JP2000142197A - シートフレーム構造 - Google Patents

シートフレーム構造

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JP2000142197A
JP2000142197A JP10314845A JP31484598A JP2000142197A JP 2000142197 A JP2000142197 A JP 2000142197A JP 10314845 A JP10314845 A JP 10314845A JP 31484598 A JP31484598 A JP 31484598A JP 2000142197 A JP2000142197 A JP 2000142197A
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Japan
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seat
frame
seat back
back frame
seat cushion
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JP10314845A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Koyama
広幸 小山
Satoru Ogawa
悟 尾川
Yasuo Fujioka
泰雄 富士岡
Noriaki Nishino
典明 西野
Yoshihisa Serizawa
義久 芹澤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、シートバックフレームに作用した曲
げ荷重を緩和でき、しかも、リクライニング範囲が制限
されないシートフレーム構造。 【解決手段】 シートバックフレーム18は、下端近傍
に固定されたシートバック側ブラケット24によってシ
ートリクライナ26に連結される。シートバックブレー
ム18とシートバック側ブラケット24の取付板部24
Bとの間に、ワイヤー28が掛け渡される。シートバッ
クフレーム18に作用した曲げ荷重の一部又は全部が引
張荷重としてワイヤー28に作用するので、シートバッ
クフレーム18の固定部分18Aの応力が軽減される。
これにより、シートバックフレーム18を細径とするこ
とができ、シートバックフレーム18が軽量になる。ワ
イヤー28はシートバックフレーム18及びシートバッ
ク側ブラケット24と一体で回動するので、シートバッ
ク16のリクライニング角度は制限されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートフレーム構
造に関し、さらに詳しくは、シートクッション及びシー
トバックを一定形状に維持すると共に、シートバックを
任意のリクライニング角度でロックするシートフレーム
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8には、従来のシートフレーム構造が
採用されたシートフレーム110の一例が示されている
(特開平7−132766号公報参照)。
【0003】このシートフレーム110では、シートバ
ックフレーム112とシートスライド(シートクッショ
ンフレーム)114との間に、サイドバー116が設け
られている。サイドバー116の上端にはリクライニン
グ機構118が設けられており、シートバックフレーム
112に沿ってスライドすると共に、所定の位置でロッ
クされる。一方、サイドバー116の下端は、通常は枢
支部120を中心として定位置で回動可能とされてい
る。これにより、シートバック122を任意のリクライ
ニング角度でロックすることができる。
【0004】また、シートスライド114には減衰機構
124が設けられている。シートバック122に前後方
向の衝撃が作用すると、この衝撃が枢支部120を介し
て減衰機構124に作用し、減衰機構124の樹脂部材
(図示省略)が弾性変位を起こして、衝撃エネルギーを
吸収する。このように、樹脂部材の弾性変位によってエ
ネルギー吸収することで、シートバックフレーム112
に作用する衝撃(特に、シートバックフレーム112の
回動中心に作用する応力)が緩和されるので、シートバ
ックフレーム112を細径とすることができ、シートフ
レーム110の軽量化を図ることが可能となっている。
【0005】しかし、このようにシートバックフレーム
112とシートスライド114との間にサイドバー11
6を設けると、シートバック122のリクライニング範
囲が制限される。特に、シートバック122を前傾した
場合には、サイドバー116がシートバックフレーム1
12とシートスライド114との間に挟まれるようにな
ってしまうため、この前傾の範囲が制限される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事実を
考慮し、軽量で、シートバックフレームに作用した曲げ
荷重を緩和でき、しかも、リクライニング範囲が制限さ
れないシートフレーム構造を得ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、シートクッション内に設けられるシートクッション
フレームと、シートバック内に設けられるシートバック
フレームと、前記シートクッションフレームに対して前
記シートバックフレームを回動可能に支持すると共に任
意のリクライニング角度でロックするシートリクライナ
と、前記シートバックフレームに固定されシートバック
フレームを前記シートリクライナに結合するシートバッ
ク側ブラケットと、前記シートバックフレームに作用し
た曲げ荷重の少なくとも一部が引張荷重として作用する
ように、前記シートバックフレームと前記シートバック
側ブラケットとの間に設けられた補強部材と、を有する
ことを特徴とする。
【0008】従って、シートリクライナにより、シート
バックはシートクッションに対して任意のリクライニン
グ角度でロックされる。シートリクライナを操作してロ
ック解除すると、シートバックフレームとシートバック
側ブラケットとが一体で回動し、リクライニング角度を
変更することができる。そして、変更後に、シートリク
ライナにより、シートバックをシートクッションに対し
て再度ロックすることができる。
【0009】シートバックフレームに曲げ荷重が作用す
ると、この曲げ荷重の一部又は全部が、補強部材に引張
荷重として作用する。これにより、シートバックフレー
ムに作用する応力(特に、シートバックフレームとシー
トバック側ブラケットとの取付部分近傍に作用する応
力)が緩和されるので、シートバックフレームを細径と
することができ、シートフレーム構造全体として軽量化
を図ることが可能となる。
【0010】また、補強部材はシートバックフレームと
シートバック側ブラケットとの間に設けられており、シ
ートバックフレームとシートバック側ブラケット、及び
補強部材は相対的に一定の位置を維持して回動する。補
強部材がシートバックフレームとシートクッションフレ
ームとの間に挟まれる構造にはなっていないので、シー
トバックのリクライニング角度は制限されない。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記シートバック側ブラケットに、
前記シートバックフレームに対して車両前後方向の少な
くとも一方に延出された延出部が形成され、前記補強部
材の一端が前記シートバックフレームと前記シートバッ
ク側ブラケットへの固定部分から所定距離離間した位置
でシートバックフレームに固定され、補強部材の他端が
前記延出部に固定されていることを特徴とする。
【0012】このように、補強部材の一端をシートバッ
クフレームに、他端を延出部にそれぞれ固定するだけの
簡単な構成で補強部材を設けることができる。
【0013】また、延出部は車両前後方向に延出されて
いるので、シートバックフレームに作用した車両前後方
向の曲げ荷重の一部又は全部を、引張荷重として補強部
材へ効果的に作用させることができる。
【0014】請求項3に記載の発明では、シートクッシ
ョン内に設けられるシートクッションフレームと、シー
トバック内に設けられるシートバックフレームと、前記
シートクッションフレームに対して前記シートバックフ
レームを回動可能に支持すると共に任意のリクライニン
グ角度でロックするシートリクライナと、前記シートク
ッションフレームに固定されシートクッションフレーム
を前記シートリクライナに結合すると共に所定値以上の
荷重でシートクッションフレームへの固定が解除される
シートクッション側ブラケットと、前記シートクッショ
ンフレームと前記シートクッション側ブラケットとの間
に設けられ、前記シートバックフレームに作用した曲げ
荷重によってシートクッション側ブラケットが車両前後
方向へ移動すると変形して曲げ荷重のエネルギーを吸収
するエネルギー吸収部材と、を有することを特徴とす
る。
【0015】従って、シートリクライナにより、シート
バックはシートクッションに対して任意のリクライニン
グ角度でロックされる。シートリクライナを操作してロ
ック解除すると、シートバックフレームとシートバック
側ブラケットとが一体で回動し、リクライニング角度を
変更することができる。そして、変更後に、シートリク
ライナにより、シートバックをシートクッションに対し
て再度ロックすることができる。
【0016】シートバックフレームに作用した曲げ荷重
によりシートクッション側ブラケットがシートクッショ
ンフレームから固定解除され、車両前後方向に移動する
と、エネルギー吸収部材が変形してエネルギー吸収す
る。これにより、シートバックフレームに作用する応力
(特に、シートバックフレームとシートバック側ブラケ
ットとの取付部分近傍に作用する応力)が緩和されるの
で、シートバックフレームを細径とすることができ、シ
ートフレーム構造全体として軽量化を図ることが可能と
なる。
【0017】また、エネルギー吸収部材はシートクッシ
ョンフレームとシートクッション側ブラケットとの間に
設けられており、シートバックフレームとシートクッシ
ョンフレームとの間にこのエネルギー吸収部材や、リン
ク部材等の別部材が挟まれる構造にはなっていないの
で、シートバックのリクライニング角度は制限されな
い。
【0018】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記エネルギー吸収部材が、含浸樹
脂に対して強化繊維を交互に直交する方向に複数積層し
て構成されたプリプレグを含んで構成されていることを
特徴とする。
【0019】従って、プリプレグの塑性変形により、シ
ートバックフレームに作用した曲げ荷重のエネルギーを
吸収することができる。しかも、プリプレグを、含浸樹
脂に対して強化繊維を交互に直交する方向に複数積層し
て構成することにより、略一定の荷重で変形させること
ができるようになるので、エネルギー吸収を効果的に行
うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の第1の実施の
形態に係るシートフレーム構造が採用されたシートフレ
ーム10が示されている。
【0021】このシートフレーム10は、自動車のシー
ト12において、シートクッション14及びシートバッ
ク16を一定の形状に維持すると共に、シートバック1
6をシートクッション14対して回動させ、任意のリク
ライニンク角度(回動角度)でロックするために使用さ
れる。なお、図面において、車両前方を矢印Fで、車両
幅方向を矢印Wで、上方を矢印Uでそれぞれ示してい
る。また、以下の説明において、単に「前方」、「後
方」及び「幅方向」というときは、それぞれ、「車両前
方」、「車両後方」及び「車両幅方向」を意味する。
【0022】シートフレーム10を構成するシートバッ
クフレーム18は、金属製のパイプを所定位置で曲げて
略逆U字状に形成されている。シートバックフレーム1
8はシートバック16内に配置されて、シートバック1
6を一定形状に維持している。
【0023】同じくシートフレーム10を構成するシー
トクッションフレーム20は、金属製のパイプを所定位
置で折り曲げて略四角枠状に形成されている。シートク
ッションフレーム20はシートクッション14内に配置
されて、シートクッション14を一定形状に維持してい
る。
【0024】シートクッション14の後端近傍には、シ
ートクッション側ブラケット22が固定されている。シ
ートクッション側ブラケット22は、上部が半円の板状
に形成された板部22Aと、この板部22Aの下端を板
厚方向に湾曲させて形成された円筒部22Bと、で構成
されている。円筒部22Bに、シートクッションフレー
ム20が挿通されて、加締めや溶接等によって強固に固
定(いわゆる完全固定)されている。
【0025】同様に、シートバックフレーム18の下端
近傍には、シートバック側ブラケット24が固定されて
いる。シートバック側ブラケット24は、シートクッシ
ョン側ブラケット22の板部22Aと略平行な板部24
Aと、この板部24Aの上端及び下端を略直角に折り曲
げて形成された上下の取付板部24B、24Cと、で構
成されている。取付板部24B、24Cには挿通孔が形
成されており、この挿通孔に、シートバックフレームの
下端近傍部分が挿通されて、溶接等によって強固に固定
(完全固定)されている。取付板部22Bは、シートバ
ックフレーム18の固定部分(付け根部分)18Aから
前後方向に延出されており、本発明における延出部とな
っている。
【0026】シートクッション側ブラケット22とシー
トバック側ブラケット24との間には、図示しない操作
レバーや操作ダイヤル等の操作部材によって操作される
シートリクライナ26が設けられている。
【0027】操作部材を乗員が操作していないときに
は、シートリクライナ26は、シートクッション側ブラ
ケット22に対してシートバック側ブラケット24を相
対的に一定の位置に維持する。従って、シートバック1
6はシートクッション14に対して任意の角度(リクラ
イニング角度)でロックされる。そして、乗員が操作部
材を操作するとこのロックが解除され、シートバック側
ブラケット24はシートクッション側ブラケット22に
対して回動可能となる。これにより、シートバック16
をシートクッション14に対して回動させて、リクライ
ニング角度を変更できる。任意のリクライニング角度と
なったところで、乗員が操作部材から手を離すと、シー
トリクライナ26によって、再びシートバック側ブラケ
ット24がシートクッション側ブラケット22に対して
相対的に一定の位置に維持される。このため、シートバ
ック16はシートクッション14に対して任意の角度
(リクライニング角度)でロックされる。
【0028】シートバックフレーム18の前側及び後側
には、取付板部24Bとの間に、それぞれ1本ずつのワ
イヤー28が掛け渡されている。ワイヤー28の上端
は、シートバックフレーム18の固定部分18Aから上
方へ所定距離h1 (図2参照)だけ離間した位置(固定
点A)で、シートバックフレーム18に固定されてい
る。
【0029】また、シートバック側ブラケット24の取
付板部22Bには、固定部分18Aから前後方向に所定
距離D(図2参照)だけ離間した位置に、固定用ボルト
30が螺合されており、この固定用ボルト30の頭部
に、それぞれのワイヤー28の下端が引っかけられて、
シートバック側ブラケット24に固着されている。な
お、固定用ボルト30を回転させることで、固定点Aか
ら固定用ボルト30の頭部までの長さを微調整し、ワイ
ヤー28を弛みなく掛け渡すことができるようになって
いる。
【0030】このように、シートバックフレーム18と
シートバック側ブラケット24との間に、補強部材とし
てのワイヤー28を設けたことにより、本実施の形態の
シートフレーム10では、シートバックフレーム18に
前後方向の曲げ荷重が作用したときに、その力の一部又
は全部がワイヤー28に引張荷重として変換されて作用
し、シートバックフレーム18の固定部分18Aに作用
する応力が軽減されている。この点につき、図2及び図
3を参照して以下に詳述する。なお、図2に示すよう
に、固定部分18Aからシートバックフレーム18に曲
げ荷重が作用する作用点Aまでの距離をh0 、ワイヤー
28の長さをS、ワイヤー28と取付板部24Bとの成
す角をθ、弾性率をE、シートバックフレーム18の断
面2次モーメントをI、ワイヤー28の断面積をAw と
する(図2では図示の便宜上、これらの距離や角度等が
明確になるように、必要な部材のみを図示している)。
また、以下の計算では、シートバックフレーム18を静
定系、ワイヤー28を不静定系としている。
【0031】車両前後方向(図2では車両後方)への曲
げ荷重Pがシートバックフレーム18の上端近傍に作用
すると、ワイヤー28からの張力Tによって、シートバ
ックフレーム18に横力P1 が作用する。このとき、固
定点Aでのシートバックフレーム18の固定部分18A
の撓みδは、
【0032】
【数1】 となる。
【0033】また、張力Tによるワイヤー28の伸びλ
は、
【0034】
【数2】 となる。
【0035】このワイヤー28の伸びλによって、ワイ
ヤー28の上端が前後方向にδ1 だけ変位したとする
と、λはワイヤー28の長さSに対して十分に小さいの
で、
【0036】
【数3】 と計算できる。
【0037】ここで、δ1 =δであることから、
【0038】
【数4】 となる。また、P1 =Tcos(θ)=TD/Sより、
張力Tは、
【0039】
【数5】 となる。
【0040】これより、シートバックフレーム18の固
定部分18A廻りのモーメントMは、
【0041】
【数6】 シートバックフレーム18の固定部分18Aの応力σ
は、
【0042】
【数7】 と計算できる。
【0043】上記した式(6)において、Tcos
(θ)・h1 =Ph0 となるようにワイヤー28の張力
Tを調整することにより、固定部分18A廻りのモーメ
ントMを軽減し、又は0とすることができる。これによ
り、式(7)から、シートバックフレーム18の固定部
分18Aの応力σを軽減し、又は0とすることができ
る。
【0044】一方、ワイヤー28の固着位置は固定され
ており、式(5)において、シートバックフレーム18
の断面2次モーメントI以外は全て定数となるので、ワ
イヤー28の張力Tは、シートバックフレーム18の断
面2次モーメントIによって制御できることが分かる。
すなわち、シートバックフレーム18の断面2次モーメ
ントIを適切な値とすることにより、シートバックフレ
ーム18の固定部分18Aの応力σを0とすることが可
能となっている。
【0045】次に、第1の実施の形態のシートフレーム
10の作用を説明する。
【0046】シートクッションフレーム20はシートク
ッション14を、シートバックフレーム18はシートバ
ック16をそれぞれ一定の形状に維持しており、着座者
からの荷重が作用しても、シートクッション14及びシ
ートバック16は型崩れしない。
【0047】乗員が操作レバーや操作ダイヤル等の操作
部材を操作していないときには、シートリクライナ26
が、シートバック側ブラケット24をシートクッション
側ブラケット22に対して固定しているので、シートバ
ック16は任意のリクライニング角度でロックされる。
このリクライニング角度は、操作部材を操作することに
より変更することができる。
【0048】このようにリクライニング角度を変更する
とき、ワイヤー28はシートバックフレーム18及びシ
ートバック側ブラケット24と一体で回動する。従来の
シートフレーム構造(図8参照)のように、シートバッ
クフレーム18とシートクッションフレーム20との間
に別部材が設けられる構造ではないので、シートバック
16のリクライニング角度が制限されることはない。
【0049】車両急加速時や急減速時には、シートバッ
ク16に前後方向の大きな曲げ荷重が作用することがあ
る(例えば、停止している車両に後方から別の車両が衝
突(いわゆる後突)した場合には、車両が急加速される
ため、シートバック16に後方への大きな曲げ荷重が作
用する)。このとき、本実施の形態のシートフレーム1
0では、シートバックフレーム18とシートバック側ブ
ラケット24との間にワイヤー28を設け、シートバッ
クフレーム18に作用した曲げ荷重の一部又は全部をワ
イヤー28の引張荷重に変換して作用させることによ
り、図3(A)にも示すように、シートバックフレーム
18の固定部分18Aの応力σを軽減し、又は0として
いる。このため、シートバックフレーム18が固定部分
18A及びその近傍で変形してしまうことがない(これ
に対し、図3(B)に示すように、ワイヤー28が設け
られていないシートフレームでは、シートバックフレー
ム18の固定部分18Aに大きな曲げモーメントが作用
してしまう)。
【0050】そして、上記説明から分かるように、シー
トバックフレーム18の固定部分18Aの応力σを軽減
又は0とするには、シートバックフレーム18の断面2
次モーメントIを小さくすればよい。また、シートバッ
クフレーム18の断面2次モーメントIを小さくするに
は、シートバックフレーム18を細径とすればよい。以
上により、結果として、シートバックフレーム18の固
定部分18Aでの変形を防止すると共にシートバックフ
レーム18の軽量化を図ることが可能となり、シートフ
レーム10全体として軽量になる。
【0051】なお、本発明の補強部材としては、上記し
たワイヤー28に限られない。すなわち、シートバック
フレーム18に作用した曲げ荷重の一部又は全部を引張
荷重として作用させることで、シートバックフレーム1
8の固定部分18Aの応力σを軽減し、又は0とするこ
とができる部材であればよい。例えば、一定の剛性を有
する棒体をシートバックフレーム18をシートバック側
ブラケット24の間に掛け渡して固定してもよい。この
場合であっても、シートバックフレーム18を細径とし
て軽量化を図ることが可能となる。また、シートバック
16とシートクッション14との間に別部材を設けてい
ないので、シートバック16のリクライニング角度は制
限されない。
【0052】図4には、本発明の第2の実施の形態に係
るシートフレーム構造が採用されたシートフレーム50
示されている。以下、第1の実施の形態と同一の構成要
素、部材等については同一符号を付して説明を省略す
る。
【0053】第2の実施の形態のシートフレーム50で
は、第1の実施の形態のワイヤー28は設けられておら
ず、これに代えて、シートクッション側ブラケット22
とシートクッションフレーム20との間に、エネルギー
吸収筒体52が設けられている。このエネルギー吸収筒
体52は、シートクッションフレーム20を構成するパ
イプの形状に合わせて円筒状に形成されている。シート
クッションフレーム20の後端近傍及びシートクッショ
ン側ブラケット22の後端には、それぞれフランジ54
が固定されており、これらのフランジ54が、エネルギ
ー吸収筒体52の軸方向両端にそれぞれ接触している。
【0054】また、第1の実施の形態と異なり、シート
クッション側ブラケット22はシートクッションフレー
ム20に対して完全固定されておらず、前後方向に所定
値以上の力が作用すると、固定が解除されるように所定
の固定強度で固定されている。固定が解除されると、シ
ートクッション側ブラケット22はシートクッションフ
レーム20に沿って前後方向に移動可能となる。
【0055】図5に詳細に示すように、エネルギー吸収
筒体52は、エポキシ樹脂56を含浸樹脂とし、このエ
ポキシ樹脂に、強化繊維としてガラス繊維を含浸させた
プリプレグによって構成されている。ガラス繊維58
は、エネルギー吸収筒体52の軸方向(前後方向)に対
して0°を成す(平行となる)ように一方向に繊維の方
向が揃った層と、この軸方向に対して90°を成す(垂
直となる)ように一方向に繊維の方向が揃った層と、が
エネルギー吸収筒体52の径方向に交互に複数(図5で
は7層)積層されている。
【0056】図6には、このような構成とされたエネル
ギー吸収筒体52を一般的な圧縮試験機によって軸方向
に圧縮したときの、変位と荷重との関係が示されてい
る。このグラフから明らかなように、変形に要する荷重
は、変位量が極めて少ない段階で局所的なピークを迎え
るが、その後は、変位量に関わりなく、略一定の荷重で
変形する(いわゆるプラトー領域となる)ことがわか
る。
【0057】また、図7に示すように、変形後のエネル
ギー吸収筒体52の形状は、軸方向両端側が、径方向外
側に向かって徐々に広がってゆくように変形した形状と
なっている。すなわち、変形部位が径方向両端から中央
に徐々に移りながら、略一定の荷重で変形し、効果的に
エネルギー吸収できる。
【0058】第2の実施の形態のシートフレーム50に
おいても、第1の実施の形態のシートフレーム10と同
様、シートクッションフレーム20はシートクッション
14を、シートバックフレーム18はシートバック16
をそれぞれ一定の形状に維持しており、着座者からの荷
重が作用しても、シートクッション14及びシートバッ
ク16は型崩れしない。また、シートリクライナ26に
よってシートバック16は任意のリクライニング角度で
ロックされると共に、乗員が操作部材を操作することに
より、リクライニング角度を変更することができる。従
来のシートフレーム構造(図8参照)のように、シート
バックフレーム18とシートクッションフレーム20と
の間に設けられる構造ではないので、シートバック16
のリクライニング角度が制限されることはない。
【0059】車両急加速時に、シートバック16に後方
への大きな曲げ荷重が作用すると、この荷重がシートバ
ック側ブラケット24及びシートリクライナ26を介し
てシートクッション側ブラケット22に作用する。シー
トクッション側ブラケット22はシートクッションフレ
ーム20に対して完全固定されておらず、前後方向に所
定値以上の力が作用するとシートクッションフレーム2
0との固定が解除されるので、シートクッション側ブラ
ケット22のフランジ54が後方に移動しようとし、エ
ネルギー吸収筒体52が軸方向に圧縮力を受ける。これ
により、エネルギー吸収筒体52が軸方向に徐々に変形
し(図7参照)、シートバック16に作用した曲げ荷重
のエネルギーを吸収する。これにより、シートバックフ
レーム18に作用した曲げ荷重も低減される。
【0060】このように、シートバックフレーム18に
作用した曲げ荷重が低減されるので、シートバックフレ
ーム18を従来のものよりも細径としても、シートバッ
クフレーム18は固定部分18A及びその近傍で変形し
てしまうことがない。このため、シートバックフレーム
18を細径として軽量化を図ることが可能となり、シー
トフレーム50全体としても軽量になる。
【0061】なお、第2の実施の形態のシートフレーム
50では、エネルギー吸収部材として、エポキシ樹脂に
ガラス繊維を交互に直交するように含浸させたプリプレ
グを使用し、エネルギー吸収を効果的に行うようにした
が、エネルギー吸収部材はこれに限られない。すなわ
ち、シートクッション側ブラケット22とシートクッシ
ョンフレーム20との相対移動によって変形し、シート
バック16に作用した曲げ荷重のエネルギーを吸収でき
るものであればよい。例えば、シートクッションフレー
ム20のパイプの断面形状が円形以外の形状(例えば角
柱状等)であれば、これに対応した形状とすることが好
ましい。また、プリプレグを構成する含浸樹脂及び強化
繊維としても、上記したエポキシ樹脂及びガラス繊維に
限られない。
【0062】また、第2の実施の形態では、エネルギー
吸収筒体52が、シートクッション側ブラケット22の
後方に設けられたものを例として説明したが、このエネ
ルギー吸収筒体52を、シートクッション側ブラケット
22の前方に設けると共に、その軸方向両端に接触する
フランジを、シートクッション側ブラケット22及びシ
ートクッションフレーム20にそれぞれ固定してもよ
い。この場合には、シートバックフレーム18に作用し
た前方への曲げ荷重のエネルギーを、エネルギー吸収筒
体52の変形によって吸収することができる。
【0063】また、第1の実施の形態の補強部材(ワイ
ヤー28)と、第2の実施の形態のエネルギー吸収部材
(エネルギー吸収筒体52)の双方を、1つのシートバ
ック構造に併用してもよい。この場合には、シートバッ
ク16に作用した曲げ荷重のエネルギーが先ずエネルギ
ー吸収部材によって吸収され、実質的にシートバックフ
レーム18に作用する曲げ荷重は小さくなる。そして、
小さくなった曲げ荷重の一部または全部が、ワイヤー2
8の引張荷重に変換され、シートバックフレーム18の
固定部分18Aの応力σが軽減され、又は0とされる。
従って、この構成においても、シートバックフレーム1
8を細径として軽量化を図ることができ、シートフレー
ム全体としても軽量となる。また、シートバックフレー
ム18とシートクッションフレーム20との間に別部材
が設けられていないので、シートバック16のリクライ
ニング角度が制限されない。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、シートクッ
ション内に設けられるシートクッションフレームと、シ
ートバック内に設けられるシートバックフレームと、前
記シートクッションフレームに対して前記シートバック
フレームを回動可能に支持すると共に任意のリクライニ
ング角度でロックするシートリクライナと、前記シート
バックフレームに固定されシートバックフレームを前記
シートリクライナに結合するシートバック側ブラケット
と、前記シートバックフレームに作用した曲げ荷重の少
なくとも一部が引張荷重として作用するように、前記シ
ートバックフレームと前記シートバック側ブラケットと
の間に設けられた補強部材と、を有するので、シートバ
ックフレームに作用する応力を緩和してシートフレーム
構造を軽量とすることができると共に、シートバックの
リクライニング角度は制限されない。
【0065】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記シートバック側ブラケットに、
前記シートバックフレームに対して車両前後方向の少な
くとも一方に延出された延出部が形成され、前記補強部
材の一端が前記シートバックフレームと前記シートバッ
ク側ブラケットへの固定部分から所定距離離間した位置
でシートバックフレームに固定され、補強部材の他端が
前記延出部に固定されているので、簡単な構成で補強部
材を設けることができると共に、シートバックフレーム
に作用した曲げ応力を、引張荷重として補強部材へ効果
的に作用させることができる。
【0066】請求項3に記載の発明では、シートクッシ
ョン内に設けられるシートクッションフレームと、シー
トバック内に設けられるシートバックフレームと、前記
シートクッションフレームに対して前記シートバックフ
レームを回動可能に支持すると共に任意のリクライニン
グ角度でロックするシートリクライナと、前記シートク
ッションフレームに固定されシートクッションフレーム
を前記シートリクライナに結合すると共に所定値以上の
荷重でシートクッションフレームへの固定が解除される
シートクッション側ブラケットと、前記シートクッショ
ンフレームと前記シートクッション側ブラケットとの間
に設けられ、前記シートバックフレームに作用した曲げ
荷重によってシートクッション側ブラケットが車両前後
方向へ移動すると変形して曲げ荷重のエネルギーを吸収
するエネルギー吸収部材と、を有するので、シートバッ
クフレームに作用する応力を緩和してシートフレーム構
造を軽量とすることができると共に、シートバックのリ
クライニング角度は制限されない。
【0067】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記エネルギー吸収部材が、含浸樹
脂に対して強化繊維を交互に直交する方向に複数積層し
て構成されたプリプレグを含んで構成されているので、
プリプレグの塑性変形により、エネルギー吸収を効果的
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシートフレー
ム構造が採用されたシートフレームを示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシートフレー
ム構造が採用されたシートフレームを部分的に示す概略
側面図である。
【図3】(A)は本発明の第1の実施の形態に係るシー
トフレーム構造を示す側面図とこのシートフレームにお
けるにおけるシートバックフレームの曲げモーメント図
であり、(B)はワイヤーが設けられていないシートフ
レーム構造を示す側面図とこのシートフレーム構造にお
けるシートバックフレームの曲げモーメント図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るシートフレー
ム構造が採用されたシートフレームを示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るシートフレー
ム構造のエネルギー吸収筒体の近傍を拡大して示す斜視
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るシートフレー
ム構造のエネルギー吸収筒体に作用した荷重と変位との
関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るシートフレー
ム構造のエネルギー吸収筒体が軸方向に変形した状態を
示す側面図である。
【図8】従来のシートフレーム構造が採用されたシート
フレームを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 シートフレーム 14 シートバック 16 シートクッション 18 シートバックフレーム 20 シートクッションフレーム 22 シートクッション側ブラケット 24 シートバック側ブラケット 24B 取付板部(延出部) 26 シートリクライナ 28 ワイヤー(補強部材) 50 シートフレーム 52 エネルギー吸収筒体(エネルギー吸収部材) 56 エポキシ樹脂 58 ガラス繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富士岡 泰雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西野 典明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 芹澤 義久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3B087 CD02 DB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション内に設けられるシート
    クッションフレームと、 シートバック内に設けられるシートバックフレームと、 前記シートクッションフレームに対して前記シートバッ
    クフレームを回動可能に支持すると共に任意のリクライ
    ニング角度でロックするシートリクライナと、 前記シートバックフレームに固定されシートバックフレ
    ームを前記シートリクライナに結合するシートバック側
    ブラケットと、 前記シートバックフレームに作用した曲げ荷重の少なく
    とも一部が引張荷重として作用するように、前記シート
    バックフレームと前記シートバック側ブラケットとの間
    に設けられた補強部材と、 を有することを特徴とするシートフレーム構造。
  2. 【請求項2】 前記シートバック側ブラケットに、前記
    シートバックフレームに対して車両前後方向の少なくと
    も一方に延出された延出部が形成され、 前記補強部材の一端が前記シートバックフレームと前記
    シートバック側ブラケットへの固定部分から所定距離離
    間した位置でシートバックフレームに固定され、補強部
    材の他端が前記延出部に固定されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のシートフレーム構造。
  3. 【請求項3】 シートクッション内に設けられるシート
    クッションフレームと、 シートバック内に設けられるシートバックフレームと、 前記シートクッションフレームに対して前記シートバッ
    クフレームを回動可能に支持すると共に任意のリクライ
    ニング角度でロックするシートリクライナと、 前記シートクッションフレームに固定されシートクッシ
    ョンフレームを前記シートリクライナに結合すると共に
    所定値以上の荷重でシートクッションフレームへの固定
    が解除されるシートクッション側ブラケットと、 前記シートクッションフレームと前記シートクッション
    側ブラケットとの間に設けられ、前記シートバックフレ
    ームに作用した曲げ荷重によってシートクッション側ブ
    ラケットが車両前後方向へ移動すると変形して曲げ荷重
    のエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材と、 を有することを特徴とするシートフレーム構造。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー吸収部材が、含浸樹脂に
    対して強化繊維を交互に直交する方向に複数積層して構
    成されたプリプレグを含んで構成されていることを特徴
    とする請求項3に記載のシートフレーム構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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