JP2000156932A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000156932A
JP2000156932A JP10328139A JP32813998A JP2000156932A JP 2000156932 A JP2000156932 A JP 2000156932A JP 10328139 A JP10328139 A JP 10328139A JP 32813998 A JP32813998 A JP 32813998A JP 2000156932 A JP2000156932 A JP 2000156932A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷に対しての電力の供給を安定して行う。 【解決手段】DC−DCコンバータ30から各ブロック
に所望の電力を供給中、第1の電圧検出部12によって
コンバータ30の入力電圧Vinがコンバータ30の動作
可能入力電圧範囲に基づいて設定した所定の電圧レベル
範囲内でないと判別されたとき、検出信号DT1によっ
てスイッチ11をオフ状態とすると共にラッチ回路20
をセットして信号PSによってコンバータ30の動作を
停止して電力の供給を終了する。電圧Vinが所定の電圧
レベル範囲よりも低い電圧以下となったこと示す第2の
電圧検出部13からの検出信号DT2や、電源スイッチ
14の操作信号SWに基づいてラッチ回路20をリセッ
トして信号PSによってコンバータ30を動作させる。
ラッチ回路20がリセットされるまでは、電圧Vinが所
定の電圧レベル範囲内に復帰しても各ブロックへの電力
の供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源装置に関す
る。詳しくは、電力供給手段から負荷に対して所望の電
力を供給中に、電力供給手段の入力電圧が所定の電圧レ
ベル範囲内でないと判別されたときには電力の供給を停
止するものとし、その後、入力電圧が所定の電圧レベル
範囲よりも低い所定の電圧レベル以下となってから復帰
したことが判別されたあと、あるいは負荷に対しての電
力の供給を停止する操作がなされてから再度電力の供給
を開始する操作がなされたあと、入力電圧が所定の電圧
レベル範囲内となったときには、負荷に対しての電力の
供給を再開することにより、負荷に対して安定して電力
を供給できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置では、入力電圧を監視し
て、入力電圧が所定の電圧範囲内であれば電源装置に接
続された負荷、例えば電子機器を構成する各ブロックに
対して電力の供給を行い、所定の電圧範囲内でないとき
には各ブロックに対して電力の供給を停止することが行
われている。このように、入力電圧が所定の電圧範囲内
であるときに各ブロックに対して電力の供給を行うこと
により、電子機器を安定して動作させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電源装置に
対して電力を供給する電源の出力インピーダンスが高い
場合、あるいは電源としてバッテリーが用いられている
ときにバッテリー残量が少ない場合などでは、電子機器
の動作開始前の入力電圧が所定の電圧範囲内であって
も、電子機器を構成する各ブロックに対して電力の供給
が開始されて負荷が重くなると入力電圧が所定の電圧範
囲よりも低くなってしまう場合が生じてしまう。このよ
うな場合には、上述したように各ブロックに対して電力
の供給が停止される。
【0004】ここで、各ブロックに対して電源の供給が
停止されたことにより負荷が軽くなると、入力電圧が所
定の電圧範囲内に復帰して、再び各ブロックに対して電
力の供給が開始される。また、各ブロックに対して電力
の供給が行われると負荷が重くなることから、再び各ブ
ロックに対して電力の供給が停止される。このように、
各ブロックに対して電力の供給が断続的に行われるの
で、電子機器を安定して動作させることができない場合
が生じてしまう恐れがあった。また、電源の出力インピ
ーダンスが高い場合などに限らず、電子機器での消費電
力が大きくなった場合、すなわち負荷が重くなった場合
にも入力電圧が低下して同様の現象を生じてしまう恐れ
がある。
【0005】そこで、この発明では、負荷に対しての電
力の供給を安定して行うことができる電源装置を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電源装置
は、負荷に対して所望の電力を供給する電力供給手段
と、電力供給手段に入力される電圧が所定の電圧レベル
範囲内であるか否かを検出して第1の検出信号を出力す
る第1の電圧検出部と、電力供給手段に入力される電圧
が所定の電圧レベル範囲よりも低い所定の電圧レベル以
下であるか否かを検出して第2の検出信号を出力する第
2の電圧検出部と、負荷に対しての電力の供給を制御す
るために操作される操作手段と、第1の検出信号と第2
の検出信号と操作手段からの操作信号に基づき、電力供
給手段を制御する制御手段を有し、制御手段では、電力
供給手段から負荷に対して所望の電力を供給中に、第1
の検出信号に基づいて電力供給手段に入力される電圧が
所定の電圧レベル範囲内でないと判別されたときには、
電力供給手段を制御して負荷に対しての電力の供給を停
止するものとし、その後第1の検出信号に基づいて電力
供給手段に入力される電圧が所定の電圧レベル範囲内で
あると判別されたとき、第2の検出信号あるいは操作信
号に基づき電力供給手段を制御して負荷に対しての電力
の供給を再開するものである。
【0007】この発明においては、電子機器の各ブロッ
クに対して例えばDC−DCコンバータから電力が供給
されているとき、DC−DCコンバータの入力電圧が、
DC−DCコンバータ30の動作可能入力電圧範囲内と
なるように設定した所定の電圧レベル範囲内でなくなっ
た判別されたときには、各ブロックへの電力の供給が停
止される。その後、入力電圧が所定のレベル範囲よりも
低い所定の電圧レベル以下となってから復帰したことが
判別されたあと、あるいは電源スイッチが操作されて各
ブロックへの電力の供給が停止されると共に電源スイッ
チが再度操作されて各ブロックへの電力の供給を開始さ
れたあとに、入力電圧が所定の電圧レベル範囲内となっ
たときにDC−DCコンバータから各ブロックに対して
の電力の供給が再開される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図を用いてこの発明に係る
電源装置の実施の一形態について詳細に説明する。
【0009】図1は、電源装置の構成を示しており、直
流の入力電圧VinをDC−DCコンバータ30を用いて
所望の電圧レベルの出力電圧Voutに変換して負荷、す
なわち電子機器を構成する各ブロックに供給する場合を
示している。この直流の入力電圧Vinは、スイッチ11
の一方の端子11aと第1の電圧検出部12と第2の電
圧検出部13に供給する。また、このスイッチ11の他
方の端子11bには、後述するDC−DCコンバータ3
0の入力端子を接続する。
【0010】第1の電圧検出部12は、コンパレータ等
を用いて構成されており、入力電圧Vinが所定の電圧レ
ベル範囲BAの範囲内であるか否かを判別して検出信号
DT1を生成する。この所定の電圧レベル範囲BAは、
DC−DCコンバータ30の動作可能入力電圧範囲内と
なるように設定する。例えばDC−DCコンバータ30
の動作上限電圧が電圧レベル「EH」以下であると共
に、動作下限電圧が電圧レベル「EL」以上の範囲とさ
れているとき、所定の電圧レベル範囲BAの上限を示す
電圧レベル「E1」と下限を示す電圧レベル「E2」は
式(1)を満たすように設定される。 EH≧E1>E2≧EL ・・・(1)
【0011】第1の電圧検出部12で生成された検出信
号DT1は、スイッチ11に供給される。このスイッチ
11では、検出信号DT1に基づき、入力電圧Vinが所
定の電圧レベル範囲BAの範囲内であるときにDC−D
Cコンバータ30の入力端子に入力電圧Vinを供給する
ようにスイッチ動作を行う。また、第1の電圧検出部1
2で生成された検出信号DT1は、後述するラッチ回路
20にも供給される。
【0012】第2の電圧検出部13もコンパレータ等を
用いて構成されており、所定の電圧レベル「E3」と入
力電圧Vinを比較して比較結果を示す検出信号DT2を
生成する。この生成された検出信号DT2は、ANDゲ
ート18に供給される。ここで、第1の電圧検出部12
や第2の電圧検出部13およびラッチ回路20等の動作
下限電圧レベル「ELM」は、DC−DCコンバータ3
0の動作下限電圧レベル「EL」よりも低い電圧レベル
とされており、電圧レベル「E3」は動作下限電圧レベ
ル「ELM」以上であると共に、所定の電圧レベル範囲
BAの下限を示す電圧レベル「E2」よりも低く、さら
に各ブロックに対して電力の供給が断続的に行われるこ
とが起こらない電圧レベルに設定される。
【0013】電源スイッチ14の一つの端子14aは接
地されると共に、他方の端子14bはオープン状態とさ
れる。可動端子14cには、抵抗器15を介して電源供
給端子16が接続されてプルアップされる。この可動端
子14cには、ANDゲート18が接続されて、AND
ゲート18には電源スイッチ14のスイッチ操作に応じ
た操作信号SWが供給される。
【0014】ANDゲート18では、検出信号DT2と
操作信号SWの論理積信号を生成してリセット制御信号
RTとしてラッチ回路20に供給する。
【0015】ラッチ回路20では、検出信号DT1とリ
セット制御信号RTに基づき、DC/DCコンバータ3
0を動作可能状態あるいは動作不能状態とするための動
作制御信号PSを生成してDC/DCコンバータ30に
供給する。この動作制御信号PSは、入力電圧Vinが所
定の電圧レベル範囲BAの範囲内でなくなった場合、電
源スイッチ14を再度オン状態とする操作が行われるま
で、すなわち電源スイッチ14の可動端子14cが端子
14a側とされてから再び端子14b側とされるまで、あ
るいは入力電圧Vinが電圧レベル「E3」以下となって
から再度入力電圧Vinが電圧レベル「E3」よりも高く
なるまでDC/DCコンバータ30を動作不能状態とす
るものである。また、電源スイッチ14が再度オン状態
とされたとき、あるいは入力電圧Vinが再度電圧レベル
「E3」よりも高くなったとき、次に入力電圧Vinが所
定の電圧レベル範囲BAの範囲内でなくなるまでDC/
DCコンバータ30を動作状態とするものである。
【0016】DC/DCコンバータ30では、供給され
た動作制御信号PSに基づき、動作可能状態とされたと
きには、入力された直流の入力電圧Vinを所望の出力電
圧Voutに変換して各ブロックに供給する。また、動作
不能状態であるときには、直流の入力電圧Vinが入力さ
れても出力電圧Voutの出力を停止する。
【0017】次に図2を用いて動作について説明する。
入力電圧Vin(図2A)が所定の電圧レベル範囲BAの
範囲内、すなわち電圧レベル「E1」以下であると共に
電圧レベル「E2」以上であるときには、第1の電圧検
出部12から出力される検出信号DT1(図2C)の信
号レベルはハイレベル「H」となり、スイッチ11が導
通状態とされてDC−DCコンバータ30の入力端子に
入力電圧Vinが供給される。
【0018】また、入力電圧Vinが所定の電圧レベル範
囲BAの範囲内であるときには、第2の電圧検出部から
出力される検出信号DT2(図2D)の信号レベルはハ
イレベル「H」となる。ここで、電源スイッチ14がオ
フ状態であるときには、操作信号SW(図2B)の信号
レベルはローレベル「L」となり、ANDゲート18か
ら出力されるリセット制御信号RT(図2E)の信号レ
ベルはローレベル「L」となる。
【0019】ラッチ回路20では、リセット制御信号R
Tの信号レベルがローレベル「L」であるとき、動作制
御信号PS(図2F)の信号レベルがローレベル「L」
とされる。DC−DCコンバータ30では、動作制御信
号PSの信号レベルがローレベル「L」であることから
動作不能状態とされて、入力電圧Vinを入力しても出力
電圧Vout(図2G)は電圧レベル「0」とされる。
【0020】次に、時点t1で電源スイッチ14の可動
端子14cを端子14b側としてオン状態に設定すると、
操作信号SWの信号レベルはハイレベル「H」となり、
ANDゲート18から出力されるリセット制御信号RT
の信号レベルはハイレベル「H」とされる。
【0021】ラッチ回路20では、リセット制御信号R
Tの信号レベルがハイレベル「H」とされると、次に検
出信号DT1の信号レベルがローレベル「L」とされる
まで動作制御信号PSの信号レベルがハイレベル「H」
とされる。DC−DCコンバータ30では、動作制御信
号PSの信号レベルがハイレベル「H」とされたことか
ら動作状態とされて、出力電圧Voutは所望の電圧レベ
ル「ET」とされる。
【0022】ここで、DC−DCコンバータ30が動作
状態とされたことにより入力電圧Vinが低下して、時点
t2で電圧レベル「E2」よりも低くなると、検出信号
DT1はローレベル「L」とされる。
【0023】ラッチ回路20では、検出信号DT1の信
号レベルがローレベル「L」とされると、次にリセット
制御信号RTがローレベル「L」とされたのちハイレベ
ル「H」とされるまで動作制御信号PSの信号レベルが
ローレベル「L」とされて、DC−DCコンバータ30
は動作不能状態とされる。
【0024】また、DC−DCコンバータ30が動作不
能状態とされると、入力電圧Vinの電圧レベルが復帰し
て所定の電圧レベル範囲BAの範囲内となり、検出信号
DT1の信号レベルはハイレベル「H」とされる。この
とき、リセット制御信号RTの信号レベルはハイレベル
「H」の状態が保持されていることから、ラッチ回路2
0から出力される動作制御信号PSの信号レベルはロー
レベル「L」の状態が保持されて、DC−DCコンバー
タ30は引き続き動作不能状態となる。
【0025】入力電圧Vinが電圧レベル「E2」よりも
低くなる時点t3では、検出信号DT1がローレベル
「L」となり、スイッチ11は非導通状態とされてDC
−DCコンバータ30への入力電圧Vinの供給が停止さ
れる。なお、リセット制御信号RTの信号レベルはハイ
レベル「H」の状態が保持されていることから、ラッチ
回路20から出力される動作制御信号PSの信号レベル
はローレベル「L」の状態が保持されて、DC−DCコ
ンバータ30は引き続き動作不能状態に設定される。
【0026】入力電圧Vinが電圧レベル「E3」よりも
低くなる時点t4では、検出信号DT2がローレベル
「L」となることから、リセット制御信号RTの信号レ
ベルはローレベル「L」とされる。その後、時点t5で
入力電圧Vinを所定の電圧レベル範囲BAの範囲内とす
る処理が行われると、検出信号DT1,DT2がハイレ
ベル「H」となる。また、リセット制御信号RTもハイ
レベル「H」とされる。
【0027】ラッチ回路20では、リセット制御信号R
Tがローレベル「L」とされたのちハイレベル「H」と
されたことから動作制御信号PSの信号レベルがハイレ
ベル「H」とされて、DC−DCコンバータ30は動作
状態とされる。
【0028】このように、入力電圧Vinが所定の電圧レ
ベル範囲BAの範囲外とされたときには、再び入力電圧
Vinが所定の電圧レベル範囲BAの範囲内とされても、
入力電圧Vinが電圧レベル「E3」以下となってから復
帰したことが判別されるまでは、DC−DCコンバータ
30から各ブロックに電力の供給が行われないことか
ら、各ブロックに対しての電力の供給が断続的に行われ
てしまうことを防止することができる。
【0029】図3は、DC−DCコンバータ30が動作
不能状態とされているときに電源スイッチ14を操作し
た場合の動作を示している。なお、図3において、図2
と対応する部分の説明については省略する。
【0030】入力電圧Vinが低下して、時点t2で電圧
レベル「E2」よりも低くなると、上述したようにDC
−DCコンバータ30が動作不能状態となる。その後、
時点taで電源スイッチ14をオフ状態として可動端子
14cを端子14a側に切り換えると、操作信号SWはロ
ーレベル「L」となり、リセット制御信号RTの信号レ
ベルはローレベル「L」とされる。次に、時点tbで電
源スイッチ14をオン状態として可動端子14cを端子
14b側に切り換えると、操作信号SWはハイレベル
「H」となり、リセット制御信号RTの信号レベルはハ
イレベル「H」とされる。
【0031】ラッチ回路20では、リセット制御信号R
Tがローレベル「L」とされたのちハイレベル「H」と
されたことから動作制御信号PSの信号レベルがハイレ
ベル「H」とされて、DC−DCコンバータ30は動作
状態とされる。
【0032】このように、入力電圧Vinが所定の電圧レ
ベル範囲BAの範囲外とされたときには、再び入力電圧
Vinが所定の電圧レベル範囲BAの範囲内とされても、
電源スイッチ14が再度オン状態とされるまでは、DC
−DCコンバータ30から各ブロックに電力の供給が行
われないことから、各ブロックに対して電力の供給が断
続的に行われてしまうことを防止することができる。
【0033】このように、上述の実施の形態によれば、
入力電圧Vinが所定の電圧レベル範囲BAの範囲外とな
ると、DC−DCコンバータ30が動作不能状態にセッ
トされると共に、入力電圧Vinが電圧レベル「E3」以
下となってから復帰したことが判別されるまで、あるい
は電源スイッチ14が再度オン状態とされるまでは動作
不能状態が解除されないことから、電力の供給が断続的
に行われてしまうことを防止することができる。このた
め、出力インピーダンスの高い電源を用いた場合や、残
量の少ない電池等を用いた場合であっても電子機器を安
定して動作させることができる。また、電子機器の消費
電力が大きい場合や、DC−DCコンバータ30に入力
電圧Vinを供給する電源ラインのインピーダンスが高い
場合であっても、電子機器を安定して動作させることが
できる。
【0034】なお、上述の実施の形態では、負荷に電力
を供給するための電力供給手段としてDC−DCコンバ
ータ30を用いるものとしたが、他のスイッチングレギ
ュレータあるいはシリーズレギュレータを用いるものと
しても良い。また、DC−DCコンバータ30の動作を
制御するための動作制御信号PSの生成は、ANDゲー
ト18やラッチ回路20を用いるものに限られるもので
ないことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、第1の検出信号に基
づいて電力供給手段に入力される電圧が所定の電圧レベ
ル範囲内でないと判別されたときには、負荷に対しての
電力の供給が停止されて、第2の検出信号に基づいて電
力供給手段に入力される電圧が所定の電圧レベル以下と
なってから復帰したことが判別されたあと、あるいは負
荷に対しての電力の供給を停止する操作がなされてから
再度電力の供給を開始する操作がなされたあと、第1の
検出信号に基づいて電力供給手段に入力される電圧が所
定の電圧レベル範囲内であると判別されたときに負荷に
対して電力の供給が再開される。
【0036】このため、負荷に対しての電力の供給が停
止されて、電力供給手段に入力される電圧が所定の電圧
レベル範囲内に復帰しても直ちに負荷に対して電力の供
給が再開されることがなく、電力の供給が断続的に行わ
れてしまうことを防止して、電力の供給を安定して行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電源装置の構成を示す図であ
る。
【図2】電源装置の動作を示す図である。
【図3】電源装置の他の動作を示す図である。
【符号の説明】
11・・・スイッチ、12,13・・・電圧検出部、1
4・・・電源スイッチ、18・・・ANDゲート、20
・・・ラッチ回路、30・・・DC−DCコンバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に対して所望の電力を供給する電力
    供給手段と、 前記電力供給手段に入力される電圧が所定の電圧レベル
    範囲内であるか否かを検出して第1の検出信号を出力す
    る第1の電圧検出部と、 前記電力供給手段に入力される電圧が前記所定の電圧レ
    ベル範囲よりも低い所定の電圧レベル以下であるか否か
    を検出して第2の検出信号を出力する第2の電圧検出部
    と、 前記負荷に対しての電力の供給を制御するために操作さ
    れる操作手段と、 前記第1の検出信号と前記第2の検出信号と前記操作手
    段からの操作信号に基づき、前記電力供給手段を制御す
    る制御手段を有し、 前記制御手段では、 前記電力供給手段から前記負荷に対して所望の電力を供
    給中に、前記第1の検出信号に基づいて前記電力供給手
    段に入力される電圧が前記所定の電圧レベル範囲内でな
    いと判別されたときには、前記電力供給手段を制御して
    前記負荷に対しての電力の供給を停止するものとし、 その後前記第1の検出信号に基づいて前記電力供給手段
    に入力される電圧が前記所定の電圧レベル範囲内である
    と判別されたとき、前記第2の検出信号あるいは前記操
    作信号に基づき前記電力供給手段を制御して前記負荷に
    対しての電力の供給を再開することを特徴とする電源装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段では、前記第2の検出信号
    に基づいて前記電力供給手段に入力される電圧が前記所
    定の電圧レベル以下となってから復帰したことが判別さ
    れたのち、前記第1の検出信号に基づいて前記電力供給
    手段に入力される電圧が前記所定の電圧レベル範囲内で
    あると判別されたときには、前記電力供給手段を制御し
    て前記負荷に対しての電力の供給を再開することを特徴
    とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段では、前記操作信号に基づ
    いて前記負荷に対しての電力の供給を停止する操作がな
    されてから再度電力の供給を開始する操作がなされたこ
    とを判別したのち、前記第1の検出信号に基づいて前記
    電力供給手段に入力される電圧が前記所定の電圧レベル
    範囲内であると判別されたときには、前記電力供給手段
    を制御して前記負荷に対しての電力の供給を再開するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の電圧レベル範囲は、前記負荷
    に対して所望の電力を供給可能とする前記電力供給手段
    の入力電圧範囲内に設定することを特徴とする請求項1
    記載の電源装置。
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