JP2000146424A - バスケット - Google Patents

バスケット

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JP2000146424A
JP2000146424A JP10323672A JP32367298A JP2000146424A JP 2000146424 A JP2000146424 A JP 2000146424A JP 10323672 A JP10323672 A JP 10323672A JP 32367298 A JP32367298 A JP 32367298A JP 2000146424 A JP2000146424 A JP 2000146424A
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JP
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JP10323672A
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English (en)
Inventor
Makoto Kuwabara
誠 桑原
Akira Uchida
朗 内田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化により変形した蓄冷剤を容易に取り
出すことができるようにすること。 【解決手段】 複数の蓄冷剤28を収納可能とし、これ
らの蓄冷剤を互いに接触させないように支持する支持部
40A及び40Bを備えたバスケット29において、上
記支持部は、蓄冷剤の縁部28Aを支持可能に構成され
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を収納するバ
スケットに係り、特に蓄冷剤を冷凍庫内で凍結させる際
に使用されて好適なバスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】複数個の蓄冷剤を冷凍庫内で凍結させる
に際しては、図10に示すバスケット100に、図11
に示すように蓄冷剤101を収納させることが一般的で
ある。このバスケット100には複数本の支持部102
が配設されている。これらの支持部102によって、複
数個の蓄冷剤101が互いに接触せず、隣接する蓄冷剤
101間に隙間が形成されて冷気が通りやすくなり、こ
れらの蓄冷剤101が効率的に冷却され凍結される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓄冷剤10
1は凍結によって体積が増大し、図12に示すように、
縁部103に囲まれた平坦な中央部分104が膨張して
しまう。蓄冷剤101の縁部103は構造的に強度が強
く膨張しない。この為、この膨張した中央部分104が
支持部102に当接してこの支持部102を押圧し、従
って、これらの中央部分104と支持部102との摩擦
抵抗が増大して、蓄冷剤101をバスケット100から
容易に取り出すことができない場合がある。
【0004】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、温度変化により変形した物品を容易
に取り出すことができるバスケットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の物品を収納可能とし、これらの物品を互いに
接触させないように支持する支持部を備えたバスケット
において、上記支持部が、上記物品において温度変化に
よる変形量の最も少ない部分を支持可能に構成されたこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記支持部が、物品の縁部を支持可能
に構成されたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記支持部を、バスケット本体
に対し着脱自在に設けられた枠体に配設したことを特徴
とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、上記物品を、縁部に
囲まれた中央部分が冷却によって膨張変形する蓄冷剤に
したことを特徴とするものである。
【0009】請求項1又は4に記載の発明には、次の作
用がある。
【0010】複数の物品(蓄冷剤)を互いに接触させない
ように支持する支持部が、物品において温度変化による
変形量の最も少ない部分を支持可能に構成されたことか
ら、物品において温度変形量の多い部分が支持部に当接
することがないので、物品が温度変形した後であって
も、この物品をバスケットから容易に取り出すことがで
きる。
【0011】請求項2又は4に記載の発明には、次の作
用がある。
【0012】複数の物品(蓄冷剤)を互いに接触させない
ように支持する支持部が、物品の縁部を支持可能に構成
されたことから、物品の縁部に囲まれた中央部分が温度
変化により変形しても、この変形した物品が支持部に当
接することがないので、この物品をバスケットから容易
に取り出すことができる。
【0013】請求項3又は4に記載の発明には、次の作
用がある。
【0014】複数の物品(蓄冷剤)を互いに接触させない
ように支持する支持部が、バスケット本体に対し着脱自
在な枠体に配設されたことから、物品の仕様に適合する
支持部を備えた枠体をバスケット本体に装着することに
よって、物品の種類に対応したバスケットを構成できる
ので、物品の種類に対応した支持部を有する多数の種類
のバスケットを用意する必要がない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明に係るバスケットの一実施
の形態が適用された急速凍結庫を示す斜視図である。図
2は、図1の急速凍結庫を示す正面断面図である。これ
らの図1及び図2に示す冷凍庫としての急速凍結庫10
は、庫内に収納された保存物を急速に凍結するものであ
り、断熱箱体11が庫内12を形成する。この断熱箱体
11は、前面に開口部を有し、この開口部が断熱上扉1
3及び断熱下扉14により開放又は閉塞される。
【0017】上記庫内12には、断熱箱体11の一内側
壁15に対し一定間隔を隔てて、仕切体としての仕切板
16が配設される。この仕切板16と上記一内側壁15
との間に冷却室17が形成される。
【0018】この冷却室17内には、断熱箱体11の鉛
直方向中央位置に冷却器18が配置され、この冷却器1
8の上方に庫内上ファン19が、下方に庫内下ファン2
0がそれぞれ設置される。冷却器18の図示しない熱交
換チューブには、入口パイプ(不図示)を経て上方から
下方へ向かって冷媒が流れ、この冷媒は、出口パイプ
(不図示)を経て流出する。従って、庫内上ファン19
は、冷却室17内において、冷却器18の冷媒入口側領
域18A側に設置され、また、庫内下ファン20は、冷
却室17内において、冷却器18の冷媒出口側領域18
B側に設置されていることになる。
【0019】図1及び図2に示すように、上記冷却器1
8と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機30、凝縮器3
1などが断熱箱体11の天面部に設置される。圧縮機3
0からの冷媒が凝縮器31及び膨張機構(不図示)を経て
冷却器18へ至り、圧縮機30へ戻ることにより、冷却
器18が庫内12内の空気を冷却する。
【0020】上記仕切板16には、冷却器18に対向す
る位置に複数の吸込口23が形成されると共に、庫内上
ファン19、庫内下ファン20にそれぞれ対向する位置
に上吹出口24、下吹出口25が形成される。これらの
上吹出口24、下吹出口25は、ファンガード26によ
り覆われている。庫内12内の空気(冷気)は、吸込口
23から冷却室17内へ吸い込まれ、冷却器18にて冷
却された後、庫内上ファン19及び庫内下ファン20の
作用で、上吹出口24、下吹出口25から庫内12内へ
吹き出され、強制循環される。
【0021】この庫内12内には、複数段の網棚27が
水平状態で配置される。図2及び図3に示す物品として
の蓄冷剤28がバスケット29に収納されて、網棚27
に載置される。或いは、図示しない食品が直接網棚27
に載置される。これらの庫内12に収容された蓄冷剤2
8又は食品は、冷却器18にて冷却され且つ庫内12へ
吹き出された空気により凍結される。
【0022】図2に示すように、上記庫内12は、冷却
室17における冷却器18の冷媒入口側領域18A側に
対応する庫内上部分32と、冷媒出口側領域18B側に
対応する庫内下部分33とに区画される。そして、この
庫内12に庫内温度を検出する温度センサ34が設置さ
れる。この温度センサ34による検出温度は、制御装置
36(図1)へ送信される。
【0023】この制御装置36は、温度センサ34にて
検出された検出温度に基づき、圧縮機30の稼働と停
止、庫内上ファン19及び庫内下ファン20の駆動と停
止をそれぞれ制御して、蓄冷剤28や食品を急速に凍結
させる急速凍結モードと、蓄冷剤28や食品の凍結状態
を保存させる冷凍保存モードとを実施する。
【0024】さて、上記バスケット29は、図4に示す
ように、複数個の蓄冷剤28を収納可能とするものであ
り、図5及び図6に示すように、バスケット本体37と
上枠体38とを有して構成される。
【0025】バスケット本体37及び上枠体38は、線
材を用いて構成されたフレーム構造体であり、このうち
バスケット本体37は、上方を開口する箱形状に構成さ
れる。このバスケット本体37の各側面部から上方へ向
かって取手39が突設され、これら4つの取手39の内
側に上枠体38が、着脱自在に嵌装される。
【0026】上枠体38には、互いに対向配置されて水
平方向に伸びる一対の支持部40A及び40Bが複数対
配設される。任意の一対の支持部40A及び40Bと、
これに隣接する一対の支持部40A及び40Bとの間に
1個の蓄冷剤28が配置されて、複数の蓄冷剤28が互
いに接触することなく隙間を有する状態で立設して収納
される。これら収納された複数の蓄冷剤28間に隙間を
有することから、この隙間が冷気の流路となって蓄冷剤
28の冷却効率が向上し、蓄冷剤28が短時間に凍結さ
れる。
【0027】一対の支持部40A及び40Bは、図7に
示すように、蓄冷剤28のうち、温度変化による変形量
の最も少ない部分、即ち蓄冷剤28の縁部28Aを支持
可能とする。この為、蓄冷剤28が凍結して、蓄冷剤2
8の縁部28Aに囲まれた中央部分28Bが図8に示す
ように体積膨張しても、この膨張した中央部分28Bが
一対の支持部40A及び40Bに当接することがない。
【0028】更に、一対の支持部40Aと40Bとの距
離Lは蓄冷剤28の幅寸法w(図4)に対応し、又、相隣
接する一対の支持部40A及び40Bの間隙Mは蓄冷剤
28の厚さt (図4)に対応してそれぞれ配設される。
従って、図9(A)、(B)及び(C)に示すような、
蓄冷剤28の仕様に適合する複数対の支持部40A及び
40Bを備えた上枠体38をバスケット本体37に装着
することによって、蓄冷剤28の種類に対応したバスケ
ット29が構成される。
【0029】従って、上記実施の形態におけるバスケッ
ト29によれば、次の効果及びを奏する。
【0030】複数の蓄冷剤28を互いに接触させない
ように支持する複数対の支持部40A及び40Bが、蓄
冷剤28の縁部28Aを支持可能に構成されたことか
ら、蓄冷剤28の縁部28Aに囲まれた中央部分28B
が凍結により体積膨張しても、この膨張した蓄冷剤28
の中央部分28Bが支持部40A及び40Bに当接する
ことがないので、この膨張した蓄冷剤28をバスケット
29から容易に取り出すことができる。
【0031】複数の蓄冷剤28を互いに接触させない
ように支持する複数対の支持部40A及び40Bが、バ
スケット本体37に対し着脱自在な上枠体38に配設さ
れたことから、蓄冷剤28の仕様に適合する支持部40
A及び40Bを備えた上枠体38をバスケット本体37
に着脱自在に装着することによって、蓄冷剤28の種類
に対応したバスケット29を構成できるので、蓄冷剤2
8の種類に対応した支持部を有する多数の種類のバスケ
ットを用意する必要がない。
【0032】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0033】例えば、上記実施の形態では、上枠体38
がバスケット本体37に着脱自在に構成されたものを述
べたが、これらが一体に形成されたものでもよい。
【0034】又、上記実施の形態では、物品が蓄冷剤2
8のものを述べたが、蓄冷剤28以外の他の凍結される
べき物品であってもよい。そして、この場合、バスケッ
トの支持部は、この他の凍結されるべき物品のうち、温
度による形状変化の最も少ない部分を支持するように配
設される。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るバスケット
によれば、複数の物品を互いに接触させないように支持
する支持部が、物品において温度変化による変形量の最
も少ない部分を支持可能に構成されたことから、温度変
化により変形した物品が支持部に当接しないので、温度
変化により変形した物品をバスケットから容易に取り出
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバスケットの一実施の形態が適用
された急速凍結庫を示す斜視図である。
【図2】図1の急速凍結庫を示す正面断面図である。
【図3】図1の急速凍結庫に収納された蓄冷剤を示す斜
視図である。
【図4】図3のバスケットと蓄冷剤とを示す斜視図であ
る。
【図5】図4のバスケットを示す斜視図である。
【図6】図5のバスケットの分解斜視図である。
【図7】図4の蓄冷剤が収納されたバスケットの平面図
である。
【図8】図7の蓄冷剤が凍結した状態を示す平面図であ
る。
【図9】各種の上枠体を示す斜視図である。
【図10】従来のバスケットを示す斜視図である。
【図11】蓄冷剤が収納された図10のバスケットを示
す平面図である。
【図12】図11の蓄冷剤が凍結された状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
10 急速凍結庫 28 蓄冷剤(物品) 28A 縁部 28B 中央部分 29 バスケット 37 バスケット本体 38 上枠体(枠体) 39 取手 40A、40B 支持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物品を収納可能とし、これらの物
    品を互いに接触させないように支持する支持部を備えた
    バスケットにおいて、 上記支持部は、上記物品において温度変化による変形量
    の最も少ない部分を支持可能に構成されたことを特徴と
    するバスケット。
  2. 【請求項2】 上記支持部は、物品の縁部を支持可能
    に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のバスケ
    ット。
  3. 【請求項3】 上記支持部は、バスケット本体に対し着
    脱自在に設けられた枠体に配設されたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のバスケット。
  4. 【請求項4】 上記物品は、縁部に囲まれた中央部分が
    冷却によって膨張変形する蓄冷剤であることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のバスケット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170572A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Hoshizaki Electric Co Ltd 蓄冷剤用バスケット、その製造方法及び蓄冷剤凍結庫
JP2012047389A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却庫
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