JP2000148682A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2000148682A
JP2000148682A JP10314973A JP31497398A JP2000148682A JP 2000148682 A JP2000148682 A JP 2000148682A JP 10314973 A JP10314973 A JP 10314973A JP 31497398 A JP31497398 A JP 31497398A JP 2000148682 A JP2000148682 A JP 2000148682A
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recognition
communication network
reproducing apparatus
circuit
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JP10314973A
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Yasuo Takahashi
康夫 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】煩雑な入力操作を必要とすることなく、インタ
ーネット網への接続を可能にする。 【解決手段】信号処理回路3からの映像信号は認識回路
5に与えて、URL文字列を認識する。認識回路5から
の認識結果は情報処理回路6に与え、情報処理回路6
は、認識結果に基づいてインターネット網に接続し情報
を取得する。取得した情報は、画像処理回路7を介して
表示回路8に与えて、画像表示する。ユーザーがURL
文字列の入力操作を行うことなく、インターネット網へ
の接続が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
の受信とインターネット網への接続とが可能なものに好
適な情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及により放送
等による映像とインターネットから得られる情報を同じ
画面に表示する、いわいるインターネットテレビが開発
されている。インターネットテレビでは、視聴者はパソ
コンでの操作と同様に、URLといわれるコードを打ち
込み、希望の情報が格納されているサーバーにアクセス
して、情報を収集する。
【0003】このようにインターネットのWWW(Worl
d Wide web)上における情報の公開先を通常「ホームペ
ージ」と呼ぶ。放送局が放送番組に関連した情報をホー
ムページに格納しておくことにより、視聴者、放送番組
だけでなくホームページからも情報を取得することがで
きる。例えば、料理番組等では、詳細な材料及び手順等
についてはホームペ―ジに収めておく。番組をみて、更
に詳細な情報を確認したい場合には、URLを入力して
ホームページにアクセスして、必要な情報を取得するの
である。
【0004】なお、テレビ画面上のホームページの表示
方法としては様々な方法があり、例えば、画面全体に表
示することも可能である。また、画面を複数に分割し、
受信中の番組とホームページとを同時に表示することも
可能である。
【0005】しかしながら、URLは、比較的多い文字
数のアルファベットによって記述されており、視聴者の
入力操作は極めて煩雑である。更に、URLを構成する
文字列は無意味な文字列であることもあり、入力間違い
が生じやすいという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、イ
ンターネットテレビにおけるURLの入力作業は極めて
煩雑で、しかも入力間違いが生じやすいという問題点が
あった。
【0007】本発明は、URLの入力操作を自動化する
ことによって、操作性を向上させることができる情報再
生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報再生装
置は、入力された映像信号に基づく画像に含まれる文字
列が所定の通信網のアドレス情報であることを認識し認
識結果を出力する認識手段と、前記認識結果に基づいて
前記所定の通信網から情報を取得する情報取得手段と、
前記入力された映像信号に基づく画像及び前記情報取得
手段からの情報に基づく画像を表示可能な表示手段とを
具備したものである。
【0009】本発明において、認識手段は、入力された
映像信号に基づく画像に含まれる文字列が所定の通信網
のアドレス情報であることを認識する。認識手段からの
認識結果は情報取得手段に与え、情報取得手段は、認識
結果に基づいて通信網から情報を取得する。表示手段
は、例えば、入力された映像信号に基づく画像と情報に
基づく画像とを同時に表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
情報再生装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【0011】本実施の形態は、画面上に表示される画像
中にインターネット上のURLとして用いられるアドレ
スが表示されていることを検出して、検出結果に基づい
てインターネットへの接続を自動化するようにしたもの
である。
【0012】図1において、マイコン4は、全体的な全
ての制御を行うようになっている。マイコン4には情報
入力端子11を介して、ユーザー操作に基づく指示信号
を入力する。マイコン4は指示信号に基づいて各部を制
御する。
【0013】入力端子1には、RF(高周波)信号を供
給する。このRF信号はチューナ2に導く。チューナ2
は、マイコン4に制御されて、所定のチャンネルを選局
する。チューナ2の出力はビデオコンポジット信号であ
り、信号処理回路3に供給する。信号処理回路3は、入
力された映像信号に対してY/C分離処理及び色復調処
理等を行って、認識回路5及び画像処理回路7に出力す
る。
【0014】本実施の形態においては、認識回路5によ
って、画面上にインターネット上の「URL」として用
いられるアドレスが表示されているか否かを検出する。
図2は図1中の認識回路5の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【0015】入力端子21には信号処理回路3の出力を
入力する。入力端子21を介して入力された映像信号は
比較回路23の入力端a及び選択回路22に与える。比
較回路23は、一定値Aが入力端bに入力されており、
入力端aに入力される映像信号のレベルが一定値Aより
も大きい場合には、論理値“1”を出力し、そうでない
場合には、“0”を出力する。比較回路23の出力は選
択回路22に与える。選択回路22は、比較回路23か
らの“1”で入力端子21からの映像信号を選択し、
“0”の場合には予め入力されている一定値[0]を出
力する。
【0016】即ち、選択回路22の出力は、入力端子2
1に入力された映像信号のうち、入力レベルが一定値A
を超えるものだけとなる。一般的には、字幕等の目立た
せたい文字表示等は、輝度レベルを高く設定している。
従って、所定値以上のレベルの信号のみを文字検出に用
いることにより、認識の精度を向上させることができ
る。
【0017】選択回路22の出力は文字枠検出回路24
に与える。文字枠検出回路24は、文字と文字周辺のレ
ベル差から1文字の領域を推定し、1文字ずつ枠を設定
する。文字枠検出回路24の出力は判定回路25及びテ
ーブル26に与える。テーブル26は、文字列検出回路
24の情報を基に、どのような文字であるかを推測し、
推定結果を判定回路25に出力する。判定回路25は、
文字枠検出回路24及びテーブル26からの情報を基
に、検出された文字列がURLを示すものであるか否か
を判定し、認識した文字列の情報を含む認識結果を出力
端子27を介して出力する。
【0018】通常、URLに用いるアドレスとしては
「http://(www)」の文字列を含む。従っ
て、この後に続く文字列をURLと判断することが可能
である。また、日本国内であればURLは英小文字で表
記する場合がほとんどであり、英小文字のみをURLと
判定することによって、判定の精度を向上させることが
できる。
【0019】図1において、認識回路5からの認識結果
は情報処理回路6、OSD回路10及びマイコン4に与
える。情報処理回路6は検出されたURLを基に、入出
力端子9を介してインターネット網に接続して情報信号
を受け取ることができるようになっている。情報処理回
路6は、インターネット網から得た情報信号に基づく映
像信号を生成して、画像処理回路7に出力することがで
きるようになっている。また、情報処理回路6は、取得
した情報信号を記憶部12に与えて記憶させると共に、
記憶部12に記憶されている情報信号を読出して映像信
号を生成することもできるようになっている。
【0020】一方、OSD回路10は、マイコン4に制
御されて、認識回路5から送られるURLの情報を画像
の情報に変換し、URL表示を表示するための映像信号
を画像処理回路7に出力する。画像処理回路7は、マイ
コン4に制御されて、信号処理回路3、OSD回路10
及び情報処理回路6からの映像信号に基づく画像を表示
するための映像信号を生成し、表示回路8に出力する。
表示回路8は、画像処理回路7からの映像信号に基づく
画像を表示画面上に映出する。
【0021】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3及び図4を参照して説明する。図3は
実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図4は画面の表示状態を説明するための説明図であ
る。
【0022】図示しないアンテナ等によって受信したR
F信号はチューナ2に与える。チューナ2は、マイコン
4に制御されて、ユーザー操作に基づくチャンネルを選
局する。チューナ2からの映像信号は信号処理回路3に
よって所定の信号処理を施した後、認識回路5及び画像
処理回路7に出力する。
【0023】画像処理回路7は、信号処理回路3からの
映像信号に基づく画像を表示するための映像信号を表示
回路8に出力する。こうして、表示回路8の表示画面上
には、受信したRF信号に基づく画像が映出される。
【0024】一方、認識回路5は、図3のステップS1
において、常時にURLを示す特定の文字列の検出を行
っている。いま、受信した番組中に、図4(a)に示す
ように、インターネットのホームページのアドレスを示
すURLの表示が表示されるものとする。
【0025】認識回路5は、信号処理回路3の映像信号
に基づく画像に表示されている文字列を認識して、例え
ば、「http://www・・・」で始まる文字列を
検出する。図4(a)に示す画像が表示されると、認識
回路5はURLの表示を検出し、認識結果をOSD回路
10及び情報処理回路6に出力する。
【0026】OSD回路10は、認識結果に基づいて、
OSD表示用の映像信号を生成して画像処理回路7に出
力する。例えば、OSD回路10は、検出されたURL
を示す表示及び接続の意志を確認する表示等を表示させ
る(ステップS2 )。画像処理回路7は、OSD表示用
の映像を信号処理回路3からの映像に合成して、表示回
路8に供給する。図4(b)はこのような表示を示して
いる。図4(b)の例では、画面上に「http://
www.○△×接続しますか。」という表示を表示した
ことを示している。なお、このようなOSD表示は、認
識回路5からの認識結果に基づいて、マイコン4が制御
して行うようになっている。
【0027】次のステップS3 では、マイコン4は、O
SD表示の開始タイミングでタイマを初期化し、一定時
間動作させる。次のステップS4 でマイコン4はタイム
アウトになったか否かを判断する。OSD表示からユー
ザーの操作が行われることなく所定時間が経過すると、
マイコン4はタイムアウトになったことを検出する。こ
の場合には、マイコン4は処理をステップS5 に移行し
て、OSD表示を消去する。
【0028】一方、ユーザーは、例えばリモコン装置等
の確認ボタン等を押すことによって、インターネットへ
の接続を指示することができる。ユーザーは図4(b)
のOSD表示を参照して確認ボタンの操作を行う。例え
ば、ユーザーがタイムアウトの前に、インターネットと
の接続のための確認ボタンの操作を行うと、指示信号が
マイコン4に供給されて、マイコン4はインターネット
網への接続を指示する。
【0029】次のステップS7 では、インターネット網
への接続を行う。マイコン4に制御されて、情報処理回
路6は入出力端子9を介してインターネット網に接続
し、画像情報等を取得する。例えば、ここでインターネ
ットヘ接続中であることをOSD表示によってユーザー
に知らせることも可能である。
【0030】情報処理回路6は、インターネットから取
得した情報に基づく映像信号を生成して画像処理回路7
に出力する。画像処理回路7は、ステップS8 におい
て、信号処理回路3からの映像信号に基づく画像とイン
ターネットによって取得した画像とを表示するための映
像信号を生成する。例えば、画像処理回路7は、これら
の画像を2画面表示によって表示させるために、圧縮処
理等を行う。これにより、表示回路8の表示画面上に
は、例えば、図4(c)に示す2画面表示を表示するこ
とができる。図4(c)では画面左側に信号処理回路3
からの映像信号に基づく画像を表示し、画面右側にイン
ターネットによって取得した画像を表示している。な
お、OSD回路10によって、画面上に「インターネッ
トに接続中」等のOSD表示を表示させている場合に
は、このOSD表示を停止する。
【0031】このように、本実施の形態においては、受
信した画像中にURLが含まれることを検出し、URL
文字列の認識結果に基づいて、インターネットへの接続
を自動化するようになっており、煩雑なURL文字列の
入力作業は不要であり、操作性を向上させることができ
る。
【0032】なお、図3のステップS4 において、タイ
ムアウト以前にユーザーから「接続しない」ことが指示
された場合には、ステップS5 に処理を移行して、OS
D表示を消去するようにしてもよい。また、インターネ
ット網からの情報信号を取得すると、この情報を用いて
自動的に2画面表示する例を説明したが、取得した情報
を一端記憶手段に記憶し、後で再生することが可能であ
ることは明らかである。
【0033】図5は認識回路の他の具体例を示すブロッ
ク図である。図5において図2と同一の構成要素には同
一符号を付して説明を省略する。
【0034】図5においては、選択回路31及び動き検
出回路32を付加した点が図2と異なる。入力端子21
を介して入力された映像信号は選択回路31及び動き検
出回路32に与える。動き検出回路32は、1フレーム
前と現在の映像信号との差分量に基づいて映像の動きを
検出する。動き検出回路32は、動画と判定した部分で
は論理値“0”を出力し、静止画と判定した部分では
“1”を出力する。動き検出回路32の出力は選択回路
31に与える。
【0035】選択回路31は、動き検出回路32の出力
が“1”の場合には、入力端子21からの映像信号を出
力し、“0”の場合には、[0]を出力する。選択回路
31の出力を比較回路23の入力端a及び選択回路22
に供給するようになっている。
【0036】このように構成された認識回路において
は、入力された映像信号を動き検出回路32に与えて映
像の動きを検出する。選択回路31は、入力された映像
信号のうち静止画部分のみを選択回路22に出力する。
【0037】一般的には、URL表示は「テロップ」と
呼ばれる静止画によって挿入される。従って、認識を行
う領域を静止画部分に限定することにより、認識精度を
向上させることができる。更に、通常、テロップが画面
下端に表示されることを考慮して、画面下端のみについ
て認識を行うことにより認識精度を一層向上させること
ができる。
【0038】他の作用は図2と同様である。
【0039】図6は本発明の他の実施の形態に係る情報
再生装置に採用される動作フローを示すフローチャート
である。図6において図3と同一の手順には同一符号を
付して説明を省略する。本実施の形態は図1の実施の形
態と同様の回路によって構成することができ、マイコン
4の処理のみが異なる。
【0040】図1の実施の形態においては、画面上に表
示されるURLを検出して、煩雑な入力操作を必要とす
ることなく、インターネットに自動的に接続し、情報を
確認することが可能である。しかし、認識回路の誤り等
により、インターネットの接続に失敗することも考えら
れる。この場合には、画面上のURL表示が既に消えて
いるときには、URLを確認する方法がない。また、正
しいURLを知る手段があったとしても、ユーザーがU
RLを手入力するのでは、ユーザーの負担が大きい。本
実施の形態はこのような場合に対応したものである。
【0041】図6において、ステップS7 ではインター
ネットヘの接続を行う。次のステップS11では、インタ
ーネットに接続することができたか否かを判断する。接
続することができた場合には処理をステップS19に移行
する。この場合には、例えば2画面モードに変更して、
副画面にインターネット網からの情報に基づく画像を映
出させる。
【0042】一方、インターネットに接続することがで
きなかった場合には、処理をステップS12に移行する。
ステップS12では、認識回路5で認識されたURLに近
いURLを表示する。例えば、図1のマイコン4は、認
識結果に基づいて、認識されたURL文字列の各文字を
形状が近似した文字列に置換して、URL文字列の次候
補とする。
【0043】次のステップ13ではタイマを初期化して動
作を開始する。次いで、ステップS14において、タイム
アウトになったか否かを判断し、ステップS15におい
て、次候補が選択されたか否かを判断する。タイムアウ
トになった場合には、処理をステップS5 に移行して、
OSD表示を表示する。即ち、一定時間以上ユーザ操作
が行われない場合には、ユーザーが接続を希望していな
いものと判断して、ステップS5 でOSD表示を消去す
るのである。
【0044】ユーザーは、OSD表示された次候補のU
RL文字列のうち自分の希望するものを選択する。タイ
ムアウトになる前に、ユーザーによる次候補の選択が行
われた場合には、処理を次のステップS16に移行する。
次のステップS17では、インターネット網に接続するこ
とができたか否かを判断する。接続することができた場
合には処理をステップS19に移行し、そうでない場合に
は処理をステップS18に移行する。
【0045】ステップS18では、例えば、「接続できま
せんでした。」とOSD表示する。次いでステップS5
に処理を移行してOSD表示を消去する。
【0046】このように構成された実施の形態において
も、画像中に含まれるURLを認識し、ステップS7 に
おいて、認識結果に基づいてインターネット網に接続す
ることは図1の実施の形態と同様である。本実施の形態
においては、インターネット網に接続することができな
かった場合には、マイコン4は、ステップS12において
認識回路5が検出したURLに近いURLの情報をOS
D回路10に出力するようになっている。OSD回路1
0は、URLの次候補をOSD表示するための映像信号
を作成して画像処理回路7に与える。
【0047】なお、マイコン4が認識回路5が検出した
URLに近いURLを検出する手法としては様々な方法
が考えられる。図2においては、テーブル26が文字枠
検出回路24からの情報を基に文字の特定を行うように
なっており、テーブル26は、例えば、文字枠中の種々
の要素について形状を比較して文字を決定する。この場
合には、例えば、文字「u」と「v」とでは形状が近似
しており、誤る可能性が大きい。この場合には、マイコ
ン4は、これらの類似した形状の文字を次候補として指
示する。
【0048】また、マイコン4は、学習効果を利用して
次候補を決定してもよい。例えば、過去に検出したUR
Lについて、接続することができたものを記憶してお
き、今回検出したURL文字列と類似する文字列のも
の、例えば1文字のみ異なるURL文字列を次候補とし
て選択するのである。
【0049】このようにして類似するURLを画面上に
表示し、ユーザーはこの中から正しいものを選択する。
画面上には次候補が表示されているので、ユーザーは、
文字列を入力する必要はなく、例えば、リモコンに設け
られたカーソルキー等を用いて、次候補を簡単な操作で
選択することができる。
【0050】ユーザーによってURL文字列の次候補が
選択されると、処理をステップS15からステップS16に
移行して、インターネット網に接続する。情報処理回路
6は新たに選択されたURL文字列を用いて再度インタ
ーネットに接続を試みる。
【0051】ステップS17では、インターネットに接続
することができたか否かが再度判断される。接続するこ
とができなかった場合には、ステップS18において接続
不能であることを示すOSD表示を表示させた後、ステ
ップS5 においてOSD表示を消去する。マイコン4
は、OSD回路10に、例えばOSD表示によって「接
続できませんでした。」と表示させる。
【0052】接続することができた場合には、マイコン
4は、ステップS19において、画像処理回路7に対し
て、信号処理回路3及び情報処理回路6の出力を用いて
2画面表示を行うように指示する。
【0053】他の作用は、図1の実施の形態と同様であ
る。
【0054】このように、本実施の形態においては、U
RLの誤認識等によってインターネット網に接続するこ
とができない場合において、正しいURLであると考え
られる次候補を表示させて、候補の選択という簡単な操
作によってインターネット網への接続を可能にしてい
る。
【0055】なお、本実施の形態においても、図1の実
施の形態と同様に、ステップS7 、S16においてインタ
ーネットに接続中であることをOSD表示することが可
能であることは明らかである。また、万が一、2回目の
接続でも失敗した場合は、従来と同様に、手入力でUR
Lを指示するようにシステムを構成することも可能であ
る。
【0056】また、マイコン4がURL表示の次候補を
表示する例を説明したが、マイコン4が正しいと判断さ
れるURL文字列を予測し、予測結果を用いて自動的に
インターネット網への接続を試みるようにしてもよい。
【0057】図7及び図8は本発明の他の実施の形態を
説明するための説明図である。図6の実施の形態におい
ては、認識回路がなんらかの原因により認識を誤った場
合でも、簡単な操作で正しいアドレスを指定してインタ
ーネット網に接続することを可能にした。本実施の形態
は認識を誤った場合の対応を更に発展させたものであ
る。
【0058】なお、本実施の形態における構成は図1と
同様である。また、図6においては、次候補をOSD表
示させてユーザーに次候補を選択させたが、本実施の形
態は認識に用いた画像と認識結果に基づく画像とを表示
させて、認識結果を修正可能にした点が図6の実施の形
態と異なる。即ち、本実施の形態の動作フローは、図6
のステップS12に代えて「認識に用いた画像と認識結果
に基づく画像との表示」ステップを設け、ステップS15
に代えて「認識結果が修正されたかの判断」ステップを
設けた点が図6と異なる。
【0059】図7は本実施の形態において利用可能なリ
モコン装置の一例を示している。近年、モリコン装置で
は、OSD表示を利用して音量や画質、色合い等を設定
する機構を有している。この場合には、OSD表示によ
る各種の選択操作を容易とするために、選択用のボタン
が用意されている。
【0060】図7において、リモコン装置41には数字
キーの他に、上移動ボタン42、下移動ボタン43、左
移動ボタン44、右移動ボタン45及び決定ボタン46
が備えられている。
【0061】マイコン4は、認識回路5からの認識結果
であるURL文字列を保持するメモリを有しており、各
文字をユーザー操作に基づいて修正して保持するように
なっている。例えば、マイコン4は、ユーザーの文字変
更操作に応答して、文字コードを順次変更し、変更した
文字コードをOSD回路10に与えて、URL文字列の
文字の表示を変更すると共に、ユーザーの文字確定操作
に応答して、表示中の文字の文字コードにメモリの文字
コードを修正して格納する。
【0062】文字変更操作は、リモコン装置41の上下
移動ボタン42,43によって可能である。例えば、英
数字について大文字小文字のアルファベット順及び数字
順で文字コードを配列し、下移動ボタン43によって正
方向にサイクリックに文字コードを変更し、上移動ボタ
ン42によって逆方向にサイクリックに文字コードを変
更するようにする。そして、文字確定操作は、リモコン
装置41の決定ボタン46によって行う。
【0063】また、文字列中の各文字の選択操作は、リ
モコン装置41の左右移動ボタン44,45によって可
能である。マイコン4は、左移動ボタン44の操作に応
答して、カーソル52の位置を左に1文字ずつ移動さ
せ、右移動ボタン45の操作に応答して、カーソル52
の位置を右に1文字ずつ移動させる。マイコン4は、カ
ーソル52の位置の文字の文字コードをユーザー操作に
応答して変更するようになっている。
【0064】このように構成された実施の形態において
も、認識回路5によって画像中に含まれるURLを認識
し、認識結果に基づいてインターネット網に接続を試
み、接続されたか否かを判断することは図6の実施の形
態と同様である。本実施の形態においては、インターネ
ット網に接続することができなかった場合には、マイコ
ン4は、認識回路5が検出に用いた画像と、認識結果に
基づく画像とを表示画面上に映出させるようになってい
る。
【0065】即ち、マイコン4は、OSD回路10を制
御して、信号処理回路3からの映像信号に基づく画像に
含まれるURL表示の近傍に、認識結果に基づくURL
表示を表示させる。図8はこの場合の画面表示を示して
いる。図8に示すように、受信した映像信号に基づく画
像中のURL表示50近傍に、認識結果に基づいてOS
D表示したURL表示51を表示している。
【0066】また、この場合には、マイコン4は、認識
結果を修正するために、URL表示51の各文字を指定
するためのカーソル52を表示させる。ここで、ユーザ
ーは、認識に用いた画像を参考にして、認識結果である
文字列の誤りのある部分を修正する。即ち、ユーザーは
右移動ボタン44及び左移動ボタン45を操作して、目
的の文字位置までカーソル52を移動させる。次いで、
ユーザーは、上移動ボタン42及び下移動ボタン43を
操作して、正しい文字に修正する。例えば、認識結果に
基づいて表示されているURL文字列中の英小文字の
「a」の文字位置にカーソルがあるものとすると、この
状態で上移動ボタン42を1回押すと英大文字の「Z」
に変更され、2回押すと英大文字の「Y」に変更され
る。逆に、下移動ボタン43を1回押すと英小文字の
「b」に変更され、2回押すと英小文字の「c」に変更
される。
【0067】なお、数字については、リモコン装置41
のチャンネル選択のボタンを利用することも可能であ
る。
【0068】ユーザーは、正しいURL文字列を入力す
ることができたと判断すると、決定ボタン46を押す。
これにより、マイコン4は、情報処理回路6に修正後の
URL文字列の情報を与えて、インターネット網との接
続を行わせる。
【0069】このように、本実施の形態においては、認
識誤りがあった場合でも、略々確実にインターネット網
への接続が可能である。また、この場合でも、ユーザー
が直接URL文字列を手入力する必要はなく、操作性を
向上させることができる。
【0070】また、近年の電子技術の進歩により、音声
認識が比較的容易に行えるようになっている。そこで、
カーソルを合わせるところまでは、右移動ボタン44、
左移動ボタン45で行い、以後音声でURLを修正する
ことも可能であることは言うまでもない。一般的にUR
Lは英小文字が多く用いられているので、まず英小文字
を表示し、例えば大文字の場合には、上移動ボタン42
等で変更する。音声で認識を行う場合には、周辺の雑音
が誤判定の原因となるので、自動的にテレビの音声をミ
ュートするか又は音量を下げることによって、音声認識
の精度を向上させることができる。
【0071】更に、図6の実施の形態と組み合わせて、
図6のステップS18に続けて、URL文字列の修正を行
うようにすることも可能である。加えて、実用化が予定
されているディジタル放送では、映像の外に様々なデー
タを送ることが提案されている。このようなデータ内に
URLが挿入されている場合には、映像信号から得られ
たURLとデータ内から検出されたURLとが異なる場
合も考えられる。このような場合には、映像信号に基づ
く認識結果よりもデータ内の情報の方が正確であるの
で、データ内の情報を基にインターネット網へ接続すれ
ばよい。
【0072】また、上記各実施の形態では、認識する文
字列として「http://(www)・・・」の例を
示したが、「ftp://・・・」等の各プロトコルに
対応したURL文字列を認識するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、U
RLの入力操作を自動化することによって、操作性を向
上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報再生装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】図1中の認識回路5の具体的な構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図4】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図5】図1中の認識回路5の他の例を示すブロック
図。
【図6】本発明の他の実施の形態に採用される動作フロ
ーを示すフローチャート。
【図7】リモコン装置を示す説明図。
【図8】画面表示を説明するための説明図。
【符号の説明】
3…信号処理回路、4…マイコン、5…認識回路、6…
情報処理回路、7…画像処理回路、8…表示回路、10
…OSD回路、12…記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AC03 BG07 CA08 5B089 GA21 HA10 JA40 JB02 KA01 KA04 KB07 KC24 KC26 KC47 KC59 KH03 LB02 LB14 ME07 ME08 ME11 5C023 AA11 AA18 AA38 BA01 CA01 CA05 DA08 5C025 BA14 BA28 CA02 CA09 CB08 CB10 DA08 DA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号に基づく画像に含ま
    れる文字列が所定の通信網のアドレス情報であることを
    認識し認識結果を出力する認識手段と、 前記認識結果に基づいて前記所定の通信網から情報を取
    得する情報取得手段と、 前記入力された映像信号に基づく画像及び前記情報取得
    手段からの情報に基づく画像を表示可能な表示手段とを
    具備したことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 入力された映像信号に基づく画像に含ま
    れる文字列が所定の通信網のアドレス情報であることを
    認識し認識結果を出力する認識手段と、 前記認識結果に基づいて前記所定の通信網から情報を取
    得する情報取得手段と、 前記情報取得手段からの情報又はこの情報に基づく画像
    信号を記憶する記憶手段とを具備したことを特徴とする
    情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記認識手段は、認識結果として文字コ
    ード信号を出力することを特徴とする請求項1又は2の
    いずれか一方に記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記情報取得手段は、前記所定の通信網
    に対する前記アドレス情報に基づく接続が失敗した場合
    には、前記認識結果に基づいて予測したアドレス情報を
    用いて、前記所定の通信網に対する再接続を行うことを
    特徴とする請求項1又は2のいずれか一方に記載の情報
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記情報取得手段は、前記所定の通信網
    に対する前記アドレス情報に基づく接続が失敗した場合
    には、前記認識結果に基づいて予測した複数のアドレス
    情報を用いて、選択すべき複数のアドレス表示を画面上
    に表示することを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    一方に記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 前記認識手段は、前記所定の通信網に対
    して正常に接続されたときに用いられたアドレス情報を
    記憶し、記憶したアドレス情報を利用してアドレス情報
    の予測を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報再
    生装置。
  7. 【請求項7】 前記認識手段は、前記所定の通信網に対
    する前記アドレス情報に基づく接続が失敗した場合に
    は、前記入力された映像信号に基づく画像と前記認識結
    果に基づく画像とを画面上に表示して、ユーザー操作に
    よる認識結果の修正を可能にすることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれか一方に記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記認識手段は、前記入力された映像信
    号に基づく画像の動きを検出する動き検出手段を備え、
    静止領域において認識を行うことを特徴とする請求項1
    又は2のいずれか一方に記載の情報再生装置。
  9. 【請求項9】 前記認識手段は、前記入力された映像信
    号に基づく画像の下端のみにおいて認識を行うことを特
    徴とする請求項1又は2のいずれか一方に記載の情報再
    生装置。
  10. 【請求項10】 前記情報取得手段は、放送信号に予め
    付加された情報を再生する機能を備え、前記認識結果と
    前記放送信号に予め付加された情報とが一致しない場合
    には、前記放送信号に予め付加された情報を基に前記所
    定の通信網から情報を取得することを特徴する請求項1
    又は2のいずれか一方に記載の情報再生装置。
  11. 【請求項11】 前記認識手段は、半角英数字による文
    字列http://又はftp://を認識することを
    特徴する請求項1又は2のいずれか一方に記載の情報再
    生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130899A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 画像再生装置
JP2012173325A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Toshiba Corp 音声認識操作装置及び音声認識操作方法
JP2012185861A (ja) * 2012-07-03 2012-09-27 Toshiba Corp 操作装置及び操作方法

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