JP2000138246A - 半導体パッケージの製造方法 - Google Patents
半導体パッケージの製造方法Info
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Abstract
のあるモールド型で、安価に半導体パッケージを製造す
ることができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 半導体チップ12と、該半導体チップを
搭載するFPCテープ70と、該半導体チップを保護す
るモールド樹脂と、該FPCテープに設けられた導体接
続用の金属ボールとを備えた半導体パッケージの製造方
法において、複数の半導体チップ12をFPCテープ7
0に搭載し、FPCテープに取り付けられた複数の半導
体チップ12をモールド型76で一括してモールドして
モールド製品80を形成し、該モールド製品を個々のパ
ッケージに切断する構成とする。
Description
製造方法に関する。
があり、半導体パッケージが小型化してきている。この
ような要求を満たすために、半導体チップをTABテー
プ等のFPCテープに搭載し、半導体チップをモールド
樹脂によって保護した半導体パッケージが知られてい
る。さらに、FPCテープにはんだボール等の金属ボー
ルを設けたテープBGAと呼ばれる半導体パッケージが
開発されている。この半導体パッケージは金属ボールに
より機械的及び電気的に回路基板に接続されることがで
きる。端子のピッチが非常に小さい小さいものは、FB
GAと呼ばれる。
導体パッケージが市場で求められてきている。CSPは
モールド樹脂が半導体チップとほとんど同じくらいの大
きさに形成された半導体パッケージである。CSPタイ
プのFBGAは、非常に小さく、且つ高密度に形成でき
るので、高性能の電子装置を製造するのに必要になって
きている。
プをFPCテープに搭載し、FPCテープを個々のパッ
ケージ分ずつ切断した後、FPCテープに搭載された半
導体チップをモールド型に入れて、樹脂でモールドする
ことにより製造される。モールド型は上型と下型とを有
し、上型と下型とによってキャビティが形成される。キ
ャビティの形状が製造すべき半導体パッケージの形状に
合わせてある。
には、個々の半導体パッケージに適合した切断装置と、
モールド型とが必要である。半導体パッケージの種類が
変われば、それに合わせて切断装置とモールド型を作る
必要があり、納期及び費用がかかる。従って、半導体パ
ッケージの種類が変わっても、切断装置とモールド型を
変えずに半導体パッケージを製造できることが求められ
る。また、半導体パッケージを安価なコストで製造でき
ることが求められている。
で、安価に半導体パッケージを製造することができる半
導体パッケージの製造方法を提供することである。
ケージの製造方法は、半導体チップと、該半導体チップ
を搭載するFPCテープと、該半導体チップを保護する
モールド樹脂と、該FPCテープに設けられた導体接続
用の金属ボールとを備えた半導体パッケージの製造方法
において、複数の半導体チップをFPCテープに搭載
し、FPCテープに取り付けられた複数の半導体チップ
をモールド型で一括してモールドしてモールド製品を形
成し、該モールド製品を個々のパッケージに切断するこ
とを特徴とするものである。
類が変わっても、モールド型を変えずに半導体パッケー
ジを製造することができる。また、樹脂モールドを大き
な面積(体積)で実施することができるので、半導体パ
ッケージを安価なコストで製造することができる。好ま
しくは、金属ボールをFPCテープに取り付ける工程
が、モールド工程の後で切断工程の前に行われる。
温度が200℃以上であり、線膨張係数が13から18
ppm/℃であり、ヤング率が1500から3000k
g/mmである。好ましくは、FPCテープは複数のス
プロケットホールを有し、モールド型は該FPCテープ
が該モールド型に配置されたときに隣接するスプロケッ
トホールの間に位置するエジェクターピンを有する。
ケットホールを有し、モールド型は少なくとも1つのス
プロケットホールを横切るゲートを有し、該モールド型
は該ゲート内に位置し且つ該少なくとも1つのスプロケ
ットホールを覆う壁を含み、該壁は該ゲートの側壁から
島状に分離されている。この場合、ゲートは該島状の壁
によって分離された後に該FPCテープ上で合流してい
るのがよい。
る半導体パッケージの外端から外端までの寸法が該2つ
の隣接する半導体パッケージを形成すべき寸法プラス該
2つの隣接する半導体パッケージ間の間隙の寸法であ
り、該間隙の寸法が0.3mm以下である。好ましく
は、モールド製品を個々のパッケージに切断するための
アライメントマークをパッケージ毎に有する。この場
合、アライメントマークは該FPCテープに設けられた
穴と該FPCテープ上に設けられた層のエッチングされ
たパターンからなるのがよい。
を同時に洗浄する。この場合、ダイサーのシャワーを切
断用ブレード及び金属ボールにあてるのがよい。好まし
くは、複数の半導体チップをそれぞれに含む複数のFP
Cテープを単一のモールド型にセットできるようにす
る。好ましくは、モールド型は複数のブロックからな
り、それぞれのブロックにエジェクターピンが取り付け
られるようにする。
ルド部分より厚い樹脂部分を作り、その硬さをもって反
りを防ぐようにした。好ましくは、モールド製品は1つ
の半導体パッケージが複数の半導体チップを含むように
切断される。
半導体パッケージの一例を示す断面図である。図1にお
いて、半導体パッケージ10は、半導体チップ12と、
半導体チップ12を搭載するFPCテープ14と、半導
体チップ12を保護するモールド樹脂16と、FPCテ
ープ14に設けられ、回路基板に接続するための金属ボ
ール18とを備えている。半導体チップ12はダイス付
け材20によりFPCテープ14に固定される。モール
ド樹脂16は半導体チップ12を覆っている。この半導
体パッケージ10は、電極となる金属ボール18が微細
なピッチで配置されたCSPタイプのFBGAである。
るものであり、ポリイミド樹脂のテープに電気回路及び
電極パッド(図示せず)を有する。半導体チップ12の
電極パッド(図示せず)はボンディングワイヤ22によ
ってFPCテープ14の電極パッドに接続される。ま
た、金属ボール18ははんだボールであり、FPCテー
プ14の電気回路に接続されている。従って、金属ボー
ル18は半導体チップ12の電気回路に接続されてい
る。
ージ10は、セラミック基板を使用したものよりも反り
やすくなる。モールド樹脂16として、半導体パッケー
ジ10が反らないような樹脂を選択するのが望ましい。
好ましいモールド樹脂16の一例は、ガラス転移温度が
200℃以上であり、線膨張係数が13から18ppm
/℃であり、ヤング率が1500から3000kg/m
mであることを特徴とする樹脂である。このような樹脂
の詳細は本願の先願である特願平10−079812号
に記載されている。従って、ここでは簡単に説明するに
止める。
(a)ベース樹脂(主剤/硬化剤)と、(b)充填材
(シリカフィラー)と、(c)添加剤とから構成されて
いる。ベース樹脂の主剤として多官能基を有するエポキ
シ樹脂を使用する。例えば、ベース樹脂の主剤として
は、下記の構成の樹脂a1及びa2を使用し、ベース樹
脂の硬化剤としては、下記の構成の樹脂a3を使用する
ことができる。樹脂a1及びa2は両方ともに使用する
ことができ、あるいは一方のみを使用することもでき
る。
6のガラス転移温度Tgを200℃以上、好ましくは2
05℃以上にし、モールド樹脂16の線膨張係数α1 を
プリント回路基板32の線膨張係数α1 に近づけること
ができる。それから、充填材(シリカフィラー)の充填
量を加減することにより、モールド樹脂16の線膨張係
数α1 を加減することができる。さらに、シリコンオイ
ルやシリコンゴム等のエラストマー等の添加剤を加える
ことによって、モールド樹脂16のヤング率Eを低下す
ることができる。
ルド工程を示す図である。図2において、70はFPC
テープを示し、このFPCテープ70には複数の半導体
チップ12(図2には示されない)が搭載されている。
FPCテープ70はモールド型に入れられ、このモール
ド型は複数のキャビティ72を有する。各キャビティ7
2は、1つの半導体チップ12に適合して形成されたも
のであり、ゲート74を有する。このような樹脂モール
ド工程を採用すると、半導体パッケージ10の種類が変
われば、キャビティ72の形状を設計し直さなければな
らず、納期及び費用がかかる。
脂モールド工程を示す図、図4は図3の工程の後の切断
工程を示す図である。図3において、70はFPCテー
プを示し、このFPCテープ70には複数の半導体チッ
プ12が搭載されている。FPCテープ70はキャビテ
ィ76を有するモールド型に入れられる。キャビティ7
6は複数の半導体パッケージの面積とほぼ等しい面積を
有し、複数の半導体チップ12を一括してモールドする
ようになっている。キャビティ76はゲート78を有す
る。ゲート78からキャビティ76に樹脂を流しこむ
と、樹脂がキャビティ76に充填され、モールド(半)
製品80が形成される。
半導体パッケージ10に切断される(樹脂及びテープを
ダイサーでカットする)。なお、図1の金属ボール18
は、図3のモールド工程の後で図4の切断工程の前に、
FPCテープ70に取り付けられる。図1のFPCテー
プ14は図3のFPCテープ70を半導体パッケージ1
0毎に切断したものである。
体チップ12を一括してトランスファー成形し、その後
にモールド製品80を半導体パッケージのサイズに切断
する。FPCテープ(TABテープ)14を使用した半
導体パッケージ10の場合、FPCテープ14の幅は半
導体チップ12の種類にかかわらず一定であり、例えば
35mmである。種々の半導体チップ12のサイズの範
囲は予測できるので、キャビティ76の幅を、種々のサ
イズの半導体チップ12をキャビティ76内に収容する
ことができるように設定することができる。従って、こ
のキャビティ76を有するモールド型を一つ準備してお
けば、FPCテープ(TABテープ)14を使用した半
導体パッケージ10のデザインの変更に対応可能にな
る。当然、納期にも対応可能になる。
導体チップ12を配置することができる。本発明によれ
ば、70mm幅のFPCテープ14を使用することによ
って、2列の半導体チップ12を配置し、それを一括し
てモールドすることができる。また、35mmの倍数の
幅のFPCテープ14を使用することによって、多列の
半導体チップ12を配置し、それを一括してモールドす
ることができる。このようにして、一度に多くの半導体
パッケージ10を形成することができる。
プリント配線板の組み合わせとして実施されたことがあ
るが、FPCテープ(TABテープ)14を使用した半
導体パッケージ10において一括モールドすることは考
えられなかった。つまり、FPCテープ(TABテー
プ)14を使用した半導体パッケージ10は反りが大き
くなるので、一括モールドできなかった。仮に一括モー
ルドできたとしても、半導体パッケージ10の反りが大
きいと、半導体パッケージ10を製造ラインを流すこと
ができない。
ルド樹脂16が得られたので、半導体パッケージ10を
一括モールドを行うことができ、半導体パッケージ10
を製造ラインを流すことができるようになった。例え
ば、一般的な樹脂の場合には半導体パッケージ10の反
りは約4mmになるが、上記した樹脂を使用すると半導
体パッケージ10の反りは約0.2mmになる。半導体
パッケージ10は約2mmの反りまで工程を流すことが
できる。追加効果として、ダイサーで切断することによ
り半導体パッケージ10の端面のはがれのダメージが減
少し、信頼性が向上した。
のベント側の部分を示す図である。図5はFPCテープ
70も示している。FPCテープ70は複数のスプロケ
ットホール82を有する。スプロケットホール82は通
常テープメーカーからFPCテープ70を購入するとき
にすでに設けられている。キャビティ76の側端部76
aはFPCテープ70のスプロケットホール82よりも
内寄りに位置するように設定される。
00参照)はモールド完了後に製品を突き出すためのエ
ジェクターピン84を有する。図5においては、エジェ
クターピン84は、FPCテープ70がモールド型に配
置されたときに隣接するスプロケットホール82の間に
位置する。キャビティ76は側端部76aを越えて外側
へ突出する部分76bを有し、エジェクターピン84は
この突出する部分76bの上方の位置に配置される。
脂は突出する部分76bにも充填される。モールドが完
了してモールド型が開かれるときに、エジェクターピン
84はキャビティ76の突出する部分76bに充填され
ている樹脂をモールド型から突き出す。エジェクターピ
ン84はキャビティ76の側端部76aよりも外側に位
置するので、キャビティ76の側端部76aよりも内側
の部分を有効なエリアとして利用可能になり、一定の面
積のキャビティ76及びFPCテープ70内で半導体パ
ッケージ10の取り数をできるだけ多くすることができ
るようになる。半導体パッケージ10の取り数が多くな
ると、コストダウンに寄与する。
76のゲート側の部分を示す図である。図3に示したよ
うな一括成形では、樹脂の充填性が問題になる。図6に
おいては、ゲート78は複数のスプロケットホール82
を横切って延びる。モールド型は、ゲート78内に位置
し且つ各スプロケットホール82を覆う壁86を含む。
この壁86はゲート78の側壁から島状に分離されてい
る。ゲート78は島状の壁86によって分離された後に
FPCテープ70上で合流している。つまり、ゲート7
8は、スプロケットホール82を一旦逃げた後FPCテ
ープ70上で再合流し、FPCテープ70の端面全てを
ゲートとし、樹脂の流れを改善する。このゲート78を
採用することで、多数の半導体パッケージ10を同時に
形成するための樹脂の充填が可能になった。88はカル
である。
76のゲート側の部分の他の例を示す図である。この例
は、ゲート78内でスプロケットホール82を覆う壁8
6の形状が異なっている点を除くと図6の例と類似して
いる。壁86は樹脂の流れ方向の上流側が丸くなってお
り、スプロケットホール82を覆った後そのままの形で
FPCテープ70の端面まで延びている。従って、壁8
6の空き端部の位置においてゲート78の面積が狭くな
る。そのため、樹脂の流れが89で示されるように波う
ちを生じ、樹脂の充填性が低下する。従って、現在で
は、図6の構成が好ましい。
ール18を取り付けた後でモールド製品80を切断する
例を示す。モールド製品80を切断線90に沿ってダイ
サーのブレード92によって個々の半導体パッケージ1
0に切断する。ダイサーはシャワー装置94を含む。シ
ャワー装置94は通常はブレード92に水をあてるよう
になっている。しかし、この例においては、シャワー装
置94はブレード92及び金属ボール18を含む半導体
パッケージ10の表面に同時に水をあてるようになって
いる。水はブレード92による樹脂の切断を助けるとと
もに、金属ボール18を洗浄する。
以降は(ボール付け+リフロー+洗浄+ダイサー切断)
である。この例は洗浄工程を省くことによってコストダ
ウンを図る。通常のダイサーはブレード92を回転させ
て樹脂を切り、ダイサーが熱をもつため、水でそのブレ
ード92を冷却している。この水噴射を利用して、金属
ボール18の洗浄を行う。それに伴い、シャワーの数及
び箇所の変更は必要となる場合がある。金属ボール18
の洗浄を水で行うためには、金属ボール18のフラック
スは水溶性のものでなければならない。
れた半導体パッケージ10を示す図である。(A)は半
導体パッケージ10の平面図、(B)は半導体パッケー
ジ10の側面図、(C)は半導体パッケージ10の他の
側面図である。半導体パッケージ10の側面はダイサー
で切断されているので半導体パッケージ10の表面に対
して垂直になっている。
のモールド製品80の切断のための特徴を示す図であ
る。この例では、半導体パッケージ10を得るためのモ
ールド製品80の切断のための切りしろaは、MAX
0.3mmである。言い換えると、モールド製品80は
2つの隣接する半導体パッケージ10の外端から外端ま
での寸法が該2つの隣接する半導体パッケージ10を形
成すべき寸法プラス該2つの隣接する半導体パッケージ
10間の間隙の寸法であり、該間隙の寸法aが0.3m
m以下である。
ールド製品80をブレード92で1回で切断し、得られ
た半導体パッケージ10の寸法が許容値に収まる。切り
しろaが例えば0.5mmになると、モールド製品80
をブレード92で1回で切断することができず、2回以
上の切断が必要になる。切りしろaを0.3mm以内に
することより、切断工程に時間がかかるとともに、一定
の面積のキャビティ78に対して、半導体パッケージ1
0の取り数を最大にすることができる。
のモールド製品80の切断のための特徴を示す図であ
る。この例では、モールド製品80を個々の半導体パッ
ケージ10に切断用のアライメントマーク96がパッケ
ージ分毎に設けられる。このダイサー切断認識用のアラ
イメントマーク96をつけることにより、より精度の高
い切断が可能になった。
図、図14は図13のモールド製品80の一部を示す拡
大図である。図15は図14の丸印Aのアライメントマ
ーク96の拡大図、図16は図14の丸印Bのアライメ
ントマーク96の拡大図である。アライメントマーク9
6はほぼ切断線90上に位置している。この例は、さら
に図11及び図12を参照して説明した特徴を含んでい
る。
は、FPCテープ70に設けられた穴96aと、FPC
テープ70に設けられた銅層のエッチングされたパター
ン96bとからなる。このアライメントマーク96は2
つの切断線90の交差部に配置される。また、図16に
示されるアライメントマーク96は、FPCテープ70
に設けられた穴96cと、FPCテープ70に設けられ
た銅層のエッチングされたパターン96dとからなる。
た穴に合わせた認識及びエッチングパターンに合わせた
認識が両方できるような形にしておく。これにより、ど
ちらでも認識が可能なため、精度よく切断が可能とな
る。また、FPCテープ70に設けられた穴は精度が低
いので、銅層に回路パターンとともに形成されたパター
ン96b、96dを使用すれば、精度が高くなる。
図、図18は図17の丸印Dのアライメントマーク96
の拡大図、図19は図17の丸印Cのアライメントマー
ク96の拡大図である。この例では、2つのアライメン
トマーク96が1つの切断線90の両側に切断線90等
距離の位置に配置されている。FPCテープ70の周縁
部及び一部の切断線90に沿って銅の直線パターンが設
けられ、アライメントマーク96は前の例で示したもの
同様にFPCテープ70に設けられた穴及びその上の層
に形成されたパターンからなっている。
モールド型100は上型100Uと下型100Lとを有
する。上型100Uと下型100Lとでキャビティ78
を形成する。これは典型的なモールド型100の例であ
る。図21は2つのFPCテープを同時に配置するモー
ルド型を示す断面図である。モールド型100は上型1
00Uと下型100Lとを有する。上型100Uと下型
100Lとはそれぞれキャビティ78U、78Lを形成
する。各キャビティ78U、78Lには、それぞれFP
Cテープ70U、70Lを配置できるようになってい
る。各FPCテープ70U、70Lは複数の半導体チッ
プ12を搭載されている。このように、複数の半導体チ
ップ12をそれぞれに含む複数のFPCテープ70U、
70Lを単一のモールド型100にセットできるように
したので、モールド工程での効率アップを図ることがで
きる。
型を示す断面図である。モールド型100は上型100
Uと下型100Lとを有する。上型100Uは複数のブ
ロック100Bからなる。ブロック100Bはエジェク
ターピン84を有する。幾つかの種類のブロック100
Bがあり、半導体チップ12の種類に応じて使用するブ
ロック100Bを選択することができる。この構成は、
一括成形での離型性のマージンアップ及び取り数アップ
を図ることができる。一括成形での離型に問題が生じた
場合に、中央部分にエジェクターピン84を設ける。
図である。半導体パッケージ10のモールド樹脂16に
窪み102ができるようにモールド型を形成しておく。
窪み102はモールド工程の後の切断工程において切断
の目印となり、切断線がエジェクターピン84の位置し
たところを通るようにする。図24はモールド部分より
厚い樹脂部分を有するモールド製品を示す断面図であ
る。図25は図24の線XXV ─XXV に沿った断面図であ
る。モールド製品80はFPCテープ70上に複数の半
導体チップ12(図24では示されない)を搭載されて
おり、その半導体チップ12を覆って樹脂モールドされ
ている。矢印で示される側がゲート側であり、反対側が
ベント側である。
覆っているモールド樹脂の部分であり、ここで言う樹脂
部分106はゲート及びベント部分に設けられたモール
ド樹脂の部分である。樹脂部分106はモールド部分1
04の両側部にあって半導体チップ12のない領域であ
り、切断工程においては切断して捨てられる領域であ
る。しかし、樹脂部分106は長手方向に厚く形成され
ているので、モールド製品80にかなりの強度を与え、
モールド製品80が反りにくくなっている。従って、モ
ールド製品80は生産ラインを流されることができる。
示す図である。モールド製品80はA、Bで区別された
2種類の半導体チップ12を含む。切断線90は必ずし
も半導体チップ12を1つずつ区分するようには設定さ
れていず、1つの半導体パッケージ10が複数の半導体
チップ12を含むように切断されるようになっている。
例えば、ある半導体パッケージ10は2種類の半導体チ
ップ(A、B)12を含むようになっている。また、他
の半導体パッケージ10は2つの同じ半導体チップ(A
又はB)12を含むようになっている。このように、一
括成形して切断の仕方を変えることにより、MCMに相
当する半導体パッケージ10を得ることができる。
高密度実装の半導体パッケージの組立が容易になる。大
きな面積のFPCテープを使用し、1つのFPCテープ
当たりの半導体パッケージの取り数を増やすことができ
るので、コストダウンすることができる。
一例を示す断面図である。
示す図である。
工程を示す図である。
の部分を示す図である。
の部分を示す図である。
の部分の他の例を示す図である。
ールド製品を切断する例を示す図である。
ケージを示し、(A)は半導体パッケージの平面図、
(B)は半導体パッケージの側面図、(C)は半導体パ
ッケージの他の側面図である。
の切断のための特徴を示す図である。
の切断のための他の特徴を示す図である。
ある。
図である。
図である。
る。
大図である。
ド型を示す断面図である。
図である。
ルド製品を示す断面図である。
る。
る。
Claims (15)
- 【請求項1】 半導体チップと、該半導体チップを搭載
するFPCテープと、該半導体チップを保護するモール
ド樹脂と、該FPCテープに設けられた導体接続用の金
属ボールとを備えた半導体パッケージの製造方法におい
て、複数の半導体チップをFPCテープに搭載し、FP
Cテープに取り付けられた複数の半導体チップをモール
ド型で一括してモールドしてモールド製品を形成し、該
モールド製品を個々のパッケージに切断することを特徴
とする半導体パッケージの製造方法。 - 【請求項2】 該金属ボールを該FPCテープに取り付
ける工程が、モールド工程の後で切断工程の前に行われ
ることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ
の製造方法。 - 【請求項3】 該モールド樹脂は、ガラス転移温度が2
00℃以上であり、線膨張係数が13から18ppm/
℃であり、ヤング率が1500から3000kg/mm
であることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケ
ージの製造方法。 - 【請求項4】 該FPCテープは複数のスプロケットホ
ールを有し、モールド型は該FPCテープが該モールド
型に配置されたときに隣接するスプロケットホールの間
に位置するエジェクターピンを有することを特徴とする
請求項1に記載の半導体パッケージの製造方法。 - 【請求項5】 該FPCテープは複数のスプロケットホ
ールを有し、モールド型は少なくとも1つのスプロケッ
トホールを横切るゲートを有し、該モールド型は該ゲー
ト内に位置し且つ該少なくとも1つのスプロケットホー
ルを覆う壁を含み、該壁は該ゲートの側壁から島状に分
離されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体
パッケージの製造方法。 - 【請求項6】 該ゲートは該島状の壁によって分離され
た後に該FPCテープ上で合流していることを特徴とす
る請求項5に記載の半導体パッケージの製造方法。 - 【請求項7】 該モールド製品は2つの隣接するパッケ
ージの外端から外端までの寸法が該2つの隣接する半導
体パッケージを形成すべき寸法プラス該2つの隣接する
半導体パッケージ間の間隙の寸法であり、該間隙の寸法
が0.3mm以下であることを特徴とする請求項1に記
載の半導体パッケージの製造方法。 - 【請求項8】 該モールド製品を個々のパッケージに切
断するためのアライメントマークをパッケージ毎に有す
ることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ
の製造方法。 - 【請求項9】 該アライメントマークは該FPCテープ
に設けられた穴と該FPCテープ上に設けられた層のエ
ッチングされたパターンからなることを特徴とする請求
項8に記載の半導体パッケージの製造方法。 - 【請求項10】 切断工程において金属ボールを同時に
洗浄することを特徴とする請求項1に記載の半導体パッ
ケージの製造方法。 - 【請求項11】 ダイサーのシャワーを切断用ブレード
及び金属ボールにあてることを特徴とする請求項10に
記載の半導体パッケージの製造方法。 - 【請求項12】 複数の半導体チップをそれぞれに含む
複数のFPCテープを単一のモールド型にセットできる
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の半導体パ
ッケージの製造方法。 - 【請求項13】 該モールド型は複数のブロックからな
り、それぞれのブロックにエジェクターピンが取り付け
られるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の半
導体パッケージの製造方法。 - 【請求項14】 ゲート及びベント部分にモールド部分
より厚い樹脂部分を作り、その硬さをもって反りを防ぐ
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の半導体パ
ッケージの製造方法。 - 【請求項15】 該モールド製品は1つの半導体パッケ
ージが複数の半導体チップを含むように切断されること
を特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージの製造
方法。
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