JP2000145766A - ラジアル軸受 - Google Patents
ラジアル軸受Info
- Publication number
- JP2000145766A JP2000145766A JP10325561A JP32556198A JP2000145766A JP 2000145766 A JP2000145766 A JP 2000145766A JP 10325561 A JP10325561 A JP 10325561A JP 32556198 A JP32556198 A JP 32556198A JP 2000145766 A JP2000145766 A JP 2000145766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radial bearing
- axial direction
- holder
- housing
- preload
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラジアル軸受をハウジングと回転軸間に組付
ける際に、プレロードを付与する調整作業を不要とし
て、軸受組付時の作業性を良好とすること。 【解決手段】 外輪42a,42bが軸方向にて分割さ
れていて、軸方向にてプレロードが付与された状態にて
ハウジング30と回転軸21間に介装されて使用される
ラジアル軸受40において、軸方向にて分割された外輪
42a,42bを軸方向のプレロードを付与して挟持す
るホルダ45を設けた。
ける際に、プレロードを付与する調整作業を不要とし
て、軸受組付時の作業性を良好とすること。 【解決手段】 外輪42a,42bが軸方向にて分割さ
れていて、軸方向にてプレロードが付与された状態にて
ハウジング30と回転軸21間に介装されて使用される
ラジアル軸受40において、軸方向にて分割された外輪
42a,42bを軸方向のプレロードを付与して挟持す
るホルダ45を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングと回転
軸間に介装されて使用されるラジアル軸受に関する。
軸間に介装されて使用されるラジアル軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のラジアル軸受の一つとして、外
輪または内輪が軸方向にて分割されていて、軸方向にて
プレロードが付与された状態にてハウジングと回転軸間
に介装されて使用されるものがあり、例えば特開平10
−7005号公報に示されている。
輪または内輪が軸方向にて分割されていて、軸方向にて
プレロードが付与された状態にてハウジングと回転軸間
に介装されて使用されるものがあり、例えば特開平10
−7005号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報に示され
ているラジアル軸受においては、ハウジングに組付けら
れる外輪が軸方向にて二分割されていて、ハウジングに
組付ける際にハウジングに螺着される固定ナットにより
二分割された外輪に軸方向のプレロードが付与されるよ
うになっているため、組付作業時にプレロードを付与す
る調整作業(組付作業とは異種の作業)をも行う必要が
あり、作業性に改善の余地がある。
ているラジアル軸受においては、ハウジングに組付けら
れる外輪が軸方向にて二分割されていて、ハウジングに
組付ける際にハウジングに螺着される固定ナットにより
二分割された外輪に軸方向のプレロードが付与されるよ
うになっているため、組付作業時にプレロードを付与す
る調整作業(組付作業とは異種の作業)をも行う必要が
あり、作業性に改善の余地がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、外輪または内輪が軸
方向にて分割されていて、軸方向にてプレロードが付与
された状態にてハウジングと回転軸間に介装されて使用
されるラジアル軸受において、軸方向にて分割された外
輪または内輪を軸方向のプレロードを付与して挟持する
ホルダを設けたことに特徴がある。
に対処すべくなされたものであり、外輪または内輪が軸
方向にて分割されていて、軸方向にてプレロードが付与
された状態にてハウジングと回転軸間に介装されて使用
されるラジアル軸受において、軸方向にて分割された外
輪または内輪を軸方向のプレロードを付与して挟持する
ホルダを設けたことに特徴がある。
【0005】この場合において、前記ホルダに固定用腕
部を一体的に設けること、或いは前記ホルダを径方向へ
移動不能かつ軸方向へ移動可能として軸方向にて弾性支
持されるようにすることが望ましい。
部を一体的に設けること、或いは前記ホルダを径方向へ
移動不能かつ軸方向へ移動可能として軸方向にて弾性支
持されるようにすることが望ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明によるラジアル軸受におい
ては、その製作時に(または軸受を組付ける前に)おい
て軸方向にて分割された外輪または内輪をホルダにより
軸方向のプレロードを付与して挟持することができるた
め、ラジアル軸受をハウジングと回転軸間に組付ける際
には、プレロードを付与する調整作業(組付作業とは異
種の作業)が不要であり、軸受組付時の作業性を良好と
して生産性を高めることができる。
ては、その製作時に(または軸受を組付ける前に)おい
て軸方向にて分割された外輪または内輪をホルダにより
軸方向のプレロードを付与して挟持することができるた
め、ラジアル軸受をハウジングと回転軸間に組付ける際
には、プレロードを付与する調整作業(組付作業とは異
種の作業)が不要であり、軸受組付時の作業性を良好と
して生産性を高めることができる。
【0007】また、本発明の実施に際して、ホルダに固
定用腕部を一体的に設けた場合には、固定用腕部を用い
てラジアル軸受をハウジングまたは回転軸に固定するこ
とができるため、ラジアル軸受のハウジングまたは回転
軸への固定作業を容易に行うことができる。また、固定
用腕部の形状を適宜に設定することにより、回転軸のハ
ウジングに対する支持剛性を適宜に設定することができ
る。
定用腕部を一体的に設けた場合には、固定用腕部を用い
てラジアル軸受をハウジングまたは回転軸に固定するこ
とができるため、ラジアル軸受のハウジングまたは回転
軸への固定作業を容易に行うことができる。また、固定
用腕部の形状を適宜に設定することにより、回転軸のハ
ウジングに対する支持剛性を適宜に設定することができ
る。
【0008】また、本発明の実施に際して、ホルダを径
方向へ移動不能かつ軸方向へ移動可能として軸方向にて
弾性支持されるようにした場合には、ラジアル軸受に過
大な軸方向荷重が作用するのを防止することができて、
ラジアル軸受に大きなダメージが与えられることを防止
することができる。
方向へ移動不能かつ軸方向へ移動可能として軸方向にて
弾性支持されるようにした場合には、ラジアル軸受に過
大な軸方向荷重が作用するのを防止することができて、
ラジアル軸受に大きなダメージが与えられることを防止
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態(車
両用電動式パワーステアリング装置に実施した実施形
態)を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実
施形態を示していて、この第1実施形態においては、ラ
ック軸10に加わる操舵力(軸力)をアシストする電動
機20の回転軸21とこれを軸支するハウジング30間
に本発明によるラジアル軸受40が介装されている。な
お、回転軸21の回転力は図示省略の左方部位にて周知
のようにホールねじ機構(図示省略)により軸力に変換
されてラック軸10に伝達されるようになっている。
両用電動式パワーステアリング装置に実施した実施形
態)を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実
施形態を示していて、この第1実施形態においては、ラ
ック軸10に加わる操舵力(軸力)をアシストする電動
機20の回転軸21とこれを軸支するハウジング30間
に本発明によるラジアル軸受40が介装されている。な
お、回転軸21の回転力は図示省略の左方部位にて周知
のようにホールねじ機構(図示省略)により軸力に変換
されてラック軸10に伝達されるようになっている。
【0010】ハウジング30は、電動機20のモータヨ
ークを兼ねるモータハウジング31と、ラック軸10の
ラック歯10aと噛合するピニオン(図示省略)を収容
するギヤハウジング32によって構成されていて、モー
タハウジング31がギヤハウジング32の段部32aに
Oリング33を介して嵌合されて一部をギヤハウジング
32の凹部32bにカシメ固定されることにより、モー
タハウジング31とギヤハウジング32が一体化されて
いる。
ークを兼ねるモータハウジング31と、ラック軸10の
ラック歯10aと噛合するピニオン(図示省略)を収容
するギヤハウジング32によって構成されていて、モー
タハウジング31がギヤハウジング32の段部32aに
Oリング33を介して嵌合されて一部をギヤハウジング
32の凹部32bにカシメ固定されることにより、モー
タハウジング31とギヤハウジング32が一体化されて
いる。
【0011】ラジアル軸受40は、単一の内輪41と、
軸方向にて二分割された外輪42a,42bと、内輪4
1と外輪42a,42b間にてケージ43によって保持
された多数のボール(鋼球)44と、軸方向にて二分割
された外輪42a,42bを軸受製作時に(または軸受
を組付ける前に)軸方向のプレロードを付与して挟持す
る環状のホルダ45によって構成されていて、内輪41
にて回転軸21の段部21aにナット22を用いて一体
的に組付けられ、またホルダ45にてモータハウジング
31の段部31aとギヤハウジング32の段部32cに
一体的に組付けられている。
軸方向にて二分割された外輪42a,42bと、内輪4
1と外輪42a,42b間にてケージ43によって保持
された多数のボール(鋼球)44と、軸方向にて二分割
された外輪42a,42bを軸受製作時に(または軸受
を組付ける前に)軸方向のプレロードを付与して挟持す
る環状のホルダ45によって構成されていて、内輪41
にて回転軸21の段部21aにナット22を用いて一体
的に組付けられ、またホルダ45にてモータハウジング
31の段部31aとギヤハウジング32の段部32cに
一体的に組付けられている。
【0012】上記のように構成した第1実施形態におい
ては、ラジアル軸受40の製作時に(または軸受を組付
ける前に)おいて、軸方向にて二分割された外輪42
a,42bをホルダ45により軸方向のプレロードを付
与して挟持することができるため、ラジアル軸受40を
ハウジング30と回転軸21間に組付ける際には、プレ
ロードを付与する調整作業(組付作業とは異種の作業)
が不要であり、軸受組付時の作業性を良好として生産性
を高めることができる。
ては、ラジアル軸受40の製作時に(または軸受を組付
ける前に)おいて、軸方向にて二分割された外輪42
a,42bをホルダ45により軸方向のプレロードを付
与して挟持することができるため、ラジアル軸受40を
ハウジング30と回転軸21間に組付ける際には、プレ
ロードを付与する調整作業(組付作業とは異種の作業)
が不要であり、軸受組付時の作業性を良好として生産性
を高めることができる。
【0013】図2は本発明の第2実施形態を示してい
て、この第2実施形態においては、本発明によるラジア
ル軸受140が、単一の内輪141と、軸方向にて二分
割された外輪142a,142bと、内輪141と外輪
142a,142b間にてケージ143によって保持さ
れた多数のボール(鋼球)144と、軸方向にて二分割
された外輪142a,142bを軸受製作時に(または
軸受を組付ける前に)軸方向のプレロードを付与して挟
持する環状のホルダ145によって構成されていて、内
輪141にて回転軸121の段部121aにナット12
2を用いて一体的に組付けられ、またホルダ145に一
体的に設けた筒状の固定用腕部145aの雌ねじ部14
5a1にてギヤハウジング132の雄ねじ部132dに
螺着されてギヤハウジング132の段部132aに位置
決め固定されている。
て、この第2実施形態においては、本発明によるラジア
ル軸受140が、単一の内輪141と、軸方向にて二分
割された外輪142a,142bと、内輪141と外輪
142a,142b間にてケージ143によって保持さ
れた多数のボール(鋼球)144と、軸方向にて二分割
された外輪142a,142bを軸受製作時に(または
軸受を組付ける前に)軸方向のプレロードを付与して挟
持する環状のホルダ145によって構成されていて、内
輪141にて回転軸121の段部121aにナット12
2を用いて一体的に組付けられ、またホルダ145に一
体的に設けた筒状の固定用腕部145aの雌ねじ部14
5a1にてギヤハウジング132の雄ねじ部132dに
螺着されてギヤハウジング132の段部132aに位置
決め固定されている。
【0014】また、この第2実施形態においては、モー
タハウジング131とギヤハウジング132とホルダ1
45の接合部にOリング133が配設されるとともに、
モータハウジング131がホルダ145の固定用腕部1
45a外周に密に嵌合され一部を固定用腕部145aに
設けた凹部145a2にカシメ固定されることにより、
モータハウジング131とギヤハウジング132がホル
ダ145を介して一体化されていて、ホルダ145の固
定用腕部145a以外の外周にはモータハウジング13
1との間に径方向の隙間Sが形成されるようになってい
る。なお、その他の構成は上記第1実施形態の構成と実
質的に同じであるため、100番台の同一符号を付して
説明は省略する。
タハウジング131とギヤハウジング132とホルダ1
45の接合部にOリング133が配設されるとともに、
モータハウジング131がホルダ145の固定用腕部1
45a外周に密に嵌合され一部を固定用腕部145aに
設けた凹部145a2にカシメ固定されることにより、
モータハウジング131とギヤハウジング132がホル
ダ145を介して一体化されていて、ホルダ145の固
定用腕部145a以外の外周にはモータハウジング13
1との間に径方向の隙間Sが形成されるようになってい
る。なお、その他の構成は上記第1実施形態の構成と実
質的に同じであるため、100番台の同一符号を付して
説明は省略する。
【0015】上記のように構成した第2実施形態におい
ては、ラジアル軸受140の製作時に(または軸受を組
付ける前に)おいて、軸方向にて二分割された外輪14
2a,142bをホルダ145により軸方向のプレロー
ドを付与して挟持することができるため、ラジアル軸受
140をハウジング130と回転軸121間に組付ける
際には、プレロードを付与する調整作業(組付作業とは
異種の作業)が不要であり、軸受組付時の作業性を良好
として生産性を高めることができる。
ては、ラジアル軸受140の製作時に(または軸受を組
付ける前に)おいて、軸方向にて二分割された外輪14
2a,142bをホルダ145により軸方向のプレロー
ドを付与して挟持することができるため、ラジアル軸受
140をハウジング130と回転軸121間に組付ける
際には、プレロードを付与する調整作業(組付作業とは
異種の作業)が不要であり、軸受組付時の作業性を良好
として生産性を高めることができる。
【0016】また、上記第2実施形態においては、ホル
ダ145に固定用腕部145aを一体的に設けたため、
固定用腕部145aを用いてラジアル軸受140をハウ
ジング130に固定することができ、ラジアル軸受14
0のハウジング130への固定作業を容易に行うことが
できる。また、固定用腕部145aの外周にモータハウ
ジング131が密に嵌合されるようにして、ホルダ14
5の固定用腕部145a以外の外周にはモータハウジン
グ131との間に径方向の隙間Sが形成されるようにし
たため、ホルダ145によるプレロードが組付によって
変わることがなく、所期のプレロードを付与した状態で
ラジアル軸受140を使用することができる。
ダ145に固定用腕部145aを一体的に設けたため、
固定用腕部145aを用いてラジアル軸受140をハウ
ジング130に固定することができ、ラジアル軸受14
0のハウジング130への固定作業を容易に行うことが
できる。また、固定用腕部145aの外周にモータハウ
ジング131が密に嵌合されるようにして、ホルダ14
5の固定用腕部145a以外の外周にはモータハウジン
グ131との間に径方向の隙間Sが形成されるようにし
たため、ホルダ145によるプレロードが組付によって
変わることがなく、所期のプレロードを付与した状態で
ラジアル軸受140を使用することができる。
【0017】図3は本発明の第3実施形態を示してい
て、この第3実施形態においては、ホルダ145の固定
用腕部145aに筒状の蛇腹部145a3が形成されて
いる。なお、その他の構成は上記第2実施形態の構成と
同じであるため、同一符号を付して説明は省略する。
て、この第3実施形態においては、ホルダ145の固定
用腕部145aに筒状の蛇腹部145a3が形成されて
いる。なお、その他の構成は上記第2実施形態の構成と
同じであるため、同一符号を付して説明は省略する。
【0018】上記のように構成した第3実施形態におい
ては、上記第2実施形態の作用効果が同様に得られると
ともに、ホルダ145の固定用腕部145aに蛇腹部1
45a3を一体的に設けたため、蛇腹部145a3の形
状を適宜に設定して剛性を決めることにより、回転軸1
21のハウジング130に対する支持剛性を適宜に設定
することができる。
ては、上記第2実施形態の作用効果が同様に得られると
ともに、ホルダ145の固定用腕部145aに蛇腹部1
45a3を一体的に設けたため、蛇腹部145a3の形
状を適宜に設定して剛性を決めることにより、回転軸1
21のハウジング130に対する支持剛性を適宜に設定
することができる。
【0019】図4は本発明の第4実施形態を示してい
て、この第4実施形態においては、ホルダ245がギヤ
ハウジング232に対して径方向へ移動不能かつ軸方向
へ移動可能に嵌合され、またホルダ245に一体的に形
成したフランジ状固定用腕部245aがギヤハウジング
232とサークリップ234(モータハウジング231
に組付けられている)間にて一対の環状ゴム235を介
して挟持されることにより軸方向にて弾性支持されるよ
うになっている。なお、その他の構成は上記第1実施形
態の構成と同じであるため、200番台の同一符号を付
して説明は省略する。
て、この第4実施形態においては、ホルダ245がギヤ
ハウジング232に対して径方向へ移動不能かつ軸方向
へ移動可能に嵌合され、またホルダ245に一体的に形
成したフランジ状固定用腕部245aがギヤハウジング
232とサークリップ234(モータハウジング231
に組付けられている)間にて一対の環状ゴム235を介
して挟持されることにより軸方向にて弾性支持されるよ
うになっている。なお、その他の構成は上記第1実施形
態の構成と同じであるため、200番台の同一符号を付
して説明は省略する。
【0020】上記のように構成した第4実施形態におい
ては、上記第1実施形態の作用効果が同様に得られると
ともに、ホルダ245が径方向へ移動不能かつ軸方向へ
移動可能として軸方向にて弾性支持されるようにしたた
め、ラジアル軸受240に過大な軸方向荷重が作用する
のを防止することができて、ラジアル軸受240に大き
なダメージが与えられることを防止することができる。
ては、上記第1実施形態の作用効果が同様に得られると
ともに、ホルダ245が径方向へ移動不能かつ軸方向へ
移動可能として軸方向にて弾性支持されるようにしたた
め、ラジアル軸受240に過大な軸方向荷重が作用する
のを防止することができて、ラジアル軸受240に大き
なダメージが与えられることを防止することができる。
【0021】なお、この第4実施形態において、ホルダ
245のギヤハウジング232に対する嵌合部を凸状R
形状とした場合には、ホルダ245のギヤハウジング2
32に対する接触が面接触から線接触となるため、外力
を受けて曲げ変形するラック軸210によってボールね
じ機構(図示省略)を介して回転軸221がこじられた
場合、ラジアル軸受240がギヤハウジング232に対
して傾動して、ラジアル軸受240の回転抵抗が増加す
ることを抑制する。
245のギヤハウジング232に対する嵌合部を凸状R
形状とした場合には、ホルダ245のギヤハウジング2
32に対する接触が面接触から線接触となるため、外力
を受けて曲げ変形するラック軸210によってボールね
じ機構(図示省略)を介して回転軸221がこじられた
場合、ラジアル軸受240がギヤハウジング232に対
して傾動して、ラジアル軸受240の回転抵抗が増加す
ることを抑制する。
【0022】上記各実施形態においては、外輪が軸方向
にて分割されているラジアル軸受に本発明を実施した
が、内輪が軸方向にて分割されているラジアル軸受にも
本発明は同様に実施し得るものであり、上記各実施形態
に限定されるものではない。
にて分割されているラジアル軸受に本発明を実施した
が、内輪が軸方向にて分割されているラジアル軸受にも
本発明は同様に実施し得るものであり、上記各実施形態
に限定されるものではない。
【0023】また、上記各実施形態においては、ホルダ
が環状のものについて説明したが、ホルダは特にこれに
限定されるものではなく、軸受単体でプレロードが管理
できるものであれば、軸受の内・外輪の一部を覆うよう
なものでもよい。
が環状のものについて説明したが、ホルダは特にこれに
限定されるものではなく、軸受単体でプレロードが管理
できるものであれば、軸受の内・外輪の一部を覆うよう
なものでもよい。
【0024】また、上記各実施形態においては、車両用
電動式パワーステアリング装置に採用されるラジアル軸
受に本発明を実施したが、本発明は他の種々な装置に採
用されるラジアル軸受にも同様にまたは適宜変更して実
施し得るものであり、上記各実施形態に限定されるもの
ではない。
電動式パワーステアリング装置に採用されるラジアル軸
受に本発明を実施したが、本発明は他の種々な装置に採
用されるラジアル軸受にも同様にまたは適宜変更して実
施し得るものであり、上記各実施形態に限定されるもの
ではない。
【図1】 本発明によるラジアル軸受を車両用電動式パ
ワーステアリング装置に実施した第1実施形態を示す要
部断面図である。
ワーステアリング装置に実施した第1実施形態を示す要
部断面図である。
【図2】 本発明によるラジアル軸受を車両用電動式パ
ワーステアリング装置に実施した第2実施形態を示す要
部断面図である。
ワーステアリング装置に実施した第2実施形態を示す要
部断面図である。
【図3】 本発明によるラジアル軸受を車両用電動式パ
ワーステアリング装置に実施した第3実施形態を示す要
部断面図である。
ワーステアリング装置に実施した第3実施形態を示す要
部断面図である。
【図4】 本発明によるラジアル軸受を車両用電動式パ
ワーステアリング装置に実施した第4実施形態を示す要
部断面図である。
ワーステアリング装置に実施した第4実施形態を示す要
部断面図である。
10…ラック軸、20…電動機、21…回転軸、30…
ハウジング、31…モータハウジング、32…ギヤハウ
ジング、40…ラジアル軸受、41…内輪、42a,4
2b…外輪、43…ケージ、44…ボール、45…ホル
ダ。
ハウジング、31…モータハウジング、32…ギヤハウ
ジング、40…ラジアル軸受、41…内輪、42a,4
2b…外輪、43…ケージ、44…ボール、45…ホル
ダ。
Claims (3)
- 【請求項1】 外輪または内輪が軸方向にて分割されて
いて、軸方向にてプレロードが付与された状態にてハウ
ジングと回転軸間に介装されて使用されるラジアル軸受
において、軸方向にて分割された外輪または内輪を軸方
向のプレロードを付与して挟持するホルダを設けたこと
を特徴とするラジアル軸受。 - 【請求項2】 前記ホルダに固定用腕部を一体的に設け
たことを特徴とする請求項1記載のラジアル軸受。 - 【請求項3】 前記ホルダを径方向へ移動不能かつ軸方
向へ移動可能として軸方向にて弾性支持されるようにし
たことを特徴とする請求項1または2記載のラジアル軸
受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325561A JP2000145766A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ラジアル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325561A JP2000145766A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ラジアル軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000145766A true JP2000145766A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18178279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10325561A Pending JP2000145766A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ラジアル軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000145766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113107972A (zh) * | 2015-09-10 | 2021-07-13 | 斯凯孚公司 | 用于预紧轴承的张力装置和方法 |
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1998
- 1998-11-16 JP JP10325561A patent/JP2000145766A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113107972A (zh) * | 2015-09-10 | 2021-07-13 | 斯凯孚公司 | 用于预紧轴承的张力装置和方法 |
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