JP2000152940A - 超音波カテーテル - Google Patents
超音波カテーテルInfo
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Abstract
ルにおいて、超音波トランスデューサの超音波照射表面
に滞留した気泡を除去する。 【解決手段】 カテーテルシース2内に挿入され、基端
側から先端側まで機械的駆動力を伝達するドライブシャ
フト5の先端に設置されたハウジング6と、ハウジング
6の側壁に設けられた開口14内に固定手段10により
固定された超音波トランスデューサ7からなる超音波カ
テーテルにおける固定手段10に、プライミング液が流
通可能な連通孔11を設け、表面の気泡除去を容易にす
る。
Description
腔内に挿入して、管腔断面像の観察や診断などを行うた
めに用いられる超音波カテーテルに関する。
療として、カテーテルを用いて経皮的に治療を行う手術
手法が行われている。この手術手法には、先端にバルー
ンを有する拡張カテーテルで狭窄部を押し広げる方法、
ステントと呼ばれる金属の管を留置する方法、ロータブ
レータと呼ばれる器具により砥石やカッターの回転で狭
窄部を切除する方法など、種々の方法が存在し、狭窄部
の性状や患者の状態にあわせて好ましい方法が選択され
る。超音波カテーテルは、主にこのような血管狭窄部の
経皮的な治療の際に、狭窄部の性状を観察し、治療手段
選択のための判断の一助として用いられ、また、治療後
の状態の観察にも用いられている。従って、超音波カテ
ーテルは血管狭窄部を通過可能であることが求められる
ため、より細径なものが要望されている。
内蔵する駆動装置に接続され、このモータによりドライ
ブシャフトが回転駆動される。ドライブシャフト先端部
には超音波トランスデューサが備わり回転運動を行う。
このような回転運動に伴って血管等の体腔内に挿入され
た超音波トランスデューサから超音波を送波し、被験体
内で反射されたエコーを同じ超音波トランスデューサで
受波し、増幅・検波等の処理を行った後に、画像として
CRT等の表示器に表示する。
に設けられた超音波トランスデューサをドライブシャフ
トにより回転走査させることによって映像を得るものが
一般的である。超音波トランスデューサとドライブシャ
フトは高速で回転するものであるため、血管壁に接触す
ると血管壁の損傷や超音波トランスデューサの破損の虞
がある。このため従来より、超音波カテーテルは、超音
波トランスデューサとドライブシャフトがカテーテルシ
ースの中に回転可能に納められ、血管壁に接触しないよ
うに構成されている。
フト先端に設けられたハウジングに固定される。超音波
トランスデューサを保持するハウジングは、カテーテル
シース内との摺動抵抗を軽減するため、ドライブシャフ
トとほぼ等しい外径を持つ円筒形のパイプからなるもの
が用いられる。また、超音波トランスデューサの固定さ
れたハウジングの重心が偏心した位置にあると、ドライ
ブシャフトの回転ムラが引き起こされる虞があるため、
超音波トランスデューサは、ハウジングの側壁に設けら
れた開口の内部に回転軸方向のほぼ中心付近に位置する
よう設置されるのが好ましい。そのため、超音波トラン
スデューサの超音波照射表面はハウジングの外表面より
も回転軸方向へ引っ込んだ状態となり、両者の表面には
段差が生じる。
スデューサから超音波を送受波するためには、カテーテ
ルシース内に生理食塩水等の超音波伝播物質が存在する
必要がある。その為、通常、術前にカテーテルの基端の
コネクタに設けられたポートから、生理食塩水等の液体
を注入するプライミング作業を行い、カテーテルシース
内部を超音波伝播物質で満たしておく。
た超音波カテーテルであっても、カテーテルシース内の
空気を生理食塩水で完全に置換することは困難であり、
カテーテルシース内部に残存した空気が気泡となって点
在していることがある。特に、ハウジングの外表面と段
差のある超音波トランスデューサの表面には気泡が残り
やすく、気泡により超音波が伝播されず、画質が低下す
ることがある。通常、このような場合、カテーテルコネ
クタに備えられた上述のポートからカテーテル先端のル
ーメンへ生理食塩水の注入(フラッシング)を行い、気
泡を除去する作業が行われる。
の表面に気泡が流入してしまうと、気泡の液面の表面張
力により、ハウジングとの段差部分に気泡が滞留してし
まい、フラッシングを行っても気泡を取り除くことの困
難な場合が多く、それによって画質が低下し、ひいては
術者の不快感や疲労の原因となっていた。特に、細径の
超音波カテーテルほど、カテーテルシースの内表面とド
ライブシャフトやハウジングの外表面との間隙(クリア
ランス)が少なくなるため、フラッシングによる液圧が
超音波トランスデューサまで伝わりにくく、この現象は
顕著に現れる。
れたものであって、細径であっても超音波トランスデュ
ーサの表面に気泡が滞留しにくく、また滞留した場合で
あっても除去しやすく、安定的に良好な画像が得られる
超音波カテーテルを提供することを目的とする。
ために、本発明は、体腔あるいは管腔内に挿入されるカ
テーテルシースと、該カテーテルシース内に挿入され、
基端側から先端側へ機械的駆動力を伝達するドライブシ
ャフトと、該ドライブシャフトの先端側に設けられたハ
ウジングと、該ハウジングに固定されてなる超音波トラ
ンスデューサとを有する超音波カテーテルにおいて、該
ハウジングは円筒形の本体の側壁に開口を有し、該開口
の内部に前記超音波トランスデューサを固定してなり、
該超音波トランスデューサは少なくとも前記カテーテル
シース長手方向における先端側と基端側を固定手段によ
り覆われ、該固定手段には、前記ハウジングの先端と前
記超音波トランスデューサの超音波照射面とを連通する
連通孔が設けてあることを特徴とする超音波カテーテル
をもって解決手段とする。
体を備え、該コイル状体の先端が開口し、該コイル状体
の開口した先端部から前記超音波トランスデューサの超
音波照射面までが連通してなることが好ましい。
プライミング用注入孔を備えることが好ましい。
する箇所における前記カテーテルシースの外径が0.8
mm以下であることが好ましい。
基端と前記超音波トランスデューサの超音波照射面とを
連通する連通孔を更に有することが好ましい。
の実施の形態を説明する。
体像を示す側面図である。図1において、超音波カテー
テル1は、体腔あるいは管腔内に挿入されるカテーテル
シース2と、外部駆動源(不図示)と接続するためのコ
ネクタ3とからなり、コネクタ3は、カテーテルシース
2に連結したシースコネクタ3aと、後述するドライブ
シャフトを介して超音波トランスデューサと連結するド
ライブシャフトコネクタ3bとよりなる。カテーテルシ
ース2の先端にはプライミング孔4が備えられている。
シースコネクタ3aにはフラッシング用ポート31が設
けられているが、フラッシングを行う時以外は、栓をさ
れている。ドライブシャフトコネクタ3bには、プライ
ミング終了を確認するための確認用ポート32が設けら
れており、こちらも普段は栓をされる。
ド、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウ
レタン等の樹脂の多層構造からなり、管腔内の超音波ト
ランスデューサが存在する位置より基端には、樹脂層の
間に金属製の編組やコイル等の補強体が設けられる。
波カテーテル1の先端部の断面図である。図2におい
て、5はコイルからなる中空構造のドライブシャフトで
あり、その先端には円筒形のハウジング6が固定され
る。ハウジング6の側壁には開口14が設けられ、その
内部に超音波トランスデューサ7が固定される。ハウジ
ング6の先端には更に、コイル状体8が備えられる。コ
イル状体8により、ドライブシャフト5や超音波トラン
スデューサ7の回転安定性が向上し、カテーテルシース
2の先端部分での折れ曲がり(キンク)が防止され、カ
テーテルシース2を固定した状態で超音波トランスデュ
ーサ7を軸方向に移動させる際に、ハウジングがカテー
テルシース2に接触するのを防ぐことができる。ドライ
ブシャフト5の先端とコイル状体8の基端はそれぞれハ
ウジング6内に挿入され、接合部の表面からハンダ、接
着剤等の固定材12で固定、若しくは溶接することによ
り、強固な固定が可能となる。13は超音波トランスデ
ューサ7と外部電気回路を接続する信号線であり、中空
構造のドライブシャフト5内を、超音波カテーテル1の
基端のコネクタ3端部まで延在している。22は、体腔
内挿入時にX線透視下で超音波カテーテル1の先端位置
を確認するためのX線不透過マーカであり、Pt、A
u、Ir等のX線不透過性の高い金属から構成される。
デューサ7は背面側に超音波吸収、減衰させるエポキ
シ、ウレタン、アクリル系等の樹脂あるいは樹脂に金属
や無機粉末を混合した背面材9を備え、超音波照射面を
除く全周を紫外線硬化型接着剤等の樹脂接着剤等からな
る固定手段10により固定されている。カテーテルシー
ス2の直径が0.8mm以下の細径な超音波カテーテル
においては、十分な接着面積を得るために、背面材9の
下面に加えて、超音波トランスデューサ7における少な
くともカテーテルシース2の長手方向先端側と基端側を
更に接着することが好ましい。固定手段10には、ハウ
ジング6の先端と超音波トランスデューサ7の超音波照
射面とを連通させる連通孔11が設けられている。
のセラミック材料からなる非導電性材料等で構成され、
カテーテルシース2内との摺動抵抗を軽減するため、ド
ライブシャフト5とほぼ等しい外径を持つ円筒形のパイ
プからなる。超音波トランスデューサ7は、矩形状ある
いは円形状をしたPZT等からなる圧電材の両面に、電
極を蒸着、印刷等により形成したものである。超音波ト
ランスデューサ7の設置位置は、ドライブシャフト5が
回転ムラを引き起こさないように、超音波トランスデュ
ーサ7や背面材9を組み込んだ状態におけるハウジング
6の重心が、回転軸方向の中心付近となるような位置に
設置される。
るための方法を説明するための図である。はじめに、円
筒形のパイプからなるハウジング6の側壁に開口14を
穴開け加工し、ドライブシャフト5の先端側へ、ステン
レス等からなる細径なワイヤ15を挿通させる。次に、
背面材9を貼り付けた超音波トランスデューサ7を開口
14に挿入し、超音波トランスデューサ7の前後端に適
量の樹脂接着剤を流す。樹脂接着剤は、ハウジング6の
両端を塞ぎ、超音波トランスデューサ7および背面材9
の、超音波照射面を除くほぼ全周を覆う。このとき、ワ
イヤ15を超音波トランスデューサ7の超音波照射面と
ほぼ平行な角度で、超音波照射面の近傍で樹脂接着剤に
おける超音波トランスデューサ7の超音波照射表面から
ハウジング6の先端部分まで連通するように配置、固定
する。その後、樹脂接着剤を硬化させ、固定手段10と
した後、ワイヤ15を引き抜き、ハウジングの先端から
超音波照射面まで連通する連通孔11を確保する。な
お、樹脂接着剤としては、硬化後にワイヤ15を引き抜
くことが可能な、ポリアセタール、PTFE、ポリエチ
レン系の樹脂接着剤、特に紫外線硬化型の樹脂接着剤を
用いることが望ましい。なお、ワイヤ15の表面に予め
離型剤を塗布あるいはコーティングしておけば、金属系
の接着材料を用いることも可能である。
なコイル体によって形成される場合には、ドライブシャ
フト内にもプライミング液が流入するので、連通孔11
と同様の連通孔を固定手段10のドライブシャフト5側
に設けても良い。それによってプライミング時の液流が
超音波トランスデューサ7の照射面付近により流れやす
くなる。
基端部の構造を説明する側面断面図である。図4におい
て、ドライブシャフトコネクタ3bは、ドライブシャフ
ト5の基端側に接続され、超音波トランスデューサ7を
カテーテルシース2に対して相対的に手元側へ移動させ
ることができる。ドライブシャフトコネクタ3bは、ド
ライブシャフト5の基端の所定部分を覆いながらシース
コネクタ3a内を摺動可能なガイドチューブ16を備え
ている。ガイドチューブ16は、ドライブシャフト5を
引っ張った際に、ドライブシャフト5の基端部分を外界
に露呈させないためのもので、その先端部には膨張部1
7を有し、シースコネクタ3aからのガイドチューブ1
6の脱落を防止する。
2の後端と接続ポート18にて連結されており、シース
コネクタ3a内に挿入されるドライブシャフトコネクタ
3bとの間における気密性を保つためのOリング状をし
たシール材19と、ネジ部20とを備えており、押し子
21に備えられたネジ機構とネジ部20の接続により、
シール材19が把持される。
は、後述するモータ駆動装置と着脱可能であり、回転端
子23がモータ駆動装置と勘合してドライブシャフト5
と共に回転する。
波カテーテル1のドライブシャフトコネクタ3bとモー
タ駆動装置との連結構造を説明するための断面図であ
る。ドライブシャフト5は、対撚り線の信号線13を内
蔵し、信号線13の先端側は、既に述べたように超音波
トランスデューサ7に接続され、基端側は金属製の回転
端子23と凹端子24に接続されている。ドライブシャ
フトコネクタ3bはモータ駆動装置であるドライブシャ
フト回転ユニット40の係止部41と脱着可能に接続さ
れている。凹端子24は、モータからの駆動力をドライ
ブシャフト5に伝達するように、ドライブシャフト回転
ユニット40の凸端子42と脱着可能に接続され、その
後スリップリング等を介して図示しない送受信回路と電
気的接続を行う。ドライブシャフト回転ユニット40
は、送受信回路とモータを含む駆動源を備えており、凹
端子24と凸端子42は連結状態で回転する。ドライブ
シャフト回転ユニット40は、さらに信号処理回路と画
像表示装置を有するコンソールに電気的に接続されてい
る。
波の走査(スキャン)は、ドライブシャフト回転ユニッ
ト40内のモータの回転運動を凹端子24を介してドラ
イブシャフト5に伝達し、ドライブシャフト5の先端に
固定されたハウジング6を回転させることによって、ハ
ウジング6に設けられた超音波トランスデューサ7で送
受される超音波を略径方向に走査することによって行わ
れる。ここで得られる超音波画像は、血管内の横断面像
である。また、超音波カテーテル1全体、あるいはドラ
イブシャフトコネクタ3bを手元側へ引っ張り、ドライ
ブシャフト5を長手方向に移動させることによって、血
管内の軸方向に間隔を空けた包囲組織体における360
°の断面画像を任意の位置まで走査的に得ることができ
る。
内で操作する手順について説明する。本発明の超音波カ
テーテル1を専用のホルダーチューブ(図示しない)に
挿入し、シースコネクタ3aとドライブシャフトコネク
タ3bを当接させた状態にする。次に、ホルダーチュー
ブの超音波カテーテル先端側端部よりプライミング液と
して生理食塩水を注入すると、超音波カテーテル1の先
端に設けられたプライミング孔4からカテーテル内部を
生理食塩水で満たすことができる。生理食塩水の注入
は、ドライブシャフトコネクタ3bに設置されたプライ
ミング終了の確認用ポート32から生理食塩水が流出す
るまで行う。ここで、不図示のモニター装置で超音波照
射表面に気泡が無い鮮明な画像を確認しても良い。本発
明のように、細径な、ハウジング6とカテーテルシース
2との間に隙間(クリアランス)の少ない超音波カテー
テルにおいては、このように、カテーテルシース2の先
端側からプライミングを行うことによって、先端部に位
置する超音波トランスデューサ7の表面付近の水圧を比
較的高くすることができるので、気泡の除去が容易とな
る。また、本発明においては、連通孔11より超音波ト
ランスデューサ7の表面へプライミング液が流入し、超
音波トランスデューサの表面に気泡がより残留しにくく
なるため、プライミングの終了までに要する時間が短縮
される。
1を挿入留置する方法について説明する。基本的には、
通常の血管カテーテル手技と同様であり、まず大腿部若
しくは上腕部よりイントロデューサ等を刺入して血管と
体外の通路を確保する。続いて、これに造影用、あるい
は検査、治療カテーテル用のガイディングカテーテルを
ガイドワイヤにより血管を選択しながら挿入し、検査あ
るいは治療すべき目的の血管(冠動脈)の入口部位に到
達した後、本発明の超音波カテーテル1をガイディング
カテーテル内に挿入する。
治療すべき目的部位に到達したのち、ドライブシャフト
回転ユニット40を駆動させることで、ドライブシャフ
ト5および超音波トランスデューサ7を回転させ、超音
波スキャンを開始する。次に、ドライブシャフトコネク
タ3bを長手方向における任意の位置まで手動式、ある
いはドライブシャフト回転ユニット直動移動装置(図示
しない)により自動式に移動させることにより、体腔あ
るいは管腔内の軸方向に間隔を空けた包囲組織体におけ
る360°の断面画像を任意の位置まで走査的に得るこ
とができる。
在していた気泡の中を超音波トランスデューサ7が通過
してしまうと、ハウジング6と超音波トランスデューサ
7の超音波照射表面との凹部に気泡が流入し、超音波ト
ランスデューサ7から超音波が伝播されず、画質が低下
する場合がある。このような場合、カテーテル後端側に
備えられたフラッシング用ポート31からカテーテル先
端へ向けて生理食塩水の加圧注入(フラッシング)を行
う。図6は、このような状態を模式的に示したものであ
る。連通孔の設けられていない比較例においては、生理
食塩水の流れが超音波トランスデューサ7表面の隅部分
まで到達しないため、気泡50が滞留しやすい。これに
対し、本発明の実施形態のように、連通孔11を設けた
ものにおいては、超音波照射面から連通孔11へプライ
ミング液が流入し、気泡50をハウジング6の凹部に滞
留させることなく容易に排出することができる。
ーテルによれば、プライミングにより、超音波照射表面
へ気泡が残留しにくく、また操作中にカテーテルシース
2内に残留した気泡が流入しても、フラッシングによ
り、超音波照射表面の隅々までプライミング液が流入す
るため、気泡を超音波照射表面に滞留させることなく容
易に排出することができる。従って、気泡に起因する画
質の低下を、容易に改善できる。
の流入が容易になるため、術前に行うプライミングに要
する時間も短縮することができ、ひいては操作者の不快
感や疲労感を低減することができる。
の理解を容易にするために記載されたものであって、本
発明を限定するために記載されたものではない。従っ
て、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物を含む趣旨で
ある。
ランスデューサの段差部分(凹部)へのプライミング液
の流入が容易になるため、術前に行うプライミングに要
する時間を短縮することができ、また、超音波カテーテ
ル操作中に、超音波トランスデューサの超音波照射表面
へ気泡が付着しても、フラッシングにより、超音波照射
表面から連通孔へプライミング液が流入するため、気泡
を超音波照射表面に滞留させることなく容易に排出する
ことができる。従って、気泡に起因する画質の低下を容
易に改善することができ、ひいては操作者の不快感や疲
労感を低減することができる。
である。
面側面図である。
に連通孔を設ける方法を説明するための図である。
造を説明するための側面断面図である。
動装置との連結構造を説明するための断面図である。
のフラッシング時の気泡の様子の違いを説明するための
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 体腔あるいは管腔内に挿入されるカテー
テルシースと、該カテーテルシース内に挿入され、基端
側から先端側へ機械的駆動力を伝達するドライブシャフ
トと、該ドライブシャフトの先端側に設けられたハウジ
ングと、該ハウジングに固定されてなる超音波トランス
デューサとを有する超音波カテーテルにおいて、該ハウ
ジングは円筒形の本体の側壁に開口を有し、該開口の内
部に前記超音波トランスデューサを固定してなり、該超
音波トランスデューサは少なくとも前記カテーテルシー
ス長手方向における先端側と基端側を固定手段により覆
われ、該固定手段には、前記ハウジングの先端と前記超
音波トランスデューサの超音波照射面とを連通する連通
孔が設けてあることを特徴とする超音波カテーテル。 - 【請求項2】 前記ハウジングの先端にコイル状体を備
え、該コイル状体の先端が開口し、該コイル状体の開口
した先端部から前記超音波トランスデューサの超音波照
射面までが連通してなることを特徴とする請求項1に記
載の超音波カテーテル。 - 【請求項3】 前記カテーテルシースの先端部分にプラ
イミング用注入孔を備えることを特徴とする請求項1に
記載の超音波カテーテル。 - 【請求項4】 前記超音波トランスデューサが位置する
箇所における前記カテーテルシースの外径が0.8mm
以下であることを特徴とする請求項1に記載の超音波カ
テーテル。 - 【請求項5】 前記固定手段は、前記ハウジングの基端
と前記超音波トランスデューサの超音波照射面とを連通
する連通孔を更に有することを特徴とする請求項1に記
載の超音波カテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33182498A JP3571939B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 超音波カテーテル |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=18248060
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JP33182498A Expired - Lifetime JP3571939B2 (ja) | 1998-11-24 | 1998-11-24 | 超音波カテーテル |
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