JP2000137872A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2000137872A
JP2000137872A JP31090798A JP31090798A JP2000137872A JP 2000137872 A JP2000137872 A JP 2000137872A JP 31090798 A JP31090798 A JP 31090798A JP 31090798 A JP31090798 A JP 31090798A JP 2000137872 A JP2000137872 A JP 2000137872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会員サービス商品を、会員毎に総販売点数ま
では会員価格で売上処理され、総販売点数を超えると通
常価格で売上処理されるようにする。 【解決手段】 POSターミナル1は、会員に対して販
売する会員サービス商品の登録が行なわれると、会員フ
ァイル6の記憶情報から当該会員における当該会員サー
ビス商品の販売累積点数を取得するとともに、商品ファ
イル7,8の記憶情報から当該会員サービス商品の通常
価格,会員価格及び販売制限点数を取得する。そして、
販売累積点数に今回の販売点数を加算した点数と販売制
限点数とを比較して、加算点数が販売制限点数以下であ
れば会員価格で売上処理するとともに当該会員の当該会
員サービス商品の販売累積点数を更新する。加算点数が
販売制限点数を超えると通常価格で売上処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流通小売業などで
用いられる電子式キャッシュレジスタやPOS(Point
Of Sales:販売時点情報管理)ターミナルなどの商品販
売登録データ処理装置に関わり、特に、会員に対しては
非会員よりも安い価格で商品を販売する会員サービス制
度を導入した流通小売業向けの商品販売登録データ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】百貨店や専門店等の流通小売業のなかに
は、会員を募り、会員となった買物客に対しては非会員
よりも安い価格で商品を販売する制度、いわゆる会員サ
ービス制度を導入して、顧客の安定化を図っているとこ
ろがある。従来、このような会員サービス制度を導入し
た流通小売業向けの商品販売登録データ処理装置として
は、各会員にそれぞれ配付される会員カードに記録され
た会員コードなどのカード情報を読取るためのカードリ
ーダを備えるとともに、各商品の商品コードに対応して
通常価格と会員価格とを記憶した商品価格ファイルを設
ける。そして、1買物客に対して販売する商品の登録開
始に先立ちカードリーダで会員カードのカード情報が読
取られると、買物客が会員であることを示すフラグ情報
を記憶する。また、買物客に対して販売する商品の登録
が行なわれると、前記フラグ情報から買物客が会員か非
会員を判断し、会員であれば商品価格ファイルから該当
商品の会員価格を読出して売上処理し、非会員であれば
商品価格ファイルから該当商品の通常価格を読出して売
上処理するようにしたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の商品販売登録データ処理装置において
は、会員カードが読取られた商取引では会員価格が設定
されている商品はいつでも会員価格で売上処理されてい
たので、会員カードを提示さえすればいつでもまたいく
らでも会員価格で商品を購入することができ、例えば1
枚の同一会員カードを非会員を含む複数人で使い回した
り、会員になりすました悪質な同業者が転売目的で買っ
たりするような不正行為を防止することができなかっ
た。
【0004】このような不正行為を防止するために、会
員カード提示者と会員との同一性を暗証番号の照会など
により厳密にチェックしたり、1回の商取引における同
一商品購入個数に制限を設けたりするなどの方策が考え
られるが、これらの方策を採用しても、正規会員が特定
商品を複数の商取引にわけて購入し、結果的に特定の人
が特定商品を買い占めてしまうようなことを防止するこ
とはできなかった。
【0005】そこで本発明は、1会員に対する総販売点
数に制限をもたせる会員サービス商品を、会員毎に総販
売点数までは会員価格で売上処理でき、総販売点数を超
えると通常価格で売上処理することができ、1人の会員
が特定のサービス商品を複数の商取引にわけてまとめ買
いしてもその会員に過剰なサービスが付与されるのを禁
止できる商品販売登録データ処理装置を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、1会員に対する総販売点数に制限をもたせる会員サ
ービス商品の通常価格,会員価格及び販売制限点数を記
憶する会員サービス商品情報記憶手段と、各会員別にそ
の会員に対して販売した会員サービス商品の商品別販売
累積点数を記憶する会員販売実績記憶手段と、会員に対
して販売する会員サービス商品の登録が行なわれると、
会員販売実績記憶手段による記憶情報から当該会員にお
ける当該会員サービス商品の販売累積点数を取得すると
ともに、会員サービス商品情報記憶手段による記憶情報
から当該会員サービス商品の通常価格,会員価格及び販
売制限点数を取得し、販売累積点数に今回の販売点数を
加算した点数と販売制限点数とを比較して、販売累積点
数に今回の販売点数を加算した点数が販売制限点数以下
のときには当該会員サービス商品を会員価格で売上処理
するとともに会員販売実績記憶手段により記憶されてい
る当該会員における当該会員サービス商品の販売累積点
数を今回の販売点数分を含む値に更新し、販売累積点数
に今回の販売点数を加算した点数が販売制限点数を超え
るときには当該会員サービス商品を通常価格で売上処理
する会員サービス商品登録制御手段とを備えたものであ
る。
【0007】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明における会員サービス商品登録制御手段を、
販売累積点数に今回の販売点数を加算した点数が販売制
限点数を超えるとき、当該会員サービス商品の登録を実
行するか取り消すかを選択可能とし、実行が指令された
場合には当該会員サービス商品を通常価格で売上処理
し、取消が指令された場合には当該会員サービス商品の
登録を中止するようにしたものである。
【0008】本願請求項3記載の発明は、上記請求項1
記載の発明に、会員サービス商品毎にサービス期間終了
の指令を受ける指令待ち手段と、この指令待ち手段によ
りサービス期間終了の指令を受けると、会員販売実績記
憶手段により会員別に記憶されている情報からサービス
期間終了が指令された会員サービス商品の販売累積点数
情報を検索して削除する情報削除手段とを備えたもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、会員
に対しては1会員に対する総販売点数に制限をもたせる
会員サービス商品を非会員よりも安い価格で販売する会
員サービス制度を導入した店舗向けのPOSターミナル
に、本発明を適用した場合について述べる。図1は本発
明に関わるPOSターミナル1を用いたPOSシステム
の全体構成図であって、このPOSシステムは、登録さ
れた販売商品の売上処理機能をそれぞれ有する複数台の
POSターミナル1と、各POSターミナル1の売上処
理機能を支援する1台のファイルプロセッサ2とを、イ
ンライン回線3で閉ループ状に接続してシステム化した
ものである。
【0010】前記各POSターミナル1は、各会員に対
してそれぞれ配付される磁気カードまたはICカードな
どからなる会員カード4に記録された会員コードなどの
カード情報を読取るためのカードリーダ5をそれぞれ備
えている。
【0011】前記ファイルプロセッサ2は、図2に示す
レコードフォーマットの会員ファイル情報を記憶する会
員ファイル6、図3(a)に示すレコードフォーマット
の通常商品ファイル情報を記憶する通常商品ファイル
7、図3(b)に示すレコードフォーマットの会員商品
ファイル情報を記憶する会員商品ファイル8、図4に示
すレコードフォーマットの販売管理ファイル情報を記憶
する販売管理ファイル9等の各種データファイルを備え
ている。また、その具体的なレコードフォーマットは例
示しないが、各種データファイルに追加するレコードま
たは修正するレコードを記憶した更新ファイル10や、
各種データファイルから削除するレコードを記憶した削
除ファイル11等を作成しファイルプロセッサ2に転送
する機能を有したホスト装置12が、電話回線等のオン
ライン回線13を介して接続されている。
【0012】前記会員ファイル6は、図2に示すよう
に、各会員に対してそれぞれ設定される固有の会員コー
ドに対応して、その会員の氏名,住所,性別,電話番号
などの会員個人情報を記憶するとともに、その会員に対
して販売した会員サービス商品の商品コード及びその商
品の販売累積点数を販売制限制御情報として記憶するも
ので、会員販売実績記憶手段として機能する。なお、会
員サービス商品とは、商品毎に設定されるサービス期間
中に会員に対しては非会員よりも安い価格で販売される
商品であり、ただしサービス期間内での1会員に対する
総販売点数に制限をもたせている。
【0013】前記通常商品ファイル7は、図3(a)に
示すように、店舗で販売する全商品の商品コードに対応
して、その商品の名称,通常価格,会員フラグMFなど
の商品情報を記憶するファイルである。ここで、会員フ
ラグMFとは、当該商品が会員サービス商品か否かを識
別する情報であり、会員サービス商品であるとき“1”
にセットされる。
【0014】前記会員商品ファイル8は、図3(b)に
示すように、店舗で販売する全商品のうち会員サービス
商品に指定された商品の商品コードに対応して、その商
品の会員価格,販売制限点数などの会員サービス商品情
報を記憶するファイルである。ここに、会員サービス商
品の通常価格は通常商品ファイル7に記憶され、会員価
格及び販売制限点数は会員商品ファイル8に記憶される
ので、通常商品ファイル7及び会員商品ファイル8は会
員サービス商品情報記憶手段として機能する。
【0015】前記販売管理ファイル9は、図4に示すよ
うに、各会員サービス商品の商品コード別に、その会員
サービス商品を購入した会員の会員コードをまとめて記
憶するファイルである。
【0016】図5は前記ファイルプロセッサ2の要部構
成を示すブロック図であって、このファイルプロセッサ
2は、制御部本体としてCPU(Central Processing U
nit)21を搭載している。また、前記CPU21の演
算処理等を制御するプログラムなどを予め格納したRO
M(Read Only Memory)22、前記各種データファイル
6〜9を形成するためのメモリ領域等を備えたRAM
(Random Access Memory)23、前記オンライン回線1
3と接続しデータの送受信を行なうMODEM(変復調
装置)24、前記インライン回線3と接続しデータの送
受信を行なう通信インタフェース25、キーボード,表
示部,プリンタ等の入出力機器と接続しデータの送受信
を行なう入出力機器インタフェース26などを搭載して
いる。そして、前記CPU21と、ROM22,RAM
23,MODEM24,通信インタフェース25及び入
出力機器インタフェース26とを、アドレスバス,デー
タバス等のバスライン27で接続して、ファイルプロセ
ッサ2を構成している。
【0017】図6は前記各POSターミナル1の要部構
成を示すブロック図であって、各POSターミナル1は
同一構成となっている。すなわち、このPOSターミナ
ル1は、制御部本体としてCPU31を搭載している。
また、プログラムなどを予め格納したROM32、商品
販売データを登録処理するためのメモリ領域等を備えた
RAM33、前記インライン回線3と接続しデータの送
受信を行なう通信インタフェース34、前記カードリー
ダ5の他、スキャナ35,キーボード36,表示部3
7,ドロワ38,プリンタ39の各種入出力機器を接続
しデータの送受信を行なう入出力機器インタフェース4
0などを搭載している。そして、前記CPU31と、R
OM32,RAM33,通信インタフェース34及び入
出力機器インタフェース40とを、アドレスバス,デー
タバス等のバスライン41で接続して、POSターミナ
ル1を構成している。
【0018】前記スキャナ35は、買物客に対して販売
する商品に付されたバーコード(商品コード)を例えば
レーザ光のスキャンにより光学的に読取り入力するもの
で、商品登録手段を構成する。前記キーボード36は、
数値データを置数入力するための置数キー、この置数キ
ーによる数値データが買物客に対して販売する商品の販
売点数であることを指令する乗算キー、1人の買物客に
対して販売する商品の登録終了を宣言する締め登録手段
としての締めキーの他、処理の実行を指令する実行キー
や、処理の取消を指令する取消キーなどを配設したもの
である。
【0019】前記表示部37は、登録された販売商品の
名称,販売価格や1買物客に対して販売する全商品の合
計金額などの情報を表示するもので、オペレータに対し
て上記情報を表示するオペレータ用表示器と、買物客に
対して同様な情報を表示する顧客用表示器を備えてい
る。前記プリンタ39は、前記表示器37に表示した情
報などを記したレシート等の印字を行なうものである。
【0020】さて、前記POSターミナル1のCPU3
1は、特に図7の流れ図に示す処理を実行するものとな
っている。すなわちCPU31は、ST(ステップ)1
としてカードリーダ5により会員カードに記録された会
員コードなどのカード情報が読取られた場合には、ST
2としてそのカード情報を含む会員ファイル情報問合せ
伝文を作成し、この問合わせ伝文を前記通信インタフェ
ース34によりインライン回線3を介してファイルプロ
セッサ2に送信する。これにより、ST3として上記フ
ァイルプロセッサ2から該当する会員ファイル情報(会
員個人情報及び販売制限制御情報)の応答伝文を受信す
ると、その会員ファイル情報をRAM33に記憶すると
ともに、RAM33上の会員取引フラグCFを“1”に
セットする。なお、ST3にてファイルプロセッサ2か
ら該当する会員ファイル情報の応答伝文を受信できなか
った場合には、会員カードの読取りエラーを表示して、
この処理を終了する。
【0021】またCPU31は、ST5としてスキャナ
35などの商品登録手段により客に販売する商品の商品
コード及び販売点数の登録が行なわれると、ST6とし
て前記会員取引フラグCFを調べる。そして、この会員
取引フラグCFが“1”にセットされていた場合には会
員に対して販売する商品の登録が行なわれたので、ST
7として図8に具体的に示す会員商品登録処理を実行す
る。
【0022】この会員商品登録処理では先ず、CPU3
1は、ST21として登録商品の商品コードを含む商品
販売情報問合わせ伝文を作成し、この問合わせ伝文を前
記通信インタフェース34によりインライン回線3を介
してファイルプロセッサ2に送信する。これに応じて、
ST22として上記ファイルプロセッサ2から該当する
商品販売情報(商品コード,商品名称,通常価格,会員
価格,販売制限点数)の応答伝文を受信したならば、S
T23としてその商品販売情報中の販売制限点数を調べ
る。そして、販売制限点数が[0]の場合には、ST2
4として登録商品の販売点数分を全て通常価格で売上処
理する。以上で、この会員商品登録処理を終了する。
【0023】一方、ST22にて販売制限点数が[1]
以上の場合には、ST25としてRAM33に記憶した
会員ファイル情報中の販売制限制御情報に登録商品の商
品コードが存在するか否かを調べる。そして、存在する
場合には、その商品コードに対応する販売累積点数を読
出し、この販売累積点数に登録商品の販売点数を加算し
て今回の登録までの販売累積点数を算出する。これに対
し、存在しない場合には、登録商品の販売点数を今回の
登録までの販売累積点数として算出する。
【0024】しかる後、ST26として上記ST25の
処理で算出した今回の登録までの販売累積点数と、ST
22の処理で受信した商品販売情報中の販売制限点数と
を比較する。ここで、今回の登録までの販売累積点数が
販売制限点数以下の場合には、ST27として登録商品
の販売点数分を全て会員価格で売上処理する。また、S
T28としてRAM33に記憶した会員ファイル情報中
の販売制限制御情報に登録商品の商品コードが存在する
か否かを調べ、存在する場合にはその商品コードに対応
する販売累積点数に登録商品の販売点数を加算して販売
制限制御情報を更新し、存在しない場合にはRAM33
の会員ファイル情報に登録商品の商品コードと販売点数
とを追加して販売制限制御情報を更新する。以上で、こ
の会員商品登録処理を終了する。
【0025】一方、ST26にて今回の登録までの販売
累積点数が販売制限点数を超える場合には、ST29と
してその今回の登録までの販売累積点数から販売制限点
数を減じることにより超過点数を算出する。また、ST
30として今回の登録までの販売累積点数から前記超過
点数を減じることにより会員価格での販売可能点数を算
出する。しかる後、ST31としてその会員価格での販
売可能点数をオペレータ及び顧客に通知するガイダンス
51(図10を参照)を表示部37に表示させる。
【0026】この状態で、ST32として実行キー及び
取消キーのキー入力を待機する。ここで、実行キーが入
力された場合には、ST33として登録商品の販売点数
分のうち、前記販売可能点数分を会員価格で売上処理
し、残りの超過点数分を通常価格で売上処理する。ま
た、ST34としてRAM33に記憶した会員ファイル
情報中の販売制限制御情報に登録商品の商品コードが存
在するか否かを調べ、存在する場合にはその商品コード
に対応する販売累積点数に販売可能点数を加算して販売
制限制御情報を更新し、存在しない場合にはRAM33
の会員ファイル情報に登録商品の商品コードと販売可能
点数とを追加して販売制限制御情報を更新する。以上
で、この会員商品登録処理を終了する。
【0027】なお、ST32で取消キーが入力された場
合には、ST35として登録商品の売上処理を中止し
て、この会員商品登録処理を終了する。
【0028】ここに、CPU31は、会員に対して販売
する会員サービス商品の登録が行なわれると、会員販売
実績記憶手段としての会員ファイル6の記憶情報から当
該会員における当該会員サービス商品の販売累積点数を
取得するとともに、会員サービス商品情報記憶手段とし
ての通常商品ファイル7及び会員商品ファイル8の記憶
情報から当該会員サービス商品の通常価格,会員価格及
び販売制限点数を取得し、販売累積点数に今回の販売点
数を加算した点数と販売制限点数とを比較して、販売累
積点数に今回の販売点数を加算した点数が販売制限点数
以下のときには当該会員サービス商品を会員価格で売上
処理するとともに会員ファイル6に記憶されている当該
会員における当該会員サービス商品の販売累積点数を今
回の販売点数分を含む値に更新し、販売累積点数に今回
の販売点数を加算した点数が販売制限点数を超えるとき
には当該会員サービス商品の登録を実行するか取り消す
かを選択可能とし、実行キーの押下により実行が指令さ
れた場合には当該会員サービス商品を通常価格で売上処
理し、取消キーの押下により取消が指令された場合には
当該会員サービス商品の登録を中止する会員サービス商
品登録制御手段を構成している。
【0029】図7に説明を戻す。CPU31は、ST6
にて会員取引フラグが“0”にリセットされていた場合
には、非会員に対して販売する商品が登録されたので、
ST8として非会員商品登録処理を実行する。この非会
員商品登録処理は、先ず、登録商品の商品コードを含む
商品販売情報問合わせ伝文を作成し、この問合わせ伝文
を前記通信インタフェース34によりインライン回線3
を介してファイルプロセッサ2に送信する。これに応じ
て、上記ファイルプロセッサ2から該当する商品販売情
報(商品コード,商品名称,通常価格,会員価格,販売
制限点数)の応答伝文を受信したならば、販売制限点数
が幾つであるかにかかわらず登録商品の販売点数分を全
て通常価格で売上処理する。以上で、この非会員商品登
録処理を終了する。
【0030】こうして、CPU31は会員商品登録処理
または非会員商品登録処理を行なった後、ST9として
締め登録手段としての締めキーにより1買物客に販売す
る商品の登録終了が宣言されると、ST10として前記
会員取引フラグCFを調べる。そして、この会員取引フ
ラグCFが“1”にセットされていた場合には1会員に
販売する商品の登録終了が宣言されたので、ST11と
して図9に具体的に示す会員締め登録処理を実行する。
【0031】先ず、CPU31は、ST41としてその
1会員に販売する商品の合計金額に基づいて請求金額を
算出し、表示部37に表示させる。次に、ST42とし
てその請求金額に対する支払い情報が入力されるのを待
機し、キーボード36のキー操作により支払い情報が入
力されると、ST43として釣銭計算などの会計処理を
実行する。また、ST44としてプリンタ39を駆動し
てレシートを印字し発行する。
【0032】しかる後、ST45としてRAM33に記
憶している会員ファイル情報を含む更新コマンド伝文を
作成し、このコマンド伝文を前記通信インタフェース3
4によりインライン回線3を介してファイルプロセッサ
2に送信する。これに応じて、ST46として上記ファ
イルプロセッサ2からコマンドの受信完了を示す許諾応
答伝文を受信したならば、ST47としてRAM33の
会員ファイル情報をクリアする。以上で、この会員締め
登録処理を終了する。
【0033】なお、ST46にてファイルプロセッサ2
からビジィ応答を受信したり、更新コマンドを送信して
から一定時間を経過しても許諾応答を受信できなかった
場合には、予め設定されたリトライ回数まで上記ST4
5の更新コマンドの送信処理を繰返す。そして、リトラ
イ回数だけ更新コマンドを送信してもファイルプロセッ
サ2から許諾応答を得られなかった場合には(ST48
のNO)、ST49としてRAM33の会員ファイル情
報を同RAM33に形成した退避メモリファイルに転送
して、この会員締め登録処理を終了する。
【0034】以上で、各POSターミナル1におけるC
PU31の主要な処理制御手順の説明を終了する。次
に、ファイルプロセッサ2におけるCPU21の主要な
処理制御手順について説明する。
【0035】はじめに、前記ファイルプロセッサ2のC
PU21は、インライン回線3で接続された各POSタ
ーミナル1から前記会員ファイル情報問合わせ伝文を受
信する毎に、図11の流れ図に示す処理を実行するもの
となっている。
【0036】すなわちCPU21は、通信インタフェー
ス25を介して会員ファイル情報問合わせ伝文を受信す
ると、ST51としてその問合わせ伝文中の会員コード
で会員ファイル6を検索する。そして、同一会員コード
の会員ファイル情報を検出したならば(ST52のYE
S)、ST53としてその同一会員コードの会員ファイ
ル情報(会員個人情報及び販売制限制御情報)を含む応
答伝文を作成し、この応答伝文を前記通信インタフェー
ス25によりインライン回線3を介して問合わせ元のP
OSターミナル1に送信する。同一会員コードの会員フ
ァイル情報を検出できなかった場合には(ST52のN
O)、ST54としてエラー応答伝文を作成し、このエ
ラー応答伝文を前記通信インタフェース25によりイン
ライン回線3を介して問合わせ元のPOSターミナル1
に送信する。以上で、この問合わせ伝文受信処理を終了
するものとなっている。
【0037】また、前記ファイルプロセッサ2のCPU
21は、各POSターミナル1から前記商品販売情報問
合わせ伝文を受信する毎に、図12の流れ図に示す処理
を実行するものとなっている。すなわちCPU21は、
通信インタフェース25を介して商品販売情報問合わせ
伝文を受信すると、ST61としてその問合わせ伝文中
の商品コードで通常商品ファイル7を検索する。そし
て、同一商品コードの通常商品ファイル情報を検出した
場合には(ST62のYES)、ST63としてその通
常商品ファイル情報中の商品名称と通常価格とをRAM
23の一時エリアに取得する。
【0038】次に、ST64としてその通常商品ファイ
ル情報中の会員フラグMFを調べる。ここで、会員フラ
グMFが“0”にリセットされていた場合には、問合わ
せがあった商品は会員サービス商品でないので、ST6
8の処理に進む。これに対し、会員フラグMFが“1”
にセットされていた場合には、問合わせがあった商品は
会員サービス商品なので、ST65として問合わせ伝文
中の商品コードで会員商品ファイル8を検索する。そし
て、同一商品コードの会員商品ファイル情報を検出した
ならば(ST66のYES)、ST67としてその会員
商品ファイル情報中の会員価格と販売制限点数とをRA
M23の一時エリアに取得する。その後、ST68の処
理に進む。なお、会員商品ファイル8を検索した結果、
同一商品コードの会員商品ファイル情報を検出できなか
った場合には、ST67の処理を行なわずにST68の
処理に進む。
【0039】ST68では、一時エリアに格納した情報
から商品販売情報の応答伝文を作成する。すなわち、一
時エリアに商品名称及び通常価格の情報に加えて会員価
格と販売制限点数の情報が格納されている場合には、こ
れらの情報を含む商品販売情報の応答伝文を作成する。
これに対し、商品名称及び通常価格の情報しか格納され
ていない場合には、会員価格及び販売制限点数をそれぞ
れ[0]として商品販売情報の応答伝文を作成する。
【0040】しかる後、ST69としてこの商品販売情
報の応答伝文を前記通信インタフェース25によりイン
ライン回線3を介して問合わせ元のPOSターミナル1
に送信する。以上で、この問合わせ伝文受信処理を終了
する。
【0041】なお、ST62にて通常商品ファイル7を
検索した結果、同一商品コードの通常商品ファイル情報
を検出できなかった場合には、ST70としてエラー応
答伝文を作成し、このエラー応答伝文を前記通信インタ
フェース25によりインライン回線3を介して問合わせ
元のPOSターミナル1に送信して、この問合わせ伝文
受信処理を終了するものとなっている。
【0042】また、前記ファイルプロセッサ2のCPU
21は、各POSターミナル1から前記会員ファイル情
報を含む更新コマンド伝文を受信する毎に、図13の流
れ図に示す処理を実行するものとなっている。すなわち
CPU21は、通信インタフェース25を介して更新コ
マンド伝文を受信すると、先ず、ST71として更新コ
マンド伝文中の会員ファイル情報における会員コードで
会員ファイル6を検索する。そして、会員コードが一致
する会員ファイル情報を検出したならば、その会員ファ
イル情報中の販売制限制御情報を、更新コマンド伝文中
の会員ファイル情報における販売制限制御情報に置換し
て更新する。
【0043】次に、ST72として更新コマンド伝文中
の会員ファイル情報から先頭の販売制限制御情報の商品
コードを読込む。そして、ST73としてこの商品コー
ドで販売管理ファイル9を検索する。その結果、販売管
理ファイル9に該当する商品コードが未設定であった場
合には(ST74のNO)、ST75として販売管理フ
ァイル9に該当する商品コードを追加設定する。しかる
後、ST77に進み、ST75の処理で販売管理ファイ
ル9に追加設定した商品コードに対応して、更新コマン
ド伝文中の会員ファイル情報における会員コードを登録
する。
【0044】一方、ST73にて販売管理ファイル9を
検索した結果、該当する商品コードが設定されていた場
合には(ST74のYES)、ST76としてその商品
コードに対応して更新コマンド伝文中の会員ファイル情
報における会員コードが既に登録済か否かを判断する。
そして未登録の場合にはST77に進み、当該商品コー
ドに対応してその会員コードを登録する(ST77)。
これに対し、ST76にて当該会員コードが登録済の場
合には、ST77の処理を行なわない。
【0045】しかる後、ST78として更新コマンド伝
文中の会員ファイル情報に次の販売制限制御情報が存在
するか否かを判断する。そして存在する場合には、ST
79としてその販売制限制御情報の商品コードを読込
む。そしてST73に戻り、ST73〜ST77の処理
を繰返す。こうして、更新コマンド伝文中の会員ファイ
ル情報に含まれる全ての販売制限制御情報について、S
T73〜ST77の処理を実行したならば、ST80に
進む。そして、許諾応答伝文を前記通信インタフェース
25によりインライン回線3を介してコマンド送信元の
POSターミナル1に送信したならば、この更新コマン
ド伝文受信処理を終了するものとなっている。
【0046】また、前記ファイルプロセッサ2のCPU
21は、前記会員商品ファイル8に追加するレコードま
たは修正するレコードを記憶した会員サービス商品の更
新ファイル10をホスト装置12から受信すると、図1
4の流れ図に示す処理を実行するものとなっている。す
なわちCPU21は、MODEM24を介して会員サー
ビス商品の更新ファイル10を受信すると、先ず、ST
81としてその受信した更新ファイル10から先頭のレ
コードを読込む。なお、このレコードのフォーマット
は、会員商品ファイル8のレコードと同じである。
【0047】次に、ST82として更新ファイル10か
ら読込んだレコードの商品コードで通常商品ファイル7
を検索して、同一商品コードの通常商品ファイル情報の
有無を判別する。ここで、同一商品コードの通常商品フ
ァイル情報無しを判別した場合には(ST83のN
O)、ST90に進む。そして、更新ファイル10に次
のレコードがあるか否かを判断し、レコード有りの場合
には、ST91としてそのレコードを更新ファイル10
から読込んだならば、ST82に戻る。
【0048】ST82にて通常商品ファイル7を検索し
た結果、同一商品コードの通常商品ファイル情報有りを
判別した場合には(ST83のYES)、ST84とし
てその同一商品コードの通常商品ファイル情報における
会員フラグMFを調べる。ここで、会員フラグMFが
“0”にリセットされていた場合には、更新ファイル1
0から読込んだレコードは会員商品ファイル8に追加す
るレコードなので、ST85として同一商品コードの通
常商品ファイル情報における会員フラグMFを“1”に
セットした後、ST86として会員商品ファイル8に更
新ファイル10から読込んだレコードを追加する。その
後、ST90に進み、更新ファイル10に次のレコード
があるか否かを判断し、レコード有りの場合には、ST
91としてそのレコードを更新ファイル10から読込ん
だならば、ST82に戻る。
【0049】ST84にて会員フラグMFが“1”にセ
ットされていた場合には、更新ファイル10から読込ん
だレコードは会員商品ファイル8に格納されているレコ
ードを修正するレコードなので、ST87としてこの更
新ファイル10から読込んだレコードの商品コードで会
員商品ファイル8を検索する。そして、同一商品コード
の会員商品ファイル情報を検出したならば(ST88の
YES)、ST89としてその同一商品コードの会員商
品ファイル情報の内容を更新ファイル10から読込んだ
レコードの内容に置換して更新する。その後、ST90
に進み、更新ファイル10に次のレコードがあるか否か
を判断し、レコード有りの場合には、ST91としてそ
のレコードを更新ファイル10から読込んだならば、S
T82に戻る。
【0050】なお、ST87にて会員情報ファイル8を
検索した結果、同一商品コードの会員商品ファイル情報
を検出できなかった場合には(ST88のNO)、ST
86に進み、会員商品ファイル8に更新ファイル10か
ら読込んだレコードを追加する。その後、ST90に進
み、更新ファイル10に次のレコードがあるか否かを判
断し、レコード有りの場合には、ST91としてそのレ
コードを更新ファイル10から読込んだならば、ST8
2に戻る。
【0051】こうして、更新ファイル10内の各レコー
ドを順次読出し、通常商品ファイル7に商品コードが存
在するレコードについては、ST86の会員商品ファイ
ルレコード追加処理またはST89の会員商品ファイル
レコード修正処理を実行する。そして、ST90にて次
のレコード無しを確認したならば、この更新ファイル受
信処理を終了するものとなっている。
【0052】また、前記ファイルプロセッサ2のCPU
21は、前記会員商品ファイル8から削除するレコード
を記憶した会員サービス商品の削除ファイル11をホス
ト装置12から受信すると、図15の流れ図に示す処理
を実行するものとなっている。すなわちCPU21は、
MODEM24を介して会員サービス商品の削除ファイ
ル11を受信すると、先ず、ST101としてその受信
した削除ファイル11から先頭のレコードを読込む。な
お、このレコードのフォーマットは、会員商品ファイル
8のレコードと同じである。
【0053】次に、ST102として削除ファイル11
から読込んだレコードの商品コードで通常商品ファイル
7を検索して、同一商品コードの通常商品ファイル情報
の有無を判別する。ここで、同一商品コードの通常商品
ファイル情報無しを判別した場合には(ST103のN
O)、ST113に進む。そして、削除ファイル11に
次のレコードがあるか否かを判断し、レコード有りの場
合には、ST114としてそのレコードを削除ファイル
11から読込んだならば、ST102に戻る。
【0054】ST102にて通常商品ファイル7を検索
した結果、同一商品コードの通常商品ファイル情報有り
を判別した場合には(ST103のYES)、ST10
4としてその同一商品コードの通常商品ファイル情報に
おける会員フラグMFを調べる。ここで、会員フラグM
Fが“0”にリセットされていた場合には、ST113
に進む。そして、削除ファイル11に次のレコードがあ
るか否かを判断し、レコード有りの場合には、ST11
4としてそのレコードを削除ファイル11から読込んだ
ならば、ST102に戻る。
【0055】ST104にて会員フラグMFが“1”に
セットされていた場合には、削除ファイル11から読込
んだレコードは会員商品ファイル8から削除するレコー
ドなので、ST105としてその会員フラグMFを
“0”にリセットする。次に、ST106としてこの削
除ファイル11から読込んだレコードの商品コードで会
員商品ファイル8を検索する。そして、同一商品コード
の会員商品ファイル情報を検出したならば(ST107
のYES)、ST108としてその同一商品コードの会
員商品ファイル情報を会員商品ファイル8から削除す
る。
【0056】次に、ST109として同じく削除ファイ
ル11から読込んだレコードの商品コードで販売管理フ
ァイル9を検索する。そして、同一商品コードの販売管
理ファイル情報を検出したならば(ST110のYE
S)、ST111としてその販売管理ファイル情報中の
会員コードを全て取得する。そして、会員ファイル6を
サーチして販売管理ファイル情報から取得した会員コー
ドの会員ファイル情報を全て抽出し、その会員ファイル
情報から同一商品コードの販売制限制御情報(商品コー
ド,販売累積点数)を削除する。その後、ST113に
進み、削除ファイル11に次のレコードがあるか否かを
判断し、レコード有りの場合にはそのレコードを削除フ
ァイル11から読込んでST102に戻る。
【0057】なお、ST106にて会員商品ファイル8
を検索した結果、該当商品コードの会員商品ファイル情
報を検出できなかった場合(ST107のNO)、及び
ST109にて販売管理ファイル109を検索した結
果、該当商品コードの販売管理ファイル情報を取得でき
なかった場合には(ST110のNO)、直ちにST1
13に進み、削除ファイル11に次のレコードがあるか
否かを判断し、レコード有りの場合にはそのレコードを
削除ファイル11から読込んでST102に戻る。こう
して、削除ファイル11内の各レコードを順次読出し、
通常商品ファイル7に商品コードが存在するレコードに
ついては、ST104乃至ST112の処理を実行す
る。そして、ST113にて削除ファイル11に次のレ
コード無しを確認したならば、この削除ファイル受信処
理を終了するものとなっている。
【0058】ここに、CPU21は、会員サービス商品
毎にサービス期間終了の指令を受ける指令待ち手段と、
この指令待ち手段によりホスト装置10から削除ファイ
ル11として会員サービス商品毎にサービス期間終了の
指令を受けると、会員販売実績記憶手段としての会員フ
ァイル6に会員別に記憶されている情報からサービス期
間終了が指令された会員サービス商品の販売累積点数情
報を全て検出して削除する情報削除手段とを構成してい
る。
【0059】このように構成された本実施の形態のPO
Sシステムを使用する店舗においては、予め、各商品の
商品コード,名称,通常価格,会員フラグMFなどの商
品情報がファイルプロセッサ2の通常商品ファイル7に
設定されている。また、会員サービス期間内の会員サー
ビス商品の商品コード,会員価格及び販売制限点数がフ
ァイルプロセッサ2の会員商品ファイル8に設定されて
いる。
【0060】また、会員となった顧客の会員コード,名
称等の会員個人情報とともに、その会員に対して販売し
た会員サービス商品の商品コード及びその販売累積点数
の販売制限制御情報を記憶した会員ファイル6が前記フ
ァイルプロセッサ2に設けられている。同様に、会員サ
ービス商品の商品コード別にその会員サービス商品を買
上げた会員の会員コードを記憶した販売管理ファイル9
が前記ファイルプロセッサ2に設けられている。
【0061】この状態で、1人の会員が買物を行ないそ
の代金の支払いをキャッシャに申し出ると、キャッシャ
は、先ず、会員から受け取った会員カードのカード情報
をPOSターミナル1のカードリーダ5で読取らせる。
そうすると、この会員の会員個人情報及び販売制限制御
情報からなる会員ファイル情報がファイルプロセッサ2
の会員ファイル6から読出され、POSターミナル1の
RAM33に格納される。
【0062】次に、キャッシャはPOSターミナル1の
スキャナ35及びキーボード36を操作して、当該会員
に販売する商品の商品コード及び販売点数の登録を行な
う。そうすると、登録商品が会員サービス商品でない,
つまりは通常商品ファイル7に当該商品コードに対応し
て設定された会員フラグMFが“0”にリセットされて
いる商品の場合には、販売点数分が全て上記通常商品フ
ァイル7に当該商品コードに対応して設定された通常価
格で売上処理される。
【0063】これに対し、登録商品が会員サービス商
品,つまりは通常商品ファイル7に当該商品コードに対
応して設定された会員フラグMFが“1”にセットされ
ている商品の場合には、RAM33に記憶した会員ファ
イル情報中の販売制限制御情報に登録商品の商品コード
が存在するかチェックされる。そして存在する場合に
は、その商品コードに対応する販売累積点数に登録商品
の販売点数が加算されて今回の登録までの販売累積点数
が算出される。存在しない場合には、登録商品の販売点
数が今回の登録までの販売累積点数として算出される。
【0064】次いで、今回の登録までの販売累積点数と
登録商品の販売制限点数とが比較される。ここで、今回
の登録までの販売累積点数が販売制限点数以下であった
場合には、登録商品の販売点数分が全て会員価格で売上
処理される。また、RAM33に記憶した会員ファイル
情報中の販売制限制御情報に登録商品の商品コードが存
在するかチェックされ、存在する場合にはその商品コー
ドに対応する販売累積点数に登録商品の販売点数が加算
され、存在しない場合には登録商品の商品コードと販売
点数とが同会員ファイル情報に追加される。
【0065】これに対し、今回の登録までの販売累積点
数が販売制限点数を超えた場合には、会員価格での販売
可能点数をオペレータ及び顧客に通知するガイダンス5
1が表示部37に表示される。図10は上記ガイダンス
51を表示した表示部37の一画面例であって、このガ
イダンス51を見ることにより、当該会員は会員サービ
ス商品「CCCC]をN点までは会員価格zzz円で購
入できるもののそれ以上は通常価格z'z'z'円で購入せざ
るを得ないことが分かる。そこで、キャッシャは、会員
にこの会員サービス商品「CCCC」の登録を実行する
か取り消すかを確認する。ここで、会員が登録実行を申
し出た場合には、キャッシャは実行キーを押下する。そ
うすると、会員サービス商品「CCCC」が会員販売可
能数Nまでは会員価格zzz円で売上処理され、残りの
超過点数分は通常価格z'z'z'円で売上処理される。ま
た、RAM33に記憶した会員ファイル情報中の販売制
限制御情報に登録商品「CCCC」の商品コードが存在
するかチェックされ、存在する場合にはその商品コード
に対応する販売累積点数に会員販売可能数Nが加算さ
れ、存在しない場合には登録商品の商品コードと会員販
売可能数Nが同会員ファイル情報に追加される。これに
対し、会員が登録取消を申し出た場合には取消キーを押
下する。そうすると、会員サービス商品「CCCC」の
登録が中止される。
【0066】こうして、当該会員に販売する全商品の登
録が終了すると、キャッシャはキーボード36の締めキ
ーを押下して登録終了を宣言する。そうすると、当該会
員に対する請求金額が表示部37に表示されるので、キ
ャッシャは会員から支払いを受ける。そして、その支払
い情報をキーボード36から入力する。そうすると、釣
銭計算などの会計処理が実行され、レシートが発行され
るので、キャッシャは会員に釣銭などとともにレシート
を渡す。以上で、会員との1商取引を終了する。
【0067】このとき、RAM33に記憶されていた会
員ファイル情報がファイルプロセッサ2に転送され、会
員ファイル6の当該会員の販売制限制御情報が最新の情
報に更新される。なお、ファイルプロセッサ2がビジィ
状態であったなどの理由から会員ファイル情報の転送に
失敗した場合には、この会員ファイル情報が同RAM3
3の退避メモリファイルに移されて保持される。なお、
この退避メモリファイルに保持された会員ファイル情報
は、ファイルプロセッサ2との通信回復後に転送される
ようになっている。
【0068】このように本実施の形態においては、1会
員に対する総販売点数に制限をもたせる会員サービス商
品の通常価格,会員価格及び販売制限点数を記憶する会
員サービス商品情報記憶手段として通常商品ファイル7
及び会員商品ファイル8をファイルプロセッサ2に設け
ている。また、各会員別にその会員に対して販売した会
員サービス商品の商品別販売累積点数を記憶する会員販
売実績記憶手段として会員ファイル6を同ファイルプロ
セッサ2に設けている。
【0069】そして、このファイルプロセッサ2とイン
ライン回線3で接続された各POSターミナル1におい
ては、会員に対して販売する会員サービス商品の登録が
行なわれると、会員ファイル6の記憶情報から当該会員
における当該会員サービス商品の販売累積点数を取得す
るとともに、通常商品ファイル7及び会員商品ファイル
8の記憶情報から当該会員サービス商品の通常価格,会
員価格及び販売制限点数を取得し、販売累積点数に今回
の販売点数を加算した点数と販売制限点数とを比較し
て、販売累積点数に今回の販売点数を加算した点数が販
売制限点数以下のときには当該会員サービス商品を会員
価格で売上処理するとともに会員販売実績記憶手段によ
り記憶されている当該会員における当該会員サービス商
品の販売累積点数を今回の販売点数分を含む値に更新
し、販売累積点数に今回の販売点数を加算した点数が販
売制限点数を超えるときには当該会員サービス商品を通
常価格で売上処理するようにしている。
【0070】したがって、1会員に対する総販売点数に
制限をもたせる会員サービス商品については、会員毎に
総販売点数までは会員価格で売上処理され、総販売点数
を超えると通常価格で売上処理されるので、1人の会員
が特定のサービス商品を複数の商取引にわけてまとめ買
いしてもその会員に対して過剰なサービスが付与される
のを禁止できる。
【0071】また、本実施の形態においては、販売累積
点数に今回の販売点数を加算した点数が販売制限点数を
超えるとき、その旨を報知するガイダンス51を表示部
38に表示するとともに、当該会員サービス商品の登録
を実行するか取り消すかを選択可能とし、実行が指令さ
れた場合には当該会員サービス商品を通常価格で売上処
理し、取消が指令された場合には当該会員サービス商品
の登録を中止するようにしている。
【0072】したがって、1会員に対して販売する特定
の会員サービス商品の総販売点数がその商品に対して設
定されている販売制限点数を超えて通常価格でしか販売
できない場合には、その旨が報知され、会員の意思で登
録を実行するか取り消すかを選択できるので、会員価格
で購入しようとしたにも拘らず通常価格で売上処理され
てしまったために返品を申し出るような手間を未然に防
止できるようになる。
【0073】ところで、本実施の形態においては、会員
サービス商品毎にサービス期間が定められており、サー
ビス期間の開始時には例えば開店前に該当会員サービス
商品の商品コード,会員価格,販売制限点数などを記憶
した更新ファイル10がホスト装置12からファイルプ
ロセッサ2に送信される。これにより、ファイルプロセ
ッサ2の会員商品ファイル8に該当会員サービス商品の
商品コード,会員価格,販売制限点数などが追加設定さ
れる。また、通常商品ファイル7の該当商品コードに対
応する会員フラグMFが“1”にセットされる。
【0074】同様に、サービス期間の終了時には例えば
閉店後に該当会員サービス商品の商品コード,会員価
格,販売制限点数などを記憶した削除ファイル11がホ
スト装置12からファイルプロセッサ2に送信される。
これにより、ファイルプロセッサ2の会員商品ファイル
8から該当会員サービス商品の商品コード,会員価格,
販売制限点数などが削除される。また、通常商品ファイ
ル7の該当商品コードに対応する会員フラグMFが
“0”にリセットされる。さらに、会員ファイル6に会
員別に記憶されている販売制限制御情報から、該当会員
サービス商品の商品コード及びこれまでの総販売点数が
全て検出され削除されるものとなっている。
【0075】したがって、会員ファイル6に販売制限制
御情報として記憶される情報には、会員サービス期間を
すぎて無用となった商品に関する情報が削除されるの
で、記憶容量の効率化を図ることができる。
【0076】なお、前記一実施の形態では、本発明をP
OSターミナルに適用し、ただし会員サービス商品情報
記憶手段としての通常商品ファイル7及び会員商品ファ
イル8と会員販売実績記憶手段としての会員ファイル6
とを外部の記憶装置に設けたが、これらのファイルをタ
ーミナル内部の記憶装置に設けて、単体で本発明の機能
を実現するようにしてもよいものである。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、1会員に対する総販売点数に制限をもた
せる会員サービス商品を、会員毎に総販売点数までは会
員価格で売上処理でき、総販売点数を超えると通常価格
で売上処理することができ、1人の会員が特定のサービ
ス商品を複数の商取引にわけてまとめ買いしてもその会
員に過剰なサービスが付与されるのを禁止できる商品販
売登録データ処理装置を提供できる。また、本願請求項
2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明と同等
な作用効果を奏することはもとより、1会員に対して販
売する特定の会員サービス商品の総販売点数がその商品
に対して設定されている販売制限点数を超えて通常価格
でしか販売できない場合には、会員の意思で登録を実行
するか取り消すかを選択できるので、会員価格で購入し
ようとしたにも拘らず通常価格で売上処理されてしまっ
たために返品を申し出るような手間を未然に防止でき、
サービス性の向上を図り得る効果を奏する。さらに、本
願請求項3記載の発明によれば、上記請求項1記載の発
明と同等な作用効果を奏することはもとより、記憶容量
の効率化を図ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステム
の全体構成図。
【図2】 図1における会員ファイルのレコードフォー
マットを示す図。
【図3】 図1における通常商品ファイル及び会員商品
ファイルのレコードフォーマットを示す図。
【図4】 図1における販売管理ファイルのレコードフ
ォーマットを示す図。
【図5】 図1におけるファイルプロセッサの要部構成
を示すブロック図。
【図6】 図1におけるPOSターミナルの要部構成を
示すブロック図。
【図7】 POSターミナルのCPUが実行する主要な
処理を示す流れ図。
【図8】 図7における会員商品登録処理を具体的に示
す流れ図。
【図9】 図7における会員締め登録処理を具体的に示
す流れ図。
【図10】ガイダンスを表示した表示部の一画面例を示
す図。
【図11】ファイルプロセッサのCPUが実行する会員
ファイル情報問合わせ伝文受信処理を示す流れ図。
【図12】同ファイルプロセッサのCPUが実行する商
品販売情報問合わせ伝文受信処理を示す流れ図。
【図13】同ファイルプロセッサのCPUが実行する更
新コマンド伝文受信処理を示す流れ図。
【図14】同ファイルプロセッサのCPUが実行する会
員サービス商品更新ファイル受信処理を示す流れ図。
【図15】同ファイルプロセッサのCPUが実行する会
員サービス商品削除ファイル受信処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…POSターミナル 2…ファイルプロセッサ 4…会員カード 5…カードリーダ 6…会員ファイル 7…通常商品ファイル 8…会員商品ファイル 9…販売管理ファイル 10…更新ファイル 11…削除ファイル 12…ホスト装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1会員に対する総販売点数に制限をもた
    せる会員サービス商品の通常価格,会員価格及び販売制
    限点数を記憶する会員サービス商品情報記憶手段と、 各会員別にその会員に対して販売した前記会員サービス
    商品の商品別販売累積点数を記憶する会員販売実績記憶
    手段と、 前記会員に対して販売する前記会員サービス商品の登録
    が行なわれると、前記会員販売実績記憶手段による記憶
    情報から当該会員における当該会員サービス商品の販売
    累積点数を取得するとともに、前記会員サービス商品情
    報記憶手段による記憶情報から当該会員サービス商品の
    通常価格,会員価格及び販売制限点数を取得し、前記販
    売累積点数に今回の販売点数を加算した点数と前記販売
    制限点数とを比較して、前記販売累積点数に今回の販売
    点数を加算した点数が前記販売制限点数以下のときには
    当該会員サービス商品を前記会員価格で売上処理すると
    ともに前記会員販売実績記憶手段により記憶されている
    当該会員における当該会員サービス商品の販売累積点数
    を今回の販売点数分を含む値に更新し、前記販売累積点
    数に今回の販売点数を加算した点数が前記販売制限点数
    を超えるときには当該会員サービス商品を前記通常価格
    で売上処理する会員サービス商品登録制御手段と、を具
    備したことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記会員サービス商品登録制御手段は、
    前記販売累積点数に今回の販売点数を加算した点数が前
    記販売制限点数を超えるとき、当該会員サービス商品の
    登録を実行するか取り消すかを選択可能とし、実行が指
    令された場合には当該会員サービス商品を前記通常価格
    で売上処理し、取消が指令された場合には当該会員サー
    ビス商品の登録を中止するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の商品販売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記会員サービス商品毎にサービス期間
    終了の指令を受ける指令待ち手段と、この指令待ち手段
    によりサービス期間終了の指令を受けると、前記会員販
    売実績記憶手段により会員別に記憶されている情報から
    前記サービス期間終了が指令された会員サービス商品の
    販売累積点数情報を全て検出して削除する情報削除手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の商品販売登
    録データ処理装置。
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