JP2000161477A - 自動変速機の制御装置および制御方法並びに自動車 - Google Patents

自動変速機の制御装置および制御方法並びに自動車

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JP2000161477A JP10331056A JP33105698A JP2000161477A JP 2000161477 A JP2000161477 A JP 2000161477A JP 10331056 A JP10331056 A JP 10331056A JP 33105698 A JP33105698 A JP 33105698A JP 2000161477 A JP2000161477 A JP 2000161477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動変速機の制御装置において、解放側摩擦係
合装置の解放時期の認識洩れによるタイアップを確実に
防止し、合わせて解放時期の誤認識による早期解放を確
実に防止し、高精度かつ信頼性の高いクラッチ架け替え
制御を実現する。 【解決手段】解放時期認識部133で、変速時のトルク
相を認識することで解放側摩擦係合装置の解放時期を認
識し、解放決定部134で解放側摩擦係合装置を解放す
べく、油圧指令値の最小値を調圧指令発生部135へ出
力する。解放時期認識部133で解放時期が認識できな
かった場合には、強制解放決定部136により強制的に
クラッチ解放を実行すべく、調圧指令発生部135へ油
圧指令値の最小値を出力する。これにより悪路走行など
により最適な解放時期の認識ができなかった場合でも確
実に摩擦係合装置を解放することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の自動変速
機における変速動作に用いられる油圧を制御するための
自動変速機の制御装置および制御方法並びにその制御装
置を搭載した自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御方法として、例え
ば、特開平9-280362号公報に記載のものがある。この従
来の制御方法は、変速指令信号が発生すると、まず締結
側摩擦係合装置の係合を開始し、次いで解放側摩擦係合
装置の解放時期を認識すると、解放側摩擦係合装置の解
放を開始するものである。また、解放側摩擦係合装置の
解放時期の認識は車両の前後加速度信号からトルク相を
検出することで行う。ここでトルク相とは、変速機出力
軸トルクの時間的変化に着目し、タービン回転数が低下
ぜずに変速機出力軸トルクのみ変化する期間のことであ
る。更に、車両の前後加速度信号から解放側摩擦係合装
置の解放時期(トルク相)を認識する際に、変速指令信
号発生からの経過時間を計測し、前記解放時期を認識し
た経過時間と予め設定された経過時間とを比較し、前者
の経過時間が後者の経過時間より大きいときに初めて解
放側摩擦係合装置の解放を開始することにより、悪路走
行などにおける解放時期の誤認識による早期解放を防止
し、タービン回転数の吹け上がりを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように特開平9-
280362号公報に記載の制御方法によれば、解放時期を認
識した経過時間が予め設定された経過時間より大きくな
って初めて解放側摩擦係合装置を解放するので、悪路走
行などにおける解放時期の誤認識による早期解放を防止
できる。しかし、特開平9-280362号公報に記載の制御方
法では、悪路走行などにより逆に解放時期の認識ができ
なかった場合は、締結側摩擦係合装置と解放側摩擦係合
装置の双方が締結している状態(タイアップ)となり、
変速特性が悪化するだけでなく摩擦係合装置(クラッ
チ)の破損を促がすといった問題が生じる。
【0004】本発明の第1の目的は、解放側摩擦係合装
置の解放時期の認識洩れによるタイアップを確実に防止
し、高精度かつ信頼性の高いクラッチ架け替え制御を実
現する自動変速機の制御装置および制御方法並びにその
制御装置を搭載した自動車を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、解放側摩擦係合装
置の解放時期の誤認識や認識洩れによる早期解放および
タイアップを確実に防止し、高精度かつ信頼性の高いク
ラッチ架け替え制御を実現する自動変速機の制御装置お
よび制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の目的を
達成するために、本発明は、エンジンに連結された自動
変速機における所定の摩擦係合装置を係合解放させるこ
とにより変速を実行すると共に、前記変速の際に前記摩
擦係合装置に作用する油圧を調圧することのできる調圧
指令発生手段を有する自動変速機の制御装置において、
前記自動変速機の変速時における解放側摩擦係合装置
の解放時期を認識する解放時期認識手段と、前記解放時
期認識手段の認識結果に基づいて前記解放側摩擦係合装
置の解放動作を決定する第1解放決定手段と、前記解放
時期認識手段において前記解放時期が認識不可能である
場合に、強制的に前記解放側摩擦係合装置の解放動作を
決定する第2解放決定手段とを有し、前記調圧指令発生
手段は、前記第1及び第2解放決定手段の決定に基づき
前記解放側摩擦係合装置を解放するよう作動するものと
する。
【0007】このように第1解放決定手段とは別に第2
解放決定手段を設け、解放時期認識手段において解放側
摩擦係合装置の解放時期が認識不可能である場合に、強
制的に解放側摩擦係合装置の解放動作を決定することに
より、例えば悪路走行などにより解放時期の認識ができ
なかった場合でも、強制的に摩擦係合装置を解放するこ
とで解放時期の認識洩れによるタイアップを確実に防止
し、高精度かつ信頼性の高いクラッチ架け替え制御を実
現する。
【0008】(2)また、上記第2の目的を達成するた
めに、本発明は、エンジンに連結された自動変速機にお
ける所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変
速を実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置
に作用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手
段を有する自動変速機の制御装置において、前記自動変
速機の変速時における解放側摩擦係合装置の解放時期を
認識する解放時期認識手段と、前記解放時期認識手段の
認識結果に基づいて前記解放側摩擦係合装置の解放動作
を決定する第1解放決定手段と、前記解放時期認識手段
において前記解放時期が認識不可能である場合に、強制
的に前記解放側摩擦係合装置の解放動作を決定する第2
解放決定手段とを有し、前記調圧指令発生手段は、前記
第1及び第2解放決定手段の決定に基づき前記解放側摩
擦係合装置を解放するよう作動すると共に、更に、前記
自動変速機の変速開始から所定期間、前記解放側摩擦係
合装置を解放を禁止する解放禁止手段を有するものとす
る。
【0009】このように第1解放決定手段とは別に第2
解放決定手段を設けることにより、上記(1)で述べた
ように解放時期の認識洩れによるタイアップを確実に防
止すると共に、解放禁止手段を設け、自動変速機の変速
開始から所定期間、解放側摩擦係合装置を解放を禁止す
ることにより、例えば悪路走行などにより解放時期を誤
認識した場合でも、早期解放を確実に防止し、高精度か
つ信頼性の高いクラッチ架け替え制御を実現する。
【0010】(3)更に、上記第1の目的を達成するた
めに、本発明は、エンジンに連結された自動変速機にお
ける所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変
速を実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置
に作用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手
段を有する自動変速機の制御方法において、前記自動変
速機の変速時における解放側摩擦係合装置の解放時期を
認識し、前記認識された結果に基づいて前記解放側摩擦
係合装置の解放動作を決定し、前記解放時期が認識不可
能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係合装置の解
放動作を決定し、これら決定に基づいて前記解放側摩擦
係合装置を解放するよう前記調圧指令発生手段を作動す
るものとする。
【0011】これにより上記(1)で述べたように解放
時期の認識洩れによるタイアップを確実に防止し、高精
度かつ信頼性の高いクラッチ架け替え制御を実現する。
【0012】(4)更に、上記第2の目的を達成するた
めに、本発明は、エンジンに連結された自動変速機にお
ける所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変
速を実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置
に作用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手
段を有する自動変速機の制御方法において、前記自動変
速機の変速時における解放側摩擦係合装置の解放時期を
認識し、前記認識された結果に基づいて前記解放側摩擦
係合装置の解放動作を決定し、前記解放時期が認識不可
能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係合装置の解
放動作を決定し、これら決定に基づいて前記解放側摩擦
係合装置を解放するよう前記調圧指令発生手段を作動す
ると共に、前記自動変速機の変速開始から所定期間、前
記解放側摩擦係合装置を解放を禁止するものとする。
【0013】これにより上記(2)で述べたように解放
時期の認識洩れによるタイアップ及び解放時期の誤認識
による早期解放を確実に防止し、高精度かつ信頼性の高
いクラッチ架け替え制御を実現する。
【0014】(5)また、上記第1の目的を達成するた
めに、本発明は、エンジンに連結された自動変速機にお
ける所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変
速を実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置
に作用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手
段を有する自動変速機の制御装置において、前記自動変
速機の変速時における解放側摩擦係合装置の解放時期を
認識する解放時期認識手段と、前記解放時期認識手段の
認識結果に基づいて前記解放側摩擦係合装置の解放動作
を決定する第1解放決定手段と、前記解放時期認識手段
において前記解放時期が認識不可能である場合に、強制
的に前記解放側摩擦係合装置の解放動作を決定する第2
解放放決定手段とを有し、前記調圧指令発生手段は、前
記第1及び第2解放決定手段の決定に基づき前記解放側
摩擦係合装置を解放するよう作動することを特徴とする
自動変速機の制御装置を搭載した自動車とする。
【0015】これにより上記(1)で述べたように解放
時期の認識洩れによるタイアップを確実に防止し、高精
度かつ信頼性の高いクラッチ架け替え制御を実現する自
動変速機の制御装置を搭載した自動車が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の第一実施形態の制御装置を
備えた自動変速機の構成概念図である。図1において1
01はエンジンであり、本実施形態においてこのエンジ
ン101は4気筒エンジンである。エンジン101には
点火装置102が設けられている。点火装置102は、
エンジン101の気筒数に対応して4つの点火プラグ1
03を有している。エンジン101に空気を取り込むた
めの吸気管104には、ここを通る空気の流量を調節す
る電子制御スロットル105、燃料を噴射する燃料噴射
装置106および空気流量計107が設けられている。
燃料噴射装置106は、エンジン101の気筒数に対応
して4つの燃料噴射弁108を有している。電子制御ス
ロットル105とは、アクチュエータ109でスロット
ルバルブ110を駆動し空気流量を制御するものであ
る。また、通常の自動車ではスロットルバルブ110と
アクセルペダル(図示されていない)が機械式ワイヤ
(図示されていない)で連結されており、一対一で動作
する。
【0018】エンジン101のクランク軸111にはフ
ライホイール112が取り付けられている。フライホイ
ール112には、クランク軸111の回転数、すなわち
エンジン回転数Neを検出するエンジン回転数センサ1
13が取り付けられている。このフライホイール112
にトルクコンバータ114が直結され、トルクコンバー
タ出力軸118に有段式変速機構119が直結され、ト
ルクコンバータ出力軸118と有段式変速機構119と
で自動変速機130が構成されている。
【0019】トルクコンバータ114は、ポンプ11
5、タービン116及びステータ117から成ってい
る。タービン116の出力軸、つまりトルクコンバータ
出力軸118は、上記のように有段式変速機構119と
直結されている。また、トルクコンバータ出力軸118
には、タービン回転数Ntを測定するタービン回転セン
サ120が取り付けられている。
【0020】変速機構119の構成は公知であり、2個
の遊星歯車と5個の摩擦係合装置を含み、5個の摩擦係
合装置を選択的に締結あるいは解放することにより、遊
星歯車の歯車比又は回転方向が変化し変速又は前進、後
進の切り換えを実行する。図1では、説明の便宜上、こ
れら要素を遊星歯車121と摩擦係合装置122,12
3で代表して示している。摩擦係合装置122,123
は、それぞれスプール弁126,127およびリニアソ
レノイド128,129(調圧装置)により制御され
る。また、変速機構119は出力軸124と連結され、
出力軸124は図示しない自動車のプロペラシャフトに
連結されている。
【0021】以上説明したエンジン101および自動変
速機130の駆動のための各種アクチュエータは、コン
トローラ131により制御される。コントローラ131
には、スロットル開度θ、変速機出力軸回転数(車速)
No、タービン回転数Nt、エンジン回転数Ne、変速機油
温Toil、アクセルペダル踏み込み量α等が入力され制
御に用いられる。また、特殊なシステムにおいては、自
動変速機130の出力軸124に取り付けられたトルク
センサ(図示されていない)を用いて検出された変速機
出力軸トルクToがコントローラ131に取り込まれ
る。
【0022】図2は、自動変速機130が4速自動変速
機の場合のシフトアップ時の変速線図を示す。コントロ
ーラ131は、図2に示すように、エンジンの負荷を示
す量、例えばスロットル開度θと実際の車速Vとに基づ
いて変速判断を行い、自動変速機130の変速段を決定
する。
【0023】図3は、変速機構119の5個の摩擦係合
装置の係合・解放と変速段との関係を示す表である。自
動変速機130は、5個の摩擦係合装置として、ローク
ラッチ(L/C)、24ブレーキ(2&4/B)、ハイ
クラッチ(H/C)、ローリバースブレーキ(L&R/
B)、ローワンウェイクラッチ(L/OWC)を備え、
これを図3に示すように選択的に締結(図中○)あるい
は解放(図中×)させることにより、前進1〜4速と後
進の変速段を選択し得るものである。例えば、2−3変
速では、ハイクラッチ(H/C)を締結させ24ブレー
キ(2&4/B)を解放することで変速が成立する。以
下の説明では、締結側摩擦係合装置(現在解放状態にあ
り変速のために締結される摩擦係合装置)を図1の摩擦
係合装置123で代表し、解放側摩擦係合装置(現在締
結状態にあり変速のため解放される摩擦係合装置)を図
1の摩擦係合装置122で代表する。
【0024】以上のような自動変速機に本実施形態の制
御装置が設けられている。この制御装置は図1に示した
コントローラ131により構成されている。即ち、コン
トローラ131は、本実施形態の制御装置として、変速
指令発生部132、解放時期認識部133、解放決定部
134、調圧指令発生部135、強制解放決定部136
の処理機能を有している。
【0025】変速指令発生部132では、図2に示すよ
うに、スロットル開度θと変速機出力軸回転数(車速)
Noとから変速すべき状態であるかどうかを判断し、変速
すべき状態であれば変速指令信号を発生する。
【0026】解放時期認識部133では、摩擦係合装置
122,123のうち解放側摩擦係合装置(現在締結状
態にある摩擦係合装置)122の解放時期を認識する。
その一例として、変速時のトルク相を認識する。このト
ルク相を認識する方法として、トルクセンサ(図示され
ていない)や加速度センサ(図示されていない)の信
号、または変速機出力軸回転数Noの時間変化率などを用
いる手法が考えられる。
【0027】そして、上記のような手法により最適な解
放時期を認識した場合には、解放決定部134におい
て、前記解放側摩擦係合装置122を解放すべく、油圧
指令値の最小値を調圧指令発生部135へ出力する。ま
た、解放時期認識部133により解放時期が認識できな
かった場合には、強制解放決定部136により強制的に
クラッチ解放を実行すべく、調圧指令発生部135へ油
圧指令値の最小値を出力する。調圧指令発生部135
は、油圧指令値の最小値が出力されると、前記解放側摩
擦係合装置122に係わるリニアソレノイド129を作
動し、クラッチ解放のための油圧を発生させる。
【0028】このような構成により、例えば悪路走行な
どにより最適な解放時期の認識ができなかった場合でも
確実に摩擦係合装置を解放し、変速特性悪化を防止する
ことが可能となる。なお、以下の説明では、「摩擦係合
装置」を適宜「クラッチ」と呼ぶ。
【0029】図4は、従来の一般的な制御方法によるシ
フトアップ時の変速特性の概要図である。変速指令信号
が発生し、変速時の油圧制御が開始される。締結側クラ
ッチの油圧が上昇し、トルクの伝達が始まるとタービン
回転数は低下せずに出力軸トルクが低下する。これは、
締結側クラッチの締結が始まることにより、締結状態に
ある解放側クラッチと締結側クラッチの双方にトルクが
作用し、トルクの一部が出力軸124に伝達されなくな
るからである。この領域がトルク相である。この時期に
おいて、解放側クラッチの油圧を一気に低下させること
で、タービン回転数が低下し実際に変速が始まる。つま
り、前記トルク相の開始を認識して解放側クラッチを一
気に解放することで、良好なクラッチ架け替え制御が実
現する。また、変速中の締結側クラッチの油圧およびト
ルク相開始前の解放側クラッチの油圧は、自動変速機の
運転条件毎に良好な変速特性が実現するレベルに設定さ
れている。
【0030】図5は、従来の一般的な制御方法によるシ
フトアップ時の変速特性で、クラッチ解放タイミングが
ずれた場合の影響を示す概要図である。図5に一点鎖線
で示すように、例えばトルク相の誤認識によって実際の
トルク相開始よりも早い時期にクラッチ解放を実行する
と、タービン回転数の吹け上がりが発生し、ドライバへ
違和感を与えてしまう。また、図5に波線で示すよう
に、例えばトルク相の認識洩れによってトルク相開始か
ら大幅に遅延してクラッチ解放を実行すると、締結・解
放の双方のクラッチにトルクが係っている状態(タイア
ップ)となり、出力軸トルクの引きずりおよびトルク変
動が発生するだけでなく、クラッチの劣化を促がしてし
まう。つまり、トルク相開始時期を解放時期として正確
に認識すると共に、その認識方法の誤認識や認識洩れを
防止して、高信頼化を図る手法が必要となる。
【0031】図6は本実施形態の自動変速機130の制
御装置における解放時期認識部133、解放決定部13
4、調圧指令発生部135、強制解放決定部136の各
処理機能をフローチャートで示すものである。
【0032】まずステップ401にて変速指令信号が発
生したか否かの判定を行う。変速しれ信号が発生してい
ればステップ402へ進み、発生していなければ、再度
ステップ401を実行する。次にステップ402では、
変速機出力軸124の回転数の時間変化率を用いて、解
放時期か否かの判定を行う(解放時期認識部133及び
解放決定部134)。解放時期と認識した場合には、ス
テップ404へ進む。解放時期と認識しない場合にはス
テップ403へ進む。ステップ403では、上記TmS
ftが解放時期認識終了時間tTmTq_eより大きい
か否かの判定を行う(強制解放決定部136)。大きい
場合には、タイアップを防止するために処理404へ進
む。小さい場合には、ステップ402へ戻る。最後に、
ステップ404では解放側クラッチの油圧指令値を最小
値に設定し、クラッチ解放を実行する(調圧指令発生部
135)。このような処理の流れとすることで、解放側
摩擦係合装置122の解放時期の認識洩れを確実に防止
することが可能となり、変速特性悪化を避けることがで
きる。
【0033】図7は図6に示したステップ402の解放
時期を認識する処理の詳細を示すフローチャートであ
る。ステップ501では変速指令信号を取り込み、ステ
ップ502では前記取り込んだ変速指令信号が前回値と
変化しているかを判断する。変速指令信号が前回値から
変化している場合は、ステップ503にて変速制御開始
フラグをセットし、ステップ504で現在の変速機の出
力軸回転数dNoの値を基準値dNo_sに代入して、
ステップ505へ進む。前記変速指令信号が変化してい
ない場合は、ステップ503,504を実行しないで、
ステップ505へ進む。ステップ505では、変速制御
開始フラグがセットされているか否かの判定を行う。前
記フラグがセットされてる場合はステップ506へ進
み、セットされていない場合はステップ501へ戻る。
ステップ506では自動変速機の現在の出力軸回転数d
Noを取り込む。次にステップ507では、前記dNo
_s(変速指令発生時のdNo)とdNoとの差分を取
り、この値が解放時期認識レベルcTqLvlより大き
いか否か判定する。大きい場合はステップ508へ進
み、小さい場合はステップ506へ戻る。最後に、ステ
ップ508では解放時期認識フラグをセットし、処理を
終了する。
【0034】図8は本実施形態の動作を説明するタイム
チャートである。変速指令信号が発生すると時間TmS
ftはカウントアップを開始する。一方、出力軸回転数
dNoは前記変速指令発生した時の値をdNo_sとし
て、その値をメモリに記憶する。ここで、dNo_sを
記憶するときに悪路走行でのノイズや回転数の検出精度
が悪い場合には、前記変速指令信号発生から一定時間内
の平均値をdNo_sとしても良い。そして、上記dN
o_sと上記dNoとの差分が解放時期認識レベルcT
qLvlより大きくなった時、解放時期認識フラグをセ
ットする。上記解放時期認識フラグがセットされると、
解放側クラッチの油圧指令値が最小値となり、解放側ク
ラッチの油圧が低下する。また、前記TmSftが解放
時期終了時間tTmTq_eに達したとき、強制解放フ
ラグがセットされる。このとき、上記出力軸回転数変化
率により解放時期を認識できなかった場合でも、図8の
一点鎖線で示すように前記強制解放フラグがセットされ
ると解放時期認識フラグも同時にセットされ、解放側ク
ラッチの油圧指令値が最小値となるよう動作する。この
ような動作により、悪路走行時におけるトルク相開始時
期の認識洩れを確実に防止することが可能となる。
【0035】図9は図1に示した強制解放決定部136
のマップ図の一例である。横軸をスロットル開度にと
り、スロットル開度毎に強制解放時間tTmTq_eが
記憶されている。ここで、最適な解放時期(トルク相開
始時期)は締結しようとするクラッチの油圧に依存す
る。この解放時期を超過してからクラッチを解放すると
図5に破線で示すようなトルク変動(車両の前後加速
度)が発生する。このトルク変動は、超過した時間が長
いほど大きくなり、ドライバへ変速ショックとして違和
感を与える。そこで、スロットル開度毎に変速を実行し
てこのトルク変動が0.2G以下となるような限界時間を
予めチューニングにより決定し、前記マップデータとし
て設定する。
【0036】図10から図12に本発明の第二実施形態
を示す。図10は図1と同様、自動変速機の制御装置の
構成の概念図であるが、図1中のエンジン101および
自動変速機130の図は省略してある。また、コントロ
ーラは符号131Aで示してある。
【0037】図10において、コントローラ131A
は、本実施形態の自動変速機の制御装置として、変速指
令発生部132、解放時期認識部133、解放決定部1
34、解放時期認識禁止部201、調圧指令発生部13
5、強制解放決定部136の各処理機能を有している。
【0038】変速指令発生部132では、スロットル開
度θと変速機出力軸回転数(車速)Noとから変速指令信
号を発生する。解放時期認識部133では、解放側摩擦
係合装置の解放時期を認識する。そして、解放時期を認
識した場合には、解放決定部134において、前記解放
側摩擦係合装置を解放すべく、油圧指令値の最小値を調
圧指令発生部135へ出力する。
【0039】ここで、解放時期認識禁止部201により
上記認識が禁止されている場合には、上記解放決定部1
34の解放指令信号は無視される。そして、前記解放時
期認識部133により解放時期が認識できなかった場合
には、強制解放決定部136により強制的にクラッチ解
放を実行すべく、調圧指令発生部135へ油圧指令値の
最小値を出力する。
【0040】このような構成により、第一実施形態と同
様に、例えば悪路走行などにより最適な解放時期の認識
ができなかった場合でも確実に摩擦係合装置を解放し、
変速特性悪化を防止できると共に、例えば悪路走行など
により最適な解放時期が誤認識されて早期解放するとい
った課題も解決することができる。
【0041】図11は第二実施形態の動作を示すタイム
チャートである。変速指令信号が発生すると時間TmS
ftはカウントアップを開始し、認識禁止フラグがセッ
トされる。一方、出力軸回転数dNoは前記変速指令発
生した時の値をdNo_sとしてその値をメモリに記憶
する。そして、上記dNo_sと上記dNoとの差分が
解放時期認識レベルcTqLvlより大きくなった時、
解放時期認識フラグをセットする。ここで図11に示す
ように、前記認識禁止フラグがセットされている間に上
記差分が上記レベルより大きくなっても、解放時期の誤
認識として上記解放時期認識フラグがセットされない。
そして、上記TmSftが解放時期認識禁止時間tTm
Tq_sを越えると、上記強制フラグがリセットされ、
上記dNo信号での解放時期認識が有効となる。このよ
うな動作により、悪路走行時におけるトルク相開始時期
の誤認識を確実に防止し、早期解放による回転数の吹け
上がりを防止することができる。
【0042】図12は図10に示した解放時期認識禁止
部201のマップ図の一例である。横軸をスロットル開
度にとり、スロットル開度毎に解放時期認識禁止時間t
TmTq_sが記憶されている。ここで、上述のように
最適な解放時期(トルク相開始時期)は締結しようとす
るクラッチの油圧に依存する。この解放時期よりも前に
クラッチを解放すると、図5に一点鎖線で示すような回
転数の吹け上がりが発生し、ドライバへ違和感を与え
る。そこで、スロットル開度毎に変速を実行し、この回
転数の吹け上がりが発生しない時間を予めチューニング
により決定し、前記マップデータとして設定する。
【0043】以上述べたように、解放時期を認識する手
法と、この手法の誤認識あるいは認識洩れを防止する手
法との組み合わせにより、信頼性の高いクラッチ架け替
え制御が実現し、変速特性悪化やクラッチ劣化を防止す
ることができる。
【0044】図13に本発明の第三実施形態を示す。図
13は、本発明による自動車の構成の概念図であるが、
図13中のコントローラ131(又は131A)の中身
は図1又は図10に示したものと同様であり、省略して
ある。本発明の自動車301には、これまで述べてき
た、エンジン101、自動変速機130およびコントロ
ーラ131(又は131A)が搭載されている。自動車
301は、上記コントローラ131(又は131A)に
より前記解放側摩擦係合装置の解放時期を最適に制御す
るため、変速特性が悪化することなく、常に快適な変速
フィーリングが得られる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、所定の摩擦係合装置を
係合解放することによって変速を実行する自動変速機に
おいて、解放側摩擦係合装置の解放時期の認識洩れによ
るタイアップを確実に防止し、常に最適なタイミングで
高精度かつ信頼性の高いクラッチ架け替え制御を実現で
きる。
【0046】また、本発明によれば、所定の摩擦係合装
置を係合解放することによって変速を実行する自動変速
機において、解放側摩擦係合装置の解放時期の誤認識に
よる早期解放あるいは認識洩れによるタイアップを確実
に防止し、常に最適なタイミングで高精度かつ信頼性の
高いクラッチ架け替え制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態による制御装置を備えた
自動変速機の構成を示す概念図である。
【図2】自動変速機が4速自動変速機の場合のシフトア
ップ時の変速線図である。
【図3】変速機構の5個の摩擦係合装置の係合・解放と
変速段との関係を示す図である。
【図4】従来の一般的な制御方法によるシフトアップ時
の変速特性の概要図である。
【図5】従来の一般的な制御方法によるシフトアップ時
の変速特性で、クラッチ解放タイミングがずれた場合の
影響を示す概要図である。
【図6】第一実施形態による自動変速機の制御装置の処
理機能を示すフローチャートである。
【図7】解放時期を認識する処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図8】第一実施形態の動作を説明するタイムチャート
である。
【図9】第一実施形態の制御装置に備えられる強制解放
設定部のマップ図である。
【図10】本発明の第二実施形態による制御装置を備え
た自動変速機のの構成を示す概念図である。
【図11】第二実施形態の動作を説明するタイムチャー
トである。
【図12】第二実施形態の制御装置に備えられる解放時
期認識禁止部のマップ図である。
【図13】本発明の第三実施形態による自動車の構成を
示す概念図である。
【符号の説明】
101 エンジン 114 トルクコンバータ 119 有段式変速機構 122,123 摩擦係合装置 126,127 スプール弁 128,129 リニアソレノイド 130 自動変速機 131 コントローラ 132 変速指令発生部 133 解放時期認識部 134 解放決定部 135 調圧指令発生部 136 強制解放決定部 201 解放時期認識禁止部 301 自動車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに連結された自動変速機における
    所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変速を
    実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置に作
    用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手段を
    有する自動変速機の制御装置において、 前記自動変速機の変速時における解放側摩擦係合装置の
    解放時期を認識する解放時期認識手段と、 前記解放時期認識手段の認識結果に基づいて前記解放側
    摩擦係合装置の解放動作を決定する第1解放決定手段
    と、 前記解放時期認識手段において前記解放時期が認識不可
    能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係合装置の解
    放動作を決定する第2解放決定手段とを有し、 前記調圧指令発生手段は、前記第1及び第2解放決定手
    段の決定に基づき前記解放側摩擦係合装置を解放するよ
    う作動することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】エンジンに連結された自動変速機における
    所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変速を
    実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置に作
    用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手段を
    有する自動変速機の制御装置において、 前記自動変速機の変速時における解放側摩擦係合装置の
    解放時期を認識する解放時期認識手段と、 前記解放時期認識手段の認識結果に基づいて前記解放側
    摩擦係合装置の解放動作を決定する第1解放決定手段
    と、 前記解放時期認識手段において前記解放時期が認識不可
    能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係合装置の解
    放動作を決定する第2解放決定手段とを有し、 前記調圧指令発生手段は、前記第1及び第2解放決定手
    段の決定に基づき前記解放側摩擦係合装置を解放するよ
    う作動すると共に、更に、 前記自動変速機の変速開始から所定期間、前記解放側摩
    擦係合装置を解放を禁止する解放禁止手段を有すること
    を特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】エンジンに連結された自動変速機における
    所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変速を
    実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置に作
    用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手段を
    有する自動変速機の制御方法において、 前記自動変速機の変速時における解放側摩擦係合装置の
    解放時期を認識し、前記認識された結果に基づいて前記
    解放側摩擦係合装置の解放動作を決定し、前記解放時期
    が認識不可能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係
    合装置の解放動作を決定し、これら決定に基づいて前記
    解放側摩擦係合装置を解放するよう前記調圧指令発生手
    段を作動することを特徴とする自動変速機の制御方法。
  4. 【請求項4】エンジンに連結された自動変速機における
    所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変速を
    実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置に作
    用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手段を
    有する自動変速機の制御方法において、 前記自動変速機の変速時における解放側摩擦係合装置の
    解放時期を認識し、前記認識された結果に基づいて前記
    解放側摩擦係合装置の解放動作を決定し、前記解放時期
    が認識不可能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係
    合装置の解放動作を決定し、これら決定に基づいて前記
    解放側摩擦係合装置を解放するよう前記調圧指令発生手
    段を作動すると共に、前記自動変速機の変速開始から所
    定期間、前記解放側摩擦係合装置を解放を禁止すること
    を特徴とする自動変速機の制御方法。
  5. 【請求項5】エンジンに連結された自動変速機における
    所定の摩擦係合装置を係合解放させることにより変速を
    実行すると共に、前記変速の際に前記摩擦係合装置に作
    用する油圧を調圧することのできる調圧指令発生手段を
    有する自動変速機の制御装置において、 前記自動変速機の変速時における解放側摩擦係合装置の
    解放時期を認識する解放時期認識手段と、 前記解放時期認識手段の認識結果に基づいて前記解放側
    摩擦係合装置の解放動作を決定する第1解放決定手段
    と、 前記解放時期認識手段において前記解放時期が認識不可
    能である場合に、強制的に前記解放側摩擦係合装置の解
    放動作を決定する第2解放放決定手段とを有し、 前記調圧指令発生手段は、前記第1及び第2解放決定手
    段の決定に基づき前記解放側摩擦係合装置を解放するよ
    う作動することを特徴とする自動変速機の制御装置を搭
    載した自動車。
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