JP2000154756A - 排気ガス再循環システムの診断方法 - Google Patents

排気ガス再循環システムの診断方法

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JP2000154756A
JP2000154756A JP11303949A JP30394999A JP2000154756A JP 2000154756 A JP2000154756 A JP 2000154756A JP 11303949 A JP11303949 A JP 11303949A JP 30394999 A JP30394999 A JP 30394999A JP 2000154756 A JP2000154756 A JP 2000154756A
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gas recirculation
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エステラール ゴラマバス
Georg Mallebrein
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 種々の空燃比で駆動可能な内燃機関のEGR
システムの診断方法を改善し、所定の手段でEGRシス
テムの動作能力についてできる限り信頼性の高い報告が
得られるようにする。 【解決手段】 排気ガス空気過剰率を検出する装置と評
価装置とを用いて、排気ガス再循環システムがオンにさ
れる際(ステップ220)に空燃比の変更(ステップ2
30)を行い、排気ガス空気過剰率の経過特性を検出し
て(ステップ240)評価装置へ供給し、排気ガス空気
過剰率が前記変更に追従する経過特性の速度および/ま
たは形状を診断のために評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば種々の空燃
比で駆動可能な内燃機関の燃焼プロセスにおける排気ガ
ス再循環システムの診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】排気ガス再循環装置(以下EGRとも称
する)、特に内燃機関での排気ガス再循環装置が近年重
要性を増している。この排気ガス再循環装置は単にエネ
ルギ変換ひいては燃料消費に対してプラスに働くのみで
なく、排気ガス状態へプラスに作用することにより、現
在および近い将来に要求される厳しい排気ガス基準を考
慮し満足することに対しても重要な役割を果たしてい
る。特に空気の割合が高い状態で運転されるために排気
ガス中の窒素酸化物NOの成分を大幅に増大させる内
燃機関(ガソリンエンジンBDE)では、この技術によ
り窒素酸化物の低減が80%まで達成される。
【0003】この理由から全ての排気ガス関連の部材の
オンボード診断(OBD)のための米国の官報によれ
ば、排気ガス再循環装置の診断は不可欠の手段となって
いる。
【0004】排気ガスの限界値を満足させるために、触
媒コンバータが最適に動作するように燃焼室内の混合気
ひいては空燃比を調整しなければならない。このために
はまず排気ガス空気過剰率λを求める必要がある。この
排気ガス空気過剰率λに基づいて混合気中の空気過剰率
を結論することができる。排気ガス空気過剰率λは有利
にはワイドバンドラムダセンサLSUによって検出さ
れ、実際には周囲空気と排気ガス流との間の酸素濃度差
を示すものである。その後制御ユニットを介して内燃機
関は例えばEGRレートの変更または電子式スロットル
制御EGASへの介入を行い、空燃比を所望の排気ガス
組成が得られるように変更する。
【0005】刊行されていないドイツ連邦共和国特許出
願第19719278.5号明細書にEGRシステムの
診断方法が記載されている。ここでは制御係数が排気ガ
ス再循環装置が投入(オン)されている場合にもオフに
されている場合にも検出され、かつ記憶される。排気ガ
ス再循環装置のオフ時に形成された制御係数と所定の値
との間に差がある場合にはエラー信号が出力される。
【0006】この手法では、制御係数が排気ガス再循環
装置が投入されている場合にもオフにされている場合に
も検出され記憶され、さらにこの制御係数を所定の時間
範囲にわたって平均しなければならないので非常に時間
がかかる。しかも内燃機関の動作条件が診断中に変化し
てしまい、そのために診断結果に誤りが生じることがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に言及した形式のEGRシステムの診断方法を改善し、
所定の手段でEGRシステムの動作能力についてできる
限り信頼性の高い報告が得られるようにすることであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、排気ガス空
気過剰率を検出する装置と評価装置とを用いて、排気ガ
ス再循環システムがオンにされる際に空燃比の変更を行
い、排気ガス空気過剰率の経過特性を検出して評価装置
へ供給し、排気ガス空気過剰率が前記変更に追従する経
過特性の速度および/または形状を診断のために評価す
る方法により解決される。本発明の有利な実施形態は従
属請求項に記載されている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の特に大きな利点は、付加
的な技術手段例えば圧力センサまたは温度センサなどを
必要とせずにEGRシステムの動作能力を診断できるこ
とである。さらにEGRシステムへ直接に介入するので
はなく、単に空燃比の変更のみを行えばよい。
【0010】本発明の有利な実施形態によれば、特に内
燃機関のガソリン直接噴射BDEの内燃機関またはディ
ーゼル内燃機関で空燃比の段階的な変更、または跳躍的
な変更ないし急激な変更が行われる。
【0011】空燃比の所定の変更、特に空燃比の段階的
な変更または跳躍的な変更は予測可能な排気ガス空気過
剰率の所定の変化を生じさせ、この変化を特に有利に診
断のために使用できる。
【0012】本発明の有利な実施形態によれば、排気ガ
ス空気過剰率の経過特性(時間特性)が空燃比の跳躍的
な変更の後に少なくとも2つのレベルを有するか否かを
評価装置により検査し、経過特性が少なくとも2つのレ
ベルを有する場合に排気ガス再循環システムが正常に動
作していると見なされる。
【0013】空燃比が一段で跳躍的に変更される際に排
気ガス空気過剰率の経過特性に少なくとも2つのレベル
が存在することは、排気ガス再循環システム(EGRシ
ステム)が正常に動作していることの確実な示唆であ
る。
【0014】一定のEGRレートを有する内燃機関で空
燃比が一段で跳躍的に変更される場合、検出される排気
ガス空気過剰率の経過特性は空燃比における排気ガス空
気過剰率の経過特性にただちには追従せず、終値に達す
るまでに複数のレベルを有する経過特性を示す。
【0015】このことは排気ガスを吸気管へ戻して燃焼
室へ再び供給するEGR管路で生じる。EGR管路の長
さと断面積とに基づいて、空燃比の跳躍的な変更の直後
にはまだ、別の空気過剰率での先行の燃焼から生じた古
い排気ガスがEGR管路内に存在している。こうしたE
GR管路の蓄積特性が本発明によれば利用される。別の
空気過剰率での先行の燃焼から生じた戻し供給される古
い排気ガスは供給される新気と混合され、一方では変更
された排気ガス空気過剰率を有する新たな排気ガスがE
GR管路へ流れる。これにより供給される空気/燃料混
合気の排気ガス空気過剰率は、古い排気ガスが戻し供給
される期間中に所定の一定の値だけ跳躍的に変化し、同
時に(燃焼後に)排気ガス空気過剰率も変化させる。こ
れにより排気ガス空気過剰率の経過特性に第1のレベル
が生じる。
【0016】新たな排気ガスがEGR管路内に完全に満
たされ、別の排気ガス空気過剰率を有する古い排気ガス
が完全に燃焼室へ戻されると、新たな排気ガスは供給さ
れた新気と混合され、燃焼室へ供給される空気/燃料混
合気の空気過剰率が再び所定の一定の値だけ跳躍的に変
更され、同時に(燃焼後に)排気ガス空気過剰率も変化
する。これにより排気ガス空気過剰率の経過特性に第2
のレベルが生じる。上述の過程は排気ガス空気過剰率が
その終値に達するまでしばしば反復されるため、段階形
状の排気ガス空気過剰率の特性が得られる。
【0017】1つのレベルの長さに相当する時間範囲
は、排気ガスがEGR管路全体を通って流れるのに必要
な時間に等しい。
【0018】排気ガス空気過剰率の経過特性における複
数のレベルによって表される明確性は、吸気管の充填効
果が信号フィルタリングなどに作用するのでこれに悪影
響を受けることがある。しかし重要なのは、排気ガス再
循環システムの容積の排気ガス空気過剰率の経過特性へ
作用する点である。
【0019】本発明の有利な実施形態によれば、排気ガ
ス空気過剰率の経過特性が微分され、この微分の結果が
所定の閾値と比較され、閾値が上方超過される回数がカ
ウントされる。
【0020】閾値が上方超過される回数は排気ガス空気
過剰率の経過特性におけるレベルの数に等しい。
【0021】本発明の有利な実施形態によれば、レベル
の高さをそのつど各レベルに対応する閾値と比較する。
これにより排気ガス再循環部に関する定量的な結論が得
られる。
【0022】本発明の有利な実施形態によれば、排気ガ
ス空気過剰率の経過特性を、排気ガス再循環装置のモデ
ルを用いて計算された排気ガス空気過剰率と比較し、差
がある場合にエラー信号を出力する。これにより排気ガ
ス再循環システム(EGRシステム)の連続的な診断を
行うことができる。
【0023】本発明の有利な実施形態によれば、検出さ
れた排気ガス空気過剰率とモデルを用いて計算された排
気ガス空気過剰率との間の差を形成し、この差を積分器
に供給し、この積分器の出力を閾値と比較し、この閾値
が上方超過される場合にエラー信号を出力する。
【0024】積分器を用いると、長期にわたって発生す
る、排気ガス再循環装置EGRのエラー状態を示す差を
より強く考慮することができる。障害に基づいて発生す
ることのある短時間の差はこの場合ほとんど考慮されな
い。
【0025】本発明の有利な実施形態によれば、排気ガ
ス空気過剰率の経過特性を排気ガス再循環システムのオ
ン時および付加的にオフ時に検出し、複数の経過特性か
ら差を形成して評価する。これにより診断結果への他の
要素の影響を結論することができる。
【0026】本発明の有利な実施形態によれば、前述の
変更を排気ガス空気過剰率が追従する速度を閾値と比較
し、閾値が上方超過される場合にエラーを表示する。
【0027】排気ガス空気過剰率が空燃比の変更を追従
する速度もEGRシステムの診断の尺度として利用でき
る。経験的に求められた閾値と比較することにより、閾
値が上方超過される場合に排気ガス再循環システムにお
ける欠陥が結論される。
【0028】本発明の有利な実施形態によれば、前述の
変更によって排気ガス空気過剰率が変化する速度の大き
さは排気ガス空気過剰率の経過特性の平均の傾きに等し
い。
【0029】検出された排気ガス空気過剰率の経過特性
の平均の傾きは、排気ガス空気過剰率の経過特性全体を
反映している。その際に障害その他による短時間の変化
はほとんど考慮されない。
【0030】本発明の有利な実施形態によれば、前述の
変更によって排気ガス空気過剰率が変化する速度の大き
さは線形化された排気ガス空気過剰率の経過特性の傾き
に等しい。排気ガス空気過剰率の線形の経過特性は特に
簡単に処理できる量である。
【0031】本発明の有利な実施形態によれば、作動中
に生じる空燃比の変更が排気ガス再循環システムの診断
に利用される。
【0032】これによりもはや空燃比を診断のために変
更する必要がなくなる。遡及的に通常動作中に発生する
空燃比の変化を診断のために利用することができる。
【0033】本発明の有利な実施形態によれば、空燃比
の変更を a)空気供給への介入 b)燃料供給への介入の手段のうち少なくとも1つを用
いて行う。上述の手段により空燃比の所望の正確な変更
を行うことができる。
【0034】スロットル装置例えばEGASまたは無負
荷調整器により空気供給装置に介入することができる。
EGAS制御ないし電子式スロットル制御、所定の制御
電気信号例えばステップ信号ないしステップ関数(Spru
ngfunktion)による電子制御を用いて、予め定められた
変更例えば空気供給の跳躍的な変更を達成することがで
きる。
【0035】燃料の噴射時間の変更および/または燃料
量の変更により燃料供給装置に介入することができる。
噴射時間は比較的簡単に制御ユニットを介して変更可能
である。噴射される燃料量の変更は燃料噴射圧力の上昇
または低減により行うことができる。燃料量を変更する
別の手段として、タンクパージバルブの開放または閉鎖
がある。
【0036】特に有利には、排気ガス空気過剰率はワイ
ドバンドラムダセンサLSUから得られる。
【0037】ワイドバンドラムダセンサは排気ガス空気
過剰率λに比例する信号を送出する。これにより空燃比
の変更を大きな範囲にわたって充分な精度で検出するこ
とができる。
【0038】本発明の有利な実施形態によれば、請求項
1に記載の方法はヒータ装置において使用される。
【0039】ヒータ装置における状態と内燃機関におけ
る状態とは一致するので、内燃機関の排気ガス再循環シ
ステムの診断方法をヒータ装置に転用することができ
る。
【0040】
【実施例】本発明の実施例を図示し、以下に詳細に説明
する。
【0041】図1に示されているように、内燃機関では
直接噴射により新気が吸気管1から吸気弁7を介して燃
焼室2へ供給される。スロットルバルブ3を介して燃焼
室2に供給される新気の量を調整することができる。エ
アマスメータ4により内燃機関内へ流入する新気が検出
される。スロットルバルブ3の制御および内燃機関全体
の制御は制御ユニット5によって行われる。制御ユニッ
ト5は評価ユニット6を有している。噴射弁19は燃焼
室2のウォールに配置されている。高圧ポンプ20によ
り燃料に強い圧力が加えられ、燃料管路25と噴射弁1
9とを介して燃焼室2内へ噴射される。さらに燃焼室2
は燃焼時に生じた排気ガスを吐出するための排気弁13
を有している。排気管14内のワイドバンドラムダセン
サ(LSUとも称する)24により排気ガス空気過剰率
λを測定することができ、これにより混合気の空燃比を
求めることができる。EGR管路16は排気管14と吸
気管1とを接続しており、これにより排気管14内の高
圧のために排気ガスは排気管14から吸気管1へ供給さ
れる。EGRバルブ17を用いることによりEGR管路
16内の排気ガス流を調整することができる。燃料タン
ク21からタンクパージ管路22が吸気管1へ通じてお
り、これにより付加的な燃料が吸気管1ひいては燃焼室
2へ達する。タンクパージバルブ23によりタンクパー
ジ管路22内の燃料の流れが調整される。信号線路およ
び制御線路26を介して種々のセンサおよびアクチュエ
ータが制御ユニット5に接続されている。表示装置27
は排気ガス再循環部にエラーがある場合、評価装置5に
よってオンされる。
【0042】図2からわかるように、内燃機関の排気ガ
ス再循環システム(EGRシステム)の診断方法では空
燃比がワイドバンドラムダセンサ24を用いて検出さ
れ、制御ユニット5へ供給される。ステップ210での
EGR診断の開始後、ステップ220でまずEGR診断
のための基本的な前提条件が満足されているか否かがチ
ェックされる。この場合所定のオンに条件が同時に存在
しているか否かがチェックされる。ここでのオンに条件
とは、 a)内燃機関が所定の回転数/負荷ウィンドウ内になけ
ればならない b)排気ガス再循環部が活性化可能な所定の状態になけ
ればならない c)機関温度が所定の閾値を上回っていなければならな
い 点である。これらのEGR診断のための基本的な前提条
件が満足されていない場合、EGR診断はそれ以上動作
しない。
【0043】反対に条件が満足されている場合、ステッ
プ230で空燃比が跳躍的ないし跳躍的に変更され、ス
テップ240で排気ガス空気過剰率λが検出されて評価
装置6へ供給される。一般には排気ガス空気過剰率の検
出は連続的に行われるので、個々の排気ガス空気過剰率
の経過特性の検出は必要ない。評価装置6によりステッ
プ250で排気ガス空気過剰率の経過特性が段階形状の
λ変化の他に少なくとも2つのレベルを示しているか否
かが検査され、ステップ260ではこのレベルが所定の
許容範囲内にあるか否かが検査される。範囲内にある場
合にはステップ270で排気ガス再循環部が正常に動作
していると推論され、そうでない場合にはステップ28
0で排気ガス再循環部に異常が発生していることが推論
される。排気ガス再循環部に異常が発生している場合に
は、ステップ290で相応の手段が内燃機関の制御装置
に導入される。例えば診断結果や診断以外の内燃機関の
通常動作に対する適応係数の表示および/または記憶が
行われる。その際に噴射時間、点火角および空気量など
の量がEGRシステムの状態に依存して適合調整され
る。
【0044】内燃機関の排気ガス再循環システムの診断
方法の上述の実施例によれば、排気ガス再循環システム
の種々の動作状態での診断が可能となる。
【0045】例えばオンにされた排気ガス再循環システ
ムが排気ガスの再循環を行っているか否か、およびこれ
をどの程度行っているかを検査することができる。EG
Rシステムのオン時に空燃比が跳躍的に変更される。E
GRシステムが正常であれば、排気ガス空気過剰率の検
出の際に段階形状の変化が観察できる。個々のレベルの
高さを評価することにより、排気ガスの再循環に関する
定量的な結論を得ることができる。
【0046】EGRシステムのオフ時には、排気ガスの
再循環が続けて行われていないかどうかを検査すること
ができる。EGRシステムのこの動作状態で空燃比が跳
躍的に変更される場合、排気ガス再循環システムが機能
していると排気ガス空気過剰率の検出の際にレベルが発
生しない。
【0047】図3の方法からわかるように、初めのステ
ップ310から340は図2の方法のステップ210か
ら240に等しい。その後ステップ350で排気ガス空
気過剰率λのモデル化された特性と排気ガス空気過剰率
λの検出された経過特性との差が形成される。ステップ
360で、求められた差が許容範囲内にあるか否かが検
査される。許容範囲内にある場合には排気ガス再循環部
は正常であると推論され(ステップ370)、そうでな
い場合には排気ガス再循環部に異常が発生していると推
論される(ステップ380)。排気ガス再循環部に異常
が発生している場合には、ステップ390で相応の手段
が内燃機関の制御装置に導入される。例えば診断結果や
診断以外の内燃機関の通常動作に対する適応係数の表示
および/または記憶が行われる。
【0048】図4からわかるように、この方法では初め
のステップ410から450は図3の方法のステップ3
10から350に等しい。その後ステップ460で排気
ガス空気過剰率λのモデル化された特性と検出された排
気ガス空気過剰率λの経過特性との差が積分され、ステ
ップ470でこの積分の結果が閾値と比較される。積分
の結果が閾値よりも大きい場合には排気ガス再循環部は
正常であると推論され、そうでない場合には排気ガス再
循環部に異常が発生していると推論される。排気ガス再
循環部に異常が発生している場合には、ステップ491
で相応の手段が内燃機関の制御装置に導入される。例え
ば診断結果や診断以外の内燃機関の通常動作に対する適
応係数の表示および/または記憶が行われる。
【0049】図5によれば、ステップ510から540
はさしあたって図2の方法のステップ210から240
に等しい。その後ステップ550で排気ガス空気過剰率
λのモデル化された特性と検出された排気ガス空気過剰
率λの経過特性との差が形成される。
【0050】排気ガス空気過剰率の変化速度は例えば、
排気ガス空気過剰率の経過特性の所定の2つのポイント
間に直線を引くことによって形成される。この直線の傾
きが排気ガス空気過剰率の変化速度を示している。別の
手段としては、排気ガス空気過剰率の経過特性に、直線
とこの排気ガス空気過剰率の経過特性との距離がどのポ
イントでも最小となるように、排気ガス空気過剰率の経
過特性に直線が加えられる。この直線の傾きが排気ガス
空気過剰率の変化速度を示す。さらにこの排気ガス空気
過剰率の変化速度を排気ガス空気過剰率の経過特性の平
均の傾きに等しく設定することができる。
【0051】ステップ560で排気ガス空気過剰率の変
化速度が閾値と比較される。この値が閾値よりも大きい
場合には排気ガス再循環部は正常であると推論され、そ
うでない場合には排気ガス再循環部に異常が発生してい
ると推論される。排気ガス再循環部に異常が発生してい
る場合には、ステップ590で相応の手段が内燃機関の
制御装置に導入される。例えば診断結果や診断以外の内
燃機関の通常動作に対する適応係数の表示および/また
は記憶が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気ガス再循環部を有する内燃機関の概略図で
ある。
【図2】排気ガス空気過剰率が少なくとも2つのレベル
を有するか否かをチェックする本発明の方法の概略的な
流れ図である。
【図3】排気ガス再循環部のモデルで計算された排気ガ
ス空気過剰率の経過特性と排気ガス空気過剰率とを比較
する本発明の方法の概略的な流れ図である。
【図4】排気ガス再循環部のモデルで計算された排気ガ
ス空気過剰率の経過特性と排気ガス空気過剰率とを比較
し、2つの量の差を積分する本発明の方法の概略的な流
れ図である。
【図5】排気ガス空気過剰率λの変化速度を求める本発
明の方法の概略的な流れ図である。
【符号の説明】
1 吸気管 2 燃焼室 3 スロットルバルブ 4 エアマスメータ 5 制御ユニット 6 評価ユニット 7 吸気弁 14 排気管 16 EGR管路 17 EGRバルブ 19 噴射弁 20 高圧ポンプ 21 燃料タンク 22 タンクパージ管路 23 タンクパージバルブ 24 ラムダセンサ 26 制御線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/02 301 F02D 41/02 301E 41/04 305 41/04 305Z 355 355 41/14 310 41/14 310L 41/22 305 41/22 305Z 355 355 45/00 301 45/00 301F 366 366G (72)発明者 ゲオルク マレブライン ドイツ連邦共和国 コルンタール−ミュン ヒンゲン ノイハルデンシュトラーセ 42 /1

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 例えば種々の空燃比で駆動可能な内燃機
    関の燃焼プロセスにおける排気ガス再循環システムの診
    断方法において、 排気ガス空気過剰率(λ)を検出する装置と評価装置と
    を用いて、 排気ガス再循環システム(EGR)がオンにされる際に
    空燃比の変更を行い、 排気ガス空気過剰率の経過特性を検出して評価装置へ供
    給し、 排気ガス空気過剰率が前記変更に追従する経過特性の速
    度および/または形状を診断のために評価する、ことを
    特徴とする排気ガス再循環システムの診断方法。
  2. 【請求項2】 例えば内燃機関のガソリン直接噴射(B
    DE)内燃機関またはディーゼル内燃機関で、空燃比の
    段階的な変更または跳躍的な変更を行う、請求項1記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 排気ガス空気過剰率の経過特性が空燃比
    の跳躍的な変更の後に少なくとも2つのレベルを有する
    か否かを評価装置により検査し、前記経過特性が少なく
    とも2つのレベルを有する場合に排気ガス再循環システ
    ムが正常に動作していると見なす、請求項1または2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 排気ガス空気過剰率の経過特性を微分
    し、該微分の結果を所定の閾値と比較し、閾値が上方超
    過された数をカウントし、少なくとも2回の上方超過が
    カウントされた場合に排気ガス再循環システムが正常に
    動作していると見なす、請求項1から3までのいずれか
    1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記レベルの高さをそのつど各レベルに
    対応する閾値と比較する、請求項1から4までのいずれ
    か1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 排気ガス空気過剰率の経過特性を、排気
    ガス再循環システムのモデルを用いて計算された排気ガ
    ス空気過剰率と比較し、差がある場合にエラー信号を出
    力する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 検出された排気ガス空気過剰率とモデル
    を用いて計算された排気ガス空気過剰率との間の差を形
    成して積分器に供給し、該積分器の出力を閾値と比較
    し、該閾値が上方超過される場合にエラー信号を出力す
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 排気ガス空気過剰率の経過特性を排気ガ
    ス再循環システムのオン時および付加的にオフ時に検出
    し、複数の経過特性から差を形成して評価する、請求項
    1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記変更によって排気ガス空気過剰率が
    変化する速度を閾値と比較し、閾値が上方超過される場
    合にエラーを表示する、請求項1から8までのいずれか
    1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 排気ガス空気過剰率が前記変更に追従
    する速度の大きさは空気過剰率の経過特性の平均の傾き
    に等しい、請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 排気ガス空気過剰率が前記変更に追従
    する速度の大きさは線形化された空気過剰率の経過特性
    の傾きに等しい、請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】 作動中に生じる空燃比の変化を排気ガ
    ス再循環システムの診断に利用する、請求項1から11
    までのいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 空燃比の変更を a)空気供給への介入 b)燃料供給への介入の手段のうち少なくとも1つを用
    いて行う、請求項1から12までのいずれか1項記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 排気ガス空気過剰率をワイドバンドラ
    ムダセンサ(LSU)から得る、請求項1から13まで
    のいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 ヒータ装置において使用される、請求
    項1記載の方法。
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