JP2000140044A - 看護支援装置、看護支援方法、看護支援機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体 - Google Patents

看護支援装置、看護支援方法、看護支援機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体

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JP2000140044A
JP2000140044A JP10317885A JP31788598A JP2000140044A JP 2000140044 A JP2000140044 A JP 2000140044A JP 10317885 A JP10317885 A JP 10317885A JP 31788598 A JP31788598 A JP 31788598A JP 2000140044 A JP2000140044 A JP 2000140044A
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Seijiro Ito
清治郎 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者自ら自己の健康管理に関する情報を即座
に入力できることで、患者を看護する看護者の負担を軽
減し、看護者がよりきめ細かい看護サービスを患者に提
供することができる看護支援装置と、看護支援方法、並
びに看護支援機能を有するプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な情報記録媒体を提供すること。 【解決手段】 医療機関の看護を受ける患者の健康管理
に関する情報を格納し管理するための情報管理手段23
と、前記患者やその看護を行う看護者の近傍に配置さ
れ、前記患者自ら入力して前記患者の健康管理に関する
情報を前記情報管理手段23に格納すると共に、前記患
者やその看護者の操作によって前記情報管理手段23の
前記患者の健康管理に関する情報を表示するための入力
表示手段25、26とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の看護を支援
するための看護支援装置と、看護支援方法、並びにこの
ような看護支援機能を有するプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な情報記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば病院等において医療機関に
係わる情報(以下、医療情報という)を管理する情報管
理システムとして、例えば患者の看護を支援するための
看護支援システムが用いられている。この看護支援シス
テムは、医療情報を格納し管理するためのサーバコンピ
ュータ(以下、サーバという)及び、このサーバに対し
て医療情報を入力したり、サーバの医療情報を検索し所
定の目的の情報を取得するための端末装置から構成され
ている。
【0003】上述の医療情報の一例としては、例えば患
者の体温等の患者の健康管理の関する情報(健康管理情
報)に関するものである。この健康管理情報は、例えば
医師や看護婦(看護士を含む)等の医療関係者(以下、
看護者と呼ぶ)が患者から上記の健康管理情報を聞き取
り、例えば看護者の近傍に設けられた上述の看護支援シ
ステムの端末装置に入力されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の看護
支援システムでは、以下のような問題点が存在する。第
1に、患者は、看護者が巡回して患者から聞き取られま
でその健康管理情報を覚えていなければならないという
問題点がある。また、患者が、その健康管理情報自体を
忘れてしまう場合もある。第2に、忙しい看護者が健康
管理情報を逐一看護支援システムに入力しなければなら
ないという問題点がある。また、従来看護者が単に健康
管理情報を入力するのみであって、例えば患者毎の健康
管理情報を時系列に示すことができるシステムがない。
第3に、従来の看護支援システムでは、蓄積された患者
の食事履歴、薬服用履歴、排便等のような看護を行う上
で必要な情報を活用していないという問題点がある。従
って、例えば、患者が、所定の服薬を行ったかどうかを
忘れて重複して服薬してしまう場合がある。
【0005】そこで本発明は上記課題を解消し、患者自
ら自己の健康管理に関する情報を即座に入力できること
で、患者を看護する看護者の負担を軽減し、看護者がよ
りきめ細かい看護サービスを患者に提供することができ
る看護支援装置と、看護支援方法、並びにこのような看
護支援機能を有するプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な情報記録媒体を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、医療機関の看護を受ける患者の健康管理に関す
る情報を格納し管理するための情報管理手段と、前記患
者やその看護を行う看護者の近傍に配置され、前記患者
自ら入力して前記患者の健康管理に関する情報を前記情
報管理手段に格納すると共に、前記患者やその看護者の
操作によって前記情報管理手段の前記患者の健康管理に
関する情報を表示するための入力表示手段とを備えるこ
とを特徴とする看護支援装置により、達成される。
【0007】上記構成によれば、看護支援装置の入力表
示手段は、患者や患者を看護する看護者の近傍に配置さ
れている。患者は、入力表示手段によって健康管理に関
する情報を自ら入力し、情報管理手段に情報を格納させ
ることができる。さらに、患者やその看護者は、情報管
理手段の情報を入力表示手段によって表示させることが
できる。従って、この看護支援装置においては、患者自
らが即座に情報を入力できるので、患者以外の者が情報
を入力する必要がない。また、患者やその看護者は、必
要に応じて患者やその看護者の近傍でその情報を表示さ
せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】図1は、本発明の好ましい実施形態として
の看護支援システム1の一例を示すブロック図である。
看護支援システム1(看護支援装置)は、例えば病院等
の医療機関に係わる情報(以下、医療情報という)を管
理するクライアント・サーバ型の情報管理システムの一
種であり、ここでは患者の看護を行う医師や看護婦(看
護士を含む)等の医療関係者(以下、看護者と呼ぶ)を
支援するためのシステムである。上述の医療情報の一例
としては、例えば患者の食事に関する食事履歴情報、薬
の服用に関する薬服用履歴情報、排便に関する排便情
報、体温に関する体温情報、血圧に関する血圧情報、脈
拍に関する脈拍情報、睡眠に関する睡眠情報、運動量に
関する運動量情報若しくは入浴に関する入浴情報等又は
これらの組み合わせに係わる患者の健康管理情報に関す
るものである。具体的には、例えば以下のような患者側
の報告と、この報告に基づく看護側の参照とが行われ
る。患者側では、看護支援システム1に対して、例えば
薬の服用報告(時刻、服用した種類と量等)、間食報告
(時刻、種類、量等)、食事報告(時刻、種類、量、食
べ残し等)、排便報告(時刻、種類、形態、量等)、体
温計測(時刻、体温)等を報告する。看護側では、看護
支援システム1から、例えば薬の服用履歴、時系列の間
食履歴、間食の種類、時系列の食事履歴、偏食情報、時
系列の排便履歴、下痢情報、時系列の体温情報等を参照
することができる。
【0010】看護支援システム1は、情報管理手段とし
てのサーバコンピュータ23(以下、サーバという)、
例えばクライアント25としての看護用端末装置28
(入力表示手段)及び患者用端末26(入力表示手段)
を有し、それぞれネットワーク37(通信媒体)によっ
て接続されている。サーバ23は、例えば医療情報(情
報)を格納するためのデータベース29(情報格納手
段)及び、例えば標準ユーザインターフェース情報の一
例としてのHTML(Hyper Text Mark
up Language)形式等の標準フォーマット形
式のUI(User Interface)データ(図
示せず)を有する。UIデータ35は、例えば所定の基
本ソフトウェア(OS:Operating Syst
em)を有する看護用端末装置28や患者用端末26に
インストールされた閲覧手段としての閲覧ソフトウェア
(以下、ブラウザ27という)が読み込み可能な標準フ
ォーマット形式のデータである。UIデータは、後述す
る所定の処理を行うための機能が記述されている。
【0011】看護支援システム1がこのような標準フォ
ーマットのUIデータを採用したのは、システム機能の
変更等を行う場合にサーバ23上のUIデータのみを変
更すれば、看護用端末装置28や患者用端末装置26の
機能変更が可能だからである。また、その他、このよう
なUIデータを看護支援システム1上で利用するための
動作環境設定が、容易だからである。
【0012】次に、患者用端末装置26について説明す
る。ここでは、患者用端末装置26の機能の概要につい
て説明し、患者用端末装置26の構成例については後述
する。患者用端末装置26は、搭載するブラウザ27が
サーバ23のUIデータを読み込むように設定されてい
る。ブラウザ27がUIデータを読み込むと、図4の患
者用端末装置26の表示部44には、例えば体温入力メ
ニュー48、薬入力メニュー50、食事入力52、体温
グラフメニュー54、薬用法メニュー56及び食事メニ
ュー58が表示される。UIデータには、このような表
示を行うデータの他に、これらのメニュー48、50、
52、54、56、58のさらに詳細な情報を入力や参
照等を行うための画面を表示するためのデータを有して
いる。患者用端末装置26は、例えば患者の近傍に設け
られており、図1のサーバ23のデータベース29に対
して情報を入力したり、サーバ23のデータベース29
の情報を検索し所望の情報を取得するための端末装置で
ある。患者用端末装置26は、例えば図4のようにブラ
ウザ27がインストールされている。
【0013】図1の看護用端末装置28は、例えば看護
者の近傍に設けられており、サーバ23のデータベース
29に蓄積された患者の情報を検索等するための端末装
置である。看護用端末装置28にも、例えばブラウザ2
7がインストールされている。看護者は、例えば患者の
健康状態に関する情報をサーバ23から取得して表示さ
せ、情報を表にしたり、グラフ化することができる。看
護用端末装置28は、例えばブラウザ27がインストー
ルされている。
【0014】尚、看護用端末装置28及び患者用端末装
置26は、それぞれ操作する者(患者か看護者)によっ
て区別されている端末装置なので、必要に応じて同一の
端末装置で両方の機能が行えるような形態であっても良
いことは言うまでもない。
【0015】上述の健康管理情報は、例えば看護者の助
けを借りずに患者自らによって、医療施設において患者
の近傍(例えば病室)に配置された患者用端末装置26
に入力される。
【0016】図2は、図1のサーバ23の外観の一例を
示す斜視図である。サーバ23は、例えば高速処理が可
能なコンピュータ(いわゆるパーソナルコンピュータで
も良い)である。尚、クライアント25も、サーバ23
とほぼ同様に例えばコンピュータ又はそれに準ずる装置
(例えば情報端末装置等)であるが、構成がほぼ同様で
あるので、以下の説明ではサーバ23についてのみ説明
する。
【0017】上記サーバ23は、例えばコンピュータ2
1である。コンピュータ21は、中央演算処理装置(C
PU)等の制御部を有する本体21a、本体21aに設
けられたディスク装置13及び表示部5、好ましくはポ
インティングデバイス3及びキーボード11を有する。
【0018】上記コンピュータ21は、例えば情報記録
媒体15のデータを少なくとも読み出すことができるデ
ィスク装置13を備えている。この情報記録媒体15
は、例えばコンパクトディスク(CD−ROM)やフレ
キシブルディスク(フロッピーディスク)等である。
【0019】図3は、図2のコンピュータの詳細な電気
的な構成例を示すブロック図である。コンピュータ21
は、制御部9、表示部5、記憶部17、ディスク装置1
3及び外部記憶部19、好ましくはポインティングデバ
イス3及びキーボード11を有する。
【0020】上記制御部9は、例えば表示部5、記憶部
17、ディスク装置13及び外部記憶部19と所定のバ
ス線等を介して接続されており、好ましくはポインティ
ングデバイス3及びキーボード11とも接続されてい
る。制御部9は、接続された上述の各ブロックを制御す
るためのものである。制御部9は、例えばハードディス
ク等の外部記憶部19にソフトウェアを格納し、必要な
時に例えばRAM(Random Access Me
mory)等の記憶部17を作業領域としながら実行す
るものである。看護支援システム1を構成するソフトウ
ェアは、例えば制御部9の制御によって記憶部17上で
動作する。看護支援システム1を実現するプログラム
は、例えば制御部9の制御によって記憶部17上で動作
する。
【0021】上記表示部5は、例えばCRT(Cath
ode Ray Tube)や液晶ディスプレイ等の表
示装置である。上記ポインティングデバイス3は、例え
ばマウスのようなコンピュータ21の操作手段である。
【0022】上記キーボード11は、例えば文字等を入
力したり、コンピュータ21を操作するために設けられ
た操作手段である。尚、サーバ1においては、例えばキ
ーボード11やポインティングデバイス3は必須ではな
い。
【0023】図4は、図1の患者用端末装置26の構成
例を示す分解斜視図である。患者用端末装置26は、例
えばコンピュータ又はそれに準ずる機能を有する端末装
置であり、タッチパネル46、表示部44、制御部40
及び通信部42を有し、所定の閲覧ソフトウェア(閲覧
手段)としてのブラウザ27が動作する環境(例えばO
Sや通信環境)が設定された状態で閲覧ソフトウェアが
インストールされている。
【0024】上記タッチパネル46は、例えば通常良く
用いられているメンブレン式のタッチパネルである。こ
のタッチパネル46は、患者等が指先等にて所定の位置
に触れて、上下例えば2層に積層されたパネルが接触す
ることにより、制御部40が、その位置を認識する入力
装置である。タッチパネル46は透明な部材であり、そ
の下層には表示部44が配置されている。これにより、
患者等は、表示部44の表示を透明なタッチパネル46
を介して視認できるようになっている。タッチパネル4
6は、その他光学式、容量式、圧力検出式又はペンタッ
チ式のものを採用しても良い。
【0025】上記表示部44は、例えば液晶ディスプレ
イ等である。通信部42は、ネットワーク37に接続す
るための例えばLAN接続用基板である。通信部42
は、ネットワーク37に接続可能な所定のケーブル(例
えば10BASE−Tケーブル)が接続できるようにな
っている。この一例では、ネットワーク37は、例えば
ルータを含む上述のケーブルを示している。制御部40
は、タッチパネル部46、表示部44及び通信部42と
接続されており、それらを制御する。
【0026】看護支援システム1は以上のような構成で
あり、次にその動作例(看護支援方法)について図1〜
図5を参照しながら説明する。図5は、図1の看護支援
システム1の動作例を示すフローチャートである。看護
支援システム1は、上述のように例えば病院等において
患者の健康管理情報を管理するためのシステムである。
看護支援システム1においては、サーバ23は例えば所
定のシステム管理室等に配置され、看護用端末装置28
は例えば看護者の作業室に配置され、患者用端末装置2
6は例えば患者の近傍に配置されている。
【0027】看護支援システム1は、例えば所定の管理
者によって予め電源がONされている(ステップST
1)。看護支援システム1のサーバ23、患者用端末装
置26及び看護用端末装置28は、それぞれ搭載する例
えばOS等のシステムがブートされ(ステップST
2)、看護支援システム1を動作させる所定のソフトウ
ェアが動作を開始する。患者用端末装置26は、サーバ
23に対して図4の初期選択画面60の読み出しを要求
する(ステップST3)。サーバ23は、患者用端末装
置26に対してその要求に応じたUIデータ(標準イン
ターフェース)を送信し(ステップST4)、患者用端
末装置26には図4の初期選択画面60が表示される
(ステップST5)。
【0028】患者は、例えば朝起きて体温を計測し、図
4の患者用端末装置26における体温入力メニュー48
を指で触れる(ステップST6)。患者用端末装置26
は、体温入力画面を読み出し要求を行う(ステップST
7)。サーバ23は、体温入力画面データ(入力画面)
を患者用端末装置26に送信する(ステップST8)。
患者用端末装置26は、体温入力画面データを読み込ん
で表示する(ステップST9)。
【0029】患者は、上述の体温入力画面に対して自己
の体温を入力する(ステップST10)。すると、患者
用端末装置26は、患者が入力した体温でよいかを確認
するためのチェック用の画面を読み出すための要求を、
サーバ23に要求する(ステップST11)。サーバ2
3は、この要求に応じてチェック用画面データを送信す
る(ステップST12)。患者用端末装置26は、チェ
ック用画面データを受信して表示部44にチェック用画
面を表示する(ステップST13)。患者は、入力した
データをチェックする(ステップST14)。患者が了
承すれば、患者用端末装置26は、サーバ23に対して
体温データを送信する(ステップST15)。
【0030】サーバ23では、時刻データ(時刻情報)
を読み出して(ステップST16)、健康管理情報の一
例としての体温データを、時刻データと共にデータベー
ス29に登録する。データベース29への登録が完了す
ると、サーバ23は、患者用端末装置26に対して保存
完了通知を行う(ステップST18)。患者用端末装置
26は、この保存完了通知を受信し表示部44にその旨
表示する(ステップST19)。患者は、これを確認す
る(ステップST20)と、患者用端末装置26の表示
部44には、再度初期選択画面60が表示される。以下
同様にして、患者の食事の内容(食事メニュー58によ
って)や薬の用法(薬用法メニュー56によって)等を
サーバ23のデータベース29から検索したり、その食
事量(食事入力メニュー52によって)や薬の服用量
(薬入力メニュー50によって)等についてサーバ23
のデータベース29に登録することもできる。
【0031】サーバ23のデータベース29に登録され
たデータは、例えば看護用端末装置28によって、デー
タをグラフ化することができる。看護用端末装置28に
よってデータベース29のデータを利用する場合には、
患者用端末装置26と同様に、看護用端末装置28に設
けられた閲覧ソフトウェアによって所定のUIデータが
読み込まれる。そして、看護用端末装置28には、所定
のデータを表示することができる。このようなデータを
活用して、看護者は、患者に適切な看護サービスを行う
ことができる。
【0032】従って、患者は、食事履歴、薬服用履歴、
排便、体温等の健康管理情報の看護者への報告を患者用
端末装置26に入力するだけで行うことができる。患者
がこれらの情報を即座に入力するので、例えば看護者が
回診中も覚えておいたり入力する必要がなく、看護者へ
の報告漏れや誤った報告を防止することができる。ま
た、看護支援システム1は、これらの情報をサーバ23
のデータベース29に書き込む際に情報に時刻データと
共に書き込めば、これらの行為を行った時刻をも管理す
ることができ、情報をグラフ化等する場合に利用するこ
とができる。従って、看護者は、健康管理情報を詳細に
管理することができる。
【0033】一方、看護者側においても、多くの患者を
回診してそれらの情報を入力する手間を省くことができ
る。従って、看護者は、患者にきめの細かい適切な看護
サービスを行う時間を確保できるようになる。
【0034】また、看護支援システム1では、サーバ2
3のデータベース29に格納された健康管理情報を看護
用端末26によって利用し、患者の健康管理情報を時系
列でグラフ化することができる。従って、看護者は、従
来行っていたような手作業による表やグラフを作成する
必要がない。また、このグラフには、各患者の行為毎に
時刻(入力時刻や申告時刻)を表示させることができ
る。従って、看護者は、詳細に患者の健康状態を把握す
ることができる。
【0035】その他、仮に患者が所定の時間に服薬した
か否かについて忘れてしまったような場合であっても、
患者は、薬服用履歴を参照することができるので、重複
して服薬するようなことがない。
【0036】本発明の実施形態によれば、看護支援シス
テム1の看護用端末装置28や患者用端末装置26は、
例えばそれぞれ患者や患者を看護する看護者の近傍に配
置されている。患者は、患者用端末装置26によって健
康管理情報を自ら入力し、サーバ23のデータベース2
9に情報を格納させることができる。さらに、患者やそ
の看護者は、例えばそれぞれ看護用端末装置28や患者
用端末装置26によってサーバ23のデータベース29
に格納された情報を表示させることができる。従って、
看護支援システム1は、患者自らが即座に健康管理情報
を入力できるので、患者以外の者が(例えば看護者)が
健康管理情報を入力する必要がない。また、患者やその
看護者は、その情報を利用することができる。このよう
に、本実施形態によれば、患者自ら自己の健康管理情報
を即座に入力できることで、患者を看護する看護者の負
担を軽減し、看護者がよりきめ細かい看護サービスを患
者に提供することができる。
【0037】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。上述の情報管理システム1を実現
するプログラムは、例えば各機能別に図2の情報記録媒
体15に記録されているような形態でも良い。このプロ
グラムは、クライアント25やサーバ23にインストー
ルすることができる。また、上述の情報管理システム1
は、いわゆるウェブシステム型のクライアント・サーバ
型コンピュータシステムであっても実現することができ
る。上述の説明では、情報管理システム1は、HTML
形式のUIデータを使用していると例示しているが、こ
れに限られず、Dynamic HTML形式を使用し
たり、インターネット等のネットワーク用プログラミン
グ言語(例えばサン・マイクロシステムズ社の登録商標
であるJAVA等)、SMIL(Synchroniz
ed Multimedia Integration
Language)、XML(eXtensible
Markup Language)、SGML(St
andard Generalized Markup
Language)によっても実現することができ
る。上述の情報管理システム1は、例えばサーバ23上
にいわゆるHTTP(HyperText Trans
fer Protocol)サーバやCGI(Comm
on Gateway Interface)を利用し
て作成されたソフトウェアとしての所定のI/F(In
terFace)ソフトを有するような形態でも良い。
この場合、I/Fソフトは、クライアント25のブラウ
ザ27からの所定データによって起動し、データベース
29との間でデータの書き込み(更新も含む)や読み出
しを行うためのソフトウェアである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
患者自ら自己の健康管理に関する情報を即座に入力でき
ることで、患者を看護する看護者の負担を軽減し、看護
者がよりきめ細かい看護サービスを患者に提供すること
ができる看護支援装置と、看護支援方法、並びに看護支
援機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態としての看護支援シ
ステムの一例を示すブロック図。
【図2】図1のサーバ23の外観の一例を示す斜視図。
【図3】図2のコンピュータの詳細な電気的な構成例を
示すブロック図。
【図4】図1の患者用端末装置の構成例を示す分解斜視
図。
【図5】図1の看護支援システムの動作例を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1・・・看護支援システム(看護支援装置)、23・・
・サーバ(コンピュータ、情報管理手段)、25・・・
看護用端末装置(入力表示手段)、26・・・患者用端
末装置(入力表示手段)、29・・・データベース(情
報格納手段)、37・・・ネットワーク(通信手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機関の看護を受ける患者の健康管理
    に関する情報を格納し管理するための情報管理手段と、 前記患者やその看護を行う看護者の近傍に配置され、前
    記患者自ら入力して前記患者の健康管理に関する情報を
    前記情報管理手段に格納すると共に、前記患者やその看
    護者の操作によって前記情報管理手段の前記患者の健康
    管理に関する情報を表示するための入力表示手段とを備
    えることを特徴とする看護支援装置。
  2. 【請求項2】 前記情報管理手段は、 前記患者の健康管理に関する情報を格納するための情報
    格納手段と、 前記情報格納手段に格納された前記患者の健康管理に関
    する情報の読み出しや書き込みを行うための標準ユーザ
    インターフェ−ス情報とを有し前記入力表示手段は、 前記情報管理手段の前記標準ユーザインターフェース情
    報を読み込んで、前記患者の健康管理に関する情報の読
    み出しや書き込みを前記情報格納手段との間で行うため
    の閲覧手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    看護支援装置。
  3. 【請求項3】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の食事に関する食事履歴情報が含まれることを
    特徴とする請求項1に記載の看護支援装置。
  4. 【請求項4】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の服薬に関する服薬履歴情報が含まれることを
    特徴とする請求項1に記載の看護支援装置。
  5. 【請求項5】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の排便に関する排便情報が含まれることを特徴
    とする請求項1に記載の看護支援装置。
  6. 【請求項6】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の体温に関する体温情報が含まれることを特徴
    とする請求項1に記載の看護支援装置。
  7. 【請求項7】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の血圧に関する血圧情報が含まれることを特徴
    とする請求項1に記載の看護支援装置。
  8. 【請求項8】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の脈拍に関する脈拍情報が含まれることを特徴
    とする請求項1に記載の看護支援装置。
  9. 【請求項9】 前記患者の健康管理に関する情報には、
    前記患者の睡眠に関する睡眠情報が含まれることを特徴
    とする請求項1に記載の看護支援装置。
  10. 【請求項10】 前記患者の健康管理に関する情報に
    は、前記患者の運動量に関する運動量情報が含まれるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の看護支援装置。
  11. 【請求項11】 前記患者の健康管理に関する情報に
    は、前記患者の入浴に関する入浴情報が含まれることを
    特徴とする請求項1に記載の看護支援装置。
  12. 【請求項12】 前記患者の健康管理に関する情報は、
    時刻情報と共に前記情報管理手段に格納されることを特
    徴とする請求項1に記載の看護支援装置。
  13. 【請求項13】 医療機関の看護者の看護を受ける患者
    自らが、その近傍に配置された入力表示手段によって自
    己の健康管理に関する情報を入力して情報管理手段に格
    納し、前記患者や前記看護者の操作によって前記情報管
    理手段の前記情報を表示することを特徴とする看護支援
    方法。
  14. 【請求項14】 医療機関の看護者の看護を受ける患者
    自らが、その近傍に配置された入力表示手段によって自
    己の健康管理に関する情報を入力して情報管理手段に格
    納し、前記患者や前記看護者の操作によって前記情報管
    理手段の前記情報を表示する看護支援機能を有するプロ
    グラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な情報記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003178142A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Sankyo Co Ltd 遠隔診療システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003178142A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Sankyo Co Ltd 遠隔診療システム

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