JP2000143814A - オルガノポリシロキサンエマルジョン及びその製造方法 - Google Patents

オルガノポリシロキサンエマルジョン及びその製造方法

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JP2000143814A
JP2000143814A JP10321010A JP32101098A JP2000143814A JP 2000143814 A JP2000143814 A JP 2000143814A JP 10321010 A JP10321010 A JP 10321010A JP 32101098 A JP32101098 A JP 32101098A JP 2000143814 A JP2000143814 A JP 2000143814A
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裕美 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料、繊維処理剤、潤滑剤、離型剤、ガラ
ス繊維処理剤、艶出剤、消泡剤、紙処理剤等に有効に利
用されるオルガノポリシロキサンエマルジョン及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】 乳化剤として、下記一般式(I)で表さ
れ、かつ、下記式(II)を満足するHLB10以上の非
イオン界面活性剤と、オルガノポリシロキサンとを含有
することを特徴とするオルガノポリシロキサンエマルジ
ョン。 【化1】 【数1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オルガノポリシロ
キサンエマルジョン及びその製造方法に関し、更に詳し
くは、化粧料、繊維処理剤、潤滑剤、離型剤、ガラス繊
維処理剤、艶出剤、消泡剤、紙処理剤等に有効に利用さ
れるオルガノポリシロキサンエマルジョン及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オルガノポリシロキサンエマ
ルジョンの製造法としては、乳化重合法が知られている
が(特公昭41−13995号公報、同43−1880
0号公報)、この方法では出発物質であるモノマーのオ
ルガノシロキサンが10%程度未重合のまま残るので、
香粧品等に利用できないため、オルガノポリシロキサン
オイル、特に、高重合オルガノポリシロキサンオイルを
乳化する技術は重要なものとなっている。
【0003】従来において、高重合オルガノポリシロキ
サンオイルを乳化する技術としては、例えば、乳化剤を
用いて、ホモミキサーなどの一般的な高剪断力乳化装置
を用いる方法が一般に知られているが、この方法では粘
度が1万cpを越えるオルガノポリシロキサンは乳化でき
ないことが知られている(特開平5−32788号公報
の「従来技術」の欄)。例えば、特開昭52−3848
5号公報では、炭素数18のアルコールエトキシレート
または脂肪酸エトキシレートを80〜90℃で調製する
ため、高温乳化が必要であり、また、ホモミキサーを用
いているため高重合オルガノポリシロキサンは乳化でき
ず、かつ、高濃度化(実施例では15%)もできないと
いう課題がある。
【0004】また、特公昭46ー10162号公報は、
オルガノポリシロキサンと乳化剤と水とを混合し、3本
ロールを通すことで混練物を作製し、これを更に水で希
釈することによって乳化物を得る方法を開示している
が、ロール練り機では全体混合が充分でないために、油
浮きを起こすなどの課題があり、満足する乳化物は得ら
れていないものである。
【0005】更に、特開昭56−89832号公報、特
開平9−67442号公報は、オルガノポリシロキサン
と、乳化剤と、水とをクリアランスの狭い高剪断力乳化
機に連続的に供給し、これを通すことで混合物を作り、
更に水で希釈することによって乳化物を得る方法を開示
しているが、高剪断力が必要なこと、また連続装置であ
るため混合物の粘性が高くなると装置内で閉塞を起こす
などの課題がある。
【0006】また、低剪断力乳化装置を用いる、乳化法
としては、例えば、乳化剤液晶と、オルガノポリシロキ
サンとを混合した混合物に水を添加してエマルジョンを
得る方法(特開平5−32789号公報)や、オルガノ
ポリシロキサンと、乳化剤と、水とを混合した混合物
に、第2乳化剤や水を添加してエマルジョンを得る方法
(特開平6−184315号公報)などが知られてい
る。これらの公報に開示される技術は、いずれもオルガ
ノポリシロキサンと乳化剤と必要であれば水相の一部を
混合又は混練し、その混合物を転相または希釈すること
でエマルジョンを得る方法であり、また、これらの公報
には、全体混合や剪断を与える方法として、プロペラ・
アンカー・リボン翼等、また、装置として、タービュラ
イザー・パドルミキサー等必要な剪断を与える手段など
を列挙している。しかしながら、実際に、これら装置を
使用して乳化法を行う場合、オルガノポリシロキサンと
乳化剤(+水)との混合物が高粘度で付着性が高い物性
となることが多く、攪拌翼や乳化槽内のデッドスペース
に付着蓄積を起こし、混合不良や分散不良を起こし易い
が、このような事象に対する具体的な解決手段や最適機
種については記載ないし示唆もされていない。
【0007】また、上記オルガノポリシロキサンエマル
ジョンの製造に用いる製造装置として、例えば、特開昭
63−125530号公報にはアンカー等の全体攪拌翼
とディスパー翼(ホモミクサー)の筒型乳化装置(コン
ビミクサー)が開示されているが、ディスパー翼のよう
な高剪断乳化機が必要であること、高粘度物の混合に対
しては高い動力が必要であることから効率的とはいいが
たく、またアンカー翼を用いることで羽根への内容物の
付着についても完全に解決されてはいないのが現状であ
る。
【0008】一方、抗菌剤、防腐剤などを含有したオル
ガノポリシロキサンエマルジョンも知られているが、防
腐剤などを含有したオルガノポリシロキサンエマルジョ
ンは乳化安定性が悪く、満足のいく抗菌剤、防腐剤など
を含有したオルガノポリシロキサンエマルジョンが得ら
れていないのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、乳化
重合法や高剪断力乳化装置を用いることなく、混合装置
にかかる負荷を著しく軽減できるエマルジョン組成と
し、かつ、効率的に安定性の良いオルガノポリシロキサ
ンエマルジョン及びその製造方法を提供することを目的
し、更に、乳化安定性が良く、かつ、優れた抗菌効果を
有するオルガノポリシロキサンエマルジョンを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の非イオ
ン界面活性剤と、オルガノポリシロキサンとを含有する
ことにより、また、特定の非イオン界面活性剤と、オル
ガノポリシロキサンと、パラオキシ安息香酸アルキル
と、ヒドロキシエタンホスホン酸とを含有することによ
り、上記目的のオルガノポリシロキサンエマルジョン及
びその製造方法を得ることに成功し、本発明を完成する
に至ったのである。すなわち、本発明は、次の(1)〜(4)
に存する。 (1) 乳化剤として、下記一般式(I)で表され、かつ、
下記式(II)を満足するHLB10以上の非イオン界面
活性剤と、オルガノポリシロキサンとを含有することを
特徴とするオルガノポリシロキサンエマルジョン。
【化3】
【数2】 (2) 乳化剤として、下記一般式(III)で表されるHL
B10以上の非イオン界面活性剤と、オルガノポリシロ
キサンとを含有することを特徴とするオルガノポリシロ
キサンエマルジョン。
【化4】 (3) 更に、パラオキシ安息香酸アルキル(アルキル:炭
素数1〜4)から選ばれる少なくとも1種と、ヒドロキ
シエタンホスホン酸とを含有し、pHが1.5〜4.0
である上記(1)又は(2)記載のオルガノポリシロキサンエ
マルジョン。 (4) 上記(1)〜(3)の何れか一つに記載のオルガノポリシ
ロキサンエマルジョンの製造方法であって、下記(a)〜
(c)工程を含むことを特徴とするオルガノポリシロキサ
ンエマルジョンの製造方法。 (a) 乳化剤と水を混合し液晶を形成させる工程。 (b) 液晶とオルガノポリシロキサンを混合又は混練する
工程。 (c) 上記(b)工程で得られた混合物と、水とを混合又は
希釈分散してエマルジョンとする工程。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。本発明のオルガノポリシロキサンエマル
ジョンは、乳化剤として、下記一般式(I)で表され、
かつ、下記式(II)を満足するHLB10以上の非イオ
ン界面活性剤と、オルガノポリシロキサンとを含有する
ことを特徴とするものであり、また、乳化剤として、下
記一般式(III)で表されるHLB10以上の非イオン
界面活性剤と、オルガノポリシロキサンとを含有するこ
とを特徴とするものである。
【化5】
【数3】
【化6】
【0012】本発明に用いる上記一般式(I)で表さ
れ、かつ、上記式(II)を満足するHLB10以上の非
イオン界面活性剤は、ポリオキシエチレン(POE)ア
ルキル若しくはアルケニルエーテルであり、上記一般式
(I)中のRは、炭素数が10〜18、好ましくは、1
2〜18、更に好ましくは、14〜18のアルキル基又
はアルケニル基であることが望ましい。上記一般式
(I)中のRの炭素数が10未満であると、乳化物の安
定性が悪くなり、また、Rの炭素数が18を越えて大き
いと、乳化剤の融点が高くなるため乳化温度を非常に高
くしなければならず製造困難となり、好ましくない。ま
た、上記一般式(II)において、最も重量%の多い付加
モル数をn(MAX)としたとき、n(MAX)は、15以上(1
5〜100)、好ましくは、18以上(18〜10
0)、更に好ましくは20以上(20〜100)である
ことが望ましい。n(MAX)が15未満であると、乳化物
製造工程における中間体混合物の粘度が非常に高くな
り、製造が困難となる場合がある。また、乳化物の安定
性においても、経日保存中の粘度の上昇があり、乳化物
のハンドリング上、好ましくない。
【0013】更に、上記一般式(II)において、ナロー
度となるYiは、55重量%以上、好ましくは、60重
量%以上であることが望ましい。Yiが55重量%未満
であると、乳化物製造工程における中間体混合物の粘度
が非常に高くなり、製造が困難となる場合がある。ま
た、乳化物の安定性においても、経日保存中の粘度の上
昇があり、乳化物のハンドリング上、好ましくない。具
体的に、上記ナロー度を表す式を例を挙げて説明する
と、例えば、35モルのものが最も多いとすると(n(M
AX)=35)、付加モル数33〜37のものが、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル中の55重量%を占める
ことを意味する。また、本発明に用いる上記一般式
(I)で表され、かつ、上記式(II)を満足する非イオ
ン界面活性剤のHLB(親水親油バランス:Hydrophile
-Lipophile-Balance)が10未満のものであると、オル
ガノポリシロキサンの乳化自体が困難となる場合があ
り、また、乳化できても乳化物の安定性が悪くなり、好
ましくない。
【0014】本発明の上記一般式(I)及び(II)を満
足する狭いエチレンオキサイド付加モル分布を持ったポ
リオキシエチレンアルキルエーテルの製造法は、特に限
定されるものではなく、高級アルコールとエチレンオキ
サイドから常法により合成した反応生成物から、蒸留な
どにより必要分子量範囲のものを分取することにより得
られる。また、特開平1−164437号公報や特開平
8−268919公報記載の方法を用いれば、狭いエチ
レンオキサイド付加モル分布を有するポリオキシエチレ
ンアルキルエーテルを容易に得ることができる。
【0015】また、本発明では、上記一般式(I)で表
され、かつ、上記式(II)を満足するHLB10以上の
非イオン界面活性剤の他、上記一般式(III)で表され
るHLB10以上の非イオン界面活性剤(ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル)を使用又は併用しても、目的
のオルガノポリシロキサンエマルジョンが得られるもの
となる。上記一般式(III)において、R1は炭素数14
〜18のアルキル基であり、かつ、炭素数16のアルキ
ル基をもつものが60重量%以上含まれていることが必
要である。上記一般式(III)中のR1の炭素数が14未
満であると、乳化安定性が悪くなり、また、Rの炭素数
が18を越えて大きいと、乳化剤の融点が高くなり、製
造困難となり、好ましくない。また、炭素数16のアル
キル基が60重量%未満であると、その分アルキル鎖の
長いもの、若しくは短いものが含めれることになり、乳
化安定性の劣化や製造困難またはその両方が起こること
となり、好ましくない。上記一般式(III)中のnは、
10〜25の整数、好ましくは、12〜23の整数、更
に好ましくは、15〜20の整数のものが望ましい。n
が10未満であると、HLBが10未満となり、乳化物
の安定性が悪くなり、また、25を越えると、やはり乳
化物の安定性が悪くなり、好ましくない。
【0016】本発明に用いる上記一般式(III)で表さ
れる非イオン界面活性剤のHLB(親水親油バランス:
Hydrophile-Lipophile-Balance)は、乳化物の安定性の
面から10以上であることが必要である。上記一般式
(III)で表される非イオン界面活性剤のHLBが10
未満であると、オルガノポリシロキサンの乳化自体が困
難となる場合があり、また、乳化できても乳化物の安定
性が悪くなり、好ましくない。
【0017】本発明に用いるオルガノポリシロキサンと
しては、特に限定されるものではないが、例えば、ジメ
チルシリコーン、アルキル変成シリコーン、アミノ変成
シリコーン、エポキシ変成シリコーン、環状シリコー
ン、メチルフェニルシリコーンなどが挙げられ、これら
は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
好ましくは、動粘度5000〜1000,000cSt
のものが望ましく、更に好ましくは、上記範囲の動粘度
のジメチルシリコーンが好適である。上記範囲の動粘度
のジメチルシリコーンと、上記物性の非イオン界面活性
剤との組み合わせにより、更に優れた乳化安定性を有す
る目的のオルガノポリシロキサンエマルジョンが得られ
るものとなる。
【0018】本発明において、好ましい組成は、エマル
ジョン全量に対して、(A):上記一般式(I)で表さ
れ、かつ、上記式(II)を満足するHLB10以上の非
イオン界面活性剤及び/又は上記一般式(III)で表さ
れるHLB10以上の非イオン界面活性剤:0.2〜1
0重量%であり、(B):オルガノポリシロキサン:3
0〜60重量%であり、重量比で(A)/(B)=0.
005〜0.2、より好ましくは0.05〜0.1であ
るものが望ましい。上記夫々の配合量の範囲及び重量比
とすることにより、優れた乳化安定性を有する目的のオ
ルガノポリシロキサンエマルジョンが得られるものとな
る。上記夫々の配合量の範囲及び重量比から外れるもの
であると、目的のオルガノポリシロキサンエマルジョン
が得られないものとなる。中間体混合物の粘性は、レオ
メーターによる進入弾性力400g以下、より好ましくは2
50g以下とすることが望ましい。この中間体混合物と
は、後述する製造工程において、乳化剤と水相の一部と
オルガノポリシロキサンを混合(混練)したもので、高
粘性を示す。この中間体混合物の粘性が高いと、混合
(混練)装置にかかる負荷が大きくなり、場合によって
は、製造不可能となることがある。
【0019】本発明において、水相としては、水(イオ
ン交換水、精製水)、必要に応じて、水溶性高分子など
の分散安定化剤、界面活性剤、低級アルコール、多価ア
ルコール等の低温安定化剤、抗菌剤、酸、キレート剤等
を加えることができる。水等の配合量は、エマルジョン
を生成する範囲内で行うことができる。
【0020】更に本発明では、乳化安定性が良く、か
つ、優れた抗菌効果を有するオルガノポリシロキサンエ
マルジョンとする場合は、上記一般式(I)で表され、
かつ、上記式(II)を満足する非イオン界面活性剤及び
/又は上記一般式(III)で表される非イオン界面活性
剤と、オルガノポリシロキサンと、パラオキシ安息香酸
アルキル(アルキル:炭素数1〜4)から選ばれる少な
くとも1種と、ヒドロキシエタンホスホン酸(EHD
P)とを含有し、pHを1.5〜4.0、より好ましく
は、pHを1.8〜3.0とすることが好ましい。上記
抗菌効果を有するパラオキシ安息香酸アルキル(アルキ
ル:炭素数1〜4)と、キレート作用を有するEHDP
とを更に含有せしめ、pHを1.5〜4.0とすること
により、初めて乳化安定性が良く、かつ、優れた抗菌効
果を有するオルガノポリシロキサンエマルジョンとなる
ものである。なお、pHを上記1.5〜4.0とするた
めに、クエン酸、リン酸、安息香酸、塩酸、硫酸又はこ
れらの塩などのpH調整剤を適宜添加することもでき
る。オルガノポリシロキサンエマルジョンのpHが1.
5未満であると、製造装置の腐食や取り扱いにおける安
定性に問題があり、また、他製品への配合を行う場合に
も、後にpH調整を行う必要が生じることとなる。ま
た、pHが4.0を越えると、防腐力が低下することと
なり、好ましくない。
【0021】パラオキシ安息香酸アルキルとしては、パ
ラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、
パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチ
ルが挙げられ、これらは単独で又は2種以上併用するこ
とができる。パラオキシ安息香酸アルキルの含有量は、
エマルジョン全量に対して、0.1〜1.0重量%、好
ましくは、0.3〜0.5重量%であり、また、EHD
Pの含有量は、エマルジョン全量に対して、0.01〜
0.5重量%、好ましくは、0.05〜0.25重量%
である。
【0022】本発明となる上記成分を含有せしめたオル
ガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法としては、
例えば、上記乳化剤となる上記一般式(I)で表され、
かつ、上記式(II)を満足する非イオン界面活性剤及び
/又は上記一般式(III)で表される非イオン界面活性
剤と、水とを混合して液晶とし、この液晶とオルガノポ
リシロキサンとを混合した混合物を水で希釈してエマル
ジョン(乳化物)とする方法、若しくは、オルガノポリ
シロキサン分割添加する方法、または、ナウターミキサ
ーを用いて製造する方法などが挙げられる。
【0023】上記ナウターミキサーとしては、例えば、
図1に示すように、逆円錐型容器10にスクリュー型撹
拌翼部20を有し、かつ、該スクリュー型撹拌翼部20
を自転させると共に公転させる手段(駆動機構部)30
を備えた撹拌装置(乳化装置)40が挙げられる。な
お、図1中の11は内容液の抜き出し口部、21は翼
部、22は軸部、31及び32は共に駆動部である。ま
た、このナウターミキサーにおける「自転」とは、図2
に示すように、スクリュー型撹拌翼部20自身の回転
で、内容物を底部に押し込む回転方向(押し込み)k1
と、その逆回転(巻き上げ)k2との二通りがあり、ま
た、「公転」とは、スクリュー型撹拌翼部20を含む軸
全体22が、逆円錐型容器10の壁面に沿って動く回転
運動をいう。そして、この自転及び公転は、手段(駆動
機構部)30により同時に作動できるものである。な
お、図2中のDは槽径、dは羽径を示す。このナウター
ミキサーの使用において、混合物の分散・希釈工程で
は、上記押し込み・巻き上げの両方を交互に組み合わせ
るのが好ましい。これにより、混合物の比重が希釈水相
よりも軽く混合物が浮遊してしまう場合でも充分に分散
希釈できることとなる。また、公転の回転方向は、特に
限定されるものでないが、好ましくは図3(a)及び
(b)に示すように、高粘度混合物の混合においてはス
クリューの自転回転方向と逆回転にすることが好まし
い。その理由は、図3(a)及び(b)に示すように混
合物をスクリューと壁面との間に巻き込みやすくなるた
め混合率が上がるためである。高粘度混合物の混合時
の、自転と公転の回転数の比は、自転回転数/公転回転
数が5〜50、好ましくは10〜40であることが望ま
しい。
【0024】この撹拌装置(ナウターミキサー)40で
は、撹拌容器の形状を逆円錐型容器10とするので、乳
化法で得られるオルガノポリシロキサンと乳化剤の高粘
度混合物を、底部の狭い空間に集めることができるた
め、効率的に剪断をかけることができ、かつデッドスペ
ースもできなくなり、デッドスペースに内容物が付着蓄
積を起こすことがなくなることとなる。また、混合物の
混合時に、必要に応じてジャッケット等で温度調節を行
う場合は、内容物の体積当たりの伝熱面積が大きいため
効果的に温度調節ができるという利点もある。更に、ス
クリュー型撹拌翼部20を押し込み方向の回転(自転)
で用いることにより、内容物の飛散等もなく効率的に混
合でき、また、そのスクリュー翼型撹拌翼部20を容器
壁面に沿って運動(公転)させることによって、壁面に
付着した内容物を効率的に掻き落とすことによりデッド
スペースを持たない効率的な全体混合が実現できること
となる。更にまた、スクリュー型撹拌翼部20の回転パ
ターン(自転・公転)を組み合わせることによって、転
相・分散・希釈を行えるため、単一の装置で製造が行う
ことができるので効率よくオルガノポリシロキサンエマ
ルジョンが製造されることとなる。
【0025】本発明のオルガノポリシロキサンエマルジ
ョンの具体的製造方法としては、下記〜の方法など
により製造することができる。 まず乳化剤と水相の一部とを混合することにより液
晶を形成する工程、この液晶にオルガノポリシロキサン
を混合・分散(混練)し、分散相がオルガノポリシロキ
サン、連続相が液晶となる混合物を形成する工程、次い
で、この混合物に水相を混合して目的のエマルジョン
(液晶相消失)を得る工程や、 乳化剤と水相の一部とを混合することにより液晶を
形成する工程、この液晶にオルガノポリシロキサンの一
部を均一に混合・分散(混練)する工程、これにより得
られた均一混合物とオルガノポリシロキサンの残部とを
更に均一に混合・分散(混練)する工程、次いで、この
工程で得られた均一混合物と水相とを混合して目的のエ
マルジョンを得る工程により製造することができる。こ
の液晶を形成する工程を含む製造ステップの方が微細で
安定な乳化物が得られるので好ましい。このとき、液晶
を形成させるための乳化物と水相の配合比は、重量で乳
化物:水相=10:1〜1:1、より好ましくは、4:
1〜2:1とすることが望ましい。上記範囲外の配合比
では、液晶ができない場合があり、また、液晶ができて
も安定な乳化物は得られないものとなる。
【0026】 通常どおり、液晶を形成することな
く、乳化剤とオルガノポリシロキサンとを均一に混合・
分散(混練)させた後、この均一混合物を水に乳化分散
させてオルガノポリシロキサンエマルジョンを得てもよ
い。 ナウターミキサーを使用する製造ステップとしては、
少なくともオルガノポリシロキサンと乳化剤と水相の一
部とを混練する工程と、この工程で得られた混練物を水
相で分散する工程とを少なくとも含む工程を上記ナウタ
ーミキサーで行うことにより、目的のエマルジョンを製
造することができる。なお、上記〜において使用す
る混合装置などは特に限定されるものではなく、パド
ル、ミキサー等の撹拌機などを使用することができる。
また、上記〜において、パラオキシ安息香酸アルキ
ル(アルキル:炭素数1〜4)及びヒドロキシエタンホ
スホン酸(EHDP)の添加は、特に限定するものでは
ないが、オルガノポリシロキサンエマルジョン形成後、
添加することが好ましい。
【0027】本発明において、上記乳化剤となる上記一
般式(I)で表され、かつ、上記式(II)を満足する非
イオン界面活性剤及び/又は上記一般式(III)で表さ
れる非イオン界面活性剤と、オルガノポリシロキサンと
を含有したオルガノポリシロキサンエマルジョンでは、
乳化重合法や高剪断力乳化装置(高圧乳化機、ホモミキ
サー、コロイドミル等)を用いることなく、混合装置に
かかる負荷を著しく軽減できるエマルジョン組成とし、
かつ、効率的に安定性の良いオルガノポリシロキサンエ
マルジョンが得られるものとなる。また、本発明におい
て、上記乳化剤となる上記一般式(I)で表され、か
つ、上記式(II)を満足する非イオン界面活性剤及び/
又は上記一般式(III)で表される非イオン界面活性剤
と、オルガノポリシロキサンと、パラオキシ安息香酸ア
ルキル(アルキル:炭素数1〜4)から選ばれる少なく
とも1種と、ヒドロキシエタンホスホン酸(EHDP)
とを含有し、pHを1.5〜4.0とすることにより、
初めて乳化安定性が良く、かつ、優れた抗菌効果を有す
るオルガノポリシロキサンエマルジョンが得られるもの
となる。本発明方法では、上記夫々の効果等を有するオ
ルガノポリシロキサンエマルジョンが効率的に得られる
ものとなる。
【0028】
【実施例】以下に、実施例、比較例及び試験例等を挙げ
て本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記実施例
によって何ら限定されるものではない。
【0029】(実施例1〜4及び比較例1〜2)下記表
1に示される配合組成により、エマルジョン(乳化物)
を調製した。乳化物の調製は、非イオン界面活性剤(乳
化剤)と、水とを混合(このときの乳化剤と水の重量比
は、乳化剤:水=3:1)して液晶とし(液晶形成工
程)、この液晶とオルガノポリシロキサンとを混合し
(混練工程)、この混合物に水を添加して乳化物(分散
工程)とした。製造装置は、図1に示す10Lナウター
ミキサー(ホソカワミクロン社製)を用いた。なお、d
/Dは0.21であり、回転方向は押し込みであり、液
晶形成工程での回転数は自転310rpm、公転11r
pm、混練時間10分であり、混練工程での回転数は自
転310rpm、公転11rpm、混練時間70分であ
り、分散工程での回転数は自転400rpm、公転15
rpm、分散時間80分とした。
【0030】得られたオルガノポリシロキサンエマルジ
ョンについて、下記測定方法により、中間体粘性(レオ
メーターによる進入弾性力)、乳化安定性(室温1ヶ月
保存)を評価した。これらの結果を下記表1に示す。 (1)中間体粘性評価法 中間体をψ16.5mm、高さ90mmの試験管に充填
し、レオメーター(レオテック社、NRM-2010J-CW)を用
いて測定した。 アダプター:進入弾性用ψ5mm 進入速度:2cm/min、深度20mmに達した時点
での荷重(g)。 (2)乳化安定性評価法 乳化物を50mlのガラスサンプル瓶に入れ、室温で静
置させ、経日(1ヶ月)で下記評価基準で分離安定性を
評価した。 評価基準: ○:1Mで分離なし △:1W〜1Mで分離なし ×:1W以内で分離
【0031】
【表1】
【0032】上記表1の結果から明らかなように、本発
明となる実施例1〜4は、本発明範囲外となる比較例1
〜2に較べて、安定性の良いオルガノポリシロキサンエ
マルジョンとなることが判明した。
【0033】(実施例5〜6及び比較例3〜4)下記表
2に示される配合組成により、エマルジョン(乳化物)
を調製した。乳化物の調製は、上記実施例1の方法と同
様に行った。また、製造装置も、図1に示す10Lナウ
ターミキサー(ホソカワミクロン社製)を用い、d/
D、回転方向、液晶形成工程での回転数、混練時間、混
練工程での回転数、混練時間、分散工程での回転数、分
散時間も上記実施例1の方法と同様に行った。
【0034】得られたオルガノポリシロキサンエマルジ
ョンについて、上記評価法により、粘度(レオメーター
による進入弾性力)、安定性(室温1ヶ月保存)を評価
し、下記評価法により、抗菌性の評価した。これらの結
果を下記表2に示す。 (抗菌性の評価法)抗菌力の評価は、供試菌として環境
由来のグラム陰性細菌(桿菌)、酵母、カビを用いて行
った。細菌は、ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒
天培地で24時間、酵母はポテトデキストロース寒天培
地で48時間、カビはポテトデキストロース寒天培地で
7日間培養を行った。細菌と酵母は、滅菌生理食塩水に
約108〜109個/mlとなるように懸濁し、カビは
0.005%スルホコハク酸ジオクチルドデシルナトリ
ウム入り生理食塩水に約107個/mlとなるように懸
濁し、供試菌液とした。評価試料20gに供試菌液0.
2mlを添加し、十分に混合した後、細菌は20℃、酵
母、カビは25℃で保存した。1、4、7、14、28
日後に、各試料1gを無菌的に採取し、ソイビーン・カ
ゼイン・ダイジェスト・レシチン・ポリソルベート80
液体培地9mlで希釈・混合した。その1mlをシャー
レにとり、細菌はソイビーン・カゼイン・ダイジェスト
・レシチン・ポリソルベート80寒天培地、酵母、カビ
はグルコース・ペプトン・レシチン・ポリソルベート8
0寒天培地で混釈を行った。細菌は30℃で4日間、酵
母、カビは25℃で7日間培養を行い、試料中の生存菌
数を測定した。判定は、細菌の場合は14日後で接種菌
数に対して0.1%以下に減少、28日後も14日と同
等あるいはそれ以下、酵母、カビの場合は、14日後で
接種菌数に対して減少傾向、28日後も14日と同等あ
るいはそれ以下であるとき合格〔○〕(不合格は×)と
して評価した。
【0035】
【表2】
【0036】上記表2の結果から明らかなように、本発
明となる実施例5〜6は、本発明範囲外となる比較例3
〜4に較べて、乳化安定性が良く、かつ、優れた抗菌効
果を有するオルガノポリシロキサンエマルジョンとなる
ことが判明した。
【0037】
【発明の効果】請求項1及び2、並びに4に記載の発明
によれば、乳化重合法や高剪断力乳化装置を用いること
なくかつ混合装置にかかる負荷を著しく軽減できるエマ
ルジョンとなり、効率的に安定性の良いオルガノポリシ
ロキサンエマルジョン及びその製造方法が提供される。
請求項3及び4に記載の発明によれば、乳化安定性が良
く、かつ、優れた抗菌効果を有するオルガノポリシロキ
サンエマルジョン及びその製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる撹拌装置(ナウターミキサー)
の一例を示す部分断面態様の斜視図である。
【図2】本発明に用いる撹拌装置(ナウターミキサー)
の概略説明図である。
【図3】(a)及び(b)は、本発明に用いる撹拌装置
(ナウターミキサー)の自転、公転を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
10 逆円錐型容器 20 スクリュー型撹拌翼部 30 スクリュー型撹拌翼部を自転、公転させる駆動機
構部 40 撹拌装置(ナウターミキサー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒島 敏方 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 中島 裕美 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 貴山 健太郎 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4F070 AA39 AC36 AC43 AC55 AE14 CA01 CA18 CB01 CB12 4J002 CH012 CP031 ED066 EH127 EW128 FD312 FD316 GE00 HA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳化剤として、下記一般式(I)で表さ
    れ、かつ、下記式(II)を満足するHLB10以上の非
    イオン界面活性剤と、オルガノポリシロキサンとを含有
    することを特徴とするオルガノポリシロキサンエマルジ
    ョン。 【化1】 【数1】
  2. 【請求項2】 乳化剤として、下記一般式(III)で表
    されるHLB10以上の非イオン界面活性剤と、オルガ
    ノポリシロキサンとを含有することを特徴とするオルガ
    ノポリシロキサンエマルジョン。 【化2】
  3. 【請求項3】 更に、パラオキシ安息香酸アルキル(ア
    ルキル:炭素数1〜4)から選ばれる少なくとも1種
    と、ヒドロキシエタンホスホン酸とを含有し、pHが
    1.5〜4.0である請求項1又は2記載のオルガノポ
    リシロキサンエマルジョン。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一つに記載のオル
    ガノポリシロキサンエマルジョンの製造方法であって、
    下記(a)〜(c)工程を含むことを特徴とするオルガノポリ
    シロキサンエマルジョンの製造方法。 (a) 乳化剤と水を混合し液晶を形成させる工程。 (b) 液晶とオルガノポリシロキサンを混合又は混練する
    工程。 (c) 上記(b)工程で得られた混合物と、水とを混合又は
    希釈分散してエマルジョンとする工程。
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KR20230095067A (ko) 2020-10-27 2023-06-28 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 플라스틱용 이형제

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