JP2000162543A - 光通信装置のクロストーク防止装置 - Google Patents

光通信装置のクロストーク防止装置

Info

Publication number
JP2000162543A
JP2000162543A JP10335826A JP33582698A JP2000162543A JP 2000162543 A JP2000162543 A JP 2000162543A JP 10335826 A JP10335826 A JP 10335826A JP 33582698 A JP33582698 A JP 33582698A JP 2000162543 A JP2000162543 A JP 2000162543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
prism
transmission
light beam
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10335826A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Goto
達夫 後藤
Mochiyume Takayama
抱夢 高山
Yoichi Kojima
洋一 小島
Masakazu Yamagata
正和 山縣
Shunichiro Wakamiya
俊一郎 若宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Precision Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seimitsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Seimitsu KK filed Critical Asahi Seimitsu KK
Priority to JP10335826A priority Critical patent/JP2000162543A/ja
Priority to US09/354,732 priority patent/US6701093B1/en
Publication of JP2000162543A publication Critical patent/JP2000162543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】望遠光学系と送受信部の間に位置し、上記位置
検出素子の出力に応じて駆動される光束偏向手段を有す
る送受信一体型光通信装置において、送信光が受信側に
到達するクロストークの問題が少ない光通信装置を得
る。 【解決手段】送受信部30に、中心プリズム60と中心
プリズムに接着される一対の補助プリズム70,80と
を設けて、中心プリズムと一対の補助プリズムとの各接
着面に、送信光は光束偏向手段に向けて反射させ受信光
は透過させる偏光分離面PBSと、偏光分離面を透過し
た受信光を受光素子36と位置検出素子37とに分割し
て与える光束分割面BSとを形成し、さらに補助プリズ
ムと中心プリズムの入出射面を、入出射面での反射光が
上記受信部の受光素子と位置検出素子とに入射しないよ
うに、偏光分離面と光束分割面に対して45゜をなす平
面に対して傾斜させ非平行とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、送受信を同一の光学系で行う送
受信一体型光通信装置に関し、特にそのクロストークを
防止する装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図3は、本発明の対象とす
る送受信一体型の光通信装置の一例を示している。この
光通信装置は、望遠鏡光学系10、光束偏向手段20、
及び送受信部30を備えている。望遠鏡光学系10は、
送信光の投光と、受信光の受信に共通に使用されるもの
で、図示例では反射望遠鏡からなっている。光束偏向手
段20は、望遠鏡光学系10と送受信部30との間に位
置し、望遠鏡光学系10から送受信部30に至る受信光
と、送受信部30から望遠鏡光学系10に至る送信光の
方向を調節する。
【0003】送受信部30は、変調器31により送信情
報に応じて変調される、S偏光反射条件で設置された半
導体レーザ光源32と、この半導体レーザ光源32から
の直線偏光光束が入射するS偏光反射P偏光透過の偏光
ビームスプリッタ33とを有し、偏光ビームスプリッタ
33で反射したS偏光の直線偏光は、λ/4板34を介
して光束偏向手段20に入射する。送受信部30には、
別の光送信機(対向機)からの信号光を受光するため
に、偏光ビームスプリッタ33の透過光路上に、ビーム
スプリッタ35が設けられ、このビームスプリッタ35
での分割光路上に、信号用の受光素子36と、位置検出
素子37とがそれぞれ設けられている。すなわち、対向
機からの受信光は、λ/4板34を透過してP偏光の直
線偏光となり、偏光ビームスプリッタ33を透過してビ
ームスプリッタ35に至り、受光素子36と位置検出素
子37の双方に入射する。受光素子36で受信された受
信光は、信号処理回路38によって情報として取り出さ
れる。
【0004】以上の送受信一体型光通信装置は、通常、
同一構成の装置を半導体レーザ光源32からのレーザ光
束の到達範囲に対向させて設置し、お互いに変調器31
による変調信号を受光素子36で受光して利用する。
【0005】光束偏向手段20は、一対の光通信装置か
らの送受信光の平行性を維持するものであり、例えば、
直交二方向に駆動される偏向ミラーから構成される。こ
の偏向ミラーの回動部には、コイルと磁石からなる電磁
駆動装置が備えられ、この電磁駆動装置が、位置検出素
子37の出力によって駆動される。すなわち、位置検出
素子37は、送受信部30に入力する受信光の受信位置
(変化)を検出し、その出力を制御回路21及びXY駆
動系22を介してフィードバックして偏向ミラー20を
XYの二次元方向に駆動し、受信光を常時送受信部30
の正しい位置に入射させ、送信機の射出光と受信機の受
信光との平行性を維持する。
【0006】この送受信一体型光通信装置は、図3の概
念的構成では、半導体レーザ光源32からの送信光と、
信号用の受光素子36と位置検出素子37への受信光と
のクロストークが生じるおそれはない。しかし、実際の
装置構成では、偏光ビームスプリッタ33による偏光分
離が100%完全ではないこと(完全な偏光分離膜の構
成は事実上不可能で、数%の漏れ光(迷光)が避けられ
ないこと)、偏光ビームスプリッタ33とビームスプリ
ッタ35での入出射面での反射が避けられないこと、偏
光ビームスプリッタ33とビームスプリッタ35とを近
接して設置する可能性が高いこと、等の理由により、送
信光が受信側の受光素子や位置検出素子に入射するクロ
ストークが生じる可能性がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は従って、偏光ビームスプリッタ
とビームスプリッタ、つまり偏光分離面と光束分割面と
を隣接して設置する場合において、送信光と受信光のク
ロストークの問題を解決できる送受信一体型光通信装置
を得ることを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明は、送信情報に応じて変調される
レーザ光源を含む送信部と、変調レーザ光を受光する受
光素子と位置検出素子を含む受信部と、送信部からの送
信光と受信部への受信光を分離する偏光分離手段とを有
する送受信部;送信光を投光し、受信光を受光する送受
信系に共通の望遠光学系;及びこの望遠光学系と送受信
部の間に位置し、位置検出素子の出力に応じて駆動され
る光束偏向手段;を有する送受信一体型光通信装置にお
いて、送受信部に、中心プリズムとこの中心プリズムに
接着される一対の補助プリズムとを設けて、この中心プ
リズムと一対の補助プリズムとの各接着面に、レーザ光
源からの送信光を光束偏向手段に向けて反射させる一
方、望遠鏡から入射する受信光を透過させる偏光分離面
と、該偏光分離面を透過した受信光を受光素子と位置検
出素子とに分割して与える光束分割面とを形成し、か
つ、補助プリズムと中心プリズムの入出射面を、該入出
射面での反射光が受信部の受光素子と位置検出素子とに
入射しないように、偏光分離面と光束分割面に対して4
5゜をなす平面に対して傾斜させ非平行としたことを特
徴としている。傾斜角は、受光素子と位置検出素子の大
きさ、光束を受光素子と位置検出素子に集光させる集光
レンズの焦点距離等の要素に応じて定める。
【0009】補助プリズムと中心プリズムの入出射面の
傾斜角は、該補助プリズムと中心プリズムへの入射前光
束と出射後光束とが互いに平行または直角をなすように
設定することが好ましい。
【0010】より具体的には、偏光分離面を有する補助
プリズムは、頂角が90゜より小さい断面二等辺三角形
のプリズムから構成し、光束分割面を有する補助プリズ
ムは、頂角が90゜より大きい断面二等辺三角形のプリ
ズムから構成することが望ましい。そして、この頂角が
90゜より小さい断面二等辺三角形のプリズムと、頂角
が90゜より大きい断面二等辺三角形のプリズムの頂角
の合計を、180゜に設定すると、容易に、補助プリズ
ムと中心プリズムへの入射前光束と出射後光束とが互い
に平行または直角をなすようにすることができる。
【0011】また、中心プリズムの光束分割面で分割さ
れた光束が出射する出射面と、断面二等辺三角形のプリ
ズムの一つの面とを平行にすると、該出射面での反射迷
光が受光素子と位置検出素子に入射するのを防ぐことが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による送受信一体
型光通信装置の送受信部の第一の実施形態を示すもの
で、図3の従来装置と同一の構成要素には同一の符号を
付している。本実施形態では、偏向ミラー20と、送受
信部30との間に、第二アフォーカル光学系40が配置
されている。この第二アフォーカル光学系40は、偏向
ミラー20側から送受信部30側に順に、正レンズ群4
0Aと負レンズ群40Bを有する。アフォーカル光学系
は、一組の物点と像点が無限遠にあり、入射光が略平行
であるとき出射光も略平行となるような光学系であり、
物体側から30側に光束径を縮径する。この縮径比(倍
率)は、望遠鏡光学系(第一アフォーカル光学系)10
のそれを1:4(4倍)程度、第二アフォーカル光学系
40のそれを1:2(2倍程度)とすることができる。
【0013】送受信部30は、中心プリズム60と、一
対の補助プリズム70、80を有している。中心プリズ
ム60は、延長面が互いに直角(90゜)をなし、かつ
第二アフォーカル光学系40の光軸40Xに対して45
゜をなす接着面61、62を有している。
【0014】補助プリズム70は、頂角αが90゜より
小さい断面二等辺三角形からなり、補助プリズム80
は、頂角βが90゜より大きい断面二等辺三角形からな
っていて、それぞれその底面71、81を中心プリズム
60の接着面61、62に対する接着面としている。中
心プリズム60の接着面61と補助プリズム70の接着
面71の間には、積層形成した偏光分離膜により偏光分
離面PBSが形成されており、中心プリズム60の接着
面62と補助プリズム80の接着面81との間には、積
層形成した光束分割膜により光束分割面BSが形成され
ている。
【0015】頂角αの補助プリズム70の二面は、半導
体レーザ光源32の集光レンズ51と対向する光束入射
面72と、第二アフォーカル光学系40に対向する光束
入出射面73を構成している。また、頂角βの補助プリ
ズム80の一面は、受光素子36の集光レンズ52と対
向する光束出射面82を構成している。この補助プリズ
ム70の頂角αと、補助プリズム80の頂角βは、光束
入射面72、光束入出射面73、及び光束出射面82に
光束が入射し、またはこれらから光束が出射するとき、
その界面における反射光(反射光の反射光を含む)が受
光素子36、位置検出素子37及び半導体レーザ光源3
2に入射しないように定められている。54、55は、
バンドパスフィルタである。
【0016】同様に、位置検出素子37の集光レンズ5
3と対向する、中心プリズム60の光束出射面63の角
度は、該光束出射面63に入出射しその界面で反射する
反射光が位置検出素子37に入射しないように定められ
ている。このような光束入射面72、光束入出射面7
3、光束出射面82、及び光束出射面63の角度は、受
光素子36、位置検出素子37の大きさ、集光レンズ5
2、53の焦点距離等に応じて定めることができ、自由
度がある。しかし、実際のプリズムの加工性、設置の際
の検査等を考慮すると、図示例のように、補助プリズム
70、80を頂角α、βの断面二等辺三角形とし、αと
βはα+β=180゜となるように設定することが好ま
しい。一方、補助プリズム80の集光レンズ52と対向
していない面83と補助プリズム70の集光レンズ51
と対向している面72は、図1の態様では、中心プリズ
ム60の光束出射面63と平行に設定されている。この
ように中心プリズム60、補助プリズム70、80の角
度を設定すると、入出射面71への入射前光束、光束入
出射面73からの出射後光束、光束出射面82からの出
射後光束、及び光束出射面63からの出射後光束とがそ
れぞれ互いに平行または直角をなすこととなり、加工、
検査等が容易である。受光素子36と位置検出素子37
の位置は、交換することができる。
【0017】半導体レーザ光源32と偏光分離面PBS
は、S偏光反射条件で設置されており、半導体レーザ光
源32から出射され、コリメータレンズ51で平行光束
とされた後、偏光分離面PBSで反射するS偏光光束
は、第二アフォーカル光学系40、偏向ミラー20、及
び望遠鏡光学系10を介して相手側の光通信装置に投光
される。また、受信光に着目すると、望遠光学系10、
光束偏向手段20、第二アフォーカル光学系40を介し
て送受信部30の補助プリズム70、中心プリズム6
0、補助プリズム80を透過する受信光束は平行光束で
あり、偏光分離面PBSの角度依存性の問題を回避でき
る。なお、λ/4板34は、対向機間の偏光面を90゜
回転させるためのものである。
【0018】上記構成の本送受信一体型光通信装置は、
従来装置と同様に、同一構成の装置を半導体レーザ光源
32からのレーザ光束の到達範囲に対向させて設置し、
お互いに変調器31による変調信号を受光素子36で受
光して利用する。このとき、半導体レーザ光源32から
のレーザ光束は、補助プリズム70の光束入射面72に
入射するとき該光束入射面72の傾斜角(光軸と直交す
る方向からの傾斜角)に基づいて屈折させられた後、偏
光分離面PBSで反射しS偏光光束だけが光束入出射面
73から出射する。光束入出射面73から出射する際に
も該光束入出射面73の傾斜角に基づいて屈折するが、
補助プリズム70への入射前と出射後の光束は90゜を
なしている。補助プリズム70から出射した光束は、第
二アフォーカル光学系40、偏向ミラー20、望遠鏡光
学系10を介して投光される。
【0019】一方、対向機からのP偏光光束は、補助プ
リズム70の光束入出射面73から偏光分離面PBSに
入射してこれを透過した後光束分割面BSで分割され、
位置検出素子37と受光素子36で受光される。この
際、光束入出射面73に入射する光束は、該光束入出射
面73の傾斜角度に応じて屈折され、光束出射面82及
び光束出射面63から出射する光束は、該光束出射面8
2と光束出射面63の傾斜角度に応じて屈折される。
【0020】このように、光束は、中心プリズム60、
補助プリズム70、80の各入出射面を通る際に、必ず
屈折する。このため、屈折面(界面)で生じる僅かな反
射光(反射光の反射光を含む)の方向は、受光素子36
または位置検出素子37に向かう方向からずれ、受光素
子36、位置検出素子37には入射しない。よって、ク
ロストークの問題を回避することができる。別言すれ
ば、反射光が受光素子36や位置検出素子37に入射し
ないように、中心プリズム60と補助プリズム70、8
0の入出射面の角度を設定するのである。
【0021】図3は、補助プリズム80の変形例を示し
ている。この変形補助プリズム80’は、光束が入出射
しない面83’を、該面83’の法線と、第二アフォー
カル光学系40の光軸及び集光レンズ52の光軸とが直
交するようにして、中心プリズム60の出射面63とは
非平行に設定した実施例である。この変形補助プリズム
80’は、図1のβがβ’に縮小され(β’=β−
Δ)、Δ分だけ、図の左方のコーナの角度δが拡大され
ている(δ=(180゜−β)/2+Δ)。図の下方の
コーナの角度は、不変((180゜−β)/2)であ
る。
【0022】この実施形態は、変形補助プリズム80の
面83’の法線が、第二アフォーカル光学系40の光軸
及び集光レンズ52の光軸と直交するため、この面8
3’を基準に組立、検査等を行い、あるいは面83’か
ら検査用のレーザ光を入射させることができるという利
点がある。
【0023】図4には、参考として、補助プリズム7
0、80が直角三角プリズムである形状例を示してい
る。このように、各入出射面が光軸と直交していると、
その界面での反射光の方向は、光軸と平行な方向(反射
面と直交する方向)となり、反射が続く限り、やがては
受光素子36、位置検出素子37に入射してしまう。
【0024】上述のように、補助プリズム70の光束入
射面72、光束入出射面73、補助プリズム80の光束
出射面82、及び中心プリズム60の光束出射面63の
角度(頂角α、β、β’の角度)は、受光素子36、位
置検出素子37の大きさ、集光レンズ52、53の焦点
距離等に応じて定めることができる。実際の角度例を示
すと、受光素子36の受光サイズ1mmφ、集光レンズ
52の焦点距離15mm、最小角2.1゜、位置検出素
子37の受光サイズ5mm×5mm、集光レンズ53の
焦点距離26.6mm、最小角5.5゜のとき、α=8
4゜、β=96゜に設定したところ、クロストークの問
題を完全に回避することができた。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、送受信一体型光通信装
置において、クロストークの問題を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信一体型光通信装置の送受信部の
一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の送受信一体型光通信装置の送受信部の
別の実施形態を示す断面図である。
【図3】従来の送受信一体型光通信装置の一例を示す系
統図である。
【図4】補助プリズムが直角である送受信部の比較例を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 望遠光学系(第一アフォーカル光学系) 20 光束偏向手段 30 送受信部 31 変調器 32 半導体レーザ光源 36 受光素子 37 位置検出素子 38 信号処理回路 40 第二アフォーカル光学系 60 中心プリズム 61 62 71 81 接着面 63 光束出射面 70 80 補助プリズム 72 光束入射面 73 光束入出射面 82 光束出射面 PBS 偏光分離面 BS 光束分割面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 洋一 東京都練馬区東大泉2丁目5番2号 旭精 密株式会社内 (72)発明者 山縣 正和 東京都練馬区東大泉2丁目5番2号 旭精 密株式会社内 (72)発明者 若宮 俊一郎 東京都練馬区東大泉2丁目5番2号 旭精 密株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 BA02 BA21 CA21 DA04 FA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信情報に応じて変調されるレーザ光源
    を含む送信部と、変調レーザ光を受光する受光素子と位
    置検出素子を含む受信部と、上記送信部からの送信光と
    上記受信部への受信光を分離する偏光分離手段とを有す
    る送受信部;送信光を投光し、受信光を受光する送受信
    系に共通の望遠光学系;及びこの望遠光学系と送受信部
    の間に位置し、上記位置検出素子の出力に応じて駆動さ
    れる光束偏向手段;を有する光通信装置において、 上記送受信部は、中心プリズムとこの中心プリズムに接
    着される一対の補助プリズムとを有し、 この中心プリズムと一対の補助プリズムとの各接着面に
    は、上記レーザ光源からの送信光を光束偏向手段に向け
    て反射させる一方、望遠鏡から入射する受信光を透過さ
    せる偏光分離面と、該偏光分離面を透過した受信光を上
    記受光素子と位置検出素子とに分割して与える光束分割
    面とが形成されており、 かつ、上記補助プリズムと中心プリズムの入出射面は、
    該入出射面での反射光が上記受信部の受光素子と位置検
    出素子とに入射しないように、上記偏光分離面と光束分
    割面に対して45゜をなす平面に対して傾斜させ非平行
    としたことを特徴とする光通信装置のクロストーク防止
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロストーク防止装置に
    おいて、補助プリズムと中心プリズムの入出射面の傾斜
    角は、該補助プリズムと中心プリズムへの入射前光束と
    出射後光束とが互いに平行または直角をなすように設定
    されている光通信装置のクロストーク防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のクロストーク防
    止装置において、偏光分離面を有する補助プリズムは、
    頂角が90゜より小さい断面二等辺三角形のプリズムか
    らなり、光束分割面を有する補助プリズムは、頂角が9
    0゜より大きい断面二等辺三角形のプリズムからなって
    いる光通信装置のクロストーク防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のクロストーク防止装置に
    おいて、頂角が90゜より小さい断面二等辺三角形のプ
    リズムと、頂角が90゜より大きい断面二等辺三角形の
    プリズムの頂角の合計は、180゜である光通信装置の
    クロストーク防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のクロストーク防
    止装置において、中心プリズムの光束分割面で分割され
    た光束が出射する出射面と、断面二等辺三角形のプリズ
    ムの一つの面とは平行をなしている光通信装置のクロス
    トーク防止装置。
JP10335826A 1998-07-17 1998-11-26 光通信装置のクロストーク防止装置 Pending JP2000162543A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335826A JP2000162543A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 光通信装置のクロストーク防止装置
US09/354,732 US6701093B1 (en) 1998-07-17 1999-07-16 Integral transmitter-receiver optical communication apparatus and a crosstalk preventive device therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335826A JP2000162543A (ja) 1998-11-26 1998-11-26 光通信装置のクロストーク防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000162543A true JP2000162543A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18292845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10335826A Pending JP2000162543A (ja) 1998-07-17 1998-11-26 光通信装置のクロストーク防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000162543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170010417A1 (en) * 2014-03-26 2017-01-12 Fujikura Ltd. Light guiding device, manufacturing method, and ld module
JP2017122766A (ja) * 2016-01-05 2017-07-13 日本電気硝子株式会社 偏光ビームスプリッタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170010417A1 (en) * 2014-03-26 2017-01-12 Fujikura Ltd. Light guiding device, manufacturing method, and ld module
US9864142B2 (en) * 2014-03-26 2018-01-09 Fujikura Ltd. Light guiding device, manufacturing method, and LD module
JP2017122766A (ja) * 2016-01-05 2017-07-13 日本電気硝子株式会社 偏光ビームスプリッタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100702736B1 (ko) 투사 디스플레이용 광학 시스템
JP2000101515A (ja) 送受信一体型光通信装置
JP2747349B2 (ja) 液晶表示システム用照明系
JP3151595B2 (ja) 同軸型光波測距計
JP2001504947A (ja) 光アイソレータ
JP2000227635A (ja) 投射型表示装置
JP2004312596A (ja) 光学系
JPH10301056A (ja) 投・受光装置
JP2000162543A (ja) 光通信装置のクロストーク防止装置
JP3339014B2 (ja) 送受信一体型光通信装置
JPH0949965A (ja) 焦点位置検出装置
JPH05145496A (ja) 双方向光伝送装置
JP3485594B2 (ja) 光ヘッド
JPS59102202A (ja) レンズ系の光路分岐プリズム
JP2000162465A (ja) 光通信装置のクロストーク防止装置
JPH11325887A (ja) 自動焦点検出装置の分岐光学系
JP3339016B2 (ja) 送受信一体型光通信装置
JP2000101517A (ja) 送受信一体型光通信装置
JP2004029334A (ja) 光アイソレータモジュール
JP3362308B2 (ja) 送受信一体型光通信装置
TW202409636A (zh) 經由光導進行眼睛跟蹤
JP2003185836A (ja) 偏光ビームスプリッタ及び光アイソレータ光学系
JP2009258646A (ja) 光学装置、およびプロジェクタ
WO2023209710A1 (en) Eye-tracking via lightguides
JP3960733B2 (ja) 画像投影装置