JP2000157324A - 洗髪装置及びこれに用いる首受け部材 - Google Patents

洗髪装置及びこれに用いる首受け部材

Info

Publication number
JP2000157324A
JP2000157324A JP10336423A JP33642398A JP2000157324A JP 2000157324 A JP2000157324 A JP 2000157324A JP 10336423 A JP10336423 A JP 10336423A JP 33642398 A JP33642398 A JP 33642398A JP 2000157324 A JP2000157324 A JP 2000157324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neck
neck receiving
hair
washing
receiving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10336423A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Shimizu
寛久 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oohiro Works Ltd
Original Assignee
Oohiro Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oohiro Works Ltd filed Critical Oohiro Works Ltd
Priority to JP10336423A priority Critical patent/JP2000157324A/ja
Priority to US09/378,186 priority patent/US6212703B1/en
Priority to TW089213149U priority patent/TW595336U/zh
Priority to KR1019990049491A priority patent/KR100328286B1/ko
Publication of JP2000157324A publication Critical patent/JP2000157324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D19/00Devices for washing the hair or the scalp; Similar devices for colouring the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D19/00Devices for washing the hair or the scalp; Similar devices for colouring the hair
    • A45D19/06Devices for washing the hair or the scalp; Similar devices for colouring the hair in the form of bowls or similar open containers
    • A45D19/08Adaptations of wash-basins
    • A45D19/10Backward lavabos

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 首部を洗髪する際に被洗髪者が首部に違和感
を覚えるのを低減することが可能な洗髪機及びこれに用
いる首受け部材を提供する。 【解決手段】 その上部に被洗髪者6が仰向けの状態で
頭部を挿入する開口部を有し、その前縁部分1aに被洗
髪者6の首部を受ける首受け部101cが形成された水
槽1を備えた洗髪装置において、首受け部101cが、
複数のスリット14が形成された板状に形成され、水槽
1内に、首受け部101cの複数のスリット14が形成
された部分の下面に向けて洗浄水を噴射する洗浄水噴射
手段5が配設されてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容院,理髪店等
に設置される洗髪装置及びこれに用いる首受け部材に関
し、特に被洗髪者の首部を洗髪するものに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の洗髪機の被洗髪者の首部を
洗髪するための構成を示す図であって、図8(a) は洗髪
機の概略の構成を示す斜視図、図8(b) は洗髪機の被洗
髪者の首部を洗髪するための構成を示す斜視図である。
【0003】図8(a) において、洗髪機は、上部に開口
部を有する水槽1を有しており、該水槽1の前縁部1a
に、仰向けの状態の被洗髪者6の首部を受ける首受け部
材51が配設されている。また、55は被洗髪者の頭部
の髪を洗浄するための頭部洗浄パイプ、56は洗浄水を
噴出するノズルである。
【0004】次に、図8(b) において、水槽1の前縁部
1aには溝部57が形成され、該溝部57の上端に首受
け部材51が配設されている。該首受け部材51は、被
洗髪者6の首部を受ける首受け部51aが上記溝部57
を覆うように形成され、該首受け部51aには、洗浄水
を通すための洗浄水通過孔52が形成されている。ま
た、水槽1の下部には、そのノズル54から上記首受け
部材51の洗浄水通過孔52に向けて洗浄水を噴出する
首部洗浄パイプ53が配設されている。
【0005】次に、このように構成された洗髪機による
首部の洗髪動作を説明する。まず、被洗髪者6を仰向け
の状態にし、その首部を首受け部材51の首受け部51
aで受けるようにして、その頭部を水槽1の開口部に挿
入する。次いで、洗髪機を、首部の洗髪を行うよう操作
すると、首部洗浄パイプ53のノズル54から、洗浄水
が首受け部材51の洗浄水通過孔52に向け噴射され、
それにより、被洗髪者6の首部が洗髪される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の洗髪機では、被洗髪者6の首部を、首受け部材51
の1つの大きな洗浄水通過孔52が形成された首受け部
51aで受けるため、被洗髪者6が首部に違和感を覚え
るという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、首部を洗髪する際に被洗髪者が首部
に違和感を覚えるのを低減することが可能な洗髪機及び
これに用いる首受け部材を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る洗髪装置は、その上部に被洗髪者が仰向けの状態で頭
部を挿入する開口部を有し、その前縁部分に上記被洗髪
者の首部を受ける首受け部が形成された水槽を備えた洗
髪装置において、上記首受け部は、複数のスリット又は
小孔が形成された板状に形成され、上記水槽内に、上記
首受け部の複数のスリット又は小孔が形成された部分の
下面に向けて洗浄水を噴射する洗浄水噴射手段が配設さ
れてなるものである。
【0009】本発明(請求項2)に係る洗髪装置は、上
記洗髪装置(請求項1)において、上記水槽の前縁部分
に切欠部が形成され、該切欠部に、略逆J字状に折れ曲
がるように形成され、その上面部分の左右の縁部を除く
部分に上記首受け部が形成された板体からなる首受け部
材が、その後面の下縁部を除く周縁部が該切欠部の周縁
部の上記水槽の前縁部分に重なり合うようにして配設さ
れてなるものである。
【0010】本発明(請求項3)に係る洗髪装置は、上
記洗髪装置(請求項2)において、上記洗浄水噴射手段
は、上記切欠部の上記首受け部材で覆われた部分に配設
されてなるものとしたものである。
【0011】本発明(請求項4)に係る洗髪装置は、上
記洗髪装置(請求項1ないし3のいずれか)において、
上記洗浄水噴射手段の洗浄水の噴射角度を調整可能とし
たものである。
【0012】本発明(請求項5)に係る洗髪装置は、上
記洗髪装置(請求項1)において、上記水槽の前縁部分
に切欠部が形成され、その側面及び底面が該切欠部の側
面及び底面に嵌合するよう形成され、その後面の下部に
開口部が形成され、かつその上壁部分に上記首受け部が
形成された箱体からなる首受け部材が、該切欠部に嵌挿
されて上記水槽の前縁部分に取り付けられてなるもので
ある。
【0013】本発明(請求項6)に係る洗髪装置は、上
記洗髪装置(請求項5)において、上記洗浄水噴射手段
は、上記首受け部材の内部に配設されてなるものとした
ものである。
【0014】本発明(請求項7)に係る洗髪装置は、洗
髪機の水槽の前縁部分に形成された切欠部に嵌め込むよ
うに取り付けられる首受け部材であって、その側面及び
底面が上記切欠部の側面及び底面に嵌合するよう形成さ
れ、その後面の下部に開口部が形成され、かつその上壁
部分に複数のスリット又は小孔を有する板状に形成され
た、仰向け状態の被洗髪者の首部を受けるための首受け
部が形成された箱体からなるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1による洗髪機の概略の構成を示す縦断面図で
ある。図において、本実施の形態1による洗髪機は水槽
1を有しており、該水槽1は、その側壁を折り曲げるよ
うにしてその周縁部を厚く形成されてなり、該周縁部を
キャビネット2で保持されている。また、上記水槽1
は、その上部に被洗髪者6が仰向けの状態で頭部を挿入
する開口部を有し、その前縁部1aに上記被洗髪者6の
首部を受ける首受け部101cが形成されている。この
首受け部101cは、上記水槽1の前縁部1aに形成さ
れた切欠部3に配設された首受け部材4に形成されてお
り、該切欠部3の首受け部材4で覆われた部分に、該首
受け部材4の首受け部101cのスリット14が形成さ
れた部分の下面に向けて洗浄水を噴射する洗浄パイプ5
が配設されている。ここで、洗浄パイプ5には、洗浄水
と、シャンプー液,リンス液が混合された洗浄水とが切
り替えて供給されるように構成されている。
【0016】また、上記水槽1の内面には、被洗髪者6
の頭部及び首部に洗浄水を噴射するシャワーヘッドS1
〜S7、及び被洗髪者6の頭部及び首部にシャンプー液
及びリンス液が混合された洗浄水を噴射するノズルヘッ
ドN1〜N3が配設され、これらシャワーヘッドS1〜
S7,ノズルヘッドN1〜N3,及び上記洗浄パイプ5
は、制御装置(図示せず)の制御を受けて自動的に洗浄
水を噴射するように構成されている。
【0017】次に、水槽前縁部の首受け部101cが形
成された部分100の詳細な構成を図2,図3を用いて
説明する。図2は、図1の洗髪機の首受け部の詳細な構
成を示す斜視図、図3は図1の首受け部材の構成を示す
図であって、図3(a) は斜視図、図3(b) は正面図、図
3(c) は背面図、図3(d) は平面図、図3(e) は側面図
である。
【0018】これらの図において、水槽1の前縁部1a
に、例えば、該前縁部1aの延在方向(左右方向)に垂
直な左右の側面3a,3bと水平な底面3cとを有する
切欠部3が形成され、さらに、該切欠部3に沿って段部
7が形成され、該段部7の切欠部3の底面3cに沿った
部分にネジ孔8が穿設されている。
【0019】また、上記切欠部3の左右の側面3a,3
bの下部の互いに対向する部分にパイプ挿通孔12が穿
設され、該パイプ挿通孔12を貫通するように洗浄パイ
プ5が配設されている。該洗浄パイプ5は、その外周面
の上方向を向いた部分に多数の噴出孔5aが軸方向に列
設されており、また、その先端が閉じられ、その後端が
継手21で給水管35に接続されている。
【0020】次に、首受け部材4は、略逆J字状に折れ
曲がるように形成され、その後面の下縁部を除く周縁部
が該切欠部の周縁部の水槽1の前縁部分に重なり合うよ
う形成され、かつその上面部分の左右の縁部を除く部分
に首受け部101cが形成された板体からなる部材であ
って、ここでは、それぞれ水平に延在する略矩形の左右
の縁部101a,101b、及び該左右の縁部101
a,101bの間に、その前端が該左右の縁部101
a,101bの前端に揃い、その後端が該左右の縁部1
01a,101bの後端から半円状に突出し、左右方向
において凹状に湾曲するとともに前後方向において凸状
に湾曲するよう延在する首受け部101cからなる上面
部101と、該上面部101の前端から略下方に延びる
前面部102と、上記上面部101の後端から略下方に
延びる後面部103とからなっており、さらに、該上面
部101の首受け部101cの後半部分に多数の前後方
向に延びるスリット14が左右方向に密接して並ぶよう
に形成され、また、該前面部102の下端部の上記水槽
1の段部7のネジ孔8に対応する部分にネジ挿通孔9が
穿設されている。
【0021】また、首受け部材4は、例えば、FRP
(繊維強化プラスチック)等の硬質の樹脂からなる基層
の上に、発砲スチロール等のクッション材からなるクッ
ション層が形成された2層構造の板で構成されている。
【0022】そして、上記首受け部材4が、上記切欠部
3の段部7に、該段部7の左右の側面7aと該首受け部
材4の左右の側面との間に漏水防止用のパッキング13
を介在させて嵌め込まれ、止めネジ10をそのネジ挿通
孔9を通して水槽1のネジ孔8に螺止することにより、
水槽1に取り付けられている。また、該止めネジ10が
ねじ込まれたネジ挿通孔9に、防水用のキャップ11が
嵌め込まれている。
【0023】次に、以上のように構成された洗髪機の動
作を図1〜図3を用いて説明する。
【0024】図1〜図3において、まず、被洗髪者6を
仰向けの状態にし、その首部を首受け部材4の首受け部
101cで受けるようにして、その頭部を水槽1の開口
部に挿入する。次いで、洗髪機を始動すると、シャワー
ヘッドS1〜S7,及びノズルヘッドN1〜N3により
頭部の洗髪が行われるとともに、洗浄パイプ5から洗浄
水が首受け部材4の首受け部101cの下面に向け噴射
され、該噴射された洗浄水がスリット14を通って被洗
髪者6の首部にかかり、それにより、被洗髪者の首部の
髪が洗浄される。この際、被洗髪者6はその首部を首受
け部材4の多数のスリット14が密集して形成された首
受け部101cで保持されているので、従来例に比べ
て、被洗髪者6が首部に違和感を覚えるのが低減され
る。また、洗浄パイプ5が、切欠部3に配設されている
ので、洗浄水を十分に噴射することができるため、洗浄
力を高めることができる。
【0025】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2による洗髪機の水槽前縁部の首受け部が形成された部
分の構成を示す斜視図である。本実施の形態2による洗
髪機は、洗浄パイプ5の洗浄水の噴射角度を調整可能と
したものである。
【0026】図において、図2と同一符号は同一又は相
当する部分を示し、本実施の形態2による洗髪機は、切
欠部3の右側面3bに継手32が配設され、該継手32
の一端に給水管35が接続され、洗浄パイプ5がその先
端と切欠部3の左側面3aとの間に隙間Dを有するよう
にして該継手32の他端に回動自在に取り付けられてい
る。また洗浄パイプ5の基端部にはレバー31が配設さ
れている。
【0027】次に、この洗浄パイプ5と継手32との接
続構造を図5を用いて説明する。図5は、図4の洗浄パ
イプ5と継手32との接続構造を示す図であって、図5
(a) は縦断面図、図5(b) は図5(a) のA矢示図であ
る。図において、継手32は、基部32aと、該基部3
2aより小さい径を有し、その外周面にガイド溝32c
と2本のOリング溝32dとが形成された嵌挿部32b
とからなる段付き円筒形状を有し、その後端部の内周に
その内孔32eの径より大きい径を有する雌ネジ部32
fが形成されている。そして、継手32の基部32a
が、水槽1の切欠部3の側壁1bを貫通するようにして
該側壁1bに固定され、該継手32の雌ネジ部32f
に、給水管35が、その先端部の外周に形成された雄ネ
ジ部35aで螺合するようにして、接続されている。
【0028】また、洗浄パイプ5は、円形の断面を有
し、その後端部の内周に、その内孔5bの径より大きく
かつ上記継手32の嵌挿部32bに嵌合する径と、該嵌
挿部32bの長さに略等しい長さとを有する継手嵌入部
5cが形成され、該継手嵌入部5cの、上記継手32の
嵌挿部32bのガイド溝32cに対応する部分にネジ孔
5dが穿設されている。そして、この洗浄パイプ5の継
手嵌入部5cが上記継手32の嵌挿部32bに嵌入さ
れ、該継手32の嵌挿部32bのOリング溝32dにO
リング33が配置され、該洗浄パイプ5のネジ孔5dに
ガイドネジ34が螺止されている。それにより、レバー
31を上下すると、それに応じて洗浄パイプ5が周方向
に回動し、その噴出孔5aから噴射される洗浄水の噴射
角度が変化する。
【0029】次に、以上のように構成された洗髪機によ
る被洗髪者の首部の洗髪方法を説明する。まず、実施の
形態1と同様にして、洗髪機を、被洗髪者の首部を洗髪
するよう操作する。次いで、被洗髪者の首部に洗浄パイ
プ5から洗浄水が噴射されると、レバー31を上下し
て、洗浄パイプ5から噴射される洗浄水の噴射角度を調
整する。これにより、被洗髪者の体型や髪形、髪の汚れ
具合等に応じて、最適な状態で首部を洗髪することがで
きる。
【0030】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3による洗髪機の水槽前縁部の首受け部が形成された部
分の構成を示す斜視図、図7は本発明の実施の形態3に
よる首受け部材の構成を示す図であって、図7(a) は斜
視図、図7(b) は正面図、図7(c) は背面図、図7(d)
は側面図である。本実施の形態3による洗髪機は、その
上壁部分に首受け部101cが形成された箱体からなる
首受け部材43が、水槽1の前縁部1aに形成された切
欠部3に嵌挿されて該水槽1の前縁部1aに取り付けら
れてなるものである。これらの図おいて、図2と同一符
号は同一又は相当する部分を示し、本実施の形態3によ
る洗髪機は、水槽1の前縁部1aに、例えば、該前縁部
1aの延在方向に垂直な左右の側面3a,3b、及び水
平な底面3cを有し、該左右の側面3a,3bの下部の
互いに対向する部分に本体側パイプ挿通孔41を有する
切欠部3が形成され、さらに、該切欠部3の底面3cに
沿って段部42が形成され、該段部42にネジ孔46が
穿設されている。
【0031】次に、首受け部材43は、上記切欠部3に
嵌合するよう形成された箱体からなる部材であって、こ
こでは、その下面(底面)が上記切欠部3の底面3cに
合わさる形状(ここでは矩形)に形成された底壁部20
5と、その外面(側面)がそれぞれ上記切欠部3の左右
の側面3a,3bに合わさる形状(ここでは略矩形)に
形成されるとともに、互いの下部の上記切欠部3の本体
側パイプ挿通孔41に対応する部分に首受け側パイプ挿
通孔45がそれぞれ形成され、上記底壁部205の左右
の端から上方に延びる左右の側壁部204a,204b
と、該左右の側壁部204a,204bの上端からそれ
ぞれ水平に延びる左右の縁部201a,201b、及び
該左右の縁部201a,201bの間に、その前端が該
左右の縁部201a,201bの前端に揃い、その後端
が該左右の縁部201a,201bの後端から半円状に
突出し、左右方向において凹状に湾曲するとともに前後
方向において凸状に湾曲するよう延在する首受け部20
1cからなる上壁部201と、該上壁部201,左右の
側壁部204a,204b,及び底壁部205の各前端
をその周縁とする前壁部202と、その左右の端が上記
左右の側壁部204a,204bにそれぞれ接続され、
その下端と上記底壁部205との間に開口部207を形
成するように上記上壁部201の後端から略下方に延び
る後壁部203と、上記前壁部202の下端から下方に
延び、上記水槽1の段部42のネジ孔46に対応する部
分にネジ挿通孔44が形成された取付部206とからな
っており、さらに、上記上壁部201の首受け部201
cの後半部分に多数の前後方向に延びるスリット14が
左右方向に密接して並ぶように形成されている。
【0032】次に、首受け部材43及び洗浄パイプ5の
取付方法を説明する。首受け部材43を取り付けるに
は、まず、首受け部材43を、その本体部分が上記切欠
部3に、その取付部206が上記段部42にそれぞれ位
置し、かつ該切欠部3の左右の側面3a,3bとその左
右の側面204a,204bとの間に漏水防止用のパッ
キング47が介在するようにして、該切欠部3及び段部
42に嵌め込む。
【0033】次いで、キャビネット2の扉(図示せず)
から水槽1の前縁部1aの内部に手を差し入れて、洗浄
パイプ5を、切欠部3の本体側パイプ挿通孔41,パッ
キング47のパイプ挿通孔47a,及び首受け部材43
の首受け側パイプ挿通孔45に通し、その後端を継手2
1を用いて給水管35に接続する。
【0034】次いで、止めネジ10を、首受け部材43
の取付部206のネジ挿通孔44を通して水槽1の段部
42のネジ孔46に螺止し、それにより、首受け部材4
3を水槽1に取り付ける。その後、止めネジ10をねじ
込んだネジ挿通孔44に、防水用のキャップ11を嵌め
込む。これにより、首受け部材43及び洗浄パイプ5の
取り付けが終了する。
【0035】以上のように本実施の形態3においては、
その上壁部分に首受け部101cが形成された箱体から
なる首受け部材43を、水槽1の前縁部1aに形成され
た切欠部3に嵌挿して該水槽1の前縁部1aに取り付け
る構造としたので、首受け部材43の着脱を容易に行う
ことができる。
【0036】なお、上記実施の形態1,2では、首受け
部材4と水槽1の前縁部1aとを別体としたが、これら
を一体としてもよい。
【0037】また、上記実施の形態1〜3では、首受け
部材4,43の上面に多数のスリットを形成するように
したが、スリットに代えて小孔を形成するようにしても
よい。
【0038】また、上記実施の形態1〜3では、スリッ
トを首受け部材4,43の上面の後半部分に形成するよ
うにしたが、これを他の部分に形成してもよい。
【0039】また、上記実施の形態1,2では、洗浄パ
イプ5を切欠部3に配設したが、これを、首受け受け部
材4の首受け部101cの下面に向けて洗浄水を噴射可
能な水槽1内の他の部分に配設してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、その上部に被洗髪者が仰向けの状態で頭部を挿入
する開口部を有し、その前縁部分に上記被洗髪者の首部
を受ける首受け部が形成された水槽を備えた洗髪装置に
おいて、首受け部は、複数のスリット又は小孔が形成さ
れた板状に形成され、水槽内に、首受け部の複数のスリ
ット又は小孔が形成された部分の下面に向けて洗浄水を
噴射する洗浄水噴射手段が配設されてなるものとしたの
で、首部を洗髪する際に、被洗髪者の首部を首受け部の
スリット又は小孔が形成された部分で受けることができ
るため、従来例に比べて、被洗髪者が首部に違和感を覚
えるのを低減することができる。
【0041】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1の発明において、水槽の前縁部分に切欠部が形成さ
れ、該切欠部に、略逆J字状に折れ曲がるように形成さ
れ、その上面の左右の縁部を除く部分に首受け部が形成
された板体からなる首受け部材が、その後面の下縁部を
除く周縁部が該切欠部の周縁部の水槽の前縁部分に重な
り合うようにして配設されてなるものとしたので、被洗
髪者が首部に違和感を覚えるのを低減可能で、かつ首受
け部を別体とした洗髪装置を提供することができる。
【0042】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1の発明において、洗浄水噴射手段が、切欠部の首受
け部材で覆われた部分に配設されてなるものとしたの
で、洗浄水を十分に噴射することができるため、洗浄力
を高めることができる。
【0043】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項1ないし3のいずれかの発明において、洗浄水噴射手
段の洗浄水の噴射角度を調整可能としたので、被洗髪者
の体型や髪形、髪の汚れ具合等に応じて、最適な状態で
首部を洗髪することができる。
【0044】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項1の発明において、水槽の前縁部分に切欠部が形成さ
れ、その側面及び底面が該切欠部の側面及び底面に嵌合
するよう形成され、その後面の下部に開口部が形成さ
れ、かつその上面に首受け部が形成された箱体からなる
首受け部材が、該切欠部に嵌挿されて水槽の前縁部分に
取り付けられてなるものとしたので、被洗髪者が首部に
違和感を覚えるのを低減可能で、かつ首受け部材の着脱
を容易に行うことが可能な洗髪装置を提供することがで
きる。
【0045】また、請求項6の発明によれば、請求項5
の発明において、洗浄水噴射手段が、首受け部材の内部
に配設されてなるものとしたので、洗浄水を十分に噴射
することができるため、洗浄力を高めることができる。
【0046】また、請求項7の発明によれば、洗髪機の
水槽の前縁部分に形成された切欠部に嵌め込むように取
り付けられる首受け部材であって、その側面及び底面が
上記切欠部の側面及び底面に嵌合するよう形成され、そ
の後面の下部に開口部が形成され、かつその上壁部分に
複数のスリット又は小孔を有する板状に形成された、仰
向け状態の被洗髪者の首部を受けるための首受け部が形
成された箱体からなるものとしたので、水槽に容易に着
脱することが可能な首受け部材を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による洗髪機の概略の
構成を示す縦断面図である。
【図2】 図1の洗髪機の水槽前縁部の首受け部が形成
された部分の詳細な構成を示す斜視図である。
【図3】 図1の首受け部材の構成を示す図であって、
斜視図(図3(a) )、正面図(図3(b) )、背面図(図
3(c) )、平面図(図3(d) )、及び側面図(図3(e)
)である。
【図4】 本発明の実施の形態2による洗髪機の水槽前
縁部の首受け部が形成された部分の詳細な構成を示す斜
視図である。
【図5】 図4の洗浄パイプと継手との接続構造を示す
図であって、縦断面図(図5(a) )、及び図5(a) のA
矢示図(図5(b) )である。
【図6】 本発明の実施の形態3による洗髪機の水槽前
縁部の首受け部が形成された部分の詳細な構成を示す斜
視図である。
【図7】 本発明の実施の形態3による首受け部材の構
成を示す図であって、斜視図(図7(a) )、正面図(図
7(b) )、背面図(図7(c) )、及び側面図(図7(d)
)である。
【図8】 従来の洗髪機の被洗髪者の首部を洗髪するた
めの構成を示す図であって、洗髪機の概略の構成を示す
斜視図(図8(a) )、及び洗髪機の被洗髪者の首部を洗
髪するための構成を示す斜視図(図8(b) )である。
【符号の説明】
1 水槽、1a 前縁部、1b 切欠部の側壁、2 キ
ャビネット、3 切欠部、3a 左側面、3b 右側
面、3c 底面、4 首受け部材、5 洗浄パイプ、5
a 噴出孔、5b 内孔、5c 継手嵌入部、5d ネ
ジ孔、6 被洗髪者、7 段部、7a 段部の側面、8
ネジ孔、9 ネジ挿通孔、10 止めネジ、11 キ
ャップ、12 パイプ挿通孔、13 パッキング、14
スリット、21 継手、31 レバー、32 継手、
32a 基部、32b 嵌挿部、32c ガイド溝、3
2d Oリング溝、32e 内孔、32f 雌ネジ部、
33Oリング、34 ガイドネジ、35 給水管、35
a 雄ネジ部、41 本体側パイプ挿通孔、42 段
部、43 首受け部材、44 ネジ挿通孔、45 首受
け側パイプ挿通孔、46 ネジ孔、47 パッキング、
47a パイプ挿通孔、51 首受け部材、51a 首
受け部、52 洗浄水通過孔、53 首部洗浄パイプ、
54 ノズル、55 頭部洗浄パイプ、56 ノズル、
57 溝部、100 水槽前縁部の首受け部が形成され
た部分、101 上面部、101a 左縁部、101b
右縁部、101c 首受け部、102 前面部、10
3 後面部、201 上壁部、201a 左縁部、20
1b 右縁部、201c 首受け部、202 前壁部、
203 後壁部、204 側壁部、204a 左側壁
部、204b 右側壁部、205 底壁部、206 取
付部、207 開口部、D隙間、N1〜N3 ノズルヘ
ッド、S1〜S7 シャワーヘッド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上部に被洗髪者が仰向けの状態で頭
    部を挿入する開口部を有し、その前縁部分に上記被洗髪
    者の首部を受ける首受け部が形成された水槽を備えた洗
    髪装置において、 上記首受け部は、複数のスリット又は小孔が形成された
    板状に形成され、 上記水槽内に、上記首受け部の複数のスリット又は小孔
    が形成された部分の下面に向けて洗浄水を噴射する洗浄
    水噴射手段が配設されてなることを特徴とする洗髪装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の洗髪装置において、 上記水槽の前縁部分に切欠部が形成され、 該切欠部に、略逆J字状に折れ曲がるように形成され、
    その上面部分の左右の縁部を除く部分に上記首受け部が
    形成された板体からなる首受け部材が、その後面の下縁
    部を除く周縁部が該切欠部の周縁部の上記水槽の前縁部
    分に重なり合うようにして配設されてなることを特徴と
    する洗髪装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の洗髪装置において、 上記洗浄水噴射手段は、上記切欠部の上記首受け部材で
    覆われた部分に配設されてなることを特徴とする洗髪装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の洗
    髪装置において、 上記洗浄水噴射手段の洗浄水の噴射角度を調整可能とし
    たことを特徴とする洗髪装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の洗髪装置において、 上記水槽の前縁部分に切欠部が形成され、 その側面及び底面が該切欠部の側面及び底面に嵌合する
    よう形成され、その後面の下部に開口部が形成され、か
    つその上壁部分に上記首受け部が形成された箱体からな
    る首受け部材が、該切欠部に嵌挿されて上記水槽の前縁
    部分に取り付けられてなることを特徴とする洗髪装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の洗髪装置において、 上記洗浄水噴射手段は、上記首受け部材の内部に配設さ
    れてなることを特徴とする洗髪装置。
  7. 【請求項7】 洗髪機の水槽の前縁部分に形成された切
    欠部に嵌め込むように取り付けられる首受け部材であっ
    て、 その側面及び底面が上記切欠部の側面及び底面に嵌合す
    るよう形成され、その後面の下部に開口部が形成され、
    かつその上壁部分に複数のスリット又は小孔を有する板
    状に形成された、仰向け状態の被洗髪者の首部を受ける
    ための首受け部が形成された箱体からなることを特徴と
    する首受け部材。
JP10336423A 1998-11-27 1998-11-27 洗髪装置及びこれに用いる首受け部材 Pending JP2000157324A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336423A JP2000157324A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 洗髪装置及びこれに用いる首受け部材
US09/378,186 US6212703B1 (en) 1998-11-27 1999-08-20 Hair washing apparatus and a neck receiving member used therefor
TW089213149U TW595336U (en) 1998-11-27 1999-09-09 A hair washing apparatus and a neck receiving member used therefor
KR1019990049491A KR100328286B1 (ko) 1998-11-27 1999-11-09 세발 장치 및 이것에 사용되는 목 받침 부재

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336423A JP2000157324A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 洗髪装置及びこれに用いる首受け部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000157324A true JP2000157324A (ja) 2000-06-13

Family

ID=18298985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10336423A Pending JP2000157324A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 洗髪装置及びこれに用いる首受け部材

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6212703B1 (ja)
JP (1) JP2000157324A (ja)
KR (1) KR100328286B1 (ja)
TW (1) TW595336U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183149A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Panasonic Corp 後頭部支持体、および、これを用いた自動洗髪装置
CN105266689A (zh) * 2014-05-29 2016-01-27 酒井医疗株式会社 沐浴装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4901378A (en) * 1989-01-19 1990-02-20 Lealyce Reddell Shampoo basin
JP3133690B2 (ja) 1997-01-29 2001-02-13 三洋電機株式会社 自動洗髪機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183149A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Panasonic Corp 後頭部支持体、および、これを用いた自動洗髪装置
CN105266689A (zh) * 2014-05-29 2016-01-27 酒井医疗株式会社 沐浴装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW595336U (en) 2004-06-21
KR100328286B1 (ko) 2002-03-16
KR20000035346A (ko) 2000-06-26
US6212703B1 (en) 2001-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100386667B1 (ko) 두부.안부세정장치 및 두부.안부세정장치용 기구
JPH03201919A (ja) ブラシ状シャワー器具
US20120084911A1 (en) Washbasin
JP3133690B2 (ja) 自動洗髪機
KR101031033B1 (ko) 빗살형 샤워기 헤드
JP2000157324A (ja) 洗髪装置及びこれに用いる首受け部材
JP2007222415A (ja) 洗髪機能を備えた浴槽装置
US6401272B2 (en) Hair washer
KR20010066732A (ko) 자동 세발기
KR20150094022A (ko) 비데용 노즐팁 어셈블리
KR200375275Y1 (ko) 브러시 일체형 샤워기 헤드
KR100443845B1 (ko) 세발용 용기
JPH1043641A (ja) シャワーヘッド用ジョイントおよびシャワー装置
KR200270870Y1 (ko) 브러쉬용 헤드를 갖는 샤워기
JP4002031B2 (ja) 洗髪機
KR20100007694U (ko) 개량 샤워기 헤드
JP2002263020A (ja) 浴槽洗浄装置
JP2006271628A (ja) シャワー装置
JPH114780A (ja) バスシャワーブラシ
JP2003102535A (ja) 自動洗髪機
JPH11196925A (ja) 頭部・顔部洗浄装置
JPS5847888Y2 (ja) 洗髪用シヤワ−器
JPH039713Y2 (ja)
KR200298393Y1 (ko) 샤워기 헤드
KR20230165601A (ko) 세척이 용이한 샴푸대