JP3168126B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3168126B2
JP3168126B2 JP24621094A JP24621094A JP3168126B2 JP 3168126 B2 JP3168126 B2 JP 3168126B2 JP 24621094 A JP24621094 A JP 24621094A JP 24621094 A JP24621094 A JP 24621094A JP 3168126 B2 JP3168126 B2 JP 3168126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
light
lighting
signal
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24621094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08110598A (ja
Inventor
利幸 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP24621094A priority Critical patent/JP3168126B2/ja
Publication of JPH08110598A publication Critical patent/JPH08110598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168126B2 publication Critical patent/JP3168126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光用光源に蛍光灯を
用いた電子写真方式の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の露光用光源には主とし
てハロゲンランプが用いられている。また、蛍光灯は大
きな光量を必要としない低速機において使用されること
が多いが、消費電力の少なさからより高速な機種におい
ても蛍光灯光源への移行が望まれている。
【0003】図9は従来の複写機に搭載される蛍光灯の
駆動及び制御回路を示す図である。同図において、1は
蛍光灯、2は蛍光灯1の点灯電流制限用のインダクタ、
3は蛍光灯1を点灯させるためのインバータトランス、
4はインバータトランス3のドライブ用のスイッチング
トランジスタで、発振回路(OSC)5により駆動され
る。6はスナバコンデンサ、7はダイオードブリッジ、
8は蛍光灯1の点灯,消灯を行う制御トランジスタ、
9,10はバイパスコンデンサ、11,12は蛍光灯1
内のフィラメント、13は整流用ダイオード、14は蛍
光灯1の光量を検出する光量センサ、20は商用交流電
源、21は商用交流電源20から装置本体で使用するD
C低電圧Vddを生成するAC−DCコンバータ、22
は平滑用コンデンサ、23は装置のシステム制御を行う
システムコントローラで、制御トランジスタ8にLOS
信号(Light On Signal) を出力し、またAC−DCコン
バータ21の出力制御を指令するモード信号であるCM
S信号(COPY Mode Signal)及びSMS信号(STBY Mode S
ignal)を出力する。
【0004】次に、上記従来例の動作を図10に示すタ
イミングチャートを用いて説明する。まず電源が投入さ
れると、装置は待機(スタンバイ)状態となる。この
時、AC−DCコンバータ21にはコントローラ23よ
りスタンバイモードの信号(SMS信号)が送られる。
これにより、AC−DCコンバータ21はコピー動作時
の電圧よりも低い電圧出力に制御され、ここでは12V
出力となる。
【0005】一方、蛍光灯1は待機中は当然のことなが
ら消灯状態にあるが、コピー動作を開始する際、よりス
ムーズな点灯開始を行うために若干の予熱電流をフィラ
メント11,12に流しておく必要がある。図9の回路
では、インバータトランス3の入力巻線の一端にAC−
DCコンバータ21の出力電圧が印加されており、もう
一端を30kHzの周波数でオン,オフしてスイッチン
グさせている。これにより、インバータトランス3の出
力には巻線比に応じた高電圧Vhが発生する。この時、
ダイオードブリッジ7は制御トランジスタ8によりショ
ートされているので、インバータトランス3の出力側は
インダクタ2,フィラメント11及びバイパスコンデン
サ9,フィラメント12及びバイパスコンデンサ10に
よる直列回路が接続された状態となる。
【0006】したがって、インバータトランス3の出力
巻線はIは、 I=Vh/jωL となる。これからバイパスコンデンサ9,10により分
流する電流を差引いた値が蛍光灯1のフィラメント1
1,12に流れる予熱電流となる。ここで、この予熱電
流として350mAのフィラメント電流が流れるものと
し、この状態をハーフ予熱状態とする。次に、コピース
タートキーが押されると、コントローラ23からAC−
DCコンバータ21にコピーモードの信号(CMS信
号)が送られ、AC−DCコンバータ21は装置の各ユ
ニットが動作可能な電圧に出力を上昇させる。ここでは
24Vとする。これにより、インバータトランス3の出
力巻線の電圧はほぼ2倍に上昇し、予熱電流も2倍とな
る。この時、本実施例では700mAのフィラメント電
流が流れるものとし、これをフル予熱状態とする。点灯
開始直前のこのフル予熱は蛍光灯1の速やかな点灯開始
のために効果があり、一般に必須のシーケンスである。
【0007】次に、原稿の露光のタイミングの時に制御
トランジスタ8によるダイオードブリッジ7のショート
が停止し、インバータトランス3の出力電圧が蛍光灯1
の両端に印加され、蛍光灯1が点灯を開始する。露光が
終了すると、再びダイオードブリッジ7がショートさ
れ、蛍光灯1が消灯する。そして、装置が複写動作の後
処理を終えて再びスタンバイモードへ移行するまで、予
熱はフル予熱モード状態を継続する。さらに、調光機能
を有する場合は以下のようになる。
【0008】すなわち、蛍光灯1の光量検出手段である
光量センサ14からの出力はコントローラ23に入力さ
れ、逆にコントローラ23からは目標とする光量に対
し、暗い場合は点灯信号が、明るい場合は消灯信号が出
力される。この点灯,消灯の切替えは電子写真装置の露
光用光源として、光量が十分問題のないレベルのちらつ
き程度に抑えられる必要から、ある程度高い周波数で行
われる。例えば点灯,消灯の1周期を1ms程度の周期
で切替える系が考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の蛍光灯点灯装置を有した画像形成装置にあって
は、次のような問題点があった。
【0010】例えば高速機において、露光用光源として
蛍光灯を使用するためには、高い光量とその長寿命化が
必須の条件となるが、蛍光灯の長寿命化をはかる上で、
スムーズな点灯始動は最も重要な要件の一つである。
【0011】しかしながら、従来の点灯方式では、点灯
信号直前のフィラメントフル予熱の後、直ちに光量検出
手段による光量制御ループが、マイクロコンピュータの
ソフトウエアあるいは完全なハードウエアによって常に
構成されるため、蛍光灯の寿命進行あるいは低温等の外
部環境等によって、点灯信号入力後直ちに点灯移行しな
い場合、調光のための点灯,消灯の割合は急速に点灯比
率が増加する方向に動き、フィラメント予熱電流は時間
の結果とともに少なくなり、フィラメント温度は時間と
ともに急速に低下する。そのため、ますます点灯移行し
にくくなるという悪循環を生み、結果的に蛍光灯の寿命
の実効的な短命化を招いていた。
【0012】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、所定時間消灯が続いた状態から蛍光灯
の点灯を開始する際でも、所定期間内に正常な点灯状態
確実に移行させることができ、常に良好な画像形成を
行うことができ、また実質的に蛍光灯の寿命を延ばすこ
とが可能な画像形成装置を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、次のように構成したものである。
【0014】(1)露光用光源に蛍光灯を用いた電子写
真方式の画像形成装置において、前記蛍光灯の光量を検
出する光量検出手段と、前記光量検出手段からの検出信
号に応じた比率で前記蛍光灯の点灯,消灯を切替えるこ
とにより調光を行うとともに、前記蛍光灯の消灯期間に
前記蛍光灯のフィラメント予熱を行う調光手段とを備
え、前記調光手段は、所定時間消灯が続いた状態から
蛍光灯の点灯を開始する際、所定期間は前記光量検出
手段からの信号にかかわらず特定の比率で前記蛍光灯の
点灯,消灯を繰り返し、その消灯期間に前記蛍光灯のフ
ィラメント予熱を行い、その後、前記光量検出手段から
の信号に応じた比率で前記蛍光灯の点灯、消灯を切替え
ることにより調光を行うように構成した。
【0015】(2)上記(1)の画像形成装置におい
て、前記調光手段は、所定時間消灯が続いた状態から前
記蛍光灯の点灯を開始する際、所定期間は前記光量検出
手段からの信号にかかわらず特定の比率で前記蛍光灯の
点灯,消灯を繰り返し、その後、所定比率での前記蛍光
灯の点灯,消灯において前記光量検出手段により所定光
量が検出されたときに、前記光量検出手段からの信号に
応じた比率で前記蛍光灯の点灯,消灯を切替えることに
より調光を行うように構成した。
【0016】(3)上記(2)の画像形成装置におい
て、前記調光手段は、所定時間消灯が続いた状態から
蛍光灯の点灯を開始する際、所定期間は前記光量検出
手段からの信号にかかわらず特定の比率で前記蛍光灯の
点灯,消灯を繰り返し、その後所定の比率での前記蛍
光灯の点灯,消灯において前記光量検出手段により所定
の光量が検出されないときは、前記蛍光灯の異常を表示
させ、画像形成動作を中止させるように構成した。
【0017】
【作用】本発明によれば、所定時間消灯が続いた状態か
ら蛍光灯の点灯を開始する際、所定の期間は光量検出手
段からの信号にかかわらず特定の比率で点灯,消灯を繰
り返し、その消灯期間にフィラメントの予熱を行い、
の後所定の比率から光量検出手段からの信号に応じた
率で蛍光灯の点灯,消灯を切替えるので、フィラメント
温度を適正に保った状態で、蛍光灯の点灯を開始させる
ことができ、これにより、蛍光灯を正常な状態へ確実に
移行させることができ、常に良好な画像形成を行うこと
ができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の回路構成を示す
ブロック図である。図中、1〜14及び20〜22は図
9に示す従来例の同一符号のものと同一であるので重複
する説明は省略するが、図9のシステムコントローラ2
3に相当するシステムコントローラ24は、光量検出手
段である光量センサ14からの検出信号に応じて蛍光灯
1の点灯,消灯を画像に影響の出ない周波数(デューテ
ィ)で切替え、その比率で光量を調整することにより調
光を行う調光手段を構成している。
【0019】また、上記の調光手段は、所定時間消灯が
続いた状態、つまり完全な消灯状態から蛍光灯1の点灯
を開始する際、所定期間は光量センサ14からの信号に
かかわらず特定の比率で点灯,消灯を繰り返し、その後
所定の比率から光量センサ14からの信号に応じた光量
制御状態に移行するようになっている。
【0020】図2は本実施例における点灯時の主要な信
号のタイミングを示す図である。図中、T1は点灯開始
直前のフル予熱状態、T2は50%の固定デューティで
点灯信号,消灯信号を繰り返す状態、T3は光量センサ
14からの信号に基づいて所望の光量が得られるように
点灯,消灯の比率を制御する状態をそれぞれ示す。また
図3は点灯時のより時間スケールの小さい主要な信号の
詳細タイミングを示す図である。図3の(a)はトラン
ジスタ4のベース信号、(b)はトランジスタ4のコレ
クタ電流、(c)はトランジスタ4のコレクタ電圧、
(d)は蛍光灯点灯時の管電流をそれぞれ示す。
【0021】まず、図2の(a)に示す蛍光灯1の点
灯,消灯信号はT1の期間は当然H(高レベル)となっ
ており、蛍光灯1の両端をダイオードブリッジ7,トラ
ンジスタ8によってショートさせている。また、そのT
1の期間、図2の(e)に示すフィラメント電流は連続
的に流れ、フィラメント11,12を十分な温度に熱す
る。
【0022】次に、上記蛍光灯1の点灯,消灯信号は5
0%の固定デューティを所定の時間保持する。この時、
蛍光灯1が比較的新しく、明らかな経時変化を起こす前
は、図2の(c)に示すように、T2の期間に入った直
後からこの点灯期間には直ちに蛍光灯管電流が流れ、点
灯,消灯信号に忠実な追従をみせる。この蛍光灯管電流
が流れている期間のより詳しい内部波形は、図3に示す
とおりである。図3の(a)は発振回路5の出力信号
で、インバータトランス3の駆動トランジスタ4への信
号となる。また蛍光灯管電流は、電流制限用のインダク
タ2により図3の(d)に示すような波形となる。
【0023】ここで、蛍光灯1の経時変化が進むにつれ
て、上述の蛍光灯管電流は図2の(b),(d)に示す
ように点灯,消灯信号が繰り返し入力されるうちによう
やく流れ出すようになる。この時もし、本実施例のよう
に固定デューティで所定期間点灯,消灯信号を繰り返さ
ず、フル予熱後直ちに光量センサ14による調光をスタ
ートさせた場合、例えば調光を100%点灯から開始し
たとすると、点灯信号入力直後速やかに点灯しなければ
フィラメント温度は急速に低下し、さらにますます点灯
しにくくなり、ついには全く点灯しないかあるいはフィ
ラメント温度がかなり下がった時点で突然点灯に移行す
るような結果となる。特に後者の場合、フィラメント近
傍での異常放電、点灯促進物質の枯渇等、フィラメント
11,12の寿命に与える影響は大きく、蛍光灯1とし
て急速な寿命劣化を引起こしてしまう。また、前者にお
いても、蛍光灯1としての機能を失うことになる。また
調光を50%程度からスタートさせたとしても、直ちに
点灯移行しない場合には光量制御によって結局100%
点灯の方向に制御されるため、本質的には上記と同じこ
ととなる。
【0024】しかし、本実施例のように、点灯開始後の
所定期間は点灯,消灯信号を50%の固定とすることに
より、点灯信号開始直後に点灯移行しなくても、図2の
T2の期間は平均的にフル予熱の半分の電力がフィラメ
ント11,12に印加されているので、何回かの点灯信
号で管電流が流れ始めれば、その後は蛍光灯管内が活性
化され、図2の(d)のように通常の点灯,消灯動作に
追従するようになる。
【0025】なお本実施例では、点灯,消灯信号の繰り
返し周期は1KHzの50%としているが、蛍光灯1の
特性によって40%程度がよい場合、60%程度がよい
場合等、個別に最適な比率を設定すればよい。また、固
定デューティとする期間については、本実施例では50
msとしているが、これについても、システム構成とし
て蛍光灯1の調光が安定するまでの要求時間にあわせ、
適正に決定すればよい。
【0026】図4は本実施例の動作の流れを示したもの
である。上述のように、例えば50%の固定デューティ
で点灯し(ステップS1)、50%から調光をスタート
させる(ステップS2)。
【0027】このように、完全な消灯状態から蛍光灯1
の点灯を開始する際、所定の期間は光量センサ14から
の信号にかかわらず特定の比率で点灯,消灯を繰り返
し、その後所定の比率から光量センサ14からの信号に
応じた光量制御状態に移行させるので、経時変化や外部
環境等により蛍光灯1の始動性がある程度劣化している
場合でも、所定期間内に正常な点灯状態に移行させるこ
とができ、常に良好な画像形成を行うことができ、また
実質的に蛍光灯の寿命を延ばすことができる。
【0028】次に、本発明の第2実施例について図5の
フローチャート及び図6のタイミング図を用いて説明す
る。本実施例の構成は図1と同様であるが、コントロー
ラ24は上述の第1実施例における点灯開始の際、固定
デューティの所定期間後に所定の比率において所定の光
量が得られているか否かを確認し、所定の光量が得られ
ていることを確認した時のみ光量センサ14からの信号
に応じた光量制御状態に移行するようにしたもので、所
定の光量が得られない時はエラー処理(点灯失敗処理)
を行い、蛍光灯1の異常を外部に表示させるとともに、
画像形成動作を中止させる。
【0029】フル予熱後、まず50%固定デューティの
点灯,消灯信号でスタートさせるところは(ステップS
11)、前述の第1実施例と同様である。次に本実施例
では、100%の固定デューティに切替える(ステップ
S12)。そこで、光量センサ14からの出力が所定値
に到達しているかを判別する(ステップS13)。これ
は、蛍光灯1が上記50%固定駆動の期間に安定点灯に
移行したかを確認するためのもので、もし所定の光量に
達していない場合は、蛍光灯1の寿命劣化をはじめ、な
んらかの要因で点灯に移行することができなかったこと
を示しており、所定のエラー処理の手続きをとることと
なる(ステップS15)。
【0030】しかし、ステップS13で所定の光量に達
している場合は、蛍光灯1が点灯移行したものとして、
調光に入る(ステップS14)。この時、本実施例では
50%を初期値として調光を開始する。これらの様子を
示すのが図6であり、(a)は蛍光灯1の点灯,消灯信
号、(b)は光量センサ14の出力をそれぞれ示し、ま
たT4の期間は特に本例で特徴的な光量判別の期間であ
る。
【0031】図7は本発明の第3実施例の動作を示すフ
ローチャートである。本実施例の特徴は、固定デューテ
ィの点灯,消灯信号を入力している期間に光量の判別を
行い、所定の光量が得られた場合は、次に目標光量に対
応する目標光量検出手段出力が得られる蛍光灯1の点
灯,消灯信号の比率を演算し、その結果を初期値として
調光を開始することである。
【0032】すなわち、まず蛍光灯1を50%の固定デ
ューティで点灯し(ステップS21)、次に100%の
デューティで点灯する(ステップS22)。そして、こ
の間に光量が所定値に達しているかの判別を行い(ステ
ップS23)、達していなければ前述のエラー処理を行
う(ステップS25)。また、100%駆動で所定光量
に達していれば、調光スタート値を計算し(ステップS
24)、その比率で調光をスタートさせる(ステップS
26)。
【0033】ここで、蛍光灯1を100%の割合で点灯
させた時の光量は、蛍光灯1の劣化、管面温度、連続使
用時間等に影響を受けるが、いずれにしても、100%
の点灯の時の光量と最終的に目標とする光量の差より、
何%程度の割合にすれば目標光量が得られるかは種々の
方法により推定可能である。例えば、図8に示すように
目標光量を256ステップに分割し、それに対する最適
な調光スタート時の点灯,消灯信号デューティを100
%点灯時の光量別に必要数(ここでは4種類)メモリに
テーブルとして持つことなどが考えられる。
【0034】本実施例により、最終的な目標光量が得ら
れるまでの期間は、蛍光灯1の経時変化後、環境温度、
画像制御条件より求められる目標光量設定値の変動によ
らず、ほぼ一定の短い値となるため、点灯開始時の固定
デューティによる点灯,消灯シーケンスをより長い期間
に渡って実施することが可能となり、蛍光灯1の点灯移
行への確率はより大きくなる。したがって、実効的な蛍
光灯1の寿命を大きく延ばすことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定時間消灯が続いた状態から蛍光灯の点灯を開始する
際、所定の期間は光量検出手段からの信号にかかわらず
特定の比率で点灯,消灯を繰り返し、その消灯期間にフ
ィラメントの予熱を行い、その後所定の比率から光量検
出手段からの信号に応じた比率で蛍光灯の点灯,消灯を
切替えるようにしたため、フィラメント温度を適正に保
った状態で、蛍光灯の点灯を開始させることができ、こ
れにより、蛍光灯を正常な点灯状態へ確実に移行させる
ことができ、常に良好な画像形成を行うことができ、ま
た実効的に蛍光灯の寿命を延ばすことが可能になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の回路構成図
【図2】 第1実施例の点灯時のタイミング図
【図3】 第1実施例の点灯時の詳細タイミング図
【図4】 第1実施例の動作を示すフローチャート
【図5】 第2実施例の動作を示すフローチャート
【図6】 第2実施例の点灯時のタイミング図
【図7】 第3実施例の動作を示すフローチャート
【図8】 第3実施例の調光スタート時の信号デューテ
ィを示す説明図
【図9】 従来例の回路構成図
【図10】 従来の点灯時のタイミング図
【符号の説明】
1 蛍光灯 8 制御トランジスタ 14 光量センサ(光量検出手段) 24 システムコントローラ(調光手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05B 41/392 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/54 H05B 41/24 G03G 15/04 G03G 15/043 H05B 41/16 310 H05B 41/392

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用光源に蛍光灯を用いた電子写真方
    式の画像形成装置において、 前記蛍光灯の光量を検出する光量検出手段と、前記 光量検出手段からの検出信号に応じた比率で前記
    光灯の点灯,消灯を切替えることにより調光を行うとと
    もに、前記蛍光灯の消灯期間に前記蛍光灯のフィラメン
    ト予熱を行う調光手段とを備え、 前記調光手段は、所定時間消灯が続いた状態から前記
    光灯の点灯を開始する際、所定期間は前記光量検出手段
    からの信号にかかわらず特定の比率で前記蛍光灯の
    灯,消灯を繰り返し、その消灯期間に前記蛍光灯のフィ
    ラメント予熱を行い、その後、前記光量検出手段からの
    信号に応じた比率で前記蛍光灯の点灯、消灯を切替える
    ことにより調光を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記調光手段は、所定時間消灯が続いた
    状態から前記蛍光灯の点灯を開始する際、所定期間は前
    記光量検出手段からの信号にかかわらず特定の比率で前
    記蛍光灯の点灯,消灯を繰り返し、その後、所定比率で
    の前記蛍光灯の点灯,消灯において前記光量検出手段に
    より所定光量が検出されたときに、前記光量検出手段か
    らの信号に応じた比率で前記蛍光灯の点灯,消灯を切替
    えることにより調光を行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記調光手段は、所定時間消灯が続いた
    状態から前記蛍光灯の点灯を開始する際、所定期間は前
    記光量検出手段からの信号にかかわらず特定の比率で
    記蛍光灯の点灯,消灯を繰り返し、その後所定の比率
    での前記蛍光灯の点灯,消灯において前記光量検出手段
    により所定の光量が検出されないときは、前記蛍光灯の
    異常を表示させ、画像形成動作を中止させることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
JP24621094A 1994-10-12 1994-10-12 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3168126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24621094A JP3168126B2 (ja) 1994-10-12 1994-10-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24621094A JP3168126B2 (ja) 1994-10-12 1994-10-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08110598A JPH08110598A (ja) 1996-04-30
JP3168126B2 true JP3168126B2 (ja) 2001-05-21

Family

ID=17145162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24621094A Expired - Fee Related JP3168126B2 (ja) 1994-10-12 1994-10-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168126B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394282B1 (ko) * 1999-12-03 2003-08-09 주식회사 인라이트 방전등용 전자식 안정기
JP2002334795A (ja) * 2001-03-08 2002-11-22 Photoscience Japan Corp 放電灯及び放電灯装置並びに放電灯システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08110598A (ja) 1996-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0650313B1 (en) Apparatus for operating a fluorescent lamp of an image forming apparatus
US8348437B2 (en) Discharge lamp lighting device and image display device that controls electric power converter output on a historical basis
JP2005510834A (ja) 放電ランプ電極加熱装置
JP3168126B2 (ja) 画像形成装置
JPH076889A (ja) 放電灯点灯装置
JP3262428B2 (ja) 蛍光灯駆動装置
JP3315744B2 (ja) 調光用放電灯点灯装置
JP3302128B2 (ja) 蛍光灯駆動装置
JP3861315B2 (ja) 調光用放電灯点灯装置
JP2003203790A (ja) 放電灯点灯装置
JP2636278B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2000294391A (ja) 蛍光灯の直流点灯装置
JP4117562B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3291020B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPS5848994B2 (ja) ランプ照度制御装置
JP3291853B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3310374B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置
JPH07220881A (ja) 蛍光灯点灯装置および画像形成装置
JPH07130486A (ja) 放電灯点灯装置
JP3012306B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH097783A (ja) 放電灯点灯装置
JP2008077982A (ja) 放電ランプ点灯装置
JPH07220890A (ja) 蛍光灯点灯装置および画像形成装置
JPH03119699A (ja) けい光ランプ点灯装置
JP2001135491A (ja) 蛍光ランプの点灯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080309

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090309

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees