JP2000151402A - 周波数シンセサイザ - Google Patents
周波数シンセサイザInfo
- Publication number
- JP2000151402A JP2000151402A JP10314360A JP31436098A JP2000151402A JP 2000151402 A JP2000151402 A JP 2000151402A JP 10314360 A JP10314360 A JP 10314360A JP 31436098 A JP31436098 A JP 31436098A JP 2000151402 A JP2000151402 A JP 2000151402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- phase
- locked loop
- output
- divider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力周波数を細かい周波数ステップで広帯域
に可変できるとともに、低雑音特性を有する周波数シン
セサイザを提供することを目的とする。 【解決手段】 第1,第2,第3の3つの位相同期ルー
プ81,82,83を有し、第1の位相同期ループ81
の出力を(1/N1)分周器71で分周した出力と第3
の位相同期ループ83の出力とをミクサ61により周波
数混合した信号と、第2の位相同期ループからの出力を
(1/R1)分周器21で分周した信号とを第1の位相
同期ループ83の位相比較器31で位相比較して、第1
の電圧制御発振器51から出力するようにするととも
に、上記第2の位相同期ループ82の分周器として可変
分周器である(1/N2)分周器72を用いて出力周波
数を可変とした。
に可変できるとともに、低雑音特性を有する周波数シン
セサイザを提供することを目的とする。 【解決手段】 第1,第2,第3の3つの位相同期ルー
プ81,82,83を有し、第1の位相同期ループ81
の出力を(1/N1)分周器71で分周した出力と第3
の位相同期ループ83の出力とをミクサ61により周波
数混合した信号と、第2の位相同期ループからの出力を
(1/R1)分周器21で分周した信号とを第1の位相
同期ループ83の位相比較器31で位相比較して、第1
の電圧制御発振器51から出力するようにするととも
に、上記第2の位相同期ループ82の分周器として可変
分周器である(1/N2)分周器72を用いて出力周波
数を可変とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば衛星通信に
おける送信機あるいは受信機の局部発振器として用いら
れるに周波数シンセサイザに関するものである。
おける送信機あるいは受信機の局部発振器として用いら
れるに周波数シンセサイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平3−148916
号公報に記載された位相同期方式の周波数シンセサイザ
の構成を示すブロック図で、同図において、10は基準
信号発振器、20aは上記基準信号発振器10の出力を
分周する分周器、30a,30bは位相比較器、40
a,40bはループフィルタ、50a,50bは電圧制
御発振器、60aは第1の電圧制御発振器50aの出力
と第2の電圧制御発振器50bの出力とを周波数混合す
るミクサ、70a,70bは可変分周器である。
号公報に記載された位相同期方式の周波数シンセサイザ
の構成を示すブロック図で、同図において、10は基準
信号発振器、20aは上記基準信号発振器10の出力を
分周する分周器、30a,30bは位相比較器、40
a,40bはループフィルタ、50a,50bは電圧制
御発振器、60aは第1の電圧制御発振器50aの出力
と第2の電圧制御発振器50bの出力とを周波数混合す
るミクサ、70a,70bは可変分周器である。
【0003】ここで、位相同期方式の周波数シンセサイ
ザの雑音特性について説明する。位相同期方式の周波数
シンセサイザの雑音は、ループの応答で決まる自然角周
波数ωnの帯域内と帯域外とでその性質が異なり、帯域
外では電圧制御発振器(VCO)の雑音が支配する。こ
れに対し帯域内では、位相比較器(PD)のノイズフロ
アがVCOで逓倍された雑音が主である。上記ループ帯
域内の雑音の大きさは、分周数Mを用いて、以下の式
(1)のように表される。 N=Nf+20logM (dB/Hz) ‥‥(1) N;ループ帯域内雑音 Nf;ノイズフロア M;分周数 なお、上記式(1)中のノイズフロアNfは、位相比較
器(PD)に使用する素子により決定される。上記式
(1)より、ループ帯域内雑音Nを低減するためには、
分周数Mを小さくする必要があることが分かる。
ザの雑音特性について説明する。位相同期方式の周波数
シンセサイザの雑音は、ループの応答で決まる自然角周
波数ωnの帯域内と帯域外とでその性質が異なり、帯域
外では電圧制御発振器(VCO)の雑音が支配する。こ
れに対し帯域内では、位相比較器(PD)のノイズフロ
アがVCOで逓倍された雑音が主である。上記ループ帯
域内の雑音の大きさは、分周数Mを用いて、以下の式
(1)のように表される。 N=Nf+20logM (dB/Hz) ‥‥(1) N;ループ帯域内雑音 Nf;ノイズフロア M;分周数 なお、上記式(1)中のノイズフロアNfは、位相比較
器(PD)に使用する素子により決定される。上記式
(1)より、ループ帯域内雑音Nを低減するためには、
分周数Mを小さくする必要があることが分かる。
【0004】次に、上記構成の周波数シンセサイザの動
作について説明する。上記構成の周波数シンセサイザ
は、第1及び第2の2つの位相同期ループ80a,80
bを有している。第2の位相同期ループ80bは、位相
比較器30bと、ループフィルタ40bと、電圧制御発
振器50bと、可変分周器70bとから構成され、その
出力がミクサ60aの一方の入力となる。また、第1の
位相同期ループ80aは、位相比較器30aと、ループ
フィルタ40aと、電圧制御発振器50aと、ミクサ6
0aと、可変分周器70aとから構成され、その出力は
ミクサ60aのもう一方の入力となるとともに、この周
波数シンセサイザの出力となる。第1の位相同期ループ
80aへは、基準信号発振器10の出力を分周器20a
により1/10に分周した、周波数がFRef1である基準
信号が供給され、第2の位相同期ループ80bへは、周
波数がFRef2である基準信号発振器10の出力がそのま
ま基準信号として供給される。また、ミクサ60aで
は、周波数がFoutである第1の位相同期ループの出力
と、周波数がF2である第2の位相同期ループの出力と
が混合されて、それらの差の周波数であるFf1=Fout
−F2の周波数の信号が取り出され、第1の位相同期ル
ープ80aの可変分周器70aへ供給される。一方、第
2の位相同期ループ80bの可変分周器70bへは、第
2の位相同期ループ80bの出力がそのまま供給され
る。
作について説明する。上記構成の周波数シンセサイザ
は、第1及び第2の2つの位相同期ループ80a,80
bを有している。第2の位相同期ループ80bは、位相
比較器30bと、ループフィルタ40bと、電圧制御発
振器50bと、可変分周器70bとから構成され、その
出力がミクサ60aの一方の入力となる。また、第1の
位相同期ループ80aは、位相比較器30aと、ループ
フィルタ40aと、電圧制御発振器50aと、ミクサ6
0aと、可変分周器70aとから構成され、その出力は
ミクサ60aのもう一方の入力となるとともに、この周
波数シンセサイザの出力となる。第1の位相同期ループ
80aへは、基準信号発振器10の出力を分周器20a
により1/10に分周した、周波数がFRef1である基準
信号が供給され、第2の位相同期ループ80bへは、周
波数がFRef2である基準信号発振器10の出力がそのま
ま基準信号として供給される。また、ミクサ60aで
は、周波数がFoutである第1の位相同期ループの出力
と、周波数がF2である第2の位相同期ループの出力と
が混合されて、それらの差の周波数であるFf1=Fout
−F2の周波数の信号が取り出され、第1の位相同期ル
ープ80aの可変分周器70aへ供給される。一方、第
2の位相同期ループ80bの可変分周器70bへは、第
2の位相同期ループ80bの出力がそのまま供給され
る。
【0005】ここで、第2の位相同期ループ80bの基
準周波数FRef2を第1の位相同期ループ80aの基準周
波数FRef1よりも 大きく設定することにより、第2の
位相同期ループ80bの可変分周器70bの分周数M2
を小さくすることができる。一方、第1の位相同期ルー
プ80aの可変分周器70aは、両ループの出力の周波
数の差を分周しているので、上記可変分周器70aの分
周数M1はさほど大きな値にはならない。したがって、
基準周波数FRef2を基準周波数FRef1よりも 大きく設定
すれば、分周による雑音劣化量を大幅に低減することが
可能となる。
準周波数FRef2を第1の位相同期ループ80aの基準周
波数FRef1よりも 大きく設定することにより、第2の
位相同期ループ80bの可変分周器70bの分周数M2
を小さくすることができる。一方、第1の位相同期ルー
プ80aの可変分周器70aは、両ループの出力の周波
数の差を分周しているので、上記可変分周器70aの分
周数M1はさほど大きな値にはならない。したがって、
基準周波数FRef2を基準周波数FRef1よりも 大きく設定
すれば、分周による雑音劣化量を大幅に低減することが
可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
周波数シンセサイザは以上のように構成されているの
で、出力周波数Foutを細かい周波数ステップで広帯域
に可変する場合には、第1の位相同期ループ80aの可
変分周器70aへの入力周波数Ff1を上記出力周波数F
outの可変帯域よりも大きくする必要があり、そのた
め、上記第1の位相同期ループ80aの分周数M1を小
さくすることができなくなってしまい、低雑音化が困難
であるといった問題点があった。また、第1の位相同期
ループ80aでの分周数M1の低減に限界があり、ルー
プ内の位相雑音の低減に限界があること、更には、電圧
制御発振器50aの位相雑音の低減にも限界があること
から、第1の位相同期ループ80aのループ帯域をあま
り狭くすることができないので、基準信号入力からの耐
雑音特性を向上させることが困難となり、その結果、雑
音が逓倍されて広帯域に出力に現れるという問題点があ
った。
周波数シンセサイザは以上のように構成されているの
で、出力周波数Foutを細かい周波数ステップで広帯域
に可変する場合には、第1の位相同期ループ80aの可
変分周器70aへの入力周波数Ff1を上記出力周波数F
outの可変帯域よりも大きくする必要があり、そのた
め、上記第1の位相同期ループ80aの分周数M1を小
さくすることができなくなってしまい、低雑音化が困難
であるといった問題点があった。また、第1の位相同期
ループ80aでの分周数M1の低減に限界があり、ルー
プ内の位相雑音の低減に限界があること、更には、電圧
制御発振器50aの位相雑音の低減にも限界があること
から、第1の位相同期ループ80aのループ帯域をあま
り狭くすることができないので、基準信号入力からの耐
雑音特性を向上させることが困難となり、その結果、雑
音が逓倍されて広帯域に出力に現れるという問題点があ
った。
【0007】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、出力周波数を細かい周波数ステップで広帯域に
可変できるとともに、低雑音特性を有し、更には、基準
信号入力からの雑音に対する耐雑音特性をも向上させた
周波数シンセサイザを提供することを目的とする。
もので、出力周波数を細かい周波数ステップで広帯域に
可変できるとともに、低雑音特性を有し、更には、基準
信号入力からの雑音に対する耐雑音特性をも向上させた
周波数シンセサイザを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の周波数シンセサイザは、局部発振周波数の信号を出力
する第1の電圧制御発振器を備えた第1の位相同期ルー
プと、基準信号に同期した第2及び第3の位相同期ルー
プとを有し、上記第1の位相同期ループの出力を分周し
た信号と上記第3の位相同期ループの出力信号とを周波
数混合した信号と、上記第2の位相同期ループの出力を
分周した第1の位相同期ループの位相比較周波数を有す
る信号とを、第1の位相同期ループの位相比較器により
位相比較し、この位相比較出力により上記第1の電圧制
御発振器を制御するようにしたものである。
の周波数シンセサイザは、局部発振周波数の信号を出力
する第1の電圧制御発振器を備えた第1の位相同期ルー
プと、基準信号に同期した第2及び第3の位相同期ルー
プとを有し、上記第1の位相同期ループの出力を分周し
た信号と上記第3の位相同期ループの出力信号とを周波
数混合した信号と、上記第2の位相同期ループの出力を
分周した第1の位相同期ループの位相比較周波数を有す
る信号とを、第1の位相同期ループの位相比較器により
位相比較し、この位相比較出力により上記第1の電圧制
御発振器を制御するようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の周波数シンセサイザは、
第3の位相同期ループの分周器を固定分周器として第3
の位相同期ループ出力周波数を固定し、第2の位相同期
ループの分周器を可変分周器として出力周波数を可変す
るようにしたものである。
第3の位相同期ループの分周器を固定分周器として第3
の位相同期ループ出力周波数を固定し、第2の位相同期
ループの分周器を可変分周器として出力周波数を可変す
るようにしたものである。
【0010】請求項3に記載の周波数シンセサイザは、
第1の位相同期ループの分周器の分周数を、第2の位相
同期ループの出力から第1の位相同期ループの位相比較
周波数を得るための分周器の分周数と同程度にするかあ
るいは小さく設定したものである。
第1の位相同期ループの分周器の分周数を、第2の位相
同期ループの出力から第1の位相同期ループの位相比較
周波数を得るための分周器の分周数と同程度にするかあ
るいは小さく設定したものである。
【0011】請求項4に記載の周波数シンセサイザは、
第3の位相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いて狭
帯域ループとするとともに、上記第3の位相同期ループ
の出力を第2の位相同期ループの基準信号としたもので
ある。
第3の位相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いて狭
帯域ループとするとともに、上記第3の位相同期ループ
の出力を第2の位相同期ループの基準信号としたもので
ある。
【0012】請求項5に記載の周波数シンセサイザは、
第3の位相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いて狭
帯域ループとするとともに、上記第3の位相同期ループ
の出力を分周した信号を第2の位相同期ループの基準信
号としたものである。
第3の位相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いて狭
帯域ループとするとともに、上記第3の位相同期ループ
の出力を分周した信号を第2の位相同期ループの基準信
号としたものである。
【0013】請求項6に記載の周波数シンセサイザは、
第3の位相同期ループの出力を、他の周波数シンセサイ
ザの基準信号としたものである。
第3の位相同期ループの出力を、他の周波数シンセサイ
ザの基準信号としたものである。
【0014】請求項7に記載の周波数シンセサイザは、
第3の位相同期ループ出力を分周した信号を、他の周波
数シンセサイザの基準信号としたものである。
第3の位相同期ループ出力を分周した信号を、他の周波
数シンセサイザの基準信号としたものである。
【0015】請求項8に記載の周波数シンセサイザは、
第2の位相同期ループの出力から第1の位相同期ループ
の位相比較周波数を得るための分周器と、基準信号から
上記第2の位相同期ループの位相比較周波数を得るため
の分周器とを可変としたものである。
第2の位相同期ループの出力から第1の位相同期ループ
の位相比較周波数を得るための分周器と、基準信号から
上記第2の位相同期ループの位相比較周波数を得るため
の分周器とを可変としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係わる
周波数シンセサイザの構成を示すブロック図である。同
図において、10は水晶発振器から成る基準信号発振
器、21,22,23はそれぞれ入力された基準信号を
分周し位相比較周波数を得るための(1/R1)分周
器,(1/R2)分周器及び(1/R3)分周器、31,
32,33は第1,第2及び第3の位相比較器、41,
42,43は上記第1,第2及び第3の位相比較器3
1,32,33のそれぞれの出力信号に含まれる高周波
歪みを除去するためのループフィルタ、51,52,5
3は第1,第2及び第3の電圧制御発振器で、第1の電
圧制御発振器51は、本発明の周波数シンセサイザの局
部発振周波数となる信号を出力する。また、61は上記
第1の電圧制御発振器51の分周出力と上記第3の電圧
制御発振器53の出力とを周波数混合する周波数混合ミ
クサ(以下、ミクサという)、71,72,73は上記
第1,第2及び第3の電圧制御発振器51,52,53
のそれぞれの出力を分周する(1/N1)分周器,(1
/N2)分周器及び(1/N3)分周器である。
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係わる
周波数シンセサイザの構成を示すブロック図である。同
図において、10は水晶発振器から成る基準信号発振
器、21,22,23はそれぞれ入力された基準信号を
分周し位相比較周波数を得るための(1/R1)分周
器,(1/R2)分周器及び(1/R3)分周器、31,
32,33は第1,第2及び第3の位相比較器、41,
42,43は上記第1,第2及び第3の位相比較器3
1,32,33のそれぞれの出力信号に含まれる高周波
歪みを除去するためのループフィルタ、51,52,5
3は第1,第2及び第3の電圧制御発振器で、第1の電
圧制御発振器51は、本発明の周波数シンセサイザの局
部発振周波数となる信号を出力する。また、61は上記
第1の電圧制御発振器51の分周出力と上記第3の電圧
制御発振器53の出力とを周波数混合する周波数混合ミ
クサ(以下、ミクサという)、71,72,73は上記
第1,第2及び第3の電圧制御発振器51,52,53
のそれぞれの出力を分周する(1/N1)分周器,(1
/N2)分周器及び(1/N3)分周器である。
【0017】本発明の周波数シンセサイザは、第1,第
2及び第3の3つの位相同期ループ81,82,83を
有している。まず、第3の位相同期ループ83は、基準
信号発振器10からの基準信号を分周する(1/R3)
分周器23と、位相比較器33と、ループフィルタ43
と、第3の電圧制御発振器53と、(1/N3)分周器
73とから構成され、上記第3の電圧制御発振器53の
発振周波数は基準信号発生器10に同期して安定化され
る。この第3の位相同期ループ83の出力は、ミクサ6
1の一方の入力となる。また、第2の位相同期ループ8
2は、基準信号発振器10からの基準信号を分周する
(1/R2)分周器22と、位相比較器32と、ループ
フィルタ42と、第2の電圧制御発振器52と、可変分
周器である(1/N2)分周器72とから構成され、上
記第2の電圧制御発振器53も基準信号発生器10に同
期して安定化される。この第2の位相同期ループ82の
出力は、後述する第1の位相同期ループ81の(1/R
1)分周器21に入力される。第1の位相同期ループ8
1は、上記第2の位相同期ループ82の出力を分周する
(1/R1)分周器21と、位相比較器31と、ループ
フィルタ41と、第1の電圧制御発振器51と、(1/
N1)分周器71と、ミクサ61とから構成され、上記
第1の電圧制御発振器51の出力が本発明の周波数シン
セサイザの出力信号となる。この第1の電圧制御発振器
51の出力は、(1/N1)分周器71により分周され
た後、ミクサ61により、第3の電圧制御発振器53の
出力と混合され、上記2つの出力の差の周波数を有する
信号がミクサ61から位相比較器31に出力される。位
相比較器31は、上記(1/R1)分周器21で分周さ
れた位相比較周波数となる信号と、上記ミクサ61から
の出力された2つの出力の差の周波数を有する信号とを
位相比較する。上記位相比較器31の出力は、ループフ
ィルタ41により高周波歪みを除去された後、上記第1
の電圧制御発振器51に入力され、上記第1の電圧制御
発振器51の出力を制御する。なお、上記第2の位相同
期ループ82の(1/N2)分周器72は可変分周器
で、出力周波数に応じた分周数で上記第2の電圧制御発
振器52の出力を分周する。また、上記第1及び第3の
位相同期ループ81,83の(1/N1)分周器71と
(1/N3)分周器73とは固定分周器である。
2及び第3の3つの位相同期ループ81,82,83を
有している。まず、第3の位相同期ループ83は、基準
信号発振器10からの基準信号を分周する(1/R3)
分周器23と、位相比較器33と、ループフィルタ43
と、第3の電圧制御発振器53と、(1/N3)分周器
73とから構成され、上記第3の電圧制御発振器53の
発振周波数は基準信号発生器10に同期して安定化され
る。この第3の位相同期ループ83の出力は、ミクサ6
1の一方の入力となる。また、第2の位相同期ループ8
2は、基準信号発振器10からの基準信号を分周する
(1/R2)分周器22と、位相比較器32と、ループ
フィルタ42と、第2の電圧制御発振器52と、可変分
周器である(1/N2)分周器72とから構成され、上
記第2の電圧制御発振器53も基準信号発生器10に同
期して安定化される。この第2の位相同期ループ82の
出力は、後述する第1の位相同期ループ81の(1/R
1)分周器21に入力される。第1の位相同期ループ8
1は、上記第2の位相同期ループ82の出力を分周する
(1/R1)分周器21と、位相比較器31と、ループ
フィルタ41と、第1の電圧制御発振器51と、(1/
N1)分周器71と、ミクサ61とから構成され、上記
第1の電圧制御発振器51の出力が本発明の周波数シン
セサイザの出力信号となる。この第1の電圧制御発振器
51の出力は、(1/N1)分周器71により分周され
た後、ミクサ61により、第3の電圧制御発振器53の
出力と混合され、上記2つの出力の差の周波数を有する
信号がミクサ61から位相比較器31に出力される。位
相比較器31は、上記(1/R1)分周器21で分周さ
れた位相比較周波数となる信号と、上記ミクサ61から
の出力された2つの出力の差の周波数を有する信号とを
位相比較する。上記位相比較器31の出力は、ループフ
ィルタ41により高周波歪みを除去された後、上記第1
の電圧制御発振器51に入力され、上記第1の電圧制御
発振器51の出力を制御する。なお、上記第2の位相同
期ループ82の(1/N2)分周器72は可変分周器
で、出力周波数に応じた分周数で上記第2の電圧制御発
振器52の出力を分周する。また、上記第1及び第3の
位相同期ループ81,83の(1/N1)分周器71と
(1/N3)分周器73とは固定分周器である。
【0018】次に、上記構成の周波数シンセサイザの動
作を以下に説明する。ここでは、上記周波数シンセサイ
ザにおいて、出力周波数が1GHzで、可変周波数ステ
ップが1MHzである場合について説明する。なお、基
準信号発振器10の出力周波数は10MHzとした。ま
ず、図1に示すように、第3の位相同期ループの出力周
波数を、例えば100MHz以下になるように、(1/
N1)分周器71を選ぶ。ここで、(1/N1)分周器7
1の分周数N1をN1=16とすると、(1/N1)分周
器71の出力周波数は62.5MHzとなるので、第3
の位相同期ループの出力周波数を60MHzに設定す
る。これにより、第3の電圧制御発振器53として、例
えば電圧制御水晶発振器あるいは誘電体発振器を用い、
位相比較周波数を可能な限り高い周波数に設定して、位
相雑音の低減を図ることができる。ここでは、(1/R
3)分周器23の分周数をR3=1(実際には分周器23
を省略する)とし、上記位相比較周波数を基準信号周波
数と同じ10MHzとするとともに、固定分周器である
(1/N3)分周器73の分周数N3をN3=6とした。
作を以下に説明する。ここでは、上記周波数シンセサイ
ザにおいて、出力周波数が1GHzで、可変周波数ステ
ップが1MHzである場合について説明する。なお、基
準信号発振器10の出力周波数は10MHzとした。ま
ず、図1に示すように、第3の位相同期ループの出力周
波数を、例えば100MHz以下になるように、(1/
N1)分周器71を選ぶ。ここで、(1/N1)分周器7
1の分周数N1をN1=16とすると、(1/N1)分周
器71の出力周波数は62.5MHzとなるので、第3
の位相同期ループの出力周波数を60MHzに設定す
る。これにより、第3の電圧制御発振器53として、例
えば電圧制御水晶発振器あるいは誘電体発振器を用い、
位相比較周波数を可能な限り高い周波数に設定して、位
相雑音の低減を図ることができる。ここでは、(1/R
3)分周器23の分周数をR3=1(実際には分周器23
を省略する)とし、上記位相比較周波数を基準信号周波
数と同じ10MHzとするとともに、固定分周器である
(1/N3)分周器73の分周数N3をN3=6とした。
【0019】次に、第2の位相同期ループ82について
説明する。ここで重要なのは、第1の位相同期ループ8
1の位相比較周波数となる信号を得るための(1/
R1)分周器21の選び方である。この(1/R1)分周
器21の分周数R1を、先に決定した第1の位相同期ル
ープ81の(1/N1)分周器71の分周数N1よりも大
きな値(例えば、R1=32)にすることにより、第2
の位相同期ループ82の可変周波数ステップを大きく
し、出力周波数を大きくすることができる。上記可変周
波数ステップが大きくなると、位相比較周波数を高い周
波数に設定することができ、位相雑音特性は向上する。
但し、出力周波数が大きくなるため、第2の位相同期ル
ープ82の位相雑音は変わらない。しかしながら、第2
の位相同期ループ82の出力から、周波数シンセサイザ
の出力までの逓倍数は(N1/R1)で、上述したよう
に、R1をN1よりも大きく選んでいるので、逓倍数は1
より小さい値となり、第2の位相同期ループ82の位相
雑音の出力への寄与を小さくすることができ、全体とし
て位相雑音特性を向上させることができる。
説明する。ここで重要なのは、第1の位相同期ループ8
1の位相比較周波数となる信号を得るための(1/
R1)分周器21の選び方である。この(1/R1)分周
器21の分周数R1を、先に決定した第1の位相同期ル
ープ81の(1/N1)分周器71の分周数N1よりも大
きな値(例えば、R1=32)にすることにより、第2
の位相同期ループ82の可変周波数ステップを大きく
し、出力周波数を大きくすることができる。上記可変周
波数ステップが大きくなると、位相比較周波数を高い周
波数に設定することができ、位相雑音特性は向上する。
但し、出力周波数が大きくなるため、第2の位相同期ル
ープ82の位相雑音は変わらない。しかしながら、第2
の位相同期ループ82の出力から、周波数シンセサイザ
の出力までの逓倍数は(N1/R1)で、上述したよう
に、R1をN1よりも大きく選んでいるので、逓倍数は1
より小さい値となり、第2の位相同期ループ82の位相
雑音の出力への寄与を小さくすることができ、全体とし
て位相雑音特性を向上させることができる。
【0020】図1では、R1=32としたので、第2の
位相同期ループ82の出力周波数は80MHz,可変周
波数ステップは2MHzとなる。したがって、(1/N
2)分周器72の分周数N2をN2=40とすることがで
き、位相雑音特性を大幅に改善することができる。な
お、出力周波数を1000MHzから可変する場合に
は、上記例と同様に、可変分周器である(1/N2)分
周器72の分周数N2を変更すればよい。例えば、出力
周波数を1040MHzとした場合でも、第2の位相同
期ループ82の出力周波数160MHz,可変周波数ス
テップは2MHz,(1/N2)分周器72の分周数N2
はN2=80であり、分周数N2はさほど大きな値にはな
らないので、出力周波数を細かいステップで可変できる
とともに、位相雑音特性を大幅に改善することができ
る。
位相同期ループ82の出力周波数は80MHz,可変周
波数ステップは2MHzとなる。したがって、(1/N
2)分周器72の分周数N2をN2=40とすることがで
き、位相雑音特性を大幅に改善することができる。な
お、出力周波数を1000MHzから可変する場合に
は、上記例と同様に、可変分周器である(1/N2)分
周器72の分周数N2を変更すればよい。例えば、出力
周波数を1040MHzとした場合でも、第2の位相同
期ループ82の出力周波数160MHz,可変周波数ス
テップは2MHz,(1/N2)分周器72の分周数N2
はN2=80であり、分周数N2はさほど大きな値にはな
らないので、出力周波数を細かいステップで可変できる
とともに、位相雑音特性を大幅に改善することができ
る。
【0021】このように、本実施の形態1の周波数シン
セサイザは、3つの位相同期ループ81,82,83を
有し、第1の位相同期ループ81の出力を(1/N1)
分周器71で分周した出力と第3の位相同期ループ83
の出力とをミクサ61により周波数混合した信号と、第
2の位相同期ループからの出力を(1/R1)分周器2
1で分周した信号とを第1の位相同期ループ83の位相
比較器31で位相比較して、第1の電圧制御発振器51
から出力するようにするとともに、上記第2の位相同期
ループ82の分周器として可変分周器である(1/
N2)分周器72を用いて周波数を可変としたので、出
力周波数を細かいステップで可変することができるとと
もに、位相雑音特性を大幅に改善することができる。ま
た、第1の位相同期ループ81の(1/N1)分周器7
1の分周数N1を、第2の位相同期ループの出力信号か
ら第1の位相同期ループの位相比較周波数を得るための
(1/R1)分周器21の分周数R1よりも小さく設定し
たので、第2の位相同期ループ82の位相雑音の出力へ
の寄与を小さくすることができ、全体として位相雑音特
性を向上させることができる。
セサイザは、3つの位相同期ループ81,82,83を
有し、第1の位相同期ループ81の出力を(1/N1)
分周器71で分周した出力と第3の位相同期ループ83
の出力とをミクサ61により周波数混合した信号と、第
2の位相同期ループからの出力を(1/R1)分周器2
1で分周した信号とを第1の位相同期ループ83の位相
比較器31で位相比較して、第1の電圧制御発振器51
から出力するようにするとともに、上記第2の位相同期
ループ82の分周器として可変分周器である(1/
N2)分周器72を用いて周波数を可変としたので、出
力周波数を細かいステップで可変することができるとと
もに、位相雑音特性を大幅に改善することができる。ま
た、第1の位相同期ループ81の(1/N1)分周器7
1の分周数N1を、第2の位相同期ループの出力信号か
ら第1の位相同期ループの位相比較周波数を得るための
(1/R1)分周器21の分周数R1よりも小さく設定し
たので、第2の位相同期ループ82の位相雑音の出力へ
の寄与を小さくすることができ、全体として位相雑音特
性を向上させることができる。
【0022】実施の形態2.上記実施の形態1では、第
2の位相同期ループ82の(1/R2)分周器22に入
力する基準信号を基準信号発振器10の出力としたが、
本実施の形態2は、図2に示すように、第3の電圧制御
発振器53として電圧制御水晶発振器を用いて第3の位
相同期ループ83の帯域を狭帯域とするとともに、上記
第3の位相同期ループ83の出力を第2の位相同期ルー
プ82の基準信号に用いることにより、周波数シンセサ
イザの耐雑音特性を改善したものである。すなわち、本
実施の形態2の周波数シンセサイザは、第3の電圧制御
発振器53に低雑音特性を有する電圧制御水晶発振器を
用いることにより、第3の位相同期ループ83の帯域を
狭帯域とすることができるので、基準信号入力の雑音に
対する第3の位相同期ループ83の耐雑音特性を向上さ
せることができる。また、第2の位相同期ループ82の
基準信号として、上記第3の電圧制御発振器53の出力
を用いているので、第2の位相同期ループ82の耐雑音
特性も向上させることができ、周波数シンセサイザとし
ての総合的な耐雑音特性を向上させることができる。
2の位相同期ループ82の(1/R2)分周器22に入
力する基準信号を基準信号発振器10の出力としたが、
本実施の形態2は、図2に示すように、第3の電圧制御
発振器53として電圧制御水晶発振器を用いて第3の位
相同期ループ83の帯域を狭帯域とするとともに、上記
第3の位相同期ループ83の出力を第2の位相同期ルー
プ82の基準信号に用いることにより、周波数シンセサ
イザの耐雑音特性を改善したものである。すなわち、本
実施の形態2の周波数シンセサイザは、第3の電圧制御
発振器53に低雑音特性を有する電圧制御水晶発振器を
用いることにより、第3の位相同期ループ83の帯域を
狭帯域とすることができるので、基準信号入力の雑音に
対する第3の位相同期ループ83の耐雑音特性を向上さ
せることができる。また、第2の位相同期ループ82の
基準信号として、上記第3の電圧制御発振器53の出力
を用いているので、第2の位相同期ループ82の耐雑音
特性も向上させることができ、周波数シンセサイザとし
ての総合的な耐雑音特性を向上させることができる。
【0023】実施の形態3.上記実施の形態2では、第
3の電圧制御発振器53として電圧制御水晶発振器を用
いて第3の位相同期ループ83の帯域を狭帯域とすると
ともに、この位相同期ループ83の出力を第2の位相同
期ループ82の基準信号に用いたが、図3に示すよう
に、位相同期ループ83の分周出力を第2の位相同期ル
ープ82の基準信号に用いても、上記実施の形態2と同
様に、第2の位相同期ループ82の耐雑音特性も向上さ
せることができ、周波数シンセサイザとしての総合的な
耐雑音特性を向上させることができる。
3の電圧制御発振器53として電圧制御水晶発振器を用
いて第3の位相同期ループ83の帯域を狭帯域とすると
ともに、この位相同期ループ83の出力を第2の位相同
期ループ82の基準信号に用いたが、図3に示すよう
に、位相同期ループ83の分周出力を第2の位相同期ル
ープ82の基準信号に用いても、上記実施の形態2と同
様に、第2の位相同期ループ82の耐雑音特性も向上さ
せることができ、周波数シンセサイザとしての総合的な
耐雑音特性を向上させることができる。
【0024】実施の形態4.図1は、本発明の実施の形
態4に係わる周波数シンセサイザの構成を示すブロック
図で、第1,第2及び第3の3つの位相同期ループの構
成は上記実施の形態2と同様である。本実施の形態4で
は、上記実施の形態2,3と同様に、第3の電圧制御発
振器53として電圧制御水晶発振器を用いて第3の位相
同期ループ83の耐雑音特性を向上させるとともに、こ
の第3の電圧制御発振器53の出力を他の周波数シンセ
サイザ100の発振器の基準信号に用いることができる
ようにしたものである。本構成の周波数シンセサイザ
は、例えば、1つの装置内に複数の発振器があり、各発
振器が1つの基準信号に同期している場合に、基準信号
入力の雑音に対する全ての発振器の耐雑音特性を向上さ
せることができ、これにより、装置全体の耐雑音特性を
向上させることができる。また、第3の電圧制御発振器
53の出力は、水晶発振器から成る基準信号発振器10
の出力よりも高い周波数に設定できるので、任意の基準
信号発生器10に同期して安定化された基準信号を他の
周波数シンセサイザ100に出力することができる。
態4に係わる周波数シンセサイザの構成を示すブロック
図で、第1,第2及び第3の3つの位相同期ループの構
成は上記実施の形態2と同様である。本実施の形態4で
は、上記実施の形態2,3と同様に、第3の電圧制御発
振器53として電圧制御水晶発振器を用いて第3の位相
同期ループ83の耐雑音特性を向上させるとともに、こ
の第3の電圧制御発振器53の出力を他の周波数シンセ
サイザ100の発振器の基準信号に用いることができる
ようにしたものである。本構成の周波数シンセサイザ
は、例えば、1つの装置内に複数の発振器があり、各発
振器が1つの基準信号に同期している場合に、基準信号
入力の雑音に対する全ての発振器の耐雑音特性を向上さ
せることができ、これにより、装置全体の耐雑音特性を
向上させることができる。また、第3の電圧制御発振器
53の出力は、水晶発振器から成る基準信号発振器10
の出力よりも高い周波数に設定できるので、任意の基準
信号発生器10に同期して安定化された基準信号を他の
周波数シンセサイザ100に出力することができる。
【0025】実施の形態5.上記実施の形態4では、第
3の電圧制御発振器53として電圧制御水晶発振器を用
いて第3の位相同期ループ83の帯域を狭帯域とすると
ともに、この位相同期ループ83の出力を他の周波数シ
ンセサイザ100の発振器の基準信号に用いたが、図5
に示すように、位相同期ループ83の分周出力を他の周
波数シンセサイザ100の発振器の基準信号に用いて
も、上記実施の形態4と同様に、上記全ての発振器の耐
雑音特性を向上させることができ、装置全体の耐雑音特
性を向上させることができる。また、第3の電圧制御発
振器53の出力は、水晶発振器から成る基準信号発振器
10に同期して安定化されているので、任意の周波数の
安定した基準信号を他の周波数シンセサイザ100に出
力することができる。
3の電圧制御発振器53として電圧制御水晶発振器を用
いて第3の位相同期ループ83の帯域を狭帯域とすると
ともに、この位相同期ループ83の出力を他の周波数シ
ンセサイザ100の発振器の基準信号に用いたが、図5
に示すように、位相同期ループ83の分周出力を他の周
波数シンセサイザ100の発振器の基準信号に用いて
も、上記実施の形態4と同様に、上記全ての発振器の耐
雑音特性を向上させることができ、装置全体の耐雑音特
性を向上させることができる。また、第3の電圧制御発
振器53の出力は、水晶発振器から成る基準信号発振器
10に同期して安定化されているので、任意の周波数の
安定した基準信号を他の周波数シンセサイザ100に出
力することができる。
【0026】実施の形態6.図1は、本発明の実施の形
態6に係わる周波数シンセサイザの構成を示すブロック
図である。本実施の形態6は、第1,第2及び第3の3
つの位相同期ループ81,82,83の構成は上記実施
の形態1と同様であるが、第2の位相同期ループ82の
出力から第1の位相同期ループ81の位相比較周波数を
得るための(1/R1)分周器21と、基準信号発振器
10からの基準信号から第2の位相同期ループの位相比
較周波数を得るための(1/R2)分周器22とを、可
変分周器あるいは固定分周器の切換えとしたものであ
る。これにより、例えば、周波数シンセサイザの出力周
波数切換え信号に応じて、上記(1/R1)分周器21
の分周数R1と(1/R2)分周器22の分周数R2とを
変更することにより、出力周波数を更に広帯域に可変す
ることができる。
態6に係わる周波数シンセサイザの構成を示すブロック
図である。本実施の形態6は、第1,第2及び第3の3
つの位相同期ループ81,82,83の構成は上記実施
の形態1と同様であるが、第2の位相同期ループ82の
出力から第1の位相同期ループ81の位相比較周波数を
得るための(1/R1)分周器21と、基準信号発振器
10からの基準信号から第2の位相同期ループの位相比
較周波数を得るための(1/R2)分周器22とを、可
変分周器あるいは固定分周器の切換えとしたものであ
る。これにより、例えば、周波数シンセサイザの出力周
波数切換え信号に応じて、上記(1/R1)分周器21
の分周数R1と(1/R2)分周器22の分周数R2とを
変更することにより、出力周波数を更に広帯域に可変す
ることができる。
【0027】ここで、上記構成の周波数シンセサイザに
おいて、出力周波数を1000MHzから1100MH
zまで、可変周波数ステップ1MHzで可変する場合に
ついて説明する。上記実施の形態1では、(1/R1)
分周器21の分周数がR1=32と固定であるので、出
力周波数を1100MHzまで広げると、第1の位相同
期ループ81の位相比較周波数が2.5〜8.75MH
zと広帯域になる。そのため、第2の位相同期ループ8
2の出力周波数も80MHzから280MHzまで2M
Hzステップで広帯域に変化させる必要がある。しかし
ながら、一般的に、電圧制御発振器の発振周波数帯域は
オクターブ(最大発振周波数が最小発振周波数の2倍)
程度までであり、また発振周波数帯域を広くとる程、位
相雑音特性は劣化する。
おいて、出力周波数を1000MHzから1100MH
zまで、可変周波数ステップ1MHzで可変する場合に
ついて説明する。上記実施の形態1では、(1/R1)
分周器21の分周数がR1=32と固定であるので、出
力周波数を1100MHzまで広げると、第1の位相同
期ループ81の位相比較周波数が2.5〜8.75MH
zと広帯域になる。そのため、第2の位相同期ループ8
2の出力周波数も80MHzから280MHzまで2M
Hzステップで広帯域に変化させる必要がある。しかし
ながら、一般的に、電圧制御発振器の発振周波数帯域は
オクターブ(最大発振周波数が最小発振周波数の2倍)
程度までであり、また発振周波数帯域を広くとる程、位
相雑音特性は劣化する。
【0028】そこで、第1の位相同期ループ81の位相
比較周波数を、例えば、2.5〜5MHzと5〜8.7
5MHzとの2つの帯域に分けて位相比較するため、
(1/R1)分周器21を固定分周器の切換えとし、
(1/R1)分周器21の分周数を以下のように変更で
きるようにした。また、第2の位相同期ループ82の出
力から第1の位相同期ループ81の出力までの逓倍数は
(N1/R1)であるから、上記R1の変更に伴って上記
逓倍数(N1/R1)も変わる。したがって、第2の位相
同期ループ82の周波数ステップも変更する必要があ
る。また、(1/R2)分周器22の分周数R2も、上記
R1の変更に連動して以下のように変更する必要があ
る。 第1ループの位相比較周波数‥‥ 2.5〜5MHz, 5〜8.75MHz 分周数R1 ‥‥ 32 , 16 第2ループの出力周波数 ‥‥80〜160MHz, 80〜140MHz 第2ループの周波数ステップ‥‥ 2MHz , 1MHz 分周数R2 ‥‥ 5 , 10 なお、分周数R1をR1=16としても、(1/N1)分
周器71の分周数N1はN1=16で、上記分周数R1と
同じであるので、位相雑音特性が劣化することはない。
比較周波数を、例えば、2.5〜5MHzと5〜8.7
5MHzとの2つの帯域に分けて位相比較するため、
(1/R1)分周器21を固定分周器の切換えとし、
(1/R1)分周器21の分周数を以下のように変更で
きるようにした。また、第2の位相同期ループ82の出
力から第1の位相同期ループ81の出力までの逓倍数は
(N1/R1)であるから、上記R1の変更に伴って上記
逓倍数(N1/R1)も変わる。したがって、第2の位相
同期ループ82の周波数ステップも変更する必要があ
る。また、(1/R2)分周器22の分周数R2も、上記
R1の変更に連動して以下のように変更する必要があ
る。 第1ループの位相比較周波数‥‥ 2.5〜5MHz, 5〜8.75MHz 分周数R1 ‥‥ 32 , 16 第2ループの出力周波数 ‥‥80〜160MHz, 80〜140MHz 第2ループの周波数ステップ‥‥ 2MHz , 1MHz 分周数R2 ‥‥ 5 , 10 なお、分周数R1をR1=16としても、(1/N1)分
周器71の分周数N1はN1=16で、上記分周数R1と
同じであるので、位相雑音特性が劣化することはない。
【0029】このように、本実施の形態6の周波数シン
セサイザは、(1/R1)分周器21を固定分周器の切
換えとし、分周数R1を変更できるようにするととも
に、(1/R2)分周器22も固定分周器の切換えと
し、上記分周数R2を上記R1の変更に連動して変更でき
るようにしたので、電圧制御発振器の発振周波数帯域を
広げることなく、出力周波数を更に広帯域に可変できる
だけでなく、位相雑音特性を更に向上させることができ
る
セサイザは、(1/R1)分周器21を固定分周器の切
換えとし、分周数R1を変更できるようにするととも
に、(1/R2)分周器22も固定分周器の切換えと
し、上記分周数R2を上記R1の変更に連動して変更でき
るようにしたので、電圧制御発振器の発振周波数帯域を
広げることなく、出力周波数を更に広帯域に可変できる
だけでなく、位相雑音特性を更に向上させることができ
る
【0030】なお、上記例では、(1/R1)分周器2
1と第2の位相同期ループ82の(1/R2)分周器2
2とを、固定分周器の切換えとしたが、(1/R1)分
周器21と(1/R2)分周器22の一方または双方を
可変分周器としてもよい。また、上記分周数R1及び分
周数R2の値は、周波数シンセサイザの出力周波数範囲
や可変周波数ステップの値等により適宜設定することは
言うまでもない。
1と第2の位相同期ループ82の(1/R2)分周器2
2とを、固定分周器の切換えとしたが、(1/R1)分
周器21と(1/R2)分周器22の一方または双方を
可変分周器としてもよい。また、上記分周数R1及び分
周数R2の値は、周波数シンセサイザの出力周波数範囲
や可変周波数ステップの値等により適宜設定することは
言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、局部発振周波数の信号を出力する第1の
電圧制御発振器を備えた第1の位相同期ループのの出力
を分周した信号と、基準信号に同期した第3の位相同期
ループの出力信号とを周波数混合した信号と、基準信号
に同期した第2の位相同期ループの出力を分周した信号
とを上記第1の位相同期ループの位相比較器により位相
比較し、この位相比較出力により上記第1の電圧制御発
振器を制御するようにしたので、各位相同期ループの分
周数を小さくすることができ、周波数シンセサイザの位
相雑音特性を大幅に改善することができる。
発明によれば、局部発振周波数の信号を出力する第1の
電圧制御発振器を備えた第1の位相同期ループのの出力
を分周した信号と、基準信号に同期した第3の位相同期
ループの出力信号とを周波数混合した信号と、基準信号
に同期した第2の位相同期ループの出力を分周した信号
とを上記第1の位相同期ループの位相比較器により位相
比較し、この位相比較出力により上記第1の電圧制御発
振器を制御するようにしたので、各位相同期ループの分
周数を小さくすることができ、周波数シンセサイザの位
相雑音特性を大幅に改善することができる。
【0032】また、請求項2に記載の発明によれば、第
3の位相同期ループの分周器を固定分周器とし、第2の
位相同期ループの分周器を可変分周器としたので、出力
周波数を細かいステップで可変することができる。
3の位相同期ループの分周器を固定分周器とし、第2の
位相同期ループの分周器を可変分周器としたので、出力
周波数を細かいステップで可変することができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、上記第2
の位相同期ループから上記第1の位相同期ループの位相
比較周波数を得るための分周器の分周数に対して、上記
第1の位相同期ループの分周器の分周数を、同程度にす
るかあるいは小さくしたので第2の位相同期ループの可
変周波数ステップを大きくでき、位相雑音特性を向上さ
せることができる。
の位相同期ループから上記第1の位相同期ループの位相
比較周波数を得るための分周器の分周数に対して、上記
第1の位相同期ループの分周器の分周数を、同程度にす
るかあるいは小さくしたので第2の位相同期ループの可
変周波数ステップを大きくでき、位相雑音特性を向上さ
せることができる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、第3の位
相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いるとともに、
上記第3の位相同期ループの出力を第2の位相同期ルー
プの基準信号としたので、第3の位相同期ループの帯域
を狭帯域とすることができ、基準信号入力の雑音に対す
る第3の位相同期ループの耐雑音特性を向上させること
ができる。更に、第2の位相同期ループの耐雑音特性も
向上させることができるので、周波数シンセサイザとし
ての総合的な耐雑音特性を向上させることができる。
相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いるとともに、
上記第3の位相同期ループの出力を第2の位相同期ルー
プの基準信号としたので、第3の位相同期ループの帯域
を狭帯域とすることができ、基準信号入力の雑音に対す
る第3の位相同期ループの耐雑音特性を向上させること
ができる。更に、第2の位相同期ループの耐雑音特性も
向上させることができるので、周波数シンセサイザとし
ての総合的な耐雑音特性を向上させることができる。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、第3の位
相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いるとともに、
上記第3の位相同期ループの出力を分周した信号を第2
の位相同期ループの基準信号としたので、第3の位相同
期ループの耐雑音特性を向上させることができるととも
に、第2の位相同期ループの耐雑音特性も向上させるこ
とができる。
相同期ループに電圧制御水晶発振器を用いるとともに、
上記第3の位相同期ループの出力を分周した信号を第2
の位相同期ループの基準信号としたので、第3の位相同
期ループの耐雑音特性を向上させることができるととも
に、第2の位相同期ループの耐雑音特性も向上させるこ
とができる。
【0036】請求項6に記載の発明によれば、第3の位
相同期ループの出力を、他の周波数シンセサイザの基準
信号としたので、1つの装置内に複数の発振器がある場
合に、基準信号入力の雑音に対する全ての発振器の耐雑
音特性を向上させることができ、装置全体の耐雑音特性
を向上させることができる。
相同期ループの出力を、他の周波数シンセサイザの基準
信号としたので、1つの装置内に複数の発振器がある場
合に、基準信号入力の雑音に対する全ての発振器の耐雑
音特性を向上させることができ、装置全体の耐雑音特性
を向上させることができる。
【0037】請求項7に記載の発明によれば、第3の位
相同期ループ出力を分周した信号を、他の周波数シンセ
サイザの基準信号としたので、1つの装置内に複数の発
振器がある場合に、基準信号入力の雑音に対する全ての
発振器の耐雑音特性を向上させることができる。
相同期ループ出力を分周した信号を、他の周波数シンセ
サイザの基準信号としたので、1つの装置内に複数の発
振器がある場合に、基準信号入力の雑音に対する全ての
発振器の耐雑音特性を向上させることができる。
【0038】請求項8に記載の発明によれば、第2の位
相同期ループの出力信号から第1の位相同期ループの位
相比較周波数を得るための分周器と、基準信号から上記
第2の位相同期ループの位相比較周波数を得るための分
周器とを可変としたので、電圧制御発振器の発振周波数
帯域を広げることなく、出力周波数を更に広帯域に可変
できるだけでなく、位相雑音特性を向上させることがで
きる。
相同期ループの出力信号から第1の位相同期ループの位
相比較周波数を得るための分周器と、基準信号から上記
第2の位相同期ループの位相比較周波数を得るための分
周器とを可変としたので、電圧制御発振器の発振周波数
帯域を広げることなく、出力周波数を更に広帯域に可変
できるだけでなく、位相雑音特性を向上させることがで
きる。
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる周波数シンセ
サイザの構成を示すブロック図である。
サイザの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係わる周波数シンセ
サイザの構成を示すブロック図である。
サイザの構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態3に係わる周波数シンセ
サイザの構成を示すブロック図である。
サイザの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態4に係わる周波数シンセ
サイザの構成を示すブロック図である。
サイザの構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態5に係わる周波数シンセ
サイザの構成を示すブロック図である。
サイザの構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態6に係わる周波数シンセ
サイザの構成を示すブロック図である。
サイザの構成を示すブロック図である。
【図7】 従来の周波数シンセサイザの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
10 基準信号発振器、21,22,23 分周器、3
1,32,33 位相比較器、41,42,43 ルー
プフィルタ、51,52,53 電圧制御発振器、61
周波数混合ミクサ、71,72,73 分周器、81
第1の位相同期ループ、82 第2の位相同期ルー
プ、83 第3の位相同期ループ。
1,32,33 位相比較器、41,42,43 ルー
プフィルタ、51,52,53 電圧制御発振器、61
周波数混合ミクサ、71,72,73 分周器、81
第1の位相同期ループ、82 第2の位相同期ルー
プ、83 第3の位相同期ループ。
Claims (8)
- 【請求項1】 局部発振周波数の信号を出力する第1の
電圧制御発振器を備えた第1の位相同期ループと、基準
信号に同期した第2及び第3の位相同期ループとを有
し、上記第1の位相同期ループの出力を分周した信号と
上記第3の位相同期ループの出力信号とを周波数混合し
た信号と、上記第2の位相同期ループの出力を分周した
第1の位相同期ループの位相比較周波数を有する信号と
を、第1の位相同期ループの位相比較器により位相比較
し、この位相比較出力により上記第1の電圧制御発振器
を制御するようにしたことを特徴とする周波数シンセサ
イザ。 - 【請求項2】 第3の位相同期ループの分周器を固定分
周器とし、第2の位相同期ループの分周器を可変分周器
としたことを特徴とする請求項1記載の周波数シンセサ
イザ。 - 【請求項3】 第1の位相同期ループの分周器の分周数
を、第2の位相同期ループの出力から第1の位相同期ル
ープの位相比較周波数を得るための分周器の分周数と同
程度にするかあるいは小さく設定したことを特徴とする
請求項1記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項4】 第3の位相同期ループに電圧制御水晶発
振器を用いるとともに、上記第3の位相同期ループの出
力を第2の位相同期ループの基準信号としたことを特徴
とする請求項1記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項5】 第3の位相同期ループに電圧制御水晶発
振器を用いるとともに、上記第3の位相同期ループの出
力を分周した信号を第2の位相同期ループの基準信号と
したことを特徴とする請求項1記載の周波数シンセサイ
ザ。 - 【請求項6】 第3の位相同期ループの出力を、他の周
波数シンセサイザの基準信号としたことを特徴とする請
求項1記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項7】 第3の位相同期ループ出力を分周した信
号を、他の周波数シンセサイザの基準信号としたことを
特徴とする請求項1記載の周波数シンセサイザ。 - 【請求項8】 第2の位相同期ループの出力から第1の
位相同期ループの位相比較周波数を得るための分周器
と、基準信号から上記第2の位相同期ループの位相比較
周波数を得るための分周器とを可変としたことを特徴と
する請求項1記載の周波数シンセサイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314360A JP2000151402A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 周波数シンセサイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314360A JP2000151402A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 周波数シンセサイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000151402A true JP2000151402A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18052404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10314360A Pending JP2000151402A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 周波数シンセサイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000151402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005513852A (ja) * | 2001-12-14 | 2005-05-12 | エアロフレックス インターナショナル リミテッド | 低ノイズシンセサイザ |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP10314360A patent/JP2000151402A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005513852A (ja) * | 2001-12-14 | 2005-05-12 | エアロフレックス インターナショナル リミテッド | 低ノイズシンセサイザ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4720688A (en) | Frequency synthesizer | |
JPH06334559A (ja) | ディジタル方式無線電話機 | |
JPH0795071A (ja) | 広帯域、低雑音の微細なステップの同調を行う位相ロックループ周波数シンセサイザ | |
US6040738A (en) | Direct conversion receiver using single reference clock signal | |
JP2001127554A (ja) | 電圧制御発振器 | |
JPH0923158A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
KR100707221B1 (ko) | 광대역 주파수 합성기 | |
JP2000151402A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JP2848156B2 (ja) | 周波数可変形高周波発振回路 | |
JP2002141797A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JP3248453B2 (ja) | 発振装置 | |
JP4348225B2 (ja) | Pll周波数シンセサイザ | |
JP2828766B2 (ja) | 周波数変換装置 | |
JP3521889B2 (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPH07336220A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPH11330962A (ja) | Pllシンセサイザ発振器 | |
JPS61261926A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPH11266171A (ja) | 周波数変換装置 | |
JPS62141816A (ja) | マイクロ波帯周波数シンセサイザ | |
JPH03171822A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPH055207B2 (ja) | ||
JPH07212135A (ja) | 位相同期型周波数変換装置 | |
JPH08307255A (ja) | 位相同期発振器 | |
JPH06244719A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
JPS62114331A (ja) | フエ−ズロツクル−プ回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040624 |