JP2000133490A - 蛍光灯点灯回路 - Google Patents

蛍光灯点灯回路

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JP2000133490A
JP2000133490A JP30773498A JP30773498A JP2000133490A JP 2000133490 A JP2000133490 A JP 2000133490A JP 30773498 A JP30773498 A JP 30773498A JP 30773498 A JP30773498 A JP 30773498A JP 2000133490 A JP2000133490 A JP 2000133490A
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signal
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lighting
light amount
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Junichi Kishimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯の点灯、光量制御を行う蛍光灯点灯回
路において、点灯開始時の点灯移行時間を短くでき、点
灯移行後は光量を安定して制御できるようにする。 【解決手段】 蛍光灯の光量を検出するセンサの出力電
圧と、所定光量に対応した基準電圧を比較して、光量立
ち上がり期間マスク信号が生成される。点灯開始時に、
蛍光灯の光量が所定光量に達するまでの期間は、マスク
信号がハイレベルとなってANDゲート48が開き、蛍
光灯調光信号をDフリップフロップ回路39を介し1次
巻線の駆動信号MPWM_CLKに同期させ、反転させ
た信号が点灯信号FL_ONとして蛍光灯駆動用スイッ
チング素子26に印加される。蛍光灯の光量が所定光量
に達したら、マスク信号がローレベルとなり、NORゲ
ート47が開き、蛍光灯調光信号を反転させた信号がF
L_ONとして素子26に印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯の点灯及び
光量制御を行う蛍光灯点灯回路に関し、特に、例えば複
写機、プリンタ、スキャナ等の画像形成装置の画像読み
取り部の原稿照明用光源として使用される蛍光灯の点灯
及び光量制御に好適な蛍光灯点灯回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、スキャナ等の
画像形成装置における原稿照明用光源としては、ハロゲ
ンランプや蛍光灯などが主として用いられている。この
うち蛍光灯は低速機において使用されることが多いが、
消費電力がハロゲンランプに比べて小さいため、より高
速な機種においても蛍光灯光源への移行が望まれてい
る。
【0003】一方、画像形成装置に搭載される電源の小
型化及び低価格化の要求が益々高まっている中で、蛍光
灯電源、低圧電源、高圧電源の一体化が一部で進められ
ており、その一例として、1つの入力巻線(1次巻線)
に対して、蛍光灯用、低圧用、高圧用といった複数の出
力巻線(2次巻線)を持つ複合型トランスを用いる複合
型電源回路を挙げることができる。
【0004】複写機に搭載される複合型電源回路の構成
を図1に示す。同図において、1は商用AC電源ライ
ン、2は整流ブリッジ、3は平滑用コンデンサ、4は入
力巻線駆動用スイッチング素子である。5は共振コンデ
ンサで、複合型トランス37の入力インダクタンス成分
とにより電圧共振を発生させる役割を持つ。6はクラン
プダイオードである。7はカレントトランスで、スイッ
チング素子4、共振コンデンサ5、クランプダイオード
6を流れる電流を検出(モニター)するためのものであ
る。
【0005】8はドライブトランスで、2次側にある制
御部(電源制御用CPU)9からのスイッチング素子駆
動信号を1次側に伝達する。制御部9において、50は
入力巻線駆動用スイッチング素子4の駆動信号出力部、
51は一次側駆動電流検出入力部、52は平滑コンデン
サ11の平滑電圧検出入力部である。
【0006】37は複合型トランスで、1つの1次巻線
36に対して、2次巻線として、低圧用フライバック巻
線31、低圧用フォワード巻線32、蛍光灯駆動用巻線
33、高圧用巻線34,35を有している。
【0007】10は整流ダイオードで、低圧用フライバ
ック巻線31の出力を整流する。11は平滑コンデンサ
で、低圧用フライバック巻線31の出力を平滑する。本
例では、低圧用フライバック巻線31の出力は24Vに
制御するものとし、以下、24VRと称する。12は2
4VR巻線(低圧用フライバック巻線31)出力を平滑
する平滑コンデンサ11の電圧を検出する電圧検出抵抗
である。
【0008】13は整流ダイオードで、低圧用フォワー
ド巻線32の出力を整流する。14はスイッチング素子
で、低圧用フォワード巻線32の平滑出力を所定の値と
なるようにオン・オフ動作する。本例では、低圧用フォ
ワード巻線32の平滑出力は24Vに制御するものと
し、以下、24VUと称する。15はフライホイールダ
イオード、16は整流用インダクタンス、17は平滑コ
ンデンサ、18は24VU巻線(低圧用フォワード巻線
32)出力のスイッチング素子14の出力を検出するた
めの検出抵抗である。
【0009】19は24VU巻線出力の電圧制御部で、
24VU巻線出力が所定の値となるようにスイッチング
素子14の導通率を制御する。電圧制御部19におい
て、60はスイッチング素子14の駆動信号出力部、6
1は24VU巻線出力の平滑出力検出部、62は入力巻
線駆動用スイッチング素子4の駆動信号入力部である。
【0010】20はインダクタンスで、蛍光灯駆動用巻
線33の出力電流を所定の値に安定化する。21は蛍光
灯、22,23は蛍光灯21内の予熱用フィラメント、
24は予熱回路で、予熱用フィラメント22,23の予
熱電流を所定の値にする。25はダイオードブリッジ
で、蛍光灯21の両端電圧を直流制御素子(例えば、ト
ランジスタ)にて制御可能にする。26は蛍光灯用スイ
ッチング素子で、蛍光灯21の両端電圧を交流ショー
ト、またはオープンさせる。
【0011】27は高圧用巻線34の出力を負電圧に整
流するダイオード、28は平滑コンデンサである。
【0012】29は高圧用巻線35の出力を正電圧に整
流するダイオード、30は平滑コンデンサである。
【0013】次に上記構成の電源回路の動作を説明す
る。
【0014】商用AC電源ライン1からの交流電流は、
整流ブリッジ2により直流に整流され且つ平滑用コンデ
ンサ3により平滑され、その直流電圧が複合トランス3
7の1次巻線36に印加される。そして、入力巻線駆動
用スイッチング素子4のオン、オフ動作により1次巻線
に電流が断続的に印加される。スイッチング素子4がオ
ンの間、この素子4に流れる電流は、複合トランス37
の入力インピーダンスに反比例した傾きで直線的に増加
する。但し、蛍光灯駆動用巻線33が蛍光灯用スイッチ
ング素子26により交流ショートされている場合、また
は蛍光灯21が完全に点灯している場合は、蛍光灯駆動
用巻線33に接続される負荷は概略インダクタンス20
となり(一般に蛍光灯の点灯時、インピーダンスはイン
ダクタンス20に比べ十分に低い値となる)、それが巻
線の巻数比の二乗に反比例した値として、複合トランス
37の一次インダクタンスに並列追加されることとな
る。さらに、24VU巻線出力のスイッチング素子14
がオンとなっている期間は、その巻線電流が巻数比に反
比例して一次側である入力巻線駆動用スイッチング素子
4に重畳される。
【0015】次に、入力巻線駆動用スイッチング素子4
がオフすると、その際の電流エネルギーを基に一次側イ
ンダクタンスと共振コンデンサ5によるLC共振が発生
する。共振コンデンサ5の電圧は、概略正弦波となり、
増加してピークをむかえた後、減少する。このとき、ク
ランプダイオード6によって負側はダイオード順方向電
圧に制限される。制御部9は、カレントトランス7によ
り、この様子をモニターし、負側に電流が振り込むのを
検知した瞬間、スイッチング素子4に対して再びオン信
号を発生する。
【0016】複合トランス37の低圧用フライバック巻
線31の出力は、この共振ピーク値側の位相で整流平滑
され、この電圧が制御部9によりモニターされる。2次
側にある制御部9は、前記電圧が24Vよりも低い場合
はスイッチング素子4のオン幅を増やし、24Vよりも
高い場合はスイッチング素子4のオン幅を減らす。以
下、このスイッチング素子4をオン、オフさせる駆動パ
ルスをMPWM_CLKと表記する。
【0017】以上により、入力巻線駆動用スイッチング
素子4に対しては、常に0ボルトでのスイッチング動作
が実現され、また低圧用フライバック巻線31の整流平
滑電圧が24Vに制御される。一方、他の出力巻線に
は、複合トランス37の巻数比に応じた出力電圧が出力
される。
【0018】次に、図1の電源回路に付設され、複写機
に搭載される蛍光灯の点灯及び光量制御を行う点灯回路
の構成及び動作シーケンスを図2〜5を参照して説明す
る。なお、以下では蛍光灯の光量を一定に制御する光量
制御を調光という。
【0019】図2は図1の電源回路のうちの蛍光灯点灯
回路の構成の詳細を示すブロック図である。同図中、前
述した図1中と同一部分には、同一符号が付してある。
【0020】図2において、38は本体制御用コントロ
ーラ、39はDフリップフロップ回路、40は抵抗及び
トランジスタで構成されたスイッチ回路、41は調光の
ために蛍光灯21の光量を検出する調光センサである。
【0021】本体制御用コントローラ38は、予熱回路
24を制御すると共に、調光センサ41の出力に基づい
て、Dフリップフロップ回路39およびスイッチ回路4
0を通して蛍光灯用スイッチング素子26を制御するよ
うに構成されている。
【0022】次に、図3は、蛍光灯の調光を行う調光回
路の構成を示すブロック図である。同図中、調光センサ
41は、蛍光灯の光を受光するフォトダイオード等の受
光素子とオペアンプ等から構成される。42は調光セン
サ41の検出信号の出力電圧を増幅するためのオペアン
プ等から構成された信号増幅部、43は増幅された調光
センサ41の出力電圧を基準光量を表す所定電圧と比較
するためのオペアンプ等から構成された信号比較部(比
較回路)、44は蛍光灯調光コントローラである。蛍光
灯調光コントローラ44はアップ・ダウンカウンタ(U
/D)44aを有し、信号比較部43の比較結果を示す
パルス信号に基づいて、アップ・ダウンカウンタ44a
を制御し、蛍光灯の調光信号(FL_PWM*)を生成
する。これら42〜44の構成は本体制御用コントロー
ラ38に含まれる。
【0023】次に、動作を説明する。上記構成におい
て、まず複写機の電源スイッチが投入されると、本体制
御用コントローラ38は電源制御用CPU9へスタンバ
イモードに移行するように信号を送る。これにより、電
源制御用CPU9は24VRのフィードバックループに
おける基準電圧を、コピー動作時の電圧よりも低い電圧
出力(例えば18V)に設定し、その電圧が保たれるよ
うにMPWM_CLKのパルス幅をコントロールする。
それと同時に各部の初期動作を経た後に、装置は待機
(スタンバイ)状態となる。
【0024】そしてコピーキーが押されると、本体制御
用コントローラ38から電源制御用CPU9へ送られる
コピーモード信号により、電源制御用CPU9は24V
Rのフィードバックループにおける基準電圧をコピー動
作時の電圧出力(本例では24V)が出力されるように
設定し、その出力が保たれるようにMPWM_CLKの
パルス幅を制御する。
【0025】このとき蛍光灯21は、スキャン動作が開
始されるまでのしばらくの間は消灯状態にあるが、コピ
ー動作を開始する際にはスムーズな点灯開始のために充
分に予熱を行う必要がある。予熱回路24は、本体制御
用コントローラ38からの予熱電圧制御信号によって予
熱電圧を制御し、スムーズな点灯開始及びランプの長寿
命化を実現している。
【0026】本体制御用コントローラ38は、前述の予
熱動作により蛍光灯21のフィラメント22,23が充
分暖まったところで、蛍光灯点灯開始信号と調光信号を
兼ねたパルス信号であるFL_PWM*を出力する。こ
のFL_PWM*は、Dフリップフロップ回路39でM
PWM_CLKと同期させられると共に論理を反転され
てランプ点灯信号(FL_ON)になる。FL_ON信
号によりスイッチ回路40を介して蛍光灯用スイッチン
グ素子26をON/OFFすることで蛍光灯21に対す
る蛍光灯駆動用巻線33の出力の印加を断続させ、蛍光
灯21の点灯/調光/消灯を制御する。
【0027】図4は蛍光灯の点灯開始時の各信号のタイ
ミングを示したものである。前述した通り、図4の上か
ら1段目に示すMPWM_CLKにより、入力巻線駆動
用スイッチング素子4がオフすると、その際の電流エネ
ルギーを基に一次側インダクタンスと共振コンデンサ5
によるLC共振が発生する。共振コンデンサ5の電圧
は、概略正弦波となり、増加してピークをむかえた後、
減少する(2段目、3段目の左端の波形参照)。しか
し、蛍光灯点灯開始後の不点灯期間(蛍光灯21の両端
に起動電圧を印加するが、点灯に移行しない期間)は、
蛍光灯駆動用巻線33の電流が瞬間的に0となるため、
それまで1次側共振回路において複合トランス37のイ
ンダクタンスと並列に見えていた蛍光灯安定用インダク
タンスが瞬時になくなり、そのため共振周波数が大きく
変化する(2段目、3段目の左から2番目の波形参
照)。その後、点灯に移行すると点灯開始前と同じ周波
数でLC共振が行われる。
【0028】ここで、4段目に示す蛍光灯の点灯開始・
調光信号であるFL_PWM*は、電源側のMPWM_
CLKとは無関係に送られてくる、つまりMPWM_C
LKと同期を取らずに送られてくるため、FL_PWM
*をそのまま蛍光灯用スイッチング素子26に印加する
と、蛍光灯21の両端に起動電圧として最大電圧を加え
た状態で点灯開始することができない。そこで、FL_
PWM*をDフリップフロップ回路39によりMPWM
_CLKと同期させて、5段目に示すFL_ON信号と
し、これをスイッチング素子26に印加することによ
り、常に点灯開始時には起動電圧として最大電圧を加え
る事ができるように構成している。
【0029】次に、図5は蛍光灯の調光中の各信号のタ
イミングを示したものである。
【0030】蛍光灯の光量は調光センサ41によりモニ
タされ、その出力が信号増幅部42で増幅され、信号比
較部43により基準光量を示す基準電圧と比較され(図
5の4段目参照)、その比較結果によりON/OFFパ
ルスが発生される(5段目参照)。そのON/OFFパ
ルスにより、蛍光灯調光コントロール部44内のU/D
カウンタ44aのカウント値が、ON/OFFパルスが
ハイレベルの時には減算され、ローレベルの時には加算
されるように制御され、そのカウント値にしたがって1
ライン毎の画像読み取り信号に同期したFL_PWMの
パルス幅が変更され、デューティー比が変更される。こ
のデューティー比の変化により蛍光灯21の光量が一定
になるようにフィードバックループが構成される。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
構成では、1ライン毎の画像読み取り信号に同期した調
光信号FL_PWM*のパルス幅をいかに精度良く制御
しても、これを電源側のMPWM_CLKでサンプリン
グして点灯信号FL_ONを生成するため、図5の2段
目と3段目に示すように、FL_PWM*に対するFL
_ONのパルス位置の位相ずれないしパルス幅の相違、
いわゆるジッタがどうしても発生してしまう。
【0032】例えばMPWM_CLKの周波数が100
kHzである時には、最大その2周期分の20μsのジ
ッタが発生することになる。FL_PWM*の周期、す
なわち1ライン毎の画像読み取り信号の周期が長い場合
には、このジッタも誤差として目立たない。例えば1ラ
イン毎の画像読み取り信号の周期が2msならば、ジッ
タは全体周期の1%の量になるためジッタによる蛍光灯
の光量の変動が小さく、その照明により原稿から読み取
る画像に大きな影響を与えることも少ない。
【0033】しかし、画像形成のプロセススピードが上
がり、1ライン毎の画像読み取り信号の周期がどんどん
短くなってくると、1周期内におけるFL_ONのパル
スの立ち上がりと立ち下がりのタイミングのずれ量が相
対的に大きくなるため、FL_ONのパルスのデューテ
ィー比が大きく変動してしまうことになる。例えば1ラ
イン毎の画像読み取り信号の周期が200μsだとする
と、ジッタが10%も発生することになる。このため、
蛍光灯の光量が変動してしまい、その照明で読み取る原
稿の画像にむらが発生してしまうことになる。
【0034】そこで本発明の課題は、上述した画像形成
装置に搭載される蛍光灯点灯回路にかぎらず、蛍光灯の
点灯及び光量制御を行う蛍光灯点灯回路において、点灯
開始時には蛍光灯に対して起動電圧として最大電圧を加
えて点灯移行時間を短くできるとともに、点灯移行後は
光量制御を安定して良好に行うことができる構成を提供
することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、1つの1次巻線に対して複数の2
次巻線を有する複合型トランスと、前記1次巻線に接続
された第1のスイッチング素子と、前記複数の2次巻線
の内の1つの2次巻線に接続された蛍光灯と、該蛍光灯
に対する前記1つの2次巻線の出力の印加を制御するた
めの第2のスイッチング素子と、前記蛍光灯の光量を検
出する光量検出手段とを有し、前記1次巻線に直流電圧
を印加し、周期的な第1のパルス信号により前記第1の
スイッチング素子をオン、オフ動作させることにより、
前記2次巻線に出力を発生させ、前記第1のパルス信号
より長い周期で生成される第2のパルス信号により前記
第2のスイッチング素子をオン、オフ動作させることに
より、前記1つの2次巻線の出力を前記蛍光灯に対して
断続的に印加して蛍光灯を点灯させ、前記光量検出手段
の検出結果に基づいて前記第2のパルス信号のパルス幅
を変化させて蛍光灯の光量を制御する蛍光灯点灯回路に
おいて、前記第2のパルス信号を前記第1のパルス信号
に同期させる信号処理手段と、前記蛍光灯の点灯開始時
に、前記光量検出手段により検出される蛍光灯の光量が
所定光量に達するまでの期間は、前記第2のパルス信号
を前記信号処理手段を介して前記第2のスイッチング素
子に印加させ、前記期間の経過後は、前記第2のパルス
信号を前記信号処理手段を介さずに直接的に前記第2の
スイッチング素子に印加させる制御手段とを設けた構成
を採用した。
【0036】このような構成によれば、蛍光灯の点灯開
始時に、蛍光灯の光量が所定光量に達するまでの期間
は、第2のパルス信号が信号処理手段を介して第1のパ
ルス信号に同期する信号として第2のスイッチング素子
に印加される。これにより、蛍光灯に対して起動電圧と
して最大電圧がかかり、点灯移行時間を短くすることが
できる。
【0037】また、蛍光灯の光量が所定光量に達した後
は、第2のパルス信号が信号処理手段を介さずに直接的
に第2のスイッチング素子に印加される。このとき、第
2のパルス信号を第1のパルス信号に同期させる処理が
なされず、その処理によるジッタの発生を排除できるの
で、第2のパルス信号のパルス幅による蛍光灯の光量制
御を精度良く行うことができる。
【0038】前記信号処理手段は例えばDフリップフロ
ップ回路とする。
【0039】また、前記制御手段は、例えば、前記光量
検出手段の検出信号の電圧を前記所定光量に対応する基
準電圧と比較する比較回路と、該比較回路の出力信号に
応じて、前記第2のパルス信号を前記信号処理手段を介
して前記第2のスイッチング素子に印加させるか、また
は、前記信号処理手段を介さずに直接的に前記第2のス
イッチング素子に印加させる論理回路とからなる構成、
或いは、前記光量検出手段の検出信号の電圧をA/D変
換するA/D変換回路と、該A/D変換回路によりA/
D変換された前記検出信号の電圧値が前記所定光量に対
応する所定の設定値を越えているか否かを判定し、該判
定結果を示す信号を出力するCPUと、該CPUから出
力される前記判定結果を示す信号に応じて、前記第2の
パルス信号を前記信号処理手段を介して前記第2のスイ
ッチング素子に印加させるか、または、前記信号処理手
段を介さずに直接的に前記第2のスイッチング素子に印
加させる論理回路とからなる構成とする。
【0040】また、後者の構成において、前記CPU
は、前記A/D変換回路によりA/D変換された前記検
出信号の電圧値が所定時間内に前記所定の設定値を越え
ない場合は、前記蛍光灯が不点灯状態であると判断し、
該不点灯状態に対処するための情報出力を行うものとす
る。こうすれば、蛍光灯の不点灯状態を確実に検知し、
その不点灯状態に対して適切に対処することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図6〜10を参照して本発
明の実施の形態を説明する。ここでは、画像形成装置の
画像読み取り部の原稿照明用光源として使用される蛍光
灯の点灯及び光量制御を行う蛍光灯点灯回路を例示す
る。その基本的な構成は、先述した従来例の図1の構
成、及び図2中で本体制御用コントローラ38内の調光
回路及びDフリップフロップ回路39以外の部分の構成
と共通とし、その説明は省略し、従来例と構成が異なる
部分について説明する。図6〜10中で図1〜5中と共
通ないし対応する部分には共通の符号が付してある。
【0042】[第1の実施形態]蛍光灯点灯回路の第1
の実施形態を図6〜8により説明する。
【0043】まず図6は、本実施形態の蛍光灯点灯回路
の内の調光回路の構成を示している。この調光回路は、
図2の本体制御用コントローラ38内に設けられ、従来
例の図3中と共通の信号増幅部42及び信号比較部43
に加えて、光量立ち上がり検知部45が設けられる。光
量立ち上がり検知部45は、比較回路を構成するオペア
ンプとトランジスタ等からなる。
【0044】この調光回路の動作を説明する。先述のよ
うに、調光センサ41の出力信号を信号増幅部42で増
幅し、信号比較部43で基準光量を表す基準電圧と比較
してON/OFF信号を生成し、その信号により蛍光灯
調光コントローラ44でアップダウンカウンタ44aを
介して調光信号FL_PWM*が生成される。
【0045】一方、光量立ち上がり検知部45の比較回
路により、信号増幅部42で増幅された調光センサ41
の出力信号の電圧をある光量値を表す基準電圧と比較
し、トランジスタを介してパルス信号を生成する。この
パルス信号は、具体的には、図8の各信号のタイミング
チャートの6段目に示すように、蛍光灯の光量に対応す
る調光センサ出力(図8の5段目)が所定のレベルに達
するまではハイレベルになっており、調光センサ出力が
ある所定のレベルに達したところでローレベルになる。
この信号により蛍光灯の光量が所定光量に達するまでの
立ち上がり推移期間と、所定光量に達した後の光量の安
定期間を区別する。以下、この信号を光量立ち上がり期
間マスク信号と称する。
【0046】次に、図7は、光量立ち上がり期間マスク
信号のレベルに応じて、点灯開始・調光信号FL_PW
MをMPWM_CLKに同期させ、反転させて点灯信号
FL_ONを生成するか、またはFL_PWMを反転さ
せるだけでそのままFL_ONとするかを切り換える点
灯・調光信号切り換え回路の構成を示している。
【0047】この回路は、ORゲート46,NORゲー
ト47,ANDゲート48からなる論理回路とDフリッ
プフロップ回路39とからなり、図2の従来例のDフリ
ップフロップ回路39に代えて蛍光灯点灯回路に設けら
れ、ORゲート46の出力信号が点灯信号FL_ONと
して図2のスイッチ回路40を介して蛍光灯スイッチン
グ素子26に印加される。
【0048】動作を説明すると、まず、蛍光灯調光コン
トローラ44からの点灯開始・調光信号FL_PWM*
と電源制御用CPU9からのMPWM_CLKがDフリ
ップフロップ回路39のD入力とクロック入力に印加さ
れることにより、FL_PWM*をMPWM_CLKに
同期させ且つ反転させた信号がDフリップフロップ回路
39のQ*出力からANDゲート48の一方の入力に印
加される。ここで、光量立ち上がり期間マスク信号がA
NDゲート48の他方の入力に印加されており、同信号
がハイレベルの時、すなわち上記蛍光灯の光量が所定光
量に達するまでの立ち上がり推移期間ではANDゲート
48が開き、FL_PWM*をMPWM_CLKに同期
させ且つ反転させた信号がANDゲート48からORゲ
ート46を介してFL_ONとして蛍光灯用スイッチン
グ素子26へ印加される。
【0049】すなわち、蛍光灯の点灯開始時に蛍光灯の
光量が所定光量に達するまでの立ち上がり推移期間では
FL_PWM*をDフリップフロップ回路39を介して
MPWM_CLKに同期させ且つ反転させた信号がFL
_ONとして蛍光灯用スイッチング素子26へ印加さ
れ、これにより蛍光灯21が点灯される。ここで図8の
符号Aの部分に示すように、FL_ONがMPWM_C
LKに同期しているので、蛍光灯の両端に起動電圧とし
て最大電圧を加えることができ、蛍光灯の点灯移行時間
を短くすることができる。
【0050】一方、NORゲート47の一方の入力には
FL_PWM*が印加され、他方の入力には光量立ち上
がり期間マスク信号が印加される。光量立ち上がり期間
マスク信号がローレベルの時、すなわち上記所定光量に
達した後の光量の安定期間ではNORゲート47が開
き、FL_PWM*の反転した信号がNORゲート47
からORゲート46を介してそのままFL_ONとして
蛍光灯用スイッチング素子26へ印加される。
【0051】すなわち、蛍光灯の光量が上記所定光量に
達した後の光量の安定期間ではFL_PWM*がDフリ
ップフロップ回路39を介さずに、反転されてそのまま
直接的にFL_ONとして蛍光灯用スイッチング素子2
6へ印加され、そのパルス幅により蛍光灯21の光量が
制御される。ここで図8の符号Bの部分に示すように、
FL_ONはMPWM_CLKに同期しておらず、FL
_PWM*を反転しただけの信号であり、FL_PWM
*に対するジッタを排除できるので、画像形成装置の画
像読み取り部において原稿の照明を行う蛍光灯の光量の
制御を精度良く行なって光量を安定して制御することが
でき、画像の読み取り、形成をむらなく良好に行うこと
ができる。
【0052】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態を図9,10により説明する。なお、本実施形
態では、先述した第1の実施形態の図7の点灯・調光信
号切り換え回路が同様に設けられるものとする。
【0053】まず、図9は、第2の実施形態の点灯回路
に設けられる調光回路の構成を示している。この構成で
は、蛍光灯調光信号FL_PWM*を生成する蛍光灯調
光コントローラ44が光量立ち上がり期間マスク信号も
生成する。
【0054】蛍光灯調光コントローラ44は、A/D変
換回路からなる入力ポートであるA/Dポート44bを
有するCPU44cを有する。そして、信号増幅部42
の出力信号、つまり調光センサ41の検出信号を増幅し
た信号がA/Dポート44bに入力されてA/D変換さ
れ、その値に基づいてCPU44cが光量立ち上がり期
間マスク信号を生成する。その動作の詳細を図10を参
照して以下に説明する。図10は、CPU44cの処理
手順を示すフローチャートである。
【0055】まず、蛍光灯の点灯を開始するために、蛍
光灯調光コントローラ44から点灯開始・調光信号FL
_PWM*が出力され、図7の点灯・調光信号切り換え
回路を介して点灯信号FL_ONとして蛍光灯用スイッ
チング素子26へ送られる。
【0056】ここでCPU44cは図10の処理を開始
し、まず蛍光灯の点灯を開始したか、つまりFL_PW
M*の出力を開始したか判定し(ステップS1)、開始
していなければ処理を終了するが、開始したらCPU4
4c内の不図示のタイマーをスタートする(ステップS
2)。
【0057】次に、A/Dポート44aから調光センサ
41の検出信号の電圧をA/D変換した電圧値を読み込
む(ステップS3)。
【0058】次に、上記A/D変換した電圧値が所定光
量に対応する所定の設定値を越えているか否か判定し
(ステップS4)、設定値を越えていたら、光量立ち上
がり期間マスク信号としてローレベルの信号を出力し
(ステップS5)、処理を終了する。
【0059】一方、ステップS4の判定で設定値を越え
ていなかったら、光量立ち上がり期間マスク信号として
ハイレベルの信号を生成し、出力する(ステップS
6)。
【0060】次に、上記タイマーが所定時間を計時した
か(タイムアウトか)否か判定し(ステップS7)、計
時した場合、つまりFL_PWM*の出力開始から所定
時間以内に上記A/D変換値が所定の設定値を越えてお
らず、蛍光灯の光量が前記設定値に対応した所定光量に
達していない場合には、蛍光灯が不点灯状態であると判
断し、画像形成装置の操作部の表示部に蛍光灯の交換を
促すメッセージを表示し(ステップS8)、処理を終了
する。
【0061】また、ステップS7の判定の結果としてま
だ所定時間を計時していない場合は、ステップS3に戻
り、ステップS3以下の処理を繰り返す。
【0062】以上のようにして、蛍光灯の点灯開始時
に、蛍光灯の光量が所定光量に達するまではハイレベ
ル、所定光量に達したらローレベルの光量立ち上がりマ
スク信号を生成し、図7の点灯・調光信号切り換え回路
に出力することにより、第1の実施形態と同様に、蛍光
灯の点灯移行時間を短くできるとともに、光量制御を精
度良く行え、光量を安定して制御することができる。そ
の上、本実施形態では、点灯開始時に蛍光灯の光量が所
定時間以内に所定光量に達しない場合は、蛍光灯の不点
灯と判断し、蛍光灯の交換を促すメッセージを表示する
ので、蛍光灯の劣化等による不点灯状態を確実に検知
し、その不点灯状態に適切に対処することができる。
【0063】なお、上述した動作では、図10のステッ
プS8で、蛍光灯の不点灯状態に対処するための情報出
力として、蛍光灯の交換を促すメッセージを表示するも
のとしたが、単に蛍光灯の不点灯状態を報知するメッセ
ージを表示するようにしてもよく、また、これらの情報
を音声により出力するようにしてもよい。
【0064】以上では、画像形成装置の画像読み取り部
において原稿を照明する蛍光灯の点灯、光量制御を行う
蛍光灯点灯回路の実施形態を説明したが、原稿照明用以
外に用いられる蛍光灯の蛍光灯点灯回路にも本発明の構
成が適用可能なことは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による蛍光灯点灯回路においては、複合型トランスの1
次巻線に直流電圧を印加し、周期的な第1のパルス信号
により1次巻線に接続された第1のスイッチング素子を
オン、オフ動作させることにより、複合型トランスの複
数の2次巻線に出力を発生させ、第1のパルス信号より
長い周期で生成される第2のパルス信号により蛍光灯駆
動用の第2のスイッチング素子をオン、オフ動作させる
ことにより、2次巻線の1つの出力を蛍光灯に対して断
続的に印加して蛍光灯を点灯させ、蛍光灯の光量の検出
結果に基づいて第2のパルス信号のパルス幅を変化させ
て蛍光灯の光量を制御する構成であって、蛍光灯の点灯
開始時に、蛍光灯の光量が所定光量に達するまでの期間
は、第2のパルス信号を第1のパルス信号に同期させる
ことにより、蛍光灯に対して起動電圧として最大電圧が
かかり、点灯移行時間を短くすることができる。また、
蛍光灯の光量が所定光量に達した後は、第2のパルス信
号を第1のパルス信号に同期させる処理を行わず、第2
のパルス信号を直接的に第2のスイッチング素子に印加
することにより、第2のパルス信号のパルス幅による蛍
光灯の光量制御を精度良く行え、蛍光灯の光量を安定し
て制御することができる。
【0066】また、蛍光灯の点灯開始時に蛍光灯の光量
が所定時間以内に所定光量に達しない場合は、蛍光灯の
不点灯と判断し、不点灯状態に対処するための情報出力
を行うので、蛍光灯の劣化等による不点灯状態を確実に
検知し、その不点灯状態に適切に対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】蛍光灯点灯回路が付設される複合型電源回路の
構成を示す回路図である。
【図2】従来の蛍光灯点灯回路の構成を示すブロック回
路図である。
【図3】従来の蛍光灯点灯回路に設けられる調光回路の
構成を示すブロック回路図である。
【図4】従来の蛍光灯点灯回路における点灯開始時の各
部の信号のタイミング図である。
【図5】従来の蛍光灯点灯回路における調光時の各部の
信号のタイミング図である。
【図6】本発明の第1の実施形態による蛍光灯点灯回路
の調光回路の構成を示す回路図である。
【図7】同実施形態の蛍光灯点灯回路に設けられる点灯
・調光信号切り換え回路の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図8】同実施形態の蛍光灯点灯回路の動作を説明する
各部の信号のタイミング図である。
【図9】第2の実施形態による蛍光灯点灯回路の調光回
路の構成を示すブロック回路図である。
【図10】図9中のCPUによる蛍光灯点灯開始時の処
理手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 商用AC電源ライン 2 整流ブリッジ 3 平滑用コンデンサ 4 入力巻線駆動用スイッチング素子 9 制御部(電源制御用CPU) 21 蛍光灯 26 蛍光灯用スイッチング素子 33 蛍光灯駆動用巻線 36 1次巻線 37 複合型トランス 38 本体制御用コントローラ 39 Dフリップフロップ回路 41 調光センサ 43 信号比較部 44 蛍光灯調光コントローラ 44a アップダウンカウンタ 44b A/Dポート 44c CPU 45 光量立ち上がり検知部 46 ORゲート 47 NORゲート 48 ANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA02 BA03 BB01 BC01 DB04 DD04 EB05 EB06 EB10 GA01 GB04 GC04 HA10 HB03 3K098 CC02 CC24 CC25 CC41 DD22 DD37 DD43 EE14 EE17 EE31 FF05 FF20 5H730 AS11 BB21 BB57 BB72 CC01 DD02 DD22 EE02 EE07 EE08 EE23 EE73 EE79 FD01 FD41 FF09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの1次巻線に対して複数の2次巻線
    を有する複合型トランスと、 前記1次巻線に接続された第1のスイッチング素子と、 前記複数の2次巻線の内の1つの2次巻線に接続された
    蛍光灯と、 該蛍光灯に対する前記1つの2次巻線の出力の印加を制
    御するための第2のスイッチング素子と、 前記蛍光灯の光量を検出する光量検出手段とを有し、 前記1次巻線に直流電圧を印加し、周期的な第1のパル
    ス信号により前記第1のスイッチング素子をオン、オフ
    動作させることにより、前記2次巻線に出力を発生さ
    せ、 前記第1のパルス信号より長い周期で生成される第2の
    パルス信号により前記第2のスイッチング素子をオン、
    オフ動作させることにより、前記1つの2次巻線の出力
    を前記蛍光灯に対して断続的に印加して蛍光灯を点灯さ
    せ、 前記光量検出手段の検出結果に基づいて前記第2のパル
    ス信号のパルス幅を変化させて蛍光灯の光量を制御する
    蛍光灯点灯回路において、 前記第2のパルス信号を前記第1のパルス信号に同期さ
    せる信号処理手段と、 前記蛍光灯の点灯開始時に、前記光量検出手段により検
    出される蛍光灯の光量が所定光量に達するまでの期間
    は、前記第2のパルス信号を前記信号処理手段を介して
    前記第2のスイッチング素子に印加させ、前記期間の経
    過後は、前記第2のパルス信号を前記信号処理手段を介
    さずに直接的に前記第2のスイッチング素子に印加させ
    る制御手段とを設けたことを特徴とする蛍光灯点灯回
    路。
  2. 【請求項2】 前記信号処理手段はDフリップフロップ
    回路であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光灯点
    灯回路。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記光量検出手段の検出信号の電圧を前記所定光量に対
    応する基準電圧と比較する比較回路と、 該比較回路の出力信号に応じて、前記第2のパルス信号
    を前記信号処理手段を介して前記第2のスイッチング素
    子に印加させるか、または、前記信号処理手段を介さず
    に直接的に前記第2のスイッチング素子に印加させる論
    理回路とから構成されることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の蛍光灯点灯回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記光量検出手段の検出信号の電圧をA/D変換するA
    /D変換回路と、 該A/D変換回路によりA/D変換された前記検出信号
    の電圧値が前記所定光量に対応する所定の設定値を越え
    ているか否かを判定し、該判定結果を示す信号を出力す
    るCPUと、 該CPUから出力される前記判定結果を示す信号に応じ
    て、前記第2のパルス信号を前記信号処理手段を介して
    前記第2のスイッチング素子に印加させるか、または、
    前記信号処理手段を介さずに直接的に前記第2のスイッ
    チング素子に印加させる論理回路とから構成されること
    を特徴とする請求項1または2に記載の蛍光灯点灯回
    路。
  5. 【請求項5】 前記CPUは、前記A/D変換回路によ
    りA/D変換された前記検出信号の電圧値が所定時間内
    に前記所定の設定値を越えない場合は、前記蛍光灯が不
    点灯状態であると判断し、該不点灯状態に対処するため
    の情報出力を行うことを特徴とする請求項4に記載の蛍
    光灯点灯回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003059688A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Denso Corp 放電灯装置
JP2006179478A (ja) * 2004-12-07 2006-07-06 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置、光感知素子、及びバックライト光源の照度制御装置

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