JP2000161873A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2000161873A
JP2000161873A JP10335617A JP33561798A JP2000161873A JP 2000161873 A JP2000161873 A JP 2000161873A JP 10335617 A JP10335617 A JP 10335617A JP 33561798 A JP33561798 A JP 33561798A JP 2000161873 A JP2000161873 A JP 2000161873A
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JP
Japan
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heat
thermal stress
inner tube
heat exchanger
absorbing means
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JP10335617A
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English (en)
Inventor
Koichi Masuda
浩一 増田
Hitoshi Hashioka
仁 橋岡
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
    • F28D7/106Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of two coaxial conduits or modules of two coaxial conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/40Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only inside the tubular element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D21/0001Recuperative heat exchangers
    • F28D21/0003Recuperative heat exchangers the heat being recuperated from exhaust gases

Abstract

(57)【要約】 【課題】放熱フィンの熱疲労による亀裂発生を防止する
ことができる熱交換器を提供する。 【解決手段】熱交換機10は内側にEGRガスを流通さ
せる内管11と、内管11の外周を離間して包囲し、内
管11との間に冷却水の流通部13を区画する外管12
と、内管11内に収容される放熱フィン16とを備え
る。放熱フィン16において、内管11にろう付け固定
されていない端部Eは熱応力吸収手段として機能する。
放熱フィン16の端部は径方向において、内方に折り返
しされて、折り返し部18が形成されている。同折り返
し部18は、熱応力吸収手段を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器に係り、
例えば内燃機関の排気ガス再循環装置において、排気系
から取り出された高温の排気ガスを冷却するための熱交
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の排気ガス中の窒素酸化
物を低減するために、排気ガスの一部を排気系(エキゾ
ーストマニホールド)から取り出し、吸気系(インテー
クマニホールド)へ再循環させる排気ガス再循環装置
(以下、「EGR装置」という。)が知られている。前
記EGR装置には排気系から取り出した高温の排気ガス
(以下、「EGRガス」という。)を吸気系に再導入す
る前に冷却するための熱交換器(以下、「EGRクー
ラ」という。)が設けられている。
【0003】図11及び図12に示すように、前記EG
R装置における排気環流路(図示略)の途中に配設され
るEGRクーラ50は、内側にEGRガスを流通させる
内管51と、同内管51の外周面を包囲すると共に両端
が内管51の外周面に固定され、内管51との間に断面
環状の流通路52を区画する外管53との2重配管構造
として構成されている。前記内管51には熱伝達を促進
させるための放熱部材としての放熱フィン54が収容さ
れており、同放熱フィン54の外周はろう付けにて内管
51の内周面に固定されている。
【0004】前記外管53には冷却水を前記流通路52
に導入するための導入管55と、流通路52内の冷却水
を排出するための排出管56とが設けられている。前記
流通路52内には内燃機関冷却用の冷却水が導入管55
を介して供給され、この冷却水は流通路52を流れ、排
出管56を介して内燃機関の冷却水循環回路(図示略)
に戻される。前記高温のEGRガスと冷却水との間では
内管51を介して熱交換が行われる。この結果、EGR
ガスは冷却されて内燃機関の吸気系に再導入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記放熱フ
ィン54の外周は冷却水により冷却された内管51によ
って拘束され、放熱フィン54の中心部と流通路52に
内管51を介して接する外周部との間には大きな温度差
が生じる。特に、前記放熱フィン54のEGRガス流入
側端部における中心部と外周部との間には非常に大きな
温度差(300〜500℃)が生じる。このため、特に
放熱フィンのEGRガス流入側端部Aにおける外周及び
ろう付け部分Bには大きな熱応力が生じる。従って、前
記放熱フィン54の外周及びろう付け部分Bには熱膨
張、及びエンジン停止後における熱収縮による熱応力が
集中し、亀裂が発生するおそれがあった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、放熱部材の熱膨張、及
び熱収縮による亀裂発生を防止することができる熱交換
器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内側に被冷却媒体を流通させる第1筒部材と、前記
第1筒部材の外周を離間して包囲し、同第1筒部材との
間に冷却媒体用の流通路を区画する第2筒部材と、前記
第1筒部材内に収容される放熱部材とを備えた熱交換器
において、前記放熱部材と、第1筒部材との接合部位に
は熱応力吸収手段を設けた熱交換器を要旨とするもので
ある。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、前
記熱応力吸収手段は、放熱部材の端部に設けた熱交換器
を要旨とするものである。請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2において、前記熱応力吸収手段は、放熱部
材において前記被冷却媒体の流入側端部に設けたもので
ある熱交換器を要旨とするものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
において、前記熱応力吸収手段は、放熱部材の端部が径
方向に折り返されることにより、構成されている熱交換
を要旨とするものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項2又は請求項3
において、前記熱応力吸収手段は、放熱部材の端部を覆
うように同端部に取着されたカバーである熱交換器を要
旨とするものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
のうちいずれか1項において、前記熱応力吸収手段は、
前記放熱部材が第1筒部材に対して当接されていること
により構成されている熱交換器を要旨とするものであ
る。
【0012】請求項7の発明は、請求項6において、前
記熱応力吸収手段は、放熱部材の長手方向に亘って形成
されており、前記第1筒部はその長手方向に沿って曲げ
部が形成されている熱交換器を要旨とするものである。
【0013】請求項8の発明は、請求項6又は請求項7
において、前記放熱部材の前記被冷却媒体の流入側端部
と第1筒部材との間にはクリアランスが設けられている
熱交換器を要旨とするものである。
【0014】請求項9の発明は、請求項6乃至請求項8
のうちいずれか1項において、前記第1筒部材の通路断
面積は、放熱部材における被冷却媒体の流入側端部付近
より被冷却媒体上流側へいくほど徐々にかつ、連続的に
大きくされている熱交換器を要旨とするものである。
(作用)従って、請求項1に記載の発明では、放熱部材
と、第1筒部材との接合部位に設けた熱応力吸収手段
は、放熱部材に熱膨張及び熱収縮が発生したとき、放熱
部材に発生する熱応力(内部応力)を吸収する。
【0015】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、放熱部材の端部に設けた熱応力吸収
手段により、放熱部材に熱膨張及び熱収縮が発生したと
き、放熱部材に発生する熱応力(内部応力)を吸収す
る。
【0016】請求項3に記載の発明では、放熱部材にお
いて被冷却媒体の流入側端部に設けた熱応力吸収手段に
より、放熱部材に熱膨張及び熱収縮が発生したとき、放
熱部材に発生する熱応力(内部応力)を吸収する。
【0017】請求項4に記載の発明では、熱応力吸収手
段は、放熱部材の端部が径方向に折り返されることによ
り構成されている。一般に、放熱手段の端部は、切断加
工されているため、シャーエッジ(破断面)を有する。
従って、同部分に熱膨張に起因して延びが発生し、同部
分に熱応力が集中すると、同部分に亀裂が発生しやす
い。一方、前記のようにして径方向に放熱部材の端部が
折り返されていると、熱応力の集中が防止、又は抑制さ
れ亀裂の発生が防止される。
【0018】なお、折り返し部分が、折り返されていな
い部分と同じ厚みとすると、折り返して重合された部分
は、重合されていない部分に比較して厚くなり、重合さ
れていない部分よりも熱容量が大きくなる。このため、
熱容量の大きな放熱部材の端部において、亀裂の発生が
抑制又は防止される。
【0019】請求項5に記載の発明では、熱応力吸収手
段は、放熱部材の端部を覆うように同端部に取着された
カバーにて構成されている。前記のようにして端部がカ
バーにて覆われていると、端部にシャーエッジ(破断
面)を有していても、同部分が高温の被冷却媒体に直接
触れることがなく、又、同部分の熱容量が大きいため、
熱応力の集中が防止、又は抑制され亀裂の発生が防止さ
れる。
【0020】請求項6に記載の発明では、熱応力吸収手
段が、放熱部材が第1筒部材に対して当接されているこ
とにより、構成されている。このことによって、放熱部
材は第1筒部材に対してろう付け等のように確固に固定
されていないため、熱膨張、及び熱収縮が発生した場
合、放熱部材は第1筒部材に対して確固に固定されてい
ない部分において熱応力が吸収される。
【0021】請求項7に記載の発明では、熱応力吸収手
段は、放熱部材の長手方向に亘って形成された場合、第
1筒部はその長手方向に沿って曲げ部が形成され、同曲
げ部にて、放熱部材が長手方向に移動不能にすることに
より放熱部材が第1筒部材に対して取着される。
【0022】請求項8に記載の発明では、放熱部材の被
冷却媒体の流入側端部に熱膨張が発生すると、同端部外
周面は第1筒部側に広がるが、第1筒部材間には、クリ
アランスを設けているため、同流入側端部において、熱
応力の発生が吸収(抑制)される。
【0023】請求項9に記載の発明では、放熱部材にお
ける被冷却媒体の流入側端部に熱膨張が発生すると、同
端部外周面は第1筒部側に広がる。このとき、第1筒部
材の通路断面積を、被冷却媒体の流入側端部付近より被
冷却媒体上流側へいくほど徐々にかつ、連続的に大きく
されていることにより、放熱部材における被冷却媒体の
流入側端部に熱応力の発生が抑制され、又は防止され
る。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
内燃機関の排気ガス再循環装置(以下、「EGR装置」
という。)に具体化した第1実施形態を図1〜図5を参
照して説明する。
【0025】図1〜図4に示すように、内燃機関のEG
R装置における排気環流路(図示略)の途中に配設され
る熱交換器(以下、「EGRクーラ」という。)10
は、内側に内燃機関の排気系から取り出した被冷却媒体
としての高温の排気ガス(以下、「EGRガス」とい
う。)を流通させる第1筒部材としての内管11を備え
ている。前記内管11は断面円形に形成されている。
【0026】前記内管11の外周には、同内管11の外
周を離間して包囲するように第2筒部材としての外管1
2が配置されている。外管12は断面円形形成されると
ともにその両端は徐々に縮径され、内管11の外周面に
溶接等により固定されている。そして、前記内管11の
外周面と外管12の内周面との間には断面環状の冷却媒
体としての冷却水を流通させる流通路13が形成されて
いる。即ち、前記EGRクーラ10は前記内管11と外
管12との2重配管構造として構成されている。
【0027】前記外管12には冷却水を流通路13内に
導入するための導入管14と、流通路13内の冷却水を
排出するための排出管15とが設けられている。前記流
通路13には導入管14を介して内燃機関冷却用の冷却
水が供給され、この冷却水は流通路13を流れた後、排
出管15を介して内燃機関の冷却水循環回路(図示略)
に戻される。前記EGRクーラ10は流通路13を流れ
る冷却水と内管11の外周面とが接触する冷却可能区間
Cを通過するEGRガスを冷却可能となっている。
【0028】前記内管11には放熱部材としての放熱フ
ィン16が収容固定されている。前記放熱フィン16は
内管11の径方向に断面略放射状(断面略星形状)に形
成されると共に、内管11の管軸方向に所定の長さ(本
実施形態では、両端が前記冷却可能区間C内に位置可能
な長さ)を有して形成されている。
【0029】即ち、前記放熱フィン16はステンレス鋼
(例えばSUS304)等の高耐熱性、高耐食性及び高
熱伝導性を有するとともに、厚みが一定の1枚の金属板
がプレス等により波状(略蛇腹状)に屈曲形成されてい
る。そして、放熱フィン16はその一方の各山部16a
が内管11の内周面に接触した状態で沿うように丸めら
れ(波形円筒状)、内管11内に挿入される。又、前記
放熱フィン16は同各山部16aの外面が内管11の内
周面に対し、端部Eを除いてろう付けされることによっ
て固定されている。図3及び図4においては、放熱フィ
ン16のLで示された部分がろう付けされている。又、
図2では、前記ろう付け部分はBで示されている。前記
ろう付けされていない端部Eは熱応力吸収手段を構成し
ている。
【0030】また、図2に示すように前記内管11の内
部は同内管11の内周面と放熱フィン16とによってE
GRガスが流通する複数の流通部17に区画されてい
る。前記EGRクーラ10に流入するEGRガスは前記
流通部17を流通することにより複数の小さな流れに分
割される。尚、前記各山部16a,16bの稜線はそれ
ぞれ内管11の中心軸に対して平行となっている。
【0031】前記放熱フィン16の端部は径方向におい
て、内方に折り返しされて、折り返し部18が形成され
ている。同折り返し部18は、熱応力吸収手段を構成し
ている。
【0032】上記のように構成されたEGRクーラ10
の作用を説明する。さて、前記EGRクーラ10の内管
11内に高温のEGRガスが流入し、同EGRガスが放
熱フィン16に接触すると、高温のEGRガスの熱は放
熱フィン16に奪われ、内管11に伝達される。そし
て、前記内管11に伝達された熱は流通路13を流れる
冷却水に伝達されて排熱される。即ち、高温のEGRガ
スは、同EGRガスと冷却水との間で放熱フィン16及
び内管11を介して熱交換が行われることにより冷却さ
れる。
【0033】前記EGRガスは流通部17を流通するこ
とにより複数の小さな流れに分割される。このため、高
温のEGRガスと冷却水との間では放熱フィン16及び
内管11を介して効率的な熱交換が行われる。即ち、高
温のEGRガスは効率的に冷却される。
【0034】また、前記放熱フィン16はEGRガスに
加熱されて高温になる。前記放熱フィン16において、
Lの部分の外周は内管11の内周面によって拘束されて
いるため、放熱フィン16はその中心方向(山部16b
方向)に熱膨張する。一方、端部Eは、内管11の内周
面にはろう付けされておらず、すなわち、拘束されてい
ないため、径方向や、特に長手方向の熱膨張が許容さ
れ、熱応力が抑制、又は防止される。特に、高温側であ
るEGRガスの流入側端部Eは、他の放熱フィン16の
部分よりも高熱となり、熱膨張も大きくなり、拘束され
ていた場合、その熱応力は、他の部分に比較して最大と
なる。しかし、この実施形態では、高温側であるEGR
ガスの流入側端部Eは、拘束されていないため、熱膨張
時には自由に延びることができ、放熱フィン16の端部
Eの外周部16aに発生する熱応力は緩和される。すな
わち、前記放熱フィン16の外周部及びろう付け部分L
の熱疲労による亀裂の発生等が防止される。
【0035】また、放熱フィン16の端部Eの折り返し
部18は、熱応力の集中が防止、又は抑制され亀裂の発
生が防止される。すなわち、折り返し部18が、折り返
されていない部分と同じ厚みであるため、折り返して重
合された部分は、重合されていない部分に比較して厚く
なり、重合されていない部分よりも熱容量が大きくな
る。このため、熱容量の大きな放熱フィン16の端部E
において、亀裂の発生が抑制又は防止される。
【0036】従って、本実施形態によれば、以下の効果
を得ることができる。 (1) 本実施形態では、熱応力吸収手段として、放熱
フィン16の両端部Eを内管11に対して固定せず、す
なわち、拘束しないようにした。この結果、端部Eは、
内管11の内周面にはろう付けされておらず、すなわ
ち、拘束されていないため、特に長手方向の熱膨張が許
容され、熱応力が抑制、又は防止される。
【0037】又、エンジンが停止した後、EGRガスの
流通が止まった後の熱収縮があった場合においても、端
部Eは拘束されていないため、同部分における熱応力の
発生を抑制、又は防止できる。
【0038】(2) 本実施形態では、特に、高温側で
あるEGRガスの流入側端部Eは、他の放熱フィン16
の部分よりも高熱となり、熱膨張も大きくなるが、同流
入側端部Eを内管11に対して拘束しないようにした。
この結果、高温側であるEGRガスの流入側端部Eは、
放熱フィン16の同流入側端部Eの外周部及びろう付け
部分Bに発生する熱応力は緩和される。すなわち、前記
放熱フィン16の外周部及びろう付け部分Lの熱疲労に
よる亀裂の発生等を防止できる。
【0039】(3) 本実施形態では、放熱フィン16
の端部Eの折り返し部18は、折り返されていない部分
と同じ厚みであるため、折り返して重合された部分は、
重合されていない部分に比較して厚くなり、重合されて
いない部分よりも熱容量が大きくなる。このため、熱容
量の大きな放熱フィン16の端部Eにおいて、亀裂の発
生を抑制又は防止できる。
【0040】(4) 本実施形態では、端部E以外の部
分はろう付けされ、放熱フィン16は全体に固定されて
いるため、振動や熱によるへたりにより、放熱フィン1
6が動き回ることがなく、動き回ることによって生じや
すい放熱フィン16の摩耗、或いは穴明き等の不具合の
発生が防止できる。
【0041】(第2実施形態)次に第2実施形態を図6
乃至図8を参照して説明する。なお、前記第1実施形態
と同一構成又は、相当する構成については同一符号を付
してその説明を省略し、第1実施形態と異なるところを
中心に説明する。
【0042】この実施形態では、「氷曲げ」により、E
GRクーラ10を内管11及び外管13及び放熱フィン
16ごと所定部位(以下、内管11の所定部位を曲げ部
19という)で曲げられている。
【0043】又、各放熱フィン16は、図8に示すよう
に両端部Eを除いた部分が長手方向亘って内管11にて
かしめ着されることにより固定されている。このかしめ
着は、堅固なかしめではなく、ゆるやかなかしめ着で十
分である。この場合、ゆるやかなかしめ着とは、放熱フ
ィン16の内管11に対する長手方向及び内管11の軸
心を中心にした回転方向への相対的な移動を許容できる
ような着け方である。
【0044】図8において内管11の二点鎖線部分は、
かしめる前の形状を示し、実線は放熱フィン16をかし
めているときの形状である。前記かしめ着された部分は
熱応力吸収手段を構成している。
【0045】又、内管11において、かしめ着した部分
を除いた、放熱フィン16の両端部に近接した部分の径
は、同端部Eから離間するほど図8に示すように径が徐
々に、連続的に大きくされている。すなわち、放熱フィ
ン16の一端部(EGRガスの流入側端部)は、その通
路断面積が同一端部付近よりEGRガス上流側へいくほ
ど徐々にかつ、連続的に大きくされている。又、放熱フ
ィン16の他端部(EGRガスの流出側端部)は、その
通路断面積が同他端部付近よりEGRガス下流側へいく
ほど徐々にかつ、連続的に大きくされている。
【0046】又、各端部Eは図8に示すように内管11
に対してクリアランスMを介して離間している。内管1
1において、放熱フィン16に対するかしめ着部分と前
記クリアランスMが設けられた部分の間は、テーパ状と
されている。
【0047】上記第2実施形態の効果を説明する。 (1) 第2実施形態では、熱応力吸収手段を、放熱フ
ィン16が内管11に対してかしめ着(当接)されてい
ることにより構成した。この結果、放熱フィン16は内
管11に対してろう付けされた場合と異なり、内管11
に対して確固に拘束されていないため、熱膨張、及び熱
収縮が発生した場合、放熱フィン16は内管11に対し
て確固に拘束されていない部分において熱応力が吸収で
きる。
【0048】又、放熱フィン16はかしめ着した部分に
おいて、内管11に対する接触面積が確保されるため、
放熱フィン16の冷却効率をろう付けした場合と同等に
保持することができる。
【0049】(2) 第2実施形態では、内管11に曲
げ部19を設けたため、同曲げ部19において、接触抵
抗が大きくなる。この結果、放熱フィン16が曲げ部1
9により、移動することはなくなる。例えば、図7に示
すようにEGRガスが矢印方向に流れるとすると、放熱
フィン16がガス圧変動により、EGRガス流入方向へ
移動しようとしても、放熱フィン16は曲げ部19にて
係合しているため、移動が阻止できる。
【0050】(3) 又、このように放熱フィン16を
かしめ着すると、ろう付け作業が廃止され、ろう付けの
ための炉の設備が不要となり、ろう付けコストが大いに
低減できる。また、かしめ着作業は、かしめるだけで良
いため、ろう付け作業に比較して放熱フィン16の内管
11に対する取付けを簡単に行うことができる。又、ろ
う付けの品質管理等を不要にできる。
【0051】(4) 第2実施形態では、放熱フィン1
6の各端部Eは図8に示すように内管11に対してクリ
アランスMを介して離間し、同内管11において、放熱
フィン16に対するかしめ着部分と前記クリアランスM
が設けられた部分の間は、テーパ状とした。この結果、
各端部Eにおいて、熱膨張が生ずると、同端部の外周面
は内管11側に広がる。この場合、内管11と前記各端
部Eとの間にはクリアランスMが形成されているため、
同端部Eが内管11の内周面に当たって、その熱膨張に
よる広がりに障害となるものがなく、同端部Eの熱応力
の発生を抑制又は防止できる。
【0052】なお、前記各実施形態は以下のように変更
して実施してもよい。 ・ 第1実施形態の構成中、折り曲げ部18の変わりに
図9及び図10に示すように端部Eに対してその端面を
覆うカバー21を接合して、ろう着け、或いはかしめ着
等にて固着してもよい。この場合、カバー21は耐熱
成、及び、EGRガス中の成分の耐硫酸等を含む湿潤ガ
スに対して高温で耐腐食性を有するインコネル等にて形
成するものとする。
【0053】この場合においても、放熱フィン16の端
部Eのカバー21が取着された部分は、カバー21が取
着されていない部分に比較して厚くなり、カバー21が
取着されていない部分よりも熱容量が大きくなる。この
ため、熱容量の大きな放熱フィン16の端部Eにおい
て、亀裂の発生を抑制又は防止できる。
【0054】又、前記のようにして端部Eがカバー21
にて覆われていると、端部Eにシャーエッジ(破断面)
を有していても、同部分が高温の被冷却媒体に直接触れ
ることがなく、熱応力の集中が防止、又は抑制され亀裂
の発生が防止できる。
【0055】・ 前記第1実施形態では、折り曲げ部1
8及び、内管11にろう付け固定されていない端部Eを
それぞれ熱応力吸収手段として構成したが、折り曲げ部
18のみにて、熱応力吸収手段としたり、或いは、内管
11にろう付け固定されていない端部Eのみを熱応力吸
収手段として構成してもよい。
【0056】・ 前記第1実施形態では、内管11にろ
う付け固定されていない端部Eは、放熱フィン16の両
端としたが、EGRガスの流入側端部Eのみをろう付け
しないようにし、他の端部はろう付けしてもよい。
【0057】・ 前記第1実施形態においては、放熱フ
ィン16をろう付けにより内管11の内周面に固定した
が、溶接等によって固定してもよい。このようにして
も、第1実施形態における(1)〜(3)番目の効果と
同様の効果を得ることができる。
【0058】・ 前記第2実施形態では、かしめ着にて
放熱フィン16を内管11に対して取着したが、焼ばめ
によって、放熱フィン16を内管11に対して取着して
もよい。このようにすることによって、かしめ着と同様
に熱による放熱フィン16の内管11に対する拘束を堅
固なものとしないことにより、内管11に対する放熱フ
ィン16の接合部に熱応力が特定部位(接合部位)に集
中することが抑制又は防止され、亀裂が生ずることがな
くなる。従って、この場合、焼きばめは熱応力吸収手段
を構成する。
【0059】・ 前記第2実施形態では、各端部Eは図
8に示すように内管11に対してクリアランスMを介し
て離間し、内管11において、放熱フィン16に対する
かしめ着部分と前記クリアランスMが設けられた部分の
間は、テーパ状とした。
【0060】このテーパ状にする変わりに、放熱フィン
16に対するかしめ着部分と前記クリアランスMが設け
られた部分の間は、アール状に形成したり、フレアー状
に形成したりする等、全体をラッパ状に形成し、放熱フ
ィン16の端部Eとの間にクリアランスMを設けてもよ
い。
【0061】このようにしても、第2実施形態の(4)
の作用効果を実現できる。 ・ 前記第2実施形態では、「氷曲げ」により内管1
1、外管12及び放熱フィン16ごとEGRクーラ10
を折り曲げ、曲げ部19を形成したが、一対の放熱フィ
ン16を設けて、外管12、内管11に曲げ部19を形
成してもよい。このようにした場合も、かしめ着した放
熱フィン16が仮に移動したとしても、曲げ部19にお
いて、接触抵抗が大きくなり、放熱フィン16が曲げ部
19からさらに移動することはない。
【0062】・ 第2実施形態では、折り曲げ部18及
びかしめ着された部分をそれぞれ熱応力吸収手段とした
が、折り曲げ部18又は、かしめ着された部分のみを単
独に熱応力吸収手段としてもよい。
【0063】・ 前記各実施形態においては、熱交換器
を内燃機関のEGRガスを冷却するために使用したが、
EGRガス等の気体ではなく、液体などの冷却のために
使用してもよい。このようにしても、本実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0064】・ 前記各実施形態においては、EGRク
ーラ10を円筒状の内管11及び外管12にて構成した
が、例えば四角筒状又は楕円筒状等の形状の内管11及
び外管12にて構成してもよい。このようにしても、本
実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0065】次に、本実施形態から把握できる請求項記
載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効果
と共に記載する。 (1) 前記第6乃至請求項9のうちいずれか1項に記
載の熱交換器において、当接は、放熱部材が第1筒部材
に対してかしめ着によりなされていることを特徴とする
熱交換器。かしめ着とすることにより、請求項6乃至請
求項9の作用効果を実現できる。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、放熱部
材と、第1筒部材との接合部位に設けた熱応力吸収手段
は、放熱部材に熱膨張及び熱収縮が発生したとき、放熱
部材に発生する熱応力(内部応力)が吸収できる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、放熱部材の端部に設けた熱応力吸収手
段により、放熱部材に熱膨張及び熱収縮が発生したと
き、放熱部材に発生する熱応力(内部応力)が吸収でき
る。
【0068】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2の効果に加えて、放熱部材において被冷却
媒体の流入側端部に設けた熱応力吸収手段により、放熱
部材に熱膨張及び熱収縮が発生したとき、放熱部材に発
生する熱応力(内部応力)が吸収できる。
【0069】請求項4に記載の発明によれば、径方向に
放熱部材の端部が折り返されていると、熱応力の集中が
防止、又は抑制され亀裂の発生が防止できる。請求項5
に記載の発明によれば、放熱部材の端部を覆うように同
端部に取着されたカバーにて覆われていると、端部にシ
ャーエッジ(破断面)を有していても、同部分が高温の
被冷却媒体に直接触れることがなく、又、同部分の熱容
量が大きいため、熱応力の集中が防止、又は抑制され亀
裂の発生が防止できる。
【0070】請求項6に記載の発明によれば、放熱部材
は第1筒部材に対して拘束されないため、熱膨張、及び
熱収縮が発生した場合、放熱部材は第1筒部材に対して
拘束されていない部分において熱応力を吸収できる。
【0071】請求項7に記載の発明によれば、熱応力吸
収手段は、放熱部材の全長に亘って形成された場合、第
1筒部はその長手方向に沿って曲げ部が形成され、同曲
げ部にて、放熱部材が長手方向に移動不能にすることに
より放熱部材を第1筒部材に対して取着できる。
【0072】請求項8に記載の発明によれば、放熱部材
の被冷却媒体の流入側端部に熱膨張が発生すると、同端
部外周面は第1筒部側に広がるが、第1筒部材間には、
クリアランスを設けているため、同流入側端部におい
て、熱応力の発生を吸収(抑制)できる。
【0073】請求項9に記載の発明によれば、放熱部材
における被冷却媒体の流入側端部に熱膨張が発生する
と、同端部外周面は第1筒部側に広がるが、第1筒部材
の通路断面積を、被冷却媒体の流入側端部付近より被冷
却媒体上流側へいくほど徐々にかつ、連続的に大きくさ
れていることにより、放熱部材における被冷却媒体の流
入側端部に熱応力の発生を抑制し、又は防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるEGRクーラの正断面
図。
【図2】 同じく横断面図。
【図3】 第1実施形態における放熱フィンの要部縦断
面図。
【図4】 第1実施形態におけるEGRクーラの模式縦
断面図。
【図5】 第2実施形態における放熱フィンの要部斜視
図。
【図6】 第2実施形態におけるEGRクーラの要部斜
視図。
【図7】 第2実施形態におけるEGRクーラの縦断面
図。
【図8】 第2実施形態におけるEGRの要部縦断面
図。
【図9】 第3実施形態における放熱フィンの要部斜視
図。
【図10】 第3実施形態におけるEGRの要部縦断面
図。
【図11】 従来のEGRクーラの縦断面図。
【図12】 従来のEGRクーラの横断面図。
【符号の説明】
10…EGRクーラ(熱交換器を構成する。)、 11…内管(第1筒部材を構成する。)、 12…外管(第2筒部材を構成する。)、 13…流通路、16…放熱フィン(放熱部材を構成す
る。)、 18…折り返し部(熱応力吸収手段を構成する。)、2
1…カバー、 R…ろう付け、M…クリアランス、E…端部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に被冷却媒体を流通させる第1筒部
    材と、前記第1筒部材の外周を離間して包囲し、同第1
    筒部材との間に冷却媒体用の流通路を区画する第2筒部
    材と、前記第1筒部材内に収容される放熱部材とを備え
    た熱交換器において、 前記放熱部材と、第1筒部材との接合部位には熱応力吸
    収手段を設けた熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記熱応力吸収手段は、放熱部材の端部
    に設けたものである請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記熱応力吸収手段は、放熱部材におい
    て前記被冷却媒体の流入側端部に設けたものである請求
    項1又は請求項2に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記熱応力吸収手段は、放熱部材の端部
    が径方向に折り返されることにより、構成されているこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の熱交換
    器。
  5. 【請求項5】 前記熱応力吸収手段は、放熱部材の端部
    を覆うように同端部に取着されたカバーである請求項2
    又は請求項3に記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記熱応力吸収手段は、前記放熱部材が
    第1筒部材に対して当接されていることにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちい
    ずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記熱応力吸収手段は、放熱部材の長手
    方向に亘って形成されており、前記第1筒部はその長手
    方向に沿って曲げ部が形成されていることを特徴とする
    請求項6に記載の熱交換器。
  8. 【請求項8】 前記放熱部材の前記被冷却媒体の流入側
    端部と第1筒部材との間にはクリアランスが設けられて
    いることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の熱
    交換器。
  9. 【請求項9】 前記第1筒部材の通路断面積は、放熱部
    材における被冷却媒体の流入側端部付近より被冷却媒体
    上流側へいくほど徐々にかつ、連続的に大きくされてい
    ることを特徴とする請求項6乃至請求項8のうちいずれ
    か1項に記載の熱交換器。
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