JP2000142071A - 自動車用空調ユニット - Google Patents

自動車用空調ユニット

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JP2000142071A
JP2000142071A JP10323940A JP32394098A JP2000142071A JP 2000142071 A JP2000142071 A JP 2000142071A JP 10323940 A JP10323940 A JP 10323940A JP 32394098 A JP32394098 A JP 32394098A JP 2000142071 A JP2000142071 A JP 2000142071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioning
shaft
temporary fixing
door
conditioning unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10323940A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Goto
桂三 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右独コンタイプの空調ユニットでは、ドア
1の数が多く、組付けが困難であった。 【解決手段】 左右空調ケース2、3の外側にリンクレ
バー6を仮固定する仮固定手段5を設けておく。そし
て、シャフト1Aを左右空調ケース2、3に貫通配置し
てリンクレバー6を固定した後、仮固定手段5でリンク
レバー6を仮固定する。これによって、シャフト1Aが
左右空調ケース2、3に固定され、シャフト1Aの位置
ずれが防がれる。このため、容易にセパレータケース4
を組付けることができ、ドア1の数が多くても、多数の
ドア1を容易に組付けることができる。なお、セパレー
タケース4の組付けによって、シャフト1Aが外側に押
し出されて自動的に仮固定手段5による仮固定が解除さ
れ、シャフト1Aが回動自在になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空調ユニ
ットに関するもので、ドア数の多い自動車用空調ユニッ
ト(例えば、左右独立温度コントロールタイプの自動車
用空調ユニット)に用いて好適な技術である。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車内の快適性向上のために、
左右独立温度コントロールタイプ(以下、左右独コンタ
イプ)の空調ユニットが増加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、左右独コ
ンタイプの空調ユニットは、内部構造が複雑になり、部
品点数も増加する。このような状況の中で、特にモード
切替用ドアやエアミックスドアは、左右共通タイプに比
較して2倍必要になる。ドアの組付性は元々良くない上
に、内部構造が複雑でドア数の多い左右独コンタイプの
空調ユニットでは、ドアの組付作業が大変困難になって
しまう。
【0004】具体的な例を、図4を用いて説明する。こ
の例は、右側空調ケース10の軸受に、複数のドア11
のシャフト11Aをそれぞれ挿入し、その後にセパレー
タケース12を組付けて複数のドア11を回動自在に支
持するものであるが、セパレータケース12を組付ける
際に各ドア11のシャフト11Aの位置がずれて、セパ
レータケース12の軸受12Aと各ドア11のシャフト
11Aとが一致せず、組付けが困難になっていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、ドアを組付ける際に、ドアのシャ
フトの位置ずれを防ぎ、ドアの組付け性を向上できる自
動車用空調ユニットの提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕請求
項1の手段を採用することにより、次の手順でドアの組
付けが行われる。先ず、一方のシャフト支持体にドアの
シャフトを挿入し、次いで外側の仮固定手段でシャフト
を一方のシャフト支持体に仮固定する。これによって、
ドアのシャフトの位置ずれが防止できる。次に、他方の
シャフト支持体を組付ける。この時、シャフトの位置ず
れが防がれているため、他方のシャフト支持体の組付け
が容易に行える。一方、シャフトは仮固定解除分長く設
けられているため、他方のシャフト支持体の組付けによ
ってシャフトが外側に押し出されて仮固定が解除され、
シャフトが回動自在になる。上記で示したように、ドア
を組付ける際、仮固定手段によってドアのシャフトの位
置ずれが防がれるため、ドアの組付け性を向上できる。
また、組付け完了によって仮固定が自動的に解除される
ため、組付け工数の増加を抑えることができる。
【0007】〔請求項2の手段〕請求項2の手段を採用
することにより、ドア数の多い左右独コンタイプの空調
ユニットであっても、多数のドアを容易に組付けること
ができる。
【0008】〔請求項3の手段〕請求項3の手段を採用
することにより、係止爪(仮固定手段)が一方の支持体
(請求項2では空調ケースに相当する)の一部で構成さ
れるため、部品点数の増加がなく、結果的にドアの組付
け性の向上を安価に実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1およ
び図2を参照して説明する。なお、図1はドアの組付け
途中を示す説明図、図2はドアが組付けられた状態を示
す説明図である。
【0010】本実施形態に示す自動車用空調ユニット
は、左右独コンタイプのものであり、車室内の左右を独
立して温度コントロールおよび吹出コントロールできる
ものである。このため、空調ユニットは、左右の空気通
路を備えるとともに、左右にエアミックスドアやモード
切替ドアが設けられるものである。
【0011】この左右独立して配置されるドア1の構造
を、図2を参照して説明する。左右独コンタイプの空調
ユニットは、右側空気通路Rを形成するための右側空調
ケース2と、左側空気通路Lを形成するための左側空調
ケース3と、右側空気通路Rと左側空気通路Lを区画す
るセパレータケース4とを備える。右側空気通路R内に
配置されるドア1のシャフト1Aは、右側空調ケース2
とセパレータケース4によって回動自在に支持されるも
ので、左側空気通路L内に配置されるドア1のシャフト
1Aは、左側空調ケース3とセパレータケース4によっ
て回動自在に支持されるものである。
【0012】この空調ユニットは、左右のドア1の組付
け向上のための手段を採用している。その手段は、右側
空調ケース2および左側空調ケース3のそれぞれ外側に
設けられたもので、ドア1の組付け途中において、シャ
フト1Aを右側空調ケース2または左側空調ケース3に
仮固定するものである(図1参照)。この仮固定のため
の仮固定手段5として、本実施形態では図1に示すよう
に、シャフト1Aに固定されるリンクレバー6を係止し
て仮固定する係止爪を採用している。この仮固定手段5
は、右側空調ケース2および左側空調ケース3の外面に
一体形成されたものであり、仮固定手段5のための部品
点数の増加を抑え、コスト上昇を防いでいる。
【0013】一方、シャフト1Aは、右側空調ケース2
とセパレータケース4とを組付けた際(または、左側空
調ケース3とセパレータケース4とを組付けた際)、セ
パレータケース4の軸受4Aがドア1を押すことにより
シャフト1Aが外側に押し出されて、仮固定手段5によ
るシャフト1Aの仮固定が解除されるように、シャフト
1Aが仮固定解除分(図中、長さA参照)長く設けられ
ている。
【0014】〔ドア1の組付け手順の説明〕先ず、ドア
1のシャフト1Aを右側空調ケース2の軸受2Aに貫通
配置する。次に、リンクレバー6をシャフト1Aに固定
する。この状態のままでは、シャフト1Aが不安定であ
るため、セパレータケース4の軸受4Aと合いにくく、
組付けが困難である。次に、右側空調ケース2の外面に
形成された仮固定手段5によってリンクレバー6を固定
し、シャフト1Aを右側空調ケース2に仮固定する(図
1参照)。これによって、シャフト1Aのセパレータケ
ース4側の位置ずれが防止できる。次に、セパレータケ
ース4を組付ける。この時、シャフト1Aの位置ずれが
防がれているため、セパレータケース4の軸受4Aとシ
ャフト1Aとが容易に一致し、セパレータケース4を容
易に組付けることができる。このセパレータケース4の
組付けにより、シャフト1Aが外側へ押し出され、仮固
定手段5によるリンクレバー6の仮固定が外れ、ドア1
が回動自在の状態になる(図2参照)。以上の手順によ
って、右側空気通路Rのドア1の組付けが完了する。左
側空気通路Lのドア1の組付けも、左側空気通路Lのド
ア1の組付けと同様に行う。
【0015】〔実施形態の効果〕上記で示したように、
ドア1を組付ける際、仮固定手段5によってドア1のシ
ャフト1Aの位置ずれが防がれるため、ドア1の組付け
性を向上できる。特に、左右独コンタイプの空調ユニッ
トのようにドア1の数が多い場合に有効であり、多数の
シャフト1Aの位置ずれが防がれて、ドア1の組付け性
が大幅に向上する。
【0016】〔他の実施形態〕上記実施形態では、シャ
フト1Aの仮固定手段5として、左右空調ケース2、3
に設けた係止爪でリンクレバー6を係止する例に示した
が、図3に示すように、リンクレバー6を空調ケースの
外面に形成したリブ7に圧入するなど、他の仮固定手段
を採用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアの組付け途中を示す説明図である。
【図2】ドアが組付けられた状態を示す説明図である。
【図3】仮固定手段の斜視図である。
【図4】空調ユニットの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア 1A シャフト 2 右側空調ケース(一方のシャフト支持体) 3 左側空調ケース(一方のシャフト支持体) 4 セパレータケース(他方のシャフト支持体) 5 仮固定手段(係止爪) 6 リンクレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のシャフト支持体と他方のシャフト支
    持体とによってドアのシャフトが回動自在に支持される
    自動車用空調ユニットであって、 前記一方のシャフト支持体の外側に、前記シャフトを前
    記一方のシャフト支持体に仮固定する仮固定手段を設け
    るとともに、 前記一方のシャフト支持体と前記他方のシャフト支持体
    とが組付けられた際、組付けによって前記シャフトが外
    側に押し出されて、前記仮固定手段による仮固定が解除
    されるように、前記シャフトが仮固定解除分長く設けら
    れたことを特徴とする自動車用空調ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1の自動車用空調ユニットは、左右
    独立温度コントロールタイプであって、 前記一方のシャフト支持体は、分割された空調ケースの
    一方または他方であり、 前記他方のシャフト支持体は、前記空調ケースの内部を
    区画するセパレータケースであることを特徴とする自動
    車用空調ユニット。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の自動車用空調ユ
    ニットにおいて、 前記仮固定手段は、前記シャフトに固定されるリンクレ
    バーを係止する係止爪であり、この係止爪は前記一方の
    支持体の外面に一体形成されたものであることを特徴と
    する自動車用空調ユニット。
JP10323940A 1998-11-13 1998-11-13 自動車用空調ユニット Pending JP2000142071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189793A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置
KR20200012361A (ko) * 2018-07-27 2020-02-05 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189793A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置
KR20200012361A (ko) * 2018-07-27 2020-02-05 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치
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