JP2000136049A - 折りロ―ラ支承装置 - Google Patents
折りロ―ラ支承装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 折り装置内で折り丁を搬送するための装置で
あって、該折り装置内で材料ウエブから切り離された折
り丁が搬送ベルト列を介して搬送され、さらに該折り装
置が第２の縦折り装置を有している形式のものを改良し
て、搬送ベルトの交換を容易にする折りローラ支承装置
を提供する。 【解決手段】 対向支承部材１４によって支持可能な折
りローラ１を巡って搬送ベルト３が循環運動しており、
該折りローラ１に軸方向に移動可能なジャーナル１７が
配属されている。
あって、該折り装置内で材料ウエブから切り離された折
り丁が搬送ベルト列を介して搬送され、さらに該折り装
置が第２の縦折り装置を有している形式のものを改良し
て、搬送ベルトの交換を容易にする折りローラ支承装置
を提供する。 【解決手段】 対向支承部材１４によって支持可能な折
りローラ１を巡って搬送ベルト３が循環運動しており、
該折りローラ１に軸方向に移動可能なジャーナル１７が
配属されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば輪転印刷
機に後置された折り装置に使用できる折りローラ支承装
置に関する。
機に後置された折り装置に使用できる折りローラ支承装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第２８４６１９１
号明細書に基づき公知の巻取紙輪転用の折り装置では、
発生する折り丁の連続的な流れが、回転する折りナイフ
によって折りテーブルの下方に配置された折りローラ対
の中に突き込まれる。発生する枚葉紙束の連続的な流れ
はあらかじめ２つの部分流れに分割される。この目的の
ために、突刺し胴に２つの受取り胴が配属されている。
折りテーブルの下方の折りローラ対の支承装置の詳細に
ついては、ドイツ連邦共和国特許第２８４６１９１号明
細書に記載されていない。
号明細書に基づき公知の巻取紙輪転用の折り装置では、
発生する折り丁の連続的な流れが、回転する折りナイフ
によって折りテーブルの下方に配置された折りローラ対
の中に突き込まれる。発生する枚葉紙束の連続的な流れ
はあらかじめ２つの部分流れに分割される。この目的の
ために、突刺し胴に２つの受取り胴が配属されている。
折りテーブルの下方の折りローラ対の支承装置の詳細に
ついては、ドイツ連邦共和国特許第２８４６１９１号明
細書に記載されていない。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許第３４２２７５５号
明細書は、巻取紙輪転印刷機における折り丁のための折
り装置に関する。この明細書に記載された折り装置で
は、発生する折り製品の流れは２つのベルト系を介して
上側と下側の縦折り装置に供給される。各々の縦折り装
置は、折り製品を折りテーブルの下方の折りローラ対の
中に突き込む折りナイフを有している。このドイツ連邦
共和国特許第３４２２７５５号明細書から、折りローラ
を巡って搬送ベルトが循環運動しないことが読み取れ
る。同様のことは、ドイツ連邦共和国特許第３６１４２
６３号明細書に基づいて公知の第２の縦折り装置にも当
てはまる。
明細書は、巻取紙輪転印刷機における折り丁のための折
り装置に関する。この明細書に記載された折り装置で
は、発生する折り製品の流れは２つのベルト系を介して
上側と下側の縦折り装置に供給される。各々の縦折り装
置は、折り製品を折りテーブルの下方の折りローラ対の
中に突き込む折りナイフを有している。このドイツ連邦
共和国特許第３４２２７５５号明細書から、折りローラ
を巡って搬送ベルトが循環運動しないことが読み取れ
る。同様のことは、ドイツ連邦共和国特許第３６１４２
６３号明細書に基づいて公知の第２の縦折り装置にも当
てはまる。
【０００４】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９６０
０３７９号明細書は、紙裁ち胴対を有する折り装置の内
部で折り丁を搬送するための装置に関する。この紙裁ち
胴対は個々の折り丁を材料ウエブから切り離し、これら
の折り丁を紙裁ち胴対から、折り丁案内胴に搬送する。
この場合、紙裁ち胴対または折り丁案内胴には折り丁を
搬送するためのベルト列が付属している。それぞれの搬
送ベルト列および折り丁を案内する構成要素に対する転
向部材は、一方の端部で操作部材によって露出可能であ
る。
０３７９号明細書は、紙裁ち胴対を有する折り装置の内
部で折り丁を搬送するための装置に関する。この紙裁ち
胴対は個々の折り丁を材料ウエブから切り離し、これら
の折り丁を紙裁ち胴対から、折り丁案内胴に搬送する。
この場合、紙裁ち胴対または折り丁案内胴には折り丁を
搬送するためのベルト列が付属している。それぞれの搬
送ベルト列および折り丁を案内する構成要素に対する転
向部材は、一方の端部で操作部材によって露出可能であ
る。
【０００５】たとえば折りテーブルの下方または同様の
場所に到達しにくく配置されている搬送ベルト列で個々
の搬送ベルトを交換することは非常にやっかいで、時間
がかかることが明らかとなった。一方では、その都度交
換したい搬送ベルトは現場で、たとえば折りローラを巡
らせてからその場で再び接合することできる。他方で
は、従来の折りローラ構造では接合可能な端部を有して
いない完成したエンドレスな搬送ベルトを張設する場合
には、折りローラ全体またはその支承部を完全に取り外
さなければならない。なぜならば、そうすることによっ
てしかエンドレスベルトを折りローラに軸方向で張設で
きないからである。上に略述した両交換過程は非常に時
間がかかり、実施が困難で、印刷物生産のための折り装
置の利用度を少なからず制限する。
場所に到達しにくく配置されている搬送ベルト列で個々
の搬送ベルトを交換することは非常にやっかいで、時間
がかかることが明らかとなった。一方では、その都度交
換したい搬送ベルトは現場で、たとえば折りローラを巡
らせてからその場で再び接合することできる。他方で
は、従来の折りローラ構造では接合可能な端部を有して
いない完成したエンドレスな搬送ベルトを張設する場合
には、折りローラ全体またはその支承部を完全に取り外
さなければならない。なぜならば、そうすることによっ
てしかエンドレスベルトを折りローラに軸方向で張設で
きないからである。上に略述した両交換過程は非常に時
間がかかり、実施が困難で、印刷物生産のための折り装
置の利用度を少なからず制限する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の従来公知技術および技術的問題に関して、到達しにく
い回転体における搬送ベルトの交換を容易にすることで
ある。
の従来公知技術および技術的問題に関して、到達しにく
い回転体における搬送ベルトの交換を容易にすることで
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の構成では、対向支承部材によって支持可能
な折りローラを巡って搬送ベルトが循環運動しており、
該折りローラに軸方向に移動可能なジャーナルが配属さ
れているようにした。
めに本発明の構成では、対向支承部材によって支持可能
な折りローラを巡って搬送ベルトが循環運動しており、
該折りローラに軸方向に移動可能なジャーナルが配属さ
れているようにした。
【０００８】
【発明の効果】本発明による解決手段は、多数の利点を
もたらす。折りローラの一方の端部の解放が遠隔操作に
よって容易に実現できることにより、欠陥のある、また
は使用済みの搬送ベルトを簡単に交換できるようになっ
た。駆動側に設けられた当接可能な対向支承部材によ
り、一方の端部で露出された折りローラが一方の側壁に
安定して拘束されている。側壁内で傾くことが防がれる
ので、このとき折りローラを片側で側壁内で支持してい
る玉軸受は最大限に手厚く扱われる。搬送ベルトを交換
して、折りローラ外套の対応する接触面上に再び張設し
た後で、速やかに生産の再開を行うことができる。これ
により欠陥のある搬送ベルトに基づく生産時間の損失
は、最小限度に抑えることができる。本発明の基礎をな
している思想の別の構成では、折りローラはその１つの
端面に凹部を有しており、この凹部に軸方向に移動可能
なジャーナルが進入し、再びそこから進出できる。この
凹部には折りローラの一方の側方玉軸受が埋設されてお
り、その軸受内面は引き込まれたジャーナルとの接触区
域として機能する。ジャーナルを軸方向に移動可能にす
る駆動装置は空気圧駆動装置、油圧駆動装置、あるいは
また電気駆動装置であることができる。ジャーナルを人
手で軸方向に操作できるようにすることも考えられよ
う。折りローラのローラ外套上に延びている搬送ベルト
は、折りローラのローラ外套上に環状に延びている凹部
で案内されることができる。
もたらす。折りローラの一方の端部の解放が遠隔操作に
よって容易に実現できることにより、欠陥のある、また
は使用済みの搬送ベルトを簡単に交換できるようになっ
た。駆動側に設けられた当接可能な対向支承部材によ
り、一方の端部で露出された折りローラが一方の側壁に
安定して拘束されている。側壁内で傾くことが防がれる
ので、このとき折りローラを片側で側壁内で支持してい
る玉軸受は最大限に手厚く扱われる。搬送ベルトを交換
して、折りローラ外套の対応する接触面上に再び張設し
た後で、速やかに生産の再開を行うことができる。これ
により欠陥のある搬送ベルトに基づく生産時間の損失
は、最小限度に抑えることができる。本発明の基礎をな
している思想の別の構成では、折りローラはその１つの
端面に凹部を有しており、この凹部に軸方向に移動可能
なジャーナルが進入し、再びそこから進出できる。この
凹部には折りローラの一方の側方玉軸受が埋設されてお
り、その軸受内面は引き込まれたジャーナルとの接触区
域として機能する。ジャーナルを軸方向に移動可能にす
る駆動装置は空気圧駆動装置、油圧駆動装置、あるいは
また電気駆動装置であることができる。ジャーナルを人
手で軸方向に操作できるようにすることも考えられよ
う。折りローラのローラ外套上に延びている搬送ベルト
は、折りローラのローラ外套上に環状に延びている凹部
で案内されることができる。
【０００９】軸方向に移動可能なジャーナルが折りロー
ラの端面に設けられた凹部に引き込まれている間は、一
方の端部が露出された折りローラを支持する、駆動側に
設けられた対向支承部材が作動位置にとどまり、折りロ
ーラの駆動側のジャーナルと接触しない。これに対して
移動可能なジャーナルが折りローラの凹部から出るとす
ぐに、対向支承部材が折りローラの反対側にあるシャフ
トの駆動側端部に載って、折りローラを露出された位置
に保つので、個々の搬送ベルトまたはすべての搬送ベル
トを迅速に交換できる。
ラの端面に設けられた凹部に引き込まれている間は、一
方の端部が露出された折りローラを支持する、駆動側に
設けられた対向支承部材が作動位置にとどまり、折りロ
ーラの駆動側のジャーナルと接触しない。これに対して
移動可能なジャーナルが折りローラの凹部から出るとす
ぐに、対向支承部材が折りローラの反対側にあるシャフ
トの駆動側端部に載って、折りローラを露出された位置
に保つので、個々の搬送ベルトまたはすべての搬送ベル
トを迅速に交換できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【００１１】図１は慣用的な折りローラ構造の実施例を
示す。
示す。
【００１２】折りローラ１は両端部で慣用的な軸受４、
５により、たとえば第２の縦折り装置の側壁６、７に受
容されている。折りローラ１は折りローラ外套２を有し
ており、その表面には折りローラ１の回転軸線１１に対
して直角に環状に延びている凹部１３が設けられてお
り、これらの凹部１３で搬送ベルト３が案内されてい
る。さらに図１から、駆動側に延びているシャフト１０
が軸受４を介して駆動側側壁６内に受容されているのが
見える。さらに、シャフト１０上には歯車８が支承され
ている。歯車の代わりにベルトプーリまたは折りローラ
１の直接的な電気駆動装置が付属することもできるであ
ろう。
５により、たとえば第２の縦折り装置の側壁６、７に受
容されている。折りローラ１は折りローラ外套２を有し
ており、その表面には折りローラ１の回転軸線１１に対
して直角に環状に延びている凹部１３が設けられてお
り、これらの凹部１３で搬送ベルト３が案内されてい
る。さらに図１から、駆動側に延びているシャフト１０
が軸受４を介して駆動側側壁６内に受容されているのが
見える。さらに、シャフト１０上には歯車８が支承され
ている。歯車の代わりにベルトプーリまたは折りローラ
１の直接的な電気駆動装置が付属することもできるであ
ろう。
【００１３】折りローラ１の反対側の端部は、シャフト
１０に比べて著しく短くされた軸端を有している。この
軸端は軸受５を介して側壁７内に受容されている。端面
１２に付属している支承部はケーシングに固定して形成
されており、その中に支承されている折りローラ１は一
方の端部で簡単に露出され得ない。
１０に比べて著しく短くされた軸端を有している。この
軸端は軸受５を介して側壁７内に受容されている。端面
１２に付属している支承部はケーシングに固定して形成
されており、その中に支承されている折りローラ１は一
方の端部で簡単に露出され得ない。
【００１４】図２は、端面の凹部に引き込まれたジャー
ナルと、まだかろうじて当接していない対向支承部材と
を有する本発明による折りローラ構造を示す。
ナルと、まだかろうじて当接していない対向支承部材と
を有する本発明による折りローラ構造を示す。
【００１５】図２に示した折りローラ１には、駆動側で
対向ローラ１４が配属されている。この対向支承部材１
４は最も簡単な場合には、上方からシャフト１０に載る
部材として形成され得る。図２に示された状態では、対
向支承部材１４はシャフト１０の表面から約０．２ｍｍ
の間隔を置き、シャフト１０とかろうじて接触していな
い。対向支承部材１４はシャフト１０の端部を環状に取
り囲む部材として形成され、あるいはまたシャフト１０
の下方で駆動側側壁６に支承されることもできよう。対
向支承部材１４は、空気圧または油圧で操作可能であ
り、あるいは専用の電動駆動装置によって操作できる。
対向ローラ１４が配属されている。この対向支承部材１
４は最も簡単な場合には、上方からシャフト１０に載る
部材として形成され得る。図２に示された状態では、対
向支承部材１４はシャフト１０の表面から約０．２ｍｍ
の間隔を置き、シャフト１０とかろうじて接触していな
い。対向支承部材１４はシャフト１０の端部を環状に取
り囲む部材として形成され、あるいはまたシャフト１０
の下方で駆動側側壁６に支承されることもできよう。対
向支承部材１４は、空気圧または油圧で操作可能であ
り、あるいは専用の電動駆動装置によって操作できる。
【００１６】折りローラ１の端面１２に凹部２２が設け
られており、図示された状態でこの凹部２２内にジャー
ナル１７が引き込まれている。摺動可能なジャーナル１
７が折りローラ１の軸受１６を支持し、それ自体はピス
トン棒１９または同種の構成要素を介してアクチュエー
タ１８と結合されている。このアクチュエータ１８によ
り移動可能なジャーナル１７に軸方向運動が加えられ、
この軸方向運動が折りローラ１の端面１２を解放させ
る。対向支承部材１４のための駆動装置と同様に、アク
チュエータ１８は空気圧駆動装置、油圧駆動装置または
電動駆動装置から成ることができる。同様に２つの操作
位置の間で往復作動可能なリンク状駆動装置も考えられ
る。図２に示された本発明による折りローラ１上には、
回転軸線１１を巡って環状に延びている凹部１３が存在
する。これらの凹部１３内には、折りローラ１を巡って
回転する搬送ベルト列のそれぞれ１つの搬送ベルト３が
受容されている。搬送ベルト３は、折り製品のバックル
が折りナイフ（図示しない）によって両折りローラの間
の隙間内につき込まれた後で折り製品を案内するために
働く。さらに互いに協働する両折りローラ１により、両
折りローラ１の間の隙間に折りナイフが下降することに
よって、第２の縦折りが形成される。さらに互いに第２
の縦折りを形成する両折りローラ１のうち、側面図には
それぞれ一方の折りローラ１しか示されていない。これ
に付属する折りローラ１の上方の折りテーブルおよび第
２の縦折り装置の上下運動する折りナイフは示さなかっ
た。
られており、図示された状態でこの凹部２２内にジャー
ナル１７が引き込まれている。摺動可能なジャーナル１
７が折りローラ１の軸受１６を支持し、それ自体はピス
トン棒１９または同種の構成要素を介してアクチュエー
タ１８と結合されている。このアクチュエータ１８によ
り移動可能なジャーナル１７に軸方向運動が加えられ、
この軸方向運動が折りローラ１の端面１２を解放させ
る。対向支承部材１４のための駆動装置と同様に、アク
チュエータ１８は空気圧駆動装置、油圧駆動装置または
電動駆動装置から成ることができる。同様に２つの操作
位置の間で往復作動可能なリンク状駆動装置も考えられ
る。図２に示された本発明による折りローラ１上には、
回転軸線１１を巡って環状に延びている凹部１３が存在
する。これらの凹部１３内には、折りローラ１を巡って
回転する搬送ベルト列のそれぞれ１つの搬送ベルト３が
受容されている。搬送ベルト３は、折り製品のバックル
が折りナイフ（図示しない）によって両折りローラの間
の隙間内につき込まれた後で折り製品を案内するために
働く。さらに互いに協働する両折りローラ１により、両
折りローラ１の間の隙間に折りナイフが下降することに
よって、第２の縦折りが形成される。さらに互いに第２
の縦折りを形成する両折りローラ１のうち、側面図には
それぞれ一方の折りローラ１しか示されていない。これ
に付属する折りローラ１の上方の折りテーブルおよび第
２の縦折り装置の上下運動する折りナイフは示さなかっ
た。
【００１７】折りローラ１は駆動側で、たとえば歯車８
によって駆動される。ベルトプーリの使用も可能であ
る。さらに択一的に、折りローラ１には、当該折りロー
ラ１を設定可能な速度で駆動する直接駆動装置が付属し
てもよい。
によって駆動される。ベルトプーリの使用も可能であ
る。さらに択一的に、折りローラ１には、当該折りロー
ラ１を設定可能な速度で駆動する直接駆動装置が付属し
てもよい。
【００１８】図３は、駆動側で作動させられた対向支承
部材と、折りローラの凹部から引き出されたジャーナル
とを有する本発明による折りローラを示す。
部材と、折りローラの凹部から引き出されたジャーナル
とを有する本発明による折りローラを示す。
【００１９】図３では、折りローラ１の端面１２の解放
位置が参照符号２１で示されている。アクチュエータ１
８によりジャーナル１７を軸受内面２３に沿って凹部か
ら軸方向に引き出す運動が開始した直後に、対向支承部
材１４はシャフト１０上に載り、それによって折りロー
ラ１を水平位置に保持する。参照符号２４は、対向支承
部材１４による折りローラ１の支持位置を示している。
対向支承部材１４の構成形態および位置に応じて、対向
支承部材１４は接触範囲１５でシャフト１０上に載って
いるか、またはこれを取り囲んでいる。移動可能なジャ
ーナル１７が、アクチュエータ１８により側壁７内の孔
に引き戻される。そうすることによって端面１２と端面
７との間に隙間が生じる。次いでこの隙間を通して、消
耗し交換の必要な搬送ベルト３を折りローラ外套２から
取り外して、新しい搬送ベルトを再びこれに取り付ける
ことができる。次に移動可能なジャーナル１７が再び凹
部２２内に入る。それから折りローラは両側で支承さ
れ、対向支承部材１４がシャフト１０を再び解放し、折
りローラ１は、たとえば歯車８を介して再び自由に駆動
できるようになる。
位置が参照符号２１で示されている。アクチュエータ１
８によりジャーナル１７を軸受内面２３に沿って凹部か
ら軸方向に引き出す運動が開始した直後に、対向支承部
材１４はシャフト１０上に載り、それによって折りロー
ラ１を水平位置に保持する。参照符号２４は、対向支承
部材１４による折りローラ１の支持位置を示している。
対向支承部材１４の構成形態および位置に応じて、対向
支承部材１４は接触範囲１５でシャフト１０上に載って
いるか、またはこれを取り囲んでいる。移動可能なジャ
ーナル１７が、アクチュエータ１８により側壁７内の孔
に引き戻される。そうすることによって端面１２と端面
７との間に隙間が生じる。次いでこの隙間を通して、消
耗し交換の必要な搬送ベルト３を折りローラ外套２から
取り外して、新しい搬送ベルトを再びこれに取り付ける
ことができる。次に移動可能なジャーナル１７が再び凹
部２２内に入る。それから折りローラは両側で支承さ
れ、対向支承部材１４がシャフト１０を再び解放し、折
りローラ１は、たとえば歯車８を介して再び自由に駆動
できるようになる。
【図１】折りローラの外周面で案内された搬送ベルトを
有する、両側で支承された公知の折りローラの実施例を
示す図である。
有する、両側で支承された公知の折りローラの実施例を
示す図である。
【図２】端面の凹部に引き込まれたジャーナルと、まだ
かろうじて当接していない対向支承部材とを有する本発
明による折りローラ構造を示す図である。
かろうじて当接していない対向支承部材とを有する本発
明による折りローラ構造を示す図である。
【図３】駆動側で作動させられた対向支承部材と、折り
ローラの凹部から引き出されたジャーナルとを有する本
発明による折りローラを示す図である。
ローラの凹部から引き出されたジャーナルとを有する本
発明による折りローラを示す図である。
１ 折りローラ、 ２ 折りローラ外套、 ３ 搬送ベ
ルト、 ４ 軸受、５ 軸受、 ６ 駆動側側壁、 ７
側壁、 ８ 歯車、 １０ シャフト、１１ 回転軸
線、 １２ 端面、 １３ 凹部、 １４ 対向支承部
材、 １５接触範囲、 １６ 軸受、 １７ ジャーナ
ル、 １８ アクチュエータ、１９ ピストン棒、 ２
０ 引き込まれた位置、 ２１ 解放位置、 ２２ 凹
部、 ２３ 軸受内面、 ２４ 支持位置における対向
支承部材
ルト、 ４ 軸受、５ 軸受、 ６ 駆動側側壁、 ７
側壁、 ８ 歯車、 １０ シャフト、１１ 回転軸
線、 １２ 端面、 １３ 凹部、 １４ 対向支承部
材、 １５接触範囲、 １６ 軸受、 １７ ジャーナ
ル、 １８ アクチュエータ、１９ ピストン棒、 ２
０ 引き込まれた位置、 ２１ 解放位置、 ２２ 凹
部、 ２３ 軸受内面、 ２４ 支持位置における対向
支承部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ (72)発明者 エディー スメルテン フランス国 レニュヴィル リュ フェデ ルブ 131
Claims (12)
- 【請求項１】 折り装置内で折り丁を搬送するための装
置であって、該折り装置内で材料ウエブから切り離され
た折り丁が搬送ベルト列を介して搬送され、さらに該折
り装置が第２の縦折り装置を有している形式のものにお
いて、 対向支承部材（１４）によって支持可能な折りローラ
（１）を巡って搬送ベルト（３）が循環しており、該折
りローラ（１）に軸方向に移動可能なジャーナル（１
７）が配属されていることを特徴とする、折りローラ支
承装置。 - 【請求項２】 折りローラ（１）がその一方の端面（１
２）に凹部（２２）を有している、請求項１記載の折り
ローラ支承装置。 - 【請求項３】 折りローラ（１）の凹部（２２）に軸受
（１６）が収容されている、請求項２記載の折りローラ
支承装置。 - 【請求項４】 軸方向に移動可能なジャーナル（１７）
が駆動装置（１８）によって運動可能である、請求項１
記載の折りローラ支承装置。 - 【請求項５】 駆動装置（１８）が空気圧で負荷された
駆動装置である、請求項４記載の折りローラ支承装置。 - 【請求項６】 駆動装置（１８）が油圧で負荷された駆
動装置である、請求項４記載の折りローラ支承装置。 - 【請求項７】 駆動装置（１８）が電気駆動装置であ
る、請求項４記載の折りローラ支承装置。 - 【請求項８】 搬送ベルト（３）が折りローラ（１）の
折りローラ外套（２）の凹部（１３）内に受容されてい
る、請求項１記載の折りローラ支承装置。 - 【請求項９】 折りローラ（１）を支持する対向支承部
材（１４）が折りローラ（１）の駆動側（６）に設けら
れている、請求項１記載の降りローラ支承装置。 - 【請求項１０】 ジャーナル（１７）が折りローラ
（１）の凹部（２２）に引き込まれた位置（２０）にあ
るときは、対向支承部材（１４）が折りローラ（１）の
シャフト（１０）と接触しない、請求項１記載の折りロ
ーラ支承装置。 - 【請求項１１】 ジャーナル（１７）が解放位置（２
１）にあるときは、対向支承部材（１４）が接触範囲
（１５）で折りローラ（１）のシャフト（１０）上に載
っている、請求項１記載の折りローラ支承装置。 - 【請求項１２】 折り丁を搬送するための装置を有する
折り装置であって、該折り装置内で材料ウエブから切り
離された折り丁が搬送ベルト列を介して搬送され、さら
に該折り装置が第２の縦折り装置を有している形式のも
のにおいて、 対向支承部材（１４）によって支持可能な折りローラ
（１）を巡って搬送ベルト（３）が循環しており、該折
りローラ（１）に軸方向に移動可能なジャーナル（１
７）が配属されていることを特徴とする、折り装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19850596A DE19850596A1 (de) | 1998-11-03 | 1998-11-03 | Falzwalzenlagerung |
| FR9911015 | 1999-09-02 | ||
| FR9911015A FR2785225B1 (fr) | 1998-11-03 | 1999-09-02 | Montage de rouleau de plieuse |
| FR19850596.5 | 1999-09-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000136049A true JP2000136049A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=26049912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11311316A Pending JP2000136049A (ja) | 1998-11-03 | 1999-11-01 | 折りロ―ラ支承装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0999166B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000136049A (ja) |
| AT (1) | ATE214348T1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170153590A1 (en) * | 2015-11-30 | 2017-06-01 | Kyocera Document Solutions Inc. | Conveying roller, and feeding unit and image forming apparatus provided therewith |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004039188A1 (de) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Walzenstuhl mit wenigstens einer aushebbaren Walze |
| FR2935292B1 (fr) * | 2008-09-01 | 2010-10-29 | Goss Int Montataire Sa | Rouleau de traitement d'un produit plat, dispositif de traitement et procede d'assemblage. |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61235308A (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | ベルトコンベア |
| DE4036391A1 (de) * | 1990-11-15 | 1992-05-21 | Roland Man Druckmasch | Lagerung fuer einen druckwerkzylinder |
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| DE29617401U1 (de) * | 1996-10-07 | 1996-11-21 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zum Verbinden/Lösen eines Walzenkörpers in Rotationsdruckmaschinen |
-
1999
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- 1999-10-29 AT AT99120919T patent/ATE214348T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-11-01 JP JP11311316A patent/JP2000136049A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170153590A1 (en) * | 2015-11-30 | 2017-06-01 | Kyocera Document Solutions Inc. | Conveying roller, and feeding unit and image forming apparatus provided therewith |
| US9884736B2 (en) * | 2015-11-30 | 2018-02-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Conveying roller, and feeding unit and image forming apparatus provided therewith |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0999166A1 (de) | 2000-05-10 |
| ATE214348T1 (de) | 2002-03-15 |
| EP0999166B1 (de) | 2002-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050902 |
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| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060926 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090213 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090708 |