JP2000135879A - 用 箋 - Google Patents
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- JP2000135879A JP2000135879A JP10312188A JP31218898A JP2000135879A JP 2000135879 A JP2000135879 A JP 2000135879A JP 10312188 A JP10312188 A JP 10312188A JP 31218898 A JP31218898 A JP 31218898A JP 2000135879 A JP2000135879 A JP 2000135879A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】用紙からはみ出して文字を記入してしまうとい
った不都合を有効に解消する。 【解決手段】文字列を揃えるために用箋に横罫12を配
列して罫間に文字記入領域13を形成してなるものにお
いて、文字記入領域13の両端側に、非連続なドット表
示によってその部位が文字記入領域13の端であること
を示す境界表示領域16を設けた。
った不都合を有効に解消する。 【解決手段】文字列を揃えるために用箋に横罫12を配
列して罫間に文字記入領域13を形成してなるものにお
いて、文字記入領域13の両端側に、非連続なドット表
示によってその部位が文字記入領域13の端であること
を示す境界表示領域16を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に高齢者等の使
い勝手を良好なものにした用箋に関するものである。
い勝手を良好なものにした用箋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者等は、加齢に伴って徐々に視力が
衰える傾向にある。このため、ノートやメモ等に筆記す
る際、縦罫や横罫があっても罫間に形成されている文字
記入領域の始端や終端を判別し難く、用紙からはみ出し
て筆記してしまうという過ちが起こりがちである。各罫
の端部を連ねる位置にその罫と直交する方向の罫線が引
かれているタイプの用紙もあるが、このような細線は高
齢者の注意を惹くほどに役立たない事が多い。
衰える傾向にある。このため、ノートやメモ等に筆記す
る際、縦罫や横罫があっても罫間に形成されている文字
記入領域の始端や終端を判別し難く、用紙からはみ出し
て筆記してしまうという過ちが起こりがちである。各罫
の端部を連ねる位置にその罫と直交する方向の罫線が引
かれているタイプの用紙もあるが、このような細線は高
齢者の注意を惹くほどに役立たない事が多い。
【0003】そこで、このような不都合を解消するため
に、用紙の罫線を包囲する位置に濃色で太枠を設け、文
字記入領域の境界を明確に区成できるようにした用箋が
考えられている。
に、用紙の罫線を包囲する位置に濃色で太枠を設け、文
字記入領域の境界を明確に区成できるようにした用箋が
考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
太枠は、全体に圧迫感がある上に、弔事の連絡事のよう
になって不快感、嫌悪感を惹起し易く、意匠的な外観も
画一的なものになりがちとなる。しかも、文字が僅かで
も文字記入領域からはみ出すと、太枠と重なって文字の
読み取りが困難となる事態も生じ得る。
太枠は、全体に圧迫感がある上に、弔事の連絡事のよう
になって不快感、嫌悪感を惹起し易く、意匠的な外観も
画一的なものになりがちとなる。しかも、文字が僅かで
も文字記入領域からはみ出すと、太枠と重なって文字の
読み取りが困難となる事態も生じ得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、比較的簡素な形態の表示を通じて視
認性の高い境界表示領域を構成しようとするものであ
る。
ために、本発明は、比較的簡素な形態の表示を通じて視
認性の高い境界表示領域を構成しようとするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】そのために、本発明の用箋は、文
字列を揃えるために縦罫もしくは横罫を配列して罫間に
文字記入領域を形成してなるものにおいて、前記文字記
入領域の少なくとも一端側に、非連続な表示によってそ
の部位が文字記入領域の端であることを示す境界表示領
域を設けたことを特徴とする。
字列を揃えるために縦罫もしくは横罫を配列して罫間に
文字記入領域を形成してなるものにおいて、前記文字記
入領域の少なくとも一端側に、非連続な表示によってそ
の部位が文字記入領域の端であることを示す境界表示領
域を設けたことを特徴とする。
【0007】直線状に連続する一般的な罫線は境界を画
定して輪郭を整える機能は高いが、変化がないために、
人の注意を喚起する機能には乏しい。このため、高齢者
等に視覚を通して取り込まれにくく、たとえ取り込まれ
ても特に高齢者等の知覚する映像の中から脱落しがちで
ある。これに対して、非連続な表示によって境界表示領
域を構成すれば、罫線ほどに境界を画定し輪郭を整える
機能はないにしても、その表示が非連続な部分から浮き
上がり、視覚を通してちらつき等の躍動感を伴って取り
込まれるので、単なる単調な直線に比べて際立って視認
されることとなる。したがって、視力の衰えた看者に対
して、丁寧に区画した罫線等に比べて結果的により高い
領域判別力を惹起させることができる。
定して輪郭を整える機能は高いが、変化がないために、
人の注意を喚起する機能には乏しい。このため、高齢者
等に視覚を通して取り込まれにくく、たとえ取り込まれ
ても特に高齢者等の知覚する映像の中から脱落しがちで
ある。これに対して、非連続な表示によって境界表示領
域を構成すれば、罫線ほどに境界を画定し輪郭を整える
機能はないにしても、その表示が非連続な部分から浮き
上がり、視覚を通してちらつき等の躍動感を伴って取り
込まれるので、単なる単調な直線に比べて際立って視認
されることとなる。したがって、視力の衰えた看者に対
して、丁寧に区画した罫線等に比べて結果的により高い
領域判別力を惹起させることができる。
【0008】しかも、このような表示に基づいて境界表
示領域を構成すれば、非連続であるがためにその表示を
たとえ黒やその他の濃色としても圧迫感や不吉な不快
感、嫌悪感を与える恐れが少なく、意匠的にも表示の自
由度を高めることができ、その上、文字がたとえ境界表
示領域にはみだしても即座に判別不可能となることを防
止することができる。
示領域を構成すれば、非連続であるがためにその表示を
たとえ黒やその他の濃色としても圧迫感や不吉な不快
感、嫌悪感を与える恐れが少なく、意匠的にも表示の自
由度を高めることができ、その上、文字がたとえ境界表
示領域にはみだしても即座に判別不可能となることを防
止することができる。
【0009】好ましい実施の態様としては、境界表示領
域が、各罫間に臨む位置にドットを表示することによっ
て構成されているものが挙げられる。そのドットは、文
字記入領域の中央側を指向する矢印若しくはこれに類す
る形状のものであることが望ましく、特にドットの中を
塗り潰しておくことが周囲とのコントラストをつける上
で有効となる。
域が、各罫間に臨む位置にドットを表示することによっ
て構成されているものが挙げられる。そのドットは、文
字記入領域の中央側を指向する矢印若しくはこれに類す
る形状のものであることが望ましく、特にドットの中を
塗り潰しておくことが周囲とのコントラストをつける上
で有効となる。
【0010】境界表示領域の他の形態としては、各罫の
端部を連ねる位置にダッシュラインを引いているものが
挙げられる。用箋の方向を間違える不都合を解消するた
めには、文字記入領域及び境界表示領域が、用箋の四辺
に対して上下左右対称に設けられていることが望まし
い。
端部を連ねる位置にダッシュラインを引いているものが
挙げられる。用箋の方向を間違える不都合を解消するた
めには、文字記入領域及び境界表示領域が、用箋の四辺
に対して上下左右対称に設けられていることが望まし
い。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図4を参
照して説明する。この実施例の用箋1は、表裏一体をな
す表紙2に綴り込まれ、その状態で中央を谷折りに折り
畳まれて横書きのノートAを構成しているものである。
具体的に説明すると、この用箋1は、中央線Mを境にし
て左右にそれぞれノートのページとなる位置に独立した
紙片11を構成しているもので、各ページとなる位置
に、文字列を揃えるための横罫12をそれぞれ等間隔に
配列して罫間に文字記入領域13を形成している。この
場合、用箋1がA4サイズであってもB5サイズであっ
ても、罫幅Wを通常のものより大きい寸法に設定してい
る。例えば罫幅Wを15〜20mm程度に設定し、紙片
11の上縁11a側及び下縁11b側にそれぞれ20m
mから25mm程度の余白14を設けた場合、横罫12
はA4サイズで15本前後となり、B5サイズで13本
程度となる。横罫12の左右の端部12aは、各紙片1
1の左右の側縁11c、11d(この側縁11dは中央
線Mに一致している)近傍で終わっており、その端部1
2aから対応する側縁11c、11dまでの余白15は
それぞれ10mm程度に設定されている。すなわち、各
紙片11の四辺11a、11b、11c、11dに対し
て横罫12は上下左右対称に設けられ、従って左右の紙
片11を連ねてなる用箋1全体としても、横罫12はそ
の用箋1の四辺11a、11b、11cに対して上下左
右対称に設けられることとなる。
照して説明する。この実施例の用箋1は、表裏一体をな
す表紙2に綴り込まれ、その状態で中央を谷折りに折り
畳まれて横書きのノートAを構成しているものである。
具体的に説明すると、この用箋1は、中央線Mを境にし
て左右にそれぞれノートのページとなる位置に独立した
紙片11を構成しているもので、各ページとなる位置
に、文字列を揃えるための横罫12をそれぞれ等間隔に
配列して罫間に文字記入領域13を形成している。この
場合、用箋1がA4サイズであってもB5サイズであっ
ても、罫幅Wを通常のものより大きい寸法に設定してい
る。例えば罫幅Wを15〜20mm程度に設定し、紙片
11の上縁11a側及び下縁11b側にそれぞれ20m
mから25mm程度の余白14を設けた場合、横罫12
はA4サイズで15本前後となり、B5サイズで13本
程度となる。横罫12の左右の端部12aは、各紙片1
1の左右の側縁11c、11d(この側縁11dは中央
線Mに一致している)近傍で終わっており、その端部1
2aから対応する側縁11c、11dまでの余白15は
それぞれ10mm程度に設定されている。すなわち、各
紙片11の四辺11a、11b、11c、11dに対し
て横罫12は上下左右対称に設けられ、従って左右の紙
片11を連ねてなる用箋1全体としても、横罫12はそ
の用箋1の四辺11a、11b、11cに対して上下左
右対称に設けられることとなる。
【0012】そして、前記文字記入領域13の両端側
に、非連続な表示によってその部位が文字記入領域13
の端であることを示す境界表示領域16を設けている。
この境界表示領域16は、各横罫12間に臨む位置にド
ット17を表示することによって構成されたもので、こ
のドット17は、直径3mm程度の半円形状をなし、中
を塗りつぶしたものであり、その膨出する円弧の頂点1
7aを文字記入領域13の中央側を指向するように配設
し、基底17b側を側縁11c、11d側に平行に対面
させてある。
に、非連続な表示によってその部位が文字記入領域13
の端であることを示す境界表示領域16を設けている。
この境界表示領域16は、各横罫12間に臨む位置にド
ット17を表示することによって構成されたもので、こ
のドット17は、直径3mm程度の半円形状をなし、中
を塗りつぶしたものであり、その膨出する円弧の頂点1
7aを文字記入領域13の中央側を指向するように配設
し、基底17b側を側縁11c、11d側に平行に対面
させてある。
【0013】なお、この実施例は、前記表紙2にも同様
の措置を施している。この表紙2は、綴じ代となる中央
部2xで画された左右の領域の略中央に、上下の余白2
4を多少大きくとって前記と同じ罫幅Wで13本の横罫
22を引くことにより文字記入領域23を構成している
もので、この場合、上下各2本の横罫22に対応する位
置にのみ、ドット27を付して境界表示領域26として
いる。なお、前記用箋1と対面する表紙2の裏面には、
図示しないが用箋1と全く同じ状態の横罫22を設けて
文字記入領域23を構成しているものである。
の措置を施している。この表紙2は、綴じ代となる中央
部2xで画された左右の領域の略中央に、上下の余白2
4を多少大きくとって前記と同じ罫幅Wで13本の横罫
22を引くことにより文字記入領域23を構成している
もので、この場合、上下各2本の横罫22に対応する位
置にのみ、ドット27を付して境界表示領域26として
いる。なお、前記用箋1と対面する表紙2の裏面には、
図示しないが用箋1と全く同じ状態の横罫22を設けて
文字記入領域23を構成しているものである。
【0014】以上のようにして、この実施例の用箋1
は、文字記入領域13の両端側に、非連続な表示によっ
てその部位が文字記入領域13の端であることを示す境
界表示領域16を設け、比較的簡素な形態の表示を通じ
て視認性の高い境界表示領域を構成しているものであ
る。すなわち、直線状に連続する一般的な罫線は境界を
画定して輪郭を整える機能は高いが、変化がないため
に、人の注意を喚起する機能には乏しい。このため、高
齢者等にとって、視覚を通して取り込まれにくく、たと
え取り込まれても特に高齢者等の知覚する映像の中から
脱落しがちである。これに対して、上記のような非連続
な表示によって境界表示領域16を構成すれば、罫線ほ
どに境界を画定し輪郭を整える機能はないにしても、そ
の表示が非連続な間隙部分16aから浮き上がり、視覚
を通してちらつき等の躍動感を伴って取り込まれるの
で、単なる単調な直線に比べて際立って視認されること
となる。特に、文字を書くとき等に頭が振れたり目線が
移動したりしたときには、そのちらつき感は一層激しく
知覚され易い。したがって、視力の衰えた高齢者等に対
して、丁寧に区画した罫線等よりも結果的により高い領
域判別力を惹起させることができるものである。
は、文字記入領域13の両端側に、非連続な表示によっ
てその部位が文字記入領域13の端であることを示す境
界表示領域16を設け、比較的簡素な形態の表示を通じ
て視認性の高い境界表示領域を構成しているものであ
る。すなわち、直線状に連続する一般的な罫線は境界を
画定して輪郭を整える機能は高いが、変化がないため
に、人の注意を喚起する機能には乏しい。このため、高
齢者等にとって、視覚を通して取り込まれにくく、たと
え取り込まれても特に高齢者等の知覚する映像の中から
脱落しがちである。これに対して、上記のような非連続
な表示によって境界表示領域16を構成すれば、罫線ほ
どに境界を画定し輪郭を整える機能はないにしても、そ
の表示が非連続な間隙部分16aから浮き上がり、視覚
を通してちらつき等の躍動感を伴って取り込まれるの
で、単なる単調な直線に比べて際立って視認されること
となる。特に、文字を書くとき等に頭が振れたり目線が
移動したりしたときには、そのちらつき感は一層激しく
知覚され易い。したがって、視力の衰えた高齢者等に対
して、丁寧に区画した罫線等よりも結果的により高い領
域判別力を惹起させることができるものである。
【0015】しかも、このような表示に基づいて境界表
示領域16を構成すれば、非連続であるがためにその表
示をたとえ黒や濃色としても圧迫感や不吉な不快感、嫌
悪感を与える恐れが少なく、意匠的にも表示の自由度を
高めることができ、その上、文字がたとえ境界表示領域
にはみだしても即座に判別不可能となる事態を有効に防
止することができる。
示領域16を構成すれば、非連続であるがためにその表
示をたとえ黒や濃色としても圧迫感や不吉な不快感、嫌
悪感を与える恐れが少なく、意匠的にも表示の自由度を
高めることができ、その上、文字がたとえ境界表示領域
にはみだしても即座に判別不可能となる事態を有効に防
止することができる。
【0016】さらに、この実施例では、境界表示領域1
6を、各横罫12間に臨む位置にドット17を表示する
ことによって構成しているため、そのドット17を濃色
である程度広がりを有したものにしても、全体を太枠で
包囲したときのような重苦しさを生じずに済み、その非
連続な罫間隙間16aも十分に確保することができる。
特にそのドット17を、文字記入領域16の中央側を指
向する半円状のものにし、その中を塗り潰しているた
め、上記の効果を一層際立ったものにすることができ
る。
6を、各横罫12間に臨む位置にドット17を表示する
ことによって構成しているため、そのドット17を濃色
である程度広がりを有したものにしても、全体を太枠で
包囲したときのような重苦しさを生じずに済み、その非
連続な罫間隙間16aも十分に確保することができる。
特にそのドット17を、文字記入領域16の中央側を指
向する半円状のものにし、その中を塗り潰しているた
め、上記の効果を一層際立ったものにすることができ
る。
【0017】さらにまた、文字記入領域13及び境界表
示領域16が、用箋1の四辺に対して上下左右対称に設
けられており、表紙2も特に使用方向を特定しているも
のではないため、上下左右何れの方向からでもこのノー
トAを使い始めることができ、使用方向を誤るという不
都合も有効に解消することができる。なお、上記実施例
は横書きのノートAに本発明を適用したものであるが、
縦書きのノートBにも全く同様にして本発明を適用する
ことができる。図5〜図8に示す用箋101及び表紙1
02は、上記実施例の横罫12、22の変わりに縦罫1
12、122を用いて文字記入領域113、123を形
成しているものであり、境界表示領域116、126は
それら縦罫112、122の上下両端側に設けてある。
それ以外の基本的構成は上記実施例と全く同様であり、
同等の作用効果を奏することができるものである。
示領域16が、用箋1の四辺に対して上下左右対称に設
けられており、表紙2も特に使用方向を特定しているも
のではないため、上下左右何れの方向からでもこのノー
トAを使い始めることができ、使用方向を誤るという不
都合も有効に解消することができる。なお、上記実施例
は横書きのノートAに本発明を適用したものであるが、
縦書きのノートBにも全く同様にして本発明を適用する
ことができる。図5〜図8に示す用箋101及び表紙1
02は、上記実施例の横罫12、22の変わりに縦罫1
12、122を用いて文字記入領域113、123を形
成しているものであり、境界表示領域116、126は
それら縦罫112、122の上下両端側に設けてある。
それ以外の基本的構成は上記実施例と全く同様であり、
同等の作用効果を奏することができるものである。
【0018】また、本発明はこのようなノート以外に
も、適用範囲を広げることができる。例えば、図9は用
箋が横書きのファクシミリ用紙201であり、このファ
クシミリ用紙201への書き込み時の便を向上させたも
のである。具体的には、このファクシミリ用紙201の
上方に送信に必要な宛名記入欄231、差出人記入欄2
32及び日付欄233が設けてあり、その下方に横罫2
12を配列して文字記入欄213を形成しているもので
ある。そして、その文字記入欄213の左右両端に臨む
位置に、ドット217を付して境界表示領域216を構
成しているものである。また、図10は用箋が縦書きの
ファクシミリ用紙301であり、このファクシミリ用紙
301の右側に送信に必要な宛名記入欄331が、また
左側に差出人記入欄332及び日付欄333が設けてあ
り、その間に縦罫312を配列して文字記入欄313を
形成しているものである。そして、その文字記入欄31
3の上下両端に臨む位置に、ドット317を付して境界
表示領域316を構成しているものである。これら何れ
においても、前記実施例と同様の作用効果をあげること
ができる。
も、適用範囲を広げることができる。例えば、図9は用
箋が横書きのファクシミリ用紙201であり、このファ
クシミリ用紙201への書き込み時の便を向上させたも
のである。具体的には、このファクシミリ用紙201の
上方に送信に必要な宛名記入欄231、差出人記入欄2
32及び日付欄233が設けてあり、その下方に横罫2
12を配列して文字記入欄213を形成しているもので
ある。そして、その文字記入欄213の左右両端に臨む
位置に、ドット217を付して境界表示領域216を構
成しているものである。また、図10は用箋が縦書きの
ファクシミリ用紙301であり、このファクシミリ用紙
301の右側に送信に必要な宛名記入欄331が、また
左側に差出人記入欄332及び日付欄333が設けてあ
り、その間に縦罫312を配列して文字記入欄313を
形成しているものである。そして、その文字記入欄31
3の上下両端に臨む位置に、ドット317を付して境界
表示領域316を構成しているものである。これら何れ
においても、前記実施例と同様の作用効果をあげること
ができる。
【0019】なお、ドットの形状を異なるものにした
り、ドットに代えて境界表示をダッシュラインや適宜の
マーク、模様等を用いて行うなど、各部の具体的な構成
は図示実施例のものに限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
り、ドットに代えて境界表示をダッシュラインや適宜の
マーク、模様等を用いて行うなど、各部の具体的な構成
は図示実施例のものに限定されるものではなく、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の用箋は、罫間に形成される文字記入領域の
端部に、非連続な表示によってその部位が文字記入領域
の端であることを示す境界表示領域を設けたものであ
る。このため、境界を視野の中で顕在化させて、看者の
境界判別に係る注意力を高め、誤って文字記入領域以外
の場所に文字等を記入してしまうといった不都合を有効
に解消することができる。しかも、圧迫感や不吉な不快
感、嫌悪感を与えないスマートな構成とすることがで
き、意匠的にも表示の自由度を高めることができるた
め、高齢者以外の通常人にも好まれるデザインにするこ
とが容易であり、その上、文字がたとえはみだしても読
み取りができる余地を残しておくことができる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の用箋は、罫間に形成される文字記入領域の
端部に、非連続な表示によってその部位が文字記入領域
の端であることを示す境界表示領域を設けたものであ
る。このため、境界を視野の中で顕在化させて、看者の
境界判別に係る注意力を高め、誤って文字記入領域以外
の場所に文字等を記入してしまうといった不都合を有効
に解消することができる。しかも、圧迫感や不吉な不快
感、嫌悪感を与えないスマートな構成とすることがで
き、意匠的にも表示の自由度を高めることができるた
め、高齢者以外の通常人にも好まれるデザインにするこ
とが容易であり、その上、文字がたとえはみだしても読
み取りができる余地を残しておくことができる。
【0021】特に、境界表示領域をドット表示によって
構成すれば、非連続性を保持してある程度広がりを有し
たものにすることが容易であり、表示機能を簡単かつ有
効に高めることが可能となる。そのドットも、文字記入
領域の中央側を指向する矢印若しくはこれに類する形状
のものにすれば、両側からその文字記入領域を挟み込ん
でいるような視覚効果をあげることもできる。そのドッ
トは、特に中を塗り潰しておくことによって周辺の余白
とのコントラストがつけ易いものとなる。
構成すれば、非連続性を保持してある程度広がりを有し
たものにすることが容易であり、表示機能を簡単かつ有
効に高めることが可能となる。そのドットも、文字記入
領域の中央側を指向する矢印若しくはこれに類する形状
のものにすれば、両側からその文字記入領域を挟み込ん
でいるような視覚効果をあげることもできる。そのドッ
トは、特に中を塗り潰しておくことによって周辺の余白
とのコントラストがつけ易いものとなる。
【0022】境界表示領域の他の形態として、各罫の端
部を連ねる位置にダッシュラインを引いているもので
も、上記に準じた作用効果を得ることができる。文字記
入領域及び境界表示領域を、用箋の四辺に対して上下左
右対称に設けておけば、用箋をどの方向からでも使い始
めることができ、方向を間違えやすい高齢者等の不便を
有効に解消することができる。
部を連ねる位置にダッシュラインを引いているもので
も、上記に準じた作用効果を得ることができる。文字記
入領域及び境界表示領域を、用箋の四辺に対して上下左
右対称に設けておけば、用箋をどの方向からでも使い始
めることができ、方向を間違えやすい高齢者等の不便を
有効に解消することができる。
【図1】本発明の一実施例を横書きのノートに適用し、
それを閉成した状態で示す斜視図。
それを閉成した状態で示す斜視図。
【図2】同ノートを開成した状態で示す斜視図。
【図3】図1に対応した平面図。
【図4】図2に対応した平面図。
【図5】本発明の他の実施例を縦書きのノートに適用
し、それを閉成した状態で示す斜視図。
し、それを閉成した状態で示す斜視図。
【図6】同ノートを開成した状態で示す斜視図。
【図7】図5に対応した平面図。
【図8】図6に対応した平面図。
【図9】本発明の更に他の実施例に係るファクシミリ用
紙を示す平面図。
紙を示す平面図。
【図10】図9の変形例を示す平面図。
1…用箋 12…横罫 13…文字記入領域 16…境界表示領域 17…表示(ドット) 112…縦罫 113…文字記入領域 116…境界表示領域
Claims (6)
- 【請求項1】文字列を揃えるために縦罫もしくは横罫を
配列して罫間に文字記入領域を形成してなるものにおい
て、 前記文字記入領域の少なくとも一端側に、非連続な表示
によってその部位が文字記入領域の端であることを示す
境界表示領域を設けたことを特徴とする用箋。 - 【請求項2】境界表示領域が、各罫間に臨む位置にドッ
トを表示することによって構成されたものであることを
特徴とする請求項1記載の用箋。 - 【請求項3】ドットが、文字記入領域の中央側を指向す
る矢印若しくはこれに類する形状のものであることを特
徴とする請求項2記載の用箋。 - 【請求項4】ドットが塗り潰しのものであることを特徴
とする請求項3記載の用箋。 - 【請求項5】境界表示領域が、各罫の端部を連ねる位置
に引かれたダッシュラインであることを特徴とする請求
項1記載の用箋。 - 【請求項6】文字記入領域及び境界表示領域が、用箋の
四辺に対して上下左右対称に設けられていることを特徴
とする請求項1、2、3、4又は5記載の用箋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312188A JP2000135879A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 用 箋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312188A JP2000135879A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 用 箋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000135879A true JP2000135879A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18026286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10312188A Pending JP2000135879A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 用 箋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000135879A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100662655B1 (ko) | 2005-11-30 | 2007-01-02 | 전정태 | 속독표시를 갖는 책 |
JP4796207B1 (ja) * | 2010-07-29 | 2011-10-19 | 弥 宮坂 | 筆記用紙 |
JP2013078931A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-05-02 | Hisashi Miyasaka | 筆記用紙 |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP10312188A patent/JP2000135879A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100662655B1 (ko) | 2005-11-30 | 2007-01-02 | 전정태 | 속독표시를 갖는 책 |
JP4796207B1 (ja) * | 2010-07-29 | 2011-10-19 | 弥 宮坂 | 筆記用紙 |
JP2013078931A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-05-02 | Hisashi Miyasaka | 筆記用紙 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |