JP2000137557A - 表示制御方法及びそれを用いたネットワークデバイス管理装置と管理方法 - Google Patents

表示制御方法及びそれを用いたネットワークデバイス管理装置と管理方法

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JP2000137557A
JP2000137557A JP31248798A JP31248798A JP2000137557A JP 2000137557 A JP2000137557 A JP 2000137557A JP 31248798 A JP31248798 A JP 31248798A JP 31248798 A JP31248798 A JP 31248798A JP 2000137557 A JP2000137557 A JP 2000137557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定長の表示欄の中にネットワークデバイスの
情報の全体を表示する。 【解決手段】ネットワークデバイスの情報、例えばネッ
トワークインターフェースボード名を表示する際、その
表示欄を2分割し、左側にボード名を左詰めで表示し、
右側にボード名を右詰めで表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された各種デバイスを監視または制御するための表示
制御方法及びそれを用いたネットワークデバイス管理装
置と管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを相互に接続したロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)が普及しており、
このようなローカルエリアネットワークは、ビルの同じ
階またはビル全体、ビル群(構内)、地域、あるいはさ
らに大きいエリアにわたって構築することができる。こ
のようなネットワークは更に相互に接続され、世界的規
模のネットワークにも接続することができる。これらの
ネットワーク上には、PC等のコンピュータやプリンタ
等のデバイスを多数接続することができる。
【0003】あるPCのユーザがネットワークを介して
接続されているプリンタ等のデバイスを複数同時に監視
できるようにするために、ネットワークデバイスの管理
装置は、前記ネットワークに接続されたデバイスの一部
または全部をデバイスリスト表示ウィンドウによって一
覧表示する。デバイスリスト表示ウィンドウには、多く
のデバイスが共通に備えている情報が表示される。SN
MPプロトコルを用いたネットワーク管理方法及びその
装置においては、通常、標準MIBで必須項目として定
義された情報の一部が表示される。前記デバイスリスト
表示ウィンドウに表示される情報の具体例として、デバ
イス名やネットワークインタフェースボード名、ネット
ワークアドレスなどが挙げられる。
【0004】これらの情報をデバイスリスト表示ウィン
ドウに見やすく表示する方法として、図10に示したリ
ストビュー形式の表示方法がある。図10において、垂
直方向に異なるデバイスが並べられ、水平方向に各デバ
イスに関する情報(デバイス名やネットワークインタフ
ェースボード名など)が並べられている。水平方向に並
べられた各々の情報の表示領域をカラムと呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】デバイス名やネットワ
ークインタフェースボード名などの表示情報の中には、
表示に必要な幅がリストビューのカラムの幅より長いた
めに、表示情報の一部が表示されない場合がある。リス
トビューのカラムの幅を可変長に設計しておけば、ユー
ザがあるカラムの幅を広げて、そのカラム内の情報をす
べて表示することはできる。しかし、デバイスリスト表
示ウィンドウの限られた表示面積の中で、あるカラムの
幅を大きく広げてしまうと、他のカラムの表示面積が狭
まるため、すべてのカラムの情報を同時に表示すること
ができなくなる。従って、単にリストビューのカラムの
幅を可変長にするだけでは、デバイスリストの視認性を
向上することはできない。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、前記デバイスリスト表示ウィンドウに表示する情報
の一部または全部が前記リストビューのカラムの幅より
長い場合でも、ユーザにとって特に重要な部分の情報が
表示できるようにした表示制御方法及びそれを用いたネ
ットワークデバイス管理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下のような構成を備える。即ち、注目情報
を、それを表示するための表示欄のなかに表示する際、
指示に応じて、前記注目情報中の所定の部分を、表示欄
の所定の部分に合わせるように表示することを特徴とす
る表示制御方法。
【0008】あるいは、ネットワークを介して接続され
ているデバイスを管理するネットワークデバイスの管理
装置であって、複数のデバイスから所定の情報を取得す
るデバイス情報取得手段と、前記デバイス情報取得手段
によって得られた情報を各デバイスごとに配列して一覧
表示するデバイスリスト表示手段と、前記デバイスリス
ト表示手段によって表示された情報の一部または全部を
異なる書式を用いて複数回重複して表示する重複表示手
段とを有する。
【0009】あるいは、ネットワークを介して接続され
ているデバイスを管理するネットワークデバイスの管理
装置であって、複数のデバイスから所定の情報を取得す
るデバイス情報取得手段と、前記デバイス情報取得手段
によって得られた情報を各デバイスごとに配列して一覧
表示するデバイスリスト表示手段と、前記デバイスリス
ト表示手段によって表示された情報の一部または全部の
書式を変更して表示する書式変更手段とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
を用いて本発明の実施の形態のネットワークデバイス管
理装置について説明する。
【0011】図1は、本実施の形態のプリンタをネット
ワークに接続するためのネットワークボード(NEB)
101を、開放型アーキテクチャを持つプリンタ102
へつなげた場合を示す図である。NEB101はローカ
ルエリアネットワーク(LAN)100へ、例えば、同
軸コネクタをもつイーサネット(登録商標)インターフ
ェース10Base−2や、RJ−45を持つ10Ba
se−T等のLANインターフェースを介して接続され
ている。
【0012】PC103やPC104等の複数のパーソ
ナルコンピュータ(PC)もまた、LAN100に接続
されており、ネットワークオペレーティングシステムの
制御の下、これらのPC103,104はNEB101
と通信することができる。この状態で、PCの一つ、例
えばPC103を、ネットワーク管理部として使用する
ように指定することができる。またPC103に、PC
104に接続されているプリンタ105のようなプリン
タを接続してもよい。
【0013】また、LAN100にファイルサーバ10
6が接続されており、これは大容量(例えば100億バ
イト)のネットワークディスク107に記憶されたファ
イルへのアクセスを管理する。プリントサーバ(PSERVE
R)108は、接続されたプリンタ109a,109b等
や、又は遠隔地にあるプリンタ105などのプリンタに
印刷を行わせる。
【0014】また他の図示しない周辺機器をLAN10
0に接続してもよい。
【0015】更に詳しくは、図1に示すネットワーク
は、様々なネットワークメンバ間で効率良く通信を行う
ために、ノベル社やUNIXのソフトウェアなどのネッ
トワークソフトウェアを使用することができる。どのネ
ットワークソフトウェアを使用することも可能である
が、例えば、ノベル社のNetWare(ノベル社の登録商
標)ソフトウェアを使用することができる。このソフト
ウェアパッケージに関する詳細な説明は、NetWareパッ
ケージに同梱されているオンラインドキュメンテーショ
ンに記載されている。
【0016】図1の構成について簡潔に説明すると、フ
ァイルサーバ106は、LANメンバ間でデータのファ
イルの受信や、記憶、キューイング、キャッシング、及
び送信を行うファイル管理部としての役割を果たす。例
えば、PC103及びPC104のそれぞれによって作
られたデータファイルは、ファイルサーバ106へ送ら
れ、ファイルサーバ106はこれらのデータファイルを
順に並べ、そしてプリントサーバ108からのコマンド
に従って、並べられたデータファイルをプリンタ109
へ送信する。
【0017】またPC103とPC104はそれぞれ、
データファイルの生成や、生成したデータファイルのL
AN100への送信や、また、LAN100からのファ
イルの受信や、更にそのようなファイルの表示及び/又
は処理を行うことのできる通常のPCで構成される。
尚、図1ではパーソナルコンピュータ機器が示されてい
るが、ネットワークソフトウェアを実行するのに適切で
あるような、他のコンピュータ機器を含んでもよい。例
えば、UNIXのソフトウェアを使用している場合に、
UNIXワークステーションをネットワークに含んでも
よく、これらのワークステーションは、適切な状況下
で、図示されているPCと共に使用することができる。
【0018】通常、LAN100などのLANは、一つ
の建物内の一つの階又は連続した複数の階でのユーザグ
ループ等のローカルなユーザグループにサービスを提供
する。例えば、ユーザが他の建物や他県にいるなど、あ
るユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイドエリ
アネットワーク(WAN)を作ってもよい。WANは、
基本的には、いくつかのLANを高速度サービス総合デ
ジタルネットワーク(ISDN)電話線等の高速度デジ
タルラインで接続して形成された集合体である。従っ
て、図1に示すように、LAN100とLAN110と
LAN120とを、変調/復調(MODEM)/トラン
スポンダ(MODEM/ROUTER)130及びバッ
クボーン140を介して接続されてWANを形成する。
これらの接続は、数本のバスによる単純な電気的接続で
ある。それぞれのLANは専用のPCを含み、また、必
ずしも必要なわけではないが、通常はファイルサーバ及
びプリントサーバを含む。
【0019】従って図1に示すように、LAN110
は、PC111と、PC112と、ファイルサーバ11
3と、ネットワークディスク114と、プリントサーバ
115と、プリンタ116及びプリンタ117とを含
む。対照的に、LAN120はPC121とPC122
のみを含む。LAN100と、LAN110と、LAN
120とに接続されている機器は、WAN接続を介し
て、他のLANの機器の機能にアクセスすることができ
る。
【0020】前述のような大規模ネットワークシステム
を構成するネットワーク上のデバイスを管理するための
方法として、これまでにいくつかの試みが数多くの標準
機関でなされている。国際標準化機構(ISO)は開放
型システム間相互接続(OpenSystem Interconnection,
OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワークを提
供した。ネットワーク管理プロトコルのOSIモデル
は、共通管理情報プロトコル(Comon Management Infor
mation Protocol,CMIP)と呼ばれる。CMIPは
ヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
【0021】また米国においては、より共通性の高いネ
ットワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管
理プロトコル(Slmple Network Managment Protocol,
SNMP)と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロ
トコルがある(「TCP/IP ネットワーク管理入門
実用的な管理をめざして」M.T.ローズ=著/西田
竹志=訳(株)トッパン発行、1992年8月20日初
版を参照)。
【0022】このSNMPネットワーク管理技術によれ
ば、ネットワーク管理システムには少なくとも1つのネ
ットワーク管理ステーション(NMS)、各々がエージ
ェントを含むいくつかの管理対象ノード、及び管理ステ
ーションやエージェントが管理情報を交換するために使
用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。ユーザ
は、NMS上でネットワーク管理ソフトウェアを用いて
管理対象ノード上のエージェントソフトウェアと通信す
ることにより、ネットワーク上のデータを得、またデー
タを変更することができる。
【0023】ここでエージェントとは、各々のターゲッ
ト装置についてのバックラウンドプロセスとして走るソ
フトウェアである。ユーザがネットワーク上の装置に対
して管理データを要求すると、管理ソフトウェアはオブ
ジェクト識別情報を管理パケットまたはフレームに入れ
てターゲットエージェントヘ送り出す。エージェント
は、そのオブジェクト識別情報を解釈して、そのオブジ
ェクト識別情報に対応するデータを取り出し、そのデー
タをパケットに入れてユーザに送り返す。時には、デー
タを取り出すために対応するプロセスが呼び出される場
合もある。
【0024】またエージェントは、自分の状態に関する
データをデータベースの形式で保持している。このデー
タベースのことを、MIB(Management Information Ba
se)と呼ぶ。図4は、MIBの構造を示す概念図であ
る。図4に示すように、MIBは木構造のデータ構造を
しており、全てのノードが一意に番号付けされている。
【0025】図4において、かっこ内に書かれている番
号が、そのノードの識別子である。例えば、図4におい
て、ノード401の識別子は「1」である。ノード40
2の識別子は、ノード401の下の「3」なので、「1
・3」と表記される。同様にして、ノード403の識別
子は、「1・3・6・1・2」と表記される。このノー
ドの識別子のことを、オブジェクト識別子(OBJECT IDEN
TIFIER)と呼ぶ。
【0026】このMIBの構造は、管理情報構造(SM
I:Structure of Management Information)と呼ば
れ、RFC1155 Structure and Identification of Manage
ment Information for TCP/IP-based Internetsで規定
されている。
【0027】図4には、標準として規定されているMI
Bのうち、一部のもののみを抜き出して記載してある。
【0028】404は、SNMPで管理される機器が標
準的に備えている標準MIBと呼ばれるオブジェクト群
の頂点になるノードであり、このノードの下のオブジェ
クトの詳細な構造については、RFC1213 Management Inf
ormation Base for NetworkManagement of TCP/IP-base
d internets:MIB−IIに規定されている。
【0029】405は、SNMPで管理されるプリンタ
が標準的に備えているプリンタMIBと呼ばれるオブジ
ェクト群の頂点になるノードであり、このノードの下の
オブジェクトの詳細な構造については、RFC1759
Printer MIBで規定されている。
【0030】更に、406はプライベートMIBと呼ば
れ、企業や団体などが独自のMIB定義を行うための頂
点となるノードである。407は企業拡張MIBと呼ば
れ、プライベートMIBの中で企業が独自の拡張を行う
ための項点となるノードである。例えばキヤノン株式会
社には、独自の定義を行うために企業番号として「16
02」が割り当てられており、キヤノン独自のMIBで
あるキヤノンMIB(Canon MIB)を定義するための頂点
ノード408が、企業を意味するノードであるノード4
07の下に位置している。キヤノンMIBの頂点ノード
のオブジェクト識別子は、「1・3・6・1・4・1・
1602」である。
【0031】<<ネットワークボード上へのエージェン
トの実装>>エージェントの実装例として、プリンタを
ネットワークに接続するためのネットワークボード上に
エージェントを実装することが考えられる。これによ
り、プリンタをネットワーク管理ソフトウェアによる管
理の対象とすることができる。ユーザは、ネットワーク
管理ソフトウェアを用いて制御対象のプリンタの情報を
得、また状態を変更することができる。より具体的に
は、例えばプリンタの液晶ディスプレイに表示されてい
る文字列を取得したり、デフォルトの給紙カセットを変
更したりすることができる。以下、エージェントを実装
したネットワークボード(NEB)をプリンタに接続す
る例で説明する。
【0032】図2に示すように、好ましくは、NEB1
01は、プリンタ102の内部拡張I/Oスロットに内
蔵されており、NEB101は、下に示す処理及びデー
タ記憶機能を持つ「埋め込まれた」ネットワークノード
となる。このNEB101の構成により、大きなマルチ
エリアWANネットワークを統括及び管理するための、
特徴的な補助機能を持つという利点をもたらす。これら
の補助機能は、例えば、ネットワーク上の遠隔地(ネッ
トワーク統括者の事務所など)からのプリンタ制御及び
状態観察や、各印刷ジョブ後の次のユーザのための保証
初期環境を提供するためのプリンタ構成の自動管理、及
びプリンタの負荷量を特徴付け、あるいはトナーカート
リッジの交換スケジュールを組むためにネットワークを
通してアクセスできる、プリンタログ又は使用統計を含
む。
【0033】このNEB設計において重要な要因は、共
有メモリ200等の両方向インターフェースを介して、
NEB101からプリンタ制御状態にアクセスする機能
である。共有メモリ以外に、SCSIインターフェース
等のインターフェースを使用することもできる。これに
より、多数の便利な補助機能のプログラムができるよう
に、プリンタ操作情報をNEB101又は外部ネットワ
ークノードへ送出することができる。印刷画像データ及
び制御情報のブロックは、NEB101上にあるマイク
ロプロセッサ301によって構成され、共有メモリ20
0に記述され、そして、プリンタ102によって読み込
まれる。同様に、プリンタ状態情報は、プリンタ102
から共有メモリ200へ送られ、そこからNEB上のマ
イクロプロセッサ301によって読み込まれる。
【0034】図2は、NEB101をプリンタ102に
インストールした状態を示す一部破断図である。図2に
示すように、NEB101はネットワーク接続の為のフ
ェースプレート101bを設置した印刷回路ボード10
1aから構成されており、コネクタ170を介してプリ
ンタインターフェースカード150に接続されている。
プリンタインターフェースカード150は、プリンタ1
02のプリンタエンジンを直接制御する。印刷データ及
びプリンタ状態コマンドは、NEB101からコネクタ
170を介して、プリンタインターフェースカード15
0へ入力され、また、プリンタ状態情報はプリンタイン
ターフェースカード150からやはりコネクター170
を介して得られる。NEB101はこの情報を、フェー
スプレート101bのネットワークコネクタを介して、
LAN100上で通信する。同時に、プリンタ102
は、一般的なシリアルポート102a及びパラレルポー
ト102bから、印刷データを受信することもできる。
【0035】図3は、NEB101とプリンタ102と
LAN100との電気的接続を示すブロック図である。
NEB101は、LAN100へはLANインターフェ
ースを介して、プリンタ102へはプリンタインターフ
ェースカード150を介して直接接続されている。NE
B101上にはNEB101を制御するためのマイクロ
プロセッサ(MPU)301と、マイクロプロセッサ3
01の動作プログラムを格納するためのROM303
と、マイクロプロセッサ301がプログラムを実行する
上でワークとして用いるためのRAM302と、NEB
101とプリンタインタフェースカード150とが相互
にデータをやりとりするための共有メモリ200があ
り、これらは内部バスを通じて相互に接続されている。
NEB101がSNMPのエージェントとして動作する
ためのプログラムはROM303に格納されている。マ
イクロプロセッサ301は、ROM303に格納された
プログラムに従って動作し、ワークエリアとしてRAM
302を用いる。また、プリンタインターフェースカー
ド150と相互に通信するためのバッファ領域として共
有メモリ200を用いる。
【0036】プリンタインタフェースカード150上の
マイクロプロセッサ151はNEB101とのデータの
アクセスを、NEB101に設置されている共有メモリ
200を介して行う。プリンタインタフェースカード1
50上のマイクロプロセッサ151は、実際に印刷機構
を動かすプリンタエンジン160とも通信する。
【0037】<<PC側の構成>>一方、ネットワーク
管理ソフトウェアが稼動するPC側について、以下に説
明する。
【0038】図5は、ネットワーク管理ソフトウェアが
稼動可能なPCの構成を示すブロック図である。
【0039】図5において、500は、ネットワーク管
理ソフトウェアが稼動するPC(コンピュータ)であ
り、図1における103と同等である。PC500は、
ROM502もしくはハードディスク(HD)511に
記憶された、あるいはフロッピーディスク(登録商標)
ドライブ(FD)512より供給されるネットワーク管
理プログラムを実行するCPU501を備え、システム
バス504に接続される各デバイスを総括的に制御す
る。503はRAMで、CPU501の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。505はキーボードコント
ローラ(KBC)で、キーボード(KB)509や不図
示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御す
る。506はCRTコントローラ(CRTC)で、CR
Tディスプレイ(CRT)510の表示を制御する。5
07はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプロ
グラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユー
ザファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶
するハードディスク(HD)511およびフロッピーデ
ィスクコントローラ(FD)512とのアクセスを制御
する。508はネットワークインタフェースカード(N
IC)で、LAN100を介して、エージェントあるい
はネットワーク機器と双方向にデータをやりとりする。
なお、本実施の形態は、ハードウェア的にはPC(図5
参照)と同じ構成のPC上に実現されるが、以下で説明
するようにソフトウェアによる制御にその特徴がある。
【0040】本実施の形態のネットワーク管理装置は、
図5に示したようなネットワーク管理装置を実現可能な
PCと同様の構成のPC上に実現される。ハードディス
ク(HD)511には、後述のすべての説明で動作主体
となる本実施の形態に係るネットワーク管理ソフトウェ
アのプログラムが格納される。後述のすべての説明にお
いて、特に断りのない限り、実行の主体はハード上はC
PU501である。一方、ソフトウェア上の制御の主体
は、ハードディスク(HD)511に格納されたネット
ワーク管理ソフトウェアである。また本実施の形態にお
いては、OSは例えば、ウィンドウズ95(マイクロソ
フト社製)を想定しているが、これに限るものではな
い。なお、本実施の形態に係るネットワーク管理プログ
ラムは、フロッピーディスクやCD−ROMなどの記憶
媒体に格納された形で供給されても良く、その場合には
図5に示すフロッピーディスクコントローラ(FD)5
12または不図示のCD−ROMドライブなどによって
記憶媒体からプログラムが読み取られ、ハードディスク
(HD)511にインストールされる。
【0041】図6は、本発明の実施の形態に係るネット
ワーク管理ソフトウェアのモジュール構成図である。こ
のネットワーク管理ソフトウェアは、図5におけるハー
ドディスク511に格納されており、CPU501によ
って実行される。その際、CPU501はワークエリア
としてRAM503を使用する。
【0042】図6において、601はデバイスリストモ
ジュールと呼ばれ、ネットワークに接続されたデバイス
を一覧にして表示するモジュールである。602は全体
制御モジュールと呼ばれ、デバイスリスト601からの
指示をもとに、他のモジュールを統括する。603はコ
ンフィグレータと呼ばれ、エージェントのネットワーク
設定に関する特別な処理を行うモジュールである。60
4は、探索モジュールと呼ばれ、ネットワークに接続さ
れているデバイスを探索するモジュールである。探索モ
ジュール604によって探索されたデバイスが、デバイ
スリスト601によって一覧表示される。605は、プ
リントジョブの状況をNetWare API616を用いてネッ
トワークサーバから取得するNetWareジョブモジュール
である。なお、NetWare APIについては、例えばノベル
社から発行されている"NetWare Programer's Guide for
C"等に記載されている)。606および607は後述
するデバイス詳紬ウィンドウを表示するためのユーザイ
ンターフェース(UI)モジュールであり、詳細情報を
表示する対象機種毎にUIモジュールが存在する。60
8および609は制御モジュールと呼ばれ、詳細情報を
取得する対象機種に特有の制御を受け持つモジュールで
ある。UIモジュールと同様に、制御モジュールも詳細
情報を表示する対象機種毎に存在する。制御Aモジュー
ル608および制御Bモジュール609は、MIBモジ
ュール610を用いて管理対象デバイスからMIBデー
タを取得し、必要に応じてデータの変換を行い、各々対
応するUIAモジュール606またはUIBモジュール
607にデータを渡す。
【0043】さて、MIBモジュール610は、オブジ
ェクト識別子とオブジェクトキーとの変換を行うモジュ
ールである。ここでオブジェクトキーとは、オブジェク
ト識別子と一対一に対応する32ビットの整数のことで
ある。オブジェクト識別子は可変長の識別子であり、ネ
ットワーク管理ソフトウェアを実装する上で扱いが面倒
なので、本ネットワーク管理ソフトウェアにおいてはオ
ブジェクト識別子と一対一に対応する固定長の識別子を
内部的に用いている。MIBモジュール610より上位
のモジュールはこのオブジェクトキーを用いてMIBの
情報を扱う。これにより、ネットワーク管理ソフトウェ
アの実装が楽になる。
【0044】611はSNMPモジュールと呼ばれ、S
NMPパケットの送信と受信を行う。612は共通トラ
ンスポートモジュールと呼ばれ、SNMPデータを運搬
するための下位プロトコルの差を吸収するモジュールで
ある。実際には、動作時にユーザが選択したプロトコル
によって、IPXハンドラ613かUDPハンドラ61
4のいずれかがデータを転送する役割を担う。なお、U
DPハンドラは、実装としてWinSocK617を用いてい
る。WinSocKについては、例えばWindows SocketAPI v1.
1の仕様書を参照。このドキュメントは、複数箇所から
入手可能であるが、例えばマイクロソフト社製のコンパ
イラであるVisualC++に同梱されている。コンフィグレ
ータ603が用いる現在のプロトコル615というの
は、動作時にユーザが選択しているIPXプロトコルか
UDPプロトコルのいずれかのことを示す。なお、以下
の説明において、本実施例におけるネットワーク管理ソ
フトウェアのことを単にネットワーク管理ソフトウエア
と呼称する。
【0045】<<ネットワーク管理ソフトウエアのイン
ストール>>ネットワーク管理ソフトウエアのインスト
ールに必要なファイルは、通常、フロッピーディスク
(FD)やCD−ROMなどの物理媒体に記録されて配
布されるか、あるいはネットワークを経由して伝送され
る。ユーザは、これらの手段によりネットワーク管理ソ
フトウエアのインストールに必要なファイルを入手した
後、所定のインストール手順に従ってネットワーク管理
ソフトウエアのインストールを開始する。このネットワ
ーク管理ソフトウエアのインストール手順は、他の一般
的なソフトウェアのインストール手順と同様である。す
なわち、ユーザがネットワーク管理ソフトウエアのイン
ストーラをパーソナルコンピュータ(PC)上で起動す
ると、その後はインストーラが自動的にインストールを
実行する。インストーラは、ネットワーク管理ソフトウ
エアの動作に必要なファイルをPCのハードディスクに
コピーし、また、必要に応じてユーザから情報を入力し
てもらいながら、ネットワーク管理ソフトウエアの動作
に必要なファイルの修正または新規作成なども行う。
【0046】このネットワーク管理ソフトウエアのイン
ストール時にユーザから入力してもらう情報には、以下
に述べる2種類の動作モード(管理者モードと一般ユー
ザモード)の選択が含まれる。
【0047】<<ネットワーク管理ソフトウエアの動作
モード>>ネットワーク管理ソフトウエアは、以下のよ
うに管理者モードと一般ユーザモードの2種類の動作モ
ードを持つ。ユーザはネットワーク管理ソフトウエアの
インストール時に、これらの動作モードのどちらを使用
するかを指定する。ユーザがネットワーク管理ソフトウ
エアの動作モードを変更するためには、原則的にネット
ワーク管理ソフトウエアをインストールし直す必要があ
る。
【0048】管理者モード:特定の権限を持つユーザ
(例えば、ネットワーク管理者やネットワーク周辺機器
管理者)が使用するモード。
【0049】一般ユーザモード:特定の権限を持たない
一般ユーザが使用するモード。
【0050】一般ユーザモードでサポートしている機能
は、管理者モードでサポートしている機能に制限を加え
たものである。つまり、一般ユーザモードでサポートし
ている機能は、管理者モードでサポートしている機能の
一部分に相当する。
【0051】<<ネットワーク管理ソフトウエアの起動
とパスワード認証>>ネットワーク管理ソフトウエアが
一般ユーザモードでインストールされた場合は、ユーザ
はネットワーク管理ソフトウエアの実行ファイルを実行
させるだけで、ネットワーク管理ソフトウエアを起動で
きる。一方、ネットワーク管理ソフトウエアが管理者モ
ードでインストールされた場合は、ユーザはネットワー
ク管理ソフトウエアの実行ファイルを実行させた直後に
ネットワーク管理ソフトウエアパスワードの入力を要求
される。この時ユーザは、適切なパスワードを入力しな
ければネットワーク管理ソフトウエアを管理者モードで
起動することができない。ネットワーク管理ソフトウエ
アの管理者モードでは、ユーザがネットワーク周辺機器
(デバイス)の各種設定を行うことが可能であり、これ
らの設定を間違えると機器の誤動作や故障の原因になる
ことがある。そこで、一般ユーザが管理者モードを起動
できないようにするため、管理者モードの起動時にネッ
トワーク管理ソフトウエアはユーザに対してネットワー
ク管理ソフトウエアパスワードの入力を要求するのであ
る。ただし、ユーザはネットワーク管理ソフトウエアパ
スワードの入力を要求された時に、パスワードを入力せ
ずに、一般ユーザモードでネットワーク管理ソフトウエ
アを起動することができる。
【0052】ネットワーク管理ソフトウエアを管理者モ
ードでインストールする時、インストールを行っている
ユーザは、管理者モード起動時のネットワーク管理ソフ
トウエアパスワードを設定することができる。また、ユ
ーザはネットワーク管理ソフトウエアを管理者モードで
起動した後に、管理者モード起動時のネットワーク管理
ソフトウエアパスワードの設定あるいは変更を行うこと
ができる。
【0053】設定あるいは変更されたネットワーク管理
ソフトウエアパスワードは、次回ネットワーク管理ソフ
トウエアを管理者モードで起動する時から使用される。
ネットワーク管理ソフトウエアの管理者モードは、管理
者モード起動時に入力されたネットワーク管理ソフトウ
エアパスワードが実際の設定値と一致すれば起動する
が、一致しなければ起動しない。
【0054】ネットワーク管理ソフトウエアの管理者モ
ードは、起動時にネットワーク管理ソフトウエアパスワ
ードをユーザに要求する代わりに、NetWareファイルサ
ーバに管理者としてログインしていることをチェックす
るように動作することもできる。すなわち、ネットワー
ク管理ソフトウエアの管理者モードの起動時に、既にユ
ーザがNetWareファイルサーバに管理者としてログイン
しているならば、ネットワーク管理ソフトウエアパスワ
ードの入力要求を省略することができる。
【0055】実際のネットワークにおいては、1つのネ
ットワーク環境で複数の管理者が存在し、ネットワーク
周辺機器(デバイス)毎に管理者が異なる場合がある。
【0056】そこで、ネットワーク管理ソフトウエアの
管理者モードでは、上記管理者モード起動時のネットワ
ーク管理ソフトウエアパスワードに加えて、オプション
としてネットワークインタフェースボード毎にされたデ
バイスパスワードを設定することができ、それにより、
デバイスリスト表示ウィンドウからネットワーク周辺機
器をユーザが選択した時にネットワーク周辺機器毎にデ
バイスパスワードの認証を行う機能がサポートされてい
る。
【0057】このネットワーク周辺機器選択時のデバイ
スパスワードは、必要に応じて管理者がネットワークイ
ンタフェースボード毎に設定する。ネットワークインタ
フェースボードにデバイスパスワードが設定されている
場合は、ネットワーク管理ソフトウエアの管理者モード
でデバイスリスト表示ウィンドウからネットワーク周辺
機器をユーザが新たに選択する時、すなわち新たにデバ
イス詳細ウィンドウを開く時に、ネットワークインタフ
ェースボード毎に管理者により設定されたデバイスパス
ワードを認証する。
【0058】ユーザは、ネットワーク周辺機器選択時の
デバイスパスワードを管理者モード起動時のネットワー
ク管理ソフトウエアパスワードと等しく設定することに
よって、ネットワーク管理ソフトウエアの管理者モード
でデバイスリスト表示ウィンドウからネットワーク周辺
機器を新たに選択する際に、デバイスパスワードの入力
を省略することができる。
【0059】<<ネットワーク管理ソフトウエアの排他
制御>>1つのネットワーク周辺機器に対して、複数の
ネットワーク管理ソフトウエアの管理者モードを起動し
た場合、ネットワーク周辺機器(デバイス)の設定やネ
ットワークの設定に矛盾が発生する可能性がある。この
ため、1つのネットワーク周辺機器に対して起動可能な
ネットワーク管理ソフトウエアの管理者モードは、1つ
に制限されている。すなわち、複数のネットワーク管理
ソフトウエアの管理者モードにより、同じネットワーク
周辺機器を選択することはできない。これに対して、ネ
ットワーク管理ソフトウエアの一般ユーザモードは、1
つのネットワーク周辺機器に対して、複数起動すること
ができる。すなわち、複数のネットワーク管理ソフトウ
エアの一般ユーザモードにより、同じネットワーク周辺
機器を選択することができる。
【0060】<<ネットワーク管理ソフトウエアが表示
するウィンドウの遷移図>>図7および図8は、ユーザ
がネットワーク管理ソフトウエアを管理者モードで起動
した時に、ユーザの指示に応じてネットワーク管理ソフ
トウエアが順次表示していくウィンドウの遷移図であ
る。ただし、図7および図8に示されたウィンドウは、
ネットワーク管理ソフトウエアが表示するウィンドウの
すべてではない。ネットワーク管理ソフトウエアはユー
ザからの指示がない場合でも、ネットワーク管理ソフト
ウエアの動作状況やネットワークから得られた情報に応
じて、各種のウィンドウを自動的に表示する。
【0061】ユーザは、ネットワーク管理ソフトウエア
が表示する各種のウィンドウに表示された情報を見るこ
とでネットワーク周辺機器(デバイス)の動作状態を監
視し、また、これらのウィンドウに適切な値を設定する
ことでネットワーク周辺機器(デバイス)を制御するこ
とができる。
【0062】図7は、ネットワーク管理ソフトウエアが
管理者モードで起動した時に、後述する各種シートから
呼び出されるダイアログボックスの一覧を示す図であ
る。
【0063】図7において、701は、個々のデバイス
に関する詳細な情報を表示するためのデバイス詳細ウィ
ンドウであり、本ウィンドウ701は、状態シート70
2、ジョブシート703、情報シート704、ネットワ
ークシート705の4枚のシートを持っている。
【0064】ここで、状態シート702からは、エラー
詳細情報表示ダイアログボックス706、プリンタ環境
設定ダイアログボックス709が表示される。このエラ
ー詳細情報表示ダイアログボックス706からは、プリ
ンタ給排紙部選択ダイアログボックス707が選択され
る。
【0065】さらに、プリンタ環境設定ダイアログボッ
クス709は、プリンタ給排紙部設定シート710、共
通プリント環境基本設定シート711、LIPSプリン
ト環境基本設定シート715、N201プリント環境基
本設定シート718、ESC/Pプリント環境基本設定
シート722の5枚のシートを持っている。ここで、L
IPS,N201,ESC/Pはいずれも、プリンタの
ページ記述言語の一種である。
【0066】共通プリント環境基本設定シート711か
らは、共通プリント環境拡張設定ダイアログボックス7
12、印字調整設定ダイアログボックス713、プリン
ト動作モード設定ダイアログボックス714が呼び出さ
れる。
【0067】LIPSプリント環境基本設定シート71
5からは、LIPSプリント環境拡張設定ダイアログボ
ックス716、LIPSユーティリティダイアログボッ
クス717が呼び出される。
【0068】N201プリント環境基本設定シート71
8からは、N201プリント環境拡張1設定ダイアログ
ボックス719、N201プリント環境拡張2設定ダイ
アログボックス720、N201ユーティリティダイア
ログボックス721が呼び出される。
【0069】ESC/Pプリント環境基本設定シート7
22からは、ESC/Pプリント環境拡張1設定ダイア
ログボックス723、ESC/Pプリント環境拡張2設
定ダイアログボックス724、ESC/Pユーティリテ
ィダイアログボックス725が呼び出される。
【0070】次に、ジョブシート703からは、プリン
タキュー設定変更ダイアログボックス726が呼び出さ
れ、プリンタキュー設定変更ダイアログボックス726
からは、NetWareログインダイアログボックス727が
呼び出される。情報シート704からは管理者情報表示
ダイアログボックス728が呼び出される。最後に、ネ
ットワークシート705からは、プロトコル設定ダイア
ログボックス729が呼び出される。
【0071】このプロトコル設定ダイアログボックス7
29は、NetWare設定シート730、TCP/IP設定
シート732、アップル社のAppleTalkのためのAppleTa
lk設定シート733の3枚のシートを持っており、NetW
are設定シート730からは、NetWareログインダイアロ
グボックス727が呼び出される。なお、デバイスリス
ト表示ウィンドウ801については、図8に関連付けて
詳細に説明するので、ここでは、説明を割愛する。
【0072】図8は、ネットワーク管理ソフトウエアが
管理者モードで起動した時に、後述する各種メニューか
ら呼び出されるダイアログボックスの一覧を示す図であ
る。
【0073】図8において、801は、デバイスリスト
表示ウィンドウである。デバイスリスト表示ウィンドウ
801は、デバイスメニュー802、表示メニュー80
3、設定メニュー804、ヘルプメニュー805の4つ
のメニューを持つ。このうち、デバイスメニュー802
からは、新規追加デバイス設定ダイアログボックス80
6、オペレーティングシステムに標準のプリンタドライ
バインストールウィンドウ807が呼び出される。次
に、表示メニュー803からは表示オプションダイアロ
グボックス808が呼び出される。さらに、設定メニュ
ー804からは、デバイス検索範囲設定ダイアログボッ
クス809、デバイス表示設定ダイアログボックス81
0、デバイスリスト表示自動更新設定ダイアログボック
ス811、NetWareログインダイアログボックス72
7、NetWareログアウトダイアログボックス813、ネ
ットワーク管理ソフトウエアの実行時に使用するパスワ
ードを変更するためのネットワーク管理ソフトウエアバ
スワード変更ダイアログボックス814が呼び出され
る。最後に、ヘルプメニュー805からは、ネットワー
ク管理ソフトウエアのヘルプを表示するヘルプファイル
ウィンドウ815、ネットワーク管理ソフトウエアのバ
ージョンを表示するためのネットワーク管理ソフトウエ
アバージョン情報表示ダイアログボックス816が呼び
出される。
【0074】<<デバイスリスト表示ウィンドウの表示
>>図9は、従来の形態の表示オプションダイアログボ
ックス808(図8参照)の表示例を示す図である。図
10は、図9に示された表示オプションに対応した、従
来の形態のデバイスリスト表示ウィンドウ801(図8
参照)の表示例を示す図である。
【0075】図11は、本実施の形態の表示オプション
ダイアログボックス808の表示例を示す図である。図
12は、図11に示された表示オプションに対応した、
本実施の形態のデバイスリスト表示ウィンドウ801の
表示例を示す図である。
【0076】図13は、本実施の形態のデバイスリスト
表示ウィンドウ801の表示方法を示すフローチャート
である。図14は、本実施の形態のデバイスリスト表示
ウィンドウにおける製品名カラムの表示方法を示すフロ
ーチャートである。
【0077】図9では、ユーザはいつでも図9に例示さ
れた表示オプションダイアログボックス808を開い
て、デバイスリストに表示する情報を設定することがで
きる。図9では、大きいアイコン使用時の表示情報と、
小さいアイコン使用時の表示情報の両方を同時に設定で
きるようになっている。ユーザは、表示メニュー803
を選択することによって、大きいアイコンと小さいアイ
コンのどちらを使用するかを切り替えることができる。
大きいアイコン使用時の表示オプションは、ラジオボタ
ンを押すことにより選択可能であり、「デバイス名の
み」、「デバイス名と製品名」、「デバイス名とネット
ワークインタフェースボード名」、「デバイス名とネッ
トワークアドレス」、「デバイス名とMACアドレス」
の5つの選択肢から1つだけ選ぶことができる。小さい
アイコン使用時の表示オプションは、チェックボックス
をチェックすることにより選択可能である。デバイス名
は必ず表示されるので「デバイス名」チェックボックス
は存在しないが、その他の「製品名」、「ネットワーク
インタフェースボード名」、「ネットワークアドレ
ス」、「MACアドレス」は、チェックボックスがチェ
ックされているもののみ表示が行われる。
【0078】図10では図9に対応して6個のデバイス
の情報を表示しているが、デバイス情報の一部がカラム
の幅より長い文字列を持っているために、文字列の後半
が表示されていない。すなわち、上から4番目に表示さ
れたデバイスの製品名は「COLOR LASER SHOP LBP-216
0」であるが、製品名カラムの幅より文字列長が長いた
め「COLOR LASER SHOP LBP」までしか表示されていな
い。さらに、上から6番目に表示されたデバイスのネッ
トワークインタフェースボード名は、「Network Interf
ace Board BBB-001」であるが、ネットワークインタフ
ェースボード名カラムの幅より文字列長が長いため「Ne
twork Interrace Bo」までしか表示されていない。
【0079】次に、本発明にかかる表示制御方法を、図
11から図14を用いて説明する。
【0080】ユーザはいつでも図11に例示された表示
オプションダイアログボックス808を開いて、デバイ
スリストに表示する情報を設定することができる。大き
いアイコンを選択した場合は図9と同様である。小さい
アイコン使用時の表示オプションは、チェックボックス
をチェックすることにより選択可能である。ただし、
「製品名」、「ネットワークインタフェースボード
名」、「ネットワークアドレス」、「MACアドレス」
の各チェックボックスの下には、いずれも「分割」チェ
ックボックスが表示されている。ユーザがこの「分割」
チェックボックスをチェックことにより、各デバイス情
報を表示する際にカラムを2分割して表示することがで
きる。
【0081】その際に、図12に示した表示ウインドウ
の表示制御手順を、図11および図13を用いて説明す
る。
【0082】図13は、小さいアイコン使用時のデバイ
スリスト表示ウィンドウの表示方法を示している。な
お、図13で表示されるデバイスの情報は、不図示のデ
バイス探索手段によって得られる。デバイス探索手段が
新たなデバイスを発見するたびに、そのデバイスの情報
が図13に示した表示方法によってデバイスリスト表示
ウィンドウに追加される。
【0083】ステップS1300は、デバイスリスト表
示ウィンドウの表示の開始を示す。
【0084】ステップS1301では、上述の手順によ
ってRAM503に記憶された表示オプションを調査す
る。ここで調査した表示オプションは、以下のステップ
で参照される。
【0085】ステップS1302では、デバイス名カラ
ムの表示を行う。デバイス名カラムの表示方法の詳細は
省略するが、簡単に述べると、まず、製品名に対応した
アイコンを表示し、ついで、アイコンの右横にデバイス
名を表示する。なお、特に断りのない限り、文字列は左
寄せで表示される。なぜなら、グラフィカルユーザイン
ターフェースを備えるすべてのオペレーティングシステ
ム(OS)は、文字列をウィンドウに左寄せで表示する
機能を備えており、従来および本出願に係る実施例はこ
れらのOSの表示機能を利用しているからである。
【0086】ステップS1303では、表示オプション
を参照して、製品名カラムの表示が必要か否かを判断す
る。製品名カラムの表示が必要な場合はステップS13
04に進み、不要な場合はステップS1305に進む。
ステップS1304では、デバイスの製品名を製品名カ
ラムに表示する。
【0087】ステップS1305では、表示オプション
を参照して、ネットワークインタフェースボード名カラ
ムの表示が必要か否かを判断する。ネットワークインタ
フェースボード名カラムの表示が必要な場合はステップ
S1306に進み、不要な場合はステップS1307に
進む。ステップS1306では、ネットワークインタフ
ェースボード名をネットワークインタフェースボード名
カラムに表示する。
【0088】ステップS1307では、表示オプション
を参照して、ネットワークアドレスカラムの表示が必要
か否かを判断する。ネットワークアドレスカラムの表示
が必要な場合はステップS1308に進み、不要な場合
はステップS1309に進む。ステップS1308で
は、ネットワークアドレスを適切な文字列に変換してか
らネットワークアドレスカラムに表示する。なお、ネッ
トワークアドレスを文字列に変換する方法は、ネットワ
ークアドレスの種類に応じて異なる。通信プロトコルに
TCP/IPを使用している時は、ネットワークアドレ
スはIPアドレスを意味するので、4オクテットのIP
アドレスは1オクテットずつドット文字“.”で区切ら
れた10進数文字列に変換する。通信プロトコルにNetW
areを使用している時は、ネットワークアドレスはIP
Xアドレスを意味するので、10オクテットのIPXア
ドレスは前半の4オクテットと後半の6オクテットの間
をスペース文字“ ”で区切られた16進数文字列に変
換する。
【0089】ステップS1309では、表示オプション
を参照して、MACアドレスカラムの表示が必要か否か
を判断する。MACアドレスカラムの表示が必要な場合
はステップS1310に進み、不要な場合はステップS
1311に進む。ステップS1310では、MACアド
レスを6オクテットの16進数文字列に変換してからM
ACアドレスカラムに表示する。
【0090】ステップS1311では、デバイスリスト
表示ウィンドウの表示を終了する。
【0091】次に、製品名カラムの表示S1304、ネ
ットワークインタフェースボード名カラムの表示S13
06、ネットワークアドレスカラムの表示S1308、
MACアドレスカラムの表示S1310における表示方
法を、図14の製品名カラムの表示方法を示すフローチ
ャートで説明する。他のカラムの表示方法は、表示カラ
ムが異なるだけで図14の製品名カラムの表示方法と同
様なので省略する。なお、図11に例示された表示オプ
ションダイアログボックスで設定された表示オプション
は、RAM503に記憶されているものとする。さら
に、図14に示された製品カラムの表示方法は、製品カ
ラムの文字フォントが固定長の文字幅を持つ固定長フォ
ントであることを前提としている。
【0092】ステップS1400は、製品名カラムの表
示の開始を示す。
【0093】ステップS1401では、表示オプション
を参照し、製品名カラムを2分割するか否かを判断す
る。製品名カラムを2分割しない場合はステップS14
02に進み、2分割する場合はステップS1403に進
む。
【0094】ステップS1402では、製品名を製品名
カラムに表示する。そして、ステップS1410に進
み、処理を終了する。
【0095】ステップS1403では、製品名カラムを
左右2つに分割する。以下では、2分割された製品名カ
ラムのそれぞれを、左側の製品名カラムおよび右側の製
品名カラムと呼ぶ。
【0096】ステップS1404では、製品名を左側の
製品名カラムに表示する。
【0097】ステップS1405からステップS140
9までは、製品名を右側の製品名カラムに右寄せで表示
するための処理である。
【0098】ステップS1405では、製品名カラムの
横幅w、製品名カラムに表示する文字列の1文字分の横
幅c、製品名カラムに表示する文字列の文字数nを調査
し、また、後述のステップで使用するための文字列のイ
ンデックスiを変数として確保する。さらに、文字列の
インデックスiを(1)式によって計算する。
【0099】 i=(w/c)−n …(1) ステップS1406では、iが0より大きいか否かを判
断し、iが0以下の場合はステップS1407に進み、
iが0より大きい場合はステップS1408に進む。
【0100】ステップS1407では、iが0以下、つ
まり製品名カラムの幅より製品名の文字列長の方が長い
か等しいので、製品名の先頭からi個分の文字列を削除
する。
【0101】ステップS1408では、iが0より大き
い、つまり製品名カラムの幅より製品名の文字列長の方
が短いので、製品名の前にi個のスペースを挿入する。
【0102】ステップS1409では、ステップS14
07またはステップS1408で加工した製品名を右側
の製品名カラムに表示する。ステップS1407または
ステップS1408で加工した製品名を表示すること
は、すなわち、加工していない製品名を右寄せで表示す
ることになる。
【0103】ステップS1410では、製品名カラムの
表示を終了する。
【0104】以上のようにして、製品名カラムの右側の
所定文字数(表示欄の大きさで決まる)と左側の所定文
字数とを表示できる。この手順は他のカラムについても
同様であり、他のネットワークインターフェースボード
名、ネットワークアドレス、MACアドレスの各カラム
についても同様に表示できる。
【0105】なお、本発明は表示フォントが固定フォン
トである場合に限定されるものではない。図14の手順
による製品名カラムの表示の仕方は、製品名を左端揃え
した左側の製品名カラムと右端揃えした右側の製品名カ
ラムをそれそれ表示するというものである。したがって
表示フォントが可変フォントである場合には、右端揃え
は図14と同様に行い、左端揃えは図図14では文字数
でずらす量を行っているところを、表示カラムの大きさ
と製品名文字列の長さとからずらすべき距離を求めて、
スペースを挿入する必要があれば、ずらす距離を空白文
字に換算し挿入し、先頭の文字を削除する必要があれ
ば、ずらす距離に相当する文字を削除する。
【0106】図12は、図11に示した表示オプション
および図13と図14に示した表示方法を用いた場合の
デバイスリスト表示ウィンドウの表示例を示している。
【0107】図12においては、図10では表示されな
かったデバイス情報の一部が表示されている。図10、
図12のいずれにおいてもデバイス情報のすべてが完全
に表示されるわけではないが、表示オプションを切り替
えることにより、ユーザが重要視する部分の情報を表示
することが可能となる。例えば、製品名やネットワーク
インタフェースボード名は文字列の最初と最後の部分が
重要なので2分割して表示するが、ネットワークアドレ
スとMACアドレスはどの部分も等しく重要なので分割
せずに表示する、といったことができるようになる。
【0108】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、デバイスリスト表示ウィンドウに表示する情報の一
部または全部がリストビューのカラムの幅より長い場合
でも、ユーザの指示により各カラムを2分割し、左側の
カラムを左寄せで表示し、右側のカラムを右寄せで表示
することにより、ユーザにとって特に重要な部分の情報
を表示することができるという効果がある。
【0109】また、各カラムを分割せずに表示する表示
方法を選択することもできるため、分割を選択しない場
合にはカラムを大きく確保でき、表示する文字列が十分
カラムに収まる場合などにはそれに適した表示の仕方を
選択できる。
【0110】また、本実施形態の表示制御方法は、ネッ
トワークデバイスのリストに限らず、限られた大きさの
表示欄に、文字列など、予測できない大きさの画像を表
示する場合に応用することができる。また、本実施形態
では、文字列を右寄せ及び左寄せして分割されたカラム
に表示したが、上下方向が収まらない場合には、文字列
等の画像を上寄せ及び左寄せして、それぞれを上下に分
割したカラムに表示するように変更することもできる。
すなわち、情報の先頭及び末尾を寄せて各欄に表示する
ことで、重要な部分を表示することができる。
【0111】[第2の実施の形態]本実施形態は、第1
の実施形態と同じ環境を有するシステムにおいて、図1
4で示した表示制御の手順を、後述するように変更した
ものである。本実施形態では、1つの表示欄を2つに分
割するのではなく、表示欄はそのままに、表示される文
字列を、左寄せ、あるいは中央寄せ、あるいは右寄せの
中から選択できる。
【0112】図15は、本実施の形態の表示オプション
ダイアログボックス808の第1の表示例である。ま
た、図16は、図15のダイアログボックスに対応した
デバイスリスト表示ウインドウ801の第1の表示例を
示す。図15によれば、製品名及びネットワークインタ
ーフェースボード名は右寄せ、ネットワークアドレス及
びMACアドレスは左寄せで表示するという指定がされ
ている。このため、図16では、その指示通りに、製品
名及びネットワークインターフェースボード名は右寄
せ、ネットワークアドレス及びMACアドレスは左寄せ
して表示されている。
【0113】さらに、図17は、本実施の形態の表示オ
プションダイアログボックス808の第2の表示例であ
る。また、図18は、図15のダイアログボックスに対
応したデバイスリスト表示ウインドウ801の第2の表
示例を示す。図17によれば、製品名及びネットワーク
インターフェースボード名は中央寄せ、ネットワークア
ドレス及びMACアドレスは左寄せで表示するという指
定がされている。このため、図18では、その指示通り
に、製品名及びネットワークインターフェースボード名
は中央寄せ、ネットワークアドレス及びMACアドレス
は左寄せして表示されている。
【0114】図19は、第1の実施形態における図14
にかわって本実施形態において実行される、製品名カラ
ムの表示制御手順を示すフローチャートである。他のカ
ラムについてもカラムの内容が異なることをのぞいて同
じ要領なのは、第1の実施形態と同様である。
【0115】図13のステップS1303において、製
品名カラムの表示が選択されていると判定されれば、図
19のステップS1600から実行が開始される。
【0116】ステップS1601では、製品名カラムの
横幅w、製品名カラムに表示する文字列の1文字文の横
幅c、製品名カラムに表示する文字列の文字数nを調査
し、また、後述のステップ使用するための文字列のイン
デックスiを変数としてメモリに確保する。
【0117】ステップS1602では、表示オプション
を参照し、製品名カラムを左寄せにするか否かを判断す
る。製品名カラムを左寄せにする場合はステップS16
03に進み、他の寄せ方にする場合はステップS160
4に進む。
【0118】ステップS1603では、文字列のインデ
ックスiに0を代入する。
【0119】ステップS1604では、文字列のインデ
ックスiを(2)式によって計算する。
【0120】 i=(w/c)−n …(2) ステップS1605では、表示オプションを参照し、製
品名カラムを右寄せにするか否かを判断する。製品名カ
ラムを右寄せにする場合にはステップS1607に進
み、中央寄せにする場合はステップS1606に進む。
【0121】ステップS1606では、文字列のインデ
ックスiを(3)式によって再計算する。
【0122】 i=i/2 …(3) ステップS1607では、iが0より大きいか否か判定
し、iが0以下の場合はステップS1608に進み、i
がおより大きい場合にはステップS1609に進む。
【0123】ステップS1608では、iが0以下、つ
まり製品名カラムの幅より製品名の文字列長の方が長い
か等しいので、製品名の先頭からi個分の文字列を削除
する。
【0124】ステップS1609では、iが0より大き
い、つまり製品名カラムの幅より製品名の文字列の方が
短いので、製品名の前にi個のスペースを挿入する。
【0125】ステップS1619では、ステップS16
08またはステップS1609で加工した製品名を、O
Sの文字列表示機能を利用して製品名カラムに左寄せで
表示する。ステップS1608またはステップS160
9で加工した製品名を左寄せで表示することは、すなわ
ち、加工していない製品名をユーザが指定した位置で表
示することになる。
【0126】ステップS1611では、製品名カラムの
表示を終了する。
【0127】以上の手順により、図15〜図18に示し
たように、表示の必要の有無及び表示のしかたを指定す
ると、その指定に応じて、指定された表示の仕方で、文
字列を表示欄に表示する。
【0128】すなわち、第1及び第2の実施の形態で
は、注目する情報を、それを表示するための表示欄のな
かに表示する際、指示された注目情報の部分、例えば先
頭部分や末尾部分、あるいは中央部分を、指示された表
示欄の部分、例えば、先頭側の端部や末尾側の端部、あ
るいは中央部分に合わせるように表示するこれにより、
デバイス情報のすべてをひとつのカラムに表示しきれな
い場合でも、ユーザが重要視する部分の情報を表示する
ことが可能となる。さらに、表示の仕方(寄せ位置)を
切り替えることで、表示されたカラムの内容の全体を把
握することができるようになる。
【0129】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0130】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するための、図13,図14あるいは図1
3,図19の手順を含むプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても達成される。
【0131】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0132】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0133】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0134】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
バイスリスト表示ウィンドウに表示する情報が表示欄に
収まり切れない場合でも、指定されたレイアウトで表示
することで、重要な部分を表示することができる。
【0136】さらに、指定できるレイアウトとして、表
示欄を2分割して、それぞれに情報を先頭寄せ及び末尾
寄せして表示することで、情報の先頭部分に加えて、表
示しきれない末尾部分も表示することができる。
【0137】さらに、指定できるレイアウトとして、選
択的に情報を先頭寄せあるいは中央寄せあるいは末尾寄
せして表示することで、情報全体にわたって表示するこ
とができる。
【0138】さらに、指定できるレイアウトして、従来
の表示の仕方も選択肢に含めることで、表示量の少ない
情報であれば、従来通り表示することができる。
【0139】また、上述術のように情報を表示すること
で、ネットワークデバイスの管理をする際に、各デバイ
スの情報の重要な部分を指定に応じて表示させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開放型アーキテクチャを持つプリンタを接続し
たネットワークシステムの図である。
【図2】エージェントを実装したネットワークボードを
プリンタに接続する実施形態を示す一部破断図である。
【図3】ネットワークボードとプリンタとLANとの電
気的接続を示すブロック図である。
【図4】MIBの構造を示す概念図である。
【図5】ネットワーク管理ソフトウェアが稼動可能なP
Cの構成を示すブロック図である。
【図6】ネットワーク管理ソフトウェアのモジュール構
成図である。
【図7】ネットワーク管理ソフトウエアを管理者モード
で起動した時のウィンドウの遷移図である。
【図8】ネットワーク管理ソフトウエア管理者モードで
起動した時のウィンドウの遷移図である。
【図9】従来の形態の表示オプションダイアログボック
スの表示例を示す図である。
【図10】従来の形態のデバイスリスト表示ウィンドウ
の表示例を示す図である。
【図11】第1の実施の形態の表示オプションダイアロ
グボックスの表示例を示す図である。
【図12】第1の実施の形態のデバイスリスト表示ウィ
ンドウの表示例を示す図である。
【図13】本実施の形態のデバイスリスト表示ウィンド
ウの表示方法を示すフローチャートである。
【図14】第1の実施の形態のデバイスリスト表示ウィ
ンドウにおける製品名カラムの表示方法を示すフローチ
ャートである。
【図15】第2の実施の形態の表示オプションダイアロ
グボックスの表示例1を示す図である。
【図16】第2の実施の形態のデバイスリスト表示ウィ
ンドウの表示例1を示す図である。
【図17】第2の実施の形態の表示オプションダイアロ
グボックスの表示例2を示す図である。
【図18】第2の実施の形態のデバイスリスト表示ウィ
ンドウの表示例2を示す図である。
【図19】第2の実施の形態のデバイスリスト表示ウィ
ンドウにおける製品名カラムの表示方法を示すフローチ
ャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA01 AA02 BB01 BB02 BB10 EE04 5B089 GB02 HA06 JA35 JB15 JB16 KA02 KB04 KB06 LB15 5E501 AA02 AC25 AC32 AC35 AC37 BA03 CA02 DA01 FA23 FA46 FB44

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注目情報を、それを表示するための表示
    欄のなかに表示する際、指示に応じて、前記注目情報中
    の所定の部分を、表示欄の所定の部分に合わせるように
    表示することを特徴とする表示制御方法。
  2. 【請求項2】 前記注目情報の所定の部分は該情報の先
    頭部分と末尾部分とを含み、指示に応じて、前記先頭部
    分を表示欄の先頭側端部に合わせて表示し、前記末尾側
    端部を表示欄の末尾側端部に合わせて表示することを特
    徴とする請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 【請求項3】 指示に応じて、前記注目情報の表示欄を
    分割し、前記先頭部分を一方の表示欄の先頭側端部に合
    わせて表示し、前記末尾側端部を他方の表示欄の末尾側
    端部に合わせて表示することを特徴とする請求項2に記
    載の表示制御方法。
  4. 【請求項4】 前記注目情報の所定部分として該情報の
    中央部分を含み、指示に応じて、前記先頭部分を表示欄
    の先頭側端部に合わせて表示するか、前記末尾側端部を
    表示欄の末尾側端部に合わせて表示するか、前記中央部
    分を表示欄の中央部に合わせて表示するかを切り替える
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示制御方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータにより、注目情報を、それ
    を表示するための表示欄のなかに表示させる際、指示に
    応じて、前記注目情報中の所定の部分を、表示欄の所定
    の部分に合わせるように表示させるためのプログラムを
    格納することを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】 前記プログラムは、前記注目情報の所定
    の部分は該情報の先頭部分と末尾部分とを含み、指示に
    応じて、前記先頭部分を表示欄の先頭側端部に合わせて
    表示させ、前記末尾側端部を表示欄の末尾側端部に合わ
    せて表示させることを特徴とする請求項5に記載の記憶
    媒体。
  7. 【請求項7】 前記プログラムは、指示に応じて、前記
    注目情報の表示欄を分割し、前記先頭部分を一方の表示
    欄の先頭側端部に合わせて表示させ、前記末尾側端部を
    他方の表示欄の末尾側端部に合わせて表示させることを
    特徴とする請求項6に記載の記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムは、前記注目情報の所定
    部分として該情報の中央部分を含み、指示に応じて、前
    記先頭部分を表示欄の先頭側端部に合わせて表示させる
    か、前記末尾側端部を表示欄の末尾側端部に合わせて表
    示させるか、前記中央部分を表示欄の中央部に合わせて
    表示させるかを切り替えることを特徴とする請求項6に
    記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して接続されているデ
    バイスを管理するネットワークデバイスの管理装置であ
    って、 複数のデバイスから所定の情報を取得するデバイス情報
    取得手段と、 前記デバイス情報取得手段によって得られた情報を各デ
    バイスごとに配列して一覧表示するデバイスリスト表示
    手段と、 前記デバイスリスト表示手段によって表示された情報の
    一部または全部を異なる書式を用いて複数回重複して表
    示する重複表示手段とを有することを特徴とするネット
    ワークデバイス管理装置。
  10. 【請求項10】 前記デバイスリスト表示手段は、行と
    カラムの2次元配列によって構成されるリストビュー形
    式で表示を行い、かつ、前記重複表示手段はリストビュ
    ーのカラムを左右に2分割し、左側のカラムの書式を左
    寄せとし、右側のカラムの書式を右寄せとすることを特
    徴とする請求項9に記載のネットワークデバイス管理装
    置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して接続されている
    デバイスを監視するネットワークデバイスの管理方法で
    あって、 複数のデバイスから所定の情報を取得するデバイス情報
    取得工程と、 前記デバイス情報取得工程によって得られた情報を各デ
    バイスごとに配列して一覧表示するデバイスリスト表示
    工程と、 前記デバイスリスト表示工程によって表示された情報の
    一部または全部を異なる書式を用いて複数回重複して表
    示する重複表示工程とを有することを特徴とするネット
    ワークデバイス管理方法。
  12. 【請求項12】 前記デバイスリスト表示工程は、行と
    カラムの2次元配列によって構成されるリストビュー形
    式の表示を行い、かつ、前記重複表示工程はリストビュ
    ーのカラムを左右に2分割し、左側のカラムの書式を左
    寄せとし、右側のカラムの書式を右寄せとすることを特
    徴とする請求項11に記載のネットワークデバイス管理
    方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して接続されている
    デバイスの状態の監視または制御を行うネットワークデ
    バイスの管理方法を実行するプログラムを記憶したコン
    ピュータにより読取り可能な記憶媒体であって、 複数のデバイスからあらかじめ決められた情報を取得す
    るためのデバイス情報取得工程モジュールと、 前記デバイス情報取得工程モジュールによって得られた
    情報を各デバイスごとに配列して一覧表示するためのデ
    バイスリスト表示工程モジュールと、 前記デバイスリスト表示工程モジュールによって表示さ
    れた情報の一部または全部を異なる書式を用いて複数回
    重複して表示する重複表示工程モジュールとを有するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記デバイスリスト表示工程モジュー
    ルは、行とカラムの2次元配列によって構成されるリス
    トビュー形式の表示を行い、かつ、前記重複表示工程モ
    ジュールはリストビューのカラムを左右に2分割し、左
    側のカラムの書式を左寄せとし、右側のカラムの書式を
    右寄せとすることを特徴とする請求項13に記載の記憶
    媒体。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して接続されている
    デバイスを管理するネットワークデバイスの管理装置で
    あって、 複数のデバイスから所定の情報を取得するデバイス情報
    取得手段と、 前記デバイス情報取得手段によって得られた情報を各デ
    バイスごとに配列して一覧表示するデバイスリスト表示
    手段と、 前記デバイスリスト表示手段によって表示された情報の
    一部または全部の書式を変更して表示する書式変更手段
    とを有することを特徴とするネットワークデバイス管理
    装置。
  16. 【請求項16】 前記デバイスリスト表示手段は、行と
    カラムの2次元配列によって構成されるリストビュー形
    式で表示を行い、前記書式変更手段は、文字列の寄せ具
    合を変更することを特徴とする請求項15に記載のネッ
    トワークデバイス管理装置。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して接続されている
    デバイスを管理するネットワークデバイスの管理方法で
    あって、 複数のデバイスから所定の情報を取得するデバイス情報
    取得工程と、 前記デバイス情報取得工程によって得られた情報を各デ
    バイスごとに配列して一覧表示するデバイスリスト表示
    工程と、 前記デバイスリスト表示工程によって表示された情報の
    一部または全部の書式を変更して表示する書式変更工程
    とを有することを特徴とするネットワークデバイス管理
    方法。
  18. 【請求項18】 前記デバイスリスト表示工程は、行と
    カラムの2次元配列によって構成されるリストビュー形
    式で表示を行い、前記書式変更工程は、文字列の寄せ具
    合を変更することを特徴とする請求項17に記載のネッ
    トワークデバイス管理方法。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介して接続されている
    デバイスの状態の監視または制御を行うネットワークデ
    バイスの管理方法を実行するプログラムを記憶したコン
    ピュータにより読取り可能な記憶媒体であって、 複数のデバイスからあらかじめ決められた情報を取得す
    るためのデバイス情報取得工程モジュールと、 前記デバイス情報取得工程モジュールによって得られた
    情報を各デバイスごとに配列して一覧表示するためのデ
    バイスリスト表示工程モジュールと、 前記デバイスリスト表示工程モジュールによって表示さ
    れた情報の一部または全部の書式を変更して表示する書
    式変更工程モジュールとを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  20. 【請求項20】 前記デバイスリスト表示工程モジュー
    ルは、行とカラムの2次元配列によって構成されるリス
    トビュー形式の表示を行い、前記書式変更工程モジュー
    ルは、文字列の寄せ具合を変更することを特徴とする請
    求項13に記載の記憶媒体。
JP31248798A 1998-11-02 1998-11-02 表示制御方法及びそれを用いたネットワークデバイス管理装置と管理方法 Withdrawn JP2000137557A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106881A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Brother Ind Ltd 情報表示プログラムおよびデバイス
US7290276B2 (en) 2003-02-06 2007-10-30 Lenovo Singapore Pte. Ltd. Information processing apparatus for secure information recovery

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US7290276B2 (en) 2003-02-06 2007-10-30 Lenovo Singapore Pte. Ltd. Information processing apparatus for secure information recovery
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