JP2000136008A - カーブコンベア用搬送ベルトとその製造方法 - Google Patents

カーブコンベア用搬送ベルトとその製造方法

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JP2000136008A
JP2000136008A JP10310093A JP31009398A JP2000136008A JP 2000136008 A JP2000136008 A JP 2000136008A JP 10310093 A JP10310093 A JP 10310093A JP 31009398 A JP31009398 A JP 31009398A JP 2000136008 A JP2000136008 A JP 2000136008A
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JP
Japan
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belt
conveyor
curve
conveyor belt
carrying belt
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JP10310093A
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English (en)
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Hisashi Shimokawa
久史 下川
Shuichi Suzuki
修一 鈴木
Mamoru Maenaka
衛 前中
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Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの長手方向位置に関係なく、コンベア
端部となるフリーローラ又はナイフエッジ部の形状に確
実に倣うカーブコンベア用搬送ベルトとその製造方法を
提供すること。 【解決手段】 180°間隔で配置されたフリーローラ
又はナイフエッジ相互間に張設されるカーブコンベア用
搬送ベルトであって、繋ぎ目の無い円形状の平面板状部
材により形成されている。また、180°間隔で配置さ
れたフリーローラ又はナイフエッジ相互間に張設される
カーブコンベア用搬送ベルトの製造方法において、板状
のベルト形成部材を円形状に裁断するようにして製造さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小物搬送用に使
用されるカーブコンベア用搬送ベルト及びその製造方
法、特に180°間隔で配置されたフリーローラ又はナ
イフエッジ相互間に張設される搬送ベルトに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種のカーブコンベアは、上述した如
くフリーローラ又はナイフエッジ相互間に搬送ベルトを
張設するようにして構成されており、前記搬送ベルト
は、扇形状に裁断形成された平面板状のベルト形成部材
の側部相互を縫着して成るエンドレスのものが使用され
ている。
【0003】しかしながら、従来の搬送用ベルトでは、
一定幅を有した繋ぎ目である逢着部分がその他のベルト
部分に比べて剛性が大きく、このため図9や10に示すよ
うに前記繋ぎ目部Jがコンベア先端となるフリーローラ
FR又はナイフエッジNE部にきたときにはこれらの形状に
倣わずに浮いてしまう。これでは、被搬送物の姿勢が変
化してしまったり、被搬送物が縦長のものであればコン
ベア端部にきたときに転倒してしまうという問題が生じ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、ベルトの長手方向位置に関係なく、コンベア端部と
なるフリーローラ又はナイフエッジ部の形状に確実に倣
うカーブコンベア用搬送ベルトとその製造方法を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1記載の発明)
この発明のカーブコンベア用搬送ベルトは、180°間
隔で配置されたフリーローラ又はナイフエッジ相互間に
張設されるカーブコンベア用搬送ベルトであって、繋ぎ
目の無い円形状の平面板状部材により形成されている。 (請求項2記載の発明)この発明のカーブコンベア用搬
送ベルトは、上記請求項1記載の発明に関して、円形状
の平面板状部材の中央部に円孔を具備させてある。 (請求項3記載の発明)この発明のカーブコンベア用搬
送ベルトは、上記請求項1又は2記載の発明に関して、
円環状の平面板状部材にベルト案内部を設けてある。 (請求項4記載の発明)この発明のカーブコンベア用搬
送ベルトの製造方法は、180°間隔で配置されたフリ
ーローラ又はナイフエッジ相互間に張設されるカーブコ
ンベア用搬送ベルトの製造方法において、板状のベルト
形成部材を円形状に裁断するようにして製造される。 (請求項5記載の発明)この発明のカーブコンベア用搬
送ベルトの製造方法は、上記請求項4記載の発明に関し
て、裁断された円形状のベルト形成部材に、これと同一
中心の円孔を裁断するようにして製造される。 (請求項6記載の発明)この発明のカーブコンベア用搬
送ベルトの製造方法は、上記請求項4又は5記載の発明
に関して、板状のベルト形成部材を裁断した後、ベルト
案内部を固着又は取り付ける。
【0006】この発明のカーブコンベア用搬送ベルト及
びその製造方法の機能については、以下の発明の実施の
形態の欄で説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
【0008】図1及び図2は、被搬送物の移送方向を1
80°方向転換するカーブコンベアを示すものである。
【0009】上記カーブコンベアは、図1〜図3に示す
ように、180°間隔で配置されたフリーローラ1,
1’相互間に搬送ベルト2を張設して成るもので、前記
搬送ベルト2を回転駆動する駆動機構部3と、搬送ベル
ト2の内側への移動を阻止すべく保持する保持機構部4
と、前記駆動機構部3及び保持機構部4並びに搬送ベル
ト2の外周部を包囲するカバー5と、ベルト載置部6
と、台座部7とから構成されている。
【0010】フリーローラ1,1’は、図1、図2及び
図6に示すように、シャフト11に複数の単位ローラ10を
外挿する態様で直列に配列して構成されており、単位ロ
ーラ10はシャフト11に対してそれぞれが自由に回転でき
るようになっている。
【0011】搬送ベルト2は、図7に示すように、繋ぎ
目の無い円環状の平面板状部材により形成されたベルト
主体20と、前記ベルト主体20の外周部に固着形成された
ビード21(課題を解決するための手段の欄のベルト案内
部と対応する)とから構成されている。なお、この搬送
ベルト2は、板状のベルト形成部材を円形状に裁断する
と共に前記裁断された円形状部の同一中心部に円孔を裁
断するようにしてベルト主体20を構成し、その後、この
ベルト主体20の外周部にビード21を融着や逢着するよう
にして製造される。他方、この搬送ベルト2は、展開状
態では上述した如く円環状であるが、図6に示すフリー
ローラ1,1’間に掛けられる長さLと対応する分だ
け、図1に示す如く平面視での長さが符号L’短くなっ
ている。
【0012】駆動機構部3は、図3に示すように、スプ
ロケットSK,SKにより支持された軸31に取り付けられて
いる回転ローラ30と、ブロック33, 33の軸部にそれぞれ
取り付けられているベアリング32と、ベルト載置板60に
取り付けられており且つ一方のスプロケットSKを支持す
るブラケット35と、座板70に取り付けられており且つ他
方のスプロケットSK及びブロック33, 33を支持する板状
ブラケット34と、前記軸部31の端部に設けたプーリ36
と、駆動源となるモータ39と、前記モータ39の軸に設け
たプーリ37と、前記プーリ36,37相互間に張設されたベ
ルト38とを具備するものであり、図5に示すように、搬
送ベルト2に対して四箇所からベアリング32を押し付け
る態様で搬送ベルト2を回転ローラ30に一定角巻き付け
るようにして成る。尚、ブロック33, 33はブラケット34
に対して移動可能としてあり、ベアリング32の搬送ベル
ト2の押し付け量をかえることにより搬送ベルト2の回
転ローラ30への巻き付け角度を変え得るようにしてあ
る。
【0013】保持機構部4は、図4に示すように、上記
したビード21を挟持して搬送ベルト2の内側への移動を
阻止するものであり、ブロック40と、前記ブロック40に
ハ字状に回転自在に取り付けられた上下回転体43, 44と
により構成してある。なお、この実施形態では、上下回
転体43, 44をベアリングにより構成してあり、ベアリン
グのインナーレースを支持固定させ、アウターレースを
回転部分としている。
【0014】カバー5は、鋼板により構成されており、
断面コ字状に形成されていると共に平面視で半円弧形状
に形成されている。また、上記ブロック40,40は、図4
に示すように、載置板60や座板70に固定されている。
【0015】ベルト載置部6は、図3や図4に示すよう
に、座板70の内径側に立設した部材61と、この部材61に
固着された扇形状の載置板60とから構成されており、搬
送ベルト2の往路側が載置板60で滑動するようにしてあ
る。
【0016】台座部7は、図2に示すように、座板70
と、複数の脚71と、前記脚71, 71相互を接続する接続部
材72とから構成されており、前記脚71の下端部には高さ
調整部73を具備させてある。
【0017】このカーブコンベアは上記のような構成で
あるから、以下のに示すような機能を有する。 搬送ベルト2のベルト主体20は繋ぎ目の無い円環状の
平面板状部材により形成されたものであるから、フリー
ローラ1の外周形状に確実に倣うこととなり、その結
果、移送されてきた被搬送物の姿勢がコンベア端部で変
化したり、被搬送物が縦長のものであってもコンベア端
部で転倒するようなことはない。 この搬送ベルト2は上記のようにして製造されるか
ら、低コストとなる。 モータ39からの回転力は、図5に示すように、搬送ベ
ルト2に対して四箇所からベアリング32を押し付ける態
様で搬送ベルト2を回転ローラ30に一定角巻き付けるよ
うにして搬送ベルト2に伝達されるものとしてから、騒
音が小さい。
【0018】なお、上記した繋ぎ目の無い円環状の平面
板状部材により形成された搬送ベルト2は、図8に示す
ようなナイフエッジ1''を有する形式のカーブコンベに
も使用できる。
【0019】なお、上記搬送ベルト2は環状に形成され
たものとしてあるが、中心部に円孔を有しない円形状の
ものでもよい。円形状の搬送ベルト2であっても環状の
それと同様の効果を奏する。
【0020】また、上記カーブコンベアにおいて、上記
駆動機構部3にかえて他の公知の駆動機構部に置き換え
ることも可能である。
【0021】更に、上記ビード21はベルト案内部の一態
様であってこれに限定されるものではなく、搬送ベルト
2を案内するものであれば公知のものを全て採用でき
る。
【0022】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0023】上記発明の実施形態の欄に記載した内容か
ら、ベルトの長手方向位置に関係なく、コンベア端部と
なるフリーローラ又はナイフエッジ部の形状に確実に倣
うカーブコンベア用搬送ベルトとその製造方法を提供で
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の搬送ベルトを施したカー
ブコンベアの平面図。
【図2】この発明の実施形態の搬送ベルトを施したカー
ブコンベアの正面図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図1のB−B断面図。
【図5】図3のC−C断面図。
【図6】前記カーブコンベアの先端部の説明図。
【図7】前記搬送ベルトの平面図。
【図8】他の実施形態のカーブコンベアの説明図。
【図9】先行技術の搬送ベルトを施したカーブコンベア
の断面図。
【図10】他の先行技術の搬送ベルトを施したカーブコン
ベアの断面図。
【符号の説明】
1 フリーローラ 1’ フリーローラ 1'' ナイフエッジ 2 搬送ベルト 3 駆動機構部 4 保持機構部 5 カバー 6 ベルト載置部 7 台座部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前中 衛 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式 会社奈良工場内 Fターム(参考) 3F023 AA03 BA02 BA09 BA10 BB01 BC01 DA03 3F024 CA04 CA08 DA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 180°間隔で配置されたフリーローラ
    又はナイフエッジ相互間に張設されるカーブコンベア用
    搬送ベルトであって、繋ぎ目の無い円形状の平面板状部
    材により形成されていることを特徴とするカーブコンベ
    ア用搬送ベルト。
  2. 【請求項2】 円形状の平面板状部材の中央部に円孔を
    具備させてあることを特徴とする請求項1記載のカーブ
    コンベア用搬送ベルト。
  3. 【請求項3】 円環状の平面板状部材にベルト案内部を
    設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載のカー
    ブコンベア用搬送ベルト。
  4. 【請求項4】 180°間隔で配置されたフリーローラ
    又はナイフエッジ相互間に張設されるカーブコンベア用
    搬送ベルトの製造方法において、板状のベルト形成部材
    を円形状に裁断するようにして製造されることを特徴と
    するカーブコンベア用搬送ベルトの製造方法。
  5. 【請求項5】 裁断された円形状のベルト形成部材に、
    これと同一中心の円孔を裁断するようにして製造される
    ことを特徴とする請求項4記載のカーブコンベア用搬送
    ベルトの製造方法。
  6. 【請求項6】 板状のベルト形成部材を裁断した後、ベ
    ルト案内部を固着又は取り付けることを特徴とする請求
    項4又は5記載のカーブコンベア用搬送ベルトの製造方
    法。
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