JP2000138761A - 生活モニターシステム - Google Patents

生活モニターシステム

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JP2000138761A
JP2000138761A JP10310189A JP31018998A JP2000138761A JP 2000138761 A JP2000138761 A JP 2000138761A JP 10310189 A JP10310189 A JP 10310189A JP 31018998 A JP31018998 A JP 31018998A JP 2000138761 A JP2000138761 A JP 2000138761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な操作をすることなく、簡単に所定の家
庭を監視可能な生活モニターシステムを提供する。 【解決手段】 家庭内に配置した電気製品1の操作状況
を家庭外に送信し、その家庭の生活状況を家庭外で監視
する生活モニターシステムにおいて、家庭外に配置して
家庭内の電気製品1の操作状況を受信する受信手段3を
設け、該受信手段に受信した操作状況に基づいて安否レ
ベルを表示する表示部(LED30a,30b,30
c)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一人暮らしの老人
や身体障害者等の安否を遠距離監視可能な生活モニター
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生活モニターシステム
は、家庭内の所定の電気製品の操作、例えば、電気ポッ
トの給湯スイッチのオン操作やオフ操作等の情報を、専
用の信号搬送路または家庭内電灯線を利用して家庭内に
配置した集中管理手段に送信し、この集中管理手段によ
ってその操作情報等を記録管理する。そして、この集中
管理手段に記録された情報は、所定の時刻になると、予
め集中管理手段に登録された送信先データ(電話番号)
をダイヤルし、使用者を特定するコード等の情報ととも
に、電話回線を介して家庭外の診療所等に設置したパソ
コンを利用したモニター手段に送信し、電気製品の使用
状況等によって一人暮らしの老人や身体障害者の安否等
を監視できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記生
活モニターシステムでは、家庭を監視するために高価な
パソコンを購入する必要がある。また、パソコンの使用
方法に詳しくない人は、まず先に、パソコン自体の使用
方法を覚えなければならないため、直に所定の家庭を監
視することはできない。
【0004】そこで、本発明では、特別な操作をするこ
となく、簡単に所定の家庭を監視可能な生活モニターシ
ステムを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の生活モニターシステムは、家庭内に配置し
た電気製品の操作状況を家庭外に送信し、その家庭の生
活状況を家庭外で監視する生活モニターシステムにおい
て、前記家庭外に配置して前記家庭内の電気製品の操作
状況を受信する受信手段を設け、該受信手段に受信した
操作状況に基づいて安否レベルを表示する表示部を設け
た構成としている。
【0006】前記生活モニターシステムによれば、表示
部を見るだけで監視する家庭の状況を判断することがで
きる。即ち、特別な操作や操作方法を覚える必要がない
ため、簡単に使用することができる。また、高価なパソ
コンを購入する必要がなく、安価に監視可能である。
【0007】前記生活モニターシステムでは、前記受信
手段に、別体の画像表示手段に前記家庭の操作状況を画
像情報として送信する送信部を設けることが好ましい。
または、前記受信手段に、別体の印字手段に前記家庭の
操作状況を印字情報として送信する送信部を設けてもよ
い。このようにすれば、監視する家庭の実際の生活状況
を推測することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の第1実施形態の生
活モニターシステムを示す。この生活モニターシステム
は、例えば、監視する家庭内に設置する電気製品1およ
び集中管理部2と、家庭外に設置する受信部3とからな
り、例えば、前記電気製品1および集中管理部2を年老
いた親宅に設置する一方、受信部3をその子供宅に設置
し、特定の家庭のみを監視可能としたものである。
【0009】本実施形態では、前記電気製品1と集中管
理部2とを接続する手段として家庭内電灯線4を信号搬
送路として利用し、集中管理部2と受信部3とを接続す
る手段として図示しない交換機を介して接続された通常
の公衆電話回線である有線電話回線5を利用している。
なお、無線式の携帯電話回線を利用してもよい。
【0010】前記電気製品1は、図2に示すように、負
荷制御回路7と、表示パネル部8とからなる通常の電気
製品に、操作状況検出手段の役割を兼ねるマイコン9と
変復調回路10とが付加されたものである。なお、本実
施形態では、電気製品1として電気ポット1Aと炊飯ジ
ャー1Bとを図示しているが、これら以外に、空気清浄
機、エアコン、電気掃除機等の家庭内で使用するあらゆ
る電気製品1に適用できることは言うまでもない。
【0011】前記マイコン9は、前記表示パネル部8に
配設された操作スイッチが操作されたことを検出するこ
とによる操作情報、内蔵された時計による2時間毎等の
希望の時間毎の電気製品1の動作情報を、所定の信号波
として前記変復調回路10に送信するものである。ま
た、この変復調回路10に前記集中管理部2から返信が
あったか否かを検出して、内蔵されたタイマによって所
定時間内に返信が検出されない場合には信号波を再送信
するものである。
【0012】ここで、前記操作情報を検出する操作スイ
ッチとしては、例えば、電気ポット1Aの場合には、沸
騰スイッチ、給湯スイッチ、および、保温スイッチ等が
挙げられる。炊飯ジャー1Bの場合には、炊飯スイッ
チ、保温スイッチ、および、予約スイッチ等が挙げられ
る。また、動作情報を検出する負荷部品としては、前記
操作スイッチを操作してオン状態とすることにより点
灯、点滅等する発光ダイオードや、動作するモータ、ヒ
ータ等の負荷部品が挙げられる。
【0013】前記各電気製品1の情報信号は、図3に示
すように、2進法、6ビットであらわされる。そのう
ち、b6は経過時間情報を示し、2時間毎の定期情報の
場合を1、その他の操作情報の場合を0で示す。b5〜
b3は製品情報を示し、電気ポット、炊飯ジャー、その
他のいずれに該当するかにより、該当する場合を1、該
当しない場合を0で示す。b2は動作情報を示し、負荷
部品が動作している場合を1、動作していない場合を0
で示す。b1は操作情報を示し、操作スイッチが操作さ
れた場合を1、操作されない場合を0で示す。例えば、
電気ポット1Aの給湯スイッチが操作された場合には、
「000101」という操作情報が前記集中管理部2に
送られる。なお、前記情報信号は、送信情報の増幅等、
種々の変形が可能である。
【0014】前記変復調回路10は、前記マイコン9か
ら入力された情報信号の信号波を所定の高周波電流に周
波数変調し、その変調波をトランス11を介して家庭内
電灯線4に送信する。また、該家庭内電灯線4に重畳さ
せて搬送されてくる変調波を前記トランス11を介して
受信し、所定の信号波に復調して前記マイコン9に出力
するものである。
【0015】前記集中管理部2は、図2に示すように、
マイコン14と、変復調回路15と、送信情報登録部1
6と、操作情報記録部17と、モデム18と、該集中管
理部2側と電話機21側との接続を切り換える切換器1
8aとからなる。
【0016】前記マイコン14は、前記変復調回路15
を介して受信した各電気製品1の情報信号を解析し、ど
の電気製品1が○時×分に操作されたかを前記操作情報
記録部17に記録するものである。また、内蔵された時
計により、所定時間毎に前記切換器18aを介して電話
回線5をモデム18側に接続し、前記送信情報登録部1
6に予め登録された受信部3が設置されている家庭の電
話番号をダイヤルし、前記操作情報記録部17に記録さ
れた各電気製品1の操作情報および動作情報を、モデム
18および電話回線5を介して受信部3に送信するもの
である。操作情報を送信する時刻は、前記電気製品1の
マイコン9と同様に、6時、12時、18時、そして、
24時のように6時間毎等、希望する時間毎や、複数の
設定時間に設定することができる。
【0017】前記変復調回路15は、前記電気製品1の
変復調回路10と同様に、前記家庭内電灯線4に重畳さ
れて搬送されてくる各電気製品1からの変調波をトラン
ス20を介して受信し、所定の信号波に復調して前記マ
イコン14に出力し、また、該マイコン14からの返信
信号を所定の変調波に変調し、その変調波をトランス2
0を介して家庭内電灯線4に重畳させて電気製品1に送
信するものである。
【0018】前記受信部3は、監視する家庭から送信さ
れた電気製品1の情報を受信し、その情報を解析するこ
とによる操作状況に基づいて安否レベルを表示するもの
で、図4および図5に示すように、ケーシング25の内
部に、分岐接続器32と、モデム26と、情報記憶メモ
リ27と、監視家庭記憶メモリ28と、マイコン29と
を備え、また、ケーシング25から露出するように、表
示部を構成するLED30a,30b,30cおよびリ
セットスイッチ31を備えている。なお、本実施形態で
は、電話回線5の交換機側における周知の発信者通知シ
ステムを利用する。
【0019】前記分岐接続器32は、前記電話回線5と
通常の電話機33とを分岐接続するもので、図4に示す
ように、これらを接続するモジュラ32a,32bが、
前記ケーシング25の側部に露出するように配設されて
いる。なお、この分岐接続器32は、ケーシング25の
外部に独立して設置し、該分岐接続器32に、受信部3
と電話機33とを分岐接続してもよい。
【0020】前記モデム26は、前記分岐接続器32を
介して電話回線5の交換機側から着信時に通知される発
信者電話番号を受信し、その番号をマイコン29に出力
するものである。
【0021】前記情報記憶メモリ27は、前記監視家庭
から受信した情報を記録するものである。前記監視家庭
記憶メモリ28は、監視家庭の電話番号を記憶するもの
で、予め周知の登録方法によって記憶されている。
【0022】前記マイコン29は、モデム26から入力
された発信者電話番号が、監視家庭記憶メモリ28に記
憶された電話番号と一致するか否かを識別するものであ
る。そして、両者が一致すると、前記モデム26を介し
て電話回線5を自動接続し、各家庭の情報を受信する。
一方、いずれとも一致しない場合には、電話回線5を自
動接続しないことにより、前記分岐接続器32を介して
受信部3と同時に着信した電話機33が、通常通り呼出
音を発信する。なお、このマイコン29による電話番号
の比較は僅かな時間で処理されるため、電話番号が一致
して自動接続した場合には、電話機33の呼出音は発信
されない。
【0023】また、本実施形態のマイコン29は、前記
モデム26を介して入力された操作情報を解析し、電気
製品1の操作情報を確認すると、前記LED30aを点
灯させ、内蔵されたタイマを介して一定時間(例えば、
定期受信情報二回分)操作情報が無いと判断するとLE
D30bを点灯させ、一定時間(例えば、定期受信情報
四回分)操作情報が無いと判断するとLED30cを点
灯させるものである。前記LED30a,30b,30
cは、例えば、LED30aを青色、LED30bを黄
色、LED30cを赤色とする。なお、この受信部3を
電話回線5に接続した当初は、青色のLED30aが点
灯する。前記リセットスイッチ31は、監視家庭記憶メ
モリ28に記憶されたデータを消去するものである。
【0024】次に、前記生活モニターシステムにおける
電気製品1のマイコン9の動作について説明する。例え
ば、前記電気ポット1Aのマイコン9は、図6に示すよ
うに、まず、ステップS1で、前記給湯スイッチ等の操
作スイッチが操作されたか否かを検出し、操作を検出し
た場合にはステップS2に進み、検出しない場合にはス
テップS8に進む。
【0025】ステップS2では、前記操作情報b1に1
を入力し、ついで、ステップS3で、他の情報b6〜b
2を設定し、ステップS4に進む。
【0026】ステップS4では、前記ステップS3で設
定した操作情報を、前記家庭内電灯線4を介して前記集
中管理部2に送信する。なお、この集中管理部2のマイ
コン14の動作は後で詳細に説明する。
【0027】ついで、ステップS5で、タイマを動作さ
せ、ステップS6に進む。このステップS6では、前記
送信した情報信号を受信したことを示す集中管理部2か
らの返信があったか否かを検出し、検出した場合にはリ
ターンする。一方、返信を検出しなかった場合には、ス
テップS7に進む。
【0028】ステップS7では、タイマがタイムアップ
したか否かを検出し、カウントアップした場合にはステ
ップS4に戻り、前記集中管理部2に情報信号を再送信
する。また、カウントアップしていない場合には、ステ
ップS6で待機する。なお、この再送信する回数は、希
望回数に設定可能である。
【0029】また、前記ステップS1で、操作スイッチ
の操作を検出しなかった場合には、ステップS8で、前
記集中管理部2に動作情報を送信する時間になったか否
かを検出し、所定時間になった場合にはステップS9に
進み、所定時間になっていない場合にはステップS1に
戻る。
【0030】ステップS9では、経過時間情報b6に1
を入力し、ステップS10に進む。このステップS10
では、例えばヒータ等の負荷部品が動作しているか否か
を検出することにより、電気製品1が動作しているか否
かを検出し、動作している場合にはステップS11に進
み、動作情報b2に1を入力し、ステップS13に進
む。一方、動作を検出しなかった場合にはステップS1
2に進み、動作情報b2に0を入力し、ステップS13
に進む。
【0031】ステップS13では、他の情報b5〜b
3、b1を設定し、ステップS4に進み、前記と同様
に、ステップS4〜S7を行う。
【0032】次に、前記集中管理部2のマイコン14の
動作について説明する。前記集中管理部2のマイコン1
4は、まず、図7に示すように、ステップS20で、前
記電気製品1から情報信号を受信したか否かを検出し、
検出した場合にはステップS21に進み、検出しない場
合には、ステップS24に進む。
【0033】ステップS21では、前記受信した情報信
号を解析し、どの電気製品1からどのような情報が送信
されてきたか、即ち、どの電気製品1から、操作情報ま
たは動作情報のいずれが送信されたかを解析し、ステッ
プS22で、その情報を操作情報記録部17に記録した
後に、ステップS23で、電気製品1に対する返信信号
を送信し、リターンする。
【0034】ステップS24では、内蔵したタイマによ
って受信部3に情報を送信する時間になったか否かを判
断し、所定時間になったと判断した場合には、ステップ
S25に進み、所定時間になっていないと判断した場合
には、前記ステップS20に戻る。
【0035】ステップS25では、操作情報記録部17
に記録された情報を読み込んだ後、ステップS26で、
前記受信部3に送信する信号を設定し、ついで、ステッ
プS27で、モデム18の電源をオン状態とし、送信情
報登録部16に登録された電話番号をダイヤルして設定
した信号をモデム18および電話回線5を介して受信部
3に送信してリターンする。
【0036】次に、前記受信部3のマイコン29の動作
について説明する。受信部3のマイコン29は、図8に
示すように、まず、ステップS30で、電話回線5を介
して前記集中管理部2または通常の電話の信号が着信す
るまで待機する。
【0037】ついで、ステップS31で、信号を着信す
ると、モデム26を介して着信時に交換機側から通知さ
れる発信者の電話番号を受信する。
【0038】そして、ステップS32で、受信した番号
と、監視家庭記憶メモリ28に記憶した番号とを比較
し、番号が一致した場合には、ステップS33に進み、
一致していない場合には、後述するステップS33から
ステップS46をスキップし、自動接続を行わずにリタ
ーンする。
【0039】ここで、受信した電話番号が記憶された番
号と一致していないため、自動接続せずにリターンする
と、電話機33が該受信部3と同時に着信することによ
り、通常通り呼出音を発信し、通常の電話信号を着信し
たことを監視人に知らせる。
【0040】ステップS33では、電話回線5を自動接
続し、前記電話番号の後に続いて入力されてくる情報信
号を受信して解析した後、ステップS34で、情報記憶
メモリ27に記憶されている情報を消去し、ステップS
35で、ステップS33で解析した今回の情報を記憶す
る。
【0041】次に、図9に示すように、ステップS36
で、前記解析した情報に操作情報が存在するか否かを、
情報信号中のb1に1が入力されているか否かによって
検出し、操作情報があると判断した場合には、ステップ
S37に進み、操作情報がないと判断した場合には、ス
テップS39に進む。
【0042】ステップS37では、操作情報なしと判断
した回数を示すnをクリア(n=0)した後、ステップ
S38で、青色の表示部のLED30aを点灯し、ステ
ップS44に進む。
【0043】一方、ステップS39では、前記操作情報
なしと判断した回数を示すnに1を加算(n=n+1)
した後、ステップS40で、nが2以上であるか否かを
検出し、2以上であると判断した場合、ステップS41
に進み、2未満(即ち、n=1)であると判断した場
合、ステップS38に進む。
【0044】ステップS41では、nが4以上であるか
否かを検出し、4以上であると判断した場合、ステップ
S42に進み、赤色のLED30cを点灯させ、ステッ
プS44に進む。一方、nが4以上でないと判断した場
合ステップS43に進み、黄色のLED30bを点灯さ
せた後、ステップS44に進む。
【0045】ステップS44では、リセットスイッチ3
1がオンされたか否かを検出し、オンされたことを検出
すると、ステップS45で、前記操作情報なしと判断し
た回数を示すをnをクリア(n=0)した後、ステップ
S46で、青色のLED30aを点灯させた後、リター
ンする。一方、前記ステップS44で、リセットスイッ
チ31がオンされたことを検出しない場合には、前記ス
テップS45,S46をスキップしてリターンする。
【0046】このように、本発明の生活モニターシステ
ムでは、表示部を構成する青色のLED30a、黄色の
LED30b、および、赤色のLED30cによって、
監視する特定の家庭の安否状況を判断することができ
る。そのため、使用方法が難しく、高価なパソコンは不
要である。また、前記受信部3は、モニター専用の機器
であるため、前記パソコンと比較すると、大幅にコスト
の低減を図ることができる。
【0047】さらに、例えば、安否レベルにおける悪い
状態の赤LED30cが点灯した状態で、監視する老人
宅を訪問し、または、電話をかけることにより、その老
人が長期外出している場合や、電気製品1を何等かの理
由で使用しなかったという状況を確認した場合、リセッ
トスイッチ31を押すことにより、情報記憶メモリ27
がクリアされるため、再度、確実な監視を行うことがで
きる。さらにまた、モデム26からなる番号受信手段を
設けているため、監視する家庭からの送信情報以外の電
話を含む、全ての着信をを受信部3で受信すること防止
することができる。
【0048】なお、前記第1実施形態の生活モニターシ
ステムは、前記集中管理部2によって操作情報の有無を
検知し、その有無結果のみを家庭外の受信部3に定期情
報として送信するようにしてもよい。このようにすれ
ば、送信情報が簡素化し、送信料の低減を図ることがで
きる。
【0049】図10および図11は、第2実施形態の生
活モニターシステムを示す。この生活モニターシステム
は、前記受信部3におけるケーシング25内部に画像送
信部34を設けるとともに、ケーシング25に出力スイ
ッチ35を設け、該出力スイッチ35を操作することに
よって、情報記憶メモリ27に記憶された情報を、テレ
ビ等の外部表示部36に受信した情報を画像表示できる
ようにした点で、前記第1実施形態と相違している。
【0050】この第2実施形態の生活モニターシステム
では、監視する家庭から受信した電気製品1の操作情報
および動作情報を、周知の外部表示部36で見ることが
できるため、監視する家庭内の実際の生活状況を推測す
ることができる。
【0051】図12は、第3実施形態の生活モニターシ
ステムを示す。この生活モニターシステムは、図11に
示す第2実施形態の画像送信部34の代わりに印字情報
送信部を設け、出力スイッチ35を操作することによ
り、情報記憶メモリ27に記憶された情報を、FAXや
プリンタ等の印刷部38でプリントアウトできるように
した点で、前記第2実施形態と相違している。
【0052】この第3実施形態の生活モニターシステム
では、前記第2実施形態と同様に、監視する家庭の実際
の生活状況を推測できる上に、過去の情報と対比して検
討することにより、監視する家庭内の人に生活習慣のア
ドバイスをしたり、より充実した監視を行うことができ
る。
【0053】なお、本発明の生活モニターシステムは、
前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記
各実施形態では、電話回線5の交換機側が提供している
周知の発信者通知システムを利用するようにしたが、専
用回線を配線したり、一回線で二回線分利用が可能なシ
ステムを利用してもよく、周知の通信システムが適用可
能である。
【0054】また、前記各実施形態では、特定の家庭の
みを監視する構成としたが、特に、第2および第3実施
形態のように、受信した情報を出力できる構成とすれ
ば、複数の家庭を監視することも可能である。そして、
複数の家庭を監視する場合で、かつ、前記実施形態のよ
うに電話回線5の交換機側における周知の発信者通知シ
ステムを利用しない場合には、各監視家庭にID番号を
付与し、集中管理部3側から電気製品1の操作情報およ
び動作情報を送信する際に、ID番号を一緒に送信する
ことによって発信者を特定するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の生活モニターシステムでは、受信手段を所定の通信シ
ステムを介して接続するだけで、特別な操作や操作方法
を覚えることなく、表示部を見るだけで、直に家庭の安
否状況を監視することができる。そのため、高価なパソ
コンを購入する必要がなく、所定の家庭の安否を確認で
きるだけの簡単な構成で生産が可能であるため、安価に
実施可能である。
【0056】また、前記受信手段に、別体の画像表示手
段に受信した前記家庭の操作状況を画像情報として送信
する送信部を設け、または、別体の印字手段に前記家庭
の操作状況を印字情報として送信する送信部を設けるこ
とにより、監視する家庭の実際の生活状況を推測できる
ため、より充実した監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の生活モニターシステムを示す概略構
成図である。
【図2】 電気製品と集中管理部の構成を示すブロック
図である。
【図3】 電気製品の操作情報を示す説明図である。
【図4】 受信部を示す斜視図である。
【図5】 受信部の構成を示すブロック図である。
【図6】 電気製品のマイコンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】 集中管理部のマイコンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】 受信部のマイコンの動作を示すフローチャー
トである。
【図9】 図8の続きのフローチャートである。
【図10】 第2実施形態のモニターシステムを示す概
略構成図である。
【図11】 第2実施形態の受信部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】 第3実施形態のモニターシステムを示す概
略構成図である。
【符号の説明】
1…電気製品、1A…電気ポット、1B…炊飯ジャー、
2…集中管理部(集中管理手段)、3…受信部(受信手
段)、4…家庭内電灯線、5…電話回線、21…電話
機、25…ケーシング、26…モデム、27…情報記憶
メモリ、28…監視家庭記憶メモリ、29…マイコン、
30a,30b,30c…LED(表示部)、31…リ
セットスイッチ、32…分岐接続器、33…電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA05 AA09 AA10 AA24 AA60 BB09 BB32 BB40 BB62 BB74 DD01 DD37 EE06 FF01 FF02 FF04 FF23 FF30 GG66 GG67 GG70 5K101 KK13 KK19 NN17 NN18 NN19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭内に配置した電気製品の操作状況を
    家庭外に送信し、その家庭の生活状況を家庭外で監視す
    る生活モニターシステムにおいて、前記家庭外に配置し
    て前記家庭内の電気製品の操作状況を受信する受信手段
    を設け、該受信手段に受信した操作状況に基づいて安否
    レベルを表示する表示部を設けたことを特徴とする生活
    モニターシステム。
  2. 【請求項2】 前記受信手段に、別体の画像表示手段に
    前記家庭の操作状況を画像情報として送信する送信部を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の生活モニター
    システム。
  3. 【請求項3】 前記受信手段に、別体の印字手段に前記
    家庭の操作状況を印字情報として送信する送信部を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の生活モニターシス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002092767A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Toshiba Corp 家人ケアシステム、家人ケア用サーバー、ホーム端末、家人ケア方法、家人ケアプログラムを記録した媒体及び家電機器使用状況監視システム
JP2002342864A (ja) * 2001-03-16 2002-11-29 Matsushita Electric Works Ltd モニタリングシステム
JP2004362198A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Osram-Melco Ltd ランプ点滅通報システム及びランプ点滅通報方法

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