JP2000144702A - 樹脂補強ネットの製法 - Google Patents
樹脂補強ネットの製法Info
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- JP2000144702A JP2000144702A JP10315226A JP31522698A JP2000144702A JP 2000144702 A JP2000144702 A JP 2000144702A JP 10315226 A JP10315226 A JP 10315226A JP 31522698 A JP31522698 A JP 31522698A JP 2000144702 A JP2000144702 A JP 2000144702A
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- Pending
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
法に関する。 【解決手段】樹脂シ−トに縦横に並べて孔部を穿孔する
と共に、横方向に形成された非穿孔部にプレス加工にて
突起を形成し、これを縦方向に延伸して対向する一対の
延伸部を形成して前記穿孔部を細長い孔部とし、非延伸
部に突起を備えたことを特徴とする樹脂補強ネットの製
法。 3‥非穿孔部、4‥非穿孔部に形成した突起、5‥延伸
後の孔、5a‥延伸部、5b‥非延伸部、15‥樹脂補
強ネット。
Description
の樹脂ネットの製法に関するものである。
工業用地或いは道路用地とするケ−スが多くなってお
り、この盛土上に建築物等が建てられることから盛土の
崩壊があってはならない。このため、盛土の際に合成樹
脂製の補強ネットを所定の間隔をもって水平に敷き、こ
れに数十cmの盛土をし、この盛土工程を繰り返すこと
によって宅地等の盛土造成が行われている。
ネットであり、この孔を介して上下の盛土が連結しあ
い、崩落を防止するものである。この盛土の崩落に抗す
るため、上記ネットは超高分子量ポリエチレン等の高延
伸性の樹脂をシ−ト一方向又は二方向に延伸して分子配
列をリニアとしたものが用いられる。即ち、盛土の崩落
が予測される方向にネットの分子配列方向を合せたもの
であり、盛土が動こうとする際にネットが伸びることな
く強度が保てるようにしたものである。
要を示すが、例えば図6に示すポリエチレン製シ−ト2
0に丸型又は矩形の孔21を打ち抜き、これを例えば一
軸延伸加工させた樹脂補強ネット30を得るものであ
り、前記孔21は延伸された一対の対向する辺31aと
非延伸状態の対向する辺31bとによって細長く引き延
ばされた孔形状31となる。
抗力を表すのには、通常はネット30上に所定の厚さの
盛土を行い、このネット30を盛土中より引き抜く際の
抵抗をもって表されるが、本来的に引抜抵抗は引抜方向
に直角の非延伸辺31bの厚さ、即ち引抜方向に対する
面積によってほぼきまっていた。このため基体となるシ
−ト20の厚さを厚いものを用いたり、敷設されるネッ
ト30の上下間隔即ち盛土の量を少なくする対策が立て
られていた。しかしながら、シ−ト20を厚くすること
は施工のコストアップにすぐはね返り好ましくはない。
又、非延伸部といっても延伸部との境界はなだらかな傾
斜面を形成するため所定の引抜抵抗が得られにくいもの
であった。
トにヒレ状部を成形して土中引抜抵抗を向上させた樹脂
補強ネットの製法を提供するものである。
決するためになされたものであって、発明の要旨は、樹
脂シ−トに縦横に並べて孔部を穿孔すると共に、横方向
に形成された非穿孔部にプレス加工にて突起を形成し、
これを縦方向に延伸して対向する一対の延伸部を形成し
て前記穿孔部を細長い孔部とし、非延伸部に突起を備え
たことを特徴とする。
関するものであり、ネットの延伸方向に直角となる非延
伸部に延伸前に突起部をプレス加工にて形成するもので
あり、これによって土中引抜抵抗が著しく大きくなるも
のである。この樹脂補強ネットは一般には耐食性の高い
ポリプロピレンやポリエチレン製シ−トからなってお
り、従って接着剤の使用はほとんど難しく、このためネ
ットに突起を固着することは事実上難しかった。
し、ネットの延伸方向に直角となる非延伸部に突起部を
プレス加工にて形成するもので、突起を備える非延伸部
の位置は、非穿孔部にて形成される十字部に形成しても
よいが、好ましくは樹脂シ−トの縦方向に並ぶ孔部に挟
まれた非穿孔部にプレス加工にて突起を形成するのがよ
い。こうすることによって、ネットを形成した際に、細
長く形成された孔部に対して突起は例えばタイヤのスパ
イク状に形成されたものであり、盛土に対してスパイク
効果も付加される。この突起の形成時はシ−トに孔を穿
孔すると同時にプレス加工にて突起を形成するのが製造
工程上及びコスト上好ましい。尚、非穿孔部にて形成さ
れる十字部に突起をプレス加工する場合には、延伸時に
突起加工部分に応力集中が起こり、初期の突起形状を保
持したまま成形することが難しくなることもある。この
ように、
明する。図1は本発明の樹脂補強ネットの基体となるシ
−トの平面図であり、図2はA−A線での断面図であ
る。そして、厚さ2mmのポリエチレン製のシ−ト1に
10mm×20mmの矩形の孔2を縦横に10mm及び
15mmの間隔に並べて穿孔した。そして、穿孔と同時
に延伸方向に直角に穿孔部孔2に挟まれた非穿孔部3、
即ち矩形の孔2の短辺にプレス加工にて突起4を形成し
たものである。
ト1に矩形の孔2を開けるカッタ−12を備えた上下型
10、11にこのカッタ−12間に凸部13と凹部14
を備えておき、これにてシ−ト1を塑性変形させて突起
4を形成するものである。突起4の高さは4mmであっ
た。そして、この矩形の孔2の長辺方向に延伸して地盤
補強用の樹脂ネット15を得た。
4に、B−B線での断面図を図5に示す。樹脂補強ネッ
ト15における孔5は対向した延伸部5aと非延伸部5
bとから形成され、延伸部5aの長さは150mmであ
った。そして非延伸部5bに突起4がそのまま形成され
たものである。
抜方向に直角の部位に突起を備えた構造となるため、こ
れによって引抜抵抗が極めて大きくなるものである。加
えて、接着が困難な樹脂ネットの表面に効果的に突起を
形成することができたものである。
−トの平面図である。
トの平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂シ−トに縦横に並べて孔部を穿孔す
ると共に、横方向に形成された非穿孔部にプレス加工に
て突起を形成し、これを縦方向に延伸して対向する一対
の延伸部を形成して前記穿孔部を細長い孔部とし、非延
伸部に突起を備えたことを特徴とする樹脂補強ネットの
製法。 - 【請求項2】 樹脂シ−トの縦方向に並ぶ孔部に挟まれ
た非穿孔部にプレス加工にて突起を形成した請求項第1
項記載の樹脂補強ネットの製法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315226A JP2000144702A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 樹脂補強ネットの製法 |
TW088119247A TW457317B (en) | 1998-11-06 | 1999-11-04 | Resin net and its production method, and drawn product of polyethylene based resin |
DE69923644T DE69923644T2 (de) | 1998-11-06 | 1999-11-05 | Harznetz und dessen Herstellungsverfahren |
US09/434,177 US6343895B1 (en) | 1998-11-06 | 1999-11-05 | Resin net and its production method |
EP99308825A EP0999037B1 (en) | 1998-11-06 | 1999-11-05 | Resin net and production methods thereof |
CNB991273508A CN1138627C (zh) | 1998-11-06 | 1999-11-05 | 树脂网及其生产方法以及聚乙烯基树脂的拉伸产品 |
KR1019990048760A KR100648470B1 (ko) | 1998-11-06 | 1999-11-05 | 수지 네트와 그 제조방법, 그리고 폴리에틸렌계 수지 연신물 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10315226A JP2000144702A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 樹脂補強ネットの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144702A true JP2000144702A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18062919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10315226A Pending JP2000144702A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 樹脂補強ネットの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000144702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2014087882A1 (ja) * | 2012-12-05 | 2017-01-05 | 住友ベークライト株式会社 | 樹脂層付き金属層、積層体、回路基板および半導体装置 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10315226A patent/JP2000144702A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2014087882A1 (ja) * | 2012-12-05 | 2017-01-05 | 住友ベークライト株式会社 | 樹脂層付き金属層、積層体、回路基板および半導体装置 |
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A02 | Decision of refusal |
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