JP2000158071A - 流動成形方法及び成形装置 - Google Patents

流動成形方法及び成形装置

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JP2000158071A
JP2000158071A JP11331075A JP33107599A JP2000158071A JP 2000158071 A JP2000158071 A JP 2000158071A JP 11331075 A JP11331075 A JP 11331075A JP 33107599 A JP33107599 A JP 33107599A JP 2000158071 A JP2000158071 A JP 2000158071A
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Karl-Heinz Koestermeier
ケステルマイヤー カールハインツ
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Leico GmbH and Co Werkzeugmaschinenbau
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    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/023Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface
    • B05C11/025Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface with an essentially cylindrical body, e.g. roll or rod
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D21H23/02Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
    • D21H23/22Addition to the formed paper
    • D21H23/32Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D21H25/08Rearranging applied substances, e.g. metering, smoothing; Removing excess material
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幾何学的に精度の高い内歯を有する歯車部品
を製造する。 【解決手段】 軸対称形状のワーク26が所定の外形輪
郭を有するスピニングマンドレル2の自由端に固定さ
れ、ワーク26とともにスピニングマンドレル2が回転
し、少なくとも1個のスピニングローラ34が送り出さ
れ、ワーク26が成形されるとともに、スピニングマン
ドレル2の外形輪郭に造形される流動成形方法におい
て、変形可能な材料のスペーサ14がスピニングマンド
レル2上の自由端から所定の離れをとって装着され、重
なり領域16での成形においてスペーサ14が造形さ
れ、塑性変形するとともに材料硬化し、このスペーサ1
4がさらにスピニングマンドレル2のワーク26の成形
のために残置されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流動成形方法に係
り、軸対称形状のワークが所定の外形輪郭を有するスピ
ニングマンドレルの自由端に固定され、ワークとともに
スピニングマンドレルが回転し、少なくとも1個のスピ
ニングローラが送り出され、ワークが成形されるととも
に、スピニングマンドレルの外形輪郭に対して造形され
るようにした流動成形方法に関する。
【0002】また、この発明は流動成形装置に係り、特
に所定の外形輪郭を有するとともにワークを固定可能な
スピニングマンドレルと、前記スピニングマンドレルと
ワークとを回転可能な駆動手段と、ワークの成形とスピ
ニングマンドレル上での造形とのための少なくとも1個
のスピニングローラとを備えた成形装置に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】同様の
形式の成形方法および成形装置が一般に知られている。
たとえば、カップ状の開始ワークがほぼ円筒形の外形輪
郭を有するスピニングマンドレル上に据え付けられ、最
初から直径方向及び/又は軸方向に送られるスピニング
マンドレルに対するスピニングローラの運転によりワー
クのエッジが軸方向に広げられるようにしたものがあ
る。外歯はスピニングマンドレル上に造形されることが
でき、この結果、外歯はカップ形状のワーク内に造形さ
れる。この公知の方法及び装置においてはスピニングロ
ーラの作用の結果、相当大きな力がスピニングマンドレ
ルの外歯に作用するため、歯の造形段階において、高い
曲げ応力が繰り返しの交番荷重とともに個々の道具歯に
生じる。このことは比較的早い段階で歯の破損を生じさ
せるとともに、引き続きスピニングマンドレルの破壊も
生じることになる。
【0004】カップ形状で、内歯成形されるワークの流
動成形の問題において、ワークの自由端における歯がし
ばしば完全な形状に造形できないことがあげられる。こ
れにより、ワークは従来の方法において軸方向にある程
度大きな寸法に作られ、この結果機械によるドレスが必
要となる。
【0005】別の工作機械による再チャック及びドレス
は不利点である。特に内歯のドレスされた歯に瘤が残
り、機械ではこの瘤が取り除きにくく、この結果、人手
による瘤除去作業を行う必要がある。
【0006】本発明の目的は、内側輪郭を有し幾何学的
に精度の高いワークの製造を許容する流動成形方法及び
成形装置を提供することにある。
【0007】本発明の目的は、請求項1から請求項11
に記載された特徴によって達成される。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は変形可能な材料から製造されたスペーサリ
ングすなわちスペーサ上に装着されたスピニングマンド
レルの自由端から所定の離れをとって行われる公知技術
の方法に基づいており、第1のワークの縁領域の成形に
おいてスペーサが造形され、第1のワークの縁領域の成
形においてスペーサは塑性変形するとともに材料硬化
し、この塑性変形し材料硬化したスペーサはさらにスピ
ニングマンドレルのワークの成形のために残置される。
なお、本発明ではワークの成形とスペーサの成形とが同
時に進行するため、両者の成形を区別するために、造形
という語を使用している。造形は「形造られる」の意味
で用いている。このとき対象部位は塑性変形により形造
られるので、塑性加工の見地からは「成形」と読み替え
ることができる。
【0009】これにより、ワークの成形過程を通じてス
ペーサは作用力の複雑な動きに適合する。安価で製造が
容易なスペーサはほとんど最適な方法によって、スピニ
ングマンドレルの外形輪郭のために適合される。成形に
おける材料の相互作用の結果、スペーサとワークとは互
いに堅固にかみ合い、これにより、ワークの表面上には
均一で丸味を帯びたエッジ輪郭が形成される。この丸味
を帯びたエッジ輪郭は特に摩耗学的な特徴に関して有効
である。
【0010】スペーサの変形は塑性的に行われ、この成
形過程に続いてスペーサは材料硬化されるとともに、寸
法の安定化が図られる。スペーサはワークと同じ材料か
ら製造されるようにすることもでき、また成形を通じス
ペーサの硬化およびスペーサの安定した最終形状が得ら
れる。
【0011】本発明による方法は特にスピニングマンド
レルの側面に外形輪郭を生じさせるようなワークの成形
に適している。このことは、クラッチディスクキャリア
において必要とされるような、歯組織やキー溝輪郭等に
おいて有効である。一つの作業工程においてワークの造
形領域が軸方向及び直径方向に希望の形状が得られると
共に表面の硬化した材質が成形内部の造形領域に形成さ
れる。
【0012】スペーサは部分的に重なり領域により歯を
覆うような方法でスピニングマンドレル上に装着される
ことが好ましく、このときワークの成形とスペーサの変
形の間に、前記重なり領域は少なくとも部分的に歯組織
内に造形される。これにより、スペーサはスピニングマ
ンドレル上に確実に保持される。歯組織は付加的に支持
され、これにより歯の寿命は確実に増加する。
【0013】この方法は特にワークの成形の結果、その
側面位置において軸方向の材料流れが生じ、この軸方向
の材料流れが部分的にスペーサの表面において減速さ
れ、ワークの外側材料の直径方向への更なる流動と、少
なくともスペーサを部分的にオーバーフローすると共に
直径方向の力の分力がスピニングローラに作用すること
によってスペーサが直径方向に変形するという作用にお
いて特に有効である。このようにして、最終成形された
ワークの外側エッジはスペーサの表面に止まることによ
って明瞭に形作られる一方、余分な材料はスペーサの外
側にもたれるまで軸方向に流れる。
【0014】スペーサは凹状窪みによって前方に向かっ
て成形され、また軸方向に0.2〜0.5mm程度広が
るようにすることが好ましい。この結果、ワークの材料
は内側歯の最終的な表面が凹状あるいは波状形状を有す
るスペーサの凹状窪みの鏡形状となるように形成され
る。
【0015】造形によって生じた材料オーバーフローに
よる壁の厚みがスピニングローラの軸方向の進行に伴っ
て0に充分近づくようにロールされることを通じて本発
明の方法がさらに発展されている。このように、方法
上、有利な利点はいかなる余分な材料もカットオフによ
り容易に取り除くことができるということにある。しか
しながら、歯組織上のエッジはこのような瘤除去作業に
よる影響を受けない。
【0016】この発明による方法の更なる有利点として
成形が終了したワークを取り除いた後に同じ変形と寸法
上の安定性が保持されたスペーサを用いることにより、
再び本方法をワークを更なる成形のために用いることが
できる。このことはワークの同一の形状の成形を行うこ
とを意味し、これは、成形すなわち造形されたワーク
と、常に最初の成形過程を通じて得られた理想的な輪郭
に基づいた内部形状に対していつも実施される作業とを
導く。
【0017】このことは、ワークの異なる点に対して複
数のスピニングローラが同時に作動していた場合にも有
効である。このことはスピニングマンドレルの部分的な
荷重負担を軽減し、その結果、歯組織においても負担を
軽減できる。スピニングマンドレルは又、発生する低い
作用力によって保護されることになる。
【0018】本発明は、変形可能なスペーサが形成さ
れ、このスペーサがスピニングローラ上に取り外し可能
に取り付けられ、更に第一のワークが形成される間にそ
のスペーサがスピニングマンドレルの外形輪郭において
造形され、また固定されるという点を先行技術の装置上
に築いている。前記重なり領域はワークの成形において
ワーク造形領域によって少なくとも部分的に重なってい
る。本発明の方法の有利な点は装置の発明においても満
たされている。スペーサは容易にかつ安価に製造するこ
とができる。また、スペーサはワークの軸方向の長さを
変化させることで容易に取り替えることができる。
【0019】また、スピニングマンドレルの表面に向か
い合うようにワークの固定の為の押圧ディスクを配置す
ることが特に有効である。ワークはスピニングマンドレ
ルによる有効な方法によって収容され得る結果として、
生じる力に耐えるような適切な方法で固定される。
【0020】スピニングマンドレルは第一の直径からな
る造形領域と第二の直径からなる後方スピニングマンド
レル領域とを有し、第一の直径は第二の直径より大きく
設定されている。この結果、前記スピニングマンドレル
は所定のスピニングマンドレル収容部に固定され得る一
方、造形領域の直径が製造されるべきワークに適合され
る。
【0021】スピニングマンドレルの造形領域は外形輪
郭としての歯組織を有し、この結果成形過程においてワ
ークに入り込むように内側歯が造形される。スペーサは
第1の内径を有する重なり領域と第2の内径を有する後
方スペーサ領域とを有することが好ましく、このスペー
サはスピニングマンドレルの造形領域上に支持される重
なり領域とスピニングマンドレル領域上に支持される後
方スペーサ領域とを有する。この明確なスピニングマン
ドレル上の位置を有することにより、マンドレルはスペ
ーサに付帯することになる。この重なり領域は薄い厚み
部分を有し、これにより必要なスペーサの変形が特に有
効な状態で実施され得る。
【0022】もし、後方スペーサ領域において、前記ス
ペーサが造形領域と前記後方スピニングマンドレル領域
との間のエッジと、前記スピニングマンドレル収容部の
表面との間において軸方向に固定されるような場合に、
その結合関係において有利となる。この結果、スペーサ
は成形過程を通じて安定して保持される。
【0023】スペーサはまだ成形されていない段階にお
いては、ほぼ軸方向に一定の外径を有し、ワークとスペ
ーサが最初に接触した状態では、スペーサの外径はワー
クの外径より小さい。これはスピニングローラの軸方向
の進行を通じてワークの外側領域の直径方向からの材料
の流れを許容するものである一方、ワークが配置された
位置の内側方向への更なる材料流れはスペーサの表面に
おいて減速される。
【0024】本発明による装置において、スペーサの変
形段階においてスペーサは少なくとも部分的にスピニン
グマンドレルの歯組織内においてその重なり領域が部分
的に造形されるとともに、その重なり領域のエッジに向
かって外形輪郭が所定の勾配をつけて凹所を有する。こ
のことは引き続く成形過程に対しての最適な輪郭をもた
らすとともにスピニングマンドレルの歯組織が効果的に
支持される。
【0025】複数のスピニングローラを有することが好
ましい。これは個々のスピニングローラの負荷を軽減す
るものである。加えてスピニングマンドレルの部分的な
負荷と歯組織の負荷とが軽減される。
【0026】スピニングローラはスピニングマンドレル
の周方向において配置され、かつケージ内において、同
一の所定の回転手段によって装備されることが好まし
い。この輪郭の結果、力は全てのローラに対して均一な
条件で対称的に伝達され、この結果、他のローラは成形
過程において同時に駆動し、また内側のスピニングマン
ドレルへ均一な負荷をもたらす。
【0027】本発明は、当初より変形可能なスペーサを
用意することを通じて特に有効で幾何学的に精度の高い
成形過程が容易になるという驚くべき知見に基づいてい
る。その部分としてのスペーサによる道具が力の実際の
振る舞いに自動的に適合する結果、成形工程のための理
想的な状態が生じる。さらに、ワークに対するスペーサ
の適合を通じて前方の瘤除去作業が避けられ、その結
果、発明方法の結果として仮想の最終成形ワークが生じ
る。適切な材料と方法とが選択される場合、1000個
のワークのために1個のスペーサを使用することで足り
る。このスペーサは取り外しができ、変形していないス
ペーサに取り替えることができる。同様の方法、つまり
スペーサの準備の結果、スピニングマンドレル歯は支持
され、この歯組織の曲げは著しく減少し、その結果道具
チャックの寿命が増加する。
【0028】以下、本発明の流動成形方法及び成形装置
の一実施の形態について、添付図面を参照して説明す
る。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明による装置を示して
いる。上半図が初期の成形段階を示す一方、下半図が後
期の成形段階における装置を示している。
【0030】スピニングマンドレル2は駆動収容部4内
に保持されている。スピニングマンドレル2は造形領域
6と後方スピニングマンドレル8とを有し、後方スピニ
ングマンドレル領域8は造形領域6よりもその半径が小
さく、造形領域6の外周には歯組織10が形成されてい
る。造形領域6と後方スピニングマンドレル領域8の直
径が異なっているため、領域6と領域8との間の遷移部
は拡幅エッジ12が直径方向に生じている。
【0031】スペーサ、すなわちスペーサリング14は
スピニングマンドレル2上に装着されている。このスペ
ーサ14は重なり領域16と後方スペーサ領域18とを
有している。後方スペーサ領域18は後方スピニングマ
ンドレル領域8に支持される一方、重なり領域16はス
ピニングマンドレル2の造形領域6の歯組織10に重な
っている。このように、スペーサ14はスピニングマン
ドレル2の外形輪郭に確実に適合している。後方スペー
サ領域18はエッジ12とスピニングマンドレル収容部
4との間に軸方向に固定されており、このためスペーサ
14に確実な保持が果たされている。まだ成形されてい
ない段階において、スペーサ14はほぼ軸方向に一定の
外径20を有している。
【0032】ワーク26はスピニングマンドレル2の表
面22に対して押圧ディスク24によって固定されてい
る。この時、ワーク26はカップ形状をなし、またスペ
ーサの外径20よりも大きな外径28を有している。ワ
ーク26は、円板状ブランクから同様の据え付けによっ
て成形することができる。
【0033】図の上半領域は初期成形段階を示してお
り、この状態を通じてワーク26の軸方向の拡幅カラー
30とスペーサ14の重なり領域16の表面との間には
ギャップが形成される。スピニングローラ34の軸方向
への進行の結果、軸方向の材料流れが生じ、この材料流
れはスペーサ14の重なり領域16の表面32に材料が
接触し制限されるまで生じる。ワーク26のカラー30
の外側材料領域の直径方向への広がりは、さらなるスピ
ニングローラ34の軸方向への進行により、さらに軸方
向に流れるように、そしてその結果、部分的にスペーサ
14の重なり領域1を覆うことができる。スピニングロ
ーラ34の円周方向分力の作用がスペーサ14の重なり
領域16上を圧迫するとすぐに、スペーサ14の重なり
領域16はスピニングマンドレル2の歯のギャップ内に
直径方向に広がり始める。スペーサ14の外径20は直
径方向の力が作用する領域内で小さくなる。スペーサ1
4の重なり領域16の材料は限られた範囲、すなわち軸
方向へ0.2〜0.5mm程度広がり、部分的に凹状や
波状の輪郭を得る。
【0034】図の下半領域はスペーサ14’が変形しワ
ーク26’の材料が軸方向にはみ出し、その結果、わず
かな瘤36が成形された状態が示されている。言い替え
れば最終成形段階のワーク26’において、その内歯組
織がスピニングマンドレル2の外歯組織10内に造形さ
れた状態である。スペーサ14、14’は理想的に造形
されたため、容易な瘤除去作業が可能である。歯組織の
外形輪郭は再度機械ドレスする必要がまったくない。本
装置からワーク26、26’を容易に取り除くことがで
きるのに引き続き、別のワークは既に変形されたスペー
サ14’によって成形が行うことができる。
【0035】図2及び図3はワーク76の表面において
丸められたエッジ構造及びこれに対応するスペーサ64
の形状を示している。スピニングマンドレル52上に
は、ほぼ軸方向を向く歯溝55が部分的に示されてい
る。この歯溝55は歯間54及び歯側面53によって囲
まれている。ワーク76の直径方向の造形の間、歯溝5
5内の歯間54と歯側面53ヘの摩擦作用によって、一
定でない材料流れが生じる。ワーク76が歯間54と歯
側面53から取り除かれる分、材料は軸方向に進行す
る。この結果、外側材料領域はまず最初に直径方向のス
ペーサ64に到達し、成形力によってスピニングマンド
レル52の歯溝55内に造形される。丸め部66が円周
方向の外縁に形成される。スペーサ64のワーク76に
向かう所定の軸方向材料流れも生じる。スペーサ64の
材料はワーク76によって為されることなく、歯溝55
内の自由空間に満たされる。このことはスペーサ64が
歯間54において弓形状に導かれ、つま先65が成形さ
れることを意味する。これに対応してスペーサ64の材
料は歯側面53に沿って進行し、その結果凹形状67が
得られる。
【0036】成形の最終段階において、明確すなわち特
徴的な表面輪郭がスペーサ64とワーク76の表面との
間に成形される。縦断面において図2に見ることができ
るように、脚部円弧79と頭部円弧80からなる鏡対称
の逆S字形状をなす弓形輪郭が形成されている。
【0037】図3によれば円周方向における断面におい
て、ワーク76の表面77上に凸状の弓形81を見るこ
とができる。この凸状の弓形81は歯溝55内のスペー
サ74の凹形状67の反対形状である。
【0038】ワーク76の表面77上に配置され、内歯
が形成された歯車部品として知られていない特徴的な輪
郭は、エッジの形状と摩耗について歯車部品として驚く
べき素晴らしい特徴を有している。ワーク76の表面に
おいて、前述した輪郭が残るだけでなく、仕上げるのに
必要な外縁上の余剰材料78はごくわずかであるかもし
れない。
【0039】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
内歯を有する歯車部品において、幾何学的に精度の高い
ワークの製造が可能となり、さらに第1の成形が終了し
たワークを取り除いた後に同じ変形と寸法上の安定性が
保持されたスペーサを用いることにより、再び本方法を
ワークを更なる成形のために用いることができ、これに
より成形作業の効率化、精度保持を図ることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形装置による異なる2段階の成
形段階を示した断面図。
【図2】本発明の歯を通じて形成されたワークと隣接し
たスペーサとを示した概略縦断面図。
【図3】図2のIII-III断面線に沿って示した断面図。
【符号の説明】
2、52 スピニングマンドレル 4 駆動収容部 6 造形領域 8 後方スピニングマンドレル領域 10 歯組織 12 エッジ 14,14’,64 スペーサ 16 重なり領域 18 後方スペーサ領域 20 外径 24 押圧ディスク 26,26’,76 ワーク 28 外径 30 カラー 34 スピニングローラ 36 瘤 53 歯側面 54 歯間 55 歯溝

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸対称形状のワークが所定の外形輪郭を有
    するスピニングマンドレルの自由端に固定され、ワーク
    とともにスピニングマンドレルが回転し、少なくとも1
    個のスピニングローラが送り出され、ワークが成形され
    るとともに、スピニングマンドレルの外形輪郭に造形さ
    れるようにした流動成形方法において、 変形可能な材料のスペーサがスピニングマンドレル上で
    あって、その自由端から所定の離れをとって装着され、
    第1のワークの縁領域の成形において前記スペーサが造
    形され、前記第1のワークの縁領域の成形において前記
    スペーサが塑性変形するとともに材料硬化し、この塑性
    変形し材料硬化したスペーサがさらにスピニングマンド
    レルのワークの成形のために残置されるようにしたこと
    を特徴とする流動成形方法。
  2. 【請求項2】前記ワークは、軸方向を向く溝を有する歯
    組織によってスピニングマンドレル上において造形され
    ることを特徴とする請求項1に記載の流動成形方法。
  3. 【請求項3】前記スペーサは、その重なり領域により少
    なくとも部分的に軸方向に外形輪郭を覆うようにして前
    記スピニングマンドレル上に装着され、前記ワークの成
    形と前記スペーサの造形とが為される間に、前記重なり
    領域は前記外形輪郭内に造形され、ワークの成形の間、
    ワークの軸方向の材料流れを制限することを特徴とする
    請求項1記載の流動成形方法。
  4. 【請求項4】前記ワークの成形は、スピニングローラ、
    すなわちローラー群の軸方向への進行により実施される
    ことを特徴とする請求項1に記載の流動成形方法。
  5. 【請求項5】前記スペーサの造形を通じて凹状窪みが前
    方向に形成されることを特徴とする請求項1記載の流動
    成形方法。
  6. 【請求項6】複数のスピニングローラが、前記ワークの
    周縁に均等に配置され、前記ワークに噛み合うようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の流動成形方法。
  7. 【請求項7】所定の外形輪郭を有し、ワークを固定可能
    なスピニングマンドレルと、前記スピニングマンドレル
    とワークとを回転可能な駆動手段と、ワークの成形とス
    ピニングマンドレル上での造形とのための少なくとも1
    個のスピニングローラとを備えた成形装置において、変
    形可能なスペーサが用いられ、該スペーサが前記スピニ
    ングマンドレルに対して交換可能に固定され、第1のワ
    ークの成形を通じて前記スピニングマンドレルの外形輪
    郭内に造形され、固定され得ることを特徴とする成形装
    置。
  8. 【請求項8】前記ワークを固定するために、前記スピニ
    ングマンドレルの表面に面して押圧ディスクが配置され
    たことを特徴とする請求項7記載の成形装置。
  9. 【請求項9】前記スピニングマンドレルは、第1の直径
    からなる造形領域と、第2の直径からなる後方スピニン
    グマンドレル領域とを有し、前記第1の直径が前記第2
    の直径より大きいことを特徴とする請求項7記載の成形
    装置。
  10. 【請求項10】前記造形領域は外形輪郭あるいは歯組織
    を有することを特徴とする請求項9記載の成形装置。
  11. 【請求項11】前記スペーサは、第1の内径からなる重
    なり領域と、第2の内径からなる後方スペーサ領域とを
    有し、その重なり領域が前記スピニングマンドレルの造
    形領域上に支持されるとともに、その後方スペーサ領域
    が前記スピニングマンドレル領域上に支持されたことを
    特徴とする請求項9記載の成形装置。
  12. 【請求項12】前記スペーサは、その後方スペーサ領域
    において、前記造形領域と前記後方スピニングマンドレ
    ル領域との間のエッジと、前記スピニングマンドレル収
    容部の表面との間において軸方向に固定されることを特
    徴とする請求項11記載の成形装置。
  13. 【請求項13】前記スペーサは、まだ成形されていない
    段階においては、ほぼ軸方向に一定の外径を有し、前記
    ワークと最初に接触した状態では、その外径はワークの
    外径より小さいことを特徴とする請求項7記載の成形装
    置。
  14. 【請求項14】前記スペーサは、その変形段階におい
    て、少なくとも部分的にスピニングマンドレルの歯組織
    内でその重なり領域が部分的に造形されるとともに、そ
    の重なり領域のエッジに向かって外形輪郭が所定の勾配
    をつけて凹所を有することを特徴とする請求項9記載の
    成形装置。
  15. 【請求項15】複数のスピニングローラが備えられたこ
    とを特徴とする請求項7記載の成形装置。
  16. 【請求項16】前記スピニングローラは、前記スピニン
    グマンドレルの周方向において配置され、かつケージ内
    において、同一の所定の回転手段によって装備されたこ
    とを特徴とする請求項15記載の成形装置。
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