JP2000135577A - 摩擦接合装置 - Google Patents

摩擦接合装置

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JP2000135577A JP10322885A JP32288598A JP2000135577A JP 2000135577 A JP2000135577 A JP 2000135577A JP 10322885 A JP10322885 A JP 10322885A JP 32288598 A JP32288598 A JP 32288598A JP 2000135577 A JP2000135577 A JP 2000135577A
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政一郎 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質な接合を高能率に行うことが可能な摩
擦接合装置と摩擦接合方法とを提供する。 【解決手段】 接合ツールTを被接合部材Pに対して押
圧、接触させるように付勢する付勢手段34と、付勢力
が略一定になるように制御する付勢力制御手段36とを
設けた。上記付勢手段34はエアシリンダ等であり、上
記付勢力制御手段36はエアシリンダ等に供給する圧力
を制御する2次圧一定形の減圧弁である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は摩擦接合装置及び
摩擦接合方法に関するものであって、特に接合ツールの
回転による摩擦熱を利用した摩擦接合装置と摩擦接合方
法とに係るものである。
【0002】
【従来の技術】接合ツールの回転による摩擦熱を利用し
た摩擦接合方法は、例えば第2712838号特許公報
にも記載されているように公知である。この摩擦接合方
法は、図6に示すように、ツール本体1の先端部にそれ
よりも径小なピン2を設け、上記ツール本体1の先端面
における上記ピン2の取付部の周辺をショルダ3として
構成した接合ツールTを用いる。そしてアルミニウム合
金等の被接合部材Pの接合部に上記ピン2を回転させな
がら挿入すると共に、上記ショルダ3を上記接合部表面
に接触させながら上記被接合部材Pと上記接合ツールT
とを相対移動させる。このとき上記接合ツールTは、図
6及び図7に示すように、被接合部材Tの表面に垂直な
軸芯に対し、その先端側が接合進行方向の前方へと所定
角度αだけ傾斜した状態に配置し、上記ショルダ3が接
合進行方向の後方側の接合部表面に接触するようにして
おく必要がある。そして上記接合ツールTの回転によっ
て摩擦熱が生じるが、この摩擦熱によって上記接合部及
びその近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑性流動を
生ぜしめ、被接合部材Pの母材組織を攪拌し、冷却後に
母材組織を一体化させることにより接合を行うのであ
る。
【0003】図3には、上記のような摩擦接合方法を実
施するための摩擦接合装置の全体の概略構成を示してい
るが、同図において、上記同様にTは接合ツール、Pは
被接合部材であり、この被接合部材Pは定盤4上に載置
されている。また10は自走式の門型フレームであり、
この門型フレーム10に上記接合ツールTが取付けられ
ている。11は制御装置であり、この制御装置11によ
って上記接合ツールTを図中X、Y、Zの3軸方向に駆
動制御することにより接合作業を行うようにしているの
である。
【0004】上記摩擦接合方法において、接合品質の良
否を決定する因子の一つとして被接合部材Pと接合ツー
ルTの位置関係がある。この位置関係とは、図6に示す
ように、接合ツールTのピン2の先端と被接合部材P
の裏面との間隔L1、及び接合ツールTのショルダ3と
被接合部材Pの表面との位置関係L2であり、これらはい
ずれも0.1mm単位の精度で制御する必要がある。そ
のため従来は、被接合部材Pを、定盤4上にセットし、
接合ツールTの駆動装置に対し、定盤面をティーチング
し、接合ツールTが定盤面から常に一定距離になるよう
に制御しながら接合ツールTを移動して接合を行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記摩擦接合
方法においては、その実施に際して多くの手数を要し、
またその接合品質も必ずしも満足し得るものではないと
いう欠点がある。それはまず第1には、接合ツールTの
動作プログラムの作成のために定盤面の計測等の余分な
作業が必要であり、これら作業に多くの手数を要すると
いうことである。また第2には、被接合部材Pの製作誤
差による板厚変動や定盤4へのセッティング誤差等によ
って上記の位置関係に誤差が生じ、これが原因で接
合不良が発生したり、あるいは定盤面の局部的な変形は
ティーチングによっては吸収できず、これによっても上
記の位置関係に誤差が生じ接合不良が発生してしま
うということである。また従来の設備では、被接合部材
Pをセットする定盤4の平面度は高精度なものが必要と
なり、大型の被接合部材Pを接合するための装置は高価
なものになる。
【0006】この発明は上記した従来の欠点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、高品質な接
合を高能率に行うことが可能な摩擦接合装置と摩擦接合
方法とを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の摩擦接
合装置は、ツール本体の先端部にそれよりも径小なピン
を設け、上記ツール本体の先端面における上記ピン取付
部の周辺をショルダとして構成した接合ツールを備え、
被接合部材の接合部に上記ピンを回転させながら挿入す
ると共に、上記ショルダを上記接合部表面に接触させな
がら上記被接合部材と上記接合ツールとを相対移動さ
せ、上記ツールの回転による摩擦熱によって上記接合部
及びその近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑性流動
を生ぜしめることにより接合を行う摩擦接合装置におい
て、上記接合ツールを上記被接合部材に対して押圧、接
触させるように付勢する付勢手段と、上記付勢力が略一
定になるように制御する付勢力制御手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0008】また請求項4の摩擦接合方法は、ツール本
体の先端部にそれよりも径小なピンを設け、上記ツール
本体の先端面における上記ピン取付部の周辺をショルダ
として構成した接合ツールを用い、被接合部材の接合部
に上記ピンを回転させながら挿入すると共に、上記ショ
ルダを上記接合部表面に接触させながら上記被接合部材
と上記接合ツールとを相対移動させ、上記ツールの回転
による摩擦熱によって上記接合部及びその近傍の変形抵
抗を減少させると共に、塑性流動を生ぜしめることによ
り接合を行う摩擦接合方法において、上記接合ツールを
付勢力が略一定になるように上記被接合部材に対して押
圧、接触させることを特徴としている。
【0009】上記請求項1の摩擦接合装置及び請求項4
の摩擦接合方法によれば、接合ツールの付勢力が略一定
になるような状態で接合が行われる。本発明において
は、被接合部材と接合ツールとの位置関係(上記)
が一定であれば、接合ツールが被接合部材から受ける反
力は略一定となることを知見し、このような見地から接
合ツールを付勢力が略一定になるように上記被接合部材
に対して押圧、接触させるようにしているのである。こ
の結果、被接合部材の製作誤差による板厚変動、被接合
部材の定盤へのセッティング誤差、定盤面の平面度不
良、あるいは定盤面の局部的な変形が存在しても、被接
合部材と接合ツールとの位置関係は略一定に保たれ、良
好な接合を行うことが可能となる。しかも従来のような
接合ツールの動作プログラムの作成のために定盤面の計
測等の余分な作業が不要であるので、高能率に接合作業
を行うことが可能である。
【0010】また請求項2の摩擦接合装置は、上記請求
項1の装置において、上記付勢手段はエアシリンダ等で
あり、上記付勢力制御手段はエアシリンダ等に供給する
圧力を制御する2次圧一定形の減圧弁であることを特徴
としている。
【0011】上記請求項2の摩擦接合装置によれば、簡
素な構成でもって接合ツールの付勢力を一定に保持でき
る。
【0012】さらに請求項3の摩擦接合装置は、請求項
1の装置において、上記付勢力を検出する付勢力検出手
段を設け、上記付勢力制御手段は上記検出された付勢力
を基準値に略等しくなるように制御することを特徴とし
ている。
【0013】上記請求項1の摩擦接合装置における付勢
手段としては、上記したエアシリンダや油圧シリンダの
ようなものでもよいが、この他にもバネ、あるいはスク
リュー等を用いた電気(油圧)サーボ機構のようなもの
も使用可能であり、このように付勢手段として電気(油
圧)サーボ機構を用いる場合には、付勢力を検出する付
勢力検出手段を設け、検出された付勢力を基準値に略等
しくなるように制御するのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次にこの発明の摩擦接合装置と摩
擦接合方法との具体的な実施の形態について、図面を参
照しつつ詳細に説明する。
【0015】図1には上記接合ツールTの取付構造(ヘ
ッド部分の構造)の具体例を示している。まず上記門型
フレーム10は、X方向に自走するものであるが、この
門型フレーム10には、Y方向(図1の紙面に直交する
方向)に往復駆動される水平スライドフレーム12がス
ライド機構13を介して取付けられている。またこの水
平スライドフレーム12には、Z方向に往復駆動される
垂直スライドフレーム14がスライド機構15によって
支持されている。上記水平スライドフレーム12の上部
には、モータ16が取付けられており、このモータ16
によってボールネジ17を介して上記垂直スライドフレ
ーム14を上下方向に駆動するようになっている。上記
垂直スライドフレーム14にはさらに、本体フレーム1
8がスライド機構19を介してZ方向に移動可能に支持
されている。そして上記本体フレーム18に接合ヘッド
20が取付けられている。
【0016】上記接合ヘッド20は、上下方向(Z方
向)に延びる支持筒体21と、この支持筒体21の内周
部に一対のベアリング22、23によって回転可能に支
持された回転筒体24とを有している。この回転筒体2
4には、その軸心に対して一定角度αだけ傾斜した状態
で、ツール支持部材25が固定されている。26、27
はツール支持部材25の固定用のセットボルトである。
また上記支持筒体21の外周部にはモータ28が上向き
に取付けられ、その出力軸には小径ギア29が取付けら
れている。一方上記回転筒体24の上部外周部には大径
ギア30が形成されており、この大径ギア30が上記小
径ギア29と噛合している。つまり上記モータ28によ
って上記回転筒体24と共に、上記ツール支持部材25
をZ方向軸心回りに回転駆動可能としてあるのである。
上記ツール支持部材25はその頂部に接合ツールTの駆
動用モータ31を備えており、またその下端部からは接
合ツールTが導出されている。なお32、33はガイド
ローラであり、上記接合ツールTの接合進行方向の前後
に配置されている。
【0017】一方、上記垂直スライドフレーム14の上
部には、エアシリンダ(バラストクションシリンダ)3
4が取付けられている。そしてこのエアシリンダ34に
エアを供給するエア配管35には、2次圧一定形の減圧
弁36が介設され、上記エアシリンダ34の押圧力を略
一定に保持するようなされている。なお上記減圧弁35
とエアシリンダ34の出入口ポートとの間にはストップ
バルブ37、38が介設されている。そして上記垂直ス
ライドフレーム14に支持されている本体フレーム18
の頂部には、上記エアシリンダ34のロッド39の当接
するジョイント(フローティングジョイント)40が取
付けられている。つまり図2にも示すように、上記エア
シリンダ34によって上記本体フレーム18を介してツ
ール支持部材25を下方へと付勢し、これにより接合ツ
ールTを被接合部材Pに押圧、接触させているのであ
る。
【0018】上記摩擦接合装置によれば、図6に示すよ
うに、アルミニウム合金等の被接合部材Pの接合部に上
記ピン2を回転させながら挿入すると共に、上記ショル
ダ3を上記接合部表面に接触させながら上記接合ツール
Tを移動させることにより、摩擦熱を利用した接合を行
う。このとき接合ツールTは上記エアシリンダ34によ
って略一定の付勢力でもって被接合部材Pの表面に押
圧、接触している。このように接合ツールTが略一定の
付勢力でもって被接合部材Pの表面に押圧、接触してい
ることによって良好な接合品質を得ることが可能となる
が、その理由は次の通りである。すなわち良好な接合品
質を得るためには、接合ツールTのピン2の先端と被接
合部材Pの裏面との間隔L1や、接合ツールTのショルダ
3と被接合部材Pの表面との位置関係L2(図6)を正確
に保持する必要があるが、被接合部材Pと接合ツールT
との位置関係が一定であれば、接合ツールTが被接合部
材Pから受ける反力は一定となるのであり、そのため逆
に、接合ツールTを付勢力が略一定になるように上記被
接合部材Pに対して押圧、接触させれば、上記位置関係
を略一定に保持でき、これにより良好な接合品質が得ら
れることになるのである。この結果、被接合部材Pの製
作誤差による板厚変動や定盤へのセッティング誤差、あ
るいは定盤面の局部的な変形が存在しても、被接合部材
Pと接合ツールTとの位置関係は略一定に保たれ、良好
な接合を行うことが可能となる。しかも従来のような接
合ツールの動作プログラムの作成のために定盤面の計測
等の余分な作業が不要であるので、高能率に接合作業を
行うことが可能である。
【0019】特にこの摩擦接合装置及び摩擦接合方法に
よれば、図2に示すように、接合線が板厚方向に大きく
湾曲しているような継手に対しては、従来法に比較して
その作業性及び得られる接合品質が大幅に向上する。す
なわち接合線が上下方向に大きく湾曲しているような継
手において、接合ツールTの押圧、付勢力を略一定にす
るような制御を行えば、接合ツールTは自動的に上記湾
曲形状を倣うことになるのであり、接合ツールTは被接
合部材Pに対して常に一定の位置関係を維持しながら、
接合作業を行うことになるのである。
【0020】また上記においてはエアシリンダ34を用
いて接合ツールTを被接合部材Pに押付け、またこの押
付力を2次圧一定形の減圧弁36でもって略一定になる
ように制御しているので、フィードバック制御を行うよ
うな場合に比較して、その構成を簡素にできる。しかも
エアシリンダ34はその押圧力の変動が滑らかであっ
て、油圧シリンダのように急激な変動を生じるものでは
ないので、接合作業には好適である。なお上記エア配管
35において、大幅なエア圧の変動が予想されるような
場合には、上記減圧弁36の前位にさらに別の2次圧一
定形減圧弁を介設しておくのが好ましい。
【0021】またこの摩擦接合方法においては、図6に
示しているように、接合ツールTは、その先端部を、接
合の進行方向前方に傾斜させ、接合ツールTのショルダ
3でもってピン2の後方の接合部表面を押圧する必要が
ある。従って、図4や図5に示す継手の場合には、接合
の進行と共に、接合ツールTの傾斜方向を変化させる必
要が生じる。このような場合に、上記摩擦接合装置によ
れば、モータ28によって回転筒体24を回転させれ
ば、接合ツールTの傾斜方向が順に変化していくことに
なるので、このような接合作業を連続的に行えるとの利
点が生じる。
【0022】上記実施形態においては、付勢手段として
エアシリンダ34を、また付勢力制御手段として2次圧
一定形の減圧弁36を例示しているが、油圧シリンダの
ようなものでもよく、この他にもバネ、あるいはスクリ
ュー等を用いた電気(油圧)サーボ機構のようなものも
使用可能である。また付勢手段として電気(油圧)サー
ボ機構を用いる場合には、付勢力を検出する付勢力検出
手段を設け、検出された付勢力を基準値に略等しくなる
ように制御するのが好ましい。なお上記のようにエアシ
リンダ34を用いる場合でも、減圧弁36の設置を省略
し、あるいは減圧弁36を設けた状態においても、付勢
力検出手段によってシリンダ内圧を検出し、この内圧が
略一定になるように、この場合の付勢力調整手段として
のモータ16でもって、垂直スライドフレーム14の上
下方向位置を制御するように構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】上記請求項1の摩擦接合装置及び請求項
4の摩擦接合方法によれば、被接合部材の製作誤差によ
る板厚変動や定盤へのセッティング誤差、あるいは定盤
面の局部的な変形が存在しても、被接合部材と接合ツー
ルとの位置関係は略一定に保たれ、良好な接合を行うこ
とが可能となる。しかも従来のような接合ツールの動作
プログラムの作成のために定盤面の計測等の余分な作業
が不要であるので、高能率に接合作業を行うことが可能
である。
【0024】また請求項2の摩擦接合装置によれば、上
記装置を簡素に構成可能であると共に、良好な接合作業
が行える。
【0025】さらに請求項3の摩擦接合装置によれば、
上記装置を種々の態様にて実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の摩擦接合装置の実施形態のヘッド部
分における接合ツールの取付構造の概略構成を示す説明
図である。
【図2】上記摩擦接合装置の要部を模式的に示す説明図
である。
【図3】摩擦接合装置の全体の構造を示す説明図であ
る。
【図4】この発明の摩擦接合装置及び摩擦接合方法の適
用例を示す説明図である。
【図5】この発明の摩擦接合装置及び摩擦接合方法の他
の適用例を示す説明図である。
【図6】従来の摩擦接合方法を説明するための説明図で
ある。
【図7】従来の摩擦接合方法を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ツール本体 2 ピン 3 ショルダ 34 エアシリンダ(付勢手段) 36 減圧弁(付勢力制御手段) T 接合ツール P 被接合部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月8日(1999.11.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 摩擦接合装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は摩擦接合装置に
するものであって、特に接合ツールの回転による摩擦熱
を利用した摩擦接合装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】接合ツールの回転による摩擦熱を利用し
た摩擦接合方法は、例えば第2712838号特許公報
にも記載されているように公知である。この摩擦接合方
法は、図6に示すように、ツール本体1の先端部にツー
ル本体1よりも径小なピン2を設け、上記ツール本体1
の先端面における上記ピン2の取付部の周辺をショルダ
3として構成した接合ツールTを用いる。そしてアルミ
ニウム合金等の被接合部材Pの接合部に上記ピン2を回
転させながら挿入すると共に、上記ショルダ3を上記接
合部表面に接触させながら上記被接合部材Pと上記接合
ツールTとを相対移動させる。このとき上記接合ツール
Tは、図6及び図7に示すように、被接合部材Tの表面
に垂直な軸芯に対し、その先端側が接合進行方向の前方
へと所定角度αだけ傾斜した状態に配置し、上記ショル
ダ3が接合進行方向の後方側の接合部表面に接触するよ
うにしておく必要がある。そして上記接合ツールTの回
転によって摩擦熱が生じるが、この摩擦熱によって上記
接合部及びその近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑
性流動を生ぜしめ、被接合部材Pの母材組織を攪拌し、
冷却後に母材組織を一体化させることにより接合を行う
のである。
【0003】図3には、上記のような摩擦接合方法を実
施するための摩擦接合装置の全体の概略構成を示してい
るが、同図において、上記同様にTは接合ツール、Pは
被接合部材であり、この被接合部材Pは定盤4上に載置
されている。また10は自走式の門型フレームであり、
この門型フレーム10に上記接合ツールTが取付けられ
ている。11は制御装置であり、この制御装置11によ
って上記接合ツールTを図中X、Y、Zの3軸方向に駆
動制御することにより接合作業を行うようにしているの
である。
【0004】上記摩擦接合方法において、接合品質の良
否を決定する因子の一つとして被接合部材Pと接合ツー
ルTの位置関係がある。この位置関係とは、図6に示す
ように、接合ツールTのピン2の先端と被接合部材P
の裏面との間隔L1、及び接合ツールTのショルダ3と
被接合部材Pの表面との位置関係L2であり、これらはい
ずれも0.1mm単位の精度で制御する必要がある。そ
のため従来は、被接合部材Pを、定盤4上にセットし、
接合ツールTの駆動装置に対し、定盤面をティーチング
し、接合ツールTが定盤面から常に一定距離になるよう
に制御しながら接合ツールTを移動して接合を行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記摩擦接合
方法においては、その実施に際して多くの手数を要し、
またその接合品質も必ずしも満足し得るものではないと
いう欠点がある。それはまず第1には、接合ツールTの
動作プログラムの作成のために定盤面の計測等の余分な
作業が必要であり、これら作業に多くの手数を要すると
いうことである。また第2には、被接合部材Pの製作誤
差による板厚変動や定盤4へのセッティング誤差等によ
って上記の位置関係に誤差が生じ、これが原因で接
合不良が発生したり、あるいは定盤面の局部的な変形は
ティーチングによっては吸収できず、これによっても上
記の位置関係に誤差が生じ接合不良が発生してしま
うということである。また従来の設備では、被接合部材
Pをセットする定盤4の平面度は高精度なものが必要と
なり、大型の被接合部材Pを接合するための装置は高価
なものになる。
【0006】この発明は上記した従来の欠点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、高品質な接
合を高能率に行うことが可能な摩擦接合装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の摩擦接
合装置は、ツール本体の先端部にツール本体よりも径小
なピンを設け、上記ツール本体の先端面における上記ピ
ン取付部の周辺をショルダとして構成した接合ツールを
備え、被接合部材の接合部に上記ピンを回転させながら
挿入すると共に、上記ショルダを上記接合部表面に接触
させながら上記被接合部材と上記接合ツールとを相対移
動させ、上記ツールの回転による摩擦熱によって上記接
合部及びその近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑性
流動を生ぜしめることにより接合を行う摩擦接合装置に
おいて、上記接合ツールを上記被接合部材に対して押
圧、接触させるように付勢する付勢手段と、上記付勢力
が略一定になるように制御する付勢力制御手段とを設け
て成り、さらに上記付勢手段はエアシリンダであり、上
記付勢力制御手段はエアシリンダに供給する圧力を制御
する2次圧一定形の減圧弁であることを特徴としてい
る。
【0008】上記請求項1の摩擦接合装置によれば、接
合ツールの付勢力が略一定になるような状態で接合が行
われる。本発明においては、被接合部材と接合ツールと
の位置関係(上記)が一定であれば、接合ツールが
被接合部材から受ける反力は略一定となることを知見
し、このような見地から接合ツールを付勢力が略一定に
なるように上記被接合部材に対して押圧、接触させるよ
うにしているのである。この結果、被接合部材の製作誤
差による板厚変動、被接合部材の定盤へのセッティング
誤差、定盤面の平面度不良、あるいは定盤面の局部的な
変形が存在しても、被接合部材と接合ツールとの位置関
係は略一定に保たれ、良好な接合を行うことが可能とな
る。しかも従来のような接合ツールの動作プログラムの
作成のために定盤面の計測等の余分な作業が不要である
ので、高能率に接合作業を行うことが可能である。さら
に上記付勢手段をエアシリンダとし、上記付勢力制御手
段はエアシリンダに供給する圧力を制御する2次圧一定
形の減圧弁としているので、簡素な構成でもって接合ツ
ールの付勢力を一定に保持できる。しかもエアシリンダ
はその押圧力の変動が滑らかであって、油圧シリンダの
ように急激な変動を生じるものではないので、接合作業
には好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】次にこの発明の摩擦接合装置の
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0010】図1には上記接合ツールTの取付構造(ヘ
ッド部分の構造)の具体例を示している。まず上記門型
フレーム10は、X方向に自走するものであるが、この
門型フレーム10には、Y方向(図1の紙面に直交する
方向)に往復駆動される水平スライドフレーム12がス
ライド機構13を介して取付けられている。またこの水
平スライドフレーム12には、Z方向に往復駆動される
垂直スライドフレーム14がスライド機構15によって
支持されている。上記水平スライドフレーム12の上部
には、モータ16が取付けられており、このモータ16
によってボールネジ17を介して上記垂直スライドフレ
ーム14を上下方向に駆動するようになっている。上記
垂直スライドフレーム14にはさらに、本体フレーム1
8がスライド機構19を介してZ方向に移動可能に支持
されている。そして上記本体フレーム18に接合ヘッド
20が取付けられている。
【0011】上記接合ヘッド20は、上下方向(Z方
向)に延びる支持筒体21と、この支持筒体21の内周
部に一対のベアリング22、23によって回転可能に支
持された回転筒体24とを有している。この回転筒体2
4には、その軸心に対して一定角度αだけ傾斜した状態
で、ツール支持部材25が固定されている。26、27
はツール支持部材25の固定用のセットボルトである。
また上記支持筒体21の外周部にはモータ28が上向き
に取付けられ、その出力軸には小径ギア29が取付けら
れている。一方上記回転筒体24の上部外周部には大径
ギア30が形成されており、この大径ギア30が上記小
径ギア29と噛合している。つまり上記モータ28によ
って上記回転筒体24と共に、上記ツール支持部材25
をZ方向軸心回りに回転駆動可能としてあるのである。
上記ツール支持部材25はその頂部に接合ツールTの駆
動用モータ31を備えており、またその下端部からは接
合ツールTが導出されている。なお32、33はガイド
ローラであり、上記接合ツールTの接合進行方向の前後
に配置されている。
【0012】一方、上記垂直スライドフレーム14の上
部には、エアシリンダ(バラストクションシリンダ)3
4が取付けられている。そしてこのエアシリンダ34に
エアを供給するエア配管35には、2次圧一定形の減圧
弁36が介設され、上記エアシリンダ34の押圧力を略
一定に保持するようなされている。なお上記減圧弁35
とエアシリンダ34の出入口ポートとの間にはストップ
バルブ37、38が介設されている。そして上記垂直ス
ライドフレーム14に支持されている本体フレーム18
の頂部には、上記エアシリンダ34のロッド39の当接
するジョイント(フローティングジョイント)40が取
付けられている。つまり図2にも示すように、上記エア
シリンダ34によって上記本体フレーム18を介してツ
ール支持部材25を下方へと付勢し、これにより接合ツ
ールTを被接合部材Pに押圧、接触させているのであ
る。
【0013】上記摩擦接合装置によれば、図6に示すよ
うに、アルミニウム合金等の被接合部材Pの接合部に上
記ピン2を回転させながら挿入すると共に、上記ショル
ダ3を上記接合部表面に接触させながら上記接合ツール
Tを移動させることにより、摩擦熱を利用した接合を行
う。このとき接合ツールTは上記エアシリンダ34によ
って略一定の付勢力でもって被接合部材Pの表面に押
圧、接触している。このように接合ツールTが略一定の
付勢力でもって被接合部材Pの表面に押圧、接触してい
ることによって良好な接合品質を得ることが可能となる
が、その理由は次の通りである。すなわち良好な接合品
質を得るためには、接合ツールTのピン2の先端と被接
合部材Pの裏面との間隔L1や、接合ツールTのショルダ
3と被接合部材Pの表面との位置関係L2(図6)を正確
に保持する必要があるが、被接合部材Pと接合ツールT
との位置関係が一定であれば、接合ツールTが被接合部
材Pから受ける反力は一定となるのであり、そのため逆
に、接合ツールTを付勢力が略一定になるように上記被
接合部材Pに対して押圧、接触させれば、上記位置関係
を略一定に保持でき、これにより良好な接合品質が得ら
れることになるのである。この結果、被接合部材Pの製
作誤差による板厚変動や定盤へのセッティング誤差、あ
るいは定盤面の局部的な変形が存在しても、被接合部材
Pと接合ツールTとの位置関係は略一定に保たれ、良好
な接合を行うことが可能となる。しかも従来のような接
合ツールの動作プログラムの作成のために定盤面の計測
等の余分な作業が不要であるので、高能率に接合作業を
行うことが可能である。
【0014】特にこの摩擦接合装置によれば、図2に示
すように、接合線が板厚方向に大きく湾曲しているよう
な継手に対しては、従来法に比較してその作業性及び得
られる接合品質が大幅に向上する。すなわち接合線が上
下方向に大きく湾曲しているような継手において、接合
ツールTの押圧、付勢力を略一定にするような制御を行
えば、接合ツールTは自動的に上記湾曲形状を倣うこと
になるのであり、接合ツールTは被接合部材Pに対して
常に一定の位置関係を維持しながら、接合作業を行うこ
とになるのである。
【0015】また上記においてはエアシリンダ34を用
いて接合ツールTを被接合部材Pに押付け、またこの押
付力を2次圧一定形の減圧弁36でもって略一定になる
ように制御しているので、フィードバック制御を行うよ
うな場合に比較して、その構成を簡素にできる。しかも
エアシリンダ34はその押圧力の変動が滑らかであっ
て、油圧シリンダのように急激な変動を生じるものでは
ないので、接合作業には好適である。なお上記エア配管
35において、大幅なエア圧の変動が予想されるような
場合には、上記減圧弁36の前位にさらに別の2次圧一
定形減圧弁を介設しておくのが好ましい。
【0016】またこの摩擦接合方法においては、図6に
示しているように、接合ツールTは、その先端部を、接
合の進行方向前方に傾斜させ、接合ツールTのショルダ
3でもってピン2の後方の接合部表面を押圧する必要が
ある。従って、図4や図5に示す継手の場合には、接合
の進行と共に、接合ツールTの傾斜方向を変化させる必
要が生じる。このような場合に、上記摩擦接合装置によ
れば、モータ28によって回転筒体24を回転させれ
ば、接合ツールTの傾斜方向が順に変化していくことに
なるので、このような接合作業を連続的に行えるとの利
点が生じる。
【0017】なお上記のようにエアシリンダ34を用
い、減圧弁36を設けた状態においても、付勢力検出手
段によってシリンダ内圧を検出し、この内圧が略一定に
なるように、この場合の付勢力調整手段としてのモータ
16でもって、垂直スライドフレーム14の上下方向位
置を制御するように構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】上記請求項1の摩擦接合装置によれば、
被接合部材の製作誤差による板厚変動や定盤へのセッテ
ィング誤差、あるいは定盤面の局部的な変形が存在して
も、被接合部材と接合ツールとの位置関係は略一定に保
たれ、良好な接合を行うことが可能となる。しかも従来
のような接合ツールの動作プログラムの作成のために定
盤面の計測等の余分な作業が不要であるので、高能率に
接合作業を行うことが可能である。しかも装置を簡素に
構成可能であると共に、良好な接合作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の摩擦接合装置の実施形態のヘッド部
分における接合ツールの取付構造の概略構成を示す説明
図である。
【図2】上記摩擦接合装置の要部を模式的に示す説明図
である。
【図3】摩擦接合装置の全体の構造を示す説明図であ
る。
【図4】この発明の摩擦接合装置の適用例を示す説明図
である。
【図5】この発明の摩擦接合装置の他の適用例を示す説
明図である。
【図6】従来の摩擦接合方法を説明するための説明図で
ある。
【図7】従来の摩擦接合方法を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】 1 ツール本体 2 ピン 3 ショルダ 34 エアシリンダ(付勢手段) 36 減圧弁(付勢力制御手段) T 接合ツール P 被接合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神岡 光浩 神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 川 崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 堀本 耕造 神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18号 川 崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 山下 政一郎 神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18号 川 崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 四方 宏 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 株式会社 川重播磨テック内 Fターム(参考) 4E067 AA05 BG02 CA02 CA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツール本体の先端部にそれよりも径小な
    ピンを設け、上記ツール本体の先端面における上記ピン
    取付部の周辺をショルダとして構成した接合ツールを備
    え、被接合部材の接合部に上記ピンを回転させながら挿
    入すると共に、上記ショルダを上記接合部表面に接触さ
    せながら上記被接合部材と上記接合ツールとを相対移動
    させ、上記ツールの回転による摩擦熱によって上記接合
    部及びその近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑性流
    動を生ぜしめることにより接合を行う摩擦接合装置にお
    いて、上記接合ツールを上記被接合部材に対して押圧、
    接触させるように付勢する付勢手段と、上記付勢力が略
    一定になるように制御する付勢力制御手段とを設けたこ
    とを特徴とする摩擦接合装置。
  2. 【請求項2】 上記付勢手段はエアシリンダ等であり、
    上記付勢力制御手段はエアシリンダ等に供給する圧力を
    制御する2次圧一定形の減圧弁であることを特徴とする
    請求項1の摩擦接合装置。
  3. 【請求項3】 上記付勢力を検出する付勢力検出手段を
    設け、上記付勢力制御手段は上記検出された付勢力を基
    準値に略等しくなるように制御することを特徴とする請
    求項1の摩擦接合装置。
  4. 【請求項4】 ツール本体の先端部にそれよりも径小な
    ピンを設け、上記ツール本体の先端面における上記ピン
    取付部の周辺をショルダとして構成した接合ツールを用
    い、被接合部材の接合部に上記ピンを回転させながら挿
    入すると共に、上記ショルダを上記接合部表面に接触さ
    せながら上記被接合部材と上記接合ツールとを相対移動
    させ、上記ツールの回転による摩擦熱によって上記接合
    部及びその近傍の変形抵抗を減少させると共に、塑性流
    動を生ぜしめることにより接合を行う摩擦接合方法にお
    いて、上記接合ツールを付勢力が略一定になるように上
    記被接合部材に対して押圧、接触させることを特徴とす
    る摩擦接合方法。
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