対角速度情
報を検出し、リード回路80に検出信号を出力する。サ
ーボ回路81、制御部82は、その検出信号に基づいて
フィードバック制御を行い、ヘッド位置決め機構74を
駆動して、磁気ヘッド70を所定の位置に配置するよう
にする。磁気ヘッド70は、その所定の位置にエンコー
ダー78からの情報を磁気的に記録し、又は磁気的に記
録された情報を検出してデコーダー76に出力する。デ
コーダー76、エンコーダー78は第1、第2のバッフ
ァメモリ77、79を介してインターフェース部83に
接続されており、ディスク装置84はインターフェース
部83を介して外部装置との信号授受を行う。なお、検
出信号の中の相対角速度情報は記録媒体50の回転速度
を検出して媒体駆動モータの回転速度制御にも用いられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のFD58は、記
録容量が1.44Mバイトのものはその記録容量が小さ
く、例えば、1つのプログラムを配布しようとした場
合、数十枚のFD58が必要となり大量の同一情報の配
布用に適さない。一方、記録容量が100Mバイト以上
のFD58は、記録容量については十分であるが、FD
58にディスク装置84などにより1枚づつ個別に情報
を記録しなければならず、同一情報を記録したFD58
を大量に配布する上で、その時間と労力が大きくなりコ
スト増となる。
【0008】また、従来のCD−ROM64は、基板6
0上にピット61を熱成形や熱スタンピングにより設け
て情報を記録するので、同一情報を記録したCD−RO
M64を比較的容易、安価に製造することができる。し
かし、CD−ROM64では、ピット61形成後は修正
が難しい。また、情報の追加記録ができないので、例え
ば、コピーの回数等を記録できず、不正コピーをプロテ
クトすることが難しいのでCD−ROM64に記録され
た情報を複数のパソコンにコピーすることを容赦してし
まい、著作権を侵害され易いという問題点がある。
【0009】また、FD58やCD−ROM64に記録
された情報は、パソコン等に搭載されたハードディスク
ドライブ(不図示)などの記録装置にコピーされて、パ
ソコン等で操作されるのが普通であるが、複数の大量な
情報をハードディスクドライブに記録することになる
と、必然的にその記録容量は大きなものが必要となり、
ハードディスクドライブが複雑になったり、複数のハー
ドディスクドライブをパソコンに搭載することになった
り、パソコン等の情報処理装置の構成が複雑になるとい
う問題点がある。また、ハードディスクドライブに残し
た情報の漏洩などを防止するために、例えば、その情報
をFD58に移し換える場合に比較的大きな時間と労力
が必要となり効率的でない。
【0010】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、大量の所定の情報を短時間、低
コストで多量に複製できると共に、ユーザー個々に他の
情報を記録、再生可能な記録媒体を得ることを目的とす
る。また、その記録媒体に記録された所定の情報の再
生、ユーザー個々の情報の記録、再生を行うことのでき
るディスク装置を得ることを目的とする。
【0011】また、パソコン等に搭載しているハードデ
ィスクドライブ等に所定の情報をコピーせずに記録媒体
とのアクセスにより情報操作が可能なディスク装置を得
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明のディスク装置
は、磁性層からなる磁気トラックと複数の窪みにより所
定の情報を記録された再生専用トラックとを有するディ
スク状の記録媒体を着脱可能に形成され、前記所定の情
報を再生する再生ヘッド部と、前記磁気トラックに情報
を磁気的に記録又は記録された情報を再生する磁気ヘッ
ド部と、前記再生ヘッド部を前記再生専用トラック上に
位置決めすると共に前記磁気ヘッド部を前記磁気トラッ
ク上に位置決めするヘッド位置決め機構部と、前記再生
ヘッド部と前記磁気ヘッド部とを動作可能な制御部とを
備えたものである。
【0013】また、この発明のディスク装置は、ヘッド
位置決め機構部は再生ヘッド部の第1の再生出力に含ま
れるトラック位置情報に基づいて磁気ヘッド部を磁気ト
ラック上に位置決めするものである。
【0014】この発明の記録媒体は、硬質なプラスチッ
ク材からなるディスク状の基板と、この基板に設けられ
た再生専用トラックと磁気トラックとを備え、前記再生
専用トラックは前記基板に複数の不可塑的な窪みを形成
されることにより所定の情報を記録され、前記磁気トラ
ックは前記基板に設けられた磁性層からなるものであ
る。
【0015】この発明の記録媒体は、基板の一方の面に
再生専用トラックを設けられ、他方の面に磁気トラック
を設けられている。
【0016】また、この発明の記録媒体は、再生専用ト
ラックと磁気トラックとはそれぞれ同一中心で同心円状
に設けられているものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明のディス
ク装置及びその記録媒体の一実施の形態を説明する。図
1〜図3は、実施の形態1による記録媒体を示す説明図
であり、図1はその平面図、図2は図1に示す線分BB
断面図、図3は図2に示すC部拡大図である。図におい
て、1はディスク状の記録媒体、2は記録媒体1の中央
に設けられた中心孔、3は記録媒体1の基板であり、硬
質で透明度の高いポリカーボネートなどのプラスチック
材からなる。4は反射膜であり、例えばアルミ材などを
基板3に蒸着して形成する。5は再生専用トラックであ
り、中心孔2を略中心として基板3の一方の面に同心円
状に複数設けられている。6は再生専用トラック上にて
基板3に熱成形或いは熱塑性型押しなどにより窪み加工
を施すことにより設けられたピットであり、所定の情報
がピット6の有無、位置、長さなどにより記録されてい
る。7は保護膜である。8は磁性層であり、基板3の他
方の面に設けられている。磁性層8は酸化鉄、金属鉄、
或いはバリウムフェライトなどの磁性材をバインダ材料
によく混和して塗装したものである。9は磁気トラック
であり、磁性層8上に設けられている。
【0018】図4は、実施の形態1によるディスク装置
を示す説明図である。図において、10は記録媒体1に
情報を記録又は記録された情報を再生する磁気ヘッド、
11は再生専用トラック5に記録された情報を再生する
光学手段であり、レーザーダイオード(以下、LDと称
する。)12とフォトデテクタ(以下、PDと称す
る。)13とレンズ14とハーフミラー15とを有す
る。また、16はヘッド位置決め機構であり、磁気ヘッ
ド10と光学手段11とを搭載されて記録媒体1の半径
方向に移動可能に設けられている。17は磁気ヘッド1
0に接続されたリード/ライト回路(以下、R/W回路
と称する。)である。18は光学手段11に接続された
リード回路(以下、R回路と称する。)、19はR回路
18の再生信号に含まれるサーボ信号に基づいてヘッド
位置決め機構16の動作を制御するサーボ回路である。
【0019】また、20はR/W回路17からの再生信
号を復調するデコーダー、21はデコーダー20からの
出力を一時的に記録する第1のバッファメモリ、22は
外部装置からの入力信号を一時的に記録する第2のバッ
ファメモリ、23は第2のバッファメモリ22からの出
力を変調するエンコーダー、24はR回路18からの出
力を復調するデコーダー、25はデコーダー24からの
出力を一時的に記録間する第3のバッファメモリ、26
は制御部であり、上述の符号20〜25を付した構成を
含んで構成され、CPU26aにより各部の動作を制御
する。27は制御部26、第1〜第3のバッファメモリ
21、22、25に接続されたインターフェース部であ
り、外部装置との信号授受を行う。28はディスク装置
であり、符号10〜27を付した構成を含む。
【0020】次に動作を図により説明する。まず、再生
専用トラック5に予め記録された所定の情報を再生する
場合について説明する。媒体駆動モータ(不図示)によ
り記録媒体1が回転している際に、図11に示す光学手
段71と同様に、LD12を発光させ、レンズ14、ハ
ーフミラー15を介して記録媒体1の再生専用トラック
5に複数のレーザー光(3ビーム法の場合、3本のレー
ザー光となる。)を照射すると、その反射光は再生専用
トラック5のピット6の有無などにより強弱が変化して
PD13に受光される。PD13はその受光強度に基づ
いて再生信号をR回路18に出力する。次に、デコーダ
ー24はR回路18からの再生信号を復調して出力す
る。制御部26はデコーダー24からの出力を第3のバ
ッファメモリ25に一時的に記録すると共にインターフ
ェース部27を介して外部装置が受信できるタイミング
で復調した再生信号を外部装置に出力する。
【0021】一方、サーボ回路19はR回路18の再生
信号に含まれるトラック位置ずれを示す相対位置情報に
基づいてフィードバック制御を行い、ヘッド位置決め機
構16を移動させ、光学手段11を所定の再生専用トラ
ック5に配置すると共にレーザー光の焦点位置を調整す
る。
【0022】次に、磁気トラック9に情報を記録する場
合又は記録された情報を再生する場合について説明す
る。制御部26は外部装置から情報を記録する旨指示を
受けると、光学手段11からの再生信号に含まれるトラ
ック位置情報に基づいて磁気ヘッド10が所定の磁気ト
ラック9に配置するようにヘッド位置決め機構16を駆
動する。なお、ディスク装置28は、記録媒体1の装着
時に再生専用トラック5と磁気トラック9との相対的な
位置関係を記録している。すなわち、記録媒体1の最内
周にはキャリブレーション領域が有り、記録媒体1の装
着時に再生専用トラック5と磁気トラック9の相対位置
ずれを検出し、磁気トラック9のオントラックに位置決
めする時の再生専用トラック5のオフトラック量を記録
している。
【0023】次に、制御部26は第2のバッファメモリ
22に一時的に記録された書き込み情報をエンコーダー
23により変調してR/W回路17を介して磁気ヘッド
10により所定の磁気トラック9上に情報を記録する。
【0024】また、磁気トラック9に記録された情報を
再生する場合は、同様に光学手段11からの再生信号に
基づいて磁気ヘツド10を所定の磁気トラック9に移動
して磁気ヘッド10からの再生信号をR/W回路17を
介してデコーダー20により復調して第1のバッファメ
モリに一時的に記録し、外部装置が受信できるタイミン
グで出力する。なお、この実施の形態1では、インター
フェースはUSB(Universal Serial
Bus)方式を用いる。
【0025】この実施の形態1による記録媒体1によれ
ば、情報をピット6により再生専用トラック5に予め記
録することにより、低コストで容易に同一情報の大量配
布が可能になると共に、磁気的に記録再生可能な磁気ト
ラック9を有しているので、ユーザー個別の情報の追
加、変更や著作権を侵害する不正コピーを防止する手段
などとすることができる。また、ディスク装置28は、
記録媒体1の再生専用トラック5に記録された情報を再
生できると共に磁気トラック9に情報を記録又は記録さ
れた情報を再生できるので、例えば、再生専用トラック
5に記録されたプログラムを用いて作成したデータや、
使用上の設定条件、履歴、成績などを記録媒体1上に磁
気的に記録することができ、パソコンなどに搭載されて
いるハードディスクドライブなどに記録媒体1のプログ
ラムなどをコピーしなくても済み、パソコンなどの構成
を簡易とすることができる。
【0026】また、記録媒体1に記録された情報を使用
する際に、その記録媒体1をディスク装置に挿入して外
部装置により情報操作を行い、その情報操作の結果を記
録媒体1の磁気トラック9に記録し、操作終了後に記録
媒体1を排出して保管することにより、パソコンなどの
外部装置に情報を残さずに済み、第3者に対する情報漏
洩を容易に防止することができる。
【0027】なお、記録媒体1は再生専用トラック5と
磁気トラック9とを一方と他方の面に個別に配置した
が、それらをそれぞれ任意のトラック数毎に交互になる
ように同心円状に配置しても良い。例えば、磁気トラッ
ク9の幅を10μm、そのピッチを12μm程度とし、
その磁気トラック2本毎に、トラック幅が1μm以下の
再生専用トラック5を設ける。この場合も上述と同様に
磁気記録、再生を行う。
【0028】
【発明の効果】この発明のディスク装置によれば、再生
専用トラックと記録再生可能な磁気トラックとを有する
記録媒体に情報を記録又は記録された情報を再生できる
ので、例えば、再生専用トラックに記録されたプログラ
ムを用いて作成したデータや、使用上の設定条件、履
歴、成績などを記録媒体上に磁気的に記録することがで
き、パソコンなどに搭載されているハードディスクドラ
イブなどに記録媒体のプログラムなどをコピーしなくて
も済み、パソコンなどの構成を簡易とすることができ
る。また、記録媒体に記録された情報を使用する際に、
その記録媒体をディスク装置に挿入してパソコン等の外
部装置により情報操作を行い、その情報操作の結果を記
録媒体の磁気トラックに記録し、操作終了後に記録媒体
を排出して保管することにより、パソコンなどの外部装
置に情報を残さずに済み、第3者に対する情報漏洩を容
易に防止することができる。
【0029】また、この発明の記録媒体によれば、記録
媒体の製造時に、情報を再生専用トラックに窪みなどに
より記録することにより、低コストで容易に同一情報の
大量配布が可能になる。また、磁気的に記録再生可能な
磁気トラックを有しているので、ユーザー個別の情報の
追加、変更や著作権を侵害する不正コピーを防止する手
段などとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による記録媒体を示
す平面図である。
【図2】 図1に示す線分BB断面図である。
【図3】 図2に示すC部拡大図である。
【図4】 実施の形態1によるディスク装置を示す説明
図である。
【図5】 従来の記録媒体を示す説明図である。
【図6】 従来の他の記録媒体を示す説明図である。
【図7】 従来のディスク装置を示す説明図である。
【図8】 従来のディスク装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 記録媒体、 2 中心孔、 3 基板、 4 反射
膜、 5 再生専用トラック、 6 ピット、 7 保
護膜、 8 磁性層、 9 磁気トラック、10 磁気
ヘッド、 11 光学手段、 12 LD、 13 P
D、 14レンズ、 15 ハーフミラー、 16 ヘ
ッド位置決め機構、 17 R/W回路、 18 R回
路、 19 サーボ回路、 20 デコーダー、 21
第1のバッファメモリ、 22 第2のバッファメモ
リ、 23 エンコーダー、24 デコーダー、 25
第3のバッファメモリ、 26 制御部、 26aC
PU、 27 インターフェース部、 28 ディスク
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5D075 EE03 FF12 FH02 5D090 AA01 BB13 DD01 5D091 AA10 CC02 DD01 DD30 GG15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性層からなる磁気トラックと複数の窪
    みにより所定の情報を記録された再生専用トラックとを
    有するディスク状の記録媒体を着脱可能に形成され、前
    記所定の情報を再生する再生ヘッド部と、前記磁気トラ
    ックに情報を磁気的に記録又は記録された情報を再生す
    る磁気ヘッド部と、前記再生ヘッド部を前記再生専用ト
    ラック上に位置決めすると共に前記磁気ヘッド部を前記
    磁気トラック上に位置決めするヘッド位置決め機構部
    と、前記再生ヘッド部と前記磁気ヘッド部とを動作可能
    な制御部とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 ヘッド位置決め機構部は再生ヘッド部の
    第1の再生出力に含まれるトラック位置情報に基づいて
    磁気ヘッド部を磁気トラック上に位置決めすることを特
    徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 硬質なプラスチック材からなるディスク
    状の基板と、この基板上に設けられた再生専用トラック
    と磁気トラックとを備え、前記再生専用トラックは前記
    基板に複数の窪みを形成されることにより所定の情報を
    記録され、前記磁気トラックは前記基板に設けられた磁
    性層からなることを特徴とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 基板の一方の面に再生専用トラックを設
    けられ、他方の面に磁気トラックを設けられていること
    を特徴とする請求項3に記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 再生専用トラックと磁気トラックとはそ
    れぞれ同一中心で同心円状に設けられていることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の記録媒体。
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