JP2000148868A - 自動車整備帳票作成システム - Google Patents

自動車整備帳票作成システム

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JP2000148868A
JP2000148868A JP10316208A JP31620898A JP2000148868A JP 2000148868 A JP2000148868 A JP 2000148868A JP 10316208 A JP10316208 A JP 10316208A JP 31620898 A JP31620898 A JP 31620898A JP 2000148868 A JP2000148868 A JP 2000148868A
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Koichiro Takahashi
康一郎 高橋
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TAJIMA KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各自動車整備帳票毎に入力する同じ内容の文
字、同じ制御の選択肢を自動的に引用することができる
自動車整備帳票作成システムを提供する。 【解決手段】 帳票を作成する度に同一のデータを入力
する入力データを使用環境設定ファイル22に登録す
る。同一の制御を選択する選択肢を使用環境設定ファイ
ル22に登録する。整備請求書87、作業指示書などの
帳票を作成する際使用環境設定ファイル22に登録され
た入力データと、選択肢を自動的に引用する制御手段を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票を作成して印
刷する自動車整備帳票作成システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種自動車整備帳票作成シス
テムにおいて、個人或いは小規模の整備工場などでは、
近年では市販の自動車整備ソフトウエアをパーソナルコ
ンピュータにインストールし、そのソフトウエアを動作
させて見積書、請求書、入金伝票、売上伝票、作業指示
書(以降見積書、請求書、入金伝票、売上伝票、作業指
示書などを総称して自動車整備帳票と云う)などの自動
車整備帳票作成業務を行なっていた。
【0003】係る、見積書の作成には車両ナンバー・車
名・入金額・請求額などのデータが入力されると共に、
基準点数・総合評価メッセージ・但し書きなどのメッセ
ージ及びタイトルなどがキーボードより入力されてい
た。また、請求書には住所・電話番・顧客名・敬称及び
交換部品・部品を取り外したりする事前作業内容、修理
内容、点検内容、清掃内容、車検時の各種手続き内容な
どが入力されると共に、車両名・車種・用途・陸運事務
局名・住所・使用者名・但し書きなどのメッセージ及び
タイトルなどが入力されていた。
【0004】また、自動車整備帳票には現金、振込、小
切手、手形等の入金に種別及び入金額が入力される入金
伝票、請求書或いは諸費用請求書等を作成して売上計上
した場合に作成される売上伝票、部品交換、部品を交換
する場合他の部品を取り外したりする作業、修理、点
検、清掃、車検時の各種手続きなどが入力される作業指
示書等があり、これらの自動車整備帳票には車両の持ち
主の名前の後側に敬称が印刷されると共に、備考欄に連
絡事項などのメッセージ、及び、陸運事務局名(以降陸
事名と称す)の入力欄がある場合その陸事名が入力され
ていた。
【0005】一方、自動車整備帳票を印刷する用紙には
相手先業者から支給或いは指定された用紙(以降専用用
紙と称す)と白紙とがある。専用用紙は予め罫線及び文
字などが所定のフォーマットで印刷され控えなどが複写
される3枚〜4枚複写で、入力されたデータのみが印刷
される。また、白紙は罫線及び文字などの所定のフォー
マットが予め印刷されず、複写されない用紙で、専用用
紙同様所定のフォーマットの罫線及び文字など共に入力
されたデータを印刷可能とされている。尚、整備請求書
を白紙に印刷する場合は専用用紙同様に扱われるために
3部〜4部印刷される。
【0006】そして、自動車整備帳票作成業務で整備請
求書の印刷を行なう場合、専用用紙を使用するか或いは
白紙を使用するか作業順序の設定が行なわれると共に、
白紙が選択された場合印刷部数の設定が行なわれる。ま
た、白紙に自動車整備帳票を印刷する場合、重要箇所に
カラー印刷などが施される場合もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車整備帳票作成システムでは見積書、請求書、入金
伝票、売上伝票、作業指示書などの各自動車整備帳票に
共通する顧客の敬称及び陸事名などをキーボードより入
力する場合、自動車整備帳票作成システムに付属する辞
書機能に単語登録して読み込むことにより入力作業を簡
単にしていた。この場合、辞書に単語登録された敬称及
び陸事名などをキーボードより入力する際少なくとも一
文字以上は入力しなければならなかった。このため、自
動車整備帳票の種類が代わる毎に敬称及び陸事名などを
入力しなければならない問題があった。
【0008】また、使用用紙の設定、印刷部数の設定、
カラー印刷の設定など同じ操作を毎回繰り返さなければ
ならない問題もあった。
【0009】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、各自動車整備帳票毎に入力
する同じ内容の文字、同じ制御の選択肢を自動的に引用
することができる自動車整備帳票作成システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
自動車整備帳票作成システムは、自動車整備に関する帳
票を作成して印刷する自動車整備帳票作成システムであ
って、帳票を作成する度に同一のデータを入力する項
目、及び又は、同一の制御を選択する項目に対して、当
該入力データ、及び又は、制御の選択肢を登録する使用
環境設定ファイルと、帳票を作成する際に使用環境設定
ファイルに登録された入力データ、及び又は、選択肢を
自動的に引用する制御手段とを備えたものである。
【0011】また、請求項2の発明の自動車整備帳票作
成システムは、上記において使用環境設定ファイルに入
力データ、及び又は、制御の選択肢を登録し、且つ、登
録の変更を行なう共通環境設定手段を備えたものであ
る。
【0012】また、請求項3の発明の自動車整備帳票作
成システムは、請求項2において、共通環境設定手段
は、複数の入力データに優先順位を付けて使用環境設定
ファイルに登録し、且つ、当該優先順位を変更すること
ができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明の自動車整備帳票作成
システム10のハードウエアを示すブロック図、図2は
本発明の自動車整備帳票作成システム10のファイル構
成を示すブロック図をそれぞれ示している。図1におい
て、11はパーソナルコンピュータであり図示しない共
通バスを介して、キーボード17、内容確定を行なうた
めのマウス20及び入力した図形、文字及び数字などを
表示するためのディスプレイ装置12が接続されてい
る。尚、ディスプレイ装置12はCRTディスプレイ、
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどであり、
ディスプレイ装置12で図形、文字及び数字などを表示
する技術については周知の技術であるため詳細な説明を
省略する。
【0014】また、パーソナルコンピュータ11には罫
線、文字及びイラストなどを印刷するためのドットプリ
ンター14A、及び、カラープリンター14Bなどのプ
リンター14が接続されている。該ドットプリンター1
4Aは一字あたり24本〜32本のワイヤが縦一列に並
んだ印字ヘッドを移動してドットパターンで罫線、文字
及びイラストなどを紙等に印字するものであり、ワイヤ
でリボンを叩いて印刷するため複写用紙に適している。
【0015】また、カラープリンター14Bにはインク
ジェットプリンター、或いは、レーザープリンターなど
が用いられるが、紙の表面にインクを吐出して印刷する
ため複写用紙には適していない。尚、ドットプリンター
14A、カラープリンター14Bなどで紙等に印字する
技術については周知の技術であるため詳細な説明を省略
する。
【0016】また、パーソナルコンピュータ11にはデ
ータを大量に保管可能なハードディスクなどの記憶装置
13が設けられると共に、レーザーと磁気によって図示
しない光磁気ディスクにデータの書き込み、消去可能な
MO(magneto optical disk)ド
ライブ15が接続され、キーボード17より入力された
データは一旦記憶装置13に保管された後、記憶装置1
3に保管されたデータはMOドライブ15などにバック
アップ(保管)される。尚、レーザーと磁気によってデ
ータをMOなどに書き込み、消去を行なう技術について
は周知の技術であるため詳細な説明を省略する。
【0017】また、パーソナルコンピュータ11にはコ
ンパクトディスク18からデータを読み込むためのCD
ドライブ(図示せず)及びフロッピーディスク19にデ
ータの書き込み、消去を行なうためのFDドライブ(図
示せず)が内蔵されている。尚、16は音声を出力する
ためのスピーカーである。
【0018】また、パーソナルコンピュータ11には図
示しないCPU(中央演算処理装置)、RAM、ROM
等が設けられており、このROMにはパーソナルコンピ
ュータ11の基本的な動作を制御するプログラムが書き
込まれている。そして、自動車整備帳票の作成に関する
必要なプログラムファイル(図示せず)はフロッピーデ
ィスク19或いはコンパクトディスク18などの記憶媒
体に登録され、この記憶媒体に登録されたプログラムフ
ァイルが読み込まれてパーソナルコンピュータ11の記
憶装置13に登録される。そして、制御手段としてのC
PUは記憶装置13に登録された自動車整備帳票の動作
用プログラムをRAM上で実行する。
【0019】一方、自動車整備では見積書の作成、請求
書の作成、入金伝票の作成、売上伝票の作成、作業指示
書88の作成など自動車整備帳票の作成業務が行なわれ
ている。請求書には部品の交換、他の部品を取り外した
りする作業、修理、点検、清掃、車検時の各種手続きな
どの作業内容及びその金額などが記載されて整備終了後
に顧客に提出する整備請求書87と、所定期間内に作成
された諸費用請求書・入金伝票が合算されて残高が記載
された合計請求書と、合計請求書の前回請求額・繰越金
・今回請求額などが記載された簡易版合計請求書と、簡
易版合計請求書に請求内訳などが記載された従来より使
用されている通常版合計請求書と、通常版合計請求書の
請求内訳欄に、実施した作業・交換した部品名とその金
額などの明細を加えた詳細版合計請求書と、簡易版合計
請求書の前回請求額・繰越金を除いた請求額のみ版合計
請求書などがある。
【0020】そして、これら見積書、整備請求書87・
合計請求書・簡易版合計請求書・通常版合計請求書・詳
細版合計請求書・請求額のみ版合計請求書などの請求
書、入金伝票、売上伝票、作業指示書88などには、自
動車整備帳票のタイトル、顧客名、敬称、車両名、車両
ナンバー、陸事名、レバーレート(1時間あたりの単
価)及び整備に関するメッセージ、入金についての但し
書きなどがそれぞれキーボード17から入力される。
【0021】この場合、各自動車整備帳票には共通した
同じ内容を毎回キーボード17から入力する場合、自動
車整備帳票作成システム10では、それら毎回入力する
入力内容のデータのみが共通環境設定手段としての使用
環境設定ファイル22に登録されるように構成されてい
る。即ち、所定の自動車整備帳票を作成する場合、CP
Uは使用環境設定ファイル22に登録されたデータを読
み込むことにより、各自動車整備帳票で毎回入力する同
じ内容を読み込めるような環境設定を行なえるように構
成されている。
【0022】次ぎに、自動車整備帳票の環境設定の説明
を行なう。尚、自動車整備帳票を作成するプログラムは
動作しているものとする。まず、ディスプレイ装置12
に図3に示す如き自動車整備帳票の作成画面が初期画面
27として表示される。この初期画面27の上方には左
から今日の仕事のタグ28、今月の仕事のタグ29、設
定の仕事のタグ30及び環境設定のタグ31などが表示
されている。尚、初期画面27では受付ボタン105、
及び、請求書、出庫、入金、日報、自賠責契約書、顧客
情報設定、車両情報設定、車両販売、業務終了などの業
務を行なえるタグが表示された今日の仕事画面64が表
示される。
【0023】そして、画面の右上方に表示された環境設
定のタグ(図中わがまま環境設定)31にカーソルが合
わせられマウス20でクリックされると左上方から左下
方に汎用マスター設定ボタン33、共通環境設定ボタン
34、業務別環境設定ボタン35、出力帳票余白設定ボ
タン36が表示されると共に、右上方に売掛残高の設定
ボタン37などの設定を行なうことができる業務選択画
面32が表示される(図4)。
【0024】次ぎに、業務選択画面32の左上方に表示
された汎用マスター設定ボタン33にカーソルが合わせ
られマウス20でクリックされると環境設定選択画面3
8が表示される(図5)。この環境設定選択画面38に
は上から順に帳票用メッセージ設定ボタン39、葉書用
メッセージ設定ボタン40、値引メッセージ設定ボタン
41、敬称マスター設定ボタン42、そして最下部に戻
るボタン43などが表示される。尚、戻るボタン43に
カーソルが合わせられマウス20でクリックされると前
画面(業務選択画面32)に戻る。
【0025】即ち、CPU(制御手段)は環境設定選択
画面38で帳票用メッセージ設定ボタン39、葉書用メ
ッセージ設定ボタン40、値引メッセージ設定ボタン4
1にマウス20のカーソルが合わせられてクリックされ
ることにより、頻繁に使用されるメッセージのデータを
使用環境設定ファイル22に保管する。そして、以降の
業務でそれらのメッセージ設定を行なわなくても使用環
境設定ファイル22から自動的にメッセージ設定データ
を呼び出す。
【0026】この場合、帳票用メッセージ設定ボタン3
9にマウス20のカーソルが合わせられてクリックされ
た場合、それぞれの自動車整備帳票に関するメッセージ
が、葉書用メッセージ設定ボタン40にマウス20のカ
ーソルが合わせられてクリックされた場合、葉書に関す
るメッセージが、値引メッセージ設定ボタン41にマウ
ス20のカーソルが合わせられてクリックされた場合
は、値引に関するメッセージが、敬称マスター設定ボタ
ン42にマウス20のカーソルが合わせられてクリック
された場合、敬称84に関する設定が使用環境設定ファ
イル22に保管される。
【0027】次ぎに、敬称84に関する環境設定の説明
を行なう。環境設定選択画面38から敬称マスター設定
ボタン42にカーソルが合わせられてマウス20でクリ
ックされると、敬称マスター登録画面44が表示される
(図6)。敬称マスター登録画面44には8種類の敬称
84が入力可能とされており、上方から順に01〜08
の番号が表示されている。そして、表示された番号の右
側には敬称入力枠44Aが表示されており、この敬称入
力枠44A内にキーボード17にて敬称84が入力され
る。そして、上方に表示された01番目の敬称入力枠4
4Aから順に、例えば通常使用されると考えられる敬称
84として「様」、02番目には「殿」、03目には
「御中」、04番目には「内」などの複数の敬称84が
キーボード17から入力される。
【0028】そして、通常使用されると考えられる複数
の敬称84を登録する場合、まず、敬称マスター登録画
面44の最上方に予め表示された設定ボタン45にマウ
ス20のカーソルが合わせられてクリックされる。これ
により、キーボード17より入力された各敬称
(「様」、「殿」、「御中」、「内」)84のデータが
一旦記憶装置13に登録された後、敬称登録確認画面4
7が表示される(図7)。
【0029】そして、敬称登録確認画面47の下方に表
示されたはいボタン48にカーソルが合わせられマウス
20でクリックされると、一旦記憶装置13に登録され
た各敬称(「様」、「殿」、「御中」、「内」)84の
データは敬称マスターファイル26に登録された後、業
務選択画面32に戻る。また、敬称84の登録と同様に
して陸事名マスターファイル23に陸事名85が登録さ
れる。
【0030】前記敬称マスター登録画面44で入力され
た各敬称84を敬称マスターファイル26に登録しない
場合、設定ボタン45の右側に予め表示された中止ボタ
ン46にマウス20のカーソルが合わせられてクリック
される。この場合、入力された各敬称84データは記憶
装置13に登録されず業務選択画面32に戻る。また、
敬称登録確認画面47で一旦記憶装置13に登録された
各敬称84データを敬称マスターファイル26に登録し
ない場合、はいボタン48の右側に予め表示されたキャ
ンセルボタン49にマウス20のカーソルが合わせられ
てクリックされた後業務選択画面32に戻る。
【0031】次ぎに、敬称84及び陸事名85の環境設
定の説明を行なう。図4の業務選択画面32の汎用マス
ター設定ボタン33の下方に表示された共通環境設定ボ
タン34にカーソルが合わせられマウス20でクリック
されると共通環境設定業務の処理選択画面50が表示さ
れる(図8)。この共通環境設定業務の処理選択画面5
0には共通標準値設定ボタン51、昭和、平成などの元
号設定ボタン52、計算方法設定ボタン53、車検・点
検設定ボタン54及び戻るボタン55などが上から順に
表示される。
【0032】そして、共通標準値設定ボタン51にカー
ソルが合わせられマウス20でクリックされると、敬称
の使用環境設定画面56が表示される(図9)。係る、
敬称の使用環境設定画面56には敬称、陸事名表示順
1、陸事名表示順2、陸事名表示順3、陸事名表示順
4、陸事名表示順5、陸事名表示順6、陸事名表示順
7、陸事名表示順8の文字が上方から順に表示される。
敬称及び各陸事名の文字の右側に設定枠57が設けられ
ており、設定枠57内には前記敬称マスターファイル2
6に登録された敬称84及び、陸事名マスターファイル
23に登録された陸事名85が表示される。
【0033】そして、設定枠57の右側には下矢印ボタ
ン57Aが設けられており、この下矢印ボタン57Aに
カーソルが合わせられマウス20でクリックされると、
設定枠57の下側に一覧枠58が表示される。この一覧
には敬称マスターファイル26に登録された敬称84が
表示(この場合、3行)されると共に、一覧枠58の右
上側には上矢印ボタン58Aが、一覧枠58の右下側に
は下矢印ボタン58Bが表示される。係る、上矢印ボタ
ン58A、或いは、下矢印ボタン58Bにカーソルが合
わせられマウス20でクリックされると敬称マスターフ
ァイル26に登録されている全ての敬称84が一覧枠5
8内を上下に移動させられるようになっている。
【0034】そして、一覧枠58内に表示された最も使
用頻度の高い敬称84が一つ選択されると、選択された
敬称84が設定枠57内に表示される(図10)。次ぎ
に、敬称の使用環境設定画面56の最上方に予め表示さ
れた設定ボタン59にマウス20のカーソルが合わせら
れてクリックされると、敬称の使用環境設定確認画面6
1が表示される(図11)。尚、設定ボタン59に設け
られた中止ボタン60にマウス20のカーソルが合わせ
られてクリックされると、選択された設定枠57内の敬
称84データは使用環境設定ファイル22に登録されず
業務選択画面32に戻る。
【0035】そして、敬称の使用環境設定確認画面61
の下方左側に予め表示されたはいボタン62にマウス2
0のカーソルが合わせられてクリックされると、設定枠
57に表示された敬称84データは使用環境設定ファイ
ル22に登録された後、業務選択画面32に戻る。ま
た、はいボタン62の右側に表示されたキャンセルボタ
ン63にマウス20のカーソルが合わせられてクリック
されると、敬称84データは使用環境設定ファイル22
に登録されず敬称の使用環境設定画面56に戻る。即
ち、自動車整備帳票を作成する度に同一の敬称84デー
タを入力する項目の選択に対して、所定の敬称84デー
タ(選択肢)が使用環境設定ファイル22に登録され
る。
【0036】即ち、CPU(制御手段)は敬称の使用環
境設定画面56で設定された最も使用頻度の高い敬称8
4にマウス20のカーソルが合わせられてクリックされ
ることにより、その敬称84のデータを使用環境設定フ
ァイル22に保管する。そして、以降の業務でその敬称
84の設定(入力)を行なわなくても使用環境設定ファ
イル22から自動的に敬称84データを呼び出す。
【0037】また、陸事名85も敬称の使用環境設定画
面56で、設定枠57右側に表示された下矢印ボタン5
7Aが操作されることにより、陸事名表示順1、陸事名
表示順2、陸事名表示順3、陸事名表示順4、陸事名表
示順5、陸事名表示順6、陸事名表示順7、陸事名表示
順8と使用頻度の高い順に設定される。陸事名85は、
番号順に使用頻度の高い陸事名85が設定された後、敬
称84同様の操作が行なわれ各陸事名85のデータは陸
事名マスターファイル23に保管され、使用環境設定フ
ァイル22に陸事名マスターファイル23に登録された
陸事名85を呼び出すためのデータだけが登録される。
【0038】この場合もCPU(制御手段)は敬称の使
用環境設定画面56で設定された陸事名85の順に陸事
名85の設定データを使用環境設定ファイル22に保管
する。そして、以降の業務でその陸事名85の設定(入
力)を行なわなくても使用環境設定ファイル22から自
動的に陸事名85の設定データを呼び出す。
【0039】次ぎに、自動車整備帳票としての概算見積
書86の印刷説明を行なう。ディスプレイ装置12に業
務選択画面32が表示された状態で、画面上方の左側に
表示された今日の仕事のタグ28にマウス20のカーソ
ルが合わせられてクリックされると、今日の仕事画面
(この場合初期画面27となる)64が表示される。そ
して、今日の仕事画面64に表示された顧客情報設定ボ
タン65にマウス20のカーソルが合わせられてクリッ
クされると、こんどは顧客情報設定業務の処理選択画面
66が表示される(図12)。
【0040】係る、顧客情報設定業務の処理選択画面6
6には新規登録ボタン67、変更ボタン68、照会ボタ
ン69、削除ボタン70、印刷ボタン71及び戻るボタ
ン72などが上から順に表示される。そして、新規登録
ボタン67にマウス20のカーソルが合わせられてクリ
ックされると顧客情報設定画面73が表示される(図1
3)。該顧客情報設定画面73の上方には主要情報タグ
78、予備情報タグ79、自由情報タグ80、関連顧客
情報タグ81などが左側から順に表示されている。
【0041】顧客情報設定画面73の初期画面は主要情
報登録画面とされており、顧客に関する顧客コード、名
前、カナ、郵便番号、住所1、住所2、電話、ファック
ス、代表者名、連絡先名、連絡先名のカナ、郵便番号、
住所1、住所2、電話、ファックス、代表者名など項目
が画面の左側に表示され、これらの項目の右側にはそれ
らの項目に対応する入力枠が設けられている。係る、顧
客の名前の右側には名前入力枠74、連絡先名の右側に
は連絡先名入力枠76が表示されると共に、名前入力枠
74の右側には敬称表示枠75、連絡先名入力枠76の
右側にも敬称表示枠77が表示される。
【0042】そして、名前入力枠74の右側の敬称表示
枠75には使用環境設定ファイル22に登録された使用
頻度の高い敬称84が読み込まれて表示されると共に、
連絡先名入力枠76の右側の敬称表示枠77内には使用
環境設定ファイル22に登録された使用頻度の高い敬称
84が表示される。即ち、CPU(制御手段)は使用環
境設定ファイル22に登録された使用頻度の高い敬称8
4を自動的に読み込んで敬称表示枠75、77内に表示
すると共に、各自動車整備帳票を作成する場合、使用環
境設定ファイル22に登録された使用頻度の高い敬称8
4を自動的に読み込んで図示しない敬称表示枠内に表示
する。
【0043】尚、敬称表示枠75、77内に表示された
敬称84を変更する場合、敬称表示枠75、77内にカ
ーソルを移動してキーボード17にて直接入力するか、
或いは、敬称表示枠75、77の右側に表示された下矢
印ボタン75A、77Aにマウス20のカーソルを合わ
せクリックすると、これにより図示しない一覧枠が表示
されこの一覧枠内に敬称マスターファイル26に登録さ
れた敬称84が一覧表示され、その中から使用する敬称
が選択されることにより変更可能とされている。
【0044】そして、他の入力枠に必要な事項が入力さ
れた後、登録ボタン82にマウス20のカーソルが合わ
せられてクリックされると顧客情報マスターファイル2
1に各入力枠内の情報データが登録される。これによ
り、以後、顧客情報マスターファイル21に登録され
た、所定の顧客データが読み込まれた場合には使用環境
設定ファイル22に登録された敬称84が自動的に読み
込まれる。尚、登録ボタン82右側に表示された中止ボ
タン83にマウス20のカーソルが合わせられてクリッ
クされると顧客情報マスターファイル21に各入力枠内
の情報データが登録されずに終了して今日の仕事画面
(初期画面27)64に戻り、この作業が各顧客毎に行
なわれる。
【0045】また、他の自動車整備帳票を作成する場合
も、使用環境設定ファイル22に登録された敬称84が
自動的に読み込まれる。これにより、各自動車整備帳票
を作成する度に毎回敬称84を入力しなければならない
煩わしさを解消することが可能となる。係る場合、例え
ば自動車整備帳票としての概算見積書86(自動車整備
帳票)がディスプレイ装置12に表示されプリンター1
4にて印刷されると、顧客名の後側に連続して敬称84
が印刷されると共に、車両ナンバー側には陸事名85が
印刷される(図14)。また、整備請求書87及び作業
指示書88の顧客名の後側に連続して敬称84が印刷さ
れると共に、車両ナンバー側には陸事名85が印刷され
る(図15、図16)
【0046】このように、CPU(制御手段)は自動車
整備帳票を作成する度に敬称84或いは印刷に使用する
用紙など同一の制御を選択する項目を使用環境設定ファ
イル22に保管すると共に、帳票用メッセージ或いは葉
書用メッセージなどのデータを使用環境設定ファイル2
2に保管し、帳票作成時に使用環境設定ファイル22か
ら敬称84、使用用紙或いは帳票用メッセージ或いは葉
書用メッセージなどのデータを自動的に読み込んでい
る。これにより、多数の自動車整備帳票作成時、毎回入
力する手間を大幅に削減することができるようになると
共に、毎回同じ選択肢を選択しなければならない煩わし
さを大幅に解消することができるようになる。
【0047】次ぎに、整備請求書87の使用用紙設定の
作業順序を説明する。尚、自動車整備請求書87を作成
するプログラムは動作しているものとする。整備請求書
87の使用用紙の設定は前記自動車整備帳票の初期画面
27上方に表示された環境設定のタグ31にカーソルが
合わせられマウス20でクリックされると、前述同様業
務選択画面32が表示される。そして、業務選択画面3
2に表示された業務別環境設定ボタン35にカーソルが
合わせられマウス20でクリックされると、使用環境設
定業務の処理選択画面90が表示される(図17)。そ
して、使用環境設定業務の処理選択画面90には上から
順に今日の仕事ボタン91、今月の仕事ボタン92、設
定の仕事ボタン93、そして最下部に戻るボタン94な
どが表示される。尚、戻るボタン94にカーソルが合わ
せられマウス20でクリックされると前画面(業務選択
画面32)に戻る。
【0048】そして、使用環境設定業務の処理選択画面
90の上方に表示された今日の仕事ボタン91にカーソ
ルが合わせられマウス20でクリックされると、上方に
請求書、整備提案書、入金処理、顧客情報設定、車両情
報設定、日報タグ、概算見積書、作業指示書88、部品
見積書、車両診断書、諸費用請求書などの設定処理が行
なえるタグが表示された概算見積書86の使用環境設定
画面95が表示される。概算見積書86の使用環境設定
画面95には一部目のタイトル・二部目のタイトル・3
部目のタイトル・4部目のタイトル・発行日出力有無・
社判出力有無・会社名・印刷部数・文字色・基本色・使
用する用紙・メッセージ・レバーレートなどが上から順
に表示される(図18)。
【0049】そして、概算見積書86の使用環境設定画
面95に表示された一部目のタイトル・二部目のタイト
ル・3部目のタイトル・4部目のタイトル・印刷部数・
レバーレートなどの右側には入力枠98が、発行日出力
有無・社判出力有無などの右側にはチェック枠99が、
会社名・文字色・基本色・使用する用紙・メッセージな
どの右側には選択枠96がそれぞれ表示されている。各
選択枠96には会社名・文字色・基本色・使用する用紙
・メッセージに対応したデータが予め記憶装置13に保
管される。
【0050】そして、例えば画面に表示された使用する
用紙Pの右に表示された選択枠96右の下矢印ボタン9
6Aにマウス20のカーソルが合わせられてクリックさ
れることにより選択枠96の下側に使用用紙一覧97が
表示される(図19)。この場合、使用用紙として専用
用紙と白紙とがありこれら専用用紙と白紙とは予め記憶
装置13に登録されている。そして、表示された一覧の
使用用紙から白紙(図中コピー用紙)が選択されると、
選択枠96内にコピー用紙(白紙)と表示される(図2
0)。
【0051】そして、概算見積書86の使用環境設定画
面95の上方に予め表示された設定ボタン100にマウ
ス20のカーソルが合わせられてクリックされると今日
の仕事に関する使用環境設定確認画面102が表示され
る(図21)。尚、設定ボタン100の右側に予め表示
された中止ボタン101にマウス20のカーソルが合わ
せられてクリックされると、今日の仕事に関する使用環
境設定確認画面102は表示されず初期画面27に戻
る。
【0052】今日の仕事に関する使用環境設定確認画面
102の下方に予め表示されたはいボタン103にマウ
ス20のカーソルが合わせられてクリックされると、使
用環境設定ファイル22に白紙のデータが登録された
後、業務選択画面32に戻る。また、はいボタン103
の右側に表示されたキャンセルボタン104にマウス2
0のカーソルが合わせられてクリックされると、白紙の
データは使用環境設定ファイル22に登録されず概算見
積書の使用環境設定画面95に戻る。
【0053】即ち、CPU(制御手段)は各整備請求書
を作成する度に使用用紙としての白紙或いは専用用紙な
どの同一の用紙を選択する選択肢を、使用環境設定ファ
イル22に登録する。これにより、毎回同じ選択肢を選
択しなければならない煩わしさを大幅に解消することが
できるようになる。
【0054】次ぎに、概算見積書86の作成の説明を行
なう。尚、一部目のタイトル・二部目のタイトル・3部
目のタイトル・4部目のタイトル・発行日出力有無・社
判出力有無・会社名・印刷部数・文字色・基本色・使用
する用紙・メッセージ・レバーレートなどの情報は既に
使用環境設定ファイル22に登録されているものとす
る。まず、今日の仕事画面(初期画面27)64に表示
された受付ボタン105にマウス20のカーソルが合わ
せられてクリックされ、受付業務の業務選択画面106
が表示される(図22)。
【0055】受付業務の業務選択画面106には車両診
断書作成ボタン107、概算見積書作成ボタン108、
作業指示書作成ボタン109、諸費用請求書作成ボタン
110、戻るボタン111が上から順に表示されてい
る。尚、戻るボタン111にカーソルが合わせられマウ
ス20でクリックされると前画面(今日の仕事画面6
4)に戻る。
【0056】そして、受付業務の業務選択画面106に
表示された概算見積書作成ボタン108にカーソルが合
わせられマウス20でクリックされると、概算見積書の
処理選択画面112(図23)が表示され、この概算見
積書の処理選択画面112には新規作成ボタン113、
変更ボタン114、照会ボタン115、削除ボタン11
6、戻るボタン117などが上から順に表示される。
尚、戻るボタン117にカーソルが合わせられマウス2
0でクリックされると前画面(受付業務の業務選択画面
106)に戻る。
【0057】次ぎに、概算見積書の処理選択画面112
に表示された新規作成ボタン113にカーソルが合わせ
られマウス20でクリックされると顧客・車両選択画面
118(図24)が表示され、この顧客・車両選択画面
118には車両ナンバーボタン119、車台番号ボタン
120、顧客コードボタン121、顧客名カナボタン1
22、上様ボタン123、戻るボタン124などが上か
ら順に表示される。尚、戻るボタン124にカーソルが
合わせられマウス20でクリックされると前画面(概算
見積書の処理選択画面112)に戻る。
【0058】そして、車両ナンバーボタン119にカー
ソルが合わせられマウス20でクリックされると、車両
ナンバーボタン119の右側に車両ナンバーを入力する
車両ナンバー入力枠125が設けられ、この車両ナンバ
ー入力枠125内にキーボード17から車両ナンバーが
入力される。車両ナンバー入力枠125内に車両ナンバ
ーが入力されると、顧客・車両選択画面118の右上に
検索ボタン126が表示される(図25)。
【0059】そして、検索ボタン126にカーソルが合
わせられマウス20でクリックされると、入力された下
4桁の車両ナンバーに一致する車両一覧表127が車両
ナンバー入力枠125、検索ボタン126の下側に表示
される(図26)。この車両一覧表127には予め陸事
名マスターファイル23及び顧客情報マスターファイル
21に登録されている車両ナンバー(この場合実際の車
両ナンバーに記載されている全ての内容)、車名、顧客
コード、顧客名等が表示される。
【0060】そして、表示された車両一覧表127から
概算見積書86の作成対象となる車両ナンバー行(この
場合一番上の行)にカーソルが合わせられマウス20で
ダブルクリックされると、概算見積書作成画面128が
表示される(図27)。概算見積書作成画面128の上
方には受付情報タグ129、車両情報タグ130、明細
タグ131、原価タグ132、諸費用タグ133、入金
・値引きタグ134、確認タグ135、設定タグ136
などが左から順に表示され、その上には保管ボタン13
7、中止ボタン138、顧客登録ボタン139などが左
から順に表示されている。尚、概算見積書作成画面12
8の初期画面は受付情報画面とされている。
【0061】そして、概算見積書作成画面128の受付
情報画面は受付情報を作成する画面であり、見積書コー
ド、見積書発行日、整備大分類、整備小分類、受付年月
日、完了年月日、受付担当、整備担当、ご依頼者名称、
ご依頼者連絡先、請求先コード、名前、カナ、郵便番
号、住所1、住所2、電話番号、ファックス番号などが
上から順に表示されその右側に入力枠140が表示され
る。表示された各入力枠140には前記顧客・車両選択
画面118で選択された顧客情報が自動的に表示され
る。この場合、顧客情報マスターファイル21に登録さ
れている顧客の名前K1、カナK2、郵便番号K3、住
所1K4、電話番号K5、及び、前記使用環境設定ファ
イル22に登録された敬称84などが入力枠140内に
自動的に表示される。
【0062】次ぎに、他の入力枠に見積書コード(図示
せず)、見積書発行日M1、整備大分類M2、整備小分
類M3、受付年月日M4、完了年月日M5、受付担当M
6、整備担当M7、ご依頼者名称M8、ご依頼者連絡先
M9、請求先コードM10などが入力枠内に入力される
(図28)。そして、概算見積書作成画面128が表示
された状態で車両情報タグ130にカーソルが合わせら
れマウス20でダブルクリックされると、車両情報作成
画面141が表示される(図29)。
【0063】概算見積書作成画面128の車両情報作成
画面141は車両情報を入力する画面で、車両ナンバ
ー、車名、型式、原動機、車台番号、初年度登録年月、
登録年月、登録年月日、型式指定番号、類別区分番号、
走行距離、次回車検日、次回点検日、使用者名などが上
から順に表示され、その右側には車両情報入力枠142
が表示されている。この車両情報入力枠142には顧客
・車両選択画面118で選択された車両情報が自動的に
表示される。この場合、陸事名マスターファイル23に
登録されている車両情報が自動的に表示される。尚、車
両情報作成画面141の上方には保管ボタン143、中
止ボタン144、車両登録ボタン145が左から順に表
示され、それらのボタンにカーソルが合わせられマウス
20でクリックされると、この画面の保管、中止、登録
が行なわれる。
【0064】車両情報作成画面141の確認で修正のあ
る場合は、車両情報入力枠142内の文字を修正し、修
正の無い場合は明細タグ131にカーソルが合わせられ
マウス20でクリックされると、概算見積書作成画面1
28の明細作成画面146が表示される(図30)。明
細作成画面146で点火時期点検、点火時期点検・調
整、アイドリング調整、CO・HC測定、ディーゼル・
スモーク測定、Vベルト全数調整、Vベルト全数交換、
ファン(オルタネータ)ベルト、エアコン(コンプレッ
サー)ベルト、パワーステアリングなどの整備明細が入
力される。尚、明細作成画面146の上方には保管ボタ
ン147、中止ボタン148が左から順に表示され、そ
れらのボタンにカーソルが合わせられマウス20でクリ
ックされると、この画面の保管、中止、登録が行なわれ
る。
【0065】そして、各明細が入力されされたならば、
確認タグ135にカーソルが合わせられマウス20でク
リックされると、概算見積書確認画面149の確認画面
が表示され概算見積書86の印刷イメージ(概算見積書
印刷イメージ150)画面が表示される(図31)。こ
の場合、使用環境設定ファイル22に白紙を登録してい
るので、概算見積書86をイメージした画面がディスプ
レイ装置12に表示され、自動的に使用する用紙情報
(図中コピー用紙)152が概算見積書印刷イメージ1
50の上側に表示される。このように、概算見積書86
を印刷する場合、使用環境設定ファイル22に予め登録
された白紙が自動的に読み込まれるので、印刷する度に
毎回専用用紙、或いは白紙を選択する煩雑な選択から解
消されるようになる。
【0066】この場合、用紙情報152右の下矢印ボタ
ン151にカーソルが合わせられマウス20でクリック
されると専用用紙を選択可能とされている。また、概算
見積書確認画面149の上方には保管ボタン153、中
止ボタン154、印刷ボタン155が左から順に表示さ
れており、保管ボタン147にカーソルが合わせられマ
ウス20でクリックされると概算見積書が記憶装置13
に保管され、中止ボタン154にカーソルが合わせられ
マウス20でクリックされると概算見積書86のデータ
を記憶装置13保管せず中止する。また、印刷ボタン1
55にカーソルが合わせられマウス20でクリックされ
ると概算見積書86はプリンター14にて印刷され出力
される。
【0067】このように、毎回同じ作業が行なわれる作
業順序の選択肢を使用環境設定ファイル22に登録して
いる。これにより、CPU(制御手段)は各帳票作成時
に使用環境設定ファイル22に登録された作業順序を自
動的に読み込むので、概算見積書86印刷時に白紙を選
択することなく自動的に白紙が選択され、専用用紙同様
の罫線及び文字などの所定のフォーマットと共に、入力
されたデータを印刷することができるようになる。
【0068】尚、実施例では使用環境設定ファイル22
に敬称84、陸事名85或いはメッセージなどのデータ
を登録したがこれに限らず、「概算見積書」「作業内容
指示書」「車検整備請求書」などの帳票タイトル、「毎
度有り難うございます」「次の口座までお振込願いま
す」「3ヶ月の保証付です」などの帳票メッセージ、
「エンジンオイル交換有無」「ワイパーブレード交換有
無」「ブレーキパット交換有無」などのお客様依頼事
項、「住民票要不要」「車検証要不要」「納税証明書要
不要」などの必須書類事項、「法定点検に示す内容の整
備を実施すること」「整備終了後洗車すること」「不明
な点はフロントの××に相談のこと」などのその他情
報、「車両診断チェック項目の点数」などの標準点数、
「ブレーキホース」「ブレーキマスターシリンダー」
「ポイント」などの自由チェック項目名、「1点:危険
な状態です」「2点:交換時期が近づいています」「3
点:特に問題は有りません」「4点:良好です」などの
点数メッセージ、「1点:もっとお車の状態を気ずかっ
てあげて下さい」「2点:まめな点検を心がけて下さ
い」「3点:良好な状態を維持するため次回の点検もお
忘れなく」「4点:愛車と呼ぶにふさわしい程の気ずか
いです」などの総合評価メッセージ、「自動車整備代金
として」「車検時諸費用代として」「定期点検時費用と
して」などの但し書き、「会社名」「県名」「市名」な
どの毎回同じ内容を登録する各種登録データ、「顧客コ
ード順」「担当者コード順」「伝票番号順」などの帳票
出力順、出力帳票別に印刷したい項目を選択して印刷す
る印刷項目選択などのデータを使用環境設定ファイル2
2に登録し、自動車整備帳票作成時に自動的に読み込め
るようにしても本発明は有効である。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、帳票を作成する度に同一のデータを入力する項目、
及び又は、同一の制御を選択する項目に対して、当該入
力データ、及び又は、制御の選択肢を登録する使用環境
設定ファイルと、帳票を作成する際に使用環境設定ファ
イルに登録された入力データ、及び又は、選択肢を自動
的に引用する制御手段とを備えているので、各自動車整
備帳票で使用するデータを使用環境設定ファイルに登録
するだけで、各帳票作成時使用環境設定ファイルに登録
したデータを自動的に読み込むことが可能となる。これ
により、複数の帳票作成時例えば敬称及び陸事名などを
毎回入力する手間を大幅に削減することが可能となる。
従って、従来のように異なる自動車整備帳票作成時に同
一データを何回も入力する必要もなくなり、大幅に作業
効率を向上させることができるようになるものである。
【0070】また、請求項2の発明によれば、上記加え
て使用環境設定ファイルに入力データ、及び又は、制御
の選択肢を登録し、且つ、登録の変更を行なう共通環境
設定手段を備えているので、一度設定した入力データを
容易に変更することが可能となる。これにより、急に顧
客名が変わった場合などでも容易に変更することが可能
となる。従って、自動車整備帳票作成システムの利用範
囲を大幅に拡大することが可能となると共に、個人の整
備業者、及び、会社などの整備業者にも対応することが
でき、極めて利便性を向上させることができるようにな
るものである。
【0071】また、請求項3の発明によれば、請求項2
において、共通環境設定手段は、複数の入力データに優
先順位を付けて使用環境設定ファイルに登録し、且つ、
当該優先順位を変更することができるので、例えば自動
車整備帳票作成時に入力する陸事名などを優先順位の高
い順に表示させることが可能となると共に、変更するこ
とが可能となる。これにより、例えば複数県に渡り自動
車整備の車両が入庫した場合でも、容易に陸事名を入力
することが可能となる。
【0072】特に、頻繁に使用する陸事名の優先順位を
高くしておくことにより、陸事名を極めて容易に入力す
ることが可能となる。また、使用する陸事名が表示され
なくても、表示されている陸事名をその場で変更するこ
とが可能となる。従って、自動車整備帳票作成時の利便
性を大幅に向上することができるようになるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車整備帳票作成システムのハード
ウエアを示すブロック図である。
【図2】本発明の自動車整備帳票作成システムのファイ
ル構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の自動車整備帳票作成システムの自動車
整備帳票作成時の初期画面である。
【図4】自動車整備帳票作成時の環境設定画面である。
【図5】自動車整備帳票作成時の環境設定選択画面であ
る。
【図6】自動車整備帳票作成時の敬称マスター登録画面
である。
【図7】自動車整備帳票作成時の敬称登録確認画面であ
る。
【図8】自動車整備帳票作成時の、共通環境設定業務の
処理選択画面である。
【図9】自動車整備帳票作成時の敬称の使用環境設定画
面である。
【図10】自動車整備帳票作成の敬称と陸事名が表示さ
れた敬称の使用環境設定画面である。
【図11】自動車整備帳票作成時の使用環境設定確認画
面である。
【図12】自動車整備帳票作成時の顧客情報設定業務の
処理選択画面である。
【図13】自動車整備帳票作成時の顧客情報設定画面で
ある。
【図14】敬称及び陸事名が印刷された概算見積書の出
力例である。
【図15】敬称及び陸事名が印刷された整備請求書の出
力例である。
【図16】敬称及び陸事名が印刷された作業指示書の出
力例である。
【図17】使用環境設定業務の処理選択画面である。
【図18】概算見積書の使用環境設定画面である。
【図19】図18の今日の仕事に関する使用用紙選択画
面である。
【図20】同図18で使用用紙が選択された画面であ
る。
【図21】同図18の設定確認画面である。
【図22】受付業務の業務選択画面である。
【図23】図32の受付業務の業務選択画面から概算見
積書作成ボタンが選択され表示された概算見積書の処理
選択画面である。
【図24】図33の概算見積書の処理選択画面から新規
作成ボタンが選択され表示された顧客・車両選択画面で
ある。
【図25】図34で顧客・車両選択画面から車両ナンバ
ーボタンが選択され表示された入力枠に車両ナンバーが
入力された画面である。
【図26】図34で検索ボタンが押されて表示された車
両一覧表である。
【図27】図36で車両一覧表から選択された車両デー
タから使用環境設定ファイルに保管されたデータによっ
て情報が読み込まれた概算見積書作成画面である。
【図28】使用環境設定ファイルに保管されたデータに
よって情報が読み込まれた概算見積書作成画面に不足し
ているデータが入力された図である。
【図29】概算見積書作成画面で車両情報タグが選択さ
れ表示された車両情報作成画面である。
【図30】概算見積書作成画面で明細タグが選択され表
示された明細作成画面である。
【図31】概算見積書作成画面で確認タグが選択され表
示された概算見積書確認画面(白紙に印刷される概算見
積書印刷イメージ)である。
【符号の説明】
10 自動車整備業務統合環境設定処理システム 11 パーソナルコンピュータ 12 ディスプレイ装置 13 記憶装置 14 プリンター 15 MOドライブ 17 キーボード 18 コンパクトディスク 19 フロッピーディスク 20 マウス 21 顧客情報マスターファイル 22 使用環境設定ファイル 23 陸事名マスターファイル 26 敬称マスターファイル 27 自動車整備帳票作成業務の初期画面 28 今日の仕事のタグ 31 環境設定のタグ 32 業務選択画面 33 汎用マスター設定ボタン 34 共通環境設定ボタン 38 環境設定選択画面 42 敬称マスター設定ボタン 44 敬称マスター登録画面 47 敬称登録確認画面 50 共通環境設定業務の処理選択画面 51 共通標準値設定ボタン 56 敬称の使用環境設定画面 57 設定枠 57A 下矢印ボタン 58 一覧枠 58A 上矢印ボタン 58B 下矢印ボタン 61 敬称の使用環境設定確認画面 64 今日の仕事画面 65 顧客情報設定ボタン 66 顧客情報設定業務の処理選択画面 67 新規登録ボタン 73 顧客情報設定画面 74 名前入力枠75 敬称表示枠 75A 下矢印ボタン 76 連絡先名入力枠 77 敬称表示枠 77A 下矢印ボタン 84 敬称 85 陸事名 86 概算見積書 87 整備請求書 88 作業指示書 90 使用環境設定業務の処理選択画面 95 概算見積書の使用環境設定画面 96 選択枠 96A 下矢印ボタン 97 使用用紙一覧 98 入力枠 99 チェック枠 102 使用環境設定確認画面 106 受付業務の業務選択画面 108 概算見積書作成ボタン 112 概算見積書の処理選択画面 113 新規作成ボタン 118 顧客・車両選択画面 125 車両ナンバー入力枠 126 検索ボタン 127 車両一覧表 128 概算見積書作成画面 129 受付情報タグ 130 車両情報タグ 131 明細タグ 132 原価タグ 133 諸費用タグ 134 入金・値引きタグ 140 入力枠 141 車両情報作成画面 142 車両情報入力枠 146 明細作成画面 149 概算見積書確認画面 150 概算見積書印刷イメージ 151 下矢印ボタン 152 用紙情報 155 印刷ボタン K1 顧客の名前

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車整備に関する帳票を作成して印刷
    する自動車整備帳票作成システムにおいて、 帳票を作成する度に同一のデータを入力する項目、及び
    又は、同一の制御を選択する項目に対して、当該入力デ
    ータ、及び又は、制御の選択肢を登録する使用環境設定
    ファイルと、帳票を作成する際に前記使用環境設定ファ
    イルに登録された前記入力データ、及び又は、選択肢を
    自動的に引用する制御手段とを備えたことを特徴とする
    自動車整備帳票作成システム。
  2. 【請求項2】 使用環境設定ファイルに入力データ、及
    び又は、制御の選択肢を登録し、且つ、登録の変更を行
    なう共通環境設定手段を備えたことを特徴とする請求項
    1の自動車整備帳票作成システム。
  3. 【請求項3】 共通環境設定手段は、複数の入力データ
    に優先順位を付けて使用環境設定ファイルに登録し、且
    つ、当該優先順位を変更することを特徴とする請求項2
    の自動車整備帳票作成システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5138824B1 (ja) * 2012-03-22 2013-02-06 株式会社テンダ 業務管理システム及び業務管理プログラム
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