JP2000153776A - クロ―ラ作業車 - Google Patents

クロ―ラ作業車

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JP2000153776A
JP2000153776A JP34841999A JP34841999A JP2000153776A JP 2000153776 A JP2000153776 A JP 2000153776A JP 34841999 A JP34841999 A JP 34841999A JP 34841999 A JP34841999 A JP 34841999A JP 2000153776 A JP2000153776 A JP 2000153776A
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茂實 日高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行クローラ(2)停止時に操向機構
(28)による走行クローラ(2)の駆動を防止し、操
向操作の簡略化並びに操向制御機能の向上などを図る。 【解決手段】 左右走行クローラ(2)を同一方向に
同一速度で駆動する変速機構(25)と、左右走行クロ
ーラ(2)を逆方向に同一速度で駆動する操向機構(2
8)を設けるクローラ作業車において、変速機構(2
5)による走行クローラ(2)変速制御が中立時に操向
機構(28)による走行クローラ(2)操向制御を直進
状態に保つように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車速を変速する変速
レバー並びに機体の旋回を行う操向ハンドルなどを備え
たコンバインなどのクローラ作業車に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、左右走行クロー
ラを駆動して前後進及び旋回移動させるコンバインなど
があるが、方向転換時、旋回内側の走行クローラを停止
させる構造では、運転操作が面倒であり、スムーズな旋
回移動を容易に行い得ない不具合がある。そこで、操向
操作によって旋回内側の走行クローラを減速させかつ旋
回外側の走行クローラを増速させることにより、運転操
作の簡略化並びにスムーズな旋回移動を図れるが、エン
ジン動力を伝える変速機構と操向機構の両方で走行クロ
ーラを駆動する場合、操向操作だけで操向機構により走
行クローラが駆動されるから、変速中立操作によって走
行クローラを停止させていても、操向操作だけで移動す
る不具合があり、旋回操作の簡略化並びに走行性の向上
などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、左右
走行クローラを同一方向に同一速度で駆動する変速機構
と、左右走行クローラを逆方向に同一速度で駆動する操
向機構を設けるクローラ作業車において、変速機構によ
る走行クローラ変速制御が中立時に操向機構による走行
クローラ操向制御を直進状態に保つように構成したもの
で、走行変速が中立の状態で走行クローラを停止させて
いるとき、操向機構が単独で操作されても、操向機構に
よる走行クローラの駆動を防止し得、操向操作の簡略化
並びに操向制御機能の向上などを容易に図り得るもので
ある。
【0004】また、十字方向に延設させる変速軸と操向
軸を設け、前記変速軸回りに回転可能に操向軸を取付け
ると共に、前記操向軸を中心に回転可能な回転体を変速
機構並びに操向機構に変速連結点並びに操向連結点を介
して連結させ、前記変速軸軸芯上に操向連結点を配設さ
せ、前記操向軸を中心とする同一円周上に前記各連結点
を配設させたもので、前記変速軸回りに回転体を回転さ
せる変速操作を行っているとき、前記操向軸回りに回転
体を回転させて行う操向機構の制御を可能とし、停止し
ているときの旋回動作を阻止し得ると共に、左右走行ク
ローラの速度比を略一定に保ち乍ら操向量に比例させて
移動速度を自動的に減速し得、旋回操作の簡略化並びに
走行性の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、車速を変更する変速具の操作に基づ
き変速機構を作動させる変速制御部材と、進路を変更す
る操向具の操作に基づき操向機構を作動させる操向制御
部材を設けると共に、変速軸回りに回転自在な回転体を
操向軸軸芯上に回転自在に取付け、操向軸を中心とする
円周上で回転体に連結させる結合体を設け、操向軸軸芯
線上で結合体に変速制御部材と操向制御部材を夫々連結
させ、変速具によって変速軸回りに回転体を回転させる
一方、操向具によって操向軸回りに回転体を回転させる
ように構成したもので、前記回転体と結合体を円錐形軌
跡上で移動させ、前記変速機構と操向機構の相互に関連
させて作動させる制御構造の簡略化及びコンパクト化を
容易に行い得ると共に、旋回時の左右走行クローラの速
度比の一定維持並びに旋回時の移動速度減速制御並びに
走行変速中立時の旋回動作阻止などを容易に行い得、変
速及び旋回操作構造の簡略化並びに旋回操作の簡略化並
びに走行性の向上などを容易に図り得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は走行変速及び操向操作部の説明
図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図で
あり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラ
ックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に
架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に
張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀
機である脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構
(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム
(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリン
ダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁
処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒
(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記
タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、
(18)は丸形操向ハンドル(19)及び運転席(2
0)などを備える運転キャビン、(21)は運転キャビ
ン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈
を刈取って脱穀するように構成している。
【0007】図4に示す如く、前記走行クローラ(2)
を駆動する運転駆動部であるミッションケース(22)
は、1対の第1油圧ポンプ(23)及び第1油圧モータ
(24)からなる主変速機構である走行用の油圧式無段
変速機構(25)と、1対の第2油圧ポンプ(26)及
び第2油圧モータ(27)からなる操向機構である旋回
用の油圧式無段変速機構(28)とを備え、前記エンジ
ン(21)の出力軸(21a)に第1油圧ポンプ(2
3)の入力軸(23a)を伝達ベルト(29)を介し連
動連結させると共に、第2油圧ポンプ(26)の入力軸
(26a)を伝達ベルト(30)を介し前記第1油圧ポ
ンプ(23)の入力軸(23a)に連動連結させてい
る。
【0008】そして前記第1油圧モータ(24)の出力
軸(31)に、副変速機構(32)及び差動機構(3
3)を介し走行クローラ(2)の駆動輪(34)を連動
連結させるもので、前記差動機構(33)は左右対称の
1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を有し、各遊星ギ
ヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)と、該サンギ
ヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(3
7)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛合うリング
ギヤ(38)などで形成している。
【0009】前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸
(39)と同軸線上とのキャリヤ軸(40)のキャリヤ
(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギ
ヤ(36)(36)を挾んで左右のキャリヤ(41)を
対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プ
ラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯を有してサンギヤ
軸(39)とは同一軸芯状に配置させ、キャリヤ軸(4
0)に回転自在に軸支させている。
【0010】また、走行用の油圧式無段変速機構(2
5)は第1油圧ポンプ(23)の回転斜板の角度変更調
節により第1油圧モータ(24)の正逆回転と回転数の
制御を行うもので、第1油圧モータ(24)の回転出力
を出力軸(31)の伝達ギヤ(42)より各ギヤ(4
3)(44)(45)及び副変速機構(32)を介し
て、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(46)
に伝達してサンギヤ(36)を回転するように構成して
いる。前記副変速機構(32)は、前記ギヤ(45)を
有する副変速軸(47)と、前記センタギヤ(46)に
噛合うギヤ(48)を有する車速センサ軸(49)とを
備え、副変速軸(47)とセンサ軸(49)間に各1対
の低速用ギヤ(50)(48)・中速用ギヤ(51)
(52)・高速用ギヤ(53)(54)を設けて、中央
位置のギヤ(51)のスライド操作によってこれら低速
・中速・高速の切換えを可能とさせるように構成してい
る。また前記センサ軸(49)には車速検出ギヤ(5
5)を設けると共に、該ギヤ(55)の回転数より車速
を検出する車速センサ(56)を設けている。なお、作
業機などに回転力を伝達するPTO軸(57)のPTO
入力ギヤ(58)に、PTO伝達ギヤ機構(59)を介
し前記出力軸(31)を連動連結させている。
【0011】そして、前記センタギヤ(46)を介しサ
ンギヤ軸(39)に伝達された第1油圧モータ(24)
からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)を介しキ
ャリヤ軸(40)に伝達させると共に、該キャリヤ軸
(40)に伝達された回転を左右各一対の減速ギヤ(6
0)(61)を介し左右の駆動輪(34)の左右輪軸
(34a)にそれぞれ伝えるように構成している。
【0012】さらに、旋回用の油圧式無段変速機構(2
8)は第2油圧ポンプ(26)の回転斜板の角度変更調
節により第2油圧モータ(27)の正逆回転と回転数の
制御を行うもので、第2油圧モータ(27)の出力軸
(62)の出力ギヤからギヤ伝達機構(63)を介し旋
回入力軸(64)の入力ギヤ(65a)(65b)に回
転出力を伝達し、左側のリングギヤ(38)の外歯を対
しては直接的に、また右側のリングギヤ(38)の外歯
に対しては逆転軸(66)の逆転ギヤ(67)を介し伝
えて、第2油圧モータ(27)の正転時に左右のリング
ギヤ(38)を左右同一回転数で左ギヤ(38)を逆
転、右ギヤ(38)を正転とさせるように構成してい
る。
【0013】而して旋回用の第2油圧ポンプ(26)の
駆動を停止させ左右リングギヤ(38)を静止固定させ
た状態で、走行用の第1油圧ポンプ(23)の駆動を行
うと、第1油圧モータ(24)からの回転出力はセンタ
ギヤ(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数
で伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギ
ヤ(37)・キャリヤ(41)及び減速ギヤ(60)
(61)を介し左右の輪軸(34a)に左右同回転方向
の同一回転数で伝達されて、機体の前後直進走行が行わ
れる。一方、走行用の第1油圧ポンプ(23)の駆動を
停止させ左右のサンギヤ(36)を静止固定させた状態
で、旋回用の第2油圧ポンプ(26)を正逆回転駆動す
ると、左側の遊星ギヤ機構(35)が逆或いは正回転、
また右側の遊星ギヤ機構(35)が正或いは逆回転し
て、左右走行クローラ(2)の駆動方向を前後逆方向と
させて機体を左或いは右にその場でスピンターンさせる
ものである。
【0014】また走行用の第1油圧ポンプ(23)を駆
動させながら、旋回用の第2油圧ポンプ(26)を駆動
して機体を左右に旋回させる場合には旋回半径の大きい
旋回を可能にできるもので、その旋回半径は左右走行ク
ローラ(2)の速度に応じ決定される。
【0015】図1、図5乃至図12に示す如く、前記走
行用の油圧式無段変速機構(25)に連結する運転操作
部である主変速レバー(68)と、旋回用の油圧式無段
変速機構(28)に連結する操向ハンドル(19)と
を、連動手段である変速及び旋回連動機構(69)に連
動連結させると共に、該連動機構(69)を走行変速及
び操向リンク機構(70)(71)介し走行及び操向用
の無段変速機構(25)(28)のコントロールレバー
(72)(73)に連動連結させている。
【0016】前記連動機構(69)は、主変速レバー
(68)の基端折曲部(68a)を筒軸(74)に左右
揺動自在に支持する回動板(75)と、機体側の本機フ
レーム(76)に固設して前記回動板(75)を左右方
向の第1枢軸(77)を介し前後回動自在に支持する固
定取付板(78)と、前記枢軸(77)とは直交する前
後方向の第2枢軸(79)を介して回動板(75)に連
結させて該軸(79)回りに回動自在に設ける変速操作
部材(80)と、前記第2枢軸(79)の軸回りに回動
自在に連結させる操向操作部材(81)とを備え、変速
及び操向操作部材(80)(81)の第2枢軸(79)
とは偏心位置の各操作出力部(80a)(81a)を変
速及び操向リンク機構(70)(71)に連動連結させ
ている。
【0017】前記変速及び操向リンク機構(70)(7
1)は、連動機構(69)後方位置で本機フレーム(7
6)側に揺動軸(82)外側の揺動筒軸(83)を介し
支持する変速アーム(84)と、前記揺動軸(82)に
基端を固設する操向アーム(85)と、前記出力部(8
0a)(81a)の各操作出力軸(86)(87)と各
アーム(84)(85)間を連結する自在継手軸(8
8)(89)と、前記筒軸(83)及び揺動軸(82)
の右端に固設する変速及び操向出力アーム(90)(9
1)と、前記運転キャビン(18)の回動支点軸(9
2)の支点軸受(93)に取付ける中間軸(94)に回
転自在に設ける変速及び操向用第1揺動アーム(95)
(96)と、前記出力アーム(90)(91)と第1揺
動アーム(95)(96)の各先端間をそれぞれ連結す
る変速及び操向用自在継手形第1ロッド(97)(9
8)と、前記中間軸(94)に設けて第1揺動アーム
(95)(96)に一体連結する変速及び操向用第2揺
動アーム(99)(100)と、前記ミッションケース
(22)上部の軸受板(101)に取付ける支軸(10
2)に回動自在に支持させる変速及び操向用筒軸(10
3)(104)と、該筒軸(103)(104)に基端
を固設する第1揺動アーム(105)(106)と前記
第2揺動アーム(99)(100)の各先端間を連結す
る変速及び操向用自在継手形第2ロッド(107)(1
08)と、前記筒軸(103)(104)に基端を固設
する第2揺動アーム(109)(110)と前記コント
ロールレバー(72)(73)の各先端間を連結させる
変速及び操向用自在継手形第3ロッド(111)(11
2)とを備え、前記第1枢軸(77)を中心とした走行
操作部材(80)の回動によって走行用のコントロール
レバー(72)を、また走行中の第2枢軸(79)を中
心とした操向操作部材(81)の回動によって操向用の
コントロールレバー(73)を操作して変速及び操向制
御を行うように構成している。
【0018】一方前記操向ハンドル(19)下端のハン
ドル操作軸(113)にギヤ(114)を設けて、この
後方の回転軸(115)に取付けるセクタギヤ(11
6)に前記ギヤ(114)を噛合せると共に、前記主変
速レバー(68)位置下方に配設する操向軸(117)
の第1揺動アーム(118)と、前記回転軸(115)
に基端を固設する出力アーム(119)との各先端間を
操向リンク機構である自在継手形操向第1ロッド(12
0)を介して連結させ、操向軸(117)の第1揺動ア
ーム(118)と一体の第2揺動アーム(121)を、
前記自在継手軸(89)の前端に自在継手形操向第2ロ
ッド(122)を介して連結させ、前記ハンドル(1
9)の回動操作によって前記第2枢軸(79)を中心と
して操向操作部材(81)を回動するように構成してい
る。
【0019】また、前記ハンドル操作軸(113)のギ
ヤ(114)下方に中立位置決め板(123)を設けて
いて、該位置決め板(123)下面の突出軸(124)
に操向検出リンク(125)の一端を連結させ、前記回
転軸(115)の右側に配設する減速アーム軸(12
6)の第1揺動アーム(127)と前記検出リンク(1
25)の他端長孔(125a)とを軸(128)を介し
連結させると共に、前記操向軸(117)の減速アーム
(129)と減速アーム軸(126)の第2揺動アーム
(130)との各先端間を減速リンク機構である自在継
手形第1減速ロッド(131)で連結させ、前記変速操
作部材(80)の最右端の減速伝達軸(132)と第2
揺動アーム(130)の他端間を自在継手形第2減速ロ
ッド(133)で連結させて、走行状態で前記ハンドル
(19)の操向量を大とする程第2減速ロッド(13
3)を下方に引張って走行速度を減速させるように構成
している。
【0020】ところで前記変速及び操向操作部材(8
0)(81)を軸回りに回動可能とさせる第2枢軸(7
9)と、操向アーム(85)と継手軸(89)との自在
継手部(89a)とを前後方向の水平ライン(L1)上
に位置させ、また前記操作出力軸(86)(87)と自
在継手軸(88)(89)との自在継手部(88b)
(89b)と、第1枢軸(77)とを前記ライン(L
1)に直交させる左右水平ライン(L2)上に位置さ
せ、さらに前記変速アーム(84)と継手軸(88)と
の自在継手部(88a)と前記継手部(89a)とを前
記ライン(L2)と平行な左右水平ライン(L3)上に
位置させて、主変速レバー(68)及び操向ハンドル
(19)の中立保持時に、これら何れか一方が操作され
ても、各操作部材(80)(81)を第1及び第2枢軸
(77)(79)の軸回りに回動させるのみとさせて、
継手軸(88)(89)には操作力を作用させないもの
である。
【0021】そして図8にも示す如く、主変速レバー
(68)の前後進操作で、第1枢軸(77)を中心とし
て操作部材(80)を前後に角度(α1)(α2)傾け
るとき前記継手軸(88)を引張って或いは押して変速
アーム(84)を動作させて走行速度の前後進の切換え
を行うと共に、図9に示す如くこの状態中(主変速レバ
ー(68)が中立以外のとき)に操向ハンドル(19)
の回動操作で第2枢軸(79)を中心として操作部材
(81)を上下に角度(β1)(β2)傾けるとき継手
軸(89)を引張って或いは押して操向アーム(85)
を動作させて機体の左及び右旋回を行うものである。
(主変速の中立時に旋回操作を行っても継手軸(89)
はライン(L1)を中心とした円錐面上にも移動する状
態となって継手部(89a)(89b)間の距離は変化
しない。)
【0022】上記から明らかなように、車速を変更する
変速具である主変速レバー(68)の操作に基づき変速
機構である走行用油圧式無段変速機構(25)を作動さ
せる変速制御部材である変速アーム(84)と、進路を
変更する操向具である操向ハンドル(19)の操作に基
づき操向機構である旋回用油圧式無段変速機構(28)
を作動させる操向制御部材である操向アーム(85)を
設けると共に、変速軸である第1枢軸(77)回りに回
転自在な回転体である変速操作部材(80)と操向操作
部材(81)を操向軸である第2枢軸(79)軸芯上に
回転自在に取付け、第2枢軸(79)を中心とする同一
円周上で変速操作部材(80)と操向操作部材(81)
に連結させる結合体である自在継手軸(88)(89)
を設け、第2枢軸(79)軸芯線上で各自在継手軸(8
8)(89)に変速アーム(84)と操向アーム(8
5)を夫々連結させ、主変速レバー(68)によって第
1枢軸(77)回りに変速操作部材(80)と操向操作
部材(81)を回転させる一方、操向ハンドル(19)
によって第2枢軸(79)回りに変速操作部材(80)
と操向操作部材(81)を回転させる。そして、前記各
操作部材(80)(81)と各自在継手軸(88)(8
9)を円錐形軌跡上で移動させ、前記走行用変速機構
(25)と旋回用変速機構(28)の相互に関連させて
作動させる制御構造の簡略化及びコンパクト化を行うと
共に、旋回時の左右走行クローラ(2)の速度比の一定
維持並びに旋回時の移動速度減速制御並びに走行変速中
立時の旋回動作阻止などを行い、変速及び旋回操作構造
の簡略化並びに旋回操作の簡略化並びに走行性の向上な
どを図る。
【0023】また、十字方向に延設させる第1枢軸(7
7)と第2枢軸(79)を設け、前記第1枢軸(77)
回りに回転可能に第2枢軸(79)を取付けると共に、
前記第2枢軸(79)を中心に回転可能な変速及び操向
操作部材(80)(81)を走行用変速機構(25)並
びに旋回用変速機構(28)に変速連結点である自在継
手部(88b)並びに操向連結点である自在継手部(8
9b)を介して連結させ、前記第1枢軸(77)軸芯上
に操向用自在継手部(89b)を配設させ、前記第2枢
軸(79)を中心とする同一円周上に前記各自在継手部
(88b)(89b)を配設させる。そして、前記第1
枢軸(77)回りに変速及び操向操作部材(80)(8
1)を回転させる変速操作を行っているとき、前記第2
枢軸(79)回りに変速及び操向操作部材(80)(8
1)を回転させて行う操向用変速機構(28)の制御を
可能とし、停止しているときの旋回動作を阻止すると共
に、左右走行クローラ(2)の速度比を略一定に保ち乍
ら操向量に比例させて移動速度を自動的に減速させ、旋
回操作の簡略化並びに走行性の向上などを図る。
【0024】さらに、左右走行クローラ(2)を同一方
向に同一速度で駆動する変速機構(25)と、左右走行
クローラ(2)を逆方向に同一速度で駆動する操向機構
(28)を設けるクローラ作業車において、操向機構
(28)の操向量の変更によって変速機構(25)の変
速量を自動的に変化させ、旋回半径に比例して車速を自
動的に減速または増速し、操向操作だけで旋回半径に適
した車速を容易に得られ、操向操作の簡略化並びに変速
及び操向制御機能の向上などを図ると共に、変速機構
(25)による走行クローラ(2)変速制御が中立時に
操向機構(28)による走行クローラ(2)操向制御を
直進状態に保ち、走行変速が中立の状態で走行クローラ
(2)を停止させているとき、操向機構(28)が単独
で操作されても、操向機構(28)による走行クローラ
(2)の駆動を防止し、操向操作の簡略化並びに操向制
御機能の向上などを図る。
【0025】また図11にも示す如く、前記操向ハンド
ル(19)に設ける検出リンク(125)は中立位置よ
り右或いは左旋回操作の何れにおいても第1揺動アーム
(127)を同一方向に角度(θ)の範囲で回動させて
第2減速ロッド(133)を常に引張る状態とさせて、
前進操作時の操作部材(80)が角度(α1)側に傾い
てるときには、継手部(88a)(88b)間の距離を
縮め、また後進操作時の操作部材(80)が角度(α
2)側に傾いているときには、継手部(88a)(88
b)間の距離を大きくして、変速アーム(84)をそれ
ぞれ中立方向の低速側に変位させて、その旋回量に応じ
た減速を行うものである。
【0026】さらに図13にも示す如く、変速及び操向
の操作力を伝達する前記第1ロッド(97)(98)と
揺動アーム(95)(96)の自在継手部(97a)
(98a)の中心を、運転キャビン(18)の回動支点
である回動支点軸(92)位置に一致させて、変速及び
操向の中立保持においてはこれらの操作系を取外すこと
なく運転キャビン(18)の前方向への回動を可能とさ
せるように構成している。つまり機台(3)上の前支点
受台(134)に固設する支点軸受(93)に、前記中
間軸(94)を一体的に支持させていて、変速及び操向
の中立状態時には第1ロッド(97)(98)と揺動ア
ーム(95)(96)の自在継手部(97)(98)中
心を、支点軸(92)の軸芯線上に一致させて、支点軸
(92)を中心とした運転キャビン(18)の前方への
回動時にも、中間軸(94)を中心として第1ロッド
(97)(98)を一体に回動させて、揺動アーム(9
5)(96)との関係を損なうことのない運転キャビン
(18)の開放を可能とさせるもので、したがってキャ
ビン(18)内の操作部とミッションケース(22)の
各変速機構(25)(28)とがロッド(97)(9
8)(107)(108)など用いたリンク機構(7
0)(71)でありながら、これらをその都度取外す必
要のない運転キャビン(18)の開放を可能とさせるこ
とができると共に、リンク機構(70)(71)を介し
伝わる運転キャビン(18)の振動も最小限に抑制でき
るものである。
【0027】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、左右走行クローラ(2)を同一方向に同一速度で駆
動する変速機構(25)と、左右走行クローラ(2)を
逆方向に同一速度で駆動する操向機構(28)を設ける
クローラ作業車において、変速機構(25)による走行
クローラ(2)変速制御が中立時に操向機構(28)に
よる走行クローラ(2)操向制御を直進状態に保つよう
に構成したもので、走行変速が中立の状態で走行クロー
ラ(2)を停止させているとき、操向機構(28)が単
独で操作されても、操向機構(28)による走行クロー
ラ(2)の駆動を防止でき、操向操作の簡略化並びに操
向制御機能の向上などを容易に図ることができるもので
ある。
【0028】また、十字方向に延設させる変速軸(7
7)と操向軸(79)を設け、前記変速軸(77)回り
に回転可能に操向軸(79)を取付けると共に、前記操
向軸(79)を中心に回転可能な回転体(80)(8
1)を変速機構(25)並びに操向機構(28)に変速
連結点(88b)並びに操向連結点(89b)を介して
連結させ、前記変速軸(77)軸芯上に操向連結点(8
9b)を配設させ、前記操向軸(79)を中心とする同
一円周上に前記各連結点(88b)(89b)を配設さ
せたもので、前記変速軸(77)回りに回転体(80)
(81)を回転させる変速操作を行っているとき、前記
操向軸(79)回りに回転体(80)(81)を回転さ
せて行う操向機構(28)の制御を可能とし、停止して
いるときの旋回動作を阻止できると共に、左右走行クロ
ーラ(2)の速度比を略一定に保ち乍ら操向量に比例さ
せて移動速度を自動的に減速でき、旋回操作の簡略化並
びに走行性の向上などを容易に図ることができるもので
ある。
【0029】また、車速を変更する変速具(68)の操
作に基づき変速機構(25)を作動させる変速制御部材
(84)と、進路を変更する操向具(19)の操作に基
づき操向機構(28)を作動させる操向制御部材(8
5)を設けると共に、変速軸(77)回りに回転自在な
回転体(80)回転体(81)を操向軸(79)軸芯上
に回転自在に取付け、操向軸(79)を中心とする円周
上で回転体(80)(81)に連結させる結合体(8
8)(89)を設け、操向軸(79)軸芯線上で結合体
(88)(89)に変速制御部材(84)と操向制御部
材(85)を夫々連結させ、変速具(68)によって変
速軸(77)回りに回転体(80)(81)を回転させ
る一方、操向具(19)によって操向軸(79)回りに
回転体(80)(81)を回転させるように構成したも
ので、前記回転体(80)(81)と結合体(88)
(89)を円錐形軌跡上で移動させ、前記変速機構(2
5)と操向機構(28)の相互に関連させて作動させる
制御構造の簡略化及びコンパクト化を容易に行うことが
できると共に、旋回時の左右走行クローラ(2)の速度
比の一定維持並びに旋回時の移動速度減速制御並びに走
行変速中立時の旋回動作阻止などを容易に行うことがで
き、変速及び旋回操作構造の簡略化並びに旋回操作の簡
略化並びに走行性の向上などを容易に図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行変速及び操向操作部の説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】ミッション駆動系の説明図。
【図5】操作部の正面説明図。
【図6】操作部の平面説明図。
【図7】操作部の側面説明図。
【図8】操作部材の側面説明図。
【図9】操作部材の正面説明図。
【図10】操作部材の平面説明図。
【図11】操向ハンドル部の平面説明図。
【図12】リンク機構部の平面説明図。
【図13】運転キャビン部の側面説明図。
【符号の説明】
(19) 操向ハンドル(操向具) (25) 変速機構(走行用油圧式無段変速機構) (28) 操向機構(旋回用油圧式無段変速機構) (68) 主変速レバー(変速具) (77) 第1枢軸(変速軸) (79) 第2枢軸(操向軸) (80) 変速操作部材(回転体) (81) 操向操作部材(回転体) (84) 変速アーム(変速制御部材) (85) 操向アーム(操向制御部材) (88)(89) 自在継手軸(結合体) (88b) 自在継手部(変速連結点) (89b) 自在継手部(操向連結点)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右走行クローラを同一方向に同一速度
    で駆動する変速機構と、左右走行クローラを逆方向に同
    一速度で駆動する操向機構を設けるクローラ作業車にお
    いて、変速機構による走行クローラ変速制御が中立時に
    操向機構による走行クローラ操向制御を直進状態に保つ
    ように構成したことを特徴とするクローラ作業車。
  2. 【請求項2】 十字方向に延設させる変速軸と操向軸を
    設け、前記変速軸回りに回転可能に操向軸を取付けると
    共に、前記操向軸を中心に回転可能な回転体を変速機構
    並びに操向機構に変速連結点並びに操向連結点を介して
    連結させ、前記変速軸軸芯上に操向連結点を配設させ、
    前記操向軸を中心とする同一円周上に前記各連結点を配
    設させたことを特徴とする請求項1記載のクローラ作業
    車。
  3. 【請求項3】 車速を変更する変速具の操作に基づき変
    速機構を作動させる変速制御部材と、進路を変更する操
    向具の操作に基づき操向機構を作動させる操向制御部材
    を設けると共に、変速軸回りに回転自在な回転体を操向
    軸軸芯上に回転自在に取付け、操向軸を中心とする円周
    上で回転体に連結させる結合体を設け、操向軸軸芯線上
    で結合体に変速制御部材と操向制御部材を夫々連結さ
    せ、変速具によって変速軸回りに回転体を回転させる一
    方、操向具によって操向軸回りに回転体を回転させるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項2記載のクローラ
    作業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2501699C1 (ru) * 2012-06-22 2013-12-20 Открытое акционерное общество "Уральское конструкторское бюро транспортного машиностроения" Привод управления поворотом гусеничной машины с бортовыми коробками передач

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