JP2000133959A - 防振装置とこれを用いた電子機器 - Google Patents

防振装置とこれを用いた電子機器

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JP2000133959A
JP2000133959A JP10304568A JP30456898A JP2000133959A JP 2000133959 A JP2000133959 A JP 2000133959A JP 10304568 A JP10304568 A JP 10304568A JP 30456898 A JP30456898 A JP 30456898A JP 2000133959 A JP2000133959 A JP 2000133959A
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vibration
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Hajime Suzuki
肇 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性体に硬度の低いゲル状高分子化合物等を
採用しても、破損、組付性の悪さ、組付後信頼性の低さ
などの問題を生じない防振装置とこれを用いた電子機器
の提供。 【解決手段】 装置の基部に対して弾性体42を介在さ
せてディスク装置の防振を行なうために、基部に設けら
れ、ねじ孔36を有した固定フレーム14と、所定内径
の孔部16を有した支持フレーム12と、孔部16に対
してはめ込まれる溝部42aと大径部42bと、軸方向
の挿通孔部42cとを形成した弾性体42と、一端にフ
ランジ部41aを設け、かつ他端にねじ孔36に固定さ
れるねじを形成したねじ40とを備え、弾性体を、低硬
度の材質から成形し、フランジ部を形成した円筒スペー
サー41を介して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防振装置とこれを用
いた電子機器に係り、特に小型精密機器の振動防止用と
して好適な防振技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器には各種小型精密機器が内蔵さ
れる。精密機器としてハードディスク装置を用いる従来
例について添付図に基づいて説明する。
【0003】図4は取付部の断面図であり、また図5は
図4の分解図である。
【0004】両図において、ハードディスク装置の本体
ユニット110は、プレーム112に固定されており、
取付孔部116が穿設されている。一方、パソコン等支
持体の側に設けられた固定フレーム114には雌ねじ孔
部136が加工されており、防振装置118を、ハード
ディスク装置の振動防止のために装着するようにしてい
る。
【0005】この防振装置18は、図4に図示のように
弾性体120と金属製のねじ部材122の2つの部品か
ら成っている。この弾性体20は全体として筒状を成し
ており、かつ軸方向中間部の外周側に取付孔部116と
ほぼ同径の外径の嵌合溝部124が形成されており、こ
の嵌合溝部124を境として上記の取付孔部116の穴
径より大径となる大径部126が分画されるように形成
されている。
【0006】一方、ねじ部材122は、大径部126の
端面に当接する大径のフランジ部130と弾性体120
の内周面に嵌合するようにした略同径の芯部132と、
この芯部132がら図示のように軸方向に延設された雄
ねじ部134とを一体形成している。
【0007】また芯部132の軸方向長さL1を弾性体
120の軸方向長さL2よりもやや短く設定している。
以上説明の部品から構成される防振装置118を次のよ
うに装着する。
【0008】ねじ部材122の芯部132及び雄ねじ部
134をは弾性体120の内部に嵌入させるとともに、
弾性体120を大径部126の端部を変形させるように
してハードディスク支持フレーム112の取付孔部11
6内に嵌め入れることで、大径部126を固定フレーム
114とハードディスク装置のフレーム112との間
に、また小径の嵌合溝部124をハードディスク支持フ
レーム112の取付孔部116に対応する位置に位置さ
せた状態としてから、その状態でねじ部材122を本体
側の装置における固形フレーム114の雌ねじ孔部13
6にねじ込むことで取付けを行う。
【0009】以上のように、ねじ部材122を弾性体1
20内に嵌入させ、かつそれらをハードディスク支持フ
レーム112の取付孔部116に嵌め入れた状態にして
から、ねじ部材122を芯部132がフレーム112に
当接するまでねじ込んで行くと、弾性体120の大径部
126が、固定フレーム114とハードディスク装置1
10のフレーム112との間で軸方向に圧迫されて半径
方向に膨出するように変形する。この変形により、大径
部126がハードディスク支持フレーム112を表裏両
側から挟み込んだ状態となり、弾性体120がハードデ
ィスク支持フレーム112に固定されることになる。
【0010】さて、近年の複写機やプリンタ等の画像形
成装置に代表される電子機器によれば、ハードディスク
装置を組み込むことで、従来型の外部記憶装置を用いる
場合との比較において、高生産性や、使い易さや、信頼
性を向上する傾向が主流となりつつある。一方、画像形
成装置は用紙のジャム処理性の改善や省スペース等の理
由から紙補給用のカセットや紙搬送用のユニットを、装
置の前面側から操作するようにした、所謂フロントロー
ディング式が主流になりつつある。
【0011】これは図6の画像形成装置200の外観斜
視図に示すように、紙補給用の給紙デッキ100が装置
内から外部に適宜引き出し可能になるように構成されて
おり、画像形成装置200が稼動中であっても給紙デッ
キ100を交互に引き出して紙補給を行なえるようにす
ることで永続的なプリントアウト作業であるコンテュニ
アスランを可能するものであり、このような構成が近年
増加しつつある。
【0012】しかし、このコンテュニアスランを可能に
するためにフロントローディング給紙デッキ100を備
えた画像形成装置200に対して、振動による影響の大
きな精密電子機器である例えばハードディスク装置11
0を組み込んだ場合において、図4、5に図示の防振装
置118をそのまま使用すると、ハードディスク装置の
稼動中に給紙デッキに紙を補給した後、入れ戻した時に
発生する衝撃がハードディスク装置の保証範囲を超える
ことがあった。
【0013】発明者らは、この数ヘルツ(Hz)程度の
周波数振動に対する対策として前述したハードディスク
防振装置に使用されている弾性体120の材質を、さら
に硬度の低い低硬度材質(例えばスチレンゲル等)を採
用することで前述した問題を解決できることに着目し
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低硬度
の材質を弾性体として採用すると、ねじ部材122の大
径フランジ部130と弾性体120の大径部126の端
面の間の接触と、ねじ部材122の芯部132と弾性体
120の内周面との間の接触による双方の摩擦力が大き
くなってしまう結果、ねじ部材122を締め込む時に弾
性体120の嵌合溝部124が取付フレーム114の取
付孔部116に対して回転してしまうことになり、この
ため弾性体120自身の破損、組付性の悪さ、組付後の
信頼性の低さ(ねじ締め付けトルク損失のためのねじゆ
るみ)などが問題として生じた。
【0015】また、前述した振動装置は支持体と被支持
体の間に通常のゴムから形成された弾性体120を介装
しているが、このために電気的に導通がとれていない所
謂フローティング状態となる。このために、電磁ノイズ
の発生が増大化するので、例えばアース線や、導通板等
を支持体と被支持体の間で結合するなどの対策が考えら
れるが、ねじ部材の増加による組付性の悪化や、衝撃時
に弾性体の防振効果を損なわないようにする困難さなど
の課題が残る問題がある。さらに、弾性体自身に導電化
処理を施すことも考えられるが硬度の高いゴム等では実
現されているが硬度の低い、ゲル状高分子化合物等は現
状の技術では不可能である。
【0016】したがって、本発明は上述した事情に鑑み
て成されたものであり、その目的は弾性体に硬度の低い
ゲル状高分子化合物等を採用しても、破損、組付性の悪
さ、組付後信頼性の低さなどの問題を生じない防振装置
とこれを用いた電子機器を提供することである。
【0017】また、上記目的に加えて、防振効果を損な
わなず、きわめて安価に、かつ容易な組付で対電磁ノイ
ズ性を確保できる防振装置とこれを用いた電子機器の提
供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために本発明によれば、装置の基部に対
して弾性体を介在させて被支持体の防振を行なうため
に、前記基部に設けられ、ネジ孔を含む取付用孔部を有
した固定フレームと、前記被支持体に固設され、所定内
径の孔部を有した支持フレームと、前記孔部に対して溝
部がはめ込まれる溝部と、前記溝部を形成した大径部
と、軸方向の挿通孔部とを形成した前記弾性体と、一端
に前記弾性体に当接するフランジ部を設け、かつ他端に
前記取付用孔部に固定される固定部を形成した固定部材
とを備えた防振装置であって、前記弾性体を、低硬度の
材質から成形するとともに、前記固定部材を、前記固定
部を形成し、前記フランジ部に当接する頭部を有した第
1の部材と、前記フランジ部を形成し、前記第1の部材
を挿通し、前記挿通孔部に挿通され、かつ前記弾性体の
軸方向の寸法より所定距離分短く設定された第2の部材
とから構成することを特徴としている。
【0019】また、装置の基部に対して弾性体を介在さ
せて被支持体の防振を行なうために、前記基部に設けら
れ、所定内径の孔部を有した固定フレームと、前記被支
持体に固設され、ネジ孔を含む取付用孔部を有した支持
フレームと、前記孔部に対して溝部がはめ込まれる溝部
と、前記溝部を形成した大径部と、軸方向の挿通孔部と
を形成した前記弾性体と、一端に前記弾性体に当接する
フランジ部を設け、かつ他端に前記取付用孔部に固定さ
れる固定部を形成した固定部材とを備えた防振装置であ
って、前記弾性体を、低硬度の材質から成形するととも
に、前記固定部材を、前記固定部を形成し、前記フラン
ジ部に当接する頭部を有した第1の部材と、前記フラン
ジ部を形成し、前記第1の部材を挿通し、前記挿通孔部
に挿通され、かつ前記弾性体の軸方向の寸法より所定距
離分短い第2の部材とから構成することを特徴としてい
る。
【0020】また、前記弾性体の前記材質は、数ヘルツ
(Hz)程度の周波数振動吸収のためにスチレンゲルを
含む低硬度のゲル状高分子化合物であることを特徴とし
ている。
【0021】また、前記第2の部材のフランジ部に一端
が当接し前記支持フレームまたは前記固定フレームに他
端が固定される板バネ部材を、さらに備えることを特徴
としている。
【0022】また、前記支持フレームと、前記固定フレ
ームと、前記第1の部材と、前記第2の部材と前記板バ
ネ部材とを金属を含む導電性材料から夫々形成すること
で電気的導通を図ることを特徴としている。
【0023】また、前記弾性体と前記第2の部材は円筒
状に夫々形成され、また第1の部材はねじ孔部である固
定部に対して螺合されるねじ部と、前記頭部が前記フラ
ンジ部により移動されることを規制されるねじであるこ
とを特徴としている。
【0024】また、前記支持フレームは前記被支持体に
固定されるとともに、前記固定フレームに対して所定距
離離間して設けられることを特徴としている。
【0025】そして、防振装置を用いた電子機器であっ
て、前記電子機器は、装置前面側から紙補給かあるいは
紙づまりの処理の少なくとも一方を行うフロントローデ
ィング型のユニットと、前記防振装置を介して支持され
るとともに、装置後面側に画像情報を記憶するハードデ
ィスク装置とを有することを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施形
態について、添付図面を参照して詳しく説明する。
【0027】図1は、防振装置50の断面図であって、
図示しない少なくとも3個所の防振装置50の内の一つ
を示している。また、図2は図1の分解図である。
【0028】図1、2において、図示では上下方向に配
設される様子を示したが、これに限定されず取付け方向
は水平、斜め方向いずれでも良い。
【0029】さて、図1、2において、ハードディスク
装置の本体ユニット10の側面には取付孔部16を有し
た支持フレーム12がネジ45などで固定されている。
一方、電子機器である画像形成装置等支持体側からは固
定用の取付部となるネジ孔部36を形成したフレーム1
4が不図示の基部に固定されており、図示のようにハー
ドディスク装置の振動防止のための防振装置50を装着
するようにしている。この防振装置50は、図2に示し
たように低硬度のゲル状から成形された弾性体42と、
金属製のねじ部材40と、円筒スペーサー41の3つの
部品から成っている。
【0030】この内、弾性体42は硬度の低い低硬度材
質(例えばスチレンゲル等)から成形される全体として
筒状を成しており、かつ軸方向の中間部の外周側におい
て、支持フレーム12の取付孔部16とほぼ同径の外径
d2の嵌合溝部42aが形成されていて、この嵌合溝部
42aを境として大径部42bが軸方向に2分画形成さ
れている。これらの大径部42bは取付孔部16の穴径
よりも大径となるように成形金型を用いて成形されて準
備される。
【0031】一方、第2の部材である円筒スペーサー4
1はゲル状の弾性体42の内周面42cに嵌合するよう
にした外径d1の小径部41bと、弾性体42の大径部
42bと当接するようにした、同径の大径部41aとを
一体形成しており、さらに小径部41bの長さL1を弾
性体42の軸方向長さL2よりも所定寸法分やや短く設
定されて、剛体である金属あるいは樹脂材料から形成さ
れており、さらにねじ部材40を挿通する挿通孔部41
cを図示のように形成している。
【0032】このようにして、円筒スペーサ41の挿通
孔部41cに挿通して、雄ねじ部40bがネジ孔部36
に螺合し、頭部40aが大径部41aに当接することで
第1の部材であるネジにより螺合結合するようにしてい
る。
【0033】以上のように構成される防振装置50は次
のように装着する。
【0034】先ず、ねじ部材40の雄ねじ部40bを円
筒スペーサー41の挿通孔部41cに嵌合または挿通さ
せ、かつゲル状の弾性体42の内周面42cの内部に円
筒スペーサー41の小径部41bを嵌入させることで、
弾性体42の大径部42bの先端側から変形させてハー
ドディスク支持フレーム12の取付孔部16へ嵌め入れ
る。
【0035】以上で、大径部42bの一方を固定フレー
ム14とハードディスク支持フレーム12との間に、ま
た浅い嵌合溝部42aをハードディスク支持フレーム1
2の取付孔部16に対応する位置に配置させた状態と
し、その状態で円筒スペーサ41を介してねじ部材40
を固定フレーム14の雌ねじ穴36にねじ込むことで取
付を行う。
【0036】ねじ部材40の頭部40aと円筒スペーサ
41の大径部41aが当接し、かつ円筒スペーサ41の
小径部41bの端面と固定フレーム14の面とが当接す
るまでねじ込んで行くとゲル状の弾性体42の大径部4
2aが固定フレーム14とハードディスク支持フレーム
12とにより軸方向に圧迫されて半径方向に膨出変形す
る状態となる。これによってハードディスク支持フレー
ム12を表裏両側から挟み込んだ状態となり、ゲル状の
弾性体42がガタつきなく固定される。
【0037】またねじ込む時に、ねじ部材40の頭部4
0aと雄ねじ部40bに生じる回転力は円筒スペーサ4
1が介在することによりゲル状の弾性体42へ影響しな
いことになる。
【0038】従って、ねじ込み作業性も良くなり、ゲル
状の弾性体42がちぎれて破損・変形することなく、ま
た、回転方向の負荷は少なくなるのでねじ締付トルクへ
の影響も軽微となるため適正締結力屋ゆるみに対する信
頼性も増すという利点を有することになる。
【0039】次に、図3は第2実施形態の防振装置60
の要部断面図である。本図において、既に説明済みの構
成部品については同様の符号を附して説明を割愛する
と、上記の構成部品に加えて板バネ43を設けている。
【0040】図3に示すように一方をハードディスク支
持フレーム12にねじ44によって固定し、もう一方を
円筒スペーサ41の大径部41aの端面に当接させるよ
うにする。またその当接圧力をねじ部材40を止めない
でも図中右方向に押さえつける力が働くようにしてお
く。この板バネ43には一端にねじ部材40の雄ねじ4
0bよりも若干大径の孔部43aが設けられており、ね
じ部材40を固定した状態ではねじ頭部40aと円筒ス
ペーサ41の大径部41aとの間に挟まれるように板バ
ネ43が配置されるようにする。
【0041】この板バネ43のバネ定数は前述した画像
形成装置の稼働時の振動や、フロントローディングユニ
ットの操作時の衝撃などを考慮すると、発明者らの実験
では弾性体42のバネ定数に対して約1/2以下である
のが良好な結果(弾性体の防振効果を損なわないバネ定
数)となった。
【0042】以上のような構成にすることで、円筒スペ
ーサ41は板バネ43によって抜け落ちないようにでき
るため、ユニット側に先付けすることが可能となる。従
ってメインラインで組み込むのはねじ部材40のみでよ
く、上記の実施形態に比べて作業性をより向上できる。
【0043】また、円筒スペーサ41、板バネ43、フ
レーム12、14を金属材料から構成するとフレーム1
2、14間での電気的導通が図れることとなり、対ノイ
ズ性が向上できる。従ってアース線やねじの部品数を増
やすことなく(低コスト)容易にその組付を行うことが
できる。
【0044】以上本発明の実施例を説明したがこれはあ
くまで一例であり、他にも種々の構成が可能であること
は言うまでもなく、例えば取付フレームを本体側の固定
フレームの側に設け、ねじ部材をハードディスクの支持
フレームに対してねじ込むようにすることも可能である
し、また防振装置はハードディスク以外の機器の防振装
置として用いることも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
防振装置において低硬度の弾性体を用いる場合に、その
組み付け性を改善できるとともにこの防振装置を用いた
電子機器の信頼性向上を実現できる効果がある。
【0046】また加えて、対ノイズ性を向上することが
できる効果がある。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防振装置を装着した状態
の要部断面図である。
【図2】図1の防振装置を装着前に分解して示した外観
図である。
【図3】第2の実施形態の防振装置を装着した状態の要
部断面図である。
【図4】従来の防振装置を装着した状態の要部断面図で
ある。
【図5】図4の防振装置の装着前の状態を分解した外観
図である。
【図6】電子機器である画像形成装置の外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ディスク装置(被支持体) 12 支持フレーム 14 固定フレーム 16 孔部 36 取付孔部 40 ねじ部材(第1の部材) 41 円筒スペーサー(第2の部材) 42 弾性体 43 板バネ体 44 ねじ 50 防振装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の基部に対して弾性体を介在させて
    被支持体の防振を行なうために、 前記基部に設けられ、ネジ孔を含む取付用孔部を有した
    固定フレームと、 前記被支持体に固設され、所定内径の孔部を有した支持
    フレームと、 前記孔部に対して溝部がはめ込まれる溝部と、前記溝部
    を形成した大径部と、軸方向の挿通孔部とを形成した前
    記弾性体と、 一端に前記弾性体に当接するフランジ部を設け、かつ他
    端に前記取付用孔部に固定される固定部を形成した固定
    部材とを備えた防振装置であって、 前記弾性体を、低硬度の材質から成形するとともに、 前記固定部材を、前記固定部を形成し、前記フランジ部
    に当接する頭部を有した第1の部材と、 前記フランジ部を形成し、前記第1の部材を挿通し、前
    記挿通孔部に挿通され、かつ前記弾性体の軸方向の寸法
    より所定距離分短く設定された第2の部材とから構成す
    ることを特徴とする防振装置。
  2. 【請求項2】 装置の基部に対して弾性体を介在させて
    被支持体の防振を行なうために、 前記基部に設けられ、所定内径の孔部を有した固定フレ
    ームと、 前記被支持体に固設され、ネジ孔を含む取付用孔部を有
    した支持フレームと、 前記孔部に対して溝部がはめ込まれる溝部と、前記溝部
    を形成した大径部と、軸方向の挿通孔部とを形成した前
    記弾性体と、 一端に前記弾性体に当接するフランジ部を設け、かつ他
    端に前記取付用孔部に固定される固定部を形成した固定
    部材とを備えた防振装置であって、 前記弾性体を、低硬度の材質から成形するとともに、 前記固定部材を、前記固定部を形成し、前記フランジ部
    に当接する頭部を有した第1の部材と、 前記フランジ部を形成し、前記第1の部材を挿通し、前
    記挿通孔部に挿通され、かつ前記弾性体の軸方向の寸法
    より所定距離分短い第2の部材とから構成することを特
    徴とする防振装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体の前記材質は、数ヘルツ(H
    z)程度の周波数振動吸収のためにスチレンゲルを含む
    低硬度のゲル状高分子化合物であることを特徴とする請
    求項1または2のいずれかに記載の防振装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の部材のフランジ部に一端が当
    接し前記支持フレームまたは前記固定フレームに他端が
    固定される板バネ部材を、さらに備えることを特徴とす
    る請求項1または2のいずれかに記載の防振装置。
  5. 【請求項5】 前記支持フレームと、前記固定フレーム
    と、前記第1の部材と、前記第2の部材と前記板バネ部
    材とを金属を含む導電性材料から夫々形成することで電
    気的導通を図ることを特徴とする請求項4に記載の防振
    装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性体と前記第2の部材は円筒状に
    夫々形成され、また第1の部材はねじ孔部である固定部
    に対して螺合されるねじ部と、前記頭部が前記フランジ
    部により移動されることを規制されるねじであることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の防振
    装置。
  7. 【請求項7】 前記支持フレームは前記被支持体に固定
    されるとともに、前記固定フレームに対して所定距離離
    間して設けられることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の防振装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の防振
    装置を用いた電子機器であって、 前記電子機器は、装置前面側から紙補給かあるいは紙づ
    まりの処理の少なくとも一方を行うフロントローディン
    グ型のユニットと、 前記防振装置を介して支持されるとともに、装置後面側
    に画像情報を記憶するハードディスク装置とを有するこ
    とを特徴とする防振装置を用いた電子機器。
JP10304568A 1998-10-26 1998-10-26 防振装置とこれを用いた電子機器 Withdrawn JP2000133959A (ja)

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