JP2000148339A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JP2000148339A
JP2000148339A JP32040198A JP32040198A JP2000148339A JP 2000148339 A JP2000148339 A JP 2000148339A JP 32040198 A JP32040198 A JP 32040198A JP 32040198 A JP32040198 A JP 32040198A JP 2000148339 A JP2000148339 A JP 2000148339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
enlarged
display
window
coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32040198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Nakauchi
庸雅 中内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32040198A priority Critical patent/JP2000148339A/ja
Publication of JP2000148339A publication Critical patent/JP2000148339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡大する領域を表示画像中に指定する際に、
当該領域を特定する座標点を精確に座標指定することが
可能な画像表示装置を提供する。 【解決手段】 画像表示装置100は、表示画像中の特
定領域を拡大表示する。画像表示装置100は、画像メ
モリ20と、画像メモリ20に記憶されている画像デー
タS20を画像表示する表示手段30と、表示画像の一
部分を特定する特定手段40と、前記一部分の拡大画像
の画像データS20を生成し、当該画像データS20が
ウィンドウに拡大表示されるように画像メモリ20に書
き込むデータ生成手段10と、前記特定領域を特定する
複数個の座標点を指定する座標指定手段50であって、
前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像の中に少なく
とも1個の座標点を指定する座標指定手段50とを有す
る。特定手段40と座標指定手段50を、マウスなどの
ポインティングデバイスで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画像を拡大す
る機能を有する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−159897号公報には、
グラフィックディスプレイ装置の発明が開示されてい
る。この公報の発明は、カーソルによる拡大指定座標点
領域の確認などの容易化に関するものである。このグラ
フィックディスプレイ装置は、CRT画面の指定座標点
をクロスヘアーカーソルの交点により表示するカーソル
表示機能を持つと共に、CRT画面の拡大表示機能を有
する。
【0003】特開平3−80296号公報には、画像表
示装置の画面拡大方法の発明が開示されている。この公
報の発明は、入力ペンと、この入力ペンの接触による軌
跡を手書き情報として取り込む手書き情報入力手段と、
手書き情報や記憶された画像を表示する二次元表示手段
を含む画像表示装置の画面拡大方法であり、前記二次元
表示手段に表示される画面の拡大範囲を前記入力ペンの
囲い込み操作により指定する。
【0004】特開平3−135674号公報には、画面
表示装置の発明が開示されている。この公報の発明は、
計算機の表示部分として標準画像を拡大して表示するこ
とができる画面表示装置に関するものである。この画面
表示装置は、使用者が指示した時点での座標位置信号を
生成する入力部と、前記座標位置信号を受け、表示すべ
き拡大画像データを生成する拡大画像データ生成部と、
前記座標位置信号を受け、拡大窓表示位置制御を行い拡
大窓表示位置信号を出力する拡大窓制御部と、前記拡大
画像データと前記拡大窓表示位置信号とを受け、拡大画
像窓表示データを生成する拡大画像窓生成部と、標準画
像窓表示データを出力する標準画像窓生成部と、前記拡
大画像窓表示データと前記標準画像窓表示データとを受
け、全体表示データを生成する窓表示データ合成部と、
前記窓全体表示データを受け、表示を行う表示部とを有
する。
【0005】特開平9−91114号公報には、マルチ
ウィンドウ表示装置の発明が開示されている。この発明
は、新たなウィンドウをユーザが望む任意の位置に領域
指定して得ることができるとともに、新たなウィンドウ
の切り出し操作が簡潔でよりスムーズに行うことができ
るマルチウィンドウ表示装置を提供することを目的とす
る。このマルチウィンドウ表示装置は、表示画面上に位
置指定してウィンドウ領域を設定するウィンドウ領域設
定手段と、表示データおよびウィンドウに関する情報が
記憶されている記憶手段と、該ウィンドウ領域設定手段
で設定したウィンドウの位置指定データに対応した該記
憶手段の表示データおよびウィンドウに関する情報に対
して演算処理を行って新たにウィンドウの表示内容を生
成する処理を行う演算処理手段と、該演算処理手段で生
成した新たなウィンドウの表示内容を、該位置指定した
ウィンドウ領域に表示する表示手段とを有する。
【0006】表示画面に画像データを画像表示するディ
スプレイ装置などの画像表示装置において、表示画面上
の任意の領域を拡大して表示する機能を有するものが知
られている。図1と図2は、表示画像の拡大機能を有す
る従来の画像表示装置の動作の一例を説明する説明図で
ある。画像表示装置は表示手段を有する。図1は表示手
段の画面に表示される画像拡大前の表示画像を示してお
り、図2は表示手段の画面に表示される画像拡大後の表
示画像を示している。図1の画面31には、図形32と
点線の矩形35とが画像表示されている。図形32は、
領域32A,32Bを有しており、領域32A,32B
にはそれぞれ斜線が施されており、領域32Aの下辺は
領域32Bの上辺と接している。マウスなどの入力装置
から矩形35の左上座標点P1と右下座標点P2とを指
定して拡大する領域を特定することで、座標点P1,P
2を対角点とする矩形35の内側領域(矩形領域)が図
2のように拡大表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1および図2に示す
ような動作を行う従来の画像表示装置では、拡大する領
域である特定領域を特定する際に、正確で細かい座標点
を指定することが困難である。図3は、従来の画像表示
装置の表示手段の画面に表示される表示画像の一例を説
明する図である。例えば、図3の画面31には図形32
が表示されており、図3の表示画像において領域32
A,32Bが接する箇所の一部を点線の円36で囲んで
拡大すると、図4の拡大図のようになっている。領域3
2Aは円36内に頂点A〜Eを有し、領域32Bの上辺
に頂点Eが位置している。辺ABと辺BCは直角をな
し、辺BCと辺CDは直角をなし、辺CDと辺DEは直
角をなし、辺DEと領域32Bの上辺は直角をなす。し
かし、図3の画面31では、解像度が低くて辺AB,B
C,CD,DEが画面に現れないため、辺BC上に座標
点P1を指定することが困難である。
【0008】一方、図5は、図4の円36とこの円36
の近傍に設定されているXY座標との関係を例示してお
り、頂点Aの座標(X,Y)=(25,26)であり、
頂点Bの座標(X,Y)=(26,26)であり、頂点
Cの座標(X,Y)=(26,25.5)であり、頂点
Dの座標(X,Y)=(24,25.5)であり、頂点
Eの座標(X,Y)=(24,25)である。図3の表
示画像において座標点P1の座標値を指定可能な最小単
位が整数という条件が設定されている場合、辺BCにお
いて頂点B,C間の中間点を座標点として指定すること
ができない。本発明の目的は、拡大する領域を表示画像
中に指定する際に、当該領域を特定する座標点を精確に
座標指定することが可能な画像表示装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、表示画像中
の特定領域を拡大表示する画像表示装置において、画像
メモリと、前記画像メモリに記憶されている画像データ
を画像表示する表示手段と、表示画像の一部分を特定す
る特定手段と、前記一部分の拡大画像の画像データを生
成し、当該画像データがウィンドウに拡大表示されるよ
うに前記画像メモリに書き込むデータ生成手段と、前記
特定領域を特定する複数個の座標点を指定する座標指定
手段であって、前記ウィンドウに拡大表示された拡大画
像の中に少なくとも1個の座標点を指定する座標指定手
段とを有する。
【0010】本発明の画像表示装置では、好適には、前
記ウィンドウに拡大表示された拡大画像中に前記1個の
座標点が指定された場合に、前記データ生成手段は所定
の画像データを生成して前記画像メモリに書き込むこと
により、前記ウィンドウが消去された表示画像を前記表
示手段に表示させる。本発明の画像表示装置では、より
好適には、前記所定の画像データは、前記ウィンドウの
表示領域の画像を前記ウィンドウの表示直前の画像に戻
すような画像データである。
【0011】本発明の画像表示装置では、好適には、前
記ウィンドウに拡大表示された拡大画像中に前記複数個
の座標点のうち最後の1個の座標点が指定された場合
に、前記データ生成手段は所定の画像データを生成して
前記画像メモリに書き込むことにより、前記ウィンドウ
を表示画像から消去させると共に前記複数個の座標点で
特定される特定領域を前記表示手段に拡大表示させる。
【0012】本発明の画像表示装置では、好適には、前
記特定手段は、前記ウィンドウに拡大表示された拡大画
像の一部分を特定可能である。本発明の画像表示装置で
は、好適には、前記ウィンドウに拡大表示された拡大画
像中に指定された前記座標点の座標値の最小単位は、当
該拡大画像の拡大率の増大に伴って小さくなる。
【0013】画像表示装置は、表示画像中の特定領域を
拡大表示する。表示手段は、画像メモリに記憶されてい
る画像データを画像表示する。特定手段は、表示画像の
一部分を特定する。データ生成手段は、特定手段で特定
された前記一部分の拡大画像の画像データを生成する。
また、データ生成手段は、当該画像データがウィンドウ
に拡大表示されるように、当該画像データを前記画像メ
モリに書き込んで記憶させる。座標指定手段は、前記特
定領域を特定する複数個の座標点を指定する。座標指定
手段は、前記ウィンドウ内の拡大画像の中に、少なくと
も1個の前記座標点を指定する。これにより、座標点の
指定の際にウィンドウ中の拡大画像を用いることがで
き、座標点の指定位置を拡大画像によって明確にするこ
とができ、精確な座標指定が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図6は、本発明に係る画像表
示装置の一例を示す概略ブロック図である。
【0015】画像表示装置100は、表示画像中の特定
領域を拡大表示する画像表示装置である。画像表示装置
100は、画像メモリ20と、前記画像メモリ20に記
憶されている画像データS20を画像表示する表示手段
30と、表示画像の一部分を特定する特定手段40と、
前記一部分の拡大画像の画像データS12を生成し、当
該画像データS12がウィンドウに拡大表示されるよう
に前記画像メモリ20に書き込むデータ生成手段10
と、前記特定領域を特定する複数個の座標点を指定する
座標指定手段50であって、前記ウィンドウに拡大表示
された拡大画像の中に少なくとも1個の座標点を指定す
る座標指定手段50とを有する。画像メモリ20は、一
例としてバッファメモリで構成してもよい。
【0016】データ生成手段10は、メモリ11と画像
処理回路12とを有する。画像処理回路12は、画像処
理を行う中央処理装置(CPU)とROMとRAMとを
有する構成としてもよく、ディジタル・シグナル・プロ
セッサ(DSP)を有する構成としてもよい。画像処理
回路12は、生成した画像データをメモリ11に出力し
て記憶させ、また、メモリ11から画像データを入力し
て種々の画像処理を行う。画像処理回路12は、生成し
た画像データS12を画像メモリ20に書き込んで記憶
させる。
【0017】特定手段40は、表示画像の一部分を特定
するポインティングデバイス等で構成される。特定手段
40は、マウスとしてもよく、前記マウスの第1のボタ
ンのクリックにより、マウスポインタの指示点とその近
傍の表示画像が前記一部分として特定されるようにして
もよい。第1のボタンが操作者によりクリックされる
と、前記一部分を特定する特定信号S40が画像処理回
路12に出力される。画像処理回路12には、マウスポ
インタの指示点の位置が常時検出されており、特定信号
S40の入力時におけるマウスポインタの指示点の画像
とその近傍の画像とが前記一部分として検出され、前記
一部分はウィンドウに拡大表示する対象とされる。前記
マウスの第1のボタンは、表示画像の一部分を拡大する
部分拡大ボタンを構成する。画像メモリ20の画像デー
タと同一のデータをメモリ11に常時保持してもよく、
特定信号S40の入力時におけるマウスポインタの指示
点の表示画像と指示点近傍の表示画像の画像データを、
画像処理回路12はメモリ11から読み出して拡大処理
してもよい。特定信号S40の入力時におけるマウスポ
インタの指示点の表示画像と指示点近傍の表示画像の画
像データを、画像処理回路12は画像メモリ20から読
み出して拡大処理してもよい。特定手段40と表示手段
30とは密接な関連を有しており、この関連を特定手段
40と表示手段30との間を結ぶ双方向の矢印で示して
いる。
【0018】前記特定手段40は前記ウィンドウに拡大
表示された拡大画像の一部分を特定可能であり、当該一
部分の拡大画像の画像データS12をデータ生成手段1
0の画像処理回路12は生成し、画像処理回路12は当
該画像データS12がウィンドウ(窓)に拡大表示され
るように画像メモリ20に書き込む。ここで、前記特定
信号S40の入力時におけるマウスポインタの指示点が
前記ウィンドウ内にある場合には、データ生成手段10
の画像処理回路12は、前記ウィンドウ内の画像の一部
分が再度拡大されて当該ウィンドウ内に上書きされるよ
うに、画像データを生成して画像メモリ20に書き込む
構成としてもよい。このようにして、いわば拡大画像の
入れ子を形成することができる。
【0019】また、画像処理回路12では、ウィンドウ
内に前記座標点を検出することで、前記ウィンドウに拡
大表示された拡大画像中に指定された前記座標点の座標
値の最小単位を、当該拡大画像の拡大率の増大に伴って
小さくする。例えば、拡大表示するウィンドウを1回生
成した場合に、前記ウィンドウ内の拡大画像中に指定さ
れた前記座標点の座標値の最小単位u1 を、ウィンドウ
生成前の座標値の最小単位u0 に対して、前記ウィンド
ウの拡大画像の拡大率N1 の逆数倍(1/N1 )とし、
1 =u0 /N1 とする。一例として、最小単位u0
整数1とする。例えば、拡大表示するウィンドウを2回
生成した場合に、前記ウィンドウ内の拡大画像中に指定
された前記座標点の座標値の最小単位u2 を、ウィンド
ウ生成前の座標値の最小単位u0 に対して、前記ウィン
ドウの拡大画像の拡大率N2 の逆数倍(1/N2 )と
し、u2 =u0 /N2 とする。ここで、N1 <N2 であ
る。同様に、拡大表示するウィンドウをM回(2<M)
生成した場合に、前記ウィンドウ内の拡大画像中に指定
された前記座標点の座標値の最小単位uM を、ウィンド
ウ生成前の座標値の最小単位u0 に対して、前記ウィン
ドウの拡大画像の拡大率NM の逆数倍(1/NM )と
し、uM =u0 /NM とする。ここで、N2 <NM であ
る。拡大画像の拡大率は、表示画像の縦方向の拡大率と
してもよく、横方向の拡大率としてもよい。
【0020】座標指定手段50は、複数個の座標点を指
定するポインティングデバイス等で構成され、前記複数
個の座標点により前記特定領域が特定される。座標指定
手段50は、前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像
の中に少なくとも1個の前記座標点を指定する。座標指
定手段50は、マウスとしてもよく、前記マウスの第2
のボタンのクリックにより、マウスポインタの指示点が
前記1個の座標点として指定されるようにしてもよい。
第2のボタンが操作者によりクリックされると、前記1
個の座標点を指定する座標指定信号S50が画像処理回
路12に出力される。前記マウスの第2のボタンは、座
標点の位置を決定する座標位置決定ボタンを構成する。
画像処理回路12には、マウスポインタの指示点の位置
が常時検出されており、座標指定信号S40の入力時に
おけるマウスポインタの指示点が前記1個の座標点とし
て指定され、当該座標点の座標値は画像処理回路12の
内部メモリに記憶される。座標指定手段50と表示手段
30とは密接な関連を有しており、この関連を座標指定
手段50と表示手段30との間を結ぶ双方向の矢印で示
している。
【0021】データ生成手段10の画像処理回路12
は、前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像中に前記
1個の座標点が指定された場合に、所定の画像データS
12を生成して画像メモリ20に書き込むことにより、
前記ウィンドウが消去された表示画像を前記表示手段3
0に表示させる。ここで当該1個の座標点は、前記複数
の座標点のうち最後の座標点以外の座標点としてもよ
い。前記所定の画像データS12は、前記ウィンドウの
表示領域の画像を前記ウィンドウの表示直前の画像に戻
すような画像データである。このようにして、いわばウ
ィンドウを閉じた画像を表示手段30に表示させること
ができる。
【0022】データ生成手段10の画像処理回路12
は、前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像の中に前
記複数個の座標点のうち最後の1個の座標点が指定され
た場合に、所定の画像データS12を生成して画像メモ
リ20に書き込むことにより、前記ウィンドウを表示画
像から消去させると共に前記複数個の座標点で特定され
る特定領域を表示手段30に拡大表示させる。一例とし
て、前記特定領域を矩形領域とし、前記特定領域は前記
矩形領域の2個の対角点により特定し、前記2個の対角
点は前記複数個の座標点を構成するようにしてもよい。
【0023】図7は、画像表示装置100の表示手段3
0の画面31に表示される表示画像の一例である。図7
の画面31には、図形32が画像表示されている。図形
32は領域32A,32Bを有しており、領域32A,
32Bにはそれぞれ斜線が施されており、領域32Aの
下辺は領域32Bの上辺と接している。領域32Aの頂
点Eは、領域32Bの上辺に位置している。符号60
は、特定手段40および座標指定手段50を兼ねるマウ
スによって表示画像中で移動可能なマウスポインタを示
す。このマウスポインタは、一例として矢印であるアロ
ーポインタとなっており、マウスポインタの指示点を矢
印の先端としている。図7においてマウスポインタ60
の指示点は、前記頂点Eの近傍にある。
【0024】ここで、前記マウスの第1のボタンを操作
者がクリックすると、図8の画面31に示すような表示
画像となる。この画面31にはウィンドウ70が形成さ
れており、ウィンドウ70の右上部分は領域32Bの左
下部分に上書きされて表示されている。ウィンドウ70
において、領域32Aは頂点A〜Eを有し、領域32B
の上辺に頂点Eが位置している。辺ABと辺BCは直角
をなし、辺BCと辺CDは直角をなし、辺CDと辺DE
は直角をなし、辺DEと領域32Bの上辺は直角をな
す。また、ウィンドウ70内には、マウスポインタ60
に対応するマウスポインタ61が表示される。マウスポ
インタ60の指示点とその近傍の表示画像が前記一部分
に特定されており、当該一部分がウィンドウ70に拡大
表示されている。
【0025】次に、前記マウスの第1のボタンを操作者
が再度クリックすると、図9の画面31に示すような表
示画像となる。この画面31にはウィンドウ70が形成
されており、ウィンドウ70の右上部分は領域32Bの
左下部分に上書きされて表示されており、ウィンドウ7
0の外側の表示画像は図8のそれと同一である。図9の
ウィンドウ70では、図8のウィンドウ70内の画像を
拡大した拡大画像が表示されている。ウィンドウ70内
のマウスポインタ61は、図8と図9で同一の大きさと
してもよく、図9のマウスポインタ61のほうを拡大し
て表示してもよい。第1のボタンのクリックを繰り返す
ことで、ウィンドウ内の表示画像中の座標について充分
に正確な座標位置を指定できるようになるまで、ウィン
ドウ内の表示画像を拡大していくことができる。
【0026】次に、前記マウスを操作者が操作し、ウィ
ンドウ70内でマウスポインタ61を辺BC上に移動さ
せると、図10の画面31に示すような表示画像とな
り、画面31内のマウスポインタ60はウィンドウ70
内の表示画像に対応する位置に移動する。また、この
時、マウスポインタ60の先端位置に関しては、ウィン
ドウ70の拡大画像の拡大率に応じて座標値の最小単位
が小さくなっており、ウィンドウ70の拡大画像におけ
るマウスポインタ61の指示点の座標値により座標点を
指定することができる。
【0027】次に、前記マウスの第2のボタンを操作者
がクリックすると、図11の画面31に示すような表示
画像となり、マウスポインタ60の指示点が第1の座標
点P1として指定され設定される。また、図10の画面
31の表示画像からウィンドウ70を消去した画像が表
示され、いわゆるウィンドウを閉じた画像が表示され
る。座標点が指定されるとウィンドウ70が消去され、
図形32の全体が表示されて図形32の全体形状を操作
者は見ることができ、第1の座標点P1は画面31中に
表示された状態となる。図11の画面31にはウィンド
ウ70の表示がないので、操作者は、図形32の全体形
状を見ながら他の座標点を指定することができる。
【0028】次に、前記マウスを操作者が操作してマウ
スポインタ60を領域32Bの右下部分に移動させる
と、図12の画面31に示すような表示画像となり、第
1の座標点P1とマウスポインタ60の先端とを対角点
とする点線の矩形37が表示される。次に、前記マウス
の第2のボタンを操作者がクリックすると、マウスポイ
ンタ60の指示点が第2の座標点P2として指定されて
前記特定領域が特定され、図13の画面31に示すよう
な表示画像となり、図12の矩形37内の表示画像が拡
大して表示される。
【0029】ところで、各座標点の指定毎に画面31の
全面に表示画像を拡大表示する手法では、前記特定領域
を特定する複数の座標点を指定する場合に、第1の座標
点は画面31の表示範囲内にあるが第2の座標点が表示
範囲外となる場合が生じ、第1の座標点が指定された時
の拡大表示画像では第2の座標点を指定できない場合が
生じる。画像表示装置100では、座標点の指定専用の
ウィンドウ70内に前記一部分を拡大表示することで、
もとの表示画像中に複数の座標点を指定することがで
き、もとの表示画像中に前記複数の座標点の位置を同時
に表示させることができる。
【0030】画像表示装置100では、表示画像の拡大
を行う際の座標指定において、表示画像上のカーソル、
マウスポインタ等の移動と座標指定の簡単な作業によ
り、前記特定領域を正確に細かく指定することができ
る。複数の座標点を指定する際に、座標指定用の部分拡
大表示領域(ウィンドウ)は、1個の座標点の指定が終
了すると消去され、元の全体画像で座標指定作業を継続
することができるので、座標指定作業はウィンドウの表
示により妨げられずに行うことができる。
【0031】なお、マウスによりマウスポインタを移動
させてクリックにより座標点を指定する場合を例示した
が、特定手段40と座標指定手段50の何れか一方また
は双方を、マウス以外のポインティングデバイスで構成
してもよい。画像メモリ20は、フレームバッファメモ
リで構成してもよい。また、上記実施形態は本発明の一
例であり、本発明は上記実施形態に限定されない。
【0032】
【発明の効果】本発明の画像表示装置では、前記ウィン
ドウ内の拡大画像の中に、少なくとも1個の前記座標点
を指定する座標指定手段を有する。これにより、操作者
はウィンドウ内の拡大画像を用いて座標点を指定するこ
とができ、精確な座標指定が可能となる。したがって、
本発明によれば、拡大する領域を表示画像中に指定する
際に、当該領域を特定する座標点を精確に座標指定する
ことが可能な画像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像表示装置の動作の一例を説明する説
明図である。
【図2】従来の画像表示装置の動作の一例を説明する説
明図である。
【図3】従来の画像表示装置の表示手段の画面に表示さ
れる表示画像の一例を説明する図である。
【図4】図3の点線の円内の表示画像を拡大した拡大図
である。
【図5】図4の点線の円とこの円の近傍に設定されてい
るXY座標との関係を示す説明図である。
【図6】本発明に係る画像表示装置の一例を示す概略ブ
ロック図である。
【図7】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示さ
れる表示画像の一例を示す説明図である。
【図8】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示さ
れる表示画像の一例を示す説明図であり、図7の説明図
の状態から遷移した状態を説明する図である。
【図9】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示さ
れる表示画像の一例を示す説明図であり、図8の説明図
の状態から遷移した状態を説明する図である。
【図10】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示
される表示画像の一例を示す説明図であり、図9の説明
図の状態から遷移した状態を説明する図である。
【図11】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示
される表示画像の一例を示す説明図であり、図10の説
明図の状態から遷移した状態を説明する図である。
【図12】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示
される表示画像の一例を示す説明図であり、図11の説
明図の状態から遷移した状態を説明する図である。
【図13】図6の画像表示装置の表示手段の画面に表示
される表示画像の一例を示す説明図であり、図12の説
明図の状態から遷移した状態を説明する図である。
【符号の説明】
10…データ生成手段、11…メモリ、12…画像処理
回路、20…画像メモリ、30…表示手段、31…画
面、32…図形、32A,32B…図形32の各領域、
35,37…矩形、36…円、40…特定手段、50…
座標指定手段、60,61…マウスポインタ、70…ウ
ィンドウ、100…画像表示装置、A,B,C,D,E
…頂点、P1…第1の座標点、P2…第2の座標点。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画像中の特定領域を拡大表示する画像
    表示装置において、 画像メモリと、 前記画像メモリに記憶されている画像データを画像表示
    する表示手段と、 表示画像の一部分を特定する特定手段と、 前記一部分の拡大画像の画像データを生成し、当該画像
    データがウィンドウに拡大表示されるように前記画像メ
    モリに書き込むデータ生成手段と、 前記特定領域を特定する複数個の座標点を指定する座標
    指定手段であって、前記ウィンドウに拡大表示された拡
    大画像の中に少なくとも1個の座標点を指定する座標指
    定手段とを有する画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像
    中に前記1個の座標点が指定された場合に、前記データ
    生成手段は所定の画像データを生成して前記画像メモリ
    に書き込むことにより、前記ウィンドウが消去された表
    示画像を前記表示手段に表示させる請求項1記載の画像
    表示装置。
  3. 【請求項3】前記所定の画像データは、前記ウィンドウ
    の表示領域の画像を前記ウィンドウの表示直前の画像に
    戻すような画像データである請求項2記載の画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像
    中に前記複数個の座標点のうち最後の1個の座標点が指
    定された場合に、前記データ生成手段は所定の画像デー
    タを生成して前記画像メモリに書き込むことにより、前
    記ウィンドウを表示画像から消去させると共に前記複数
    個の座標点で特定される特定領域を前記表示手段に拡大
    表示させる請求項1記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記特定手段はマウスであり、 前記マウスのボタンのクリックにより、マウスポインタ
    の指示点とその近傍の表示画像が前記一部分として特定
    される請求項1記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記座標指定手段はマウスであり、 前記マウスのボタンのクリックにより、マウスポインタ
    の指示点が前記1個の座標点として指定される請求項1
    記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】前記特定手段および前記座標指定手段はマ
    ウスであり、 前記マウスの第1のボタンのクリックにより、マウスポ
    インタの指示点とその近傍の表示画像が前記一部分とし
    て特定され、 前記マウスの第2のボタンのクリックにより、マウスポ
    インタの指示点が前記1個の座標点として指定される請
    求項1記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】前記特定手段は、前記ウィンドウに拡大表
    示された拡大画像の一部分を特定可能である請求項1記
    載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】前記ウィンドウに拡大表示された拡大画像
    中に指定された前記座標点の座標値の最小単位は、当該
    拡大画像の拡大率の増大に伴って小さくなる請求項8記
    載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】前記ウィンドウに拡大表示された拡大画
    像の中に指定された前記座標点の座標値の最小単位は、
    当該拡大画像の拡大率の増大に伴って小さくなる請求項
    1記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】前記特定領域は矩形領域であり、前記特
    定領域は前記矩形領域の2個の対角点により特定され、
    前記2個の対角点は前記複数個の座標点を構成する請求
    項1記載の画像表示装置。
JP32040198A 1998-11-11 1998-11-11 画像表示装置 Pending JP2000148339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32040198A JP2000148339A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32040198A JP2000148339A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000148339A true JP2000148339A (ja) 2000-05-26

Family

ID=18121064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32040198A Pending JP2000148339A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000148339A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7486302B2 (en) Fisheye lens graphical user interfaces
US8350872B2 (en) Graphical user interfaces and occlusion prevention for fisheye lenses with line segment foci
US7495678B2 (en) Navigating digital images using detail-in-context lenses
US7489321B2 (en) Using detail-in-context lenses for accurate digital image cropping and measurement
US7472354B2 (en) Graphical user interface having an attached toolbar for drag and drop editing in detail-in-context lens presentations
US7312806B2 (en) Dynamic width adjustment for detail-in-context lenses
JP2004193933A (ja) 画像拡大表示方法・装置・メディア・プログラム
WO2018198703A1 (ja) 表示装置
JP3353955B2 (ja) 関心領域の形状変更方法
JPH05108786A (ja) 図形の変形方法及び装置
JPH06131436A (ja) 描画処理装置及び方法
JPH08255221A (ja) 文字図形入力編集装置
JP2000148339A (ja) 画像表示装置
JPH07219700A (ja) 情報処理装置
US5812113A (en) Picture forming device
JP3918921B2 (ja) ポインタ移動方法、プログラム、記録媒体
JPS62256175A (ja) 画像編集処理装置
JP2002023915A (ja) ツールボタンの表示制御装置、その方法及び記録媒体
JPH07105210A (ja) 消去範囲制限装置
JPH05173703A (ja) ユーザインターフェース装置
JPS6334671A (ja) 固定画の作成方法
JPS6385978A (ja) 図形編集装置
EP1309942A2 (en) Method and apparatus for magnifying and editing a portion of an image
JPH04349580A (ja) 画像指定方法及びその装置
JPH05151332A (ja) 拡大・縮小複写方式