JP2000159229A - パネル部が突出したイージーオープン缶蓋 - Google Patents

パネル部が突出したイージーオープン缶蓋

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JP2000159229A
JP2000159229A JP10336303A JP33630398A JP2000159229A JP 2000159229 A JP2000159229 A JP 2000159229A JP 10336303 A JP10336303 A JP 10336303A JP 33630398 A JP33630398 A JP 33630398A JP 2000159229 A JP2000159229 A JP 2000159229A
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Yoshihiko Matsukawa
義彦 松川
Tsutomu Yamaguchi
勉 山口
Yasutetsu Yamazaki
康哲 山崎
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブによる開口操作が容易であり、また飲料
を飲みやすく、さらには外観に特異性を持たせることの
できる缶蓋を提供する。 【解決手段】 イージーオープン缶蓋1の中央部から周
辺部に亘って裾部5とスカート部6とパネル部7とから
なる突出部8が、外周溝4が窪む方向とは反対方向に突
出し、そのパネル部7には、突出部8の突出方向とは反
対方向に窪む窪み部9が形成され、その窪み部9にスコ
ア線10によって開口片11が構成されている。そし
て、この開口片11はフランジ部2よりも突出部8の突
出側に位置している。また、窪み部9にはタブ15が固
着され、そのタブ15の上端部は窪み部9を両側から挟
んでいるパネル部7の凸壁部7aよりも突出しないよう
にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はタブおよびタブに
よって破断される開口片を開口後も蓋板に残置させるタ
イプのタブ非分離式イージーオープン缶蓋に関し、特に
頂面をなすパネル部が突出している形状のイージーオー
プン缶蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の缶蓋に使用されているタブはス
テイオンタブと称され、押し下げ用先端部とこれとは反
対側の持ち上げ用後端部との中間部に舌片状の固着片を
形成し、缶蓋の頂面にスコア線によってつなぎ部が残る
ように区画形成した開口片の上面側に押し下げ用先端部
を位置させた状態で、前記固着片によって缶蓋の頂面の
ほぼ中央部に取り付けられている。その開口片を押し開
く場合、タブの後端部に指を掛けてこれを持ち上げるこ
とにより、タブがその先端部を支点としかつ固着片の部
分を作用点とした第2種の梃子作用を行ってスコア線の
一部に破断を発生させ、後端部を更に持ち上げることに
より、固着片の部分が支点でかつ先端部が作用点となる
第1種の梃子作用により、開口片が押し下げられてスコ
ア線に沿う破断が進行し、最終的には、開口片が缶の内
側に吊り下げた状態に押し下げられ、開口される。
【0003】したがってタブは、指を掛けやすいように
頂面から浮いた状態に取り付けられることが好ましい
が、その反対に多数の缶蓋を姿勢を揃えて積層もしくは
並列させた場合や缶を積層した場合、タブが隣接する缶
蓋の内面に接触してその内面の塗膜を損傷したり、ある
いはタブに荷重が掛かった状態で繰り返し振動を受ける
と、金属疲労によるスコア割れが発生したり、もしくは
開口片が開いてしまうなどのおそれがある。そのため、
従来一般には、缶蓋の頂面を、外周部の巻締用フランジ
部の軸線方向での先端部よりも軸線方向に窪ませて形成
し、ここに開口片を形成するとともに、タブを取り付け
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記開口片は、開口面
積を可及的に広くして飲料を飲み易くするために、缶蓋
の外周部に近い位置まで延びた形状に形成されている
が、缶蓋の強度の確保のために、頂面の外周部に環状の
溝を形成することが必須である。従って、従来の缶蓋で
は缶に充填されている飲料を缶から直接飲む場合には、
開口部近くのタブと巻締部外面側とに上下の唇を触れる
ことになるが、その巻締部と開口部との間に外周溝があ
るために、飲料がこぼれ易い問題があった。また、タブ
は、上記のように梃子作用をなすから、開口片を容易に
押し開くためには、その長さが長いことが好ましく、従
って、その持ち上げ用の後端部が巻締部に接近して位置
することになる。従来の缶蓋では、上述したようにタブ
が巻締部に対して窪んで頂面に取り付けられているか
ら、持ち上げ用の後端部に指を掛ける場合に、指と巻締
部とが干渉してしまう。その結果、タブの後端部に指を
充分掛けることが困難になったり、あるいはタブを持ち
上げるべく力を入れることが困難になるなどの不都合が
あった。
【0005】さらに、従来の缶蓋の構造では、開口片が
巻締部より窪んで形成され、それに伴ってタブで開口片
を押し開いた開口部が巻締部より窪んだ位置となるの
で、巻締部の外側に唇を付けて飲料を飲むために缶を傾
けた場合、缶蓋の開口部とは半径方向で反対側の巻締部
やタブの部分が鼻先に当たってしまい、缶を水平線に対
して充分に傾けるためには、首を後方に傾けざるを得な
くなる不都合があった。
【0006】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、タブによる開口操作が容易であり、ま
た飲料を飲みやすく、さらには外観に特異性を待たせる
ことのできる缶蓋を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、外周部に形成
された巻締用フランジ部の内周側に、該フランジ部より
も軸線方向に突出した突出部が形成され、その突出部
に、両端部を隔置したスコア線によってつなぎ部が残る
ように区画された開口片と、梃子作用により該開口片を
押し開く非分離式のタブとが設けられたパネル部が突出
したイージーオープン缶蓋であって、前記突出部の頂壁
部に前記フランジ部よりも軸線方向に突出して位置する
パネル部が設けられ、該パネル部には、その中央部を通
って該パネル部を横断するように軸線方向に直交する方
向へ延びる窪み部分と、該窪み部分を両側で挟んで該パ
ネル部を横断するように軸線方向と直交する方向へ延び
ると共に軸線方向へ突出している凸壁部とが形成されて
おり、該窪み部分には、該パネル部の中央部から周辺部
に亘る位置に開口片が形成されると共に、前記タブが、
持ち上げ用後端部を該開口片と反対側の周辺部に位置さ
せ、押し下げ用先端部を該開口片上に延出させた状態
で、両者の間に設けられている舌片状固着部により該開
口片の外側位置に固着されていることを特徴とするもの
である。
【0008】従って、請求項1の発明によれば、缶蓋を
開けるために、タブの持ち上げ用後端部の下に指を挿入
する際に、その後端部の後方には巻締部のような邪魔な
ものがない。その結果、タブの持ち上げ用後端部の下に
指を挿入し易いので、非力の人でも容易に力を入れてタ
ブを持ち上げることができ、缶蓋を開けることができ
る。
【0009】また、開口片が巻締用フランジ部よりも突
出部の突出方向の側に位置するパネル部に形成されてい
るので、この缶蓋が固着されている缶体に封入されてい
た飲料を缶体から直接飲む際には、消費者の下唇は缶蓋
と缶胴との巻締部又は缶胴ではなく、これらよりも小径
である缶蓋の突出部に当接する。従って、消費者が飲料
を飲む際に鼻先に開口部と反対側の巻締部やタブが当た
ることはない。しかも、開口片は窪み部に設けられてお
り、その両側には凸壁部が設けられているので、開口片
を缶体内に吊り下げ状態にすることにより形成された開
口部から流れ出た飲料は、両側を凸壁部に挟まれている
この窪み部を川の流れの如く流下して消費者の口に流れ
込むこととなり、飲料をこぼすことなく飲用できる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に加えて、前記タブが前記凸壁部の最も突出した頂壁部
分よりも突出しないように前記窪み部に固着されている
ことを特徴とするものである。
【0011】従って、請求項2の発明によれば、タブが
凸壁部以下の位置になるように窪み部に固着されている
ので、タブが他の缶蓋や缶体等に接触して、振動による
繰り返し荷重に起因するスコア線の破断や、タブが他の
缶蓋等と接触して持ち上げられることに起因するスコア
線の破断を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明の実施例を図面を
参照して説明する。図1と図2とはこの発明の一実施例
を示すものであって、ここに示すパネル部が突出したイ
ージーオープン缶蓋(以下、缶蓋とする)1はアルミニ
ウム合金製である。また、缶蓋1の外周側には、フラン
ジ部2が形成されている。このフランジ部2は、円筒状
の缶胴(図示せず)の開口端部に巻き締めることによっ
て缶蓋1を缶胴に固着させ缶体を形成するものである。
さらに、フランジ部2の内周側には、チャックウォール
3を介して図1において紙面よりも奥方向(図2におい
て下方向)に窪む環状の外周溝4が形成されている。さ
らに、その外周溝4の内周側には、缶蓋1の径方向に延
出して裾部5が形成されており、その裾部5に連続して
外周溝4から図1において紙面よりも手前方向(図2に
おいて上方向)にスカート部6が延出している。なお、
図2の上下方向におけるスカート部6の頂部から外周溝
4の底部までの長さ(高さ)が、フランジ部2の頂部か
ら外周溝4の底部までの長さ(高さ)よりも長くなるよ
うに、スカート部6が形成されている。
【0013】また、スカート部6の内周側には、その頂
部から缶蓋1の径方向に延出するようにパネル部7が形
成されている。なお、裾部5とスカート部6とパネル部
7とによって、突出部8が構成されている。また、この
パネル部7は円盤状の形状を有しており、その中央部に
は、図1において紙面よりも奥方向(図2において下方
向)に窪む窪み部9が形成されている。この窪み部9
は、パネル部7の中央部を通って該パネル部7を横断す
るように形成されており、両端部でパネル部7を介さず
にスカート部6に直接連結している。パネル部7の中央
部を横切るように窪み部9が形成されているので、窪み
部9の両側のパネル部7は、窪み部9から見ると図1に
おいて紙面よりも手前側(図2において上方向)に突出
する凸壁部7a,7aを構成することになる。
【0014】また、この窪み部9には、その窪み部9の
一部の周囲に沿って破断用の主スコア線10aと非破断
用の補助スコア線10bとから成るスコア線10が両端
を隔置した状態で刻設されている。そして、このスコア
線10によって囲まれる部分が開口片11を構成してい
る。さらに、その開口片11には、図1において紙面よ
りも奥方向(図2において下方向)に突出する補強凹ビ
ード12が形成されているとともに、その補強凹ビード
12の内側には、図1において紙面よりも手前方向(図
2において上方向)に突出する補強凸ビード13が形成
されている。
【0015】また、缶蓋1の中心をはさんで開口片11
が構成された側とは反対側の窪み部9には、缶蓋1の中
心と開口片11の外周側先端部とを結ぶ直線と直交する
方向に並んで、図1において紙面よりも手前方向(図2
において上方向)に突出する凸部14が二つ形成されて
いる。これらの凸部14は、後述するタブ15を図1に
おいて紙面よりも手前方向(図2において上方向)に持
ち上げ、保持するためのものである。また、凸部14よ
りも窪み部9の外周側には、図1の紙面において窪み部
9から奥方向(図2において下方向)に窪む指掛け用凹
部16が設けられている。この指掛け用凹部16は、略
台形の形状を有している。
【0016】一方、開口片11を押し下げるための押し
下げ用先端部19と持ち上げ用後端部20とこれらの間
であって、押し下げ用先端部19近くに形成された舌片
状固着部17とを備えたタブ15が、押し下げ用先端部
19を開口片11の上に位置させ、持ち上げ用後端部2
0を指掛け用凹部16付近に位置させた状態で、缶蓋1
の中心部における開口片11の外側の位置において、舌
片状固着部17を窪み部9内に形成されたリベット18
により固着されている。
【0017】尚、スコア線10の隔置された両端部は、
タブ15の舌片状固着部17の側方に位置する。また、
タブ15は、図2における上下方向で、その上端部が凸
壁部7a,7aよりも下方に位置するように形成されて
いると共に、窪み部9に固着されている。タブ15が缶
蓋1の窪み部9に固着されていると共に、タブ15が凸
壁部7aよりも下方に位置していることによって、缶蓋
1の輸送・保管時や缶蓋1が缶胴(図示せず)に固着さ
れて形成された缶体の輸送・保管時に、他の缶体の缶蓋
や缶胴等がタブ15に接触して、振動によりタブ15に
繰り返し荷重が掛かってスコア線10aが破断すること
や他の缶体の缶蓋等によりタブ15の持ち上げ用後端部
20が持ち上げられてスコア線10aが破断されること
を防ぐことができる。
【0018】つぎに、このパネル部が突出したイージー
オープン缶蓋1が缶胴に固着されて形成された缶体を開
蓋し、缶体内部に充填された飲料を消費者が飲む際の缶
蓋1の作用について説明する。まず、缶蓋1を開蓋する
ために、缶胴(図示せず)にフランジ部2が巻き締めら
れることによって固着された缶蓋1において、そのタブ
15の持ち上げ用後端部20に指を掛け、図1において
紙面よりも手前方向(図2における上方向)に持ち上げ
る。なお、タブ15が凸部14によって持ち上げられて
いるので、タブ15の持ち上げ用後端部20が窪み部9
の底面から充分離れることができる。また、窪み部9が
缶胴に巻き締められたフランジ部2よりも上方に位置し
ているので、巻き締められたフランジ部2やチャックウ
ォール3に指が接触することなくタブ15の持ち上げ用
後端部20に指を掛けることができ、容易にタブ15を
持ち上げることができる。さらに、指掛け用凹部16が
形成されていることによって、さらに容易にタブ15の
持ち上げ用後端部20に指を掛け、タブ15を持ち上げ
ることができる。
【0019】タブ15の持ち上げ用後端部20を持ち上
げることによって、タブ15の押し下げ用先端部19を
支点、リベット18によって固定された舌片状固着部1
7を作用点とするてこ作用が生じる。その結果、主スコ
ア線10aの端部から破断が生じ始める。さらに、持ち
上げ用後端部20を持ち上げると、舌片状固着部17を
支点とし、押し下げ用先端部19を作用点とするてこ作
用が生じ、主スコア線10aにおいて破断が進行すると
ともに、開口片11が押し下げられ、缶体内部に吊り下
げられて、開口部が形成される。その結果、缶蓋1が開
蓋される。そしてその後、タブ15の持ち上げ用後端部
20を元の位置である窪み部9側に押し戻す。
【0020】つぎに、缶体内部に充填された飲料を消費
者が飲むために、缶蓋1が開蓋された缶体を傾ける。缶
体を傾斜させると同時に、消費者は缶蓋1に消費者の唇
を当接させる。なお、消費者の上唇はタブ15の押し下
げ用先端部19の近傍部分に当接し、下唇は比較的小径
の開口部近傍のスカート部6に当接する結果、消費者の
下唇が比較的大径である缶蓋1の巻締後のフランジ部2
や缶胴に当接する場合に比べて、開口部から流出する飲
料は口に入り易く、しかも開口部及び飲料が流下する部
分は、両側を凸壁部7a,7aに囲まれた窪み部9内で
あるので、開口部から流出する飲料は狭い流れとなって
一層口に入り易いために、消費者はこぼすことなく飲む
ことができる。また、缶体内部の飲料を消費者が直接缶
体から飲む際には、消費者の鼻が指掛け用凹部16近傍
のスカート部6に当接するか、それよりもフランジ部側
(図1において紙面よりも右側)に鼻が位置し、缶蓋1
から離れる。その結果、飲料を直接缶体から飲む際に、
消費者が首を反らす角度を小さくすることができ、容易
に継続して飲料を飲むことができる。
【0021】なお、この発明の実施例では、缶蓋1の材
料としてアルミニウム合金が用いられたが、この発明は
これに限定されることはなく、缶蓋として用いることが
できる強度を有した材料であればよい。
【0022】また、この発明の実施例では、凸壁部の高
さは、窪み部に固着したタブの上端部の高さよりも高く
したが、凸壁部とタブの上端部との高さが同じであれ
ば、タブと他の缶体の缶蓋等との接触によりスコア線が
破断することはないので、タブの上端部と凸壁部とを同
じ高さにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、缶蓋を開けるために、タブの持ち上げ用後端部の下
に指を挿入する際に、その後端部の後方には巻締部のよ
うな邪魔なものがない。その結果、タブの持ち上げ用後
端部の下に指を挿入し易いので、非力の人でも容易に力
を入れてタブを持ち上げることができ、缶蓋を開けるこ
とができる。 また、開口片が巻締用フランジ部よりも
突出部の突出方向の側に位置するパネル部に形成されて
いるので、この缶蓋が固着されている缶体に封入されて
いた飲料を缶体から直接飲む際には、消費者の下唇は缶
蓋と缶胴との巻締部又は缶胴ではなく、これらよりも小
径である缶蓋の突出部に当接する。従って、消費者が飲
料を飲む際に鼻先に開口部と反対側の巻締部やタブが当
たることはない。しかも、開口片は窪み部に設けられて
おり、その両側には凸壁部が設けられているので、開口
片を缶体内に吊り下げ状態にすることにより形成された
開口部から流れ出た飲料は、両側を凸壁部に挟まれてい
るこの窪み部を川の流れの如く流下して消費者の口に流
れ込むこととなり、飲料をこぼすことなく飲用できる。
【0024】また、請求項2の発明では、タブが凸壁部
以下の位置になるように窪み部に固着されているので、
タブが他の缶蓋や缶体等に接触して、振動による繰り返
し荷重に起因するスコア線の破断や、タブが他の缶蓋等
と接触して持ち上げられることに起因するスコア線の破
断を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のパネル部が突出したイージーオー
プン缶蓋の一例を示す平面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【符号の説明】
1…イージーオープン缶蓋、 2…フランジ部、 4…
外周溝、 5…裾部、6…スカート部、 7…パネル
部、 8…突出部、 9…窪み部、 10…スコア線、
11…開口片、 15…タブ、 16…指掛け用凹
部、 19…押し下げ用先端部、 20…持ち上げ用後
端部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に形成された巻締用フランジ部の
    内周側に、該フランジ部よりも軸線方向に突出した突出
    部が形成され、その突出部に、両端部を隔置したスコア
    線によってつなぎ部が残るように区画された開口片と、
    梃子作用により該開口片を押し開く非分離式のタブとが
    設けられたパネル部が突出したイージーオープン缶蓋で
    あって、 前記突出部の頂壁部に前記フランジ部よりも軸線方向に
    突出して位置するパネル部が設けられ、 該パネル部には、その中央部を通って該パネル部を横断
    するように軸線方向に直交する方向へ延びる窪み部分
    と、該窪み部分を両側で挟んで該パネル部を横断するよ
    うに軸線方向と直交する方向へ延びると共に軸線方向へ
    突出している凸壁部とが形成されており、 該窪み部分には、該パネル部の中央部から周辺部に亘る
    位置に開口片が形成されると共に、前記タブが、持ち上
    げ用後端部を該開口片と反対側の周辺部に位置させ、押
    し下げ用先端部を該開口片上に延出させた状態で、両者
    の間に設けられている舌片状固着部により該開口片の外
    側位置に固着されていることを特徴とするパネル部が突
    出したイージーオープン缶蓋。
  2. 【請求項2】 前記タブが前記凸壁部の最も突出した頂
    壁部分よりも突出しないように前記窪み部に固着されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のパネル部が突出
    したイージーオープン缶蓋。
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