JP2000158084A - 2工程連続加工装置 - Google Patents
2工程連続加工装置Info
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- JP2000158084A JP2000158084A JP10338945A JP33894598A JP2000158084A JP 2000158084 A JP2000158084 A JP 2000158084A JP 10338945 A JP10338945 A JP 10338945A JP 33894598 A JP33894598 A JP 33894598A JP 2000158084 A JP2000158084 A JP 2000158084A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2工程連続加工装置において、前工程の加工
機で高温に成形されたワークを、ストックして再加熱す
ることなく、そのまま後工程のプレス装置等に供給して
加工しうるようにする。 【解決手段】 ワーク搬送手段7の前方に、第2のワー
ク搬送手段9を設け、かつこの第2のワーク搬送手段9
部に、前工程より送られてきたワークを保温する加熱装
置14を設ける。
機で高温に成形されたワークを、ストックして再加熱す
ることなく、そのまま後工程のプレス装置等に供給して
加工しうるようにする。 【解決手段】 ワーク搬送手段7の前方に、第2のワー
ク搬送手段9を設け、かつこの第2のワーク搬送手段9
部に、前工程より送られてきたワークを保温する加熱装
置14を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続した前後2つ
の加工機を、ワークの搬送及び供給手段により連係し、
前工程の加工機により高熱状態に成形されたワークを、
その温度低下を最小限に抑えて後工程の加工機に送り込
むようにした2工程連続加工装置に関する。
の加工機を、ワークの搬送及び供給手段により連係し、
前工程の加工機により高熱状態に成形されたワークを、
その温度低下を最小限に抑えて後工程の加工機に送り込
むようにした2工程連続加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンバルブの製造に際して
は、図5に示すように、所定の長さに切断された丸棒状
の素材(A)を、まず前工程として、上端に塊状の拡径部
(B')を有する中間体(B)に形成した後、後工程である
プレス装置をもって熱間鍛造することにより、エンジン
バルブの原形品(C)を成形する。ついで、原形品(C)に
機械加工等を施して製品化される。
は、図5に示すように、所定の長さに切断された丸棒状
の素材(A)を、まず前工程として、上端に塊状の拡径部
(B')を有する中間体(B)に形成した後、後工程である
プレス装置をもって熱間鍛造することにより、エンジン
バルブの原形品(C)を成形する。ついで、原形品(C)に
機械加工等を施して製品化される。
【0003】この際、上記中間体(B)は、通常、前工程
の加工機である電気鍛縮装置(電気アプセッタ)により
形成される。図6は、上記中間体(B)成形用の電気鍛縮
装置の要部を略示するもので、(1)は上部電極、(2)
は、相対する左右1対の電極片(3)(3)よりなる下部電
極、(4)は、油圧シリンダにより昇降させられる昇降台
である。
の加工機である電気鍛縮装置(電気アプセッタ)により
形成される。図6は、上記中間体(B)成形用の電気鍛縮
装置の要部を略示するもので、(1)は上部電極、(2)
は、相対する左右1対の電極片(3)(3)よりなる下部電
極、(4)は、油圧シリンダにより昇降させられる昇降台
である。
【0004】エンジンバルブの中間体(B)を成形するに
は、まず上部電極(1)と昇降台(4)との間に垂直に供給
された丸棒状素材(A)の上部寄りの中間位置を、両側方
より1対の電極片(3)(3)により挟持した後、昇降台
(4)を上昇させて、素材(A)の上端を上部電極(1)に当
接させ、かつ同時に上下の電極(1)(2)間に通電する。
は、まず上部電極(1)と昇降台(4)との間に垂直に供給
された丸棒状素材(A)の上部寄りの中間位置を、両側方
より1対の電極片(3)(3)により挟持した後、昇降台
(4)を上昇させて、素材(A)の上端を上部電極(1)に当
接させ、かつ同時に上下の電極(1)(2)間に通電する。
【0005】すると、丸棒状素材(A)における上下の電
極(1)(2)間に位置する軸端部が、自身の電気抵抗によ
り加熱されて軟化し、引き続き昇降台(4)が上昇するこ
とにより、丸棒状素材(A)の軸端部は圧縮され、軸端部
には1200℃を超える高温の塊状の拡径部(B')が形
成され、上述のような中間体(B)が形成される。
極(1)(2)間に位置する軸端部が、自身の電気抵抗によ
り加熱されて軟化し、引き続き昇降台(4)が上昇するこ
とにより、丸棒状素材(A)の軸端部は圧縮され、軸端部
には1200℃を超える高温の塊状の拡径部(B')が形
成され、上述のような中間体(B)が形成される。
【0006】上記成形後の中間体(B)をプレス装置に供
給する方法としては、成形後の中間体(B)を、赤熱され
た状態のまま、直ちにプレス装置に送り込む方法と、成
形後の多数の中間体(B)を一旦ストックしておき、これ
を熱間鍛造に適した温度(例えば1100〜1200
℃)まで再加熱して、プレス装置に送り込む方法とがあ
る。
給する方法としては、成形後の中間体(B)を、赤熱され
た状態のまま、直ちにプレス装置に送り込む方法と、成
形後の多数の中間体(B)を一旦ストックしておき、これ
を熱間鍛造に適した温度(例えば1100〜1200
℃)まで再加熱して、プレス装置に送り込む方法とがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の方法で
は、再加熱する作業を省略しうる利点はあるが、電気鍛
縮装置とプレス装置とでは、加工に要する時間に差があ
るため(電気鍛縮装置の方が長い)、複数の電気鍛縮装
置を並設して、プレス装置の稼働率を上げようとする
と、順次送られてくる赤熱された中間体(B)を、温度を
低下させることなく速やかにプレス装置に送り込むのが
難しくなり、従って、生産性をあまり向上させることは
できない。
は、再加熱する作業を省略しうる利点はあるが、電気鍛
縮装置とプレス装置とでは、加工に要する時間に差があ
るため(電気鍛縮装置の方が長い)、複数の電気鍛縮装
置を並設して、プレス装置の稼働率を上げようとする
と、順次送られてくる赤熱された中間体(B)を、温度を
低下させることなく速やかにプレス装置に送り込むのが
難しくなり、従って、生産性をあまり向上させることは
できない。
【0008】後者の方法では、生産性は向上するもの
の、再加熱するための加熱炉が必要となるだけでなく、
電力や燃料の消費量も大となり、製造コストが増大す
る。
の、再加熱するための加熱炉が必要となるだけでなく、
電力や燃料の消費量も大となり、製造コストが増大す
る。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ワークをストックして再加熱することなく、前工
程の複数の加工機より排出された高温のワークを、その
まま後工程の加工機により加工しうるようにすることに
より、生産性を向上させ、かつコスト低減も図れるよう
にした2工程連続加工装置を提供することを目的として
いる。
ので、ワークをストックして再加熱することなく、前工
程の複数の加工機より排出された高温のワークを、その
まま後工程の加工機により加工しうるようにすることに
より、生産性を向上させ、かつコスト低減も図れるよう
にした2工程連続加工装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)前工程の複数のワーク加工機と後工程のワーク加
工機とを、ワーク搬送手段により連係し、前工程の複数
のワーク加工機により高温状態に成形されたワークを、
ワーク搬送手段により前方に搬送し、その前端に設けた
ワーク供給手段により前記後工程のワーク加工機に供給
して加工するようにした2工程連続加工装置において、
前記ワーク搬送手段の前方に第2のワーク搬送手段を設
け、かつこの第2のワーク搬送手段部に、前工程より送
られてきたワークを保温する加熱装置を設ける。
題は、次のようにして解決される。 (1)前工程の複数のワーク加工機と後工程のワーク加
工機とを、ワーク搬送手段により連係し、前工程の複数
のワーク加工機により高温状態に成形されたワークを、
ワーク搬送手段により前方に搬送し、その前端に設けた
ワーク供給手段により前記後工程のワーク加工機に供給
して加工するようにした2工程連続加工装置において、
前記ワーク搬送手段の前方に第2のワーク搬送手段を設
け、かつこの第2のワーク搬送手段部に、前工程より送
られてきたワークを保温する加熱装置を設ける。
【0011】(2)上記(1)項において、加熱装置を、
第2のワーク搬送装置の上方をワークの搬送方向に沿っ
て覆う下向きU字形断面とするとともに、その下向きU
字形断面をなす内周壁面に、発熱体を設ける。
第2のワーク搬送装置の上方をワークの搬送方向に沿っ
て覆う下向きU字形断面とするとともに、その下向きU
字形断面をなす内周壁面に、発熱体を設ける。
【0012】(3)上記(2)項において、発熱体を、誘
導加熱コイルとする。
導加熱コイルとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3に基づいて説明する。なお、前述と同様、エン
ジンバルブの製造工程に適用した例について説明する。
図1は、本実施形態の2工程連続加工装置の概略平面図
で、(5a)〜(5d)は、一定間隔おきに1列に配設された前
工程の4台の電気鍛縮装置である。各電気鍛縮装置(5a)
〜(5d)は、前述したと同様、丸棒状素材(A)の上端を拡
径することにより、中間体(以下、ワークという)(B)
を形成するものである。
1〜図3に基づいて説明する。なお、前述と同様、エン
ジンバルブの製造工程に適用した例について説明する。
図1は、本実施形態の2工程連続加工装置の概略平面図
で、(5a)〜(5d)は、一定間隔おきに1列に配設された前
工程の4台の電気鍛縮装置である。各電気鍛縮装置(5a)
〜(5d)は、前述したと同様、丸棒状素材(A)の上端を拡
径することにより、中間体(以下、ワークという)(B)
を形成するものである。
【0014】電気鍛縮装置(5a)〜(5d)のそれぞれの排出
用シュート(6)の真下には、成形直後のワーク(B)を、
前方(以下、方向は、ワークの進行方向である図1の右
方を前として説明する)に向かって搬送するチェーンコ
ンベヤ(7)が設けられている。チェーンコンベヤ(7)
は、駆動モータ(8)により無端回走させられるようにな
っている。
用シュート(6)の真下には、成形直後のワーク(B)を、
前方(以下、方向は、ワークの進行方向である図1の右
方を前として説明する)に向かって搬送するチェーンコ
ンベヤ(7)が設けられている。チェーンコンベヤ(7)
は、駆動モータ(8)により無端回走させられるようにな
っている。
【0015】チェーンコンベヤ(7)の下流端には、図2
に詳細を示すように、ワーク(B)の進行方向に向かって
若干下傾する振動式のワークフィーダ(9)が接続され、
コンベヤ(7)により送られてきたワーク(B)が受け渡し
される。
に詳細を示すように、ワーク(B)の進行方向に向かって
若干下傾する振動式のワークフィーダ(9)が接続され、
コンベヤ(7)により送られてきたワーク(B)が受け渡し
される。
【0016】ワークフィーダー(9)は、左右1対の入口
シュート(10)と、左右1対の搬送レール(11)と、この搬
送レール(11)を前後方向に振動させる加振装置(12)とを
備えている。
シュート(10)と、左右1対の搬送レール(11)と、この搬
送レール(11)を前後方向に振動させる加振装置(12)とを
備えている。
【0017】搬送レール(11)は、図3に示すように、チ
ェーンコンベヤ(7)により搬送されてきたワーク(B)の
拡径部(B')を受止しうるように構成されている。
ェーンコンベヤ(7)により搬送されてきたワーク(B)の
拡径部(B')を受止しうるように構成されている。
【0018】搬送レール(11)は、ブラケット(13)を介し
て加振装置(12)に固着され、加振装置(12)の作動によ
り、搬送レール(11)を前後方向に振動させると、それに
受支されたワーク(B)は、緩速で前方に移動させられ
る。
て加振装置(12)に固着され、加振装置(12)の作動によ
り、搬送レール(11)を前後方向に振動させると、それに
受支されたワーク(B)は、緩速で前方に移動させられ
る。
【0019】搬送レール(11)の上方には、これを上方よ
り覆うU字状の加熱装置(14)における断熱性の支持体(1
5)が、ブラケット(16)により不動状態に設けられ、その
内周壁に固着したセラミックス等の絶縁体(17)内には、
ニクロム線又はシーズヒータ等の複数の発熱体(18a)が
等間隔おきに埋設されている。
り覆うU字状の加熱装置(14)における断熱性の支持体(1
5)が、ブラケット(16)により不動状態に設けられ、その
内周壁に固着したセラミックス等の絶縁体(17)内には、
ニクロム線又はシーズヒータ等の複数の発熱体(18a)が
等間隔おきに埋設されている。
【0020】搬送レール(11)の下流端には、セレクタ装
置(19)と、平行棒式のワーク排出シュート(20)とが設け
られている。セレクタ装置(19)は、搬送レール(11)上の
ワーク(B)を、排出シュート(20)に間欠的に排出するた
めのものである。
置(19)と、平行棒式のワーク排出シュート(20)とが設け
られている。セレクタ装置(19)は、搬送レール(11)上の
ワーク(B)を、排出シュート(20)に間欠的に排出するた
めのものである。
【0021】排出シュート(20)の前方には、その水平部
に停止して待機しているワーク(B)を把持して、プレス
装置(21)に移載するロボット(22)が設置されている(図
2においては図示略)。
に停止して待機しているワーク(B)を把持して、プレス
装置(21)に移載するロボット(22)が設置されている(図
2においては図示略)。
【0022】後工程としてのプレス装置(21)は、ワーク
(B)を熱間鍛造してエンジンバルブの原形品を成形する
ものである。
(B)を熱間鍛造してエンジンバルブの原形品を成形する
ものである。
【0023】各電気鍛縮装置(5a)〜(5d)により一定のサ
イクルタイムで順次成形されたワーク(B)は、チェーン
コンベヤ(7)により前方に搬送され、ワークフィーダ
(9)に送り込まれる。ワークフィーダ(9)に順次搬送さ
れたワーク(B)は、その拡径部(B')が、上方を覆う加
熱装置(14)における発熱体(18a)により、その成形温度
(約1200℃)に近い温度に保温される。
イクルタイムで順次成形されたワーク(B)は、チェーン
コンベヤ(7)により前方に搬送され、ワークフィーダ
(9)に送り込まれる。ワークフィーダ(9)に順次搬送さ
れたワーク(B)は、その拡径部(B')が、上方を覆う加
熱装置(14)における発熱体(18a)により、その成形温度
(約1200℃)に近い温度に保温される。
【0024】保温されたワーク(B)は、加振装置(12)に
よる振動により徐々に前方に移動し、セレクタ装置(19)
により排出シュート(20)に1個ずつ間欠的に送り出され
る。排出シュート(20)に排出されたワーク(B)は、ロボ
ット(22)に把持されて、直ちにプレス装置(21)に供給さ
れ、熱間鍛造によりエンジンバルブの原形品に成形され
る。
よる振動により徐々に前方に移動し、セレクタ装置(19)
により排出シュート(20)に1個ずつ間欠的に送り出され
る。排出シュート(20)に排出されたワーク(B)は、ロボ
ット(22)に把持されて、直ちにプレス装置(21)に供給さ
れ、熱間鍛造によりエンジンバルブの原形品に成形され
る。
【0025】このように、複数並設した電気鍛縮装置(5
a)〜(5d)により順次成形されたワーク(B)を、チェーン
コンベヤ(7)により速やかにワークフィーダ(9)に送り
込み、加熱装置(14)により、その温度低下を防止しなが
ら、プレス装置(21)に供給することにより、プレス装置
の稼働率が向上して生産性を高めうるとともに、高品質
のエンジンバルブの原形品が形成される。
a)〜(5d)により順次成形されたワーク(B)を、チェーン
コンベヤ(7)により速やかにワークフィーダ(9)に送り
込み、加熱装置(14)により、その温度低下を防止しなが
ら、プレス装置(21)に供給することにより、プレス装置
の稼働率が向上して生産性を高めうるとともに、高品質
のエンジンバルブの原形品が形成される。
【0026】また、従来のように、一旦成形されたワー
クをストックし、これを再加熱してプレス装置に供給す
る必要がないので、加熱炉等が不要となり、それに要す
る電力や燃料が節約されて製造コストを低減しうる。
クをストックし、これを再加熱してプレス装置に供給す
る必要がないので、加熱炉等が不要となり、それに要す
る電力や燃料が節約されて製造コストを低減しうる。
【0027】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではない。上述した実施形態では、チェーンコンベヤ
(7)の前端に、第2のワークの搬送手段である振動式の
ワークフィーダ(9)を設け、これに順次送り込まれたワ
ークを保温しているが、このようなワークフィーダの代
わりに、ワーク(B)を緩速で前方に搬送しうるコンベヤ
等の第2のワーク搬送手段を設け、その上方を覆うよう
にして、上記のような加熱装置(14)を設けてもよい。
ではない。上述した実施形態では、チェーンコンベヤ
(7)の前端に、第2のワークの搬送手段である振動式の
ワークフィーダ(9)を設け、これに順次送り込まれたワ
ークを保温しているが、このようなワークフィーダの代
わりに、ワーク(B)を緩速で前方に搬送しうるコンベヤ
等の第2のワーク搬送手段を設け、その上方を覆うよう
にして、上記のような加熱装置(14)を設けてもよい。
【0028】なお、図4に示すように、加熱装置(14)内
に、上記ニクロム線等の発熱体(18a)の代わりに、誘導
加熱コイル(18b)よりなる発熱体を組込んでも、所期の
目的を達成しうることは言うまでもない。
に、上記ニクロム線等の発熱体(18a)の代わりに、誘導
加熱コイル(18b)よりなる発熱体を組込んでも、所期の
目的を達成しうることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】(a)請求項1記載の発明によると、前
工程の加工機により加熱成形されたワークは、加熱装置
により温度低下を防止されながら後工程の加工機に順次
送り込まれるので、後工程が熱間鍛造工程等である場
合、プレス装置による連続加工が可能となり、生産性は
高まる。また、従来のように、前工程で成形されたワー
クをストックし、これを再加熱して後工程に供給する必
要はないので、製造コストを低減しうる。
工程の加工機により加熱成形されたワークは、加熱装置
により温度低下を防止されながら後工程の加工機に順次
送り込まれるので、後工程が熱間鍛造工程等である場
合、プレス装置による連続加工が可能となり、生産性は
高まる。また、従来のように、前工程で成形されたワー
クをストックし、これを再加熱して後工程に供給する必
要はないので、製造コストを低減しうる。
【0030】(b)請求項2記載の発明によれば、ワー
クの保温性を向上しうる。
クの保温性を向上しうる。
【0031】(c)請求項3記載の発明によれば、ワー
クの加熱効率がよく、その保温性をより向上させること
ができる。
クの加熱効率がよく、その保温性をより向上させること
ができる。
【図1】本発明の実施形態の2工程連続加工装置の概略
平面図である。
平面図である。
【図2】同じく、ワークフィーダ部とその上方に設けた
保温装置の拡大側面図である。
保温装置の拡大側面図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線の拡大縦断正面図で
ある。
ある。
【図4】同じく、発熱体に誘導加熱コイルを用いた例を
示す拡大縦断正面図である。
示す拡大縦断正面図である。
【図5】エンジンバルブの成形工程を示す正面図であ
る。
る。
【図6】電気鍛縮装置の要部と、それによる中間体の成
形要領とを示す縦断正面図である。
形要領とを示す縦断正面図である。
(A)丸棒状素材 (B)中間体(ワーク) (B')拡径部 (C)原形品 (5a)(5b)(5c)(5d)電気鍛縮装置(前工程の加工機) (6)排出用シュート (7)チェーンコンベヤ(ワーク搬送手段) (8)駆動モータ (9)ワークフィーダ(第2のワーク搬送手段) (10)入口シュート (11)搬送レール (12)加振装置 (13)ブラケット (14)加熱装置 (15)支持体 (16)ブラケット (17)絶縁体 (18a)発熱体(ヒータ) (18b)誘導加熱コイル (19)セレクタ装置 (20)排出シュート (21)プレス装置(後工程の加工機) (22)ロボット(ワーク供給手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E087 AA10 BA17 CA12 CA33 DA01 DB03 EA35 EC12 EC22 EC46 FA09 FA23 FA25 FB05 FB06 HA61 HA69
Claims (3)
- 【請求項1】 前工程の複数のワーク加工機と後工程の
ワーク加工機とを、ワーク搬送手段により連係し、前工
程の複数のワーク加工機により高温状態に成形されたワ
ークを、ワーク搬送手段により前方に搬送し、その前端
に設けたワーク供給手段により前記後工程のワーク加工
機に供給して加工するようにした2工程連続加工装置に
おいて、 前記ワーク搬送手段の前方に第2のワーク搬送手段を設
け、かつこの第2のワーク搬送手段部に、前工程より送
られてきたワークを保温する加熱装置を設けたことを特
徴とする2工程連続加工装置。 - 【請求項2】 加熱装置を、第2のワーク搬送装置の上
方をワークの搬送方向に沿って覆う下向きU字形断面と
するとともに、その下向きU字形断面をなす内周壁面
に、発熱体を設けた請求項1記載の2工程連続加工装
置。 - 【請求項3】 発熱体を、誘導加熱コイルとした請求項
2記載の2工程連続加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338945A JP2000158084A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 2工程連続加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338945A JP2000158084A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 2工程連続加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000158084A true JP2000158084A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18322813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10338945A Withdrawn JP2000158084A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 2工程連続加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000158084A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879574A (zh) * | 2010-07-06 | 2010-11-10 | 杨少华 | 一种锻前加热炉 |
CN102601672A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 镇江维纳特气门有限公司 | 气门总长切割与杆外元磨削连线装置 |
CN108580767A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-09-28 | 海盐六里液压管件有限公司 | 一种热镦局部加热装置 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10338945A patent/JP2000158084A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879574A (zh) * | 2010-07-06 | 2010-11-10 | 杨少华 | 一种锻前加热炉 |
CN102601672A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-07-25 | 镇江维纳特气门有限公司 | 气门总长切割与杆外元磨削连线装置 |
CN108580767A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-09-28 | 海盐六里液压管件有限公司 | 一种热镦局部加热装置 |
CN108580767B (zh) * | 2018-06-12 | 2023-09-26 | 海盐六里液压管件有限公司 | 一种热镦局部加热装置 |
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