JP2000135678A - ブラスト模様付け用マスク板及びその製造方法 - Google Patents

ブラスト模様付け用マスク板及びその製造方法

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JP2000135678A
JP2000135678A JP10309632A JP30963298A JP2000135678A JP 2000135678 A JP2000135678 A JP 2000135678A JP 10309632 A JP10309632 A JP 10309632A JP 30963298 A JP30963298 A JP 30963298A JP 2000135678 A JP2000135678 A JP 2000135678A
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Japan
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mask
pattern
parallel
blast
mask plate
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JP10309632A
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Susumu Ikeda
池田進
Kenzo Hidaka
日高健蔵
Kyoichi Suzuki
京一 鈴木
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショット投射機から投射される投射材の死角
を無くすことにより模様ムラが発生しないブラスト模様
付け用マスク板及びその製造方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】模様空間7、7を形成して配置された多数
のマスク小片板5、5の上方に複数の支持体4、4を並
行に配設し、この支持体4、4の下部に連結片6、6を
介して前記マスク小片板5、5を固着させたブラスト模
様付け用マスク板及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショットブラスト
によりコンクリート壁板等の製品表面に模様付けをする
際に、製品表面に被せるマスク板及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート壁板等のブラスト模
様付けに用いるマスク板としては図3に示すように多数
のマスク小片板21、21を組合せ配置して複雑な模様
空間22、22を形成させたものが使用される。このよ
うに多数の小片板21、21を組合せ配置するためには
従来図4に示すようにマスク小片板21、21を、逆U
字形の連結体23、23を使って模様空間22、22を
保持して溶接連結させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように逆U字形
の連結体23、23によりマスク小片板21、21を模
様空間22、22を保持して連結するものは、連結の安
定性及び連結体23、23相互の位置取り等の関係から
図4(イ)に示すように連結体23、23の取付け方向
が縦、横、斜めと様々になっていた。このように連結体
23、23の取付け方向が定まらない場合には、ショッ
ト投射機から投射される投射材に死角が生じ、製品の模
様空間22、22に投射材が当たらない部分ができて模
様ムラが生じる問題があった。本発明は、上記の問題に
鑑みて成されたものであって、ショット投射機から投射
される投射材の死角を無くすことにより模様ムラが発生
しないブラスト模様付け用マスク板及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明におけるブラスト模様付け用マスク板は、上
下に間隔をおいて平行に配置した平行棒材を複数の補強
リブを介して連結させて構成した複数の支持体を適宜の
間隔をおいて並行に配設し、該並行に配設した複数の支
持体の下部に、複数のマスク小片板を連結片を介して固
着し、もって該複数のマスク小片板により、定められた
模様空間を形成させたことを特徴とする。また本発明に
おけるブラスト模様付け用マスク板の製造方法は、定め
られた模様空間を形成させて多数のマスク小片板を配置
する工程と、該多数のマスク小片板の上方に、上下に間
隔をおいて平行に配置した平行棒材を複数の補強リブを
介して連結させた構成の支持体を複数適宜の間隔をおい
て並行に配設する工程と、該並行に配設された複数の支
持体における前記マスク小片板に対応する下部位置に、
連結片を介して該マスク小片板をそれぞれ固着する工程
と、から成ることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1、
2に基づいて詳しく説明する。図1(イ)は、ブラスト
模様付け用マスク板の要部平面図、図1(ロ)は、同側
面図である。ブラスト模様付け用マスク板は、つぎのよ
うな構成にされている。すなわち上下に間隔をおいて平
行に配置(図1ロ)した平行棒材1、2を複数の補強リ
ブ3、3を介して連結させて構成した複数の支持体4、
4が適宜の間隔をおいて並行に配設(図1イ)されてい
る。該並行に配設した複数の支持体4、4の下部には、
複数のマスク小片板5、5が連結片6、6を介して模様
空間7、7を形成して固着され全体としては図3と同様
のブラスト模様付け用マスク板Mに構成されている。
【0006】上記のブラスト模様付け用マスク板Mは次
のようにして製造される。まず多数のマスク小片板5、
5が定められた模様空間7、7を形成して配置される。
次に多数のマスク小片板5、5の上方に、上下に間隔を
置いて平行に配置した平行棒材1、2を複数の補強リブ
3、3を介して連結させた構成の支持体4を複数適宜の
間隔をおいて並行に配設する。さらに該並行に配設した
複数の支持体4、4における前記マスク小片板5、5に
対応する下部位置に、連結片6、6を介して前記マスク
小片板5、5をそれぞれ固着(溶接)してブラスト模様
付け用マスク板Mを製造する。なお本発明におけるブラ
スト模様付け用マスク板Mの製造手順は、上記に限定さ
れるものではなく、模様空間7、7を形成して配置した
マスク小片板5、5上に連結片6、6を予め固着(溶
接)しておき、この連結片6、6上端を並行に配設する
支持体4、4の下部に固着させるようにしてもよい。
【0007】このようにして製造された模様付け用マス
ク板Mが図2に示すように台車8上に傾斜させて載せら
れたコンクリート壁板W等の製品表面に被せられて、シ
ョットブラスト装置9の研掃室10内を移動される間に
ショット投射機11からの投射材(ショット)の投射を
受けて前記模様空間7、7を通して製品表面に投射材が
投射され模様付けを行う。この投射材の投射の際、マス
ク小片板5、5を固定支持する支持体4、4及び連結片
6、6の取付け方向が一定であるためこの支持体4、4
に交差する方向から投射材を投射することにより投射の
死角をなくして模様空間7、7に投射材を投射すること
ができ、模様ムラが生ずることもなくなる。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、模様空間を形成して配置された多数のマスク小片板
の上方に複数の支持体を並行に配設し、この支持体の下
部に連結片を介して前記マスク小片板を固着させたブラ
スト模様付け用マスク板としたから、ショットブラスト
により模様付けするに際し、投射材の死角をなくすこと
ができ模様ムラを発生させないという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラスト模様付け用マスク板の要部平
面図(イ)と側面図(ロ)である。
【図2】本発明のブラスト模様付け用マスク板を使用し
たブラスト模様付け作業状態を示す概要図である。
【図3】多数のマスク小片板を模様空間を形成して配置
した状態を示す平面図である。
【図4】従来のブラスト模様付け用マスク板の要部平面
図(イ)と側面図(ロ)である。
【符号の説明】
1 2 平行棒材 3 補強リブ 4 支持体 5 マスク小片板 6 連結片 7 模様空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に間隔をおいて平行に配置した平行棒
    材1、2を複数の補強リブ3、3を介して連結させて構
    成した複数の支持体4、4を適宜の間隔をおいて並行に
    配設し、該並行に配設した複数の支持体4、4の下部
    に、複数のマスク小片板5、5を連結片6、6を介して
    固着し、もって該複数のマスク小片板5、5により、定
    められた模様空間7、7を形成させたことを特徴とする
    ブラスト模様付け用マスク板。
  2. 【請求項2】定められた模様空間7、7を形成させて多
    数のマスク小片板5、5を配置する工程と、該多数のマ
    スク小片板5、5の上方に、上下に間隔をおいて平行に
    配置した平行棒材1、2を複数の補強リブ3、3を介し
    て連結させた構成の支持体4を複数適宜の間隔をおいて
    並行に配設する工程と、該並行に配設された複数の支持
    体4、4における前記マスク小片板5、5に対応する下
    部位置に、連結片6、6を介して該マスク小片板5、5
    をそれぞれ固着する工程と、から成ることを特徴とする
    ブラスト模様付け用マスク板の製造方法。
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