JP2000160414A - 水作業用オーバーズボン - Google Patents
水作業用オーバーズボンInfo
- Publication number
- JP2000160414A JP2000160414A JP10339573A JP33957398A JP2000160414A JP 2000160414 A JP2000160414 A JP 2000160414A JP 10339573 A JP10339573 A JP 10339573A JP 33957398 A JP33957398 A JP 33957398A JP 2000160414 A JP2000160414 A JP 2000160414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- pants
- wearer
- exhaust hole
- trousers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 19
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 5
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 4
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着用者がしゃがんだり座ったりした場合に、
ズボンの内部と外部との吸排気が効果的に行われる水作
業用オーバーズボンを得ること。 【解決手段】 締付けゴム2を有するウェスト部1の締
付位置の下方に、生地を貫通する少なくとも一つの排気
孔4を設けることにより、着用者がしゃがんだり座った
りする動作に伴い、ズボン内部の空気が排気孔4や裾口
から吸排気されるようにした。これにより、ズボン内に
空気が溜まりにくくなり、ズボン内部が蒸れにくい。
ズボンの内部と外部との吸排気が効果的に行われる水作
業用オーバーズボンを得ること。 【解決手段】 締付けゴム2を有するウェスト部1の締
付位置の下方に、生地を貫通する少なくとも一つの排気
孔4を設けることにより、着用者がしゃがんだり座った
りする動作に伴い、ズボン内部の空気が排気孔4や裾口
から吸排気されるようにした。これにより、ズボン内に
空気が溜まりにくくなり、ズボン内部が蒸れにくい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、漁師や水産加工
業者など、水に濡れる作業に従事する人が、着衣の上か
ら着用する水作業用オーバーズボンに関するものであ
る。
業者など、水に濡れる作業に従事する人が、着衣の上か
ら着用する水作業用オーバーズボンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のオーバーズボンは、防水性に優
れた生地から形成されており、ウェスト部が締付けゴム
によってしぼられている。
れた生地から形成されており、ウェスト部が締付けゴム
によってしぼられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
オーバーズボンは、前記生地に通気性がなく、ウェスト
部が締付けゴムでしぼられているため、着用者が作業中
にしゃがんだり座ったりした場合、図4に示すように、
膝からウェスト部の間に空気が溜まって膨れた状態にな
りやすい。このため、しゃがみにくく、また、ズボン内
部も湿って蒸れやすいので、着用者は作業中に不快感を
感じ、座っての作業がしづらいという問題がある。
オーバーズボンは、前記生地に通気性がなく、ウェスト
部が締付けゴムでしぼられているため、着用者が作業中
にしゃがんだり座ったりした場合、図4に示すように、
膝からウェスト部の間に空気が溜まって膨れた状態にな
りやすい。このため、しゃがみにくく、また、ズボン内
部も湿って蒸れやすいので、着用者は作業中に不快感を
感じ、座っての作業がしづらいという問題がある。
【0004】また、ズボンが膨らまないように手で押さ
え、ズボン内の空気を裾口から排出しながらしゃがむこ
ともできるが、わずらわしい。一方、ズボン内の空気が
排出されると、ズボン生地が着用者の体に密着し、着用
者が立ち上がってもズボン内の空気量が元に戻るまでし
ばらくかかるため、ズボン生地が着用者の下肢にまとわ
りつくことがある。このため、とりわけ機敏な動作を求
められる船上の作業に従事する人は動きづらく、疲れや
すくもなり、注意力が散漫になって事故につながるおそ
れも生じる。
え、ズボン内の空気を裾口から排出しながらしゃがむこ
ともできるが、わずらわしい。一方、ズボン内の空気が
排出されると、ズボン生地が着用者の体に密着し、着用
者が立ち上がってもズボン内の空気量が元に戻るまでし
ばらくかかるため、ズボン生地が着用者の下肢にまとわ
りつくことがある。このため、とりわけ機敏な動作を求
められる船上の作業に従事する人は動きづらく、疲れや
すくもなり、注意力が散漫になって事故につながるおそ
れも生じる。
【0005】そこで、この発明の課題は、着用者がしゃ
がんだり座ったりした場合に、ズボンの内部と外部との
吸排気が効果的に行われる水作業用オーバーズボンを得
ることにある。
がんだり座ったりした場合に、ズボンの内部と外部との
吸排気が効果的に行われる水作業用オーバーズボンを得
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】こうした課題を解決する
ため、この発明では、前記ウェスト部の締付位置の下方
に、生地を貫通する少なくとも一つの排気孔を設けた。
また、この排気孔の周囲の生地に、排気孔を覆うカバー
を、下方部分を除いて接合したり、このカバーの下方部
分と生地との間に隙間を設けることが望ましい。
ため、この発明では、前記ウェスト部の締付位置の下方
に、生地を貫通する少なくとも一つの排気孔を設けた。
また、この排気孔の周囲の生地に、排気孔を覆うカバー
を、下方部分を除いて接合したり、このカバーの下方部
分と生地との間に隙間を設けることが望ましい。
【0007】このようなオーバーズボンを着用して作業
をすると、着用者がしゃがんだときに、ズボン内の湿っ
た空気が空気圧により排気孔から排気されるので、ズボ
ンの内部に湿った空気が溜まりにくく、下腹部も膨らま
ない。また、立ち上がったときには、排気孔と裾口の両
方からズボン内に空気が吸引されるので、着用者の動作
に伴い、ズボン内部の空気が循環し、通気性が確保され
る。この結果、ズボン内部が蒸れたりせず、また、ズボ
ン内の空気も排出されすぎないので、ズボン生地が着用
者の体に密着せず、下肢にまとわりついて着用者の動き
を妨げたりすることもない。
をすると、着用者がしゃがんだときに、ズボン内の湿っ
た空気が空気圧により排気孔から排気されるので、ズボ
ンの内部に湿った空気が溜まりにくく、下腹部も膨らま
ない。また、立ち上がったときには、排気孔と裾口の両
方からズボン内に空気が吸引されるので、着用者の動作
に伴い、ズボン内部の空気が循環し、通気性が確保され
る。この結果、ズボン内部が蒸れたりせず、また、ズボ
ン内の空気も排出されすぎないので、ズボン生地が着用
者の体に密着せず、下肢にまとわりついて着用者の動き
を妨げたりすることもない。
【0008】さらに、前記カバーを設けることにより、
排気孔を設けた部分に水がかかっても、ズボン内に水が
入りにくい。
排気孔を設けた部分に水がかかっても、ズボン内に水が
入りにくい。
【0009】また、排気孔を、脇から背側に設けた場
合、排気孔が腹部や着衣で閉塞されることもないので、
より良好に給排気が行われる。
合、排気孔が腹部や着衣で閉塞されることもないので、
より良好に給排気が行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(A)および図1(B)に示
す水作業用オーバーズボンは、防水性に優れた生地で形
成されており、ズボンの内側には、ポリエステルの布張
りが施されている。
す水作業用オーバーズボンは、防水性に優れた生地で形
成されており、ズボンの内側には、ポリエステルの布張
りが施されている。
【0011】このオーバーズボンのウェスト部1には、
締付けゴム2が取り付けられている。この締付けゴム2
の下方の脇から背側に位置する部分には、カバー3に覆
われた円形の排気孔4が、五箇所設けられている。
締付けゴム2が取り付けられている。この締付けゴム2
の下方の脇から背側に位置する部分には、カバー3に覆
われた円形の排気孔4が、五箇所設けられている。
【0012】前記カバー3は、図2(a)および図2
(b)に示すように、下端部が上端部よりも幅広な、前
記生地と同じ材質の生地片からなり、その下端部を左右
両側から狭めて、生地との間に隙間Gが形成されるよう
に、下方部分を除いて排気孔4の周囲の生地に接着され
ている。
(b)に示すように、下端部が上端部よりも幅広な、前
記生地と同じ材質の生地片からなり、その下端部を左右
両側から狭めて、生地との間に隙間Gが形成されるよう
に、下方部分を除いて排気孔4の周囲の生地に接着され
ている。
【0013】このようなオーバーズボンを着用して作業
をすると、着用者がしゃがんだときに、ズボン内の湿っ
た空気が空気圧により排気孔4から排気されるので、ズ
ボンの内部に湿った空気が溜まりにくく、下腹部が膨ら
まない。また、立ち上がったときには、排気孔4と裾口
の両方からズボン内に空気が吸引されるので、着用者の
動作に伴い、ズボン内部の空気が循環し、通気性が確保
される。この結果、ズボン内部が蒸れたりせず、また、
ズボン内の空気量が排気孔からの吸気によって適度に確
保されるので、ズボン生地が着用者の体に密着せず、下
肢にまとわりついて着用者の動きを妨げたりすることも
ない。
をすると、着用者がしゃがんだときに、ズボン内の湿っ
た空気が空気圧により排気孔4から排気されるので、ズ
ボンの内部に湿った空気が溜まりにくく、下腹部が膨ら
まない。また、立ち上がったときには、排気孔4と裾口
の両方からズボン内に空気が吸引されるので、着用者の
動作に伴い、ズボン内部の空気が循環し、通気性が確保
される。この結果、ズボン内部が蒸れたりせず、また、
ズボン内の空気量が排気孔からの吸気によって適度に確
保されるので、ズボン生地が着用者の体に密着せず、下
肢にまとわりついて着用者の動きを妨げたりすることも
ない。
【0014】さらに、排気孔4を設けた部分に水がかか
っても、前記カバー3によりズボン内に水が入りにく
い。また、排気孔は、脇から背側に設けられているの
で、腹部や着衣で閉塞されることがない。また、カバー
3と生地との間に、前記隙間Gを形成することにより、
排気孔4がカバー3で閉塞されることもないので、より
良好な通気性が得られる。
っても、前記カバー3によりズボン内に水が入りにく
い。また、排気孔は、脇から背側に設けられているの
で、腹部や着衣で閉塞されることがない。また、カバー
3と生地との間に、前記隙間Gを形成することにより、
排気孔4がカバー3で閉塞されることもないので、より
良好な通気性が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る水
作業用オーバーズボンは、着用者の動きに伴って、ズボ
ン内の空気が循環し、通気性を確保することができるの
で、ズボンの下腹部が膨らんだりズボン内が蒸れたりせ
ず、ズボン生地が着用者の下肢にまとわりつくこともな
い。また、前記カバーによって、排気孔からのズボン内
への水の浸入を防止することができる。さらに、カバー
の下方部分と生地との間に隙間を形成することにより、
吸排気がより良好となる。
作業用オーバーズボンは、着用者の動きに伴って、ズボ
ン内の空気が循環し、通気性を確保することができるの
で、ズボンの下腹部が膨らんだりズボン内が蒸れたりせ
ず、ズボン生地が着用者の下肢にまとわりつくこともな
い。また、前記カバーによって、排気孔からのズボン内
への水の浸入を防止することができる。さらに、カバー
の下方部分と生地との間に隙間を形成することにより、
吸排気がより良好となる。
【0016】したがって、着用者は動きやすくなり、不
快感や疲労感を覚えることがなく、座っての作業もしや
すくなるので、水作業における作業性が損なわれず、ひ
いては作業中における安全性の向上にも寄与することと
なる。
快感や疲労感を覚えることがなく、座っての作業もしや
すくなるので、水作業における作業性が損なわれず、ひ
いては作業中における安全性の向上にも寄与することと
なる。
【図1】(A)は、この発明に係る水作業用オーバーズ
ボンを示す前方からの斜視図、(B)は、同後方からの
斜視図
ボンを示す前方からの斜視図、(B)は、同後方からの
斜視図
【図2】同上の排気孔およびカバーを示す正面図
【図3】排気孔部分の断面図
【図4】従来の水作業用オーバーズボンを着用してしゃ
がんだ状態を示す側面図
がんだ状態を示す側面図
1 ウェスト部 2 締付けゴム 3 カバー 4 排気孔 G 隙間
Claims (3)
- 【請求項1】 ウェスト部に締付けゴムを有する水作業
用オーバーズボンにおいて、前記ウェスト部の締付位置
の下方に、生地を貫通する少なくとも一つの排気孔を設
けたことを特徴とする水作業用オーバーズボン。 - 【請求項2】 前記排気孔を覆うカバーを、排気孔の周
囲の生地に、下方部分を除いて接合した請求項1に記載
の水作業用オーバーズボン。 - 【請求項3】 前記カバーの下方部分と生地との間に隙
間が設けられている請求項2に記載の水作業用オーバー
ズボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339573A JP2000160414A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 水作業用オーバーズボン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339573A JP2000160414A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 水作業用オーバーズボン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000160414A true JP2000160414A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18328761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339573A Pending JP2000160414A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 水作業用オーバーズボン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000160414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005042216A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Shimano Inc | 防寒用ウエア及び防寒用ズボン |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10339573A patent/JP2000160414A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005042216A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Shimano Inc | 防寒用ウエア及び防寒用ズボン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6085353A (en) | Ventilated garments | |
US6185752B1 (en) | Ventable gaiter | |
WO2006098429A1 (ja) | 空調衣服 | |
JPH0327641B2 (ja) | ||
US4669130A (en) | Garment construction | |
JP2024096336A (ja) | 空調衣服の服本体及び空調衣服 | |
JP2000160414A (ja) | 水作業用オーバーズボン | |
US1223863A (en) | Ventilated rain-coat. | |
CA2599395A1 (en) | Male hygienic underwear | |
JP2005068562A (ja) | 膝部保護パットを有する衣服 | |
GB2241152A (en) | Waterproof wear | |
JP3933916B2 (ja) | 水作業用オーバーズボンとオーバーオール | |
JPH10266004A (ja) | 水作業用オーバーズボン | |
JP3576152B2 (ja) | 男性下着用むれ防止補助具 | |
CN219229113U (zh) | 一种一次性手术中快速病理检查与诊断标本取材服 | |
JP3236559U (ja) | マスク | |
KR101519103B1 (ko) | 통기성 우의 하의 | |
JPH11335910A (ja) | 釣り用ズボン | |
CN218682108U (zh) | 一种男式无袖运动衫 | |
JP2002173808A (ja) | 防水衣料 | |
JP3085699U (ja) | ズボンの股ずれ防止用布材 | |
JP4084205B2 (ja) | 釣り用パンツ | |
KR880002041Y1 (ko) | 셔 츠 (shirt) | |
CA1226401A (en) | Garment construction | |
TWM655772U (zh) | 機能性衣服 |