JP2000157593A - マッサージユニット - Google Patents
マッサージユニットInfo
- Publication number
- JP2000157593A JP2000157593A JP10340410A JP34041098A JP2000157593A JP 2000157593 A JP2000157593 A JP 2000157593A JP 10340410 A JP10340410 A JP 10340410A JP 34041098 A JP34041098 A JP 34041098A JP 2000157593 A JP2000157593 A JP 2000157593A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric
- rollers
- massage unit
- treatment
- acupressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指圧効果を高めることができるマッサージユ
ニットを提供する。 【解決手段】 ２つの偏心ローラ１５、１６の偏心方向
が互いに相違しているため、２つの施療ローラ４、５が
片方づつ交互に体を指圧することになる。従って、２つ
の施療ローラ４、５で同時に指圧していた従来のように
体が指圧方向に押されて大きく動くことがないため、施
療ローラ４、５と体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
ニットを提供する。 【解決手段】 ２つの偏心ローラ１５、１６の偏心方向
が互いに相違しているため、２つの施療ローラ４、５が
片方づつ交互に体を指圧することになる。従って、２つ
の施療ローラ４、５で同時に指圧していた従来のように
体が指圧方向に押されて大きく動くことがないため、施
療ローラ４、５と体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、マッサージユニ
ット、特に、指圧効果を高めることができるマッサージ
ユニットを提供するものである。
ット、特に、指圧効果を高めることができるマッサージ
ユニットを提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、マッサージシートに座った人
の腰部や背中に、そのマッサージシートに備えられたマ
ッサージユニットにより、マッサージを施すようにした
ものが知られている（類似技術として、実開平１−１３
５９２６号公報参照）。この種のマッサージユニット
は、水平な回転軸に、偏心方向が同一な左右一対の偏心
ローラを固定し、該偏心ローラの外面に相対回転可能な
施療ローラをそれぞれ取付けた構造をしている。従っ
て、回転軸を回転させることにより、左右の施療ローラ
が、偏心幅の２倍に相当するストロークで往復運動する
ため、この施療ローラにより希望する部位を指圧するこ
とができる。
の腰部や背中に、そのマッサージシートに備えられたマ
ッサージユニットにより、マッサージを施すようにした
ものが知られている（類似技術として、実開平１−１３
５９２６号公報参照）。この種のマッサージユニット
は、水平な回転軸に、偏心方向が同一な左右一対の偏心
ローラを固定し、該偏心ローラの外面に相対回転可能な
施療ローラをそれぞれ取付けた構造をしている。従っ
て、回転軸を回転させることにより、左右の施療ローラ
が、偏心幅の２倍に相当するストロークで往復運動する
ため、この施療ローラにより希望する部位を指圧するこ
とができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマッサージユニットにあっては、左右の偏心
ローラの偏心方向が同一のため、左右の施療ローラで同
じ動きをして同時に体を指圧することになる。従って、
２つの施療ローラで同時に押すため、押された方向に体
が動いて、施療ローラと体との相対変位が小さくなり、
指圧効果が低減する。
うな従来のマッサージユニットにあっては、左右の偏心
ローラの偏心方向が同一のため、左右の施療ローラで同
じ動きをして同時に体を指圧することになる。従って、
２つの施療ローラで同時に押すため、押された方向に体
が動いて、施療ローラと体との相対変位が小さくなり、
指圧効果が低減する。
【０００４】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、指圧効果を高めることができ
るマッサージユニットを提供するものである。
してなされたものであり、指圧効果を高めることができ
るマッサージユニットを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
水平な回転軸に左右一対の偏心ローラを固定し、該偏心
ローラの外面に相対回転可能な施療ローラをそれぞれ取
付けたマッサージユニットであって、前記２つの偏心ロ
ーラの偏心方向が互いに相違している。
水平な回転軸に左右一対の偏心ローラを固定し、該偏心
ローラの外面に相対回転可能な施療ローラをそれぞれ取
付けたマッサージユニットであって、前記２つの偏心ロ
ーラの偏心方向が互いに相違している。
【０００６】請求項１記載の発明によれば、２つの偏心
ローラの偏心方向が互いに相違しているため、２つの施
療ローラが片方づつ交互に体を指圧することになる。従
って、２つの施療ローラで同時に指圧していた従来のよ
うに体が指圧方向に押されて大きく動くことがないた
め、施療ローラと体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
ローラの偏心方向が互いに相違しているため、２つの施
療ローラが片方づつ交互に体を指圧することになる。従
って、２つの施療ローラで同時に指圧していた従来のよ
うに体が指圧方向に押されて大きく動くことがないた
め、施療ローラと体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
【０００７】請求項２記載の発明は、偏心方向の相違角
度が９０°以上である。
度が９０°以上である。
【０００８】請求項２記載の発明によれば、２つの施療
ローラの偏心方向の相違角度が９０°以上であるため、
交互に指圧する施療ローラの時間差が大きくなり、指圧
効果が高まる。
ローラの偏心方向の相違角度が９０°以上であるため、
交互に指圧する施療ローラの時間差が大きくなり、指圧
効果が高まる。
【０００９】請求項３記載の発明は、偏心方向の相違角
度が１８０°である。
度が１８０°である。
【００１０】請求項３記載の発明によれば、２つの施療
ローラの偏心方向の相違角度が１８０°であるため、交
互に指圧する施療ローラの時間差が最大になり、指圧効
果が更に高まる。
ローラの偏心方向の相違角度が１８０°であるため、交
互に指圧する施療ローラの時間差が最大になり、指圧効
果が更に高まる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施形
態を、図１〜図３に基づいて説明する。この実施形態に
係るマッサージユニット１は、マッサージシートのシー
トバック２部分に設けられている。シートバック２の内
部には、シートバック２に沿って上下方向に延びる１本
の送りネジ３が設けられている。この送りネジ３は、通
常のネジ棒ではなく、回転も伝達可能なネジになってい
る（例えば、通常の丸ネジ棒の側面を長手方向に沿って
カットした断面Ｄ形をしている）。マッサージユニット
１には、この送りネジ３のネジ部分に螺合するナット
（図示せぬ）と、送りネジ３の断面Ｄ形に係合して回転
する回転体（図示せぬ）が設けられている。そして、ナ
ットがクラッチを介して送りネジ３に係合することによ
りマッサージユニット１を送りネジ３に沿って上下動さ
せることができ、回転体で取り出した送りネジ３の回転
力を、マッサージユニット１に取付けられた左右一対の
施療ローラ４、５に伝達し、この施療ローラ４、５によ
り指圧が行えるようになっている。
態を、図１〜図３に基づいて説明する。この実施形態に
係るマッサージユニット１は、マッサージシートのシー
トバック２部分に設けられている。シートバック２の内
部には、シートバック２に沿って上下方向に延びる１本
の送りネジ３が設けられている。この送りネジ３は、通
常のネジ棒ではなく、回転も伝達可能なネジになってい
る（例えば、通常の丸ネジ棒の側面を長手方向に沿って
カットした断面Ｄ形をしている）。マッサージユニット
１には、この送りネジ３のネジ部分に螺合するナット
（図示せぬ）と、送りネジ３の断面Ｄ形に係合して回転
する回転体（図示せぬ）が設けられている。そして、ナ
ットがクラッチを介して送りネジ３に係合することによ
りマッサージユニット１を送りネジ３に沿って上下動さ
せることができ、回転体で取り出した送りネジ３の回転
力を、マッサージユニット１に取付けられた左右一対の
施療ローラ４、５に伝達し、この施療ローラ４、５によ
り指圧が行えるようになっている。
【００１２】送りネジ３の左右両側には、２本のレール
６が設けられている。そして、マッサージユニット１の
両側に設けられたガイドローラ７を、このレール６に沿
って当接させることにより、マッサージユニット１を安
定した状態で上下動させることができる。
６が設けられている。そして、マッサージユニット１の
両側に設けられたガイドローラ７を、このレール６に沿
って当接させることにより、マッサージユニット１を安
定した状態で上下動させることができる。
【００１３】送りネジ３の下端部は、ベアリング８によ
り軸支されていると共にプーリ９が取付けられている。
また、レール６の一方には、速度可変モータ１０が固定
され、そのシャフトの先端にもプーリ１１が固定され、
両プーリ９、１１間に動力伝達用のベルト１２が巻回さ
れている。この速度可変モータ１０は、変速機構を使用
せずに、回転速度を無段で可変できる機能を有してい
る。回転速度の変更は、座者の手元に設けられたダイヤ
ルにより行うことができる。この実施形態では、１５〜
５００回転／分の範囲で可変できる。変速機構を必要と
しないため、構造が簡単で、組立も容易である。
り軸支されていると共にプーリ９が取付けられている。
また、レール６の一方には、速度可変モータ１０が固定
され、そのシャフトの先端にもプーリ１１が固定され、
両プーリ９、１１間に動力伝達用のベルト１２が巻回さ
れている。この速度可変モータ１０は、変速機構を使用
せずに、回転速度を無段で可変できる機能を有してい
る。回転速度の変更は、座者の手元に設けられたダイヤ
ルにより行うことができる。この実施形態では、１５〜
５００回転／分の範囲で可変できる。変速機構を必要と
しないため、構造が簡単で、組立も容易である。
【００１４】送りネジ３に係合された回転体から取り出
された回転力は、図２に示す回転ギア１３に伝達され、
水平方向に配された回転軸１４を回転させる。この回転
軸１４の両端部には、軸が中心から所定の偏心幅Ｓだけ
ずれた偏心ローラ１５、１６が、回転軸１４と一体的に
回転するように固定されている。この実施形態では、回
転軸１４に対する偏心ローラ１５、１６の偏心方向を１
８０°相違させた。すなわち、双方の偏心ローラ１５、
１６を互いに反対側へ向けて偏心させた（図３中の矢印
Ｄが偏心方向である）。
された回転力は、図２に示す回転ギア１３に伝達され、
水平方向に配された回転軸１４を回転させる。この回転
軸１４の両端部には、軸が中心から所定の偏心幅Ｓだけ
ずれた偏心ローラ１５、１６が、回転軸１４と一体的に
回転するように固定されている。この実施形態では、回
転軸１４に対する偏心ローラ１５、１６の偏心方向を１
８０°相違させた。すなわち、双方の偏心ローラ１５、
１６を互いに反対側へ向けて偏心させた（図３中の矢印
Ｄが偏心方向である）。
【００１５】そして、この偏心ローラ１５、１６の外面
に相対回転可能に取付けられているのが施療ローラ４、
５である。回転軸１４と一体に偏心ローラ１５、１６が
回転すると、左右の施療ローラ４、５が、偏心幅Ｓの２
倍に相当するストロークで往復運動するため、この施療
ローラ４、５により希望する部位を指圧することができ
る。しかも、２つの偏心ローラ１５、１６の偏心方向が
互いに相違しているため、２つの施療ローラ４、５が片
方づつ交互に指圧することになる。従って、２つの施療
ローラ４、５で同時に指圧していた従来のように、体が
指圧方向に押されて移動するようなことがないため、施
療ローラ４、５と体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
に相対回転可能に取付けられているのが施療ローラ４、
５である。回転軸１４と一体に偏心ローラ１５、１６が
回転すると、左右の施療ローラ４、５が、偏心幅Ｓの２
倍に相当するストロークで往復運動するため、この施療
ローラ４、５により希望する部位を指圧することができ
る。しかも、２つの偏心ローラ１５、１６の偏心方向が
互いに相違しているため、２つの施療ローラ４、５が片
方づつ交互に指圧することになる。従って、２つの施療
ローラ４、５で同時に指圧していた従来のように、体が
指圧方向に押されて移動するようなことがないため、施
療ローラ４、５と体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
【００１６】また、この実施形態では、速度可変モータ
１０を用いたことにより、偏心ローラ１５、１６の回転
数（施療ローラ４、５の指圧速度）を無段階で変更でき
るため、回転速度を変更する際に、回転速度が急激に変
わることがなく、使用感が良い。また、無段で可変でき
るため、回転数の範囲内でれば、使用者にとって最も快
適な回転速度を精度良く得ることができる。
１０を用いたことにより、偏心ローラ１５、１６の回転
数（施療ローラ４、５の指圧速度）を無段階で変更でき
るため、回転速度を変更する際に、回転速度が急激に変
わることがなく、使用感が良い。また、無段で可変でき
るため、回転数の範囲内でれば、使用者にとって最も快
適な回転速度を精度良く得ることができる。
【００１７】この発明では、２つの施療ローラ４、５が
同時に体を指圧しなければ良いため、偏心ローラ１５、
１６の偏心方向は、少しでも相違していれば良い。但
し、指圧効果を高めるには、偏心方向の相違角度は、９
０°以上であること望ましく、特に、前記実施形態のよ
うに１８０°にすれば、交互に指圧する施療ローラ４、
５の時間差が最大になり、指圧効果が更に高まる。
同時に体を指圧しなければ良いため、偏心ローラ１５、
１６の偏心方向は、少しでも相違していれば良い。但
し、指圧効果を高めるには、偏心方向の相違角度は、９
０°以上であること望ましく、特に、前記実施形態のよ
うに１８０°にすれば、交互に指圧する施療ローラ４、
５の時間差が最大になり、指圧効果が更に高まる。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、２つの偏
心ローラの偏心方向が互いに相違しているため、２つの
施療ローラが片方づつ交互に体を指圧することになる。
従って、２つの施療ローラで同時に指圧していた従来の
ように体が指圧方向に押されて大きく動くことがないた
め、施療ローラと体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
心ローラの偏心方向が互いに相違しているため、２つの
施療ローラが片方づつ交互に体を指圧することになる。
従って、２つの施療ローラで同時に指圧していた従来の
ように体が指圧方向に押されて大きく動くことがないた
め、施療ローラと体との相対変位が大きくなり、指圧効
果が高まる。
【００１９】請求項２記載の発明によれば、２つの施療
ローラの偏心方向の相違角度が９０°以上であるため、
交互に指圧する施療ローラの時間差が大きくなり、指圧
効果が高まる。
ローラの偏心方向の相違角度が９０°以上であるため、
交互に指圧する施療ローラの時間差が大きくなり、指圧
効果が高まる。
【００２０】請求項３記載の発明によれば、２つの施療
ローラの偏心方向の相違角度が１８０°であるため、交
互に指圧する施療ローラの時間差が最大になり、指圧効
果が更に高まる。
ローラの偏心方向の相違角度が１８０°であるため、交
互に指圧する施療ローラの時間差が最大になり、指圧効
果が更に高まる。
【図１】この実施形態に係るマッサージユニットを示す
正面図。
正面図。
【図２】図１中矢示ＳＡ−ＳＡ線に沿う断面図。
【図３】施療ローラの偏心方向を示す説明図。
４、５ 施療ローラ １０ 速度可変モータ １４ 回転軸 １５、１６ 偏心ローラ Ｄ 偏心方向 Ｓ 偏心幅
Claims (3)
- 【請求項１】 水平な回転軸に左右一対の偏心ローラを
固定し、該偏心ローラの外面に相対回転可能な施療ロー
ラをそれぞれ取付けたマッサージユニットであって、 前記２つの偏心ローラの偏心方向が互いに相違している
ことを特徴とするマッサージユニット。 - 【請求項２】 請求項１記載のマッサージユニットであ
って、 偏心方向の相違角度が９０°以上であることを特徴とす
るマッサージユニット。 - 【請求項３】 請求項２記載のマッサージユニットであ
って、 偏心方向の相違角度が１８０°であることを特徴とする
マッサージユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10340410A JP2000157593A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | マッサージユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10340410A JP2000157593A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | マッサージユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000157593A true JP2000157593A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18336689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10340410A Pending JP2000157593A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | マッサージユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000157593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110151033A (zh) * | 2019-05-06 | 2019-08-23 | 谢奉先 | 一种背部助洗按摩机 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10340410A patent/JP2000157593A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110151033A (zh) * | 2019-05-06 | 2019-08-23 | 谢奉先 | 一种背部助洗按摩机 |
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