JP2000142191A - 可調整乗り物シート - Google Patents

可調整乗り物シート

Info

Publication number
JP2000142191A
JP2000142191A JP10336590A JP33659098A JP2000142191A JP 2000142191 A JP2000142191 A JP 2000142191A JP 10336590 A JP10336590 A JP 10336590A JP 33659098 A JP33659098 A JP 33659098A JP 2000142191 A JP2000142191 A JP 2000142191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat cushion
wire harness
cushion
seat back
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10336590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Okamoto
吉弘 岡本
Takashi Shindo
隆 新道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP10336590A priority Critical patent/JP2000142191A/ja
Publication of JP2000142191A publication Critical patent/JP2000142191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート・バックが起されたり、また、前倒し
されるにかかわらず、そのシート・バックの機能部品や
安全部品などの電気機器に接続されるワイヤ・ハーネス
のたるみを吸収して取り除き、そして、見映えを向上す
る。 【解決手段】 シート・クッション11と、機能部品お
よび安全部品などの何れか14を取り付けてそのシート
・クッション11に前倒れ可能にヒンジ結合されるシー
ト・バック12と、そのシート・クッション11の裏面
18からそのシート・クッション11の後側の外部に伸
ばされ、そのシート・クッション11からそのシート・
バック12にまたがり、そして、そのシート・バック1
2の背裏面27の下側からそのシート・バック12の内
部に伸ばされてその部品14の電気機器に電気的に接続
されるワイヤ・ハーネス15と、そのシート・クッショ
ン11の内部において一端をシート・クッション・フレ
ーム19に固定され、そして、他端をそのワイヤ・ハー
ネス15の途中に取り付けられるたるみ取り16とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、シート・バックが
機能部品および安全部品などを取り付けてシート・クッ
ションに前倒れ可能にヒンジ結合されるところの可調整
乗り物シートに関する。
【0002】
【背景技術】可調整自動車シートでは、機能部品や安全
部品、例えば、リクライニング・パワー・ユニット、ラ
ンバ・サポート・アジャスタ、シート・ヒータ、および
サイド・エア・バック・システムなどの何れかがシート
・バックに取り付けられる。それら部品の電気機器は、
シート・クッションの裏面からそのシート・クッション
の後側の外部に伸ばされ、そのシート・クッションから
そのシート・バックにまたがってさらにそのシート・バ
ックの下側の背裏面からそのシート・バックの内部に伸
ばされるところのワイヤ・ハーネスで電源に電気的に接
続されるので、そのシート・バックが前倒しされると、
そのワイヤ・ハーネスは、そのシートの後側にたるみを
生じて外観が悪くなる。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、シート・バックが起
されたり、また、前倒しされるにかかわらず、そのシー
ト・バックの機能部品や安全部品はどの電気機器に接続
されるワイヤ・ハーネスのたるみを吸収して取り除き、
そして、見映えを向上するところの可調整乗り物シート
の提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
シート・クッションと、機能部品および安全部品などの
何れかを取り付けてそのシート・クッションに前倒れ可
能にヒンジ結合されるシート・バックと、そのシート・
クッションの裏面からそのシート・クッションの後側の
外部に伸ばされ、そのシート・クッションからそのシー
ト・バックにまたがり、そして、そのシート・バックの
背裏面の下側からそのシート・バックの内部に伸ばされ
てその部品の電気機器に電気的に接続されるワイヤ・ハ
ーネスと、そのシート・クッションの内部において一端
をシート・クッション・フレームに固定され、そして、
他端をそのワイヤ・ハーネスの途中に取り付けられるた
るみ取りとを含み、そして、そのシート・バックが起さ
れたり、また、前倒しされ、そして、そのワイヤ・ハー
ネスがシートの後側にたるみを生じる際、そのたるみ取
りがそのワイヤ・ハーネスのたるみを吸収して取り除
く。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の可調整乗り物シートを説明する
に、図1ないし図3は、スポーツ・カーのフロント・シ
ートに活用されるところのこの発明の可調整乗り物シー
トの具体例10を示し、そして、このフロント・シート
10では、シート・クッション11が、シート・トラッ
ク17に支持されてそのスポーツ・カーのフロアに据え
付けられ、また、シート・バック12が、サイド・エア
・バック・システム14を組み込み、そして、リクライ
ニング・デバイスおよびフリー・ヒンジでそのシート・
クッション11に前倒し可能にヒンジ結合され、さら
に、ワイヤ・ハーネス15が、そのシート・クッション
11の裏面18からそのシート・クッション11の後側
の外部に伸ばされ、そのシート・クッション11からそ
のシート・バック12にまたがってそのシート・バック
12の背裏面27の下側の外部に伸ばされ、そして、そ
のシート・バック12のその背裏面27の下側からその
シート・バック12の内部に伸ばされてそのサイド・エ
ア・バック・システム14の電気機器に電気的に接続さ
れ、またさらに、たるみ取り16が、そのシート・クッ
ション11の内部において一端をシート・クッション・
フレーム19に固定され、他端をそのワイヤ・ハーネス
15の途中に取り付けられる。勿論、そのフロント・シ
ート10に用いられているそのシート・トラック17
は、内側および外側アンカ・レール42,43と、その
対応する内側および外側アンカ・レール42,43に摺
動可能にはめ合わせられる内側および外側スライド・レ
ール44,45と、操作レバー47およびインターロッ
ク・ロッド48で掛け外しされてそのアンカ・レール4
2,43にそのスライド・レール44,45を動かなく
したり、また、動かすロック機構46とで組み立てられ
る。
【0006】そのシート・クッション11は、そのシー
ト・クッション・フレーム19において内側のフレーム
・サイド21にその内側スライド・レール44を、外側
のフレーム・サイド22にその外側スライド・レール4
5をそれぞれ取り付けてそのシート・トラック17を組
み付け、そして、そのシート・トラック17でそのフロ
アに据え付けられる。このシート・クッション11は、
また、そのシート・クッション・フレーム19のS字ば
ね23にシート・ベルトのバックル付きベルト50を固
定している。
【0007】そのシート・バック12は、そのサイド・
エア・バック・システム14が外側のバック・サイド2
8に組み込まれ、そして、そのサイド・エア・バック・
システム14のその電気機器にそのワイヤ・ハーネス1
5が電気的に接続される。
【0008】そのワイヤ・ハーネス15は、先端にカプ
ラー34を備え、そして、複数の別のカプラー36,3
6で接続されて所定の長さにされる。そして、そのワイ
ヤ・ハーネス15のその先端は、カプラー・グリップ3
6でそのカプラー34をそのシート・クッション・フレ
ーム19のフレーム・フロント20のブラケット26に
固定することによってそのシート・クッション・フレー
ム19に取り付けられる。さらに、このワイヤ・ハーネ
ス15は、複数のワン・タッチ・クリップ37,37,
37で途中をS字ばね23,24,25に止められる。
【0009】そのたるみ取り16は、ループド・ラバー
・バンドが使用され、そして、アンカー側のループ・エ
ンド38をアンカー・プレート40に通してホック・リ
ング41でそのアンカー・プレート40をそのS字ばね
23に止め、一方、ハーネス側のループ・エンド39に
そのワイヤ・ハーネス15の途中を通すところに配置さ
れ、そして、そのワイヤ・ハーネス15がそのフロント
・シート10の後側に張り出されるところのたるみ49
を吸収可能にしている。
【0010】また、このフロント・シート10におい
て、13はヘッド・レストレイント、29はシート・バ
ック・フレーム、30はボディ・レストレイント・フレ
ーム、31はオーナメント、32は、ヒンジ・ブラケッ
ト、そして、33はヘッド・レストレイント・フレーム
である。
【0011】したがって、そのシート・バック12が起
されたり、また、前倒しされてそのワイヤ・ハーネス1
5がそのフロント・シート10の後側に張り出されてた
るみ49を生じる際、そのたるみ取り16が、そのワイ
ヤ・ハーネス15のそのたるみ分49をそのシート・ク
ッション11の内部に引っ込めてそのワイヤ・ハーネス
15のたるみ49を吸収し、そして、そのフロント・シ
ート10の後側に生じるそのワイヤ・ハーネス15のそ
のたるみ49を取り除く。また、そのフロント・シート
10では、見映えが向上される。
【0012】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0013】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
可調整乗り物シートは、シート・クッションと、機能部
品および安全部品などの何れかを取り付けてそのシート
・クッションに前倒れ可能にヒンジ結合されるシート・
バックと、そのシート・クッションの裏面からそのシー
ト・クッションの後側の外部に伸ばされ、そのシート・
クッションからそのシート・バックにまたがり、そし
て、そのシート・バックの背裏面の下側からそのシート
・バックの内部に伸ばされてその部品の電気機器に電気
的に接続されるワイヤ・ハーネスと、そのシート・クッ
ションの内部において一端をシート・クッション・フレ
ームに固定され、そして、他端をそのワイヤ・ハーネス
の途中に取り付けられるたるみ取りとを含むので、この
発明の可調整乗り物シートでは、そのシート・バックが
起され、また、前倒しされてそのワイヤ・ハーネスがそ
のシート・クッションおよびシート・バックの後側に張
り出されてたるみを生じる際、そのワイヤ・ハーネスの
そのたるみ分がそのたるみ取りでそのシート・クッショ
ンの内部に引っ込められ、そのワイヤ・ハーネスのその
たるみがそのたるみ取りに吸収されてそのシート・クッ
ションおよびシート・バックのその後側から取り除か
れ、そして、見映えが向上され、その結果、自動車シー
トにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポーツ・カーのフロント・シートに活用され
るところのこの発明の可調整乗り物シートの具体例がシ
ート・トラックを省いて示された概略側面図である。
【図2】シート・クッションが裏面から見て示された下
面図である。
【図3】シート・バックが一部を破断して示された正面
図である。
【符号の説明】
11 シート・クッション 12 シート・バック 13 ヘッド・レストレイント 14 サイド・エア・バック・システム 15 ワイヤ・ハーネス 16 たるみ取り 17 シート・トラック 18 裏面 19 シート・クッション・フレーム 27 背裏面 28 外側のバック・サイド 29 シート・バック・フレーム 38 アンカー側のループ・エンド 39 ハーネス側のループ・エンド 49 たるみ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート・クッションと、機能部品および
    安全部品などの何れかを取り付けてそのシート・クッシ
    ョンに前倒れ可能にヒンジ結合されるシート・バック
    と、そのシート・クッションの裏面からそのシート・ク
    ッションの後側の外部に伸ばされ、そのシート・クッシ
    ョンからそのシート・バックにまたがり、そして、その
    シート・バックの背裏面の下側からそのシート・バック
    の内部に伸ばされてその部品の電気機器に電気的に接続
    されるワイヤ・ハーネスと、そのシート・クッションの
    内部において一端をシート・クッション・フレームに固
    定され、そして、他端をそのワイヤ・ハーネスの途中に
    取り付けられるたるみ取りとを含む可調整乗り物シー
    ト。
  2. 【請求項2】 そのたるみ取りが、ラバー・バンドであ
    る請求項1に記載の可調整乗り物シート。
JP10336590A 1998-11-11 1998-11-11 可調整乗り物シート Pending JP2000142191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336590A JP2000142191A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 可調整乗り物シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10336590A JP2000142191A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 可調整乗り物シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000142191A true JP2000142191A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18300732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10336590A Pending JP2000142191A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 可調整乗り物シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000142191A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018808A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Tachi S Co Ltd 自動車のリア・シートに用いる引起しストラップ
JP2010148779A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Ts Tech Co Ltd シート装置
JP2016068779A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 ダイハツ工業株式会社 シートのケーブル保持装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018808A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Tachi S Co Ltd 自動車のリア・シートに用いる引起しストラップ
JP4634342B2 (ja) * 2006-07-12 2011-02-16 株式会社タチエス 自動車のリア・シートに用いる引起しストラップ
JP2010148779A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Ts Tech Co Ltd シート装置
JP2016068779A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 ダイハツ工業株式会社 シートのケーブル保持装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7766425B2 (en) Bench seat with movable bolsters
KR101063388B1 (ko) 차량 시트의 허리 지지장치
EP1749692A3 (en) Seat apparatus for vehicle
JPH049696B2 (ja)
KR20060076270A (ko) 시트를 측방향으로 이동시키기 위한 플로어 레일 및 자동차시트 조립체
RU2723616C2 (ru) Узел сиденья транспортного средства (варианты) и способ удерживания ребенка в сиденье транспортного средства
EP0671291A2 (en) Vehicle seat for children
WO2005011353A2 (en) Vehicle seat mount equipment rack
GB2260695A (en) "improvements in or relating to a child safety arrangement"
JP2000142191A (ja) 可調整乗り物シート
US20080259475A1 (en) Two-Mode "Grow With Me" Mirror
KR102054404B1 (ko) 차량 안전 벨트와 연동하는 장치
KR102104368B1 (ko) 오토바이용 캐노피 장치
KR101022992B1 (ko) 차량용 접이식 애견시트
JPH05112204A (ja) 車両等の座席におけるシートベルト装置
US3667807A (en) Shoulder belt releasable holding means
US20090066129A1 (en) Rigid Mounting Device for a Child Safety Seat with a hook connection
JP2903398B1 (ja) 座席用脇の下支持装置
JP2002283954A (ja) シート・ベルトのインナ・ベルト
JP5343423B2 (ja) 乗物用シートの着せ替えカバー
US20220227330A1 (en) Child Vehicle Seat Tether Extension and Method
KR0129274Y1 (ko) 암레스트의 드링크 홀더
KR960007779Y1 (ko) 자동차 시트의 헤드레스트 각도 조절장치
JPH07172309A (ja) 車両用シート
KR200205665Y1 (ko) 자동차용 시트의 접힘 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060829