JP2000137242A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

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JP2000137242A
JP2000137242A JP10309260A JP30926098A JP2000137242A JP 2000137242 A JP2000137242 A JP 2000137242A JP 10309260 A JP10309260 A JP 10309260A JP 30926098 A JP30926098 A JP 30926098A JP 2000137242 A JP2000137242 A JP 2000137242A
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Koji Inoue
浩治 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング能動素子の電気特性を低下させ
ず、パタニング性向上による開口率のアップができる液
晶表示装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 画素電極9と画素電極9を駆動するスイ
ッチング能動素子4との間にRGB着色膜6を備えたカ
ラーフィルタオンアレイ基板1と、画素電極9の対向電
極を有する対向基板2とを有し、これらアレイ基板1と
対向基板2との間隙に液晶23を封入した液晶表示装置
において、スイッチング能動素子部4上に絶縁膜11を
形成する。これにより、スイッチング能動素子4のソー
スおよびドレインが絶縁膜11により覆われて、スイッ
チング能動素子4に絶縁性の悪い膜が直に接することが
防止され、スイッチング能動素子4の電気特性が低下す
ることが防止されて、パネル表示特性の低下を招かな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
びその製造方法に関し、特に、液晶表示装置のカラー化
を目的として、画素電極を駆動するためのスイッチング
能動素子が形成されたアレイ基板の表面にカラーフィル
タを設けた、カラーフィルタオンアレイ型の液晶表示装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜トランジスタ(Thin F
ilm Transister、以下「TFT」と称す
る)型の液晶表示装置(以下「液晶パネル」と称する)
の断面構成を、図6に示す。このTFT型液晶パネル4
5は、アレイ基板31と、カラーフィルタ基板32とを
有する。このうちアレイ基板31には、ガラス基板33
上に信号線および走査線が共に形成されるスイッチング
能動素子34と、平坦化膜38と、透明電極39とが形
成されている。カラーフィルタ基板32においては、ガ
ラス基板33A上に、遮光膜35とカラーフィルタ36
と透明電極39Aとが形成されている。これらアレイ基
板31とカラーフィルタ基板32との相対向する面に
は、配向膜40,40Aが形成されている。そして、ガ
ラス基板33,33Aの周辺部がシール材41で固着さ
れ、球状のスペーサ42を介して液晶43が充填される
ことで、液晶パネル45が形成されている。なお、液晶
パネル45の用途に応じて、パネル表裏面に偏光板4
4,44Aが貼り付けられる。
【0003】このような従来のTFT型の液晶パネル4
5においては、アレイ基板31とカラーフィルタ基板3
2とを組み合わせる工程において、位置合わせ精度の問
題が生じる。このため、パタン設計の段階において、こ
の位置合わせ誤差を見込み、カラーフィルタ36上に形
成されている遮光膜35のパタン幅を広くし、位置ズレ
不良が発生しにくい設計をしている。なお、遮光膜35
のパタン幅を広くすることにより、画素開口率が小さく
なり、液晶パネル45の表示品位として暗いものとな
る。
【0004】ところで、近年、液晶パネルの高輝度化の
実現のため、画素の高開口化が求められている。このた
め、画素の高開口化に伴って、製造設備における更なる
高精度アライメント技術の開発が行われている。しか
し、工法上、これ以上の高開口化は困難な状況になって
いる。
【0005】そこで、近年、図7に示すように、アレイ
基板31上にカラーフィルタ36を形成して組立時にア
ライメントを不要としたカラーフィルタオンアレイ構造
の開発が行われ、またその技術開示が行われている。こ
のカラーフィルタオンアレイ構造により、カラーフィル
タ36が形成されたアレイ基板31と全面に電極が形成
された対向基板とのアライメントが不要となり、基板を
組み立てる際の位置ズレ不良が無くなると共に、アレイ
メント作業が不要になって、工程を簡略化できる。ま
た、両基板を組み合わせる際の位置合わせ精度の問題が
生じないため、この位置合わせ誤差を見込まなくてもよ
いパタン設計ができ、遮光膜のパタン幅を更に狭くした
究極の超高開口化が実現できる。
【0006】また、これらカラーフィルタオンアレイに
おけるカラーフィルタ形成方法として、染色法,顔料分
散法,電着法,フィルム転写法等の工法が開発され、そ
れぞれ開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ラーフィルタ製造方法をカラーフィルタオンアレイに応
用するには、図7にその断面構成を示すように、カラー
フィルタ36をスイッチング能動素子34上に形成した
上、このカラーフィルタ36にコンタクトホール37を
形成し、画素電極39とこの画素電極39を駆動するス
イッチング能動素子34とに電気的導電処理を施して、
両者を導通させることが必要である。
【0008】すなわち、カラーフィルタ36がスイッチ
ング能動素子34に直に接触するため、カラーフィルタ
36の絶縁性が要求され、カラーフィルタ36の体積抵
抗値が小さい場合には、スイッチング能動素子34のソ
ース,ドレイン間にリーク電流が生じ、スイッチング能
動素子34の電気特性が低下し、ひいては表示特性の低
下を招くという課題がある。この場合に、スイッチング
能動素子34のソース,ドレイン間にリーク電流が生じ
ないようなカラーフィルタ36を用いようとすると、カ
ラーフィルタ36の体積抵抗値として1012Ω・cm以
上が望ましい。
【0009】その中で、カラーフィルタ材の1つとして
ブラックレジストを用いる場合があるが、ブラックレジ
ストとして前記体積抵抗値を満たすためには、着色材,
樹脂,架橋剤等の材料選択範囲を限定しなければなら
ず、これにより、ブラックレジストのパタニング性の低
下およびそのパタニング性低下により開口率低下を招く
こととなっている。
【0010】本発明は、このような課題を解決するもの
で、スイッチング能動素子の電気特性を低下させず、パ
タニング性向上による開口率のアップができる液晶表示
装置およびその製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、スイッチング能動素子上に絶縁膜を形成
するものであり、これにより、スイッチング能動素子の
電気特性を低下させず、パタニング性向上による開口率
のアップができる液晶表示装置およびその製造方法を提
供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明は、画素電
極と前記画素電極を駆動するスイッチング能動素子との
間に着色層を設けたアレイ基板と、前記画素電極の対向
電極を有する対向基板とを有し、これらアレイ基板と対
向基板との間隙に液晶を封入した液晶表示装置におい
て、前記スイッチング能動素子部上に絶縁膜を形成した
ことを特徴とするものである。
【0013】これにより、スイッチング能動素子のソー
スおよびドレインが絶縁膜により覆われて、スイッチン
グ能動素子に絶縁性の悪い膜が直に接することが防止さ
れ、スイッチング能動素子のソース、ドレイン間にリー
ク電流が生じることないため、スイッチング能動素子の
電気特性が低下することが防止され、パネル表示特性の
低下を招かない。
【0014】請求項2記載の本発明は、絶縁膜として樹
脂膜を用いたことを特徴としたものである。請求項3記
載の本発明は、樹脂膜として着色樹脂膜を用いたことを
特徴としたものである。すなわち、着色樹脂膜を形成し
た後、ブラックマスク(遮光膜)などを形成するもので
ある。
【0015】請求項4記載の本発明は、絶縁膜として無
機膜を用いたことを特徴としたものである。請求項5記
載の本発明は、無機膜としてSiNx膜を用いたことを
特徴としたものである。
【0016】請求項6記載の本発明は、画素電極と前記
画素電極を駆動するスイッチング能動素子との間に着色
層を設けたアレイ基板と、前記画素電極の対向電極を有
する対向基板とを対向させて配置し、これらアレイ基板
と対向基板との間隙に液晶を封入することで液晶表示装
置を製造するに際し、前記スイッチング能動素子部上に
絶縁膜を形成して、スイッチング能動素子のソースおよ
びドレインを絶縁膜により覆うことを特徴とした液晶表
示装置の製造方法である。
【0017】この製造方法によれば、スイッチング能動
素子のソースおよびドレインが絶縁膜により覆われて、
スイッチング能動素子に絶縁性の悪い膜が直に接するこ
とが防止され、スイッチング能動素子のソース、ドレイ
ン間にリーク電流が生じることないため、スイッチング
能動素子の電気特性が低下することが防止され、パネル
表示特性の低下を招かない。
【0018】請求項7記載の本発明は、絶縁膜として樹
脂膜を用いたことを特徴とした液晶表示装置の製造方法
である。請求項8記載の本発明は、樹脂膜として着色樹
脂膜を用いたことを特徴とした液晶表示装置の製造方法
である。
【0019】請求項9記載の本発明は、絶縁膜として無
機膜を用いたことを特徴とした液晶表示装置の製造方法
である。請求項10記載の本発明は、無機膜としてSi
Nx膜を用いたことを特徴とした液晶表示装置の製造方
法である。
【0020】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態に基づく液晶表示装置およびその製造方法につ
いて、図1の液晶パネルの断面図と、図2のカラーフィ
ルタが形成されたアレイ基板の形成工程を示す基板の断
面図とを用いながら説明する。
【0021】カラーフィルタが形成されたアレイ基板の
形成に際しては、まず、図2(a)に示すように、ガラ
ス基板3上に、スイッチング能動素子4を、一般的な半
導体薄膜成膜と、絶縁膜成膜と、フォトリソ法によるエ
ッチングとを繰り返すことにより形成する。次に、同図
(b)に示すように、スイッチング能動素子4上に所要
パターン形状に形成した絶縁膜11を形成する。さら
に、同図(c),(d)に示すように、スイッチング能
動素子4上に絶縁膜11を形成したガラス基板3上に、
顔料を分散したブラックレジストを塗布し、フォトリソ
法により遮光膜5を所要パターン形状に形成する。この
後、同様にしてRGB着色層6を形成する。このフォト
リソ法に用いる露光機としては、プロキシミティ露光装
置が好適である。ただし、パタニング精度を向上させる
ためには、ミラープロジェクション露光装置を用いても
よい。
【0022】この後、場合によっては同図(e)に示す
ようにRGB着色層6上に平坦化膜8を塗布する。この
平坦化膜8としては、アクリル系の感光性タイプの樹脂
が好適である。この場合、上記のようにしてコンタクト
ホール形成部7上に塗布された平坦化膜8に、フォトリ
ソ法によりコンタクトホール7Aを形成する。最後に、
同図(f)に示すようにITOスパッタ法により全面に
透明電極を形成し、その上でフォトリソ法によって画素
電極9をパタニングすることにより、コンタクトホール
7Aを介してスイッチング能動素子4と電気的に導通さ
れた画素電極9を形成することができる。これにより、
カラーフィルタオンアレイ基板1が製造される。
【0023】図1は、上記のようにして製造されたカラ
ーフィルタオンアレイ基板1を用いたTFT型液晶パネ
ルの断面図である。このTFT型液晶パネルを製造する
際には、まず、上記のカラーフィルタオンアレイ基板1
と、ガラス基板3Aの上に透明電極9Aが形成された対
向基板2との相対向する面に、配向膜10,10Aをそ
れぞれ形成する。次に、両ガラス基板3,3Aの周辺部
をシール材21で閉じ、球状のスペーサ22を介して、
アレイ基板1と対向基板2とを固着し、その間隙に液晶
23を充填するものである。
【0024】このTFT型液晶パネルによれば、カラー
フィルタオンアレイ基板1におけるスイッチング能動素
子4のソースおよびドレインが絶縁膜11により覆われ
て、スイッチング能動素子4に絶縁性の悪い膜が直に接
することが防止され、スイッチング能動素子4のソー
ス、ドレイン間にリーク電流が生じることがない。した
がって、スイッチング能動素子4の電気特性が低下する
ことが防止され、パネル表示特性の低下を招かない。
【0025】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態に基づく液晶表示装置の製造方法について、図
2の液晶パネルのカラーフィルタの形成工程を示す基板
断面図を用いて説明する。
【0026】カラーフィルタの形成に際しては、まず、
図2(a)に示すように、ガラス基板3上に、スイッチ
ング能動素子4を、一般的な半導体薄膜成膜と、絶縁膜
成膜と、フォトリソ法によるエッチングとを繰り返すこ
とにより形成する。次に、同図(b)に示すように、ス
イッチング能動素子4上に所要パターン形状にスピンナ
ーを用いて樹脂膜11Aを形成する。今回、樹脂膜の樹
脂材料として、アクリル樹脂を用いた。次に、露光、現
像を行うことにより、所要パターン形状に形成された樹
脂膜11Aによる絶縁膜11が形成される。これ以降の
遮光膜5およびRGB着色層6の形成以降は、上記第1
の実施の形態と同様である。
【0027】このTFT型液晶パネルによれば、カラー
フィルタオンアレイ基板1におけるスイッチング能動素
子4のソースおよびドレインが樹脂膜11Aからなる絶
縁膜11により覆われて、スイッチング能動素子4に絶
縁性の悪い膜が直に接することが防止され、スイッチン
グ能動素子4のソース、ドレイン間にリーク電流が生じ
ることがなく、スイッチング能動素子4の電気特性が低
下することが防止され、パネル表示特性の低下を招かな
い。
【0028】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態に基づく液晶表示装置の製造方法について、図
3の液晶パネルのカラーフィルタの形成工程を示す基板
断面図を用いて説明する。
【0029】まず、図3(a)に示すように、スイッチ
ング能動素子4をガラス基板3上に形成する。次に、同
図(b)に示すように、スイッチング能動素子4を形成
したガラス基板3上に絶縁性を有する着色レジストを塗
布する。この後、第1,第2,第3のネガ型感光性樹脂
膜をそれぞれ塗布,露光,現像を繰り返すことにより所
要パターン形状に着色樹脂膜としての着色レジスト膜6
Aを形成する。これにより、絶縁膜としても機能する着
色レジスト膜6Aを形成することができる。この後、ブ
ラックレジストをフォトリソによりパタニングしてブラ
ックマスク(遮光膜)5を形成した。これ以降の工程は
上記第1の実施の形態と同様である。
【0030】このTFT型液晶パネルによれば、カラー
フィルタオンアレイ基板1におけるスイッチング能動素
子4のソースおよびドレインが絶縁性を有する着色レジ
スト膜6Aにより覆われて、スイッチング能動素子4に
絶縁性の悪い膜が直に接することが防止され、スイッチ
ング能動素子4のソース、ドレイン間にリーク電流が生
じることがなく、スイッチング能動素子4の電気特性が
低下することが防止され、パネル表示特性の低下を招か
ない。
【0031】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態に基づく液晶表示装置の製造方法について、図
4,図5の液晶パネルのカラーフィルタの形成工程を示
す基板断面図を用いて説明する。
【0032】カラーフィルタが形成されたアレイ基板の
形成に際しては、まず、図4(a)に示すように、ガラ
ス基板3上に、スイッチング能動素子4を、一般的な半
導体薄膜成膜と、絶縁膜成膜と、フォトリソ法によるエ
ッチングとを繰り返すことにより形成する。次に、同図
(b)に示すように、スイッチング能動素子4を形成し
たガラス基板3上に絶縁性を有する無機膜12を成膜す
る。更に、同図(c)〜(e)、図5(a)に示すよう
に、この無機膜12上にレジスト13を塗布,露光,現
像,無機膜12のエッチングにより、所要パターン形状
に形成した無機膜12を形成できる。この後、この上に
ブラックレジスト(遮光膜)5、着色レジスト膜6をフ
ォトリソ法にてパタニングし、所要パターン形状のカラ
ーフィルタを形成する。これ以降の工程は上記第1の実
施の形態と同様である。
【0033】このTFT型液晶パネルによれば、カラー
フィルタオンアレイ基板1におけるスイッチング能動素
子4のソースおよびドレインが無機膜12により覆われ
て、スイッチング能動素子4に絶縁性の悪い膜が直に接
することが防止され、スイッチング能動素子4のソー
ス、ドレイン間にリーク電流が生じることがなく、スイ
ッチング能動素子4の電気特性が低下することが防止さ
れ、パネル表示特性の低下を招かない。
【0034】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形
態に基づく液晶表示装置の製造方法について、図4、図
5の液晶パネルのカラーフィルタの形成工程を示す基板
断面図を用いて説明する。
【0035】カラーフィルタが形成されたアレイ基板の
形成に際しては、まず、図4(a)に示すように、ガラ
ス基板3上に、スイッチング能動素子4を、一般的な半
導体薄膜成膜と、絶縁膜成膜と、フォトリソ法によるエ
ッチングとを繰り返すことにより形成する。次に、同図
(b)に示すように、スイッチング能動素子4を形成し
たガラス基板3上に絶縁膜(および無機膜)としてのS
iNx膜12Aを成膜する。更に、同図(c)〜(f)
に示すように、このSiNx膜12A上にレジスト13
を塗布、露光、現像して、ドライエッチングにより所要
パターン形状に形成したSiNx膜12Aを形成する。
この後、この上にブラックレジスト(遮光膜)5、RG
B着色レジスト膜6ををフォトリソ法にてパタニングし
て所要パターン形状のカラーフィルタを形成する。これ
以降の工程は上記第1の実施の形態と同様である。
【0036】このTFT型液晶パネルによれば、カラー
フィルタオンアレイ基板1におけるスイッチング能動素
子4のソースおよびドレインがSiNx膜12Aにより
覆われて、スイッチング能動素子4に絶縁性の悪い膜が
直に接することが防止され、スイッチング能動素子4の
ソース、ドレイン間にリーク電流が生じることがなく、
スイッチング能動素子4の電気特性が低下することが防
止され、パネル表示特性の低下を招かない。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、スイッ
チング能動素子上に絶縁膜を形成することにより、スイ
ッチング能動素子の電気特性が低下すること、ひいては
液晶表示装置の表示特性の低下することを防止でき、ま
た、この上に形成するブラックレジスト材料の選択範囲
を広くすることもでき、パタニング性向上による開口率
のアップができるとともに、製造工程の合理化が実現で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルタオンアレイ基板を用いた本発明
の実施の形態の液晶表示装置の断面図である。
【図2】(a)〜(f)は、本発明の第1,第2の実施
の形態の液晶表示装置の製造方法にかかる絶縁膜を形成
したカラーフィルタオンアレイ基板製造時の工程毎の断
面図である。
【図3】(a)〜(e)は、本発明の第3の液晶表示装
置の製造方法にかかる、RGB着色膜を絶縁膜としたカ
ラーフィルタオンアレイ基板製造時の工程毎の断面図で
ある。
【図4】(a)〜(e)は、本発明の第4,第5の液晶
表示装置の製造方法にかかる、無機膜を絶縁膜としたカ
ラーフィルタオンアレイ基板製造時の工程毎の断面図で
ある。
【図5】(a)〜(d)は、本発明の第4,第5の液晶
表示装置の製造方法にかかる、無機膜を絶縁膜としたカ
ラーフィルタオンアレイ基板製造時の工程毎の断面図で
ある。
【図6】一般的なTFT型の液晶表示装置の断面図であ
る。
【図7】一般的なカラーフィルタオンアレイ基板の断面
図である。
【符号の説明】
1 カラーフィルタオンアレイ基板 2 対向基板 4 スイッチング能動素子 5 遮光膜 6 RGB着色膜 6A 着色レジスト膜 8 平坦化膜 9 画素電極 9A 対向電極 11 絶縁膜 11A 樹脂膜 12 無機膜 12A SiNx膜 23 液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H090 HA03 HB03X HC01 HC12 HD05 HD06 LA04 LA15 2H091 FA02Y FA35Y FC02 FC05 FC26 FD04 GA07 GA13 LA03 LA15 LA30 2H092 HA28 JA24 JB52 JB56 MA05 MA10 MA13 MA16 MA17 MA35 NA07 NA22 PA08 PA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素電極と前記画素電極を駆動するスイ
    ッチング能動素子との間に着色層を設けたアレイ基板
    と、前記画素電極の対向電極を有する対向基板とを有
    し、これらアレイ基板と対向基板との間隙に液晶を封入
    した液晶表示装置において、前記スイッチング能動素子
    部上に絶縁膜を形成したことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 絶縁膜として樹脂膜を用いたことを特徴
    とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 樹脂膜として着色樹脂膜を用いたことを
    特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 絶縁膜として無機膜を用いたことを特徴
    とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 無機膜としてSiNx膜を用いたことを
    特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 画素電極と前記画素電極を駆動するスイ
    ッチング能動素子との間に着色層を設けたアレイ基板
    と、前記画素電極の対向電極を有する対向基板とを対向
    させて配置し、これらアレイ基板と対向基板との間隙に
    液晶を封入することで液晶表示装置を製造するに際し、
    前記スイッチング能動素子部上に絶縁膜を形成して、ス
    イッチング能動素子のソースおよびドレインを絶縁膜に
    より覆うことを特徴とした液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 絶縁膜として樹脂膜を用いたことを特徴
    とする請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 樹脂膜として着色樹脂膜を用いたことを
    特徴とする請求項7記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 絶縁膜として無機膜を用いたことを特徴
    とする請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 無機膜としてSiNx膜を用いたこと
    を特徴とする請求項9記載の液晶表示装置の製造方法。
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