JP2000153404A - 穿孔方法とその装置 - Google Patents

穿孔方法とその装置

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JP2000153404A
JP2000153404A JP10368449A JP36844998A JP2000153404A JP 2000153404 A JP2000153404 A JP 2000153404A JP 10368449 A JP10368449 A JP 10368449A JP 36844998 A JP36844998 A JP 36844998A JP 2000153404 A JP2000153404 A JP 2000153404A
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JP
Japan
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holes
drilling
drill
boring
moved
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JP10368449A
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English (en)
Inventor
Jiro Aoyama
二郎 青山
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UMEMOTO KOSHO KK
Original Assignee
UMEMOTO KOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、設置面に複数の孔を同時に穿孔す
る穿孔方法とその装置を提供するものである。 【構成】 同時に複数の孔を穿孔すべく複数のドリルが
設けられていることにある。具体的には、横方向又は縦
方向に複数のドリルを設け、前後方向又は左右方向に移
動しながら連続した孔を穿孔することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、設置面に孔を穿孔す
る穿孔方法とその装置に関し、特に複数の孔を同時に穿
孔するのに適する穿孔方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、近年公共の施設の床、ホテルの
床等には、その床の材質と同じ材質でできた視覚障害者
用の誘導用の鋲が設けられている場合が多い。この誘導
用の鋲はフロアーに沿って視覚障害者を誘導すべく一定
の配列で連続的に多数設けられている。従来、この誘導
用の鋲を設置する場合は、設置面である各床に横方向に
6個で連続した孔を穿孔するために、先ず正確なマーキ
ングを行い、その後、そのマーキングに従って一孔づつ
電導ドリルで穿孔していた。この際、鋲を埋め込む深さ
は、熟練の作業者が感覚で判断して適切な孔の深さを連
続して穿孔していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
電導ドリルでは、床に1孔づつ穿孔するために、誘導用
の鋲の孔のように複数の孔を穿孔する場合は熟練の作業
者といえども時間がかかり、作業効率が悪いという大き
な問題点があった。また、電導ドリルを使用する場合は
全ての孔の穿孔位置を床面に正確にマーキングしなけれ
ばならずこの作業にも時間がかかり、同様に作業効率が
悪い原因となった。さらに、複数の孔の深さを常に一定
に保つには熟練を要するために、熟練者でなければ段取
り良く作業ができないという欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、これらの問題を解消
し、短時間で正確な孔を穿孔することのできる穿孔方法
とその装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は上記課題
を解決するために、設置面にドリル等で穿孔する方法で
あって、穿孔する際、同時に複数の孔を穿孔することを
特徴とする。具体的には、横方向又は縦方向に同時に複
数の孔を穿孔した後、所定距離前後又は左右方向に移動
して再度複数の孔を穿孔することを繰り返して複数の孔
を穿孔する。装置としては、設置面を穿孔すべく先端部
に設けられたドリルと、ドリルの駆動源とからなる穿孔
装置において、ドリルが少なくとも2以上設けられてい
ることを特徴とする。具体的には、ドリルが横方向又は
縦方向に複数個設けられ、且つドリル及び駆動源を前後
方向又は左右方向に移動する移動フムームが設けられて
いる。さらに、複数個のドリル間が拡縮自在に構成され
ている。さらに、装置本体には、ドリルの穿孔量を調整
する調整手段が設けられている。さらに、装置本体に
は、穿孔する際、装置本体を固定する固定手段が設けら
れている。
【0006】
【作用】即ち、本発明は上記課題を解決するために、設
置面にドリル等で穿孔する際、同時に複数の孔を穿孔す
ることで、複数の孔を穿孔する場合に従来に比し時間の
短縮を図ることが可能となる。この際、横方向又は縦方
向の孔の数に沿って同時に複数の孔を穿孔し、その後所
定距離前後又は左右方向に移動して同じ複数の孔を連続
して穿孔することで、正確なマーキング等を必要とする
ことなく確実に複数の孔を穿孔することができる。装置
としては、先端部に少なくとも2以上設けられたドリル
を駆動源で駆動して同時に複数の孔を穿孔することがで
きる。そして、ドリルは横方向が横方向又は縦方向に複
数個設けに複数設けることで横方向又は縦方向の複数の
の孔を同時に穿孔し、移動フレームに沿ってドリルを前
後又は左右に移動して同じ複数の孔を連続して穿孔する
ことでマーキングにおける作業時間の短縮を図ることが
できる。さらに、複数個のドリルの間隔を穿孔する孔の
位置に応じて拡縮して調整することであらゆる間隔の孔
に対応して穿孔することができる。さらに、場所により
穿孔する孔の穿孔量が相違する等の場合、調整手段によ
り孔の深さを調整して最適な穿孔をすることができる。
また、穿孔する際は、装置本体を固定する固定手段で装
置本体を固定し、安定した状態で穿孔することが可能と
なる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明
する。図1〜図2において、矩形状の枠体1の四隅に
は、穿孔する際の固定手段としての吸着盤2がそれぞれ
設けられている。枠体1の縦方向の枠1aには、移動フ
レームとしてのレール3が固定され、レール3に沿って
駆動部本体4が前後方向に移動自在に構成されている。
駆動部本体4は、立設した矩形状の支持フレーム5と、
支持フレーム5の両サイドに沿って上下動する穿孔部6
と、穿孔部6の先端側(下方側)に設けられた6本のド
リル7と、穿孔部6の上方側に設けられ支持フレーム5
の上部に固定された調整部8とからなる。尚、ドリル7
の数は6本に限定するものでなく、穿孔する孔の数に応
じて2本でも10本でもよい。要は、2本以上の複数の
ドリル7が設けられていればよい。又、ドリル7の取り
付け方向も横方向に限定することなく縦方向でもよい。
さらに、ドリル7の間隔はそれぞれ自在に拡縮可能で、
孔の間隔に応じて調整することができる。穿孔部6は、
前後に設けられた駆動源としてのモーター9(第1のモ
ーター9aはドリル7の駆動用として作動し、第2のモ
ーター9bは穿孔部6の上下動として作動する)と、モ
ーター9にベルト10を介して連結されたドリル回転部
(歯車)11とからなる。尚、モーター9は家庭用10
0ボルトの電圧に対応すべく構成されている。
【0008】上記構成よりなる穿設装置を使用する場合
は、先ず枠体1を穿孔部分に移動して設置し、枠体1の
四隅の吸着盤4で固定する。その後、駆動部本体4をレ
ール3に沿って穿孔部の先端側の位置に移動し、モータ
ー9を駆動してドリル7を回転するとともに穿孔部6を
支持フレーム5の両サイドに沿って下方に移動して床面
を穿孔することで、同時に6つの孔を穿孔することがで
きる。この際、調整部8で穿孔する深さが設定されてい
るために、所定の深さまで穿孔すると、ドリル7の回転
が止まり、穿孔部8は支持フレーム5の両サイドに沿っ
て上方に移動し元の位置で止まる。その後、駆動部本体
4をレール3に沿って次の穿孔部の位置に移動し、ピン
等で駆動部本体4をその位置に止め再度前記と同様に穿
孔する。これを順次繰り返すことで、同時に複数の孔を
連続して穿孔することができるとともに、マーキングも
最初の一か所のみ正確にしてあるだけで、正確な孔を短
時間で穿孔することが可能となる。
【0009】尚、装置全体の大きさは、ドリル7の数に
より種種変更可能である。要は、装置が移動可能であれ
ば、手持ち式であってもよい。さらに、上記実施例では
固定手段として吸着盤を用いたが、固定手段もこれに限
定されるものでなく、例えば、作業場所により磁石であ
ってもよい。要は、穿孔時に装置が固定されていればよ
い。また、上記実施例では、モーター9は100ボルト
で稼働することで、種種の場所での使用が容易のように
構成したが、100ボルトに限定するものでなく、工場
や会社等で使用する場合はそれにあったモーター9をと
りつければ良い。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると、同時に複数の
孔を穿孔することができるので、従来のように1孔づつ
穿孔する場合に比し、穿孔時間の短縮及びマーキングに
要する時間の短縮が可能となり、作業の効率を格段にア
ップすることができるという顕著な効果を得ることが可
能となった。また、100ボルトの電源で使用すること
ができるので、あらゆる場所での使用が可能となるとい
う利点がある。さらに、同時に複数の孔の深さも調整し
て穿孔することができるので、従来のように熟練を要す
ることなく正確な穿孔を行うことができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の穿孔装置の一実施例を示す概略一
部断面正面図。
【図2】は、図1の概略一部断面側面図。
【符号の説明】
1…枠 2…吸着盤 7…ドリル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面にドリル等で穿孔する方法であっ
    て、穿孔する際、同時に複数の孔を穿孔することを特徴
    とする穿孔方法。
  2. 【請求項2】 横方向又は縦方向に同時に複数の孔を穿
    孔した後、所定距離前後又は左右方向に移動して再度複
    数の孔を穿孔することを繰り返して複数の孔を穿孔する
    請求項1記載の穿孔方法。
  3. 【請求項3】 設置面を穿孔すべく先端部に設けられた
    ドリルと、ドリルの駆動源とからなる穿孔装置におい
    て、ドリルが少なくとも2以上設けられていることを特
    徴とする穿孔装置。
  4. 【請求項4】 ドリルが横方向又は縦方向に複数個設け
    られ、且つドリル及び駆動源を前後方向又は左右方向に
    移動する移動フムームが設けられている請求項3記載の
    穿孔装置。
  5. 【請求項5】 複数個のドリル間が拡縮自在に構成され
    ている請求項3又は4記載の穿孔装置。
  6. 【請求項6】 装置本体には、ドリルの穿孔量を調整す
    る調整手段が設けられている請求項3乃至5いずれかに
    記載の穿孔装置。
  7. 【請求項7】 装置本体には、穿孔する際、装置本体を
    固定する固定手段が設けられている請求項3乃至6いず
    れかに記載の穿孔装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030002405A (ko) * 2001-06-29 2003-01-09 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 발전기용 리어 브라켓트의 가공장치
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