JP2000149842A - 荷電粒子ビ―ムフォ―カシング用磁気レンズ - Google Patents

荷電粒子ビ―ムフォ―カシング用磁気レンズ

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JP2000149842A
JP2000149842A JP11319019A JP31901999A JP2000149842A JP 2000149842 A JP2000149842 A JP 2000149842A JP 11319019 A JP11319019 A JP 11319019A JP 31901999 A JP31901999 A JP 31901999A JP 2000149842 A JP2000149842 A JP 2000149842A
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magnetic
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Stephen W Into
ダブリュ. イント ステファン
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    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷電粒子ビームのフォーカシングを改良した
磁気的レンズを提供する。 【解決手段】 本発明レンズは、内側ヨークと、外側ヨ
ークと、巻線とを具備するポールピースを有している。
レンズ外側ポールが外側ヨークへ固定されており且つビ
ームがそれを貫通して通過するように位置決めして画定
されている第一開口を具備する第一表面を有している。
レンズ内側ポールが内側ヨークに固定されており且つ第
一開口と整合しているがより小さな直径を有するように
画定されている第二開口を具備する第二表面を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器によって発生
された荷電粒子ビームをサンプルの特性を派生させるた
めに非常に小さなスポットへフォーカシングさせる磁気
レンズに関するものであって、更に詳細には、改良した
高分解能を与える磁束パターンを形成する技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】サンプル即ち試料の特性を派生させるた
めにサンプルとの荷電粒子の相互作用に依存する種々の
機器が公知である。この様な機器の例としては、電子顕
微鏡及びフォーカストイオンビーム顕微鏡がある。荷電
粒子のフォーカシングした即ち集束させたビームは、
又、電子ビームリソグラフィを実施する装置においても
使用されている。
【0003】本発明の説明の便宜上、走査型電子顕微鏡
(SEM)に関連して説明する。しかしながら、本発明
は、SEMに制限されるべきものではなく、且つ当業者
によって、荷電粒子のフォーカシングしたビームを必要
とする上述したような機器及び装置に対して適用可能で
あることを理解すべきである。
【0004】SEMはその表面のイメージング即ち画像
形成を行うサンプルと衝撃する一次走査用電子ビームを
発生させることによって動作する。その結果、後方散乱
された電子及び二次電子がサンプル表面から射出され且
つサンプルの表面近くに配設されている検知器によって
収集される。該検知器は、電子ビームに露呈されている
サンプル表面から収集した電子から信号を発生する。該
検知器からの信号は、ビデオスクリーンの表面上にイメ
ージ即ち画像を表示するために使用される。
【0005】SEMの主要なコンポーネントの典型的な
配置を概略的に図1に示してある。電子供給源2は電子
ビーム3を発生し、それは管4の両端部における整合さ
れている開口を介してサンプル5に向かって指向され
る。検知器6はサンプル5から射出された電子を収集す
る。ビーム3は検知器6内の開口8を介して通過する。
ビーム3はスティグメーション(stigmatio
n)コイル7、整合コイル9、走査コイル11a及び1
1b、レンズ13によって制御される。これらのコンポ
ーネントの機能は公知である。簡単に説明すると、ステ
ィグメーションコイル7は、ビームの形状を補正するた
めに使用される。整合コイル9は、管4を介してのビー
ムを整合させるために使用される。走査コイル11a及
び11bは、例えばビーム方向に対して垂直な面内にお
けるx方向とy方向に沿ってのような二つの方向におい
て電子ビーム3を偏向させる。SEMはこれらのコンポ
ーネントのうちの何れか一つを超えるものを有すること
が可能である。
【0006】電磁レンズ13が、高分解能のイメージン
グ即ち画像形成を可能とするために、非常に小さなスポ
ットへビーム3をフォーカシング即ち集束させるために
設けられている。レンズ13の一つのタイプは界浸レン
ズである。米国特許第5,493,116号は界浸レン
ズを開示しており、そのレンズを本明細書に添付した図
面の図1及び2に概略的に示してある。それは、トロイ
ダル形状のチャンネル形状をした磁気的ポールピース1
4を有しており、該ポールピースはレンズ内側ポール1
5とレンズ外側ポール17と、チャンネル内側の巻線1
9とを有している。
【0007】SEMレンズの一つの特性はその電子光学
的作業距離(E.O.)である。このE.O.はサンプ
ル5の表面と該レンズの最大磁束密度の領域に対応する
面との間の距離のことを意味している。レンズ13に対
する最大磁束密度の領域は面22に位置している。この
E.O.はほぼ−1mmだけわずかに負であるように記
述され、従ってサンプル5の面は面22の上方である。
この形態は、発生量の少ない後方散乱電子の収集効率を
著しく増加させる利点を有するものであると言われてい
る。なぜならば、電子がこのわずかに負のE.O.によ
って検知器(又は複数個の検知器)上へ掃引されるから
であり、例えば垂直線から著しく離れた角度で初期的な
軌跡に沿っての経路20を有するものとして示されてい
る電子が偏向され且つ偏向された軌跡21を介して検知
器に到達するからである(図2参照)。
【0008】しかしながら、この従来のアプローチの欠
点は、図2に示したように、磁界がサンプル及び、例え
ば電子ビームと相対的にサンプルをその所望の走査位置
へ移動させるために使用されるXYステージ(不図示)
などのようなSEMにおいてサンプルの下側に存在して
いる何かであってそれが磁気的特性を有するものである
場合には、それらと相互作用を行うという点である。こ
の様な相互作用は磁界に歪を発生させる。実際には、そ
れは図2に示したようなものではなく、且つこのことは
機器で達成可能な分解能を劣化させる。更に、サンプル
下側の磁束は何ら有用な目的を達成するものではない
が、それを発生するために電力が消費される。この磁束
を発生するために使用される電力は熱を発生し、それは
コイル巻線19から放散させることが必要である。更
に、小さなスポットを発生させる場合の収差は、サンプ
ル近くに磁界の集中点を有する磁束パターンを発生する
ことによって最小とすることが可能である。この従来の
アプローチはこの様な磁界を発生するものではないの
で、より高い収差係数が予測される。
【0009】ピンホールレンズは荷電粒子ビームをフォ
ーカシングするための従来公知の磁気的レンズの別のタ
イプである。界浸レンズと対比して、ピンホールレンズ
によって発生される磁界のバルク即ち大部分はサンプル
の上方にある(即ち、それは正のE.O.を有してい
る)。このレンズの欠点は、それが高い焦点距離を有し
ており、そのことは高い分解能を得ることを阻害してい
る。又、軸上及び近軸上電子はこの磁界を介して通過す
ることは不可能であり、従って、検知器はレンズの下側
に位置されねばならない。このことは、更に、焦点距離
を増加させ且つ高分解能を達成する上での困難性を悪化
させる。更に、その位置に位置された検知器は実質的に
軸から離れた電子のみを収集することが可能であるに過
ぎず、従ってその他の電子を失うこととなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、荷電粒子ビームのフォーカシングを改良し
た磁気レンズを提供することを目的とする。本発明の別
の目的とするところは、改良した高分解能イメージング
即ち画像形成を与える磁気的レンズを提供することであ
る。本発明の更に別の目的とするところは、収差係数を
減少させたイメージング用の荷電粒子レンズを提供する
ことである。本発明の更に別の目的とするところは、電
力を浪費することのない磁気レンズを提供することであ
る。本発明の更に別の目的とするところは、サンプル及
びサンプル下側の物体と強く相互作用することを回避す
る技術を提供することである。本発明の更に別の目的と
するところは、射出された電子が効率的に検知器に到達
することを可能とする一方所望のレンズ特性を与える技
術を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの側面によ
れば、荷電粒子ビームをサンプルに向かって指向させる
機器用の磁気レンズが提供される。ポールピース即ち極
部材は内側ヨークと、外側ヨークと、巻線とを有してい
る。レンズ外側ポール(極)が外側ヨークへ固定されて
おり且つビームが貫通して通過するように位置決めして
画定されている第一開口を具備する第一表面を有してい
る。レンズ内側ポール(極)が内側ヨークへ固定されて
おり且つ第一開口と整合されているがより小さな内径を
有するように画定されている第二開口を具備する第二表
面を有している。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は本発明に基づくレンズ30
の断面を示している。磁気的レンズ30はトロイダル形
状でチャンネル形状の磁気的ポールピース40を有して
いる。ポールピース40は内側ヨーク42と、外側ヨー
ク44と、チャンネル内側の巻線46とを有している。
これらのコンポーネントがSEM内に装着される態様は
公知であり、従って、その詳細な説明は割愛する。
【0013】次に、本発明の原理を具体化したレンズの
特定の特徴について説明すると、内側及び外側ヨーク4
2及び44は、サンプル5に向かって突出しており且つ
ビーム3をそれがサンプルに衝撃する場合に非常に小さ
なスポットへフォーカシング即ち集束させる磁束パター
ンを形成すべく機能するポール50及び60が設けられ
ている。特に、且つ図3及び4を参照すると、外側ヨー
ク44の底端部51にレンズ外側ポール50が取付けら
れている。ポール50は円筒状の外側部分55と、サン
プル5と実質的に平行な面内に位置している実質的に平
坦な水平内側部分56とを有している。フランジ59が
部分55の内側周辺部に位置している。フランジ59は
組立期間中に該部分の整合を容易なものとさせる。更
に、それはシール70を支持すべく作用する。シール7
0内のOリング71が、公知の如く、巻線46によって
占有されている空間が真空内に位置されることを必要と
することなしに、真空を維持するためにレンズの内部を
シールする。孔52がポール50を螺子(不図示)によ
ってヨーク44へ取付けるために外側部分55内に設け
られている。中心に位置されている円形状の開口57が
エッジ58によって内側部分56において画定されてい
る。エッジ58は以下に詳細に説明するような態様でテ
ーパ形状とされている。ポール50は該レンズを動作す
るのに必要な磁束を担持するのに充分な磁気的特性を有
する任意の物質から構成することが可能である。
【0014】内側ヨーク42の底端部51aにはレンズ
内側ポール60が取付けられており、それはサンプル5
に対して実質的に平行な面内に位置している実質的に平
坦な水平な外側部分62の上部外側周辺部にフランジ6
1を有している。フランジ61は組立期間中の該部分の
アライメント即ち整合を容易なものとさせる。更に、そ
れはシール70を支持すべく作用する。孔63が部分6
2を貫通して形成されており、螺子(不図示)によって
ポール60をヨーク42へ取付ける。水平部分62は、
又、検知器(不図示)を所定位置に固定する孔65を有
している。ポール60の内側部分66は、外側部分62
のI.D.64から始まってサンプル5に向かって下方
へ傾斜しており且つエッジ68によって画定される中央
の円形状の開口67を有している。開口67は開口57
よりも小さく且つそれと同心状である。角度のついた内
側部分66はエッジ68に向かって下方へテーパしてい
る。内側部分66は以下に詳細に説明するような態様で
テーパ形状をしている。エッジ68は以下に更に説明す
るようにポール50の内側部分56の上方の面内に位置
している。真空を形成する際のポンプダウン期間中に空
気が外部へ通過することを許容するために円周上のギャ
ップ74が設けられている。又、ギャップ74は検知器
用の巻線を収容する。これらのギャップは収差を形成す
ることを回避するために対称的に配列されるべきである
が、完全な対称性からのある程度のずれは許容可能な場
合がある。
【0015】図5はレンズ外側ポール50及びレンズ内
側ポール60に関するさらなる詳細を示している。ポー
ル60のI.D.64は垂直線(即ち、軸上方向)から
広い角度に亘って射出される全ての電子が検知器に到達
することを可能とするように選択されている。開口67
のI.D.及びポール60の内側部分66の円錐に対す
る角度は、射出された電子が検知器に到達することを可
能とするこの考察に基づいて選択されている。この物理
的配列を記述する別の方法は、線66aに沿って部分6
6の内側表面の仮想的な延長部がビームによって結像さ
れるサンプル5の区域に到達するというものである。
【0016】これらの寸法及び形態がレンズ内側ポール
60に対して確立されると、ポール60と相対的な適宜
の位置決め及び勾配によって磁界を形成するためにレン
ズ外側ポール50の形態が特定される。より詳細に説明
すると、ポール50は磁界を消失させるようにポール6
0へ近づけさせることは不可能である。ある程度のギャ
ップが与えられねばならない。内側部分66はサンプル
5に向かって下方へ角度を有しているので、エッジ57
の上表面のテーパ及び内側部分66の下側表面のテーパ
はポール50及び60の間に選択した距離の一様なギャ
ップを形成する。しかしながら、このギャップは一様な
ものであることは必要ではない。なぜならば、このギャ
ップが一様であることはビームに影響を与える磁束パタ
ーンにほとんど影響を与えることがないからである。更
に、図5に示したように、仮想線で示されたエッジ58
のテーパが付いた表面の延長部は仮想延長部66aとサ
ンプル上のほぼ同一のスポットに到達する。
【0017】開口67の直径は、磁束パターンがサンプ
ル5に向かって下方へ伸びるように、開口57の直径よ
りも小さなものでなければならない。ポール60の開口
67はポール50の開口57上方の面内に位置してい
る。その結果、レンズによって形成される最大磁束密度
の領域を上昇させている。開口67の直径は焦点距離及
び該レンズによって発生される磁界の形状に影響を与え
る。従って、より大きな直径はより長い焦点距離を発生
し、且つその逆も又真である。更に、開口57の直径を
不変のまま維持しながらこの直径を増加させると、最大
磁束密度の領域は上昇される。
【0018】図6はレンズ30によって発生される磁束
パターンを示すと共に、どの様にしてその磁束パターン
がサンプル5と相対的に位置されているかを示してい
る。最大磁束密度の領域に対応する面78が該レンズに
よって形成される。面78は該レンズの底部(例えば、
部分56の底部表面)とサンプル表面との間とすべきで
ある。このことは、正のE.O.を形成し、サンプル5
の面が面78の下側となる。レンズから出てくる磁界と
サンプル及び/又はサンプル下側の物質との間の相互作
用が不所望のものである場合には面78を上昇させるこ
とが可能である。しかしながら、レンズコンポーネント
の寸法及び位置決めを調節することによって、面78を
低下させることも可能であり、例えばサンプルから射出
される電子の経路を制御するために望ましいものである
場合には、負のE.O.の範囲へ降下させることも可能
である。
【0019】本発明に基づくこの形態は幾つかの有益的
な結果を有している。磁界はサンプル5に到達して効果
的にビームをフォーカシングするが、該磁界の有意性の
ない部分のみがサンプルの下側に延在するに過ぎない。
このことは磁界とサンプル及び磁界に歪を発生させ且つ
分解能に悪影響を与える可能性のあるサンプル下側のコ
ンポーネントとの相互作用を回避している。又、磁束パ
ターンはサンプルの近くにおいて磁界の集中を有してい
る。図7は磁束の等電位線80を示しており、それは収
差係数が低い良好なる磁束パターンを示している。この
様な磁界はより少ないパワーを使用して形成することが
可能であり、そのことは熱の発生を効果的に減少させ
る。
【0020】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、高さ及び角度などの寸法を変更することが
可能である。寸法のスケーリング即ち拡縮も可能であ
る。面56,62は平坦であることは必ずしも必要では
なく、サンプル5に対して平行であることも必ずしも必
要ではない。又、上述した磁気的レンズ特性と結合して
公知の静電技術を適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のSEMの概略断面図。
【図2】 図1からのレンズ及びそれによって発生され
る磁束パターンを示した概略分解図。
【図3】 本発明に基づくレンズの図4におけるIII
−III線に沿ってとった断面図。
【図4】 図3におけるIV−IV線に沿ってとった断
面図。
【図5】 図3からのレンズの一部の拡大図。
【図6】 図3からのレンズの一部及びそれによって発
生される磁束パターンを示した概略図。
【図7】 図5と同様の図であって図6の磁束パターン
に対する等電位線を示した概略図。
【符号の説明】
3 ビーム 5 サンプル 30 磁気的レンズ 40 ポールピース 42 内側ヨーク 44 外側ヨーク 46 巻線 50,60 ポール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子ビームをサンプルに向かって指
    向させる機器用の磁気レンズにおいて、 内側ヨークと、外側ヨークと、巻線とを具備するポール
    ピース、 前記外側ヨークへ固定されており且つ前記ビームがそれ
    を貫通して通過するように位置決めして画定されている
    第一開口を具備する第一表面を有しているレンズ外側ポ
    ール、 前記内側ヨークへ固定されており且つ前記第一開口と整
    合しているがより小さな内径で画定されている第二開口
    を具備する第二表面を有しているレンズ内側ポール、を
    有していることを特徴とする磁気レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一開口を画定
    するエッジがテーパ形状をしていることを特徴とする磁
    気レンズ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第二開口を画定
    するエッジがテーパ形状をしていることを特徴とする磁
    気レンズ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記第二開口が前記
    第一開口よりも前記サンプルから遠くに離れていること
    を特徴とする磁気レンズ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記第二開口を取囲
    む前記第二表面の少なくとも一部が円錐形状であること
    を特徴とする磁気レンズ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記第一開口を取囲
    む前記第一表面の少なくとも一部が平坦状であることを
    特徴とする磁気レンズ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記第二開口を画定
    するエッジが少なくとも部分的に前記第一開口内へ延在
    していることを特徴とする磁気レンズ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記第一開口を画定
    するエッジがギャップによって前記第二開口を画定する
    エッジから離隔されていることを特徴とする磁気レン
    ズ。
JP11319019A 1998-11-12 1999-11-10 荷電粒子ビ―ムフォ―カシング用磁気レンズ Pending JP2000149842A (ja)

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US09/191,102 US6362486B1 (en) 1998-11-12 1998-11-12 Magnetic lens for focusing a charged particle beam
US09/191102 1998-11-12

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