JP2000157562A - 口腔洗浄器 - Google Patents

口腔洗浄器

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JP2000157562A
JP2000157562A JP10339401A JP33940198A JP2000157562A JP 2000157562 A JP2000157562 A JP 2000157562A JP 10339401 A JP10339401 A JP 10339401A JP 33940198 A JP33940198 A JP 33940198A JP 2000157562 A JP2000157562 A JP 2000157562A
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JP
Japan
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pump
liquid
tank
mouth
nozzle
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JP10339401A
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English (en)
Inventor
Minoru Kawamoto
実 河本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプを動作させる駆動源の電圧を一定とし
て、ノズルから排出される単位時間当りの液体量を変化
させる利便性の高い口腔洗浄器を提供すること。 【解決手段】 液体を貯蔵するタンク1と、前記液体を
吸引するポンプ2と、ポンプ2に吸引された液体をポン
プ2の押出により口腔に向けて吐出するノズル4と、を
備え、ノズル4から吐出する液体により口腔を洗浄する
口腔洗浄器において、タンク1とポンプ2の間に、外気
に分岐する吸気路6を設けてなる。また、ポンプ2から
タンク1及び外気に分岐する部分に、タンク1または外
気のどちらか一方をポンプ2に連通させる切替弁を設け
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルから吐出す
る液体により口腔を洗浄する口腔洗浄器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す如く、液体を貯蔵
するタンク1と、前記液体を吸引するポンプ2と、ポン
プ2に吸引された液体をポンプ2の押出により口腔に向
けて吐出するノズル4と、を備え、ノズル4から吐出す
る液体により口腔を洗浄するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、ノズルから排出される単位時間当
りの液体量は、ポンプ内のピストンを駆動する駆動源の
電圧を変化させることにより、サイクル時間が変化して
可能となるが、電圧を変化させる機能か、別電圧を発生
する機能を追加する必要があった。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、ポンプを動作させる駆動
源の電圧を一定として、ノズルから排出される単位時間
当りの液体量を変化させる利便性の高い口腔洗浄器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の口腔洗浄器は、液体を貯蔵するタン
クと、前記液体を吸引するポンプと、ポンプに吸引され
た液体をポンプの押出により口腔に向けて吐出するノズ
ルと、を備え、ノズルから吐出する液体により口腔を洗
浄する口腔洗浄器において、タンクとポンプの間に、外
気に分岐する吸気路を設けてなることを特徴とする。
【0006】したがって、液体と空気を混合して、衝撃
力が高くなるため、洗浄感が良くなる。また、液体を使
用する頻度、即ち、液体使用量を制限して、タンクに貯
蔵されている液体を有効的に使用できるため、携帯式の
口腔洗浄機の場合には、液体の追加頻度を少なくするこ
とができる。
【0007】また、請求項2記載の口腔洗浄器は、請求
項1記載のポンプからタンク及び外気に分岐する部分
に、タンクまたは外気のどちらか一方をポンプに連通さ
せる切替弁を設けたことを特徴とする。
【0008】したがって、液体と空気の混入状態を自由
自在に操作できるため、用途に応じて使用を変化するこ
とできる。
【0009】また、請求項3記載の口腔洗浄器は、請求
項2記載の切換弁が、駆動源をポンプと共有し、ポンプ
と連動するものであることを特徴とする。
【0010】したがって、切換弁を動かす駆動源を特別
に設ける必要がないため、口腔洗浄器本体をコンパクト
にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項
1乃至2に対応する第1の実施の形態を示し、図5は、
本発明の請求項1乃至3全てに対応する第2の実施の形
態を示したものである。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、本発明の一
実施の形態の詳細を示す断面図である。図2は、同実施
の形態の要部を示す説明図である。図3は、同実施の形
態の駆動構成を示す説明図である。図4は、同実施の形
態の駆動状態を示す説明図である。(a)は、ポンプ圧
力を示すグラフ、(b)は、切換弁の駆動状態を示す説
明図である。
【0013】この実施の形態の口腔洗浄器は、液体を貯
蔵するタンク1と、前記液体を吸引するポンプ2と、ポ
ンプ2に吸引された液体をポンプ2の押出により口腔に
向けて吐出するノズル4と、を備え、ノズル4から吐出
する液体により口腔を洗浄する口腔洗浄器において、タ
ンク1とポンプ2の間に、外気に分岐する吸気路6を設
けてなる。また、ポンプ2からタンク1及び外気に分岐
する部分に、タンク1または外気のどちらか一方をポン
プ2に連通させる切替弁を設けている。
【0014】図1及び図3に示す一実施の形態は、電池
17を電力源とする携帯式の口腔洗浄器である。上記構
成は、機構部分を収納する本体18と、液体を貯蔵する
タンク1と、本体18に着脱自在に取り付けられたノズ
ル4で構成されている。また、本体18の表面には、使
用者が開始及び停止の指令を行う操作部19が設けられ
ている。また、本体18とタンク1も着脱自在となって
いる。
【0015】本体18は、電力供給を行う電池17と、
電池17の電力を受けて駆動するモータ16と、モータ
16の駆動を受けて動作するポンプ2とで構成されてい
る。モータ16の駆動軸には、ピニオン20が取り付け
られている。ポンプ2は、端部にピニオン20とかみ合
う歯を有する円形のギア12と、ギアの中心軸から偏心
する位置に回転自在の偏心軸15に係止されたシャフト
14と、シャフト14が回転自在に取り付けられたピス
トン11と、ピストン11が封止状態を保ち摺接するピ
ストンケース29とで構成されている。さらに、ピスト
ンケース29には、吸入を制御する吸入弁9と、吐出を
制御する吐出弁10が設けられている。吸入弁9は、ピ
ストン11が下死点において最大となって開口し、上死
点において封止される。吐出弁10は、吸入弁9と逆の
動作で、下死点で封止され、上死点で開口する。また、
吸入弁9には、切換弁8が連通されており、切換弁8に
は、外気に通じる吸気路6と、タンク1に通じる吸水路
3が連通している。また、切換弁8は、回路部25によ
り、電磁コイル27,28に電気を送り、切換弁8を動
作させて、吸気路6と吸水路3の二つの通路の切換を行
う。
【0016】次に、動作について説明する。使用者の操
作部19を通した司令により、洗浄が開始されると、モ
ータ16が駆動し、ピニオン20にかみ合っているギア
が回転する。ギアの回転により、ギアに設けられている
偏心軸15に従動してシャフト14が偏心運動を行うた
め、シャフト14に取り次げられたピストン11が、ピ
ストンケース29のガイドを受けて上下に運動する。ピ
ストン11が下降すると、吐出弁10が閉となって負圧
状態となるため、吸入弁9が開口し、切換弁8からの液
体又は空気を吸入する。ピストン11が上昇すると、吸
入弁9が閉となり、ピストン11の上昇に伴い圧力が増
加して、排出弁が開となり、ピストン11に吸入されて
いた液体又は空気がポンプ2からノズル4に至り、ノズ
ル4より、口腔に向けて吐出される。
【0017】次に、切換弁8の動作の一例を説明する。
図4(a)のように水と空気を交互に吸引させて吐出す
る駆動状態の場合には、図4(b)のように、切換弁8
が吸水路3に連通し、吸入弁9が開状態では、水が吸入
される。ピストン11の上昇に伴い、吸入弁9が閉とな
り、水が吐出される。次に、切換弁8が吸気路6に連通
し、吸入弁9が開状態になると、吸気が吸入され、ピス
トン11上昇で吐出される。上記の繰り返しにより、水
と空気を交互に吐出する。また、切換弁8の動作を早く
して、ピストン11が吸入と吐出の1サイクル中に数回
の切換を行いことも可能で、この時は、空気と水が混合
したものがノズル4より吐出される。
【0018】したがって、上記構成の口腔洗浄器は、液
体と空気を混合して、衝撃力が高くなるため、洗浄感が
良くなる。また、液体を使用する頻度、即ち、液体使用
量を制限して、タンク1に貯蔵されている液体を有効的
に使用できるため、携帯式の口腔洗浄機の場合には、液
体の追加頻度を少なくすることができる。頻度を少なく
することができる。また、液体と空気の混入状態を自由
自在に操作できるため、用途に応じて使用を変化するこ
とできる。
【0019】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施
の形態を示す概略構成図である。
【0020】この実施の形態は、切換弁の駆動構成のみ
が第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第
1の実施の形態のものと同一である。
【0021】この切換弁8の駆動構成は、切換弁8が、
駆動源をポンプ2と共有し、ポンプ2と連動するものと
している。切換弁ギア21をモータ16のピニオン20
にかみ合わせ、ピストン11同様偏心運動により、切換
弁8を動作させるものである。
【0022】したがって、切換弁を動かす駆動源を特別
に設ける必要がないため、口腔洗浄器本体をコンパクト
にできる。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の口
腔洗浄器は、洗浄感が良いと共に、液体の追加頻度が少
なく、使用者の負担が少ないため、快適に使用可能な口
腔洗浄器を提供することができる。
【0024】また、請求項2記載の口腔洗浄器は、請求
項1記載のものの効果に加え、液体と空気の混入割合を
用途に応じて、変化させることが簡単であるため、使い
勝手が良い口腔洗浄器を提供することができる。
【0025】また、請求項3記載の口腔洗浄器は、請求
項2記載のものの効果に加え、コンパクトな本体で、操
作がしやすいため、使い勝手が良い口腔洗浄器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の詳細を示す断面図であ
る。
【図2】同実施の形態の要部を示す説明図である。
【図3】同実施の形態の駆動構成を示す説明図である。
【図4】同実施の形態の駆動状態を示す説明図である。
【図5】第2の実施の形態を示す概略構成図である。
【図6】本発明の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 ポンプ 4 ノズル 6 吸気路 8 切換弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯蔵するタンクと、前記液体を吸
    引するポンプと、ポンプに吸引された液体をポンプの押
    出により口腔に向けて吐出するノズルと、を備え、ノズ
    ルから吐出する液体により口腔を洗浄する口腔洗浄器に
    おいて、タンクとポンプの間に、外気に分岐する吸気路
    を設けてなることを特徴とする口腔洗浄器。
  2. 【請求項2】 前記ポンプからタンク及び外気に分岐す
    る部分に、タンクまたは外気のどちらか一方をポンプに
    連通させる切替弁を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の口腔洗浄器。
  3. 【請求項3】 前記切換弁が、駆動源をポンプと共有
    し、ポンプと連動するものであることを特徴とする請求
    項2記載の口腔洗浄器。
JP10339401A 1998-11-30 1998-11-30 口腔洗浄器 Pending JP2000157562A (ja)

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