JPS593335B2 - 開口部材が容器から離れない容易開口容器 - Google Patents

開口部材が容器から離れない容易開口容器

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JPS593335B2
JPS593335B2 JP51061694A JP6169476A JPS593335B2 JP S593335 B2 JPS593335 B2 JP S593335B2 JP 51061694 A JP51061694 A JP 51061694A JP 6169476 A JP6169476 A JP 6169476A JP S593335 B2 JPS593335 B2 JP S593335B2
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JP
Japan
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opening
wall
container
container wall
annular groove
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JP51061694A
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JPS51146982A (en
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カール・ジヨセフ・ストローブ
ロバート・アンドルー・ウエルス
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Individual
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Publication date
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Publication of JPS51146982A publication Critical patent/JPS51146982A/ja
Publication of JPS593335B2 publication Critical patent/JPS593335B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D17/00Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
    • B65D17/28Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
    • B65D17/401Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
    • B65D17/4012Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening partially by means of a tearing tab

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的に容器に係るもので、特に、飲み物類
を入れるのに好適な容易開口(EasyOpen)容器
に係るものである。
広く普及している容易開口容器、たとえば飲料容器等に
使用されているよく知られた0ホップトップ(POpt
Opビタイプの容器のごとぎ容易開口容器の広範な普及
は、開口の際に容器から完全に引き剥がされた剥離片も
しくは他の容易開口構造片の処理にともなういくつかの
問題を引き起こした。
引き剥がされた剥離片は、比較的小さく、またしばしば
金属の粗〜引き裂き縁をもつており、飲料容器が開けら
れた際地面に落として無頓着に棄てられることが多い。
剥離片のこのような不適切な処置は、環境を汚すだけで
なく、海岸その他の人々が裸足になることが多い場所で
は剥離片の鋭い縁を踏みつける恐れがあり危険でもある
。そのため、手で開けるのに簡便であり、開口時および
開口後も開口片が容器に付いたままであるような、従来
のポツプートツプ飲料容器に代わる多数の容易開口容器
が提案されてきた。しかしながら、このようにして提案
された容易開口容器に頃いずれも実際上の困難があり、
これらの難点のために広く受け入れられていない。提案
された開口片が容器から離れない容易開口構造の多くは
、製造するには設計、組み立てが複雑すぎて、容器のコ
ストが大幅に増し、最終的には消費者がこのような容器
に入れられた飲料を買うのに支払わねばならない値段が
高くなる。また提案された開口片が容器から離れない容
易開口構造の他のものは、手で開けるのに困難があつた
り、開口の際に危険であつたりして、これらの容器に製
品を詰める業者や、これらの容器に入れられた商品を消
費する消費者に受け入れられていない。本発明の目的は
、従来技術の上記問題点に鑑み、改良された容易開口容
器を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、分離可能な開口用壁部が開
口された容器に付いたまま保持されるような改良された
容易開口容器を提供することにある。本発明のさらにも
う1つの目的は、分離された開口用壁部が容器に付いた
まま残る、比較的安価な容易開口存器を提供することに
ある。
一般的にいえば、本発明の前述の目的は、開口用壁部を
形づくる、あらかじめ定められた脆弱さの引裂き可能な
環状溝が外表面に形成された容器壁を備えた容易開口容
器によつて達成される。
開口用壁部は、環状溝により取巻かれると共に環状溝の
引裂きによりまわりの容器壁から分離されるものであつ
て、分離されたときその内表面側の外周縁の大きさが、
容器壁に設けられる開口の外表面側の大きさよりも大き
く、容器壁の開口から取り去ることができない。この開
口用壁部の外表面に設けられた開放用操作部材は、開口
用壁部が容器壁の開口に自由に入り込むのを妨げている
。すなわち、開放用操作部材は、環状溝を越えてまわり
の容器壁の上まで張出し、前記開口用壁部が分離された
時に、容器壁に開けられた開口のまわりの容器壁の外表
面と係合することにより、前記開口用壁部とこれに設け
られた開放用操作部材の容器壁の内側への動きを制限す
るフランジを含んでいる。より具体的にいえば、開放用
操作部材は容器壁に向かう手指による開口用押圧力を受
け、この開口用押圧力は、開放用操作部材における環状
溝附近と対応する位置に形成された突出部を介して容器
壁の環状溝に近い外表面に集中して伝えられ、環状溝が
引裂かれて開口用壁部が分離される。開口用壁部が分離
されると、開放用操作部材は容器壁の外表面に沿つて手
指により移動され、開口用壁部はこの開放用操作部材を
介して容器壁の内表面に沿つて移動され、環状溝のまわ
りの容器壁に設けられたロツキング部材によりロツクさ
れ、かくして容器に容器の内容物が注ぎ出されたり、取
り出されたりする―口が開けられる。本発明の前述の利
点あるいはその他の利点は、本発明のいくつかの実施例
についての説明からよりすみやかに理解されるであろう
。以下本発明の実施例を図面により説明する。第1〜6
図に示す実施例について説明すると、全体?舷25で示
される開放の容易な容器は、外表面26a及び内表面2
6bを有する容器壁26から成り、これは普通の飲料そ
の他に用いられる容器の一方の端の壁である。
選択的に分離可能な部位31によつて、容器壁26内に
開放可能な開口用壁部27が定められ、開放用操作部材
29が開放用操作部材29の部材34内の孔33を通つ
て突出しているリベツト32によつて、開口用壁部27
に固定される。分離可能な部位31は、容器壁26内に
形成された予定の構造的に脆弱な部位を与えるものであ
る。容器壁26が金属薄板たとえばアルミニウム、鋼そ
の他でできているならば、分離可能な部位31は、鋳造
又はその他の当業者に公知の方法により容器壁の外表面
に環状に形成された溝であつて、かつ内表面に向かう押
圧力によりその溝に沿つて内表面まで容器壁を引裂くこ
とが可能な脆弱性を備えた環状溝によつて設けることが
できる。溝は容器壁26の厚さよりもわずかだけ突出し
ていてよく、あるいは変形として復元溝跡であつてもよ
く、この場合には開口用壁部27をまず容器壁26から
切断し、次いで適宜な密封材料を用いて容器壁26の内
表面26b上の分離線に沿つて容器壁26に再び取付け
る。開放の容易な容器構造に用いられる種々の型の鋳造
技術、溝付け技術及び他の金属加工技術は、当業者に公
知であるので、ここでは省略する。本発明の開放の容易
な構造に組合せられる選択的に分離可能な部位は、分離
可能な部位31及び本発明の他の実施例として開示され
る同様な他の部位を含めて、分離可能な部位の設計又は
この部位の形成に用いられる製造技術に無関係に以下「
分離可能な部位」と呼ばれる。開口用壁部27の外表面
28は容器壁26の外表面26aに対し凹面形となつて
おり、そして開口用壁部27の特別な全体的形状は本発
明の重要な観点ではないが、分離可能な部位31によつ
て、一般に円形の形状を有するように定められる。
凹面形の開口用壁部27は、第3図に最もよく示すよう
に容器壁26の名目上の外表面26aのわずかに盛り上
げられた一般に凸面の環状リム30によつて取囲まれて
おり、そして分離可能な部位31は環状リム30の内周
に位置する。第1〜6図実施例でいう分離可能な部位3
1は、第3図から、環状リム30外表面26aに鋳造そ
の他により形成された環状溝35と、環状溝35の内側
にあるV字形の環状溝36とから成ることが明らかであ
る。環状溝36は、環状溝36の基底と容器壁26の内
表面26bとの間に金属の引裂き可能なウエブ37を与
える。第3図に示す型の分離可能な部位31は、当業者
に「アルコアB−48」溝跡として知られているもので
あり、さらに詳細には米国特許第3902626号明細
書に記載されている。しかし第3図に示す特別な型の分
離可能な部位31は、本発明を実施するに際して使用し
うる分離可能な部位の一例にすぎないことは当然である
。開放用操作部材29は、第2図に示すように分離可能
な部位31の相対する部分の上方に、フランジ40a及
び40bを有し、そして二つのフランジ40a,40b
は、その前端部分41において互いに{になる。
第3図から明らかなことは、開放用操作部材29の上に
あるフランジ40a,40bはその前端部分41をも含
めて張出し、フランジ40a,40bの下方にあるリム
30の外表面26aから外側に所定の距離だけ隔てられ
ていることである。フランジ40a,40bの前端部分
41ならびに各フランジ40a及び40bには、後述の
如く開放用操作部材29に加えられた開口用押圧力を伝
える突出部としてのボス48,49及び42がそれぞれ
下方に突出しており、これらのボス48,49及び42
は環状リム30のすぐ上に、あるいは分離可能な部位3
1内の開口用壁部27の上にあるように配置される。ボ
ス42,48及び49は環状リム30又は場合により開
口用壁部27と実際に接触していてよく、あるいはある
距離だけ隔てられていてもよい。第1〜6図の実施態様
には3個のポス42,48及び49が不連続に示してあ
るが、これより多いもしくは少ない数のボス又は突起を
使用できることは当然である。さらに不連続に配置され
たボスを、フランジ40a,40b及びその前端部分4
1の下側にあり、かつ環状リム30の環の大きさの大部
分又は全部に隣接する連続形状のボスによつて置きかえ
ることができることは当然である。開放用操作部材29
の部材34は;般に長手フインガ一部材であつて、孔3
3から端43の方に伸びており、端43は分離可能な部
位31によつて定められる開口用壁部27を越えていて
もよい。端43はフランジ40aと40cとを結合し、
スロツト46a及び46bが形成されている。開放用操
作部材29は、全体が一体の部材であることが好ましい
ことは明らかであり、これは金属から型打ちするか、あ
るいは適宜な材料たとえば種々のプラスチツク物質その
他から成形又は作製することができる。フインガ一部材
34は第3図に最もよく示されるように、一般に端43
から下方に伸びてリベツト32を受容する孔33に至り
、このためフィンガ一部材34の輪郭は外表面28の凹
形の輪郭に近似している。フインガ一部材34はリベツ
ト32によつて開口用壁部27に錠されたものとして図
示してあるが、開口用壁部27と開放用操作部材29と
の間の結合が以下に説明する容器の開放操作中の引張り
又は曲げ応力に耐えられるならば、リベツトの代わりに
他の固定手段たとえば溶接、接着その他を用いてもよい
。通気孔部材50ぱ、開放用操作部材29のフランジ4
0a,40bの前端部分41から隔てられて容器壁26
内に設けられる。通気孔部材50は選択的に分離可能な
溝線51及び分離不可能な曲げ線52によつて定められ
る。通気孔部材50と開口用底部27との間にはロツキ
ング部材55が配置され、これは容器壁26の外表面2
6aから外側に突出しており、そして型打ち処理その他
によつて容器壁26内に形成することができる。ロツキ
ング部材55の周囲形状は、フインガ一部材34と開放
用操作部材29のフランジ40a,40bの前端部分4
1との間にある開放部位の輪郭56に対して余弧をなす
ことが好ましい。第1〜6図に関して説明した実施例の
容器25は、次ぎのようにして開放される。開放操作は
、開放用操作部材29を手で、たとえば親指又は人差し
指で下側に押すことによつて開始される。開放用操作部
材29に対する力!ζ突出したボス42,48及び49
によつて(あるいは前記のように開放用操作部材のフラ
ンジの下側に配置された他の構造によつて)、分離可能
な部位31の隣接区域に集中して加えられ、環状リム3
0が歪み、続いて引裂き可能なウエブ37の引裂きを引
き起こす。次いで開口用壁部27は容器壁26から分離
され、そして開口用壁部27はフランジ40a,40b
及びその前端部分41が容器壁26の外表面26aと係
合するまで容器壁26の内側に移動すると、開口用壁部
27及び取付けられた開放用操作部材29は第4図に示
す状態になる。
開放用操作部材29のフランジ40a,40bは、開放
用操作部材29及び取付けられた開口用壁部27が容器
壁26から容器25内に自由に入るのを防止することが
明らかである。また開放用操作部材29のフランジ40
a,40bは、引裂き可能なウエブ37の引裂きによつ
て容器壁26内に形成された開口61の縁62と親指又
は他の指との危険な接触の可能性を防止していることが
わかる。容器壁26からの開口用壁部27の分離に続い
て、開口用壁部27は開放用操作部材29をロツキング
部材55の方向に(第4〜6図に示すように左側に)滑
べらせることによつて、開口61から移動される。分離
された開口用壁部27の先導端64は、第4図に示すよ
うに縁62の隣接部分の下にあるので、開口用壁部2r
は容器壁26の内表面26bの下をすべり式に移動され
、一方開放用操作部材2引熔器壁26の外表面26aに
沿つてすべり式に移動される。開放用操作部材29を引
続きすべらせると、フランジ40a,40bの前端部分
41はロツキング部材55の傾斜表面65の上に載せら
れ、このためフランジ40a,40bの前端部分41の
ボス42は通気孔部材50の上に配置される。このとき
開放用操作部材29は第5図に示すような全開状態とな
り、この場合開口用壁部27は容器壁26内の開口61
から実質的に完全に移動されてしまつている。スロツト
46a及び46bが縁62の相対する部分と係合するこ
とによつて、開放用操作部材29がさらにすべつて前進
移動することが阻止される。次いマ第6図に示すように
開放用操作部材29のフランジ40a,40bの前端部
分41を下方に押すことによつて、溝線51が破裂し、
そして通気孔部材50が曲げ線52に沿つて内側に曲折
げられ、開放操作は完了する。フランジ40a,40b
の前端部分41のポス42は、通気孔部材50の内側へ
の移動によつて備えられた開口内に移動し、このためボ
ス42は通気開口と係合し、そして開放用操作部材29
が容器壁26内の開口61の方に逆方向にすベリ運動す
ることを阻止している。次いて容器25の内容物を開口
61から注ぎ出して消費することができ、そして開放し
た通気孔部材50により空気が容器25に入つて開口6
1から取出された内容物と交換される。第4図によれば
、分離された開口用壁部27の内表面26b側Q外周縁
63の大きさが、容器壁26に開けられた開口61の外
表面26a側の大きさよりも大きく、その開口用壁部2
7の外周縁63が縁62の取り巻き部分の下にある。外
周縁63のこの下にある配置(これは第1〜6図の実施
態様においては B−48」溝跡によつて備えられる)
は開口用壁部27の開口61からの抜け出しを防止して
おり、このため開口用壁部27及び取付けられた開放用
操作部材29は常に容器壁26に取付いたままとなり、
そして不適当な処分のために取りはずすことができない
。本発明の他の変形実施態様を第7〜10に示す。
この場合容器の容器壁80には、この容器壁80内に形
成された分離可能な部位82によつて定められる開口用
壁部81が設けられている。分離可能な部位82は前記
実施態様の分離可能な部位31と同様な手段によつて製
造することができるが、この場合の分離可能な部位82
はいわゆる「修復端」として示されており、開口用壁部
81は製造中に初めから、切断線88に沿つて容器壁8
0から完全に分離され、次いで切断線88の内側に沿つ
て適宜な密封材料94を施して開口用壁部81を「修復
」し又は再密封することにより、引裂き可能な環状溝と
して分離可能な部位82が形成される。切断線88は、
開口用壁部81の外周縁89が、開口用壁部81を後記
のように移動させることによつて容器壁80内に形成さ
れた開口の縁90aの下に来るように形成することが好
ましい。開口用壁部81には開放用操作部材84が取付
けられる。
開放用操作部材84?ζ分離可能な部位82の実質的な
範囲の上に重なつているフランジ86によつて両側及び
一端が囲まれたフインガ一部材85を有する。フィンガ
一部材85は第8〜10図に最もよく示されるように、
開放用操作部材84に加えられた開口用押圧力を伝える
突出部としての前端93を有し、これは分離可能な部位
82上0一点と隣接して開口用壁部81の上にあり、そ
して上方に伸びた点85aに至る。点85aはフランジ
86の外表面よりわずかに上方にあつてもよい。フイン
ガ一部材85内には円錐形の凹部92が形成され、そし
て凹部92の底部にある孔91は、開口用壁部81の外
表面に形成されたリベット83を受入れる。フインガ一
部材85はリベツト止め以外の手段、たとえば本発明の
前記の実施態様に関して説明したような手段によつて開
口用壁部81に固定できることは当然である。容器壁8
0には、フランジ86の前端86aからある距離だけ隔
てられて、立上りの表面95によつて備えられるロツキ
ング部材が形成される。
立上りの表面95は部分96から上方に傾斜しており、
そして容器壁80の外表面へ下方に向かう比較的急激な
段部97で終わる。第7〜10図に示す実施態様の操作
について説明すると、第8図から明らかなことは、フラ
ンジ86が分離可能な部位82から上方に離れているこ
と、そしてフインガ一部材85の点85aがフランジ8
6を越えてある距離だけ外側に伸びていることである。
開放用操作部材84に下方に加えられた開口用押圧力は
フインガ一部材85により受取られ、そしてフインガ一
部材85の突出した前端93ならびにその他の部分を通
して集中して加えられ、分離可能な部位82の引裂きが
ひき起こされる。第9図には分離可能な部位82が引裂
かれた直後の開口用壁部81の状態が示されており、こ
の場合開口用壁部81は容器壁80の内側に移動され、
そしてフランジ86は宙吊りになつており、その上にあ
る容器壁80の開口の縁90aの隣接部分の方向に下方
に移動する。従つて開放用操作部材84のフランジ86
は、開口用壁部81が容器壁80から容器の中に自由に
人ることを防止しており、一方開口用壁部81の外周縁
89が前記のように下にあることは、開口用壁部81が
開口から抜き取られないようにしている。第7〜10図
に示す実施例の開放操作は、開放用操作部材84を立上
りの表面95の方向にすべらせることにより完了し、そ
の結果第10図に示すようにフランジ86は容器壁80
の外表面に沿つてすベリ、一方フインガ一部材85及び
収付けられた開口用端部81は容器壁80の下側をすべ
る。前端93の傾斜した形状&人容器壁80内の開口の
縁90aの下へのすベリ運動の際にフインガ一部材85
を補助する。立上りの表面95又は少なくともその段部
97は、フィンガ一部材85が容器壁80の下をすべる
ときにフランジ86内に残る開放空間98内に収容され
るような形状になつており、このため第10図に示す全
開状態において段部97及び立上りの表面95が開放空
間98内に収容され、開口用操作部材84を保持する。
第11〜15図に示す実施例は、前記実施例の長いフイ
ンガ一部材なしに開放用操作部材を直接に取付けること
によつて下にある開口用壁部252に固定された開放用
操作部材251を有することが前記の実施例と異なつて
いる。
開口用壁部252は、容器の容器壁253の外表面に環
状に形成された環状溝254によつて定めら瓢環状溝2
54は好ましくは前記のような取りはずせない開口用壁
部252を備える型のものである。開口用壁部252に
一体的に形成されたリベツト255によつて取付けられ
る開放用操作部材251は、容器壁253からある距離
だけ外側に突出し、かつ円形の環状溝254の全円周の
上方にあるフランジ256から成る。リベツト255は
開放用操作部材251の中央に取付けられるが、開放用
操作部材251におけるリベツト255の取付位置は第
11〜15図の実施例においては重要でない。開放用操
作部材251の下側から下方には、開放用操作部材25
1に加えられた開口用押圧力を伝える突出部としての溝
線破断くぼみ259が突出しており、これは開口用押圧
力が環状溝254上に不均一に加えられるようにする位
置において容器壁253と接触している。
溝線破断くぼみ259は第13図に示す実施例において
は、環状溝254のちようど内側で開口用壁部252と
接触しており、そして第12図及び第14図に最もよく
示されているように開口用壁部252の弓形範囲のまわ
りに約半分以下で広がつている。第13A図は溝線破断
くぼみを、259aとして示すように環状溝254の外
側に配置してもよいことを示しており、第13B図はさ
らに溝線破断くぼみ259bを環状溝254の直接上に
配置してもよいことを示している。溝線皺断くぼみの位
置がどのようであつても、第13図から明らかなように
フランジ256の部分は、フランジ256と開口用壁部
252との間にチヤンネル261が形成されるように、
容器壁253の上方から点260の方に内側に伸びてい
る。第11〜15図に示す実施例の開放操作を説明する
と、指による下方への開口用押圧力を開放用操作部材2
51に加え、そしてこの力は溝線破断くぼみ259(又
は259aもしくは259b)によつて容器壁253の
環状溝254に近い外表面に集中して伝えられ、こうし
て環状溝254を引裂く。
開口用壁部252及び取付けられた開放用操作部材25
1はこのとき第14図に示すようにある距離だけ右側に
すベリ移動させることができ、その結果容器壁253は
第15図に示すようにチャンネル261の中に移動する
。開口用壁部252及び開放用操作部材251のこのす
べり移動によつて、環状溝254が引裂かれたときに容
器壁253内に形成される開口262が露出される。第
16〜21図に示す実施例は開放用操作部材267を有
し、これは環状溝270によつて容器壁269内に形成
された開口用壁部268と実質的に同じ広がりを有する
環状溝270によつて定められた開口用壁部268は、
271として示すように下方に皿状区域になり、環状溝
270を含有する境界位置の下に伸びている。下方に皿
状になつた開口用壁部268と環状270の両方はビー
ド272によつて囲まれており、これは環状溝270の
直接外側にあり、そして環状溝270の上に短い距離で
上方に突出している。ビード272は、開放して開口用
壁部268を移動するときに容器壁269内に残される
開口284を取りまく周縁保護リムを与える。開放用操
作部材267は適宜な手段たとえばリベツト273によ
つて開口用壁部268に固定され、リベツト273は開
放用操作部材267内にその前端275と隣接して下方
に形成された凹部274において開放用操作部材267
を取付ける。
開放用操作部材267は276として示すように下方に
皿状となつた凹部を与え、これは開放用操作部材267
の前端275と後端277の中間に位置し、この実施例
においては、凹部276は下側に突出して下にある開口
用壁部268の皿状区域271と接触する。開放用操作
部材267に加えられた開口用押圧力を伝える突出部と
しての溝線破断くぼみ278は、開放部材267から下
方に突出して環状溝270と近接した位置において開口
用壁部268と接触するように備えられる。
第16〜21図の実施例において溝線破断くぼみ278
は、リベツト273の位置に対して開口用壁部268の
反対側と接触するように配置される。開放用操作部材2
67はフランジ281によつて全体が取巻かれており、
フランジ281は環状溝270を越えてまわりの容器壁
269の上まで張出してぉり、かつ環状溝270から外
側にある距離だけ離れている。
フランジ281の最外部は、環状溝270を完全に取巻
き、かつ開放操作中に指が怪我しないように、曲部27
9として示すように下方に曲がつている。フランジ28
1は開放用操作部材267の後端277に隣接して、2
80として示すように伸びてしぶき偏流装置を与えてお
り、これは特に炭酸飲料又は他の圧入飲料を入れる容器
に有用である。開放用操作部材267の後方には、容器
壁269の外表面から下方に突出するウエル282が配
置される。
ウエル282の形状は、開放用操作部材267の凹部2
76の下側の形状と一致するように形成され、凹部27
6は開口用壁部268が全開されたときにウエル282
内に配置される。ロツキング部材283は環状溝270
のまわりの容器壁269内に下方に、ウエル282のす
ぐ後に形成される。次に第16〜21図に示す実施例の
操作につい)て説明する。
開放操作は開放用操作部材267を指で下方に押すこと
により始められるが、この開口用押圧力は開放用操作部
材の凹部276に必ずしも加る必要はない。この下方の
力は、この実施例においては三つの別個の位置、すなわ
ち凹部276と下方の皿状区域271との間の接触点、
リベツト273又はその付近、及び前述の濃線破断くぼ
み278が開口用壁部268と接触する点において、下
にある開口用壁部268に集中して伝えられる。開口用
壁部268に加えられて生じる力は、環状溝270内で
不均一な応力分布が生じ、このため環状溝270は引裂
かれる。開口用壁部268及び取付けられた開放用操作
部材267は下方に移動して第19図に示す位置に至り
、ここでフランジ281はビード272と接触する。
開放用操作部材267及び開口用壁部268は後方にす
べつて移動し、第20図に示す位置を占め、そして容器
壁269の部分282は開放用操作部材267の凹部2
76と開口用壁部268の下方の皿状区域271との間
に配置されることがわかる。次いで溝線破断くぼみ27
8はロツキング部材283内に配置され、そして容器壁
269内の開口284の後側にあるビード272は、凹
部274及び276を隔てるリブ285′によつて開放
用操作部材267の下側に形成されたチャンネル285
内に収容される。第20図によればフランジ281の最
外部は開放用操作部材267の前端275において、開
放した状態において容器壁269からある距離だけ上方
かつ外側に隔てられている。フランジ281のこの開放
状態は開口284が唇及び口で完全に覆われることを阻
害又は防止し、このため飲料を容器から直接に消費する
間に空気が容器中に入ることができる。従つて第16〜
21図に示す本発明の実施例は、開放用操作部材267
によつて完全に覆われ、かつ常に容器壁269土に積極
的に保持される開放口用壁部268を備えている。
フランジ281と環状溝270との間の密接に取巻くは
め合わせは、開口284内の横に開口用壁部268をね
じろうとして、開口用壁部268と開放用操作部材26
7を容器壁269から故意に取りはずすことを防害して
いる。次に第22〜26A図の実施例には、円筒状の本
体壁311及び出縁313によつて本体壁311に固定
された容器壁312を有する容器310の一部が示して
あり、出縁313は当業者に公知の方法によつて容器壁
312の外表面を越えて短い距離だけ突出している。
容器310の図示しない部分は本体壁311Q残り及び
他方の容器壁から成ることは当然であり、他方の容器壁
は本体壁と一体に形成することができ、あるいは本体壁
に固定される別個の端部部材であつてもよい。容器壁3
12には318として示される開口用壁部があり、これ
は容器壁312の外表面に環状に形成された環状溝31
9によつて容器壁312に定められる。環状溝319は
、第24図及び第24A図に最もよく示されるように、
容器壁312の厚さの一部だけに突出ているとよく、あ
るいは前記のような修復溝跡であつてもよい。開口用壁
部318を定める環状溝319は環状に連続しているの
で、開口用壁部318G堰状溝319から引裂かれると
、そのまわりの容器壁312から完全に分離される。従
つて第22〜26A図の実施例における環状溝319の
弓状の溝区分319′は開口用壁部318の一部を定め
、溝区分31gはここで説明する実施例においては曲線
であり、かつ180明よりもわずかに大きい広がりを持
ち、一方に容器壁312の中心方向に伸びる前記開口用
壁部318Q残りの壁部部分324を定める残りの溝区
分と点323a及び323bにおいて一緒になる。この
実施例における開口用壁部318Q残りの壁部部分32
4は、後述の如く分離された開口用壁部318を移動さ
せたときに容器壁312の内表面320に沿つてずらさ
れるものであつて、離れた側端325a及び325bな
らびに外部端326によつて定められる。この開口用壁
部318の残りの壁部部分324には外側に突出してい
るロツキングもどり止め327が形成され、これは環状
溝319のまわりの容器壁312の内表面320に形成
された一方のロツキング波状部328に対応した位置に
ある。
ロッキングもどり止め327及びロツキング波状部32
8の目的及び操作は後に説明するが、両者は容器壁31
2の製造中に型打ち操作によつて形成することが好まし
い。開口用壁部318の外表面には、開放用操作部材と
してボタン332が設けられ、これはこの実施例におい
ては開口用壁部318と一体になつた部材であり、そし
て容器壁312の外表面314上からある距離だけ隔て
られている。
しかしボタン332は、第24図に最もよく示されるよ
うに出縁313の高さより低い位置にあることが好まし
い。外側に突出したボタン332は、容器壁312の名
目上の平面から変形されて容器壁312からある距離だ
け外側に突出しているボタン332に加えられた開口用
押圧力を伝える突出部としての周囲壁333により定め
られる。このボタン332はさらにフランジ334によ
り形成されかつ定められ、フランジ334は第22〜2
e)A図の実施例において、実質的に弓状の溝区分31
5の全体に張出している。フランジ334の張出し関係
及び環状溝319は第23図及び第24図に最もよく示
されている。ボタン332は中央部335において内側
にふくらんでおり、容器310を開ける指又は親指を収
容するための凹部を与える。周囲壁333は環状溝31
9から内側で頚部接合されており、開口用壁部318が
容器壁312から分離されたときに容器壁312に対し
て移動できるようにするチャンネルを形成する。第22
〜26A図の実施例ならびに他の幾つかの実施例に用い
られる溝付けの詳細は第24A図に示されており、この
図は溝区分319′(319においても)が非対称な断
面を有することを示している。
溝区分315の一方の側部338は容器壁312の外表
面314に対し実質的に垂直であるが、溝区分319″
の他方の側部339は外表面314に対し対角線的に傾
斜し、垂直な側面338と共に弓状角を形成する。特に
図示した溝付けにおいて傾斜した側部339及び垂直な
側部338はおよそ45たの内角において交わつている
が、本発明の実施に対してはこの特別な角度は重要では
ない。前記の「アルコアB−48」溝跡を用いて溝線3
19を作ることができる。次に第22〜26A図に示す
実施例の操作について説明する。
容器310を開けたい場合には、親指その他の指でボタ
ン332の中央部335を下方に押さねばならない。そ
してこの下方の開口用押圧力が環状溝319(溝線区分
319′をも含めて)に加を加え、環状溝319を引裂
く。従つて開口用壁部318は容器壁312から分離さ
れる。この実施例において環状溝319の引裂きは、第
24図に示すようにボタン332を開口用壁部318の
縦の周囲に対して偏心的に配置することによつて向上さ
れる。偏心したボタン332を容器壁312の方に内側
に押すと、ボタン332に加えられた開口用押圧力は環
状溝319全体に不均一に分布し、そして力により生じ
た応力は環状溝319に沿つた1箇所又は2箇所以上に
集中する。環状溝319は1個又は2個以上の応力集中
点において引裂かれ始め、そして生じた最初の引裂きは
開口用壁部318を容器壁312に対しある程度内側へ
の運動を行なわせ、これはより大きな応力を生じ、かつ
残りの環状溝319を引裂く。環状溝319が引裂かれ
るとすぐに、開口用壁部318は外表面314の方に内
側に移動することができる。しかし内側への運動の範囲
はフランジ334によつて制限され、フランジ334は
溝区分319′を越えてまわりの容器壁312Q上まで
張出しており、そして移動してしまうと容器壁312に
開けられた開口343の周縁342を取巻いている外表
面314と係合する。この接触状態け第26A図に最も
よく示されている。開ける人の指が中央部335に置か
れて、ボタン332を下方に押すので、このときに容器
壁312内の開口343に指が不都合に入ることがなく
、そして実際に上記のように張出しているフランジ33
4の下方にある粗雑な周縁342に触れることさえあり
えないことが明らかである。また第2,6A図からは、
環状溝319の傾斜した側部339が、実質的にこれど
連続している表面344に沿つて引裂かれ、その結果表
面344が容器壁318に開けられた開口343の外表
面314側の周縁342に対し、開口用壁部318が容
器壁312から完全に取はずすことを防止する程度に張
出していることが明らかである。
この結果開口用壁部318は、容器壁312から分類さ
れているが、容器壁312によつて取付けられたままに
なる。開放操作は、開口用壁部318が開口343の一
部から移動するように開口用壁部318をある距離だけ
右側に(第25図及び第26図に示すように)すべらせ
ることによつて完了する。
この移動によつて開口用壁部318の壁部部分324は
容器壁312の内表面320に沿つてすベリ、この際ロ
ツキングもどり止め327は移動して第26図に示すよ
うにロツキング波状部328と係合し、もどり止めされ
る。こうして容器310の開放操作は完了し、そして容
器310の内容物を容器310の開口343から注ぎ出
すか又は直接消費することができる。開口用壁部318
のすベリは、ボタン332の首付きの周囲壁333によ
り備えられるチャンネルと、開口用壁部318の壁部部
分324の両側端325a及び325bが容器壁312
から分離されるときに残つている隔てられた周縁345
a及び345bとの間のわずかに隔てられたすべり結合
によつて容易となる。
首付きの周囲壁333を横切る相当する距離に対し、周
縁345aと345bとの間の間隔は、開口用壁部31
8が容器壁312から完全に取去られるか、又は開口3
43から容器310の内部に落ちることができる大きさ
でなしに前記のすべりを可能にするのに充分でなくては
ならなX.)周縁345aと345bとの間隔頃第23
図に最もよく示されるように溝区分319′の弧の最大
直径よりもわずかに減少しており、開口用壁部318の
保持を容易にする。内表面320内のロツキング波状部
328の深さに対するロツキングもどり止め327の高
さは、開口用壁部318の壁部部分324が第26図に
示すように内表面320に、ある距離だけ隔てられて下
側に配置されるようにし、このため空間346が容器壁
312と開口用壁部318の壁部部分324との間に備
えられ、容器310の内容物を開口343から注出する
か又は消費する際に容器310内に空気を送る。第22
〜26A図に示す実施例の開放操作を再検討すると、開
口用壁部318は容器壁312との前記の一体関係から
分離され、そして容器壁312に沿つて移動して容器3
10の内容物の出入れを可能にする開放された状態でロ
ツクされる。
しかし開口用壁部318は容器310の容器壁312に
取付けになつたままで、そして容器310内部に落ちる
ことはない。フランジ334はボタン332及び使用者
の指が容器310内の開口343の周縁342と接触す
ることを防止し、そしてフランジ334付きのボタン3
32の存在は、容器310によつて人が傷つく危険なし
に手で開けることができるという心理的ならびに実際上
の保証を備える。多数の容器310が縦に積まれたとき
に開口用壁部318が偶然に開くことを防ぐために、ボ
タン332の両側にえくぼ状のビード347及び348
を形成することが望ましい。えくぼ状のビード347及
び348は容器壁312の外表面314から外側に突出
し、ボタン332の最高部をわずかに越えて突出してい
ることが好ましい。またえくぼ状のビード347及び3
48は開口用壁部318を取巻いている容器壁312に
対して所望の強化作用を有することができるが、場合に
よつてはえくぼ状のビード347及び348を省略する
ことが望ましいこともある。第27〜32図に示す本発
明の実施例は、前記の実施例におけるようにすべらせる
のではなく、回転できて容器に開口を露出する開口用壁
部を有する。第27図には全体として352として示さ
れる容器が示されており、これは外表面354及び内表
面371を有する容器壁353から成る。全体として3
55として示される開口用壁部は、容器壁353の外表
面35に環状に形成された溝であつて、かつ内表面37
1に向かう押圧力によりその溝に沿つて内表面371ま
で容器壁353を引裂くことが可能な脆弱性を備えた環
状溝359によつて容器壁353に形成され、そして開
口用壁部355は前記の実施例と同様な手段により容器
壁353と一体に形成されていることが好ましい。開口
用壁部355は、その外表面354に設けられかつ手指
による開口用押圧力を受ける開放タブ部材としてのボタ
ン356を有し、これは容器壁353の外表面354か
らある距離だけ外側に突出しており、この際ボタン35
6は、後述の如くボタン356に加えられた開口用押圧
力を伝える突出部としての環状の周囲壁357により備
えられる首付きチヤンネルの上に、かつこれと一体に形
成されている。フランジ358は周囲壁357を取巻き
、かつこれから外側に隔てられたボタン356上に形成
され、そして第28図によつて、フランジ358が、容
器壁353内の開口用壁部355を定める環状溝359
の溝区分355及び359〃を越えてまわりの容器壁3
53の上まで展出していることが明らかである。ボタン
356内の内側にドーム状になつた凹部360は指を収
容する区域を与える。開口用壁部355は、ボタン35
6からある距離だけ容器352の出縁364の方に伸び
る第1の壁部部分363を有する。
開口用壁部355はまた、ボタン356からある距離だ
け容器壁353の中央に伸びる第2の壁部部分365を
有する。ロツキングもどり止め366はこの第1の壁部
部分363内に形成され、開口用壁部355の外表面3
54から外側にある距離だけ突出している。第28図か
らはロツキングもどり止め366が、開口用壁部355
の第1の壁部部分363及びボタン356により定めら
れる横軸に対しほぼ直角方向の狭い端部367を有して
いてもよいことが明らかである。ロツキング軌道部37
0は環状溝359のまわりの容器壁353内に形成され
、容器壁353の内表面371から土方に突出している
ロツキング軌道部370はアーク形であり、そして容器
壁353上にあつて、後記のように開口用壁部355が
容器壁353から分離されかつ回転されたときにロツキ
ングもどり止め366を収容する。ロツキング軌道部3
70はロツキングもどり止め366を収容しかつ保持す
るために一端に拡大区域372を有する。第27〜32
図に示す実施例の操作を説明する。
まず開口用壁部355が実質的に前記の方法で、すなわ
ち親指その他の指でドーム状の凹部360を下方に押す
ことによつて容器壁353から分離される。これによつ
て、生じた内向きの力は応力を与えて環状溝359を引
裂き、その結果、開口用壁部355はまわりの容器35
3から分離され、そして容器353の内側に移動する。
フランジ358は、前者の溝区分359′及び359〃
に隣接するまわりの容器壁353の外表面354の張出
し部分と係合し、これによりボタン356が容器壁35
3内の開口373に入ることが防止される。次いでボタ
ン356はフランジ358によつて把持され、そして開
口用壁部355はボタン356を介して時計方向に約9
00回転されて第30図の破線で示す位置に来る。その
結果開口用壁部355の第1の壁部部分363及び第2
の壁部部分365は、容器352の容器壁353の内表
面371の下側に位置する。周囲壁357により与えら
れる首付きチャンネルは、開口用壁部355が前者の溝
区分359汲び359〃により与えられる相対する曲線
縁内に回転して収容されるようにする。この開口用壁部
355の回転はロツキングもどり止め360を容器壁3
53の内表面371に沿つて移動させ、ロッキングもど
り止め366がロツキング軌道部370の端の拡大区域
372に入つてその中に保持されるまで、ロツキング軌
道370に入りかつこれに沿つて移動する。こうして容
器352の開放操作は完了し、そして開口用壁部355
のそれぞれの壁部部分363及び365の分離及び移動
によつて容器壁353内に1対の開口373及び374
が残る。容器352の出縁364に近い大きい開口37
3は飲み口又は注ぎ口となるが、開口374は容器35
2内への空気の通気孔となる。前記の実施例について説
明したように、開口用壁部355は容器352に入るこ
とができず、そしてフランジ358は環状溝359を引
裂くためにボタン356を下方に押している間に両開口
375,374の周縁に指が偶然に触れることを防ぐ。
第27〜32図に示す実施例には所望により、容器壁3
53土に開口用壁部355を届めておくために第24A
図及び第26A図に示す溝構造を備えることもできる。
次に第33〜36図に示す実施例について説明する。
.この実施例による容易開口容器は、外表面及び内表面
を有する容器壁と、容器壁の外表面に環状に形成された
溝であつて、かつ内表面に向かう押圧力によりその溝に
沿つて内表面まで容器壁を引裂くことが可能な脆弱性を
備えた環状溝と、この環状溝により取巻かれると共にこ
の環状溝の引裂きによりまわりの容器壁から分離される
壁部であつて、分離されたとき容器壁の内表面に沿つて
移動可能であり、かつその内表面側の外周縁の大きさが
、容器壁に開口される開口の外表面側の大きさより大き
い開口用壁部を備えることは前記の実施例と同様である
。しかしこの実施例による容易開口容器の場合は、その
開口用壁部の外表面に取付けられた第1の端部、及び環
状溝の外側の容器壁に取付けられる第2の端部、並びに
第1及び第2の端部を連結する中間部を包含し、かつ手
指による開口用押圧力を受ける二叉状の開放用操作部材
と、この二叉状の開放用操作部材の中間部における環状
溝附近と対応する位置に突出して開放用操作部材に形成
されており、開放用操作部材に加えられる開口用押圧力
を、容器壁の環状溝に近い外表面に伝えるリツプと、環
状溝のまわりの容器壁に設けられると共に前記開放用操
作部材の第2の端部の先端を回動自在に枢支しており、
開口用壁部が分離されたときに、その分離された開口用
壁部及び前記開放用操作部材の第1の端部を容器壁の内
表面に沿つて回転させるための軸とを備える。
すなわち、外表面と内表面を有する容器壁136は、分
離可能な部位138により定められる開口用壁部137
を有する。
開口用壁部137は非円形であつて、第34図及び第3
5図には卵形として示されているが、開口用壁部137
の非円形又は特別な形は本発明の特色にとつて重要でな
い。開口用壁部137を容器壁136から完全に引き離
すための分離可能な部位138は、第1〜6図に示す実
施例について説明した分離可能な部位31と同様である
。従つて分離可能な部位138は、容器壁136から外
側に盛上がつた環状リム144の頂部に形成された環状
溝142、及び開口用壁部137を取り巻きかつこれを
定める引裂き可能なウエブ145を与える環状溝143
を有する。分離可能な部位138の環状溝143暑ζ分
離された開口用壁部137の外周縁が容器壁136内に
残る開口156の縁部分に隣接して下に来るように引裂
かれ、これにより分離された開口用壁部137が容器壁
136内の開口156から引抜かれないようにされてい
ることは当然である。しかし第33〜36図の実施例に
関して図示しかつ説明する分離可能な部位138の特別
な形状は一例にすぎず、そして他の型の分離可能な部位
もこの実施例に使用できることはもちろんである。開口
用壁部137は二叉状の開放用操作部材139によつて
環状溝143の外側の容器壁136に常に取付けられ、
これは開口用壁部137が(環状溝143の引裂きの際
に)容器壁136内の開口156の外側にある軸のまわ
りでピボツト旋回できるようにする。
開放用操作部材139は、一般に開口用壁部137の凹
部状の表面に沿つた位置に取付けられた第1の端部14
8どブ般に開口用壁部137を越えて環状溝143の外
側の容器壁136に沿つている第2の端部146と、及
び第1及び第2の端部148及び146の間に広がつて
いてこれらを連結している中間部分150を有する。孔
147は第2の端部146の最外端に形成され、そして
孔147は、たとえば容器壁136内に形成されたリベ
ット141に枢着され、このため第2の端部146はリ
ベツト141及び容器壁136に対して旋回することが
できる。開放用操作部材139の第1の端部148は適
宜な部材たとえば開口用壁部137内に形成されたリベ
ツト140によつて開口用壁部137に固定される。第
1の端部148と開口用壁部137との固定は旋回でき
るようにする必要がないので、リベツト140以外の固
定手段を設けてもよい。開放用操作部材139の中間部
150は、第36図に最もよく示されるように分離可能
な部材138の一部のすぐ上に位置するリツプ151を
有する。
リツプ151は特に有利には容器壁136に向かつて下
方に面する縁部151aを有するので、この縁部は親指
などと触れないようにされる。中間部150には、第1
及び第2の端部148及び146から上方に突出し、そ
して開口用壁部137が後記のようにして全開されたと
きに開口156q碌157の対向する形に相対する弧形
を有する部分152を備えることができる。
第33〜36図に示す実施例の操作を説明すると、開放
操作は開放用操作部材139のリツプ151を下方に押
すことによつて開始される。
リツプ151上の下方への開口用押圧力は下にある分離
可能な部位138に加えられ、引裂き可能なウエブ14
5を引裂き、このため開口用壁部137は容器壁136
から分離される。しかし開口用壁部137は開放用操作
部材139が取付けられているので容器壁136に取付
けされたままであり、そして開口用壁部137は前記の
ように開口156よりも直径が大きいので、開口用壁部
137が開口156から外に引出されないようになつて
いる。開放用操作部材139のリツプ151を容器壁1
36に対し平行方向に単に押すことによつて開放操作は
完了し、その結果開放用操作部材139はリベツト14
1を中心に旋回し、第35図に示す全開状態となる。
開口用壁部137及び開放用操作部材139の第1の端
部148は容器壁)136の内表面の下をすべつて回動
し、そして弧形の部分152は、開口用壁部137を開
口156から離れて旋回できるようにする。
これらの実施例についての前記の説明から、本発明の開
放の容易な容器はたやすく開けることができるが、常に
容器に取付いたままになつていることが理解されるだろ
う。
前記の説明は本発明の好ましい実施例に関するものにす
ぎず、そして特許請求の範囲に記載の本発明の精神及び
範囲に反することなく変更しかつ変形することができる
ことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による開放の容易な構造を
有する容器壁の部分的分解説明図である。 第2図は、第1図に示す組立てられた実施例の上面輪郭
図である。第3図は、第2図の線3−3に沿つた垂直断
面図である。第4図は、開口用壁部が選択的に分離可能
な部位の引裂きによつて容器壁から分離された直後の状
態を示す線3−3に沿つた垂直断面図である。第5図は
、分帷された開口用壁部及びこれに取付けられた開放用
操作部材が完全に移動され、容器壁に開口を露出した後
の状態を示す第1図Q組立てられた装置の上面輪郭図で
ある。第6図は、第5図の線6−6に沿つた垂直断面図
である。第7図は、本発明の他の実施例による容器壁の
部分的分解説明図である。第8図1ζ組立てられた第7
図の実施例を示す垂直断面図である。第9図は、分離可
能な部位の引裂き直後の開口用壁部を示す第8図と同様
な垂直断面図である。第10図は、開口用壁部及び取り
付けられた開放用操作部材が容器壁の開口から完全に移
動された後の第7図の組立てられた実施例W示す垂直断
面図である。第11図は、本発明の他の実施例による開
放の容易な構造の分解された状態における説明図である
。第12図は、第11図の実施例の組み立てられた状態
における上記輪郭図である。第13図は、第12図の線
13−13に沿つた断面図である。第13A図は、第1
3図の溝線破断くぼみの変更配置を示す部分断面図であ
る。第13B図は、第13図の溝線破断くぼみの他の変
更配置を示す部分的断面図である。第14図Gζ第11
図に示す実施例の開放した状態を示す上面輪郭図である
。第15図は、第14図の線14−14に沿つた断面図
である。第16図は、本発明の他の実施例による開放の
容易な構造の分解された状態における説明図である。第
17図は、第16図に示す実施例の組み立てられた状態
における上部輪郭図である。第18図頃第17図の線1
8−18に沿つた断面図である。第19図は、容器壁か
ら初めて分離された直後の開口用壁部を示す、線18−
18に沿つた他の断面図である。第20図は、全開状態
の開口用壁部を示す線18一18に沿つたさらに他の断
面図である。第21図は、第16図の実施例Q全開状態
における上部輪郭図である。第22図は、本発明の他の
実施例による開放の容易な構造を備えた容器壁を有する
容器の部分的説明図である。第23図は、第22図に示
す容器壁の上部輪郭図である。第24図は、第23図の
線24−24に沿つた立面図である。第24A図は、第
24図の実施例に用いられる環状溝の部分的拡大図であ
る。第25図は、第22図に示す型の開放された容器の
上部輪郭図である。第26図は、第25図の線26−2
6に沿つた断面図である。第26A図は、第24A図の
環状溝の引裂き直後の部分的拡大図である。第27図は
、本発明の他の実施例による開放の容易な構造を備えた
容器の部分的説明図である。第28図は、第27図に示
す実施例の上部輪郭図である。第29図は、第28図の
線29−29に沿つた断面図である。第30図は、全開
状態における第27図の実施例を示す上部輪郭図である
。第31図をζ第30図の線31−31に沿つた断面図
である。第32図は、第30図の線32−32に沿つた
断面図である。第33図は、本発明のさらに他の実施例
を示す部分的分解説明図である。第34図をζ第33図
に示す組み立てられた装置の上部輪郭図である。第35
図は、全開状態における開放の容易な装置を示す上部輪
郭図である。第36図は、第17図の線36−36に沿
つた垂直断面図である。(図面の主要な部分を表わす符
号の説明)、25・・・・・・容器、26・・・・・・
容器壁、27・・・・・・開口用壁部、29・・・・・
・開放用操作部材、36・・・・・・環状溝、42,4
8,49・・・・・・ボス、55・・・・・・ロツキン
グ部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)外表面及び内表面を有する容器壁26と、(
    b)該容器壁26の外表面に環状に形成された溝であつ
    て、かつ内表面に向かう押圧力によりその溝に沿つて内
    表面まで該容器壁26を引裂くことが可能な脆弱性を備
    えた環状溝36と、(c)該環状溝36により取巻かれ
    ると共に該環状溝36の引裂きによりまわりの容器壁2
    6から分離される壁部であつて、分離されたとき該容器
    壁26の内表面に沿つて移動可能であり、かつその内表
    面側の外周縁の大きさが、前記容器壁26に開けられる
    開口61の外表面側の大きさよりも大きい開口用壁部2
    7と、(d)該開口用壁部27の外表面に設けられ、か
    つ手指による開口用押圧力を受ける開放用操作部材29
    と、(e)該開放用操作部材29における前記環状溝3
    6附近と対応する位置に形成されており、該開放用操作
    部材29に加えられた開口用押圧力を、前記容器壁26
    の前記環状溝36に近い外表面に集中して伝える突出部
    42、48、49と、(f)前記環状溝36を越えてま
    わりの容器壁26の上まで張出して前記開放用操作部材
    29に形成されており、前記開口用壁部27が分離され
    たときに、容器壁26に開けられた前記開口61のまわ
    りの容器壁26の外表面と係合することにより、前記開
    口用壁部27が容器壁26の内側に移動できる範囲を制
    限するフランジ40a、40bと、(g)前記環状溝3
    6のまわりの容器壁26に設けられており、前記分離さ
    れた開口用壁部27を、前記開放用操作部材29を介し
    て容器壁26の内表面に沿つてずらしたときに、そのず
    らされた開口用壁部27をロックするためのロッキング
    部材55とを備えたことを特徴とする容易開口容器。 2 (a)外表面及び内表面を有する容器壁136と、
    (b)該容器壁136の外表面に環状に形成された溝で
    あつて、かつ内表面に向う押圧力によりその溝に沿つて
    内表面まで該容器壁136を引裂くことが可能な脆弱性
    を備えた環状溝143と、(c)該環状溝143により
    取巻かれると共に該環状溝143の引裂きによりまわり
    の容器壁136から分離される壁部であつて、分離され
    たとき該容器壁136の内表面に沿つて移動可能であり
    、かつその内表面側の外周縁の大きさが、前記容器壁1
    36に開けられる開口156の外表面側の大きさよりも
    大きい開口用壁部137と、(d)該開口用壁部137
    の外表面に取付けられた第1の端部148、及び前記環
    状溝143の外側の容器壁136に取付けられる第2の
    端部146、並びに該第1及び第2の端部を連結する中
    間部150を包含し、かつ手指による開口用押圧力を受
    ける二叉状の開放用操作部材139と、 (e)該開放用操作部材139の該中間部150におけ
    る前記環状溝143附近と対応する位置に突出して該開
    放用操作部材139に形成されており、該開放用操作部
    材139に加えられる開口用押圧力を、前記容器壁13
    6の前記環状溝143に近い外表面に伝えるリップ15
    1と、(f)前記環状溝143のまわりの容器壁136
    に設けられると共に前記開放用操作部材139の前記第
    2の端部146の先端を回動自在に枢支しており、前記
    開口用壁部137が分離されたときに、その分離された
    開口用壁部137及び前記開放用操作部材139の前記
    第1の端部148を容器壁136の内表面に沿つて回転
    させるための軸141とを備えたことを特徴とする容易
    開口容器。
JP51061694A 1975-05-27 1976-05-27 開口部材が容器から離れない容易開口容器 Expired JPS593335B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/580,624 US4023703A (en) 1975-05-27 1975-05-27 Easy-open container with flange push-in member
US05/639,167 US4003493A (en) 1975-05-27 1975-12-09 Easy-open container with nondetachable opening member

Publications (2)

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JPS51146982A JPS51146982A (en) 1976-12-16
JPS593335B2 true JPS593335B2 (ja) 1984-01-24

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JP51061694A Expired JPS593335B2 (ja) 1975-05-27 1976-05-27 開口部材が容器から離れない容易開口容器

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JP (1) JPS593335B2 (ja)
CA (1) CA1067025A (ja)
DE (1) DE2623704C3 (ja)
FR (1) FR2312413A1 (ja)
GB (1) GB1551767A (ja)
SE (1) SE7605962L (ja)

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