JP2000141477A - 二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法 - Google Patents

二軸配向ポリエステルフィルムおよびその製造方法

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JP2000141477A
JP2000141477A JP32526298A JP32526298A JP2000141477A JP 2000141477 A JP2000141477 A JP 2000141477A JP 32526298 A JP32526298 A JP 32526298A JP 32526298 A JP32526298 A JP 32526298A JP 2000141477 A JP2000141477 A JP 2000141477A
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film
metal heating
biaxially oriented
heating roll
oriented polyester
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Masayoshi Asakura
正芳 朝倉
Kenichi Egashira
賢一 江頭
Tetsuya Tsunekawa
哲也 恒川
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】長手方向および幅方向のヤング率が5.8
GPa以上、フィルムの少なくとも片面の表面粗さ(R
a)が2〜15nmの範囲であり、該フィルム表面の長
さ2mm以上の粗大表面傷の数が20個/m2 以下であ
ることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルムおよ
びその製造方法。 【効果】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムおよび
その製造方法によれば、フィルムのヤング率が高く、表
面粗さも小さく、厚みむらが少ないフィルムであって、
かつフィルム表面の表面傷が少ないフィルムであるた
め、磁気テープとしたときに、電磁変換特性に優れ、ド
ロップアウトが少なく、磁気記録媒体用として良好なも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二軸配向ポリエス
テルフィルムおよびその製造方法に関し、特に磁気記録
媒体用ベースフィルムに適した二軸配向ポリエステルフ
ィルムおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 二軸配向ポリエステルフィルムは、そ
の優れた機械的特性、熱的特性、電気的特性、耐薬品性
のために、さまざまな分野で利用されており、特に磁気
テープ用ベースフィルムとしての有用性は、他のフィル
ムの追随を許さない。近年は、機材の軽量化、小型化と
長時間記録化のためにベースフィルムの一層の薄膜化が
要求されるとともに、磁気記録密度が高くなる傾向にあ
り、フィルムの高強度化が望まれ、かつ磁気テープとし
て、再生時のドロップアウトが少なく、電磁変換特性に
優れたものが望まれている。このため、磁気記録媒体用
ベースフィルムの表面粗さは、段々小さくなり、平滑な
表面が要求されている。
【0003】従来技術においては、平滑面を有するポリ
エステルフィルムを高強度化するため、長手方向、幅方
向に延伸後、再度、長手方向に再延伸する(さらに幅方
向の再延伸を行う)方法を行っている(例えば、特開昭
50−133276号公報、特開昭55−22915号
公報)。この長手方向の再延伸をする工程で、高強度化
するために高配向の延伸を行うと、フィルムと延伸ロー
ルの間で滑りが生じ、この滑りはフィルム表面に傷が生
じる原因になる。また、この滑りによるフィルムの削れ
粉は、延伸ロールの汚れの原因となり、その汚れがフィ
ルム表面に転写して、フィルム表面の傷となり、磁気テ
ープとした場合に、ドロップアウトの原因になる。
【0004】このような問題を解決する方法として、例
えば、特開昭62−214518号公報のように、フィ
ルム中に含有する粒子の種類を特定しフィルムの耐摩耗
性を改善した例があるが、しかし、フィルム表面が平滑
な場合は、フィルム表面の傷等に起因するドロップアウ
トを満足な範囲に抑えることが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フィルム表
面が平滑であって、かつ高強度で、表面傷の少ない二軸
配向ポリエステルフィルムとし、磁気テープとしてドロ
ップアウトがなく、電磁変換特性に優れた二軸配向ポリ
エステルフィルムおよびその製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の二軸配向ポリエステルフィルムは、長手方向および
幅方向のヤング率が5.8GPa以上、フィルムの少な
くとも片面の表面粗さ(Ra)が2〜15nmの範囲で
あり、該フィルム表面の長さ2mm以上の粗大表面傷の
数が20個/m2 以下であることを特徴とするものであ
る。
【0007】そして、本発明の二軸配向ポリエステルフ
ィルムは、次のような好ましい実施態様を含んでいる。
【0008】(a)フイルム表面の、高さ0.81μm
以上の微小表面傷の数が10個/100cm2 以下であ
ること。
【0009】(b)フィルムの厚みが2μm以上9μm
以下、フィルムの長手方向の測定長10mの厚みむらが
9%以下であること。
【0010】また、本発明の上記二軸配向ポリエステル
フィルムを製造する方法は、フィルム端部の最大厚み
(A)とフィルム中央部の厚み(B)との比(A/B)
が6〜30、フィルムの端部の複屈折が0.001〜
0.090の範囲の少なくとも横方向に延伸したフィル
ムを、駆動金属加熱ロール群、マルチ駆動金属加熱ロー
ル群、駆動金属冷却ロールからなるフィルム延伸装置を
用いて、駆動金属加熱ロール群でフィルムを(ポリエス
テルのガラス転移温度Tg−15)℃から(Tg+1
5)に加熱し、駆動金属加熱ロールの最終ロールとマル
チ駆動金属加熱ロールのロール間およびマルチ駆動金属
加熱ロール間とで、(Tg−10)℃から(Tg+8
0)℃の温度範囲で、多段階で1.3〜5.0倍の倍率
に再縦延伸を行うことを特徴とするものである。
【0011】そして、本発明の二軸配向ポリエステルフ
ィルムの製造方法は次のような好ましい実施態様を含ん
でいる。
【0012】(a)少なくとも横方向に延伸したフィル
ムの両端部の複屈折が0.005〜0.020の範囲で
あること。
【0013】(b)駆動金属加熱ロールあるいは/また
はマルチ駆動金属加熱ロールで、フィルム両端部を補助
加熱装置を用いて加熱すること。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明におけるポリエステルとしては、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレ
ート、ポリエチレンイソフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−p−オキシベンゾエ
ート、ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなど
が挙げられるが、中でもポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6
−ナフタレートが好ましい。
【0016】また、このポリエステルの中には、無機粒
子や有機粒子、その他の各種添加剤、例えば、酸化防止
剤、帯電防止剤、結晶核剤などを添加してもかまわな
い。
【0017】無機粒子の具体例としては、酸化ケイ素、
酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタンなど
の酸化物、カオリン、タルク、モンモリロナイトなどの
複合酸化物、炭酸カルシウム、炭酸バリウムなどの炭酸
塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、チタ
ン酸バリウム、チタン酸カリウムなどのチタン酸塩、リ
ン酸第3カルシウム、リン酸第2カルシウム、リン酸第
1カルシウムなどのリン酸塩などを用いることができる
が、これらに限定されるわけではない。また、これらは
目的に応じて2種以上用いてもかまわない。
【0018】有機粒子の具体例としては、ポリスチレン
もしくは架橋ポリスチレン粒子、スチレン・アクリル系
及びアクリル系架橋粒子、スチレン・メタクリル系及び
メタクリル系架橋粒子などのビニル系粒子などの粒子を
用いることができる。また有機粒子は、易滑性、フィル
ム表面の突起形成の均一性から粒子形状が球形状で均一
な粒度分布のものが好ましい。
【0019】これらの粒子の粒径、配合量、形状などは
用途、目的に応じて選ぶことが可能であるが、通常は、
平均粒子径としては0.005μm以上3μm以下、配
合量としては、0.001重量%以上2重量%以下が好
ましい。
【0020】本発明におけるの二軸配向ポリエステルフ
ィルムとは、フィルムの長手方向と幅方向に延伸を行っ
て、配向を付与したフィルムを言う。特に、長手方向と
幅方向に延伸後、さらに多段階に長手方向および幅方向
に再延伸したフィルムが好ましい。
【0021】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムの
長手方向および幅方向のヤング率は5.8GPa以上、
好ましくは6.4GPa以上である。本発明のヤング率
が5.8GPa未満の場合は、磁気テープの応力変形を
受けやすくなり、電磁変換特性が劣りやすくなるので好
ましくない。
【0022】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムの
少なくとも片面の表面粗さ(Ra)は、2〜15nmの
範囲であることが必要であり、好ましくは3〜12nm
の範囲である。
【0023】本発明の二軸配向ポリエステルフィルムの
表面粗さが、2nm未満では、フィルムの滑りが悪くフ
ィルムに表面傷が入りやすくなり好ましくない。また、
15nmを越える場合は、磁気テープの電磁変換特性が
悪くなるので好ましくない。本発明のフィルムの表面粗
さは、表裏で同一の表面粗さ、あるいは、異なった表面
粗さにしてもよく、特に表面粗さが8nm以下の場合は
もう一方の面の表面粗さを8〜20nmとし、フィルム
を滑りやすくすることが好ましい。
【0024】フィルムの表面粗さの変更は、ポリエステ
ルに添加する粒子の粒子径、添加量を適宜選択する方法
で可能であり、またフィルムの表裏の表面粗さを変更す
るには、粒子径と添加量を変更した2種類のポリエステ
ル樹脂を共押出して複合フィルムにする方法が適してい
る。
【0025】また、フィルム表面に存在する粗大な傷
は、長さ2mm以上の傷の数が20個/m2 以下、好ま
しくは10個/m2 以下である。フィルムに存在する粗
大傷がこの範囲から外れる場合は、磁気テープのドロッ
プアウトなどの問題が発生するので好ましくない。
【0026】さらに、本発明のフィルム表面の、高さ
0.81μm以上の微小傷の数は10個/100cm2
以下、好ましくは5個/100cm2 以下である場合、
磁気テープとして使用したときのドロップアウトを少な
くするのに有効である。
【0027】本発明のフィルム厚みは、2〜9μm、好
ましくは3〜7μmである場合が、磁気テープの薄膜化
要求に応えるために好ましい。
【0028】本発明のフィルムの長手方向の測定長10
mの厚みむらが9%以下、好ましくは7%以下、さらに
好ましくは6%以下が、長手方向のフィルムの曲げ強度
のバラツキが少なくなり、磁気テープとしたときの記録
・再生時のテープの走行時の応力変形、エッジ部のダメ
ージなどが少なくなるので好ましい。
【0029】また、本発明のフィルムの表面粗さは、表
裏同一粗さでもよいが、表裏異なる表面粗さとして、平
滑面に磁性層をを設け、反対面にバックコート層を設
け、走行性を向上させて、磁気テープとするのが好まし
い。この場合は、本発明のフィルムは2層以上に積層し
たフィルムとして、磁気記録面となるフィルム面とその
反対面の表面粗さを異なる設計にすることで、磁気記録
面の表面粗さを高密度磁気記録用ベースフィルムに適し
たものにできる。特に、高いレベルの電磁変換特性を達
成するためには、少なくとも磁気記録面の表面粗さ(R
a)は2nm〜15nmと平滑な表面であることが必要
なのである。
【0030】本発明のフィルムの磁性層面となる平滑面
の最大粗さ(Rt)は、20〜300nmが好ましく、
30〜150nmの範囲とするのがさらに好ましい。
【0031】本発明のフィルムの製造方法は、フィルム
端部の最大厚み(A)とフィルム中央部の厚み(B)と
の比(A/B)が6〜30、好ましくは8〜25、フィ
ルムの端部の複屈折(複屈折の測定位置は、エッジの最
端より10mm内側部であり、両エッジ部の測定値を平
均した値)が0.001〜0.090、好ましくは0.
005〜0.070、より好ましくは0.005〜0.
020の範囲の少なくとも横方向に延伸したフィルム
を、駆動金属加熱ロール群、マルチ駆動金属加熱ロール
群、駆動金属冷却ロールからなるフィルム延伸装置を用
いて、駆動金属加熱ロール群でフィルムを(ポリエステ
ルのガラス転移温度Tg−15)℃から(Tg+15)
℃、好ましくは(Tg−5)℃から(Tg+10)℃の
温度範囲に加熱し、駆動金属加熱ロールの最終ロールと
マルチ駆動金属加熱ロールのロール間およびマルチ駆動
金属加熱ロール間とで、(Tg−10)℃から(Tg+
80)℃、好ましくは(Tg−5)℃から(Tg+7
0)℃の温度範囲で、多段階で1.3〜5.0倍、好ま
しくは2.8〜4.8倍の倍率に再縦延伸を行うもので
ある。
【0032】また、ロール間延伸とするためには、延伸
開始点を明確にすることが重要であり、そのために、駆
動金属加熱ロールまたは/あるいはマルチ駆動金属加熱
ロールで、好ましくは駆動金属加熱ロールの最終ロール
で、より好ましくは駆動金属加熱ロールの最終ロールと
マルチ駆動金属加熱ロールの間で、フィルム両端部を補
助加熱装置を用いて加熱することがさらに好ましい。本
発明のフィルムの延伸の骨子は、駆動金属加熱ロール群
の最終ロールとマルチ駆動加熱ロールとのロール間で延
伸し、マルチ駆動加熱ロール間で多段階に残りの延伸を
行い、延伸を終了させるものである。このため、駆動金
属加熱ロール群の最終ロールとフィルム(特にフィルム
エッジ部)の摩擦係数を大きくし、ロール上でのフィル
ムの滑りを防止することがポイントである。
【0033】このため、駆動金属加熱ロール群の最終ロ
ールの表面は、クロムメッキ表面で、表面粗度を0.6
S以下、好ましくは0.4S、より好ましくは0.2S
以下に研磨仕上げしたものがさらに好ましい。また、駆
動金属加熱ロールの温度を(ポリエステルのTg−1
5)℃から(Tg+15)℃に加熱したり、フィルムの
端部の複屈折を制御したりして、ロール上でのフィルム
の滑りを防止するようにするのが好ましい。さらに、ロ
ール上でのフィルムの滑りを防止して、延伸するのに、
駆動金属加熱ロール群の最終ロールまたは駆動金属加熱
ロールの最終ロールとマルチ駆動金属加熱ロールの間
で、フィルム両端部を補助加熱装置、例えば、赤外線ヒ
ータ、ハロゲンランプを光源とした集光型ヒータなどで
部分加熱して、フィルムの延伸張力を低下させ、延伸開
始点を固定することが好ましい。また、延伸フィルムの
平滑面(磁性層面となる面)を駆動金属加熱ロール群の
最終ロール側にして延伸することは、ロール上でのフィ
ルムの滑りを防止する点では好ましいが、経時的なロー
ル汚れなどの点を考慮する場合は、反対面にするなどの
工夫を凝らすことが好ましい。駆動金属加熱ロール群の
最終ロールとマルチ駆動加熱ロールのロール間で延伸し
た後、次のマルチ駆動加熱ロール間で(Tg−10)℃
から(Tg+80)℃の温度範囲で、多段階に延伸し
て、全延伸倍率で1.3〜5.0倍の範囲に再縦延伸し
て、フィルムを常温に冷却する。
【0034】ここで、「マルチ駆動ロール」とは、回転
ロールの軸に回転方向と同一方向にトルクモーターなど
で補助トルクを与え、フィルムの走行速度に合わせて回
転するようにしたものである。
【0035】再縦ロール延伸装置でのフィルムパスは、
1対の同方向回転の2本のロール間に橋掛けにフィルム
を走行させる方法、あるいは隣同士で回転方向が違うロ
ール間に襷掛けにフィルムを走行させる方法のいずれで
もよいが、ロール上でのフィルムの滑りを防止させる点
から、隣同士で回転方向が違うロール間に襷掛けにフィ
ルムを走行させる方法が好ましい。
【0036】次に、本発明の二軸配向ポリエステルフィ
ルムの製造法の具体的な例について説明するが、かかる
例に限定されるものではない。
【0037】ポリエステルとして、ポリエチレンテレフ
タレート(ガラス転移点:80℃、融点:255℃)の
ペレットを真空下で十分に乾燥して、270〜300℃
の温度に加熱された押出機に供給し、T型口金よりシー
ト状に押し出す。この溶融されたシートを、表面温度1
0〜40℃に冷却されたドラム上に静電気力で密着させ
て冷却固化し、実質的に非晶状態の未延伸キャストフィ
ルムを得る。この未延伸キャストフィルムのフィルム端
部の最大厚み(A)とフィルム中央部の厚み(B)との
比(A/B)は2〜5の範囲が好ましい。このキャスト
フィルムを、加熱金属ロール群で(Tg+5℃)〜(T
g+40℃)の温度に加熱して長手方向に1.5〜6.
0倍に、1段又は2段階で延伸して室温に冷却する。こ
の縦延伸フィルムのフィルム端部の複屈折を0.005
〜〜0.090の範囲になるように延伸温度、倍率を適
宜選択する。ただし、未延伸キャストフィルムの端部の
複屈折が0.001以上を示す場合は、縦延伸を行なう
ことなく、次の横延伸を行ってもよい。このフィルムの
両端部を走行するクリップで把持して幅方向延伸テンタ
ーに導き、(Tg−20℃)〜(Tg+40℃)の温度
範囲で幅方向に3〜8倍に1段または2段階で延伸し、
幅方向に延伸配向を付与し、フィルム端部の最大厚み
(A)とフィルム中央部の厚み(B)との比(A/B)
が6〜30、フィルムの端部の複屈折(複屈折の測定位
置は、エッジの最端より10mm内側部であり、両エッ
ジ部の測定値を平均した値)が0.001〜0.090
の範囲の少なくとも横方向に延伸したフィルムとする。
この少なくとも横方向に延伸したフィルムを、駆動金属
加熱ロール群で、(Tg−15℃)〜(Tg+15℃)
の温度に加熱し、駆動金属加熱ロール群の最終ロールと
マルチ駆動加熱ロールのロール間で延伸した後、次にマ
ルチ駆動加熱ロール間で(Tg−10)℃から(Tg+
80)℃の温度範囲で、多段階に延伸し、1.3〜5.
0倍の範囲に再縦延伸し、フィルムを常温に冷却する。
次に、この延伸フィルムの両端部を走行するクリップで
把持して幅方向延伸テンターに導き、(Tg+40℃)
〜(ポリエステルの融解温度Tm−30℃)の温度で
1.1〜1.8倍に幅方向に延伸した後、引き続き(T
m−70℃)〜(Tm−30℃)の温度ゾーンで熱固定
する。熱固定に引き続き冷却工程で弛緩処理を行い、寸
法安定性を付与する。
【0038】
【物性値の評価法】(1)ガラス転移温度Tg、融解温
度Tm 示差走査熱量計として、セイコー電子工業(株)製“ロ
ボットDSC−RDC220”を用い、データー解析装
置として、同社製“ディスクセッション”SSC/52
00を用い、サンプルを約5mg採取し、室温から昇温
速度20℃/分で300℃まで加熱した時に得られる熱
カーブより、Tg、Tmを求める。
【0039】(2)ヤング率 オリエンテック(株)製フィルム強伸度自動測定装置
“テンシロンAMF/RTA−100”を用いて、試料
フィルムを幅10mm、試長間100mm、引張り速度
200mm/分で引っ張った。得られた張力−歪曲線の
立上がりの接線の勾配からヤング率を求めた。測定は2
5℃、65%RHの雰囲気下で行った。
【0040】(3)平均表面粗さ(Ra)、最大表面粗
さ(Rt) 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用い
て下記の条件で平均表面粗さ(Ra)、最大表面粗さ
(Rt)を測定する。
【0041】 触針先端半径:0.5μm 触針荷重 :5mg 測定長 :1mm カットオフ :0.08mm 測定回数 :10回 (4)フィルム表面の粗大傷の長さ、数 二軸配向ポリエステルフィルムに蛍光灯などでフィルム
表面又は裏面から光を当て、目視によりフィルム表面を
観察するか、または光学顕微鏡で20倍以下の比較的低
倍率でフィルムを観察し傷の長さ、数を測定する。
【0042】(5)フィルム表面の微小傷の高さ、数 10cm四方の大きさのフィルムを測定する面同士を2
枚重ね合わせて、印加電圧5.4kVの静電気力で密着
させて観察し、フィルム表面の傷により発生する干渉縞
から高さを推定する。干渉縞が5重環で高さ1.35μ
m、3重環で0.81μmとした。光源としては、ハロ
ゲンランプに564nmのバンドパスフィルターをかけ
たものを用いる。干渉縞の発生した部分をアルミ蒸着
し、微分干渉顕微鏡で観察して傷か傷以外か判断し、傷
の数を数えた。
【0043】(6)フィルムの厚みむら アンリツ(株)製フィルムシックネステスタ「KG60
1A」および電子マイクロメータ「K306C」を用
い、フィルムの長手方向に幅30mm、長さ10mにサ
ンプリングしたフィルムを連続的に厚みを測定する。フ
ィルムの搬送速度は1.5m/分とした。10m長での
最大値Tmax(μm)、最小値Tmin(μm)か
ら、 R=Tmax−Tmin を求め、Rと10m長の平均厚みTave(μm)か
ら、 厚みむら(%)=R/Tave×100 として求めた。
【0044】(7)複屈折 ベレックコンペンセータを装備した偏光顕微鏡により、
フィルムのリターデーションRdを求めた。Rdをフィ
ルム厚みで割り、複屈折とした。
【0045】(8)電磁変換特性(C/N)本発明のフ
ィルムの表面に、下記組成の磁性塗料および非磁性塗料
をエクストルージョンコーターにより重層塗布(上層は
磁性塗料で塗布厚み0.1μm、非磁性下層の厚みは適
宜変化させた)し、磁気配向させ、乾燥させる。次い
で、反対面に下記組成のバックコート層を形成した後、
小型テストカレンダー装置(スチール/スチールロー
ル、5段)で、温度:85℃、線圧:200kg/cm
でカレンダー処理した後、60℃で、48時間キュアリ
ングする。上記テープ原反を8mm幅にスリットし、パ
ンケーキを作成した。次いで、このパンケーキから長さ
200mを、カセットに組み込んでカセットテープとし
た。
【0046】このテープに、市販のHi8用VTR(ソ
ニー社製 EV−BS3000)を用いて、7MHz+
1MHzのC/N(キャリア対ノイズ)の測定を行っ
た。
【0047】市販の8mmビデオ用テープのC/Nを0
dBとし、相対値で表す。
【0048】 ◎ :+2dB以上 ○ :−1〜+2dB × :−4〜−2dB ××:−4dB以下 (磁性塗料の組成) ・強磁性金属粉末 :100重量部 ・スルホン酸Na変性塩化ビニル共重合体 : 10重量部 ・スルホン酸Na変性ポリウレタン : 10重量部 ・ポリイソシアネート : 5重量部 ・ステアリン酸 :1.5重量部 ・オレイン酸 : 1重量部 ・カーボンブラック : 1重量部 ・アルミナ : 10重量部 ・メチルエチルケトン : 75重量部 ・シクロヘキサン : 75重量部 ・トルエン : 75重量部 (非磁性下層塗料の組成) ・酸化チタン :100重量部 ・カーボンブラック : 10重量部 ・スルホン酸Na変性塩化ビニル共重合体 : 10重量部 ・スルホン酸Na変性ポリウレタン : 10重量部 ・メチルエチルケトン : 30重量部 ・メチルイソブチルケトン : 30重量部 ・トルエン : 30重量部 (バックコートの組成) ・カーボンブラック(平均粒径20nm) : 95重量部 ・カーボンブラック(平均粒径280nm) : 10重量部 ・αアルミナ :0.1重量部 ・酸化亜鉛 :0.3重量部 ・スルホン酸Na変性ポリウレタン : 20重量部 ・スルホン酸Na変性塩化ビニル共重合体 : 30重量部 ・シクロヘキサノン :200重量部 ・メチルエチルケトン :300重量部 ・トルエン :100重量部 (9)ドロップアウト(D/O) ドロップアウトカウンターを用いて、15μs/18d
Bにて(8)項の磁気テープカセットの1分間当たりの
個数を測定した。
【0049】 ◎ :0〜10個/分 ○ :10〜20個/分 × :20〜40個/分 ××:40個/分以上
【0050】
【実施例】以下に、本発明のより具体的な実施例につい
て説明する。
【0051】実施例1〜5、比較例1〜3 ポリエチレンテレフタレート(固有粘度0.65、ガラ
ス転移温度80℃、融点255℃、平均径0.3μmの
球状架橋ポリスチレン0.1重量%と平均径0.45μ
mの球状架橋ポリスチレン0.025重量%配合)のペ
レットを180℃で3時間真空乾燥した後に、280℃
に加熱された押出機に供給して溶融押出し、Tダイより
シート状に吐出した。さらに、このシートを表面温度2
5℃の冷却ドラム上に静電気力で密着させて冷却固化
し、未延伸キャストフィルムを得た。
【0052】この未延伸フィルムの端部の最大厚み
(A)と中央部の厚み(B)の比(A/B)は3であっ
た。この未延伸フィルムをロール延伸装置で、表1に示
した条件で、長手方向に延伸して冷却した。このフィル
ムの両端部をクリップで把持して、テンターに導き、表
1に示した条件で幅方向に延伸し、横延伸フィルムを得
た。この横延伸フィルムのフィルムの端部の最大厚み
(A)と中央部の厚み(B)の比(A/B)およびフィ
ルム端部の複屈折を表1に示した。このフィルムを駆動
金属加熱ロール群、マルチ駆動金属加熱ロール群、駆動
金属冷却ロールからなるロール延伸装置を用いて、表2
に示した条件で長手方向に再縦延伸をした。このフィル
ムの両端部をクリップで把持してテンターに導き、17
0℃の温度に予熱し、190℃の温度で、幅方向に、表
2に示す倍率で再横延伸をした。引き続き200℃の温
度で、幅定長で熱固定した。引き続き150℃の温度で
横方向に4%、110℃の温度で横方向に1.5%、そ
れぞれ弛緩処理して室温に冷却した。フィルム厚みは押
出量を調節して6μmに合わせた。再縦ロール延伸装置
は、直径170mmの金属ロール(表面材質:ハードク
ロムメッキ)を用い、3本の駆動金属加熱ロール、次に
3本のマルチ駆動金属加熱ロールおよびフィルム引き取
り用の駆動金属冷却ニップロールから構成し、フィルム
パスは襷掛け方式とした。再縦延伸の駆動金属加熱ロー
ルの最終ロールの表面粗度は0.2Sであり、他のロー
ルの表面粗度は0.4Sとした。また、駆動金属加熱ロ
ールの最終ロール表面と接触したフィルム面の反対面の
表面傷を評価し、この面を磁気テープの磁性層面として
テープ特性を評価した。
【0053】実施例1、2は、フィルム端部の複屈折を
抑制し、再縦延伸でのフィルム表面傷発生を改善した例
である。実施例3のフィルム端部は、縦延伸をせず、キ
ャストフィルムのままで、金属加熱ロールとの滑り防止
を図った例である。実施例4、5はフィルム端部の複屈
折を抑制し、延伸性を改善した例である。
【0054】比較例1、2のフィルム端部の複屈折は、
本発明の範囲を越える値としたため、駆動金属加熱ロー
ルの最終ロール上で、フィルムが滑り、延伸にともなっ
てフィルムの幅変動が起こり、延伸開始点が安定しなか
った。そのため、フィルムのヤング率が低く、表面傷が
発生し、かつ厚みむらも悪いものであり、磁気テープと
しても、ドロップアウトの多いものとなった。比較例3
は、実施例1の二軸延伸フィルムの端部の厚みの厚い部
分を切り取って、再縦延伸した例であり、この場合、ロ
ール上でのフィルムの滑りが大幅に大きくなり、延伸フ
ィルムの幅変動もさらに大きななものとなった。
【0055】表1には、少なくとも横方向に延伸したフ
ィルムの縦、横延伸条件とそのフィルム端部の最大厚み
(A)とフィルム中央部の厚み(B)の比(A/B)と
フィルム端部の複屈折を示した。表2には、再縦延伸条
件と再横延伸倍率を示した。表3には、フィルムのヤン
グ率、表面粗さ(Ra)、表面傷の数、厚みむら、電磁
変換特性、ドロップアウトを示した。
【0056】
【表1】
【表2】
【表3】 実施例6〜7再縦延伸条件のなかで、駆動金属加熱ロー
ルの最終ロール上のフィルムの両端部部にハロゲンラン
プを光源とした集光型近赤外線ヒータを設置して、幅1
2cmに渡って加熱して、再縦延伸した以外は、実施例
6は実施例4と、また実施例7は実施例5と同様にして
厚み6μmのフィルムを得た。
【0057】使用した集光型近赤外線ヒータは、ハロゲ
ンランプの電源容量は1Kwで集光用のカーブミラー反
射板を持ち、その焦点距離は約25mmである。
【0058】表1には、少なくとも横方向に延伸したフ
ィルムの縦、横延伸条件とそのフィルム端部の最大厚み
(A)とフィルム中央部の厚み(B)の比(A/B)と
フィルム端部の複屈折を示した。表2には、再縦延伸条
件と再横延伸倍率を示した。表3には、フィルムのヤン
グ率、表面粗さ(Ra)、表面傷の数、厚みむら、電磁
変換特性、ドロップアウトを示した。
【0059】実施例8 押出機A、B2台を用い、押出機Aには、PETI(固
有粘度0.65、ガラス転移温度80℃、融点255
℃、平均径0.07μmの球状シリカ粒子0.16重量
%配合)の乾燥ペレット、押出機Bには、PETII(固
有粘度0.65、ガラス転移温度80℃、融点255
℃、平均径0.3μmの球状架橋ポリスチレン0.1重
量%と平均径0.45μmの球状架橋ポリスチレン0.
025重量%配合)の乾燥ペレットをそれぞれ供給して
共押出し、積層比I/II=10/1の積層未延伸フィル
とした以外は、実施例7と同様にして厚み6μmのフィ
ルムを得た。再縦ロール延伸装置の駆動金属加熱ロール
の最終ロール表面に接触するフィルム面が、PETIIの
積層面となるよう積層した。PETIIの積層面の表面粗
さ(Ra)は8.2nm、そのフィルムの反対面である
PETII積層面の表面粗さ(Ra)は4.1nmであっ
た。またPETII積層面の表面について、表面傷の評価
を行い、またテープの磁性層面とした。
【0060】表1には、少なくとも横方向に延伸したフ
ィルムの縦、横延伸条件とそのフィルム端部の最大厚み
(A)とフィルム中央部の厚み(B)の比(A/B)と
フィルム端部の複屈折を示した。表2には、再縦延伸条
件と再横延伸倍率を示した。表3には、フィルムのヤン
グ率、表面粗さ(Ra)、表面傷の数、厚みむら、電磁
変換特性、ドロップアウトを示した。
【0061】
【発明の効果】本発明の二軸配向ポリエステルフィルム
は、ヤング率が高く、表面粗さも小さいフィルムであっ
て、かつフィルム表面の表面傷が少ないフィルムである
ため、磁気テープとしたときに、電磁変換特性に優れ、
ドロップアウトが少なく、磁気記録媒体用として良好な
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA43 AA80 AA86 AG29 AH14 BB07 BB08 BC01 BC10 BC16 4F210 AA13 AA24 AC01 AE01 AG01 AH38 AR06 AR20 QA03 QC06 QC16 QD13 QD34 QG01 QG18 QW12 4J002 CF001 CF051 CF061 CF081 FD010 GS00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向および幅方向のヤング率が5.8
    GPa以上、フィルムの少なくとも片面の表面粗さ(R
    a)が2〜15nmの範囲であり、該フィルム表面の長
    さ2mm以上の粗大表面傷の数が20個/m2 以下であ
    ることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】フィルム表面の、高さ0.81μm以上の
    微小表面傷の数が10個/100cm2 以下であること
    を特徴とする請求項1に記載の二軸配向ポリエステルフ
    ィルム。
  3. 【請求項3】フィルムの厚みが2μm以上9μm以下、
    フィルムの長手方向の測定長10mの厚みむらが9%以
    下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の二軸配向ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】フィルム端部の最大厚み(A)とフィルム
    中央部の厚み(B)との比(A/B)が6〜30、フィ
    ルムの端部の複屈折が0.001〜0.09の範囲であ
    る少なくとも横方向に延伸したフィルムを、駆動金属加
    熱ロール群、マルチ駆動金属加熱ロール群および駆動金
    属冷却ロールからなるフィルム延伸装置を用いて、駆動
    金属加熱ロール群でフィルムを(ポリエステルのガラス
    転移温度Tg−15)℃から(Tg+15)℃の温度範
    囲に加熱し、駆動金属加熱ロールの最終ロールと次のマ
    ルチ駆動金属加熱ロールのロール間およびマルチ駆動金
    属加熱ロール間とで、(Tg−10)℃から(Tg+8
    0)℃の温度範囲で、多段階で1.3〜5.0倍の倍率
    に再縦延伸を行うことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムの製造方
    法。
  5. 【請求項5】少なくとも横方向に延伸したフィルムの両
    端部の複屈折が0.005〜0.02の範囲であること
    を特徴とする請求項4に記載の二軸配向ポリエステルフ
    ィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】駆動金属加熱ロールあるいは/またはマル
    チ駆動金属加熱ロールで、フィルム両端部を補助加熱装
    置を用いて加熱することを特徴とする請求項4または請
    求項5に記載の二軸配向ポリエステルフィルムの製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172695A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Toyobo Co Ltd 二軸延伸ポリアミドフィルムの製造方法
JP2005132107A (ja) * 2003-10-09 2005-05-26 Toray Ind Inc ポリエステルフィルムの製造方法

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