JP2000149546A - 半導体記憶装置およびその駆動方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその駆動方法

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JP2000149546A
JP2000149546A JP10312431A JP31243198A JP2000149546A JP 2000149546 A JP2000149546 A JP 2000149546A JP 10312431 A JP10312431 A JP 10312431A JP 31243198 A JP31243198 A JP 31243198A JP 2000149546 A JP2000149546 A JP 2000149546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接ビット線対からのノイズの影響による信
号強度の低下を抑制する。 【解決手段】 第2のビット線対14を構成するビット
線B1およびB3のうち、ワード線W1により選択され
たメモリセルC1に接続したデータ側ビット線B1が、
第1のビット線対12で挟まれている場合において、第
2のビット線対12へセンスアンプ10から再書込み信
号を印加するときに、データ側ビット線B1上のトラン
スファーゲートG1スイッチ手段を導通状態とし、か
つ、レファレンス側ビット線B3上のトランスファーゲ
ートG3を非導通状態とする駆動部20を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
およびその駆動方法に関し、特に、二対のビット線対に
ついて一つのセンスアンプを設けた半導体記憶装置およ
びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の高集積化に伴い、セン
スアンプのピッチを緩和するために、複数のビット線対
で一つのセンスアンプを共有する方式が提案されてい
る。そのような半導体記憶装置の一例が、文献1:「特
開平7−201170号公報」に開示されている。この
文献1に開示の技術について、図6を参照して、従来例
として簡単に説明する。図6は、従来例の半導体記憶装
置を説明するための回路図である。
【0003】ここでは、ビット線対を構成するデータ側
ビット線とレファレンス側ビット線とをセンスアンプか
ら見て同一方向に延在して設けた折り返し型のDRAM
の例を示す。そして、図6に示すように、従来例におい
ては、二対のビット線対で、一台のセンスアンプ10を
共有している。第1のビット線12は、ビット線B0と
ビット線B2とからなり、第2のビット線対14は、ビ
ット線B1とビット線B3とからなる。
【0004】そして、一台のセンスアンプを共有するビ
ット線対どうしは、時分割により、前後して、読出しま
たは書込みを行う。その際、この従来例では、後述する
ように、先に再書込みを行ったデータ側ビット線の両側
が、後から再書込みを行うビット線対のビット線で挟ま
れて配置されるように、ビット線対の活性化順序を制御
する。
【0005】ここで、図7に再書込み(リフレッシュ)
の際の動作のタイムチャートを示す。図7のタイムチャ
ートに示す例では、先ず、ワード線W1によって、メモ
リセルC0およびC1が選択される。したがって、メモ
リセルC0およびC1にそれぞれ接続したビット線B0
およびB1が、データ側ビット線となる。そして、ワー
ド線W2上の選択されなかったメモリセルC2およびC
3にそれぞれ接続したビット線B2およびB3が、レフ
ァレンス側ビット線となる。なお、各ビット線は、予め
「H(1)」と「L(0)」とのちょうど中間値の電位
にプレチャージされている。
【0006】ここでは、先ず、ビット線B1およびB3
からなる第2のビット線対14に対して再書込みを行
う。そのために、信号線P1およびP2のうち、P2の
電位を「L」から「H」にする。すると、ビット線B1
およびB3上のトランスファーゲートG1およびG3が
「ON」となり、ビット線B1およびB3とセンスアン
プ10とが導通状態となる。
【0007】その結果、ワード線W1で選択されたメモ
リセルC1に「H」のデータが蓄えられていた場合、そ
のメモリセルC1の高電位がデータ側ビット線B1を通
じてセンスアンプ10に印加される。また、非選択のメ
モリセルC3の低電位(プレチャージ電位)も、レファ
レンス側ビット線B3を通じてセンスアンプ10に印加
される。この場合、データ側ビット線B1とレファレン
ス側ビット線B3との電位差が信号強度となる。すなわ
ち、第2ビット線対14から信号が読み出される。
【0008】そして、センスアンプ10が動作すること
により、当該センスアンプ10に印加された信号強度が
増幅される。増幅にあたっては、レファレンス側ビット
線B3のプリチャージ電位を基準として、データ側ビッ
ト線B1の電位を増幅した値が、データ側ビット線B1
に再び印加される。そして、データ側ビット線B1に接
続したメモリセルC0がチャージされる。また、センス
アンプが動作することにより、レファレンス側ビット線
B3には、データ側ビット線B1に印加された電位を、
基準となったプリチャージ電位に対して反転させた電位
が印加される。
【0009】次に、ビット線B0およびB2からなる第
1のビット線対12に対して再書込みを行う。そのため
に、信号線P1およびP2のうち、P1の電位を「L」
から「H」にする。すると、ビット線B0およびB2上
のトランスファーゲートG0およびG2が「ON」とな
り、ビット線B0およびB2とセンスアンプ10とが導
通状態となる。
【0010】その結果、ワード線W1で選択されたメモ
リセルC0に「H」のデータが蓄えられていた場合、そ
のメモリセルC0の高電位が、データ側ビット線B0を
通じてセンスアンプ10に印加される。また、非選択の
メモリセルC2の低電位(プレチャージ電位)も、レフ
ァレンス側ビット線B2を通じてセンスアンプ10に印
加される。この場合、データ側ビット線B0とレファレ
ンス側ビット線B2との電位差が信号強度となる。
【0011】そして、センスアンプ10が動作すること
により、当該センスアンプ10に印加された信号強度が
増幅される。増幅にあたっては、レファレンス側ビット
線B2のプリチャージ電位を基準として、データ側ビッ
ト線B0の電位を増幅した値が、データ側ビット線B0
に再び印加される。そして、データ側ビット線B0に接
続したメモリセルC0がチャージされる。また、センス
アンプが動作することにより、レファレンス側ビット線
B2には、データ側ビット線B0に印加された電位を、
基準となったプリチャージ電位に対して反転させた電位
が印加される。
【0012】そして、この従来例では、上述した順序で
ビット線を活性化した(トランスファーゲートを導通状
態とした)結果、先に再書込みを行う第1のビット線対
12のデータ側ビット線B1が、後から再書込みを行う
第2のビット線対14のビット線B0およびB2で挟ま
れて配置されたことになる。
【0013】その結果、ビット線B0とビット線B2と
は、プリチャージ電位に対して互いに反転した電位とな
っているため、両ビット線B0およびB2からのノイズ
は、両ビット線B0およびB2の中間に位置するデータ
側ビット線B1において相殺される。したがって、先に
再書込みされる第2のビット線対14のデータ側ビット
線B1が、その両側の、後から活性化されたビット線B
0およびB2から受けるノイズの影響を低減することが
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のように各ビット線の活性化順序を制御した場
合、後から再書込みされるビット線対の信号強度がノイ
ズの影響を受けて減少してしまうことがある。
【0015】例えば、上述の従来例において、後から再
書込みされる第1のビット線対12のデータ側ビット線
B0は、ビット線B1と、隣のセンスアンプに接続され
たビット線B3aとからそれぞれノイズを受ける。そし
て、ビット線B1から受けるノイズと、ビット線B3a
から受けるノイズとが同相である場合、データ側ビット
線B0の電位がこのノイズのために変動する。
【0016】具体的には、メモリセルC0に「H」のデ
ータが蓄えられていた場合において、ビット線B0の値
と、ビット線B1およびB3aの値とが異なるときは、
データ側ビット線B0の電位が低下する方向に変動す
る。なお、ビット線B0と、ビット線B1およびB3a
との値が異なる場合とは、例えば、ビット線B0が
「H」の場合において、ビット線B1およびB3aが
「L」の場合をいう。
【0017】一方、第1のビット線対12のレファレン
ス側ビット線B2は、その両側のビット線B1およびB
3から、互いに逆相のノイズを受ける。このため、これ
らのノイズが相殺されて、レファレンス側ビット線B2
の電位は、変動しない。
【0018】したがって、この場合には、データ側ビッ
ト線B0とレファレンス側ビット線B2との電位差が減
少してしまう。すなわち、第1のビット線対12の信号
強度が低下してしまう。例えば、第1のビット線対12
のビット線B0が「H」でビット線B2が「L」の場合
において、ビット線B1およびB3aがいずれも「L」
のときは、ビット線B0の電位は「L」側に変動して低
下する。その結果、ビット線B0とビット線B2との電
位差が減少して、信号強度が低下する。
【0019】本発明は、上記の問題にかんがみなされた
ものであり、隣接ビット線対からのノイズの影響による
信号強度の低下を抑制することができる半導体記憶装置
およびその駆動方法の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】(半導体記憶装置)この
目的の達成を図るため、この発明の半導体記憶装置によ
れば、互いに異なるワード線によって選択されるメモリ
セルにそれぞれ接続された二本のビット線からなるビッ
ト線対を、一つのセンスアンプに二対ずつ接続するとと
もに、この二対のビット線対を構成するビット線を交互
に配置し、かつ、メモリセルとセンスアンプとの導通・
非導通を制御するスイッチ手段を設けた半導体記憶装置
において、一方のビット線対を構成するビット線のう
ち、ワード線により選択されたメモリセルに接続したデ
ータ側ビット線が、他方のビット線対で挟まれている場
合において、当該一方のビット線対へ前記センスアンプ
から再書込み信号を印加するときに、当該データ側ビッ
ト線上のスイッチ手段を導通状態とし、かつ、当該レフ
ァレンス側ビット線上のスイッチ手段を非導通状態とす
る駆動部を備えた構成としてある。
【0021】このように、この発明の半導体記憶装置に
よれば、一方のビット線対へセンスアンプから再書込み
信号を印加するときに、そのビット線対のレファレンス
側ビット線上のスイッチ手段を非導通状態とする駆動部
を備えている。このため、一方のビット線対へセンスア
ンプから再書込み信号を印加するときに、データ側ビッ
ト線に対してのみ再書込み信号を印加し、レファレンス
側ビット線には再書込み信号を非印加とすることができ
る。
【0022】その結果、レファレンス側ビット線には再
書込み信号が印加されないので、再書込み後も、そのレ
ファレンス側ビット線の電位はプレチャージ電位程度の
ままとなる。このため、このレファレンス側ビット線
は、自身に隣接する他方のビット線対のビット線に対し
て、ノイズを与えない。したがって、他方のビット線対
は、一方のビット線対のうちデータ側ビット線からのみ
ノイズを受ける。
【0023】他方のビット線対を構成する二本のビット
線は、そのデータ側ビット線を挟むように配置されてい
る。したがって、この二本のビット線は、それぞれ、デ
ータ側ビット線から互いに同相のノイズを受けることに
なる。例えば、データ側ビット線が「H」レベルの場
合、このデータ側ビット線のノイズの影響によって、他
方のビット線対の二本のビット線の電位は、いずれも高
くなる方向に変動する。このように、他方のビット線対
の二本のビット線の電位の変動方向が同じであるので、
この二本のビット線間の電位差は、実質的に保存され
る。したがって、他方のビット線対の電位差で与えられ
る信号強度がノイズにより低下することを抑制すること
ができる。
【0024】また、この発明の半導体記憶装置におい
て、好ましくは、駆動部からスイッチ手段の導通・非導
通状態を制御する信号線を、前記スイッチ手段ごとに設
けることが望ましい。このように、スイッチ手段ごとに
信号線を設ければ、各スイッチ手段の導通・非導通を個
別に制御することができる。このため、例えば、データ
側ビット線上のスイッチ手段を導通状態とする一方で、
レファレンス側ビット線上のスイッチ手段のみを非導通
状態に容易にすることができる。
【0025】また、この発明の半導体記憶装置におい
て、好ましくは、駆動部は、レファレンス側ビット線上
のスイッチ手段を、ワード線によりメモリセルが選択さ
れた後にいったん導通状態とし、センスアンプが再書込
み信号を印加する前に非導通状態とすることが望まし
い。
【0026】このように、レファレンス側ビット線上の
スイッチ手段をいったん導通状態とすれば、プレチャー
ジ電位をセンスアンプへ印加することができる。その結
果、センスアンプは、このプレチャージ電位を基準電位
として、データ側ビット線から印加された電位を増幅す
ることができる。そして、センスアンプが増幅動作を開
始する前に、このスイッチ手段を非導通状態とするの
で、レファレンス側のビット線の電位を、プレチャージ
電位のままとすることができる。
【0027】ところで、他方のビット線対へ再書込み信
号が印加された後に、一方のビット線対へ再書き込み信
号が印加される場合、一方のビット線対のレファレンス
側ビット線は、他方のビット線対のレファレンス側ビッ
ト線と、隣のセンスアンプに接続された連接するビット
線とからそれぞれノイズを受ける。そして、両方のビッ
ト線から受けるノイズが互いに同相である場合、レファ
レンス側ビット線の電位がこのノイズのために変動す
る。その結果、信号強度が低下する場合がある。その
上、レファレンス側のビット線の電位が、センスアンプ
にとって感度の良い電位から大きく変動すると、センス
アンプの読み出し速度が低下する場合がある。
【0028】そこで、この発明の半導体記憶装置におい
て、好ましくは、レファレンス電圧の印加されたレファ
レンス線を設け、レファレンス線と当該センスアンプと
の導通・非導通を制御するレファレンス切替スイッチ手
段を設け、センスアンプから他方のビット線対へ再書込
み信号が印加された後に、当該センスアンプから一方の
ビット線対へ再書き込み信号が印加される場合に、駆動
部は、当該一方のビット線対のレファレンス側ビット線
上のスイッチ手段を非導通状態のままとし、かつ、レフ
ァレンス切替スイッチ手段を、ワード線によりメモリセ
ルが選択された後にいったん導通状態とし、センスアン
プが再書込み信号を印加する前に非導通状態とすること
が望ましい。
【0029】このように、レファレンス側ビット線とは
別のレファレンス電圧源からレファレンス電圧をセンス
アンプに印加すれば、レファレンス側ビット線の電位が
変動した場合においても、信号強度の低下を抑制するこ
とができる。さらに、センスアンプの感度の良い電位で
増幅をすることができる。
【0030】(半導体記憶装置の駆動方法)また、この
発明の半導体記憶装置の駆動方法によれば、互いに異な
るワード線によって選択されるメモリセルにそれぞれ接
続された二本のビット線からなるビット線対を、一つの
センスアンプに二対ずつ接続するとともに、この二対の
ビット線対を構成するビット線を交互に配置した半導体
記憶装置を駆動するにあたり、一方のビット線対を構成
するビット線のうち、ワード線により選択されたメモリ
セルに接続したデータ側ビット線が、他方のビット線対
で挟まれている場合おいて、当該一方のビット線対へセ
ンスアンプから再書込み信号を印加するときに、データ
側ビット線に対してのみ再書込み信号を印加し、一方の
ビット線対のうち、一つのワード線により選択されなか
ったメモリセルに接続されているレファレンス側ビット
線には再書込み信号を非印加とする方法としてある。
【0031】このように、この発明の半導体記憶装置の
駆動方法によれば、一方のビット線対へセンスアンプか
ら再書込み信号を印加するときに、データ側ビット線に
対してのみ再書込み信号を印加し、レファレンス側ビッ
ト線には再書込み信号を非印加とする。このため、レフ
ァレンス側ビット線には再書込み信号が印加されないの
で、再書込み後も、そのレファレンス側ビット線の電位
はプレチャージ電位程度のままとなる。したがって、他
方のビット線対は、一方のビット線対のうちデータ側ビ
ット線からのみ同相のノイズをそれぞれ受ける。
【0032】このため、このノイズの影響によって、他
方のビット線対の二本のビット線の電位は、いずれも高
くなる方向に変動する。その結果、この二本のビット線
間の電位差は、実質的に保存される。したがって、他方
のビット線対の電位差で与えられる信号強度がノイズに
より低下することを抑制することができる。
【0033】また、この発明の半導体記憶装置の駆動方
法において、好ましくは、駆動部は、ワード線によりメ
モリセルが選択された後に、いったんレファレンス側ビ
ット線の電位をセンスアンプへ印加することが望まし
い。このように、レファレンス側ビット線上のプレチャ
ージ電位をセンスアンプへ印加するれば、センスアンプ
はこのプレチャージ電位を基準電位として、データ側ビ
ット線から印加された電位を増幅することができる。
【0034】また、この発明の半導体記憶装置の駆動方
法において、好ましくは、センスアンプから他方のビッ
ト線対へ再書込み信号が印加された後に、当該センスア
ンプから一方のビット線対へ再書き込み信号が印加され
る場合に、当該一方のビット線対のレファレンス側ビッ
ト線の電位を前記センスアンプへ非印加とし、ワード線
によりメモリセルが選択された後に、レファレンス側ビ
ット線の電位の代わりにレファレンス電圧を前記センス
アンプにいったん印加することが望ましい。
【0035】このように、レファレンス側ビット線とは
別のレファレンス電圧源からレファレンス電圧をセンス
アンプに印加すれば、レファレンス側ビット線の電位が
変動した場合においても、信号強度の低下を抑制するこ
とができる。さらに、センスアンプの感度の良い電位で
増幅をすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の半導体記憶装置およびその駆動方法の実施の形態につ
いてあわせて説明する。 [第1の実施の形態]先ず、図1を参照して、第1の実
施の形態の半導体記憶装置について説明する。図1は、
第1の実施の形態のDRAMの半導体記憶装置の回路図
である。
【0037】図1に示すように、この半導体記憶装置
は、折り返し型のDRAMであって、一つのセンスアン
プ10に二対のビット線対12および14を接続してい
る。各ビット線対は、それぞれ、互いに異なるワード線
によって選択されるメモリセルにそれぞれ接続された二
本のビット線からなる。
【0038】すなわち、第1のビット線対12は、ワー
ド線W1で選択されるメモリセルC0に接続されたビッ
ト線B0と、ワード線W2で選択されるメモリセルC2
に接続されたビット線B2とからなる。また、第2のビ
ット線対14は、ワード線W1で選択されるメモリセル
C1に接続されたビット線B1と、ワード線W2で選択
されるメモリセルC3に接続されたビット線B3とから
なる。
【0039】そして、この半導体記憶装置は、この二対
のビット線対を構成するビット線を交互に配置してい
る。すなわち、ビット線B0、ビット線B1、ビット線
B2およびビット線B3の順に、第1のビット線対12
のビット線と第2のビット線対14のビット線とを交互
に配置している。
【0040】また、この半導体装置は、各メモリセルと
センスアンプ10との導通・非導通を制御するスイッチ
手段としてのトランスファーゲートを、各ビット線上に
設けている。すなわち、ビット線B0、B1、B2およ
びB3上には、それぞれトランスファーゲートG0、G
1、G2およびG3を設けている。
【0041】さらに、この半導体装置は、トランスファ
ーゲートの開閉(導通・非導通)を制御する駆動部20
を備えている。また、この半導体装置は、この駆動部2
0から各トランスファーゲートの導通・非導通状態を制
御する信号線P1〜P4を、トランスファーゲートごと
に設けている。そして、この駆動部20は、後述するよ
うに、第2のビット線対14を構成するビット線B1お
よびB3のうち、ワード線W1により選択されたメモリ
セルC1に接続したデータ側ビット線B1が、第1のビ
ット線対12で挟まれている場合において、第2のビッ
ト線対14へセンスアンプ10から再書込み信号を印加
するときに、データ側ビット線B1上のトランスファー
ゲートG1スイッチ手段を導通状態とし、かつ、レファ
レンス側ビット線B3上のトランスファーゲートG3を
非導通状態とする。
【0042】次に、図2を参照して、この半導体装置の
駆動方法の一例について説明する。図2は、この実施の
形態における半導体装置の駆動方法を説明するためのタ
イムチャートである。図2では、上から順に、ワード線
W1およびW2、第1ビット線対12のビット線B0お
よびB2、第2ビット線対14のビット線B1およびB
3、並びに、信号線P1〜P4の動作を示す。
【0043】図2のタイムチャートに示す例では、各ビ
ット線は、予め、「H(1)」レベルと「L(0)」レ
ベルとのちょうど中間値の電位にプレチャージされてい
る。そして先ず、時刻t1に、ワード線W1によってメ
モリセルC0およびC1を選択する。
【0044】選択されたメモリセルC0およびC1にそ
れぞれ接続したビット線B0およびB1は、データ側ビ
ット線となる。一方、ワード線W2上の選択されなかっ
たメモリセルC2およびC3にそれぞれ接続したビット
線B2およびB3は、レファレンス側ビット線となる。
そして、メモリセルC0およびC1に「H」のデータが
蓄えられている場合には、データ側ビット線B0および
B1の電位が、上昇する。
【0045】次に、この実施の形態では、ビット線B1
およびB3からなる第2のビット線対14に対して先に
再書込みを行う。そのために、時刻t2に、駆動部20
が、信号線P2およびP4の電位を「L」から「H」に
する。すると、ビット線B1およびB3上のトランスフ
ァーゲートG1およびG3が「ON」となり、ビット線
B1およびB3とセンスアンプ10とが導通状態とな
る。
【0046】その結果、ワード線W1で選択されたメモ
リセルC1が「H」のデータを蓄積している場合、その
メモリセルC1の高電位がデータ側ビット線B1を通じ
てセンスアンプ10に印加される。また、非選択のメモ
リセルC3の低電位(プレチャージ電位)も、レファレ
ンス側ビット線B3を通じてセンスアンプ10に印加さ
れる。この場合、データ側ビット線B1とレファレンス
側ビット線B3との電位差が信号強度となる。すなわ
ち、第2ビット線対14から信号が読み出される。
【0047】次に、この実施の形態では、時刻t3に、
駆動部20は、信号線P4の電位を「H」から「L」に
する。その結果、レファレンス側ビット線B3上のトラ
ンスファーゲートG3が「OFF」となり、レファレン
ス側ビット線B3とセンスアンプ10とが非導通状態と
なる。したがって、センスアンプ10が増幅動作を開始
する前に、トランスファーゲートG3が非導通状態とな
る。
【0048】次に、時刻t4に、センスアンプ10が動
作することにより、当該センスアンプ10に印加された
信号強度が増幅される。増幅にあたっては、レファレン
ス側ビット線B3のプリチャージ電位を基準として、デ
ータ側ビット線B1の電位を増幅した値が、データ側ビ
ット線B1に再び印加される。そして、再書込み信号に
より電位が上昇したデータ側ビット線B1に接続したメ
モリセルC0がチャージされる。
【0049】一方、センスアンプが動作を開始する前
に、レファレンス側ビット線B3上のトランスファーゲ
ートG3を非導通状態としたので、センスアンプ10か
ら第2のビット線対14へ印加される再書込み信号は、
レファレンス側ビット線B3へは印加されない。このた
め、レファレンス側ビット線B3の電位は、プリチャー
ジ電位のまま変化しない。したがって、このレファレン
ス側ビット線B3は、自身に隣接する、第1のビット線
対12のレファレンス側ビット線B2に対してノイズを
与えない。
【0050】このように、第2ビット線対14のうちデ
ータ側ビット線B1の電位だけが上昇するので、第1の
ビット線対12(ビット線B0およびB2)は、第2の
ビット線対のうちデータ側ビット線B1だけからノイズ
を受ける。その結果、データ側ビット線B1を挟むよう
に配置されている二本のビット線B0およびB2は、そ
れぞれ、データ側ビット線B1から互いに同相のノイズ
を受けることになる。このため、このノイズの影響によ
って、ビット線B0およびB1の電位は、いずれも高く
なる方向に変動する。
【0051】このように、電位の変動方向が同じである
ので、このビット線B0およびB2間の電位差は、実質
的に保存される。したがって、他方のビット線対の電位
差で与えられる信号強度がノイズにより低下することを
抑制することができる。すなわち、隣接ビット線対から
のノイズの影響による信号強度の低下を抑制することが
できる。なお、図2においては、ノイズによるビット線
B0およびB2の電位の変動の図示を省略している。
【0052】次に、ビット線B0およびB2からなる第
1のビット線対12に対して再書込みを行う。そのため
に、時刻t5に、駆動部20は、信号線P1およびP3
の電位を「L」から「H」にする。すると、ビット線B
0およびB2上のトランスファーゲートG0およびG2
が「ON」となり、ビット線B0およびB2とセンスア
ンプ10とが導通状態となる。
【0053】その結果、ワード線W1で選択されている
メモリセルC0に「H」のデータが蓄積されている場
合、そのメモリセルC0の高電位がデータ側ビット線B
0を通じてセンスアンプ10に印加される。また、B2
のプレチャージ電位がセンスアンプ10に印加される。
この場合、データ側ビット線B0とレファレンス側ビッ
ト線B2との電位差が信号強度となる。
【0054】そして、センスアンプ10が動作すること
により、当該センスアンプ10に印加された信号強度が
増幅される。増幅にあたっては、レファレンス側ビット
線B2のプリチャージ電位を基準として、データ側ビッ
ト線B0の電位を増幅した値がデータ側ビット線B0に
再び印加される。そして、データ側ビット線B0に接続
したメモリセルC0がチャージされる。また、センスア
ンプが動作することにより、レファレンス側ビット線B
2には、データ側ビット線B0に印加された電位を、基
準となったプリチャージ電位に対して反転させた電位が
印加される。
【0055】このようにして、先に再書込みされた第2
のビット線対14からのノイズの影響を抑制して、第1
のビット線対12へ再書込みを行うことができる。
【0056】[第2の実施の形態]次に、図3を参照し
て、第2の実施の形態の半導体記憶装置について説明す
る。図3は、第2の実施の形態の半導体記憶装置の回路
図である。図3に示すように、第2の実施の形態の半導
体記憶装置においては、レファレンス電圧の印加された
レファレンス線Rを設けている。このレファレンス線R
は、ワード線W1およびW2に平行であって、かつ、各
ビット線B0〜B3に直交するように設けられている。
さらに、このレファレンス線Rには、「H」レベルの電
源電圧Vccの半分の(Vcc/2)のレファレンス電
圧が、レファレンス電源(図示せず)により印加されて
いる。
【0057】さらに、この実施の形態では、レファレン
ス線Rとセンスアンプ10との導通・非導通を制御する
レファレンス切替スイッチ手段S1およびS2を設けて
いる。また、第2の実施の形態では、トランスファーゲ
ートG1およびG2を、それぞれ信号線P3およびP2
により制御する。
【0058】次に、図4を参照して、第2の実施の形態
の半導体記憶装置の駆動方法の例について説明する。図
4は、第2の実施の形態の半導体記憶装置の駆動方法を
説明するためのタイムチャートである。図4では、上か
ら順に、ワード線W1およびW2、第1ビット線対12
のビット線B0およびB2、第2ビット線対14のビッ
ト線B1およびB3、レファレンス線R、信号線P1〜
P4、並びに、スイッチS1およびS2の動作を示す。
【0059】図4に示すように、第2の実施の形態で
は、ワード線W1を選択している状態において、先ず、
第1のビット線対12に対して再書込みを行った後、第
2のビット線対14へ再書き込み信号を行う。第2のビ
ット線対14への書込みにあたっては、駆動部20a
は、信号線P4により、第2のビット線対14のレファ
レンス側ビット線B3上のトランスファーゲートG3を
非導通状態のままとする。
【0060】その一方で、駆動部20aは、スイッチS
1を、時刻t4にいったん導通状態とする。その結果、
レファレンス側ビット線B3の電位の代わりにレファレ
ンス線Rからレファレンス電圧がセンスアンプ10に印
加される。そして、センスアンプ10が時刻t6に再書
込み信号を印加する前の時刻t5に、駆動部20aは、
スイッチS2を再び非導通状態とする。
【0061】このように、レファレンス側ビット線B3
とは別のレファレンス電圧源からレファレンス線Rによ
りレファレンス電圧をセンスアンプ10に印加すれば、
センスアンプ10は、レファレンス側ビット線B3の電
位に関係なくデータ側ビット線B1の電位を増幅するこ
とができる。その結果、レファレンス側ビット線B3の
電位が、ビット線B2およびB1bからのノイズにより
変動した場合においても、第2ビット線対12の読み出
し信号強度の低下を抑制することができる。
【0062】[第3の実施の形態]次に、上述した第2
の実施の形態の半導体装置の他の駆動方法例を、第3の
実施の形態について説明する。ここでは、図5を参照し
て、第3の実施の形態における駆動方法について説明す
る。図5は、第3の実施の形態における駆動方法を説明
するためのタイムチャートである。
【0063】第3の実施の形態では、先ず、時刻t1
に、ワード線W2によってメモリセルC2およびC3を
選択される。選択されたメモリセルC2およびC3にそ
れぞれ接続したビット線B2およびB3は、データ側ビ
ット線となる。一方、ワード線W1上の選択されなかっ
たメモリセルC0およびC1にそれぞれ接続したビット
線B0およびB1は、レファレンス側ビット線となる。
そして、データ側ビット線B2およびB3の電位が、上
昇する。そして、ワード線W2を選択した結果、第1ビ
ット線対12のデータ側ビット線B2が、第2ビット線
対14のビット線B1およびB3に挟まれて配置される
ことになる。
【0064】第3の実施の形態では、先ず、第2のビッ
ト線対14に対して再書込みを行った後、第1のビット
線対12に対して再書込みを行う。次に、第1のビット
線対12へ再書き込み信号を行う。第1のビット線対1
2への書込みにあたっては、駆動部20aは、信号線P
1により、第1のビット線対12のレファレンス側ビッ
ト線B0上のトランスファーゲートG0を非導通状態の
ままとする。
【0065】その一方で、駆動部20aは、スイッチS
2を、時刻t4にいったん導通状態とする。その結果、
レファレンス側ビット線B0の電位の代わりにレファレ
ンス線Rからレファレンス電圧がセンスアンプ10印加
される。そして、センスアンプ10が時刻t6に再書込
み信号を印加する前の時刻t5に、駆動部20aは、ス
イッチS2を再び非導通状態とする。
【0066】このように、レファレンス側ビット線B0
とは別のレファレンス電圧源からレファレンス線Rによ
りレファレンス電圧をセンスアンプ10に印加すれば、
センスアンプ10は、レファレンス側ビット線B0の電
位に関係なくデータ側ビット線B2の電位を増幅するこ
とができる。その結果、レファレンス側ビット線B0の
電位が、ビット線B1およびB3aからのノイズにより
変動した場合においても、第1ビット線対14の読み出
し信号強度の低下を回避することができる。
【0067】なお、第3の実施の形態では、第2ビット
線対14の再書込みの後、第1ビット線対12の再書込
みを行う場合の駆動方法について説明したが、第1ビッ
ト線対12の再書込みを先に行う場合には、第1の実施
の形態と同様にして、第1ビット線対12のレファレン
ス側ビット線B0上のトランスファーゲートG0を、再
書込み前に、いったん導通させた後、再び非導通状態と
すると良い。
【0068】上述した実施の形態においては、この発明
を特定の条件で構成した例について説明したが、この発
明は、種々の変更を行うことができる。例えば、上述し
た第1の実施の形態においては、ワード線W1を選択し
た例について説明したが、この発明は、ワード線W2を
選択した場合についても適用することができる。
【0069】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
によれば一方のビット線対へセンスアンプから再書込み
信号を印加するときに、データ側ビット線に対してのみ
再書込み信号を印加し、レファレンス側ビット線には再
書込み信号を非印加とする。このため、レファレンス側
ビット線には再書込み信号が印加されないので、再書込
み後も、そのレファレンス側ビット線の電位はプレチャ
ージ電位程度のままとなる。したがって、他方のビット
線対は、一方のビット線対のうちデータ側ビット線のみ
から同相のノイズをそれぞれ受ける。このため、他方の
ビット線対の二本のビット線の電位は、このノイズの影
響によって、互いに同じ方向に変動する。したがって、
他方のビット線対の電位差で与えられる信号強度がノイ
ズにより低下することを抑制することができる。
【0070】また、レファレンス側ビット線とは別のレ
ファレンス電圧源からレファレンス電圧をセンスアンプ
に印加すれば、レファレンス側ビット線の電位が変動し
た場合においても、信号強度の低下を抑制することがで
きる。さらに、センスアンプの感度の良い電位で増幅を
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における半導体記憶装置の構
成を説明するための回路図である。
【図2】第1の実施の形態における半導体記憶録装置の
駆動方法を説明するためのタイムチャートである。
【図3】第2の実施の形態における半導体記憶装置の構
成を説明するための回路図である。
【図4】第2の実施の形態における半導体記憶装置の駆
動方法を説明するためのタイムチャートである。
【図5】第2の実施の形態における半導体記憶装置の駆
動方法を説明するためのタイムチャートである。
【図6】従来の半導体記憶装置の構成を説明するための
回路図である。
【図7】従来の半導体記憶装置の駆動方法を説明するた
めのタイムチャートである。
【符号の説明】
10 センスアンプ 12 第1のビット線対 14 第2のビット線対 20、20a 駆動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なるワード線によって選択され
    るメモリセルにそれぞれ接続された二本のビット線から
    なるビット線対を、一つのセンスアンプに二対ずつ接続
    するとともに、該二対のビット線対を構成するビット線
    を交互に配置し、かつ、前記メモリセルと前記センスア
    ンプとの導通・非導通を制御するスイッチ手段を設けた
    半導体記憶装置において、 一方のビット線対を構成するビット線のうち、ワード線
    により選択されたメモリセルに接続したデータ側ビット
    線が、他方のビット線対で挟まれている場合において、
    当該一方のビット線対へ前記センスアンプから再書込み
    信号を印加するときに、当該データ側ビット線上のスイ
    ッチ手段を導通状態とし、かつ、当該レファレンス側ビ
    ット線上のスイッチ手段を非導通状態とする駆動部を備
    えてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記駆動部から前記スイッチ手段の導通・非導通状態を
    制御する信号線を、前記スイッチ手段ごとに設けたこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の半導体
    記憶装置において、 前記駆動部は、前記レファレンス側ビット線上のスイッ
    チ手段を、前記ワード線によりメモリセルが選択された
    後にいったん導通状態とし、前記センスアンプが再書込
    み信号を印加する前に非導通状態とすることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の半導体
    記憶装置において、 レファレンス電圧の印加されたレファレンス線を設け、 前記レファレンス線と当該センスアンプとの導通・非導
    通を制御するレファレンス切替スイッチ手段を設け、 前記センスアンプから前記他方のビット線対へ再書込み
    信号が印加された後に、当該センスアンプから前記一方
    のビット線対へ再書き込み信号が印加される場合に、 前記駆動部は、当該一方のビット線対の前記レファレン
    ス側ビット線上のスイッチ手段を非導通状態のままと
    し、かつ、前記レファレンス切替スイッチ手段を、前記
    ワード線によりメモリセルが選択された後にいったん導
    通状態とし、前記センスアンプが再書込み信号を印加す
    る前に非導通状態とすることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 互いに異なるワード線によって選択され
    るメモリセルにそれぞれ接続された二本のビット線から
    なるビット線対を、一つのセンスアンプに二対ずつ接続
    するとともに、該二対のビット線対を構成するビット線
    を交互に配置した半導体記憶装置を駆動するにあたり、 一方のビット線対を構成するビット線のうち、ワード線
    により選択されたメモリセルに接続したデータ側ビット
    線が、他方のビット線対で挟まれている場合おいて、当
    該一方のビット線対へ前記センスアンプから再書込み信
    号を印加するときに、前記データ側ビット線に対しての
    み再書込み信号を印加し、前記一方のビット線対のう
    ち、前記一つのワード線により選択されなかったメモリ
    セルに接続されているレファレンス側ビット線には再書
    込み信号を非印加とすることを特徴とする半導体記憶装
    置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体記憶装置の駆動
    方法において、 前記駆動部は、前記ワード線によりメモリセルが選択さ
    れた後に、いったんレファレンス側ビット線の電位を前
    記センスアンプへ印加することを特徴とする半導体記憶
    装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の半導体記憶装置の駆動
    方法において、 前記センスアンプから前記他方のビット線対へ再書込み
    信号が印加された後に、当該センスアンプから前記一方
    のビット線対へ再書き込み信号が印加される場合に、 当該一方のビット線対の前記レファレンス側ビット線の
    電位を前記センスアンプへ非印加とし、 前記ワード線によりメモリセルが選択された後に、前記
    レファレンス側ビット線の電位の代わりにレファレンス
    電圧を前記センスアンプにいったん印加することを特徴
    とする半導体記憶装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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