JP2000151695A - アドレス割当方法、アドレス割当装置、受信端末装置及びデータ送信方法 - Google Patents

アドレス割当方法、アドレス割当装置、受信端末装置及びデータ送信方法

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JP2000151695A
JP2000151695A JP31509798A JP31509798A JP2000151695A JP 2000151695 A JP2000151695 A JP 2000151695A JP 31509798 A JP31509798 A JP 31509798A JP 31509798 A JP31509798 A JP 31509798A JP 2000151695 A JP2000151695 A JP 2000151695A
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Akihiro Uetake
昭浩 上竹
Shinsaku Inada
真作 稲田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、送信装置から受信端末装置へ所定の
データを送信する場合に受信端末装置固有のアドレスを
容易に割り当てて伝送するようにする。 【解決手段】本発明は、所定のデータを送信装置から不
特定多数の受信端末装置に対して放送する際に、予め特
定の受信端末装置に固有のアドレスを生成して割り当
て、放送されるデータに送信先として受信端末装置を特
定する固有のアドレスを割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアドレス割当方法、
アドレス割当装置、受信端末装置及びデータ送信方法に
関し、例えばインターネットの情報をデータ放送受信用
の受信端末装置に通信衛星を介して送信する場合に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信衛星(CS)を用いた放送サ
ービス(以下、これをCS放送と呼ぶ)の開始によっ
て、数百チャンネルもの番組をユーザに提供している。
また近年ではCS放送において、データ放送サービスが
行われるようになり、専用の受信ボードを介してデータ
放送を受信し得るようになされている。
【0003】一方、インターネットを用いたオープン・
ネットワークによる情報システムにおいては、クライア
ントからホームページの転送要求が地上回線及びインタ
ーネットを介してサーバに送られると、当該サーバは要
求されたホームページを所定のデータベースから読み出
し、転送要求が行われたときと同一の地上系の経路を経
由してクライアントに送信するようになされている。
【0004】このようなインターネットを用いた情報シ
ステムでは、端末間を結ぶ電話回線の伝送速度やトラフ
ィック(データ通信量)によって伝送するデータ容量が
制限されてしまうため、情報量の多い例えば画像データ
を有するホームページ等をクライアントが受信するまで
には多大な時間を要していた。
【0005】このような欠点を解決するため、近年では
サーバ側から画像データを有するホームページ等の大容
量データをCS放送用の通信衛星経由で行う放送形態を
利用してクライアントに短時間で送信する衛星インター
ネットサービスと呼ばれる情報システムが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
衛星インターネットサービスと呼ばれる情報システムに
おいては、通常の電話回線を用いたインターネットと同
様に1対1で行われる通信形態であり、送信元のサーバ
は送信先のクライアントのIP(Internet Protocol) ア
ドレス及びMAC(Media Access Control : 媒体アクセ
ス制御)アドレスをIPパケットのヘッダに付加して送
信する必要がある。
【0007】ここでIPアドレスとは、IPパケットを
送受信する際のネットワーク層におけるネットワーク・
アドレスとホスト・アドレスとからなるユニークなアド
レスであり、MACアドレスとはLAN(Local Area Ne
twork)に接続されている端末の識別に用いられるユニー
クな物理アドレスである。すなわちIPパケットは、I
Pアドレス及びMACアドレスの両方を基に指定された
クライアントへ送信される。
【0008】しかしながらCS放送で行われているデー
タ放送では、送信側と不特定多数の受信側とからなる1
対多の不特定多数を送信対象とした放送サービス形態で
あるため、データ放送を受信する専用の受信ボードには
送信側において受信側の端末の宛て先を指定するために
用いるユニークなMACアドレスを持っていない。
【0009】このため、送信側のサーバでは特定のクラ
イアントに送信する際の宛て先を指定できない上に、受
信側のクライアントでも自分に送られてきた特定のデー
タを識別できないといった不都合が生じる問題がある。
【0010】かかる問題点を解決するための一つの方法
として、データ放送を受信する専用の受信ボードにもユ
ニークなMACアドレスを実装する方法が考えられる
が、CS放送を用いたデータ放送サービスは既に始まっ
ており、現在ユーザが既に所有している専用の受信ボー
ドの例えばROM(Read Only Memory)等の記憶手段にそ
れぞれユニークなMACアドレスを後から書き込むこと
は困難であった。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、送信装置から受信端末装置へ所定のデータを送信す
る場合に受信端末装置固有のアドレスを容易に割り当て
て送信し得るアドレス割当方法、アドレス割当装置、自
分宛に送信されてきたデータだけを容易に抽出し得る受
信端末装置及び特定の受信端末装置固有のアドレスを基
にデータを送信し得るデータ送信方法を提案しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のデータを送信装置から不特
定多数の受信端末装置に対して放送する際に、予め特定
の受信端末装置に固有のアドレスを生成して割り当て、
放送されるデータに送信先として受信端末装置を特定す
る固有のアドレスを割り当てることにより、データを送
信するときの送信先として受信端末装置の宛て先を表す
固有のアドレスを各受信端末装置毎に固定的に設定して
記憶させる必要がなく、効率良くデータを送信すること
ができる。
【0013】要求した所定のデータを送信装置から受信
する受信端末装置において、データを受信する受信手段
と、送信装置がデータを不特定多数に対して放送する際
に送信先として予め割り当てられた固有のアドレスを一
時的に格納する記憶手段と、受信手段によって受信され
たデータに送信先として割り当てられたアドレスと、記
憶手段に格納した固有のアドレスとが一致したときにデ
ータを抽出するフィルタ手段とを設けることにより、デ
ータを受信したときに送信装置から割り当てられた固有
なアドレスを基に自分宛のデータだけを容易に抽出する
ことができる。
【0014】所定のデータを送信装置から特定の受信端
末装置に対して送信するデータ送信方法において、デー
タを送信装置から特定の受信端末装置に送信する際の送
信先として固有のアドレスを生成し、当該固有のアドレ
スを特定の受信端末装置に対して割り当て、データに送
信先として固有のアドレスを割り当て、当該割り当てら
れたデータを特定の受信端末装置を含む不特定多数に対
して放送するようにしたことにより、特定の受信端末装
置に割り当てられた固有のアドレスに基づいて所定のデ
ータを放送によって特定の受信端末装置に送信すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0016】(1)第1の実施の形態 図1において、1は全体として本発明のアドレス割当装
置を備えた衛星インターネットサービスの情報システム
を示し、要求されたホームページ等のデータを供給する
送信装置としてのサービスプロバイダ2と、ホームペー
ジの転送要求を行う受信端末装置としてのクライアント
3とから構成されている。
【0017】クライアント3のクライアントPC(Perso
nal Computer) 4は、衛星インターネットサービスに参
加する場合、まず地上系のISDN(Integrated Servic
es Digital Network) 回線及びインターネット6を介し
て、サービスプロバイダ2の衛星インターネット設定サ
ーバ(以下、これを単に設定サーバと呼ぶ)7と認証や
必要なパラメータデータの受け渡しを所定のプロトコル
に従って行う。
【0018】実際上クライアントPC4は、固有の識別
情報としてのクライアント名及び所定のパスワードから
なる衛星インターネット使用要求データD1をISDN
回線及びインターネット6を介してサービスプロバイダ
2の設定サーバ7に送出する。
【0019】設定サーバ7は、衛星インターネット使用
要求データD1を基に顧客管理データベース8に問い合
わせ、顧客管理データベース8に登録されているクライ
アント名及びパスワードと一致した場合に認証確認を
得、このときDHCP(DynamicHost Configuration Pro
tocol) サーバ9に衛星インターネット用IPアドレス
の割当要求を行う。
【0020】ここで衛星インターネット用IPアドレス
とは、サービスプロバイダ2からホームページのデータ
を通信衛星16を経由してクライアントPC4へ送信す
るための通信衛星16を使用したネットワーク層レベル
でのアドレスであり、一般の地上系のネットワーク層に
おけるIPアドレスとは異なるものである。
【0021】DHCPサーバ9は、衛星インターネット
用IPアドレスを複数用意しており、その中から4[Byt
e]の衛星インターネット用IPアドレスAD1を設定サ
ーバ7に動的に割り当てる。
【0022】受信端末アドレス割当手段としての設定サ
ーバ7は、図2に示すように割り当てられた4[Byte]の
衛星インターネット用IPアドレスAD1の下位3[Byt
e]をそのまま下位3[Byte]にマッピングし、上位3[Byt
e]にはインターネットサービス提供事業者(すなわちサ
ービスプロバイダ2)のID(IDentification)番号をマ
ッピングすることにより、計6[Byte]のユニークなMA
CアドレスAD2を生成するようになされている。
【0023】ところでサービスプロバイダ2において
は、クライアントPC4からの転送要求に基づいて指定
されたホームページのデータをホームページサーバ14
を介してホームページデータベース14AからIPパケ
ットとして読み出した後、図3に示すようにIPパケッ
トを複数のトランスポートパケット(TSパケット)か
らなるトランスポートストリームに変換する複数チャン
ネル分のフィード(FEED)12を有している(図中
では1チャンネル分のみ表示)。
【0024】設定サーバ7は、フィード割当要求をポリ
シーサーバ10に対して行い、当該ポリシーサーバ10
によって複数チャンネル分のフィード12の中から現在
空いているフィード12を割り当ててもらう。
【0025】続いて設定サーバ7は、衛星インターネッ
ト用IPアドレスとMACアドレスとの対応表であるA
RP(Address Resolution Protocol: アドレス解決プロ
トコル)テーブルを内部メモリに備えたルータ11に対
して、DHCPサーバ9によって割り当てられた衛星イ
ンターネット用IPアドレスAD1と新たに生成された
ユニークなMACアドレスAD2とを一組のARPデー
タとしてARPテーブルに追加することを要求する。ル
ータ11は、新たな一組のARPデータをARPテーブ
ルに追加し終わると、追加終了したことを設定サーバ7
に対して報告する。
【0026】そして設定サーバ7は、衛星インターネッ
ト用IPアドレスAD1、MACアドレスAD2及びサ
ービスプロバイダ2のサービスIDからなる固有なアド
レスとしてのアドレスデータAD3を地上系のインター
ネット6及びISDN回線を介してクライアントPC4
に通知する。
【0027】図4に示すようにクライアントPC4は、
インターネット6及びISDN回線を介して受信したア
ドレスデータAD3を受信ボード30のPCI(Periphe
ralComponent Interconnect) 変換回路34を介して所
定の形式に変換し、これをアドレスデータAD4として
CPU(Central Processing Unit)35に送出する。
【0028】CPU35は、アドレスデータAD4に基
づいて衛星インターネット用IPアドレスAD1、MA
CアドレスAD2及びサービスIDを、衛星インターネ
ットサービスによるデータの送信が終了するまで記憶手
段としてのRAM(Random Access Memory)36に一時的
に格納する。
【0029】これによりクライアントPC4に接続され
た受信ボード30は、衛星インターネットサービスを受
ける場合に必要な衛星インターネット用IPアドレスA
D1、MACアドレスAD2及びサービスIDを通知さ
れて割り当てられたことになる。
【0030】ところで設定サーバ7(図1)は、DHC
Pサーバ9によって衛星インターネット用IPアドレス
AD1を動的に割り当てられることにより、クライアン
トPC4に衛星インターネット用IPアドレスAD1を
終始固定的に設定しなくても容易にネットワークを構築
し得るようになされている。この場合、クライアントP
C4は衛星インターネットサービスを終了するまで、今
回割り当てられた衛星インターネット用IPアドレスA
D1を使用することになる。
【0031】従って衛星インターネットサービスの情報
システム1においては、クライアント3のクライアント
PC4に対して衛星インターネット用IPアドレスAD
1、MACアドレスAD2及びサービスIDを通知し終
わると、クライアントPC4は地上系のインターネット
6から直接ルータ11を経由してホームページサーバ1
4に衛星インターネット用IPアドレスAD1と共にホ
ームページの転送要求を行う。
【0032】ホームページサーバ14は、転送要求に応
じてホームページデータベース14Aから読み出したホ
ームページのデータに衛星インターネット用IPアドレ
スAD1を付加し、これをIPパケットとしてルータ1
1に送出する。アドレス割当手段としてのルータ11
は、ARPテーブルから衛星インターネット用IPアド
レスAD1に対応するMACアドレスAD2を読み出す
と共に、インターネット用IPアドレスAD1及びMA
CアドレスAD2をIPパケットのヘッダに付加したイ
ーサネット規格のイーサフレームを生成し、これをイー
サネットを介してフィード12に供給する。
【0033】フィード12は、PMT(Program Map Tab
le:番組対応表) 等の各種テーブルデータを送信する場
合に用いられるセクション形式でイーサフレームを基に
MACアドレスAD2を付加したTSパケットを生成
し、これを複数のTSパケットからなるトランスポート
ストリームD12に変換した後に送信部13に送出す
る。
【0034】送信部13は、トランスポートストリーム
D12に対してQPSK(Quadrature Phase Shift Keyi
ng) 変調処理を施した後、アンテナ15を介して放送デ
ータD15として例えば17[GHz] の周波数帯で通信衛
星16に送信する。
【0035】通信衛星16は、放送データD15を受信
し、これをトランスポンダ(図示せず)によって所定レ
ベルに増幅すると共に、例えば12[GHz] の周波数帯に
周波数変換することにより放送データD16を生成し、
これをクライアント3へ送信する。
【0036】クライアント3は、図4に示すようにアン
テナ17を介して放送データD16を受信した後、コン
バータ(図示せず)によって1[GHz] の周波数帯に周波
数変換し、これを受信データD17としてIRD5のチ
ューナ21に送出する。チューナ21は、受信データD
17のうち選局したトランスポンダから得られる複数チ
ャンネル分の多重化データD21をQPSK復調回路2
2に送出する。
【0037】QPSK復調回路22は、多重化データD
21をQPSK復調処理し、これを多重化データD22
として誤り訂正回路23に送出する。誤り訂正回路23
は、多重化データD22のデータ誤りを検出して訂正し
た後、これを多重化データD23として高速出力ポート
26を介して変換器27に送出する。因みに多重化デー
タD23は、TTL(transistor transistor logic) で
論理化された信号である。
【0038】ところでIRD5は、通常のCS放送の番
組を表示する場合には多重化データD23をデマルチプ
レクサ24に送出する。デマルチプレクサ24は、多重
化データD23を各チャンネル毎に並び換え、所定チャ
ンネルの画像データD24をMPEG(Moving Picture
Experts Group)デコーダ25に送出し、当該MPEGデ
コーダ25を介して画像データD24を復号した後、モ
ニタ(図示せず)の画面に番組映像を表示する。
【0039】変換器27は、シリアル転送インターフェ
ースの規格であるRS−422の仕様に多重化データD
23をフォーマット変換し、これを多重化データD27
としてRS−422ケーブルを介して受信ボード30の
デマルチプレクサ31に送出する。
【0040】受信ボード30のデマルチプレクサ31に
おいては、CPU35の制御に基づいて多重化データD
27を各チャンネル毎に並び換え、所定チャンネルのト
ランスポートストリームD31だけをデパケッタイザ3
2に送出する。
【0041】デパケッタイザ32は、トランスポートス
トリームD31の複数のTSパケットを基に元のIPパ
ケットD32に戻し、これをフィルタ33に送出する。
このときCPU35は、サービスプロバイダ2の設定サ
ーバ7によって割り当てられたMACアドレスAD2を
RAM36から読み出し、これをフィルタ33に供給す
る。
【0042】フィルタ33は、複数のIPパケットD3
2にそれぞれ付加されたMACアドレスとRAM36か
ら読み出したMACアドレスAD2とを比較し、これが
一致したときのIPパケットD32だけを自分宛のIP
パケットD33としてPCI変換回路34に送出する。
PCI変換回路34は、IPパケットD33をPCIバ
ス用に変換した後、クライアントPC4に送出する。
【0043】かくしてクライアントPC4は、IPパケ
ットD33のデータを所定のアプリケーションソフトウ
ェアによって解析し、表示部4Aの画面上にホームペー
ジを表示するようになされている。
【0044】次に、設定サーバ7によって行われる衛星
インターネット用IPアドレスAD1、MACアドレス
AD2及びサービスIDからなるアドレスデータAD3
をクライアントPC4に割り当てる割当処理手順を詳細
に説明する。図5に示すように設定サーバ7のCPU
(図示せず)は、RT1の開始ステップから入ってステ
ップSP1に移る。
【0045】ステップSP1において設定サーバ7のC
PUは、クライアントPC4からクライアント名及びパ
スワードを受け付け、次のステップSP2に移る。ステ
ップSP2において設定サーバ7のCPUは、クライア
ント名及びパスワードを基に顧客管理データベース8に
対して認証を行い、次のステップSP3に移る。
【0046】ステップSP3において設定サーバ7のC
PUは、認証確認が得られたか否かを判定する。ここで
否定結果が得られると、このことはクライアント名及び
パスワードが顧客管理データベース8に登録されておら
ず、認証確認が得られないことを表しており、このとき
設定サーバ7のCPUは、ステップSP1に戻って再度
クライアント名及びパスワードを新たに受け付けて上述
の処理を繰り返す。
【0047】これに対してステップSP3において肯定
結果が得られると、このことはクライアント名及びパス
ワードが顧客管理データベース8に登録されており、認
証確認が得られたことを表しており、このとき設定サー
バ7のCPUは、ステップSP4に移る。
【0048】ステップSP4において設定サーバ7のC
PUは、認証確認が得られたのでDHCPサーバ9に対
して衛星インターネット用IPアドレスの割当要求を行
い、空いている所定の衛星インターネット用IPアドレ
スAD1を動的に割り当ててもらい、ステップSP5に
移る。
【0049】ステップSP5において設定サーバ7のC
PUは、衛星インターネット用IPアドレスAD1及び
プロバイダのサービスIDに基づいてユニークなMAC
アドレスAD2を生成し、次のステップSP6に移る。
【0050】ステップSP6において設定サーバ7のC
PUは、使用するフィード12の割り当てをポリシーサ
ーバ10を介して行った後、次のステップSP7におい
て衛星インターネット用IPアドレスAD1及びMAC
アドレスAD2を一組のARPデータとしてルータ11
のARPテーブルに追加する。これによりルータ11
は、指定されたホームページをホームページデータベー
ス14Aから読み出して送信する時に衛星インターネッ
ト用IPアドレスAD1に対応したMACアドレスAD
2を容易に認識し得る。
【0051】ステップSP8において設定サーバ7のC
PUは、サービスプロバイダ2における各種設定処理を
終了したので、衛星インターネット用IPアドレスAD
1、MACアドレスAD2及びサービスIDからなるア
ドレスデータAD3をインターネット6及びISDN回
線を介してクライアントPC4に通知して受信ボード3
0のRAM36に書き込ませ、次のステップSP9にお
いてアドレスデータAD3の割り当て処理を終了する。
【0052】以上の構成において、設定サーバ7、顧客
管理データベース8及びDHCPサーバ9によって構成
されるアドレス割当装置は、クライアントPC4から送
られてくる衛星インターネット使用要求データD1のク
ライアント名及びパスワードを基に認証確認を得、ユニ
ークな衛星インターネット用IPアドレスAD1の割り
当てを受け、当該衛星インターネット用IPアドレスA
D1及びサービスIDに基づいてユニークな6[Byte]の
MACアドレスAD2を生成する。
【0053】そして設定サーバ7は、ポリシーサーバ1
0によって使用するフィード12の割り当てを設定し、
衛星インターネット用IPアドレスAD1及びMACア
ドレスAD2を一組のARPデータとしてルータ11の
ARPテーブルに追加することにより、サービスプロバ
イダ2におけるデータ送信時に必要な各種設定を終了
し、衛星インターネット用IPアドレスAD1、MAC
アドレスAD2及びサービスIDをアドレスデータAD
3として地上系のインターネット6及びISDN回線を
介してクライアントPC4に通知する。
【0054】クライアントPC4は、アドレスデータA
D3の通知を受信ボード30のCPU35によって受
け、衛星インターネット用IPアドレスAD1、MAC
アドレスAD2及びサービスIDをRAM36に記憶す
ることにより、衛星インターネットサービスを受ける際
に必要となる衛星インターネット用IPアドレスAD1
及びMACアドレスAD2の割り当てを終了する。
【0055】そしてクライアント3は、所望のホームペ
ージを通信衛星16を経由して受け取りたい場合、衛星
インターネット用IPアドレスAD1と共に指定ホーム
ページの転送要求をインターネット6を経由してルータ
11に直接行う。
【0056】ルータ11は、ホームページサーバ14に
よってホームページデータベース14Aから読み出した
ホームページのIPパケットを基に、ARPテーブルか
ら読み取った衛星インターネット用IPアドレスAD1
及びクライアントPC4のMACアドレスをヘッダに付
加したイーサフレームを生成し、これをフィード12に
供給する。
【0057】フィード12は、イーサフレームのIPパ
ケットに基づいて複数のTSパケットからなるトランス
ポートストリームD12を生成し、送信部13を介して
大容量の放送データD15として通信衛星16に送信す
る。通信衛星16は、放送データD15を放送データD
16としてクライアント3のIRD5を含む不特定多数
に送信する。
【0058】IRD5(図4)は、受信した受信データ
D17をQPSK復調及び誤り訂正した後に多重化デー
タD27として受信ボード30に送出する。受信ボード
30は、デマルチプレクサ31を介して得られた所定チ
ャンネルのトランスポートストリームD31を基に生成
したIPパケットD32のMACアドレスとRAM36
に格納したMACアドレスAD2とに基づいてフィルタ
リング処理を施し、自分宛のIPパケットD33だけを
クライアントPC4に送出する。
【0059】このように設定サーバ7は、クライアント
PC4から与えられる衛星インターネット使用要求デー
タD1に基づいて認証確認し、割り当てられた衛星イン
ターネット用IPアドレスAD1及びプロバイダのサー
ビスIDを基にユニークなMACアドレスAD2を生成
し、アドレスデータAD3をクライアントPC4に割り
当てて受信ボード30のRAM36に書き込ませ、衛星
インターネットサービスを受ける間だけアドレスデータ
AD3を使用するようにしたことにより、各クライアン
トPCに固有のMACアドレスをそれぞれ固定的に設定
する場合と比較して、MACアドレスを記憶しておくR
OMが不要となる分だけ受信ボード30の回路構成を簡
素化することができる。
【0060】また設定サーバ7は、衛星インターネット
サービスを受ける要請をクライアント3から受けたとき
だけ衛星インターネット用IPアドレスAD1及びMA
CアドレスAD2をクライアントPC4の受信ボード3
0に動的に割り当て、送信すべきデータに衛星インター
ネット用IPアドレスAD1及びMACアドレスAD2
を割り当てて送信することにより、衛星インターネット
用IPアドレスAD1及びMACアドレスAD2の節約
及びアドレス不足の解消に貢献すると共に、大用量の送
信データD16を通信衛星16を介して短時間で送信す
ることができる。
【0061】以上の構成によれば、サービスプロバイダ
2の設定サーバ7は、クライアント名及びパスワードか
らなる衛星インターネット使用要求データD1に基づい
て認証確認を得た後、割り当てられた衛星インターネッ
ト用IPアドレスAD1とプロバイダのサービスIDと
に基づいてクライアントPC4の宛て先を指定するユニ
ークなMACアドレスAD2を生成し、衛星インターネ
ット用IPアドレスAD1、MACアドレスAD2及び
サービスIDからなるアドレスデータAD3をクライア
ントPC4に動的に割り当て、送信すべきデータに衛星
インターネット用IPアドレスAD1及びMACアドレ
スAD2を割り当てて送信することにより、衛星インタ
ーネットサービスを受けるクライアントPC4に対して
アドレス不足を生じさせることなくアドレス管理を容易
に行い、大容量の放送データD16を通信衛星16を介
して短時間で送信することができる。
【0062】またサービスプロバイダ2の設定サーバ7
は、クライアント3が衛星インターネットサービスを受
けるときにだけアドレスデータAD3をクライアントP
C4に割り当てることにより、データ放送受信用の受信
ボード30を衛星インターネットサービスを受ける受信
装置として共用化できると共に、既にユーザが使用して
いる受信ボード30に対してユニークなMACアドレス
AD2をそれぞれ個別に実装する必要がないので、個別
にMACアドレスAD2を格納しておくためのROM等
の記憶手段が不要となり受信ボード30の回路構成を簡
素化できる。
【0063】(2)第2の実施の形態 図1との対応部分に同一符号を付して示す図6におい
て、50は全体として本発明のアドレス割当装置を備え
た衛星インターネットサービスの情報システムを示し、
サービスプロバイダ51の設定サーバ52が認証確認を
得、DHCPサーバ9によって衛星インターネット用I
PアドレスAD1が割り当てられた後、MACアドレス
サーバ53に対してMACアドレスの要求を行う。
【0064】受信端末アドレス割当手段としてのMAC
アドレスサーバ53は、計6[Byte]のMACアドレスA
D2を乱数発生部54によって乱数的に発生させて設定
サーバ52に割り当てる。設定サーバ52は、割り当て
られたMACアドレスAD4が乱数的に生成されたもの
であるため、当該MACアドレスAD4を使用するクラ
イアントPC4のセキュリティを向上せしめるようにな
されている。
【0065】設定サーバ52は、衛星インターネット用
IPアドレスAD1、MACアドレスAD4及びサービ
スIDからなるアドレスデータAD5をインターネット
6及びISDN回線を介してクライアントPC4に通知
し、受信ボード30(図4)のRAM36に記憶させ
る。
【0066】次に、設定サーバ52によって行われるア
ドレスデータAD5のクライアントPC4に対する割当
処理手順を説明する。図7に示すように設定サーバ52
のCPU(図示せず)は、RT2の開始ステップから入
ってステップSP11に移る。
【0067】ステップSP11において設定サーバ52
のCPUは、RT1のステップSP1と同様にクライア
ントPC4からクライアント名及びパスワードを受け付
け、次のステップSP12に移る。ステップSP12に
おいて設定サーバ52のCPUは、クライアント名及び
パスワードを基に認証を行い、次のステップSP13に
移る。
【0068】ステップSP13において設定サーバ52
のCPUは、認証確認が得られたか否かを判定する。こ
こで否定結果が得られると、このことは認証確認が得ら
れなかったことを表しており、このとき設定サーバ52
のCPUは、ステップSP11に戻って再度上述の処理
を繰り返す。これに対してステップSP13において肯
定結果が得られると、このことは認証確認が得られたこ
とを表しており、このとき設定サーバ52のCPUは、
ステップSP14に移る。
【0069】ステップSP14において設定サーバ52
のCPUは、認証確認が得られたのでDHCPサーバ9
に対して衛星インターネット用IPアドレスの割当要求
を行い、空いている所定の衛星インターネット用IPア
ドレスAD1が動的に割り当てられると、次のステップ
SP15に移る。
【0070】ステップSP15において設定サーバ52
のCPUは、MACアドレスサーバ53及び乱数発生部
54によって乱数的に生成された6[Byte]のユニークな
MACアドレスAD4が割り当てられ、次のステップS
P16に移る。
【0071】ステップSP16において設定サーバ52
のCPUは、使用するフィード12の割り当てをポリシ
ーサーバ10を介して行った後、次のステップSP17
において衛星インターネット用IPアドレスAD1及び
MACアドレスAD4をARPデータとしてルータ11
のARPテーブルに追加する。これによりルータ11
は、指定されたホームページを読み出してクライアント
PC4へ送信する時に、衛星インターネット用IPアド
レスAD1に対応したMACアドレスAD4を容易に認
識することができる。
【0072】ステップSP18において設定サーバ52
のCPUは、サービスプロバイダ51における各種設定
処理を終了したので、衛星インターネット用IPアドレ
スAD1、MACアドレスAD4及びプロバイダのサー
ビスIDからなるアドレスデータAD5をインターネッ
ト6及びISDN回線を介してクライアントPC4に通
知し、受信ボード30のRAM36に書き込ませ、次の
ステップSP19においてアドレスデータAD5の割り
当て処理を終了する。
【0073】以上の構成において、設定サーバ52、顧
客管理データベース8及びDHCPサーバ9によって構
成されるアドレス割当装置は、クライアントPC4から
送られてくる衛星インターネット使用要求データD1の
クライアント名及びパスワードを基に認証確認を得、M
ACアドレスサーバ53及び乱数発生部54によってセ
キュリティの高いユニークなMACアドレスAD4を生
成し、これをアドレスデータAD5としてクライアント
PC4に通知して受信ボード30のRAM36に書き込
ませ、衛星インターネットサービスを受ける間だけアド
レスデータAD5を使用させるようにしたことにより、
各クライアントPCに固有のMACアドレスをそれぞれ
固定的に設定する場合と比較して、MACアドレスAD
4を記憶しておくROMが不要となる分だけ受信ボード
30の回路構成を簡素化することができる。
【0074】またサービスプロバイダ51の設定サーバ
52は、衛星インターネットサービスを受ける要請を受
けたときだけ衛星インターネット用IPアドレスAD1
及びMACアドレスAD4をクライアントPC4の受信
ボード30に動的に割り当て、送信すべきデータに衛星
インターネット用IPアドレスAD1及びMACアドレ
スAD4を割り当てて送信することにより、衛星インタ
ーネット用IPアドレスAD1及びMACアドレスAD
4の節約及びアドレス不足の解消に貢献すると共に、大
用量の送信データD16を通信衛星16を介して短時間
で送信することができる。
【0075】以上の構成によれば、サービスプロバイダ
51の設定サーバ52は、クライアント名及びパスワー
ドからなる衛星インターネット使用要求データD1に基
づいて認証確認を得、衛星インターネット用IPアドレ
スAD1の割り当てを受けた後、MACアドレスサーバ
53によってクライアントPC4の宛て先を指定するユ
ニークなMACアドレスAD4を生成し、衛星インター
ネット用IPアドレスAD1、MACアドレスAD4及
びプロバイダのサービスIDからなるアドレスデータA
D5をクライアントPC4に動的に割り当て、送信すべ
きデータに衛星インターネット用IPアドレスAD1及
びMACアドレスAD4を割り当てて送信することによ
り、衛星インターネットサービスを受けるクライアント
PC4に対してアドレス不足を生じさせることなくアド
レス管理を容易に行い、大容量の放送データD16を通
信衛星16を介して短時間で送信することができる。
【0076】またサービスプロバイダ51の設定サーバ
52は、クライアント3が衛星インターネットサービス
を受けるときにだけアドレスデータAD5をクライアン
トPC4に割り当てることにより、データ放送受信用の
受信ボード30を衛星インターネットサービスを受ける
受信装置として共用化できると共に、既にユーザが使用
している受信ボード30に対してユニークなMACアド
レスAD4をそれぞれ個別に設定する必要がないので、
個別にMACアドレスAD4を格納しておくためのRO
M等の記憶手段が不要となり受信ボード30の回路構成
を簡素化できる。
【0077】(3)他の実施の形態 なお上述の第1の実施の形態においては、設定サーバ7
によってユニークな衛星インターネット用IPアドレス
AD1の下位3[Byte]をそのまま下位3[Byte]にマッピ
ングし、プロバイダのサービスIDの3[Byte]を上位3
[Byte]にマッピングすることによりユニークなMACア
ドレスAD2を生成するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、衛星インターネット用IP
アドレスAD1の下位3[Byte]を上位3[Byte]にマッピ
ングし、プロバイダのサービスIDの3[Byte]を下位3
[Byte]にマッピングしてユニークなMACアドレスAD
2を生成するようにしても良い。この場合にも、上述の
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0078】また上述の第2の実施の形態においては、
設定サーバ52が認証確認し、衛星インターネット用I
PアドレスAD1が割り当てられた後にMACアドレス
サーバ53及び乱数発生部54によってMACアドレス
AD4を生成するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、認証確認した後であれば衛星イン
ターネット用IPアドレスAD1が割り当てられること
に関係なくMACアドレスAD4を独立して生成するよ
うにしても良い。
【0079】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、ユーザのクライアント名及びパスワードに基
づいて認証を行うようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、各IRD毎に割り当てられたTS
パケットの暗号解読用のキー情報を格納しているIC(I
ntegrated Circuit)カードのユニークなID番号に基づ
いて認証を行うようにしても良い。この場合、ユニーク
なICカードのID番号を用いて認証を行うようにした
ことにより、クライアント名が2重に存在して認証確認
できないようなことを防止し得、確実に認証確認するこ
とができる。
【0080】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、通信衛星16を介して衛星インターネットサ
ービスを行う情報システム1及び50に本発明を適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite )を介
して衛星インターネットサービスを行う情報システムに
本発明を適用するようにしても良い。
【0081】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、送信データD16を通信衛星16を介してク
ライアント3へ送信するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、大容量の送信データD16
を短時間でクライアント3へ送信する放送形態であれば
通信衛星以外の中継局を用いるようにしても良い。
【0082】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、データを
送信するときの送信先として受信端末装置の宛て先を表
す固有のアドレスを各受信端末装置毎に固定的に設定し
て記憶させる必要がなく、効率良くデータを送信するこ
とができ、かくして送信装置から受信端末装置へ所定の
データを送信する場合に受信端末装置固有のアドレスを
容易に割り当てて送信し得るアドレス割当方法及びアド
レス割当装置を実現できる。
【0083】また本発明によれば、データを受信したと
きに送信装置から割り当てられた固有なアドレスを基に
自分宛のデータだけを容易に抽出することができ、かく
して自分宛に送信されてきたデータだけを容易に抽出し
得る受信端末装置を実現できる。
【0084】さらに本発明によれば、特定の受信端末装
置に割り当てられた固有のアドレスに基づいて所定のデ
ータを放送によって特定の受信端末装置に送信すること
ができ、かくして特定の受信端末装置固有のアドレスを
基にデータを送信し得るデータ送信方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における衛星インタ
ーネットサービスの情報システムの構成を示すブロツク
図である。
【図2】MACアドレスの生成方法の説明に供する略線
図である。
【図3】TSパケットの生成方法の説明に供する略線図
である。
【図4】クライアントの構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態におけるアドレスの割当処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における衛星インタ
ーネットサービスの情報システムの構成を示すブロツク
図である。
【図7】第2の実施の形態におけるアドレスの割当処理
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……情報システム、2、51……サービスプロバイ
ダ、3……クライアント、4……クライアントPC、5
……IRD、6……インターネット、7、52……設定
サーバ、8……顧客管理データベース、9……DHCP
サーバ、10……ポリシーサーバ、11……ルータ、1
2……フィード、4……ホームページサーバ、16……
通信衛星、30……受信ボート、35……CPU、36
……RAM、53……MACアドレスサーバ、54……
乱数発生部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA11 HD09 JL02 JT02 KA04 LD06 LD07 MD09 5K033 AA09 CB01 CB13 DA06 DA18 DB12 DB18 EC03 9A001 JJ25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のデータを送信装置から不特定多数の
    受信端末装置に対して放送する際に、予め特定の受信端
    末装置に固有のアドレスを生成して割り当て、 上記放送されるデータに送信先として上記受信端末装置
    を特定する上記固有のアドレスを割り当てることを特徴
    とするアドレス割当方法。
  2. 【請求項2】上記アドレス割当方法は、上記受信端末装
    置を表す固有な識別情報及び上記送信装置を表す固有な
    識別情報を基に上記固有なアドレスを生成することを特
    徴とする請求項1に記載のアドレス割当方法。
  3. 【請求項3】上記アドレス割当方法は、上記固有なアド
    レスを乱数によって生成することを特徴とする請求項1
    に記載のアドレス割当方法。
  4. 【請求項4】所定のデータを送信装置から不特定多数の
    受信端末装置に対して放送する際に、予め特定の受信端
    末装置に固有のアドレスを生成して割り当てる受信端末
    アドレス割当手段と、 上記放送されるデータに送信先として上記受信端末端末
    を特定する上記固有のアドレスを割り当てるアドレス割
    当手段とを具えることを特徴とするアドレス割当装置。
  5. 【請求項5】上記受信端末アドレス割当手段は、上記受
    信端末装置を表す固有な識別情報及び上記送信装置を表
    す固有な識別情報を基に上記固有なアドレスを生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載のアドレス割当装置。
  6. 【請求項6】上記受信端末アドレス割当手段は、上記固
    有なアドレスを乱数によって生成することを特徴とする
    請求項4に記載のアドレス割当装置。
  7. 【請求項7】要求した所定のデータを送信装置から受信
    する受信端末装置において、 上記データを受信する受信手段と、 上記送信装置が上記データを不特定多数に対して放送す
    る際に送信先として予め割り当てられた固有のアドレス
    を一時的に格納する記憶手段と、 上記受信手段によって受信された上記データに送信先と
    して割り当てられたアドレスと、上記記憶手段に格納し
    た上記固有のアドレスとが一致したときに上記データを
    抽出するフィルタ手段とを具えることを特徴とする受信
    端末装置。
  8. 【請求項8】上記固有のアドレスは、上記受信端末装置
    を表す固有な識別情報及び上記送信装置を表す固有な識
    別情報を基に生成されていることを特徴とする請求項7
    に記載の受信端末装置。
  9. 【請求項9】上記固有のアドレスは、乱数によって生成
    されていることを特徴とする請求項7に記載の受信端末
    装置。
  10. 【請求項10】所定のデータを送信装置から特定の受信
    端末装置に対して送信するデータ送信方法において、 上記データを上記送信装置から上記特定の受信端末装置
    に送信する際の送信先として固有のアドレスを生成し、
    当該固有のアドレスを上記特定の受信端末装置に対して
    割り当て、 上記データに上記送信先として上記固有のアドレスを割
    り当て、当該割り当てられたデータを上記特定の受信端
    末装置を含む不特定多数に対して放送することを特徴と
    するデータ送信方法。
  11. 【請求項11】上記データ送信方法は、上記受信端末装
    置を表す固有な識別情報及び上記送信装置を表す固有な
    識別情報を基に上記固有のアドレスを生成することを特
    徴とする請求項10に記載のデータ送信方法。
  12. 【請求項12】上記データ送信方法は、上記固有のアド
    レスを乱数によって生成することを特徴とする請求項1
    0に記載のデータ送信方法。
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