JP2000133573A - ステージ装置および露光装置 - Google Patents

ステージ装置および露光装置

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JP2000133573A
JP2000133573A JP10305360A JP30536098A JP2000133573A JP 2000133573 A JP2000133573 A JP 2000133573A JP 10305360 A JP10305360 A JP 10305360A JP 30536098 A JP30536098 A JP 30536098A JP 2000133573 A JP2000133573 A JP 2000133573A
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stage
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substrate
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Seibun Ri
世文 李
Yukio Kakizaki
幸雄 柿崎
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ステージの駆動により生じる振動を抑制するこ
とにより結像特性を高め得る露光装置を提供する。 【解決手段】マスクMのパターンを基板Wに露光する露
光装置であり、第1基盤6上に移動可能に支持されマス
クを保持して第1方向に移動するマスクステージ10
と、第2基盤3上に移動可能に支持され基板を保持して
少なくとも第1方向に移動する基板ステージ9と、マス
クステージと基板ステージとは振動に関して絶縁された
所定の設置面1A上に回転可能に支持され、マスクステ
ージと基板ステージとの少なくとも一方のステージを駆
動した際に発生する反力が伝達されるフレーム部材12
とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子、撮像
素子、液晶表示素子または薄膜磁気ヘッドなどの各種マ
イクロデバイスを製造するためのフォトリソグラフィ工
程などで好適に用いられ、特にマスク及び感光基板のス
テージの移動にともなう振動を防止するためのステージ
装置および露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスのフォトリソグラフィ工
程では、フォトレジストが塗布されたウェハやガラスプ
レート(以下、感光基板ともいう。)にマスク又はレチ
クルのパターンを転写することが行われるが、この種の
露光装置として、従来よりステップアンドリピート式露
光装置(ステッパー)が広く用いられている。このステ
ップアンドリピート式露光装置は、レチクルのパターン
をウェハの各ショット領域に一括して縮小投影すること
により露光するもので、一つのショット領域の露光を終
了すると、ウェハを移動して次のショット領域の露光を
行い、これを順次繰り返す方式である。
【0003】また、レチクルパターンの露光範囲を拡大
するために、照明系からの露光光をスリット状に制限
し、このスリット光を用いてレチクルパターンの一部を
ウェハ上に縮小投影した状態で、レチクルとウェハとを
投影光学系に対して同期走査させるステップアンドスキ
ャン式露光装置も開発されている。このステップアンド
スキャン式露光装置(スキャニングステッパ)は、一回
の走査露光でレチクル全面のパターンを等倍でウェハの
全面に転写するアライナーの転写方式の長所と、上述し
たステッパーの転写方式の長所とを兼ね備えたものであ
る。
【0004】前者のステッパのような一括露光方式の露
光装置では、レチクルのパターンを感光基板の各ショッ
ト領域に転写する際に、レチクルと感光基板とをほぼ完
全に静止させておく必要があるため、床からの振動が露
光装置本体部にそのまま伝わらないように、装置本体部
のベースは防振台を介して床面に設置されている。
【0005】また、後者のステップアンドスキャン式露
光装置では、露光中にレチクルと感光基板とをそれぞれ
一定の速度比で安定に移動させる必要があるため、やは
り露光装置本体部のベースは防振台を介して床面に設置
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レチク
ルから感光基板に至る光軸が直線的に構成された投影光
学系を用いた投影露光装置においては、一般的に、レチ
クルが保持されるレチクルステージは投影光学系の上部
に配置され、感光基板を保持する基板ステージは投影光
学系の下部に配置され、これらレチクルステージと基板
ステージとは鉛直方向に80cm〜150cm離れてい
るので、特にステップアンドスキャン式露光装置では、
レチクルステージと基板ステージとの同期移動にともな
って生じた反力および反力のモーメントの作用により装
置全体が傾いたり、装置本体部を構成するコラムやベー
スが振動してしまうという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、ステージの駆動により生じ
る振動、特にステージの加速時に生じる反力のモーメン
トによる振動を抑制することにより振動の少ないステー
ジ装置および結像特性を高め得る露光装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 上記目的を達成
するために、本発明の第1の観点によれば、基盤上に移
動可能に支持され、少なくとも第1方向に移動するステ
ージ(10)を備えたステージ装置において、前記ステ
ージとは振動に関して絶縁された所定の設置面上に回転
可能に支持され、前記ステージを駆動した際に発生する
反力が伝達されるフレーム部材(12)を設けたことを
特徴とするステージ装置が提供される。
【0009】この場合、フレーム部材に、当該フレーム
部材に作用する回動エネルギを吸収するエネルギ吸収体
(13)、たとえば重りが設けられていることがより好
ましい。
【0010】また、フレーム部材の回転中心が当該フレ
ーム部材の重心に設けられていることがより好ましい。
【0011】(2) 上記目的を達成するために、本発
明の第2の観点によれば、マスクのパターンを基板に露
光する露光装置において、第1基盤上に移動可能に支持
され、前記マスクを保持して第1方向に移動するマスク
ステージ(10)と、第2基盤上に移動可能に支持さ
れ、前記基板を保持して少なくとも前記第1方向に移動
する基板ステージ(9)と、前記マスクステージと前記
基板ステージとは振動に関して絶縁された所定の設置面
上に回転可能に支持され、前記マスクステージと前記基
板ステージとの少なくとも一方のステージを駆動した際
に発生する反力が伝達されるフレーム部材(12)とを
設けたことを特徴とする露光装置が提供される。
【0012】この場合、フレーム部材に、当該フレーム
部材に作用する回動エネルギを吸収するエネルギ吸収体
(13)、たとえば重りが設けられていることがより好
ましい。
【0013】また、基板ステージの駆動の際に発生する
反力が、前記フレーム部材の回転支点(12P)または
前記フレーム部材を支持する支持部材(11)に対して
実質的に入力されることがより好ましい。
【0014】また、フレーム部材が、前記マスクステー
ジの前記第1方向の両側に設けられていることがより好
ましい。
【0015】さらに、前記マスクステージと前記基板ス
テージとは互いに逆方向に移動し、前記マスクステージ
の駆動により発生する反力と前記基板ステージの駆動に
より発生する反力とは前記フレーム部材を介して相殺さ
れることがより好ましい。
【0016】
【作用】ステージが第1方向に移動するとその反力が発
生するが、本発明ではこうした反力および反力のモーメ
ントをフレーム部材に伝達し、この反力のモーメントを
当該フレーム部材の回転運動に変換することでステージ
に生じようとする振動エネルギをフレーム部材が設けら
れた所定の設置面へ逃がす。
【0017】このフレーム部材の回転エネルギは、フレ
ーム部材に重りなどのエネルギ吸収体を設けることによ
り、より適切に吸収除去することができる。また、フレ
ーム部材の回転中心と重心とを一致させれば、ステージ
からの振動エネルギの吸収除去性能がより向上すること
になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1は本発明の露光装置の第1実施形態を示す正面図で
あり、いわゆるステップアンドスキャン式投影露光装置
である。この本実施形態では、実質的な設置面としての
キャッチパレット1の上には、4つの防振パッド2A,
2B(図1では2つのみ図示)を介してベース3が設置
されている。防振パッド2A,2Bは、第1ベース3の
四隅付近にそれぞれ配置されており、限定はされない
が、たとえば空気式ダンパやダンピング液中に圧縮コイ
ルバネを入れた機械式ダンパなどが用いられる。空気式
ダンパを用いた場合には、空気圧によって防振パッド2
A,2Bの高さも調節できるので、防振機能に加えて上
下動機構としても兼用することができる。また、電磁ア
クチュエータ、油圧アクチュエータなどを空気式ダンパ
と並列して防振パッド2A,2Bに用いても良い。
【0019】第1ベース3の上には、感光基板としての
ウェハWを保持する基板ステージ9が設置され、第1ベ
ース3上に固定された第1コラム4に投影光学系7が設
けられている。さらに、第1コラム4に設けられた第2
コラム5上に第2ベース6が設けられ、この第2ベース
6上にマスク(レチクル)Mを保持するマスクステージ
10が設けられている。
【0020】詳細な図示は省略するが、マスクステージ
10は、第2ベース6上のY方向に延在したガイドにエ
アベアリングを介して載置されており、リニアモータに
よって第2ベース6上をY方向に一定速度で移動(走
査)でき、さらにX方向、Y方向および回転方向(θ方
向)にマスクMの位置が調節できる機構を備えている。
【0021】これは、マスクステージ10側に取り付け
られた移動鏡と、図外のコラムに固定されたレーザ干渉
計とによってマスクステージ10のX方向およびY方向
の位置を常時0.001μm程度の分解能で計測し、ま
たマスクステージ10の回転角も計測し、これらの計測
値をステージ駆動装置の制御部へ送出して、この計測値
に応じて第2ベース6上のリニアモータを制御すること
により、マスクステージ10の定速移動や位置決めなど
が実行される。
【0022】一方、マスクパターンが転写されるウェハ
Wは、その詳細な図示は省略するが、ウェハホルダを介
して試料台上に保持されており、この試料台は基板ステ
ージ9上に載置され、この基板ステージ9は第1ベース
3上のガイドにエアベアリングを介して載置されてい
る。そして、基板ステージ9は、第1ベース3上におい
てリニアモータにより−Y方向に一定速度で走査移動お
よびステッピング移動でき、またX方向へのステッピン
グ移動ができるように構成されている。また、基板ステ
ージ9内には、試料台をZ方向に所定の範囲で移動する
Zステージ機構、および試料台の傾斜角を調整するチル
ト機構(レベリング機構)が組み込まれている。
【0023】これらは、試料台に固定された移動鏡と、
図外のコラムに固定されたレーザ干渉計とによって、試
料台のX方向およびY方向の位置を常時0.001μm
程度の分解能で計測するとともに、試料台の回転角も計
測し、これらの計測値をステージ駆動装置の制御部へ送
出して、この計測値に応じて基板ステージ9の駆動用リ
ニアモータを制御することにより、基板ステージ9の定
速移動、ステッピング及び位置決めなどが実行される。
【0024】ちなみに、走査露光時においては、図外の
主制御装置からステージ駆動装置へ露光開始のコマンド
が送出され、投影光学系7が倒立系の場合、これに応じ
てステージ駆動装置では、マスクステージ10を介して
マスクMをY方向に速度Vmで走査移動させるととも
に、これと同期して、基板ステージ9を介してウェハW
を−Y方向に速度Vwで走査移動させる。このとき、マ
スクMからウェハWへの投影倍率がβ、すなわち投影光
学系7の投影倍率がβであるときは、ウェハWの走査速
度Vwは、β・Vmに設定される。
【0025】なお、本発明の投影露光装置では、レチク
ルM側をY方向に移動させるとともにウェハW側を−Y
方向に移動させても良く、或いは投影光学系7が正立系
の場合、レチクルMとウェハWとを同じY方向若しくは
−Y方向に移動させても良い。
【0026】照明光学系8は、図外のコラムを介してマ
スクステージ10の上方に設けられている。この照明光
学系8は、マスクMの矩形パターン領域を、走査露光時
の走査方向(−Y方向)と直交した方向(±X方向)に
スリット状(矩形状)に延びた強度分布を有する照明光
で照射する。この±X方向に直線的なスリット状照明光
のマスクM上での照射領域は、投影光学系7の光軸と垂
直な物体面側の円形視野の中央に位置し、所定の縮小倍
率β(たとえば、1/4)の投影光学系7を通して、そ
の照射領域内のマスクMのパターンの一部の像が、たと
えば0.35μm以下の解像度でウェハW上に投影され
る。
【0027】本実施形態の投影露光装置においては、キ
ャッチパレット1とは別のキャッチパレット1Aに、曲
げ剛性の高い支持体11が設けられており、この支持体
11にフレーム部材12が支点12Pを中心に回転可能
に設けられている。このフレーム部材12は、マスクス
テージ10や基板ステージ9の駆動により生じる反力お
よび反力のモーメントを吸収するためのものであること
から、マスクステージ10や基板ステージ9が設けられ
た第1ベース3や第2ベース6とは振動工学的に絶縁さ
れた基盤上に設けることが望ましい。本実施形態ではキ
ャッチパレット1とは振動工学的に絶縁されたキャッチ
パレット1A上に設けることでその絶縁性をより高めて
いるが、フレーム部材12に生じる振動がキャッチパレ
ット1に伝達されても防振パッド2A,2Bによって充
分にその振動を吸収でき第1ベース3や第2ベース6に
伝達されなければ、同じキャッチパレット1上に支持体
11およびフレーム部材12を設けても良い。
【0028】フレーム部材12の下端には、エネルギ吸
収体としての重り13が固定されており、またこの重り
13に対して支点12Pを挟んだ位置にバランサ14が
移動可能に設けられている。このバランサ14は、フレ
ーム部材12の重心を変動可能とさせるべく当該フレー
ム部材12に対して可動に設けられた重りであって、特
に本実施形態では、フレーム部材12の重心を支点12
Pにできる限り一致させるために用いられる。なお、バ
ランサ14の固定位置をフレーム部材12に対して変更
可能とすれば、露光装置を設置したあとに重心の微調整
が可能となるのでより好ましいが、当初から位置固定と
しても良い。
【0029】また、フレーム部材12の上端とマスクス
テージ10との間にはアクチュエータ15が設けられて
いる。このアクチュエータ15は、図8にその細部を示
すように(同図では後述するスライダ機構16を省略す
る。)、フレーム部材12に固定された固定子151
と、マスクステージ10に固定された可動子152とか
ら構成されたいわゆるボイスコイルアクチュエータであ
り、図外の制御装置からの指令信号に応じて、マスクス
テージ10の±Y方向に生じる振動を吸収する。なお、
ボイスコイルアクチュエータに代えて他のアクチュエー
タを使用しても差し支えない。
【0030】同図に示すように、アクチュエータ15の
固定子151は、N極の軸1511の周囲にS極の筒状
軸1512が形成された発磁体からなる。また、可動子
152は、固定子151の軸1511にギャップをもっ
て遊嵌する内筒1521と、この内筒の外周に巻回され
たコイル1523と、このコイル1523を覆う外筒1
522とからなり、コイル1523を流れる電流を図外
の制御装置により調整することで、固定子151と可動
子152との間に軸に平行な方向(投影露光装置でいえ
ば±Y方向)への力が発生する。
【0031】このアクチュエータ15への指令信号につ
いては、マスクステージ10に加速度センサ(図示を省
略する)を設け、この加速度センサにより検出されたマ
スクステージ10の加速度a、換言すれば振動源となる
力Fに相当する電気信号を制御装置に送出し、制御装置
では、検出された力Fを相殺する力Fが生じるように、
アクチュエータ15のコイル1523に電流を流す。こ
れ以外の場合には、アクチュエータ15のコイル152
3には電流を流さないので、フレーム部材12側の振動
がマスクステージ10側に伝わるおそれがない。
【0032】また、マスクステージ10とフレーム部材
12との間にアクチュエータ15を設ける場合、アクチ
ュエータ15とフレーム部材12との取り付け部分を固
定すると、フレーム部材12が支点12Pを中心にして
回転したときにこの固定部分に±Z軸方向成分の力が生
じる。このように回転方向に垂直な成分の力が生じると
フレーム部材12によってマスクステージ10からの反
力を充分に吸収できないので、本実施形態ではアクチュ
エータ15とフレーム部材12との取り付け部分にスラ
イダ機構16を設けている。このスライダ機構16の具
体的構造は特に限定されないが、図9に模式的に示した
ように、フレーム部材12が回転運動をしたときに当該
フレーム部材12の軸方向に沿ってスライドするととも
に、その関節16aが自在に揺動する機能を有すること
が必要とされる。
【0033】ちなみに、マスクステージ10とフレーム
部材12との間にアクチュエータ15を設けるのは、フ
レーム部材12側からマスクステージ10側への振動の
伝達を防止するためである。したがって、必要に応じて
適宜アクチュエータ15を省略しても良い。
【0034】さらに、フレーム部材12には、アクチュ
エータ17が設けられており、フレーム部材12による
反力吸収機能を補助するために駆動する。また支持体1
1にもアクチュエータ18が設けられており、フレーム
部材12を介して当該支持体11に伝達された振動を吸
収するために駆動する。これらのアクチュエータ17,
18は、たとえば図8に示したボイスコイルモータを用
いることができ、また他のアクチュエータであっても良
い。これらのアクチュエータ17,18の他端は、キャ
ッチパレット1やキャッチパレット1Aとは振動工学的
に絶縁されたベースに固定され、フレーム部材12や支
持体11の振動を当該ベースに逃がすことにより、マス
クステージ10の反力をより吸収することができるが、
必要に応じて適宜省略することもできる。また、アクチ
ュエータ17,18の位置にアクチュエータ17,18
に代えてフレーム部材12および支持体11の振動を吸
収できる動吸振器(マスタダンパおよびダイナミックダ
ンパ)を用いても良い。
【0035】次に作用を説明する。まず、基板ステージ
9を駆動してウェハW上の第1ショット領域を所定の助
走(加速)開始位置に位置決めするとともに、マスクス
テージ10を所定のリセット位置(加速開始位置)に戻
す。次に、図外のステージ駆動装置に指令を与えてマス
クステージ10及び基板ステージ9を駆動し、同時に照
明光学系8から照明光を照射して当該ショット領域の露
光を開始する。本実施形態の場合には、マスクステージ
10が+Y方向に移動し、基板ステージ9が−Y方向に
移動する。このときの移動速度比に関しては、投影光学
系7の投影倍率が1/4であれば、マスクステージ10
の移動速度1に対して基板ステージ9の移動速度を1/
4倍に設定する。
【0036】このようにして、ウェハW上の一つのショ
ット領域の露光が終了すると、図外のステージ駆動装置
に指令を与えて基板ステージ9を駆動し、ウェハWの当
該露光済みのショット領域の隣の第2ショット領域を加
速開始位置に位置決めする。そして、たとえばマスクス
テージ10を前の露光とは反対方向(−Y方向)に移動
させて当該ショット領域の露光を開始する。この場合、
基板ステージ9は+Y方向にマスクステージ10の速度
の1/4の速度で移動される。以後は同様にしてステッ
プアンドスキャン方式でウェハWのショット領域の露光
が行われる。
【0037】こうした露光工程においては、特に露光中
に、マスクステージ10と基板ステージ9とが±Y方向
に走査移動するので、この走査移動の加減速時の反力が
原因の振動が発生する。この振動は、特に本実施形態の
ようにマスクステージ10が基板ステージ9の上に設定
されている場合に顕著となる。
【0038】しかしながら、本実施形態の投影露光装置
では、マスクステージ10に加速度センサを設け、この
加速度センサにより検出されたマスクステージ10の加
速度a、換言すれば振動源となる力Fに相当する電気信
号を制御装置に送出し、制御装置では、検出された力F
を相殺する力Fが生じるように、アクチュエータ15の
コイル1523に電流を流す。またこれと同時にアクチ
ュエータ17,18のコイルにも電流を流す。これによ
り、マスクステージ10には、±Y方向に当該マスクス
テージ10で生じた反力を相殺する力が加えられ、さら
にこのときの反力がスライダー機構16を介してフレー
ム部材12に伝達されることになる。
【0039】フレーム部材12では、スライダー機構1
6を介して伝達された反力が、支点12Pを中心とした
回転運動に変換され、この反力は重り13の回転エネル
ギに消費されるとともにアクチュエータ17を介して系
外へ伝達される。またこのとき、支点12Pから支持体
11へ伝達される振動エネルギは、アクチュエータ18
の駆動により系外へ伝達される。或いは、この反力は重
り13の回転エネルギに消費されるとともに、アクチュ
エータ17,18の位置に設けた前述の動吸振器により
さらに消費される。
【0040】特に本実施形態では、バランサ14の固定
位置を調節することでフレーム部材12の重心を支点1
2Pに一致させているので、マスクステージ10から伝
達された反力の吸収性がより向上する。図10(A)、
図11および図12はフレーム部材12の重心と支点1
2Pとが一致しない場合、同図(B)、図13および図
14はバランサ14を設けることでフレーム部材12の
重心と支点とが一致した場合についてシミュレーション
した結果を示すものである。
【0041】図10(A)に示すフレーム部材12は、
下端に950kgの重り13が取り付けられて支点12
Pにて支持され、a1=1455mmとされている。こ
のフレーム部材12の上端にF1の外力をサイン関数状
に入力し(図11参照)、そのときのフレーム部材12
の上端の変位をX1、支点12Pに作用する力をF2、
重り13の重心の変位をX2とすると、支点12Pに作
用する力F2は図11に示すように入力F1に対してベ
クトルが逆の力となり、重り13の変位X2は図12に
示すように入力側の変位X1に対して逆の変位となる
が、力F2のスカラー量は力F1のスカラー量よりかな
り大きくなり、一方、変位X1,X2は時間とともに収
束しない。これは反力の吸収性が悪いためである。
【0042】これに対して、図10(B)に示すフレー
ム部材12は、下端に430kgの重り13が取り付け
られて支点12Pにて支持され、a1=1105mmと
され、さらに210kgのバランサ14が取り付けられ
てフレーム部材12の重心が支点12Pに一致してい
る。このフレーム部材12の上端にF1の外力をサイン
関数状に入力し(図13参照)、そのときのフレーム部
材12の上端の変位をX1、支点12Pに作用する力を
F2、重り13の重心の変位をX2とすると、支点12
Pに作用する力F2は図13に示すように入力F1に対
してベクトルが逆の力となり、またスカラー量もほぼ等
しくなる。また重り13の変位X2は、図14に示すよ
うに入力側の変位X1に対して逆の変位となり、変位X
1とともに収束している。
【0043】このように、本実施形態の露光装置では、
マスクステージ10の駆動により生じた反力を、フレー
ム部材12の回転エネルギに変換し、これを系外へ逃が
すことで、マスクステージ10の振動を抑制することが
でき、ウェハWにおける結像特性の劣化を防止すること
ができる。
【0044】第2実施形態 図2は本発明の投影露光装置の第2実施形態を示す正面
図であり、上述した第1実施形態と共通する部材には同
一の符号が付されている。本実施形態の投影露光装置
は、第1実施形態の投影露光装置に比べ、基板ステージ
9と支持体11との間に、当該基板ステージ9の駆動に
ともない発生する反力を支持体11へ伝達するアクチュ
エータ19を付加した点が相違している。
【0045】このアクチュエータ19としては、図8に
示したボイスコイルモータなどを採用することができ、
基板ステージ9の駆動時に当該ボイスコイルモータのコ
イルへ電流を流すことにより、基板ステージ9の駆動時
に生じる反力を支持体11(ひいては支点12P)へ伝
達する。
【0046】このようにすれば、マスクステージ10の
駆動時の反力はフレーム部材12の回転エネルギに変換
されて消費されるとともに、マスクステージ10の振動
時の反力は回転支点12Pを介して支持体11に伝達さ
れ、一方基板ステージ9の駆動時の反力も支持体11に
伝達される。基板ステージ9とマスクステージ10との
移動方向は互いに逆方向になっており、マスクステージ
10の反力の大きさは基板ステージ9の反力の大きさの
ほぼ4倍である。このため、基板ステージ9とマスクス
テージ10との移動により相殺されなかった反力が支持
台11からアクチュエータ18などを介して系外へ逃が
されることになる。したがって、マスクステージ10の
みならず基板ステージ9の振動をも抑制することがで
き、ウェハWにおける結像特性の劣化をさらに防止する
ことができる。
【0047】また、本実施形態の露光装置では、重り1
3にボイスコイルモータなどで構成することができるア
クチュエータ20が設けられており、これにより重りが
振り子運動したときのエネルギが系外へ伝達され、重り
13の変位がかなり小さく抑えられ、マスクステージ1
0から伝達される反力の吸収収束性がさらに向上する。
また重り13の配置もしやすくなる。なお、基板ステー
ジ9と支持体11との間にアクチュエータ19を設ける
構成と、重り13にアクチュエータ20を設ける構成と
は、それぞれ独立して採用することができるの。
【0048】第3実施形態 図3は本発明の投影露光装置の第3実施形態を示す正面
図であり、上述した第1および第2実施形態と共通する
部材には同一の符号が付されている。本実施形態の投影
露光装置は、第1および第2実施形態の投影露光装置に
比べ、露光装置本体の両側にフレーム部材12等を配置
した点が相違している。この場合、第1実施形態の態様
のものを両側に配置しても良い。
【0049】この実施形態によれば、たとえばマスクス
テージ10が図において右側に駆動すると、右側のフレ
ーム部材12も左側のフレーム部材12の何れにも、右
方向の反力が伝達され、これら2つのフレーム部材12
は同じ方向に回転することになる。つまり、マスクステ
ージ10などの反力は2つのフレーム部材12,12で
吸収することになるので、重り13の変位が小さくなり
反力による振動の吸収性がより向上することになる。
【0050】第4実施形態 図4は本発明の投影露光装置の第4実施形態を示す正面
図であり、上述した第1〜第3実施形態と共通する部材
には同一の符号が付されている。本実施形態の投影露光
装置は、第1〜第3実施形態の投影露光装置に比べ、基
板ステージ9の駆動時に生じる反力をアクチュエータ1
9を介してフレーム部材12の回転支点12Pより上の
部分に伝達され、またフレーム部材12の下端に設けら
れる重り13の代わりに、それぞれのフレーム部材12
の下端を剛体で連結し、これをエネルギ吸収体13とし
ている。また、支持体11の剛性をより高めるために、
両サイドの支持体11も剛体で互いに連結されている。
なお、フレーム部材12,12はそれぞれ支点12Pを
中心に回転するので、エネルギ吸収体13との連結部分
に関節機構21が設けられている。
【0051】この実施形態によっても、たとえばマスク
ステージ10が図において右側に駆動すると、右側のフ
レーム部材12も左側のフレーム部材12の何れにも、
右方向の反力が伝達され、エネルギ吸収体13を介して
これら2つのフレーム部材12は同じ方向に回転するこ
とになる。つまり、マスクステージ10などの反力およ
び反力のモーメントは2つのフレーム部材12,12で
吸収することになるので、重り13の配置もしやすくな
り、反力による振動も吸収性がより向上することにな
る。
【0052】また、基板ステージ9の駆動時に生じる反
力をフレーム部材12に伝達する際に、この反力方向が
マスクステージ10の駆動時に生じる反力と逆向きであ
るため、マスクステージ10の反力のモーメントがある
程度相殺される。このため反力の吸収性もより向上す
る。
【0053】その他の実施形態 図5〜図7はそれぞれ本発明の投影露光装置の第5〜第
7実施形態を示す正面図であり、上述した第1〜第4実
施形態と共通する部材には同一の符号が付されている。
【0054】図5に示す実施形態は、マスクステージ1
0や基板ステージ9から伝達される反力を、露光装置の
設置床のみならず、天井面22にも逃がす構成を採用し
たもので、アクチュエータ15を介して伝達される反力
および反力モーメントは、天井面22から垂下して設け
られた支持体23に伝達され、この支持体23からスラ
イダ機構16を介してフレーム部材12の回転運動に変
換されるとともに、その一部は天井面22に逃がされ
る。
【0055】また図6に示す実施形態は、フレーム部材
12の下端に重り13を設ける代わりに当該フレーム部
材12の下端をキャッチパレット1Aに固定するととも
に当該キャッチパレット1Aにアクチュエータ24を設
けたものである。こうすることで、フレーム部材12は
支点12Pを中心にして視覚的には回転しないが、マス
クステージ10からの反力は、当該支点12Pを中心と
した回転方向の力に変換される。したがって、この回転
方向に変換された反力は、アクチュエータ24および1
8により系外へ逃がされることになる。
【0056】図7に示す実施形態は、フレーム部材12
の下端に設けられた重り13と、キャッチパレット1と
の間にダンパ25を設けたもので、フレーム部材12の
上端に入力されたマスクステージ10の反力および反力
モーメントは、フレーム部材12の回転運動に変換さ
れ、この回転運動はダンパ25にて吸収されるととも
に、一方がキャッチパレット1にて吸収されることにな
る。
【0057】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ステ
ージの駆動により発生する反力および反力モーメントを
回転可能なフレーム部材に伝達し、このフレーム部材に
より吸収除去することができるので、振動のきわめて少
ないステージ装置および結像特性に優れた露光装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置の実施形態を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の露光装置の他の実施形態を示す正面図
である。
【図3】本発明の露光装置のさらに他の実施形態を示す
正面図である。
【図4】本発明の露光装置のさらに他の実施形態を示す
正面図である。
【図5】本発明の露光装置のさらに他の実施形態を示す
正面図である。
【図6】本発明の露光装置のさらに他の実施形態を示す
正面図である。
【図7】本発明の露光装置のさらに他の実施形態を示す
正面図である。
【図8】本発明の露光装置で用いられるアクチュエータ
の一例を示す断面図である。
【図9】本発明の露光装置で用いられるスライダ機構の
一例を示す模式図である。
【図10】本発明に係るフレーム部材の2つの実施形態
を示す模式図である。
【図11】図10(A)のフレーム部材への入力に対す
る出力の関係を示すグラフである。
【図12】図10(A)のフレーム部材への入力に対す
る変位の関係を示すグラフである。
【図13】図10(B)のフレーム部材への入力に対す
る出力の関係を示すグラフである。
【図14】図10(B)のフレーム部材への入力に対す
る変位の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1,1A…キャッチパレット 3…第1ベース 4…第1コラム 5…第2コラム 6…第2ベース 7…投影光学系 9…基板ステージ 10…マスクステージ 11…支持体 12…フレーム部材 12P…支点 13…重り(エネルギ吸収体) 14…バランサ 15,17,18…アクチュエータ 16…スライダ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G12B 5/00 G12B 5/00 T H01L 21/30 515B Fターム(参考) 2F078 CA02 CA08 CB13 CC11 3J048 AA02 AC08 BC01 BE01 BE09 BF10 CB09 CB17 DA01 DA04 EA07 EA13 5F046 AA23 BA05 CC01 CC02 CC03 CC05 CC06 CC16 CC18 DA04 DA05 DB14 DC12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基盤上に移動可能に支持され、少なくとも
    第1方向に移動するステージを備えたステージ装置にお
    いて、前記ステージとは振動に関して絶縁された所定の
    設置面上に回転可能に支持され、前記ステージを駆動し
    た際に発生する反力が伝達されるフレーム部材を設けた
    ことを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】前記フレーム部材に、当該フレーム部材に
    作用する回動エネルギを吸収するエネルギ吸収体が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のステージ装
    置。
  3. 【請求項3】前記エネルギ吸収体が重りであることを特
    徴とする請求項2記載のステージ装置。
  4. 【請求項4】前記フレーム部材の回転中心が当該フレー
    ム部材の重心に設けられていることを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載のステージ装置。
  5. 【請求項5】マスクのパターンを基板に露光する露光装
    置において、 第1基盤上に移動可能に支持され、前記マスクを保持し
    て第1方向に移動するマスクステージと、 第2基盤上に移動可能に支持され、前記基板を保持して
    少なくとも前記第1方向に移動する基板ステージと、 前記マスクステージと前記基板ステージとは振動に関し
    て絶縁された所定の設置面上に回転可能に支持され、前
    記マスクステージと前記基板ステージとの少なくとも一
    方のステージを駆動した際に発生する反力が伝達される
    フレーム部材とを設けたことを特徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】前記フレーム部材に、当該フレーム部材に
    作用する回動エネルギを吸収するエネルギ吸収体が設け
    られていることを特徴とする請求項5記載の露光装置。
  7. 【請求項7】前記基板ステージの駆動の際に発生する反
    力が、前記フレーム部材の回転支点または前記フレーム
    部材を支持する支持部材に対して実質的に入力されるこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の露光装置。
  8. 【請求項8】前記フレーム部材が、前記マスクステージ
    の前記第1方向の両側に設けられていることを特徴とす
    る請求項5〜7の何れかに記載の露光装置。
  9. 【請求項9】前記マスクステージと前記基板ステージと
    は互いに逆方向に移動し、前記マスクステージの駆動に
    より発生する反力と前記基板ステージの駆動により発生
    する反力とは前記フレーム部材を介して相殺されること
    を特徴とする請求項5〜8の何れかに記載の露光装置。
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